JP7156044B2 - エレベーター装置 - Google Patents
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この発明に係るエレベーター装置は、エレベーターのかごと、かごとともに主ロープによって吊り下げられたつり合いおもりと、つり合いおもりの下方に配置された緩衝器と、かごを駆動する巻上機と、かごを特定の位置から上昇させる動作制御手段と、動作制御手段がかごを上昇させた後、巻上機のトルク変動に基づいて、つり合いおもりが緩衝器に接触したことを検出する接触検出手段と、動作制御手段がかごを上昇させてから接触検出手段が接触を検出するまでにかごが移動した距離に基づいて、かごが最上階の停止位置に停止している時につり合いおもりと緩衝器との間に形成される距離を算出する第1算出手段と、第1算出手段が算出した距離に基づいて、異常を検出する第1異常検出手段と、第1異常検出手段が異常を検出すると発報する発報手段と、を備える。第1異常検出手段は、第1算出手段が算出した最新の距離が第1算出手段が前回算出した距離より第1基準値以上短い場合に異常を検出し、第1算出手段が算出した最新の距離が第1算出手段が前回算出した距離より第2基準値以上長い場合に異常を検出する。第2基準値は、第1基準値より小さい値である。
図1は、実施の形態1におけるエレベーター装置の例を示す図である。エレベーター装置は、例えばかご1及びつり合いおもり2を備える。かご1は、昇降路3を上下に移動する。つり合いおもり2は、昇降路3を上下に移動する。つり合いおもり2は、かご1とともに主ロープ4によって昇降路3に吊り下げられる。
図7は、実施の形態2におけるエレベーター装置の例を示す図である。緩衝器9が所謂オイルバッファである場合、緩衝器9に動作検出用のスイッチ35が予め設けられていることがある。例えば、緩衝器9のプランジャ9aに、スイッチ35を動作させるためのカム36が設けられる。緩衝器9のシリンダ9bにスイッチ35が設けられる。図7に示す例では、緩衝器9が伸長状態から距離L2だけ縮むと、スイッチ35が動作する。スイッチ35が動作すると、スイッチ35から制御装置7に対して特定の信号が送信される。
Claims (9)
- エレベーターのかごと、
前記かごとともに主ロープによって吊り下げられたつり合いおもりと、
前記つり合いおもりの下方に配置された緩衝器と、
前記かごを駆動する巻上機と、
前記かごを特定の位置から上昇させる動作制御手段と、
前記動作制御手段が前記かごを上昇させた後、前記巻上機のトルク変動に基づいて、前記つり合いおもりが前記緩衝器に接触したことを検出する接触検出手段と、
前記動作制御手段が前記かごを上昇させてから前記接触検出手段が接触を検出するまでに前記かごが移動した距離に基づいて、前記かごが最上階の停止位置に停止している時に前記つり合いおもりと前記緩衝器との間に形成される距離を算出する第1算出手段と、
前記第1算出手段が算出した距離に基づいて、異常を検出する第1異常検出手段と、
前記巻上機のトルク変動に基づいて、前記緩衝器が全圧縮状態になったことを検出する圧縮検出手段と、
前記緩衝器のストローク長を算出する第2算出手段と、
前記第2算出手段が算出したストローク長に基づいて、異常を検出する第2異常検出手段と、
を備え、
前記動作制御手段は、前記接触検出手段が接触を検出した後も前記かごを上昇させ、
前記第2算出手段は、前記接触検出手段が接触を検出してから前記圧縮検出手段が全圧縮状態を検出するまでに前記かごが移動した距離に基づいて、ストローク長を算出するエレベーター装置。 - 離隔検出手段と、
前記緩衝器の復帰異常を検出する第3異常検出手段と、
を更に備え、
前記動作制御手段は、前記圧縮検出手段が全圧縮状態を検出した後に、前記緩衝器が90秒以内に伸長状態になるための特定の速度で前記かごを下降させ、
前記離隔検出手段は、前記動作制御手段が前記かごを下降させた後、前記巻上機のトルク変動に基づいて、前記つり合いおもりが前記緩衝器から離隔したことを検出し、
前記第3異常検出手段は、前記離隔検出手段が離隔を検出した時の前記かごの位置に基づいて、復帰異常を検出する請求項1に記載のエレベーター装置。 - エレベーターのかごと、
前記かごとともに主ロープによって吊り下げられたつり合いおもりと、
前記つり合いおもりの下方に配置された緩衝器と、
前記緩衝器が伸長状態から第1距離だけ縮むと動作するスイッチと、
前記かごを駆動する巻上機と、
前記かごを特定の位置から上昇させる動作制御手段と、
前記動作制御手段が前記かごを上昇させてから前記スイッチが動作するまでに前記かごが移動した距離と前記第1距離とに基づいて、前記かごが最上階の停止位置に停止した時に前記つり合いおもりと前記緩衝器との間に形成される距離を算出する第1算出手段と、
前記第1算出手段が算出した距離に基づいて、異常を検出する第1異常検出手段と、
を備えたエレベーター装置。 - 前記巻上機のトルク変動に基づいて、前記緩衝器が全圧縮状態になったことを検出する圧縮検出手段と、
前記緩衝器のストローク長を算出する第2算出手段と、
前記第2算出手段が算出したストローク長に基づいて、異常を検出する第2異常検出手段と、
を更に備え、
前記動作制御手段は、前記スイッチが動作した後も前記かごを上昇させ、
前記第2算出手段は、前記第1距離と前記スイッチが動作してから前記圧縮検出手段が全圧縮状態を検出するまでに前記かごが移動した距離に基づいて、ストローク長を算出する請求項3に記載のエレベーター装置。 - 前記緩衝器の復帰異常を検出する第3異常検出手段を更に備え、
前記動作制御手段は、前記圧縮検出手段が全圧縮状態を検出した後に前記かごを下降させ、
前記第3異常検出手段は、前記動作制御手段が前記かごを下降させてから前記スイッチが動作しなくなるまでの時間に基づいて、復帰異常を検出する請求項4に記載のエレベーター装置。 - 前記第1異常検出手段が異常を検出すると発報する発報手段を更に備え、
前記第1異常検出手段は、前記第1算出手段が算出した距離が基準範囲から外れた場合に異常を検出する請求項1から請求項5の何れか一項に記載のエレベーター装置。 - 前記第1異常検出手段が異常を検出すると発報する発報手段を更に備え、
前記第1異常検出手段は、
前記第1算出手段が算出した最新の距離が前記第1算出手段が前回算出した距離より第1基準値以上短い場合に異常を検出し、
前記第1算出手段が算出した最新の距離が前記第1算出手段が前回算出した距離より第2基準値以上長い場合に異常を検出し、
前記第2基準値は、前記第1基準値より小さい値である請求項1から請求項5の何れか一項に記載のエレベーター装置。 - 前記かごが最上階の停止位置から上昇した後に動作する安全スイッチを更に備え、
前記動作制御手段は、前記安全スイッチの機能を無効化した後に前記かごを前記特定の位置から上昇させる請求項1から請求項7の何れか一項に記載のエレベーター装置。 - エレベーターのかごと、
前記かごとともに主ロープによって吊り下げられたつり合いおもりと、
前記つり合いおもりの下方に配置された緩衝器と、
前記かごを駆動する巻上機と、
前記かごを特定の位置から上昇させる動作制御手段と、
前記動作制御手段が前記かごを上昇させた後、前記巻上機のトルク変動に基づいて、前記つり合いおもりが前記緩衝器に接触したことを検出する接触検出手段と、
前記動作制御手段が前記かごを上昇させてから前記接触検出手段が接触を検出するまでに前記かごが移動した距離に基づいて、前記かごが最上階の停止位置に停止している時に前記つり合いおもりと前記緩衝器との間に形成される距離を算出する第1算出手段と、
前記第1算出手段が算出した距離に基づいて、異常を検出する第1異常検出手段と、
前記第1異常検出手段が異常を検出すると発報する発報手段と、
を備え、
前記第1異常検出手段は、
前記第1算出手段が算出した最新の距離が前記第1算出手段が前回算出した距離より第1基準値以上短い場合に異常を検出し、
前記第1算出手段が算出した最新の距離が前記第1算出手段が前回算出した距離より第2基準値以上長い場合に異常を検出し、
前記第2基準値は、前記第1基準値より小さい値であるエレベーター装置。
Priority Applications (1)
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JP2019003713A JP7156044B2 (ja) | 2019-01-11 | 2019-01-11 | エレベーター装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019003713A JP7156044B2 (ja) | 2019-01-11 | 2019-01-11 | エレベーター装置 |
Publications (2)
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JP2020111438A JP2020111438A (ja) | 2020-07-27 |
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ID=71666557
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019003713A Active JP7156044B2 (ja) | 2019-01-11 | 2019-01-11 | エレベーター装置 |
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JP (1) | JP7156044B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003082723A1 (en) | 2002-03-29 | 2003-10-09 | Toshiba Elevator Kabushiki Kaisha | Elevator buffer |
JP2007039240A (ja) | 2005-07-05 | 2007-02-15 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | エレベータのカウンタクリアランス測定装置およびその測定方法 |
JP2007210704A (ja) | 2006-02-07 | 2007-08-23 | Hitachi Building Systems Co Ltd | エレベータ緩衝器の試験方法 |
JP2018165194A (ja) | 2017-03-28 | 2018-10-25 | 株式会社日立ビルシステム | エレベーターのカウンターウェイトクリアランス診断装置 |
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WO2003082723A1 (en) | 2002-03-29 | 2003-10-09 | Toshiba Elevator Kabushiki Kaisha | Elevator buffer |
JP2007039240A (ja) | 2005-07-05 | 2007-02-15 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | エレベータのカウンタクリアランス測定装置およびその測定方法 |
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