JP7104657B2 - かご状態検出方法、および、かご状態検出装置 - Google Patents

かご状態検出方法、および、かご状態検出装置 Download PDF

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本発明は、油圧式エレベーターの乗りかご内の荷重を、荷重センサを用いずに推定する、かご状態検出方法、および、かご状態検出装置に関する。
一般的な油圧式エレベーターは、乗りかご内に荷重センサが設置されていないため、乗りかご内の荷重検出や乗客有無の判定には、エレベーターが備える他のセンサを用いる必要があった。
例えば、特許文献1の請求項1には、「人の存在を検出可能な人感センサをかご内に備えたエレベータの制御装置であって、少なくとも前記人感センサの検出結果を用いてかご内の人の滞留の有無を検知する滞留検知手段と、かごのドアが戸閉し且つかご呼びが無い状態が戸閉完了から一定時間経過してもなお前記滞留検知手段によりかご内に人が滞留していることが検知される場合に、かご内の照明を消灯させずに点灯を継続させる消灯抑制手段と、を具備することを特徴とするエレベータの制御装置。」との記載があり、乗りかご内の乗客滞留を判定するセンサとして、人感センサを用いる方法が提案されている。
また、特許文献2の段落0010には、「このように、油圧シリンダ6内の作動油圧力を検出する圧力検出器5を設け、乗りかごの所定条件下での圧力検出器の圧力値を判定し、それが所定の条件の範囲内にあるとき診断運転開始指令を与えるようにし、例えば、乗りかご1の所定条件下でのシリンダ6内の作動油圧力を初期値Piとし、また油圧エレベータの診断運転を行なおうとするとき乗りかご1の同じ所定条件下でのシリンダ6内の作動油圧力の測定圧力値Pcとを比較し、その差が許容値としての判定値Px内にあるか否かを判断するようにしたため、診断運転開始に先立って乗りかご1内が無負荷か否かの判定を行なった場合、かご内が無負荷の状態にあるのか、あるいは荷物の置き忘れや人が残っていてかごに負荷がかかっているのかを瞬時に判定することができ、従来のように負荷がかかった状態で診断運転を行なってしまうことがない。」との記載があり、乗りかご内の荷重や乗客有無を検出するセンサとして、圧力検出器を用いている方法が提案されている。
特開2017-124903号公報 特開平10-1271号公報
しかしながら、特許文献1では、同文献の請求項2等に示されるように、乗りかご内の荷重検出には荷重センサが必須であるため、荷重センサを持たない一般的な油圧式エレベーターに、特許文献1の技術を採用することはできなかった。
また、特許文献2は、同文献の図1に示されるように、圧力検出器5と診断装置8の間にエレベーター制御部が介在する構成であるため、診断装置8側でエレベーター制御部の出力信号の意味が分かっている場合に限り、乗りかご内の荷重や乗客有無を検出できるものであった。このため、エレベーター制御部の出力信号の意味が不明である既設のエレベーターを管理対象とする場合には、特許文献2の技術を採用することはできなかった。
本特許は上記不都合を鑑みてなされたもので、その目的は、乗りかごに取り付けた加速度センサの計測結果に基づき、重量センサを用いることなく、かご内の負荷量を正確に検出できる、かご状態検出方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のかご状態検出方法は、乗りかごのかごドアに取り付けた加速度センサの計測値に基づいてかご内荷重を算出する方法であって、前記加速度センサがエレベーター停止中に計測した上下加速度に基づいて、エレベーター停止中の前記乗りかごの上下変位量を算出する変位量算出ステップと、前記上下変位量と停止階情報に基づいて、かご内荷重の変動量を算出するかご内荷重算出ステップと、を有し、前記変位量算出ステップでは、前記加速度センサがエレベーター停止中に計測した左右加速度に基づいて、前記かごドアの扉開状態を検出し、扉開状態にあるときに計測された前記上下加速度に基づいて、エレベーター停止中の前記乗りかごの上下変位量を算出するものとした。
本発明の、かご状態検出方法によれば、乗りかごに取り付けた加速度センサの計測結果に基づき、重量センサを用いることなく、かご内の負荷量を正確に検出することが可能となる。
一実施例のエレベーターの全体構成図。 一実施例のエレベーターのかご内負荷検出システムのブロック図。 予め用意された、かご停止位置-かご上下変位量の関係を示すグラフ。 一実施例のエレベーターのフローチャート。 かごドア変位量とかご上下変位量の時間変化を示すグラフ。
以下、図面を用いて、本発明の一実施例に係る、かご状態検出方法、および、かご状態検出装置を説明する。
図1は、本発明を適用した油圧式エレベーターの全体構成図である。ここに示すように、本実施例の油圧式エレベーターでは、機械室1にパワーユニット2と制御盤3aが設置されている。パワーユニット2は、配管を通じて昇降路4内に設置されているシリンダ5とオイルのやり取りを行いシリンダ5内のオイル量を調整する。シリンダ5は、パワーユニット2とのオイルのやり取りによるシリンダ5内のオイル量増減に伴いプランジャ6を鉛直方向に上下させる。プランジャ6には、先端にプーリー7が取り付けられている。プーリー7にはロープ8が巻き付けられている。ロープ8は、片方の端部がシリンダ5下部にあるスタンド9に固定されており、反対側の端部は乗りかご10に固定されている。乗りかご10は、プランジャ6の上下移動に伴いロープ8を通じて昇降する。また、制御盤3aは、配線により機械室1から昇降路4内にある中間ボックス3bとつながっている。中間ボックス3bは、テールコード11を介して乗りかご10とつながっている。なお、図示するように、以下では、乗りかご10の左右方向をX軸、上下方向をY軸、前後方向をZ軸と定義する。
図1に示すように、乗りかご10のかごドア10aの乗場側には、加速度センサ12が取り付けられている。この加速度センサ12は、かごドア10aの開閉方向の加速度(左右加速度A)と、乗りかご10の昇降方向の加速度(上下加速度A)を検出し、かご状態検出装置13へ送信する。
図1に示すように、乗りかご10には、かご状態検出装置13が載置されている。このかご状態検出装置13は、加速度センサ12の計測値に基づいて変位量や荷重といったかご状態を検出する装置であり、具体的には、CPU等の演算装置、半導体メモリ等の主記憶装置、補助記憶装置、および、通信装置などのハードウェアを備えた計算機である。そして、補助記憶装置に記録されたデータベースを参照しながら、演算装置が主記憶装置にロードされたプログラムを実行することで、後述する各機能を実現するが、以下では、このような計算機分野での周知技術を適宜省略しながら説明する。
かご状態検出装置13は、図2に示すように、変位量算出部13Aと、かご内荷重算出部13Bを有する。変位量算出部13Aは、加速度センサ12の計測値(左右加速度A、上下加速度A)に基づき、エレベーター停止中の、かごドア10aのドア変位量ΔXと、乗りかご10の上下変位量ΔYを算出する。その後、かご内荷重算出部13Bは、変位量算出部13Aが算出した上下変位量ΔYに基づきかご内荷重を算出する。
変位量算出部13Aでは、変位量算出処理13Aaと、変位量記録処理13Abと、変位量送信処理13Acが実行される。変位量算出処理13Aaは、左右加速度Aに基づいてかごドア10aのドア変位量ΔXを算出し、上下加速度Aに基づいて乗りかご10の上下変位量ΔYを算出する処理である。変位量記録処理13Abは、変位量算出処理13Aaで算出した両変位量を記憶装置に記録する処理である。変位量送信処理13Acは、上下変位量ΔYをかご内荷重算出部13Bと検出結果応用部14へ送信し、ドア変位量ΔXを検出結果応用部14へ送信する処理である。
かご内荷重算出部13Bでは、荷重算出処理13Baと、荷重記録処理13Bbと、荷重送信処理13Bcが実行される。荷重算出処理13Baは、変位量算出部13Aから送信された上下変位量ΔYに基づいて、かご内荷重の変動量を算出し、さらに、これをかご内荷重の初期値に累積していくことで、乗りかご10内の現在の荷重を算出する処理である。かご内荷重の変動量の具体的な算出方法は、図3を用いて後述する。荷重記録処理13Bbは、荷重算出処理13Baで算出したかご内荷重を記憶装置に記録する処理である。荷重送信処理13Bcは、かご内荷重を検出結果応用部14へ送信する処理である。
検出結果応用部14は、かご状態検出装置13から送信されたドア変位量ΔX、上下変位量ΔY、および、かご内荷重に基づいて、閉じ込めの発生や無人状態の発生を検知し、閉じ込めの発生時には外部へ通報したり、無人状態の検知時には自動診断運転の開始を指令したりするものである。ここで、閉じ込めとは、地震の影響や整備不良などの要因によって、かごドア10aが開状態にならず、乗客が乗りかご10から退出できない状態である。また、自動診断運転とは、乗りかご10が無人(無負荷)で昇降する際に、異常振動(無負荷昇降時の通常振動とは異なる振動)の有無等を自動で点検する診断運転である。なお、図1では明示していないが、検出結果応用部14は、かご状態検出装置13、制御盤3a、中間ボックス3bの何れかに組み込んだ構成としても良いし、それらから独立した構成としても良い。
この検出結果応用部14では、閉じ込め検知処理14a、発報内容送信処理14b、無人状態検知処理14c、診断指令送信処理14dが実行される。
閉じ込め検知処理14aは、エレベーター停止中にかご状態検出装置13から送信された、ドア変位量ΔX、上下変位量ΔY、および、かご内荷重のデータに基づき、閉じ込め発生を判定する処理である。発報内容送信処理14bは、閉じ込めが検知された場合に、公衆回線15を介して、遠隔管理センター16に閉じ込めの発生を通報する処理である。なお、通報を受けた遠隔管理センター16は、担当営業所17へ連絡し、乗りかご10に閉じ込められた乗客の救出等の対処が行なわれる。
また、無人状態検知処理14cは、エレベーター停止中にかご状態検出装置13から送信された、ドア変位量ΔX、および、かご内荷重のデータに基づき、無人状態の発生を判定する処理である。診断指令送信処理14dは、無人状態が検知された場合に、自動診断運転を開始するよう制御盤3aへ指令を送信する処理である。
以上の構成を備える油圧式エレベーターにおいて、主に、かご状態検出装置13と検出結果応用部14により実現される、本実施例の処理の流れの一例を、図3~図5を用いて説明する。
かご状態検出装置13でかご内荷重を算出するには、前提として、乗りかご10の停止階と、その停止階で負荷を搬入出した際の上下変位量ΔYの関係から、かご内荷重の変動量を算出するための基準が必要である。そのため、かご状態検出装置13の記憶装置には、予め実測した、かご停止階と上下変位量ΔYの関係を、搬入出した負荷量別に格納している。図3は実測データの具体例であり、(a)25%負荷、(b)50%負荷、(c)75%負荷、(d)100%負荷(定格負荷)を搬入出した時に、各階床で実測された上下変位量ΔYをグラフ化したものである。このグラフに示されたデータは、上下変位量ΔYを負荷変動量に換算するためのデータであるため、以下では、変動量換算データと称する。この変動量換算データを参照すれば、例えば、最下階停止中の上下変位量がΔYであれば、50%負荷が搬入出されたと推定できる。同様に、中間階停止中の上下変位量がΔYであれば、75%負荷が搬入出されたと判断でき、最上階停止中の上下変位量がΔYであれば、100%負荷が搬入出されたと判断できる。なお、図3では、4パターンのデータを例示しているが、パターン数が多いほど、比較データが増えて負荷量の推定精度が上がるため、用意するパターン数が多い方が好ましい。
次に、図4を用いて、本実施例のフローチャートを説明する。
まず、ステップS1では、演算装置は、上下変位量ΔYとかご内荷重の初期値として無負荷時のデータが登録されているか確認する。初期値が登録されていない場合には、次のステップS2へは移行せず、保守員などにより初期値が登録されるのを待つ。一方、初期値が登録されている場合はステップS2へ移行する。なお、後述するステップを繰り返すうちに、誤差が蓄積されるため、初期値は所望の期間でリセットすることが望ましい。
ステップS2では、演算装置は、かごドア10aが動作したかを判定する。具体的には、図5(a)の時間t2に示すように、かご状態検出装置13から送信されたドア変位量ΔXが扉開判定値以上の値である場合、かごドア10aが扉開状態と判定する。かごドア10aの開状態が検出された場合S3へ移行する。なお、図5(a)の時間t4から明らかなように、ドア変位量ΔXが扉閉判定値以下の値である場合には扉閉状態と判定し、扉開状態と扉閉状態の何れにも該当しない場合(時間t1~t2、t3~t4)にはかごドア10aが動作中と判定する。
S3では、演算装置は、エレベーター停止中に乗りかご10が上下方向に動いたかを判定する。具体的には、加速度センサ12が計測したエレベーター停止中の上下加速度Aを基に、変位量算出処理13Aaにより上下変位量ΔYを算出する。上下変位量ΔYがほぼゼロであれば乗客や運搬物の出入がなかったと判定できるため、ステップS2に戻る。一方、上下変位量ΔYがある場合は、乗客等の出入があり、乗りかご10への負荷が増減した結果、乗りかご10が上昇あるいは下降したと判定できるため、次のステップS4へ移行する。
ステップS4では、演算装置は、ステップS3で算出した上下変位量ΔYを記録する。
ステップS5では、演算装置は、ステップS4で記録した上下変位量ΔYと現在の停止階を基に、荷重変動量を算出する。図5(b)に示すように、乗りかご10が目的階に着床し、かごドア10aが扉開した後、乗りかご10内の乗客等が乗場に出た場合には、かご内負荷が減少するため、乗りかご10は着床時の位置よりも上昇することとなる。同様に、図5(c)に示すように、乗場の乗客等が乗りかご10内に入った場合には、かご内負荷が増加するため、乗りかご10は着床時の位置よりも下降することとなる。この上昇量または下降量は、増減した負荷量と略比例するため、上下変位量ΔYに基づいて、かご内負荷の変動量を算出することができる。なお、ここでの荷重変動量の算出には、図3を用いて説明した換算方法を用いる。
ステップS6では、演算装置は、ステップS5で算出した荷重変動量を、記憶された荷重累積値に追加し、荷重累積値を更新する。この結果、演算装置は、乗りかご10内の現在の荷重を把握することができる。
ステップS7では、演算装置は、閉じ込めが発生したか判定する。具体的には、かご内に負荷(荷重)が存在する状態で、エレベーターの停止状態(昇降方向の変位量が0かつ、昇降方向の変位量より扉閉状態確認)が一定時間続いた場合、閉じ込め発生と判定し、ステップS8へ移行する。上記以外の場合、ステップS9へ移行する。
ステップS8では、演算装置は、発報内容送信処理14bにより、閉じ込めの発生を公衆回線15を介して遠隔管理センターへ通知する。
ステップS11では、演算装置は、乗りかご10内が無人状態か判定を行う。かご内に負荷(荷重)が掛かっていない状態の場合、ステップS10へ移行する。上記以外の場合、ステップS2へ戻る。
S12では、演算装置は、乗客がいないと判定し、診断指令送処理14dにより、制御盤3aに診断運転開始の指令を送信する。
以上で説明した本実施例のかご状態検出方法によれば、乗りかごに取り付けた加速度センサの計測結果に基づき、重量センサを用いることなく、かご内の負荷量を正確に検出することが可能となる。その結果、重量センサを用いることなく、かご内の閉じ込め検知や無人状態検知による自動診断運転開始が可能となる。
1 機械室
2 パワーユニット
3a 制御盤
3b 中間ボックス
4 昇降路
5 シリンダ
6 プランジャ
7 プーリー
8 ロープ
9 スタンド
10 乗りかご
10a かごドア
11 テールコード
12 加速度センサ
13 かご状態検出装置
13A 変位量算出部
13B かご内荷重算出部
14 検出結果応用部
15 公衆回線
16 遠隔管理センター
17 担当営業所

Claims (5)

  1. 乗りかごのかごドアに取り付けた加速度センサの計測値に基づいてかご内荷重を算出するかご状態検出方法であって、
    前記加速度センサがエレベーター停止中に計測した上下加速度に基づいて、エレベーター停止中の前記乗りかごの上下変位量を算出する変位量算出ステップと、
    前記上下変位量と停止階情報に基づいて、かご内荷重の変動量を算出するかご内荷重算出ステップと、
    を有し、
    前記変位量算出ステップでは、前記加速度センサがエレベーター停止中に計測した左右加速度に基づいて、前記かごドアの扉開状態を検出し、扉開状態にあるときに計測された前記上下加速度に基づいて、エレベーター停止中の前記乗りかごの上下変位量を算出することを特徴とするかご状態検出方法。
  2. 請求項1に記載のかご状態検出方法において、
    前記かご内荷重算出ステップでは、前記乗りかごの停止階と前記上下変位量の関係を搬入出した負荷量別に格納した実測データを用いて、前記上下変位量を前記かご内荷重の変動量に換算することを特徴とするかご状態検出方法。
  3. 請求項1または請求項に記載のかご状態検出方法において、
    さらに、前記かご内荷重の変動量を、記憶された荷重累積値に追加することで、前記乗りかご内の現在荷重を把握する現在荷重把握ステップを有することを特徴とするかご状態検出方法。
  4. 乗りかごのかごドアに取り付けた加速度センサの計測値に基づいてかご内荷重を算出するかご状態検出装置であって、
    前記加速度センサがエレベーター停止中に計測した上下加速度に基づいて、エレベーター停止中の前記乗りかごの上下変位量を算出する変位量算出部と、
    前記上下変位量と停止階情報に基づいて、かご内荷重の変動量を算出するかご内荷重算出部と、
    を具備し、
    前記変位量算出部は、前記加速度センサがエレベーター停止中に計測した左右加速度に基づいて、前記かごドアの扉開状態を検出し、扉開状態にあるときに計測された前記上下加速度に基づいて、エレベーター停止中の前記乗りかごの上下変位量を算出することを特徴とするかご状態検出装置。
  5. 請求項に記載のかご状態検出装置において、
    さらに、前記乗りかごの停止階と前記上下変位量の関係を搬入出した負荷量別に格納した実測データを記録した記憶装置を具備しており、
    前記かご内荷重算出部は、前記実測データを用いて、前記上下変位量を前記かご内荷重の変動量に換算することを特徴とするかご状態検出装置。
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