JP7156044B2 - エレベーター装置 - Google Patents

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この発明は、エレベーター装置に関する。
特許文献1に、エレベーター装置が記載されている。特許文献1に記載されたエレベーター装置では、特定の運転を行うことによって距離Lが測定される。距離Lは、かごが最上階の停止位置に停止している時につり合いおもりと緩衝器との間に形成される距離である。上記測定では、先ず、かごに設けられた測定用のスイッチが押され、かごが下降する。そして、特定の高さに設けられた光電装置からの信号に基づいて、上記距離が算出される。
特開平6-144735号公報
特許文献1に記載されたエレベーター装置では、距離Lを計測するために、専用のスイッチと専用の光電装置とが必要になる。このため、例えば、既設のエレベーター装置に上記機能を追加するためには、専用の機器を新たに設置する必要があり、手間が掛かるといった問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされた。この発明の目的は、専用の機器を新たに設置する必要がなく、かごが最上階の停止位置に停止している時につり合いおもりと緩衝器との間に形成される距離を得ることができるエレベーター装置を提供することである。
この発明に係るエレベーター装置は、エレベーターのかごと、かごとともに主ロープによって吊り下げられたつり合いおもりと、つり合いおもりの下方に配置された緩衝器と、かごを駆動する巻上機と、かごを特定の位置から上昇させる動作制御手段と、動作制御手段がかごを上昇させた後、巻上機のトルク変動に基づいて、つり合いおもりが緩衝器に接触したことを検出する接触検出手段と、動作制御手段がかごを上昇させてから接触検出手段が接触を検出するまでにかごが移動した距離に基づいて、かごが最上階の停止位置に停止している時につり合いおもりと緩衝器との間に形成される距離を算出する第1算出手段と、第1算出手段が算出した距離に基づいて、異常を検出する第1異常検出手段と、巻上機のトルク変動に基づいて、緩衝器が全圧縮状態になったことを検出する圧縮検出手段と、緩衝器のストローク長を算出する第2算出手段と、第2算出手段が算出したストローク長に基づいて、異常を検出する第2異常検出手段と、を備える。動作制御手段は、接触検出手段が接触を検出した後もかごを上昇させる。第2算出手段は、接触検出手段が接触を検出してから圧縮検出手段が全圧縮状態を検出するまでにかごが移動した距離に基づいて、ストローク長を算出する。
この発明に係るエレベーター装置は、エレベーターのかごと、かごとともに主ロープによって吊り下げられたつり合いおもりと、つり合いおもりの下方に配置された緩衝器と、緩衝器が伸長状態から第1距離だけ縮むと動作するスイッチと、かごを駆動する巻上機と、かごを特定の位置から上昇させる動作制御手段と、動作制御手段がかごを上昇させてからスイッチが動作するまでにかごが移動した距離と第1距離とに基づいて、かごが最上階の停止位置に停止した時につり合いおもりと緩衝器との間に形成される距離を算出する第1算出手段と、第1算出手段が算出した距離に基づいて、異常を検出する第1異常検出手段と、を備える。
この発明に係るエレベーター装置は、エレベーターのかごと、かごとともに主ロープによって吊り下げられたつり合いおもりと、つり合いおもりの下方に配置された緩衝器と、かごを駆動する巻上機と、かごを特定の位置から上昇させる動作制御手段と、動作制御手段がかごを上昇させた後、巻上機のトルク変動に基づいて、つり合いおもりが緩衝器に接触したことを検出する接触検出手段と、動作制御手段がかごを上昇させてから接触検出手段が接触を検出するまでにかごが移動した距離に基づいて、かごが最上階の停止位置に停止している時につり合いおもりと緩衝器との間に形成される距離を算出する第1算出手段と、第1算出手段が算出した距離に基づいて、異常を検出する第1異常検出手段と、第1異常検出手段が異常を検出すると発報する発報手段と、を備える。第1異常検出手段は、第1算出手段が算出した最新の距離が第1算出手段が前回算出した距離より第1基準値以上短い場合に異常を検出し、第1算出手段が算出した最新の距離が第1算出手段が前回算出した距離より第2基準値以上長い場合に異常を検出する。第2基準値は、第1基準値より小さい値である。

この発明によれば、専用の機器を新たに設置する必要がなく、かごが最上階の停止位置に停止している時につり合いおもりと緩衝器との間に形成される距離を得ることができる。
実施の形態1におけるエレベーター装置の例を示す図である。 制御装置の機能を説明するための図である。 実施の形態1におけるエレベーター装置の動作例を示すフローチャートである。 異常検出部の機能を説明するための図である。 エレベーター装置の他の動作例を示すフローチャートである。 エレベーター装置の他の動作例を示すフローチャートである。 実施の形態2におけるエレベーター装置の例を示す図である。 制御装置の機能を説明するための図である。 実施の形態2におけるエレベーター装置の動作例を示すフローチャートである。 エレベーター装置の他の動作例を示すフローチャートである。 制御装置のハードウェア資源の例を示す図である。 制御装置のハードウェア資源の他の例を示す図である。
添付の図面を参照し、本発明を説明する。重複する説明は、適宜簡略化或いは省略する。各図において、同一の符号は同一の部分又は相当する部分を示す。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1におけるエレベーター装置の例を示す図である。エレベーター装置は、例えばかご1及びつり合いおもり2を備える。かご1は、昇降路3を上下に移動する。つり合いおもり2は、昇降路3を上下に移動する。つり合いおもり2は、かご1とともに主ロープ4によって昇降路3に吊り下げられる。
主ロープ4は、巻上機5の駆動綱車6に巻き掛けられる。巻上機5は、かご1を駆動する装置の例である。巻上機5は、制御装置7によって制御される。例えば、制御装置7は、駆動綱車6の回転及び停止を制御する。かご1は、駆動綱車6の回転に応じて移動する。
昇降路3のピット3aに、かご1用の緩衝器8とつり合いおもり2用の緩衝器9とが設けられる。緩衝器8は、かご1の下方に配置される。緩衝器9は、つり合いおもり2の下方に配置される。
図1は、かご1が最上階の停止位置に停止している状態を示す。本実施の形態に示す例では、かご1は、昇降路3を上下に移動する。このため、「かご1の位置」は「かご1の高さ」と同義である。以下の説明では、最上階の停止位置のことを位置Pとも表記する。
かご1は、例えばカム1aを備える。昇降路3に、スイッチ10a~10cが設けられる。スイッチ10aは、かご1が特定の位置に配置されるとカム1aによって動作され、信号を送信する。同様に、スイッチ10bは、かご1が特定の位置に配置されるとカム1aによって動作され、信号を送信する。スイッチ10cは、かご1が特定の位置に配置されるとカム1aによって動作され、信号を送信する。スイッチ10aが動作する位置は位置Pより高い位置である。スイッチ10bが動作する位置は、スイッチ10aが動作する位置より高い位置である。スイッチ10cが動作する位置は、スイッチ10bが動作する位置より高い位置である。スイッチ10a~10cは、安全スイッチとして機能する。
かご1が位置Pに停止している時につり合いおもり2と緩衝器9との間に形成される距離は、エレベーター装置の安全上、基準範囲に入っていなければならない。以下においては、上記距離のことを距離L1とも表記する。以下に、距離L1を得るための機能について詳しく説明する。
図2は、制御装置7の機能を説明するための図である。制御装置7は、例えば記憶部20、条件判定部21、動作制御部22、接触検出部23、算出部24、異常検出部25、及び発報部26を備える。以下に、図3も参照し、本エレベーター装置が有する機能について説明する。図3は、実施の形態1におけるエレベーター装置の動作例を示すフローチャートである。
エレベーター装置では、条件判定部21が、開始条件が成立したか否かを判定する(S101)。開始条件は、距離L1を得るための運転を開始する条件である。例えば、予め定められた時間帯になり、且つかご1に人がいないことが検出されると、開始条件は成立する。他の例として、制御装置7が遠隔の監視センターから特定の指令を受信し、且つかご1に人がいないことが検出されると、開始条件は成立する。上記例以外の場合に開始条件が成立しても良い。
開始条件が成立すると、動作制御部22は、かご1を最上階の停止位置に停止させる(S102)。次に、動作制御部22は、安全回路を無効にする(S103)。例えば、動作制御部22は、通常運転が行われている時にスイッチ10aが動作すると、かご1を停止させる。同様に、動作制御部22は、通常運転が行われている時にスイッチ10b或いは10cが動作すると、かご1を停止させる。動作制御部22は、S103において、スイッチ10a~10cの機能を無効化する。
次に、動作制御部22は、かご1を位置Pから上昇させる(S104)。例えば、動作制御部22は、S104においてかご1を第1速度で移動させる。第1速度は、通常運転におけるかご1の速度より遅い速度である。
S104でかご1が上昇を開始すると、かご1は、スイッチ10aの動作位置を通過する。これにより、制御装置7は、スイッチ10aから特定の信号を受信する。かご1は、スイッチ10aの動作位置を通過した後に、スイッチ10bの動作位置を通過する。これにより、制御装置7は、スイッチ10bから特定の信号を受信する。かご1は、スイッチ10bの動作位置を通過した後に、スイッチ10cの動作位置を通過する。これにより、制御装置7は、スイッチ10cから特定の信号を受信する。
S104でかご1が上昇を開始した後、制御装置7において安全スイッチの診断が行われても良い(S105)。例えば、スイッチ10aの動作位置として予め登録された位置をかご1が通過する際に、スイッチ10aから信号を受信したか否かが判定される。スイッチ10b及び10cに対しても同様の判定が行われる。なお、S103において安全回路は無効にされている。このため、例えば、S104でかご1が上昇を開始した後にスイッチ10aから信号を受信しても、かご1は停止しない。同様に、スイッチ10b及び10cから信号を受信しても、かご1は停止しない。かご1は、上昇を継続する。
S104でかご1が定速で上昇を開始した後、接触検出部23は、つり合いおもり2が緩衝器9に接触したか否かを判定する(S106)。かご1が位置Pから上昇すると、つり合いおもり2は下降する。つり合いおもり2は、かご1がスイッチ10cの動作位置を通過した後に緩衝器9に接触する。つり合いおもり2が緩衝器9に接触すると、主ロープ4のかご1側に掛かる負荷とつり合いおもり2側に掛かる負荷とのバランスが崩れる。このため、巻上機5のトルクが大きく変動する。例えば、接触検出部23は、巻上機5のトルク変動に基づいて、つり合いおもり2が緩衝器9に接触したことを検出する(S106のYes)。接触検出部23は、巻上機5のトルク変動として、巻上機5への走行指令に対する電流の変動量を採用しても良い。
S106でYesと判定されると、算出部24は、距離L1を算出する(S107)。算出部24は、動作制御部22がS104でかご1の上昇を開始してから接触検出部23がS106で接触を検出するまでにかご1が移動した距離に基づいて、距離L1を算出する。本実施の形態に示す例では、かご1の上記移動距離がそのまま距離L1になる。他の例として、動作制御部22は、S102においてかご1を位置Pとは異なる位置に停止させても良い。かかる場合、算出部24は、上記停止位置と位置Pとの距離にも基づいて、距離L1を算出する。
異常検出部25は、算出部24がS107で算出した距離L1に基づいて、異常を検出する。例えば、S106でYesと判定されると、異常検出部25は、算出部24が算出した距離L1が基準範囲R1に入っているか否かを判定する(S108)。基準範囲R1は、記憶部20に予め登録される。異常検出部25は、距離L1が基準範囲R1に入っていれば異常を検出しない(S108のYes)。
異常検出部25は、距離L1が基準範囲R1から外れると、異常を検出する(S109)。異常検出部25がS109で異常を検出すると、発報部26は、例えば遠隔の監視センターに発報する(S110)。
本実施の形態に示す例であれば、距離L1を得るために、センサ等の専用の機器を新たに設置する必要がない。また、距離L1を得るために、エレベーターの保守員が昇降路3内に入る必要がない。本実施の形態に示す例は、例えば、伸びが発生し易い主ロープ4の取替え直後に特に有効な手段となり得る。
本実施の形態では、距離L1が基準範囲R1から外れると異常が検出される例について説明した。これは一例である。異常検出部25は、算出部24が算出した距離の差分に基づいて、異常を検出しても良い。異常検出部25は、基準範囲R1と差分との双方に基づいて、異常を検出しても良い。
図4は、異常検出部25の機能を説明するための図である。例えば、異常検出部25は、算出部24が算出した最新の距離L1が前回算出した距離L1´より基準値α以上短い場合に異常を検出する。同様に、異常検出部25は、算出部24が算出した最新の距離L1が前回算出した距離L1´より基準値β以上長い場合に異常を検出する。基準値α及びβは、記憶部20に予め登録される。基準値αは、基準値βと同じ値でも良いし、異なる値でも良い。図4は、基準値βが基準値αより小さい値である例を示す。
図5は、エレベーター装置の他の動作例を示すフローチャートである。図5に示す動作例は、緩衝器9が所謂オイルバッファである場合に好適である。図5に示す各処理は、図3のS106でYesと判定された後に行われる。即ち、図3のS106でYesと判定されると、S107以降に示す処理とS201以降に示す処理とが行われる。エレベーター装置が図5に示す動作を行う場合、制御装置7には、例えば圧縮検出部27、算出部28、及び異常検出部29が更に備えられる。
動作制御部22は、つり合いおもり2が緩衝器9に接触したことを接触検出部23が検出した後もかご1を上昇させる(S201)。例えば、動作制御部22は、かご1を第1速度で上昇させる。
つり合いおもり2が緩衝器9に接触したことを接触検出部23が検出した後、圧縮検出部27は、緩衝器9がそれ以上圧縮できない状態になったか否かを判定する(S202)。以下においては、上記状態のことを全圧縮状態とも表記する。つり合いおもり2が緩衝器9に接触した後もかご1が上昇を継続することにより、緩衝器9は、つり合いおもり2に押されて縮む。その後もかご1が上昇し、緩衝器9が全圧縮状態になると、つり合いおもり2の下降が停止する。これにより、主ロープ4が駆動綱車6の回転に追従しなくなり、巻上機5のトルクが大きく変動する。例えば、圧縮検出部27は、巻上機5のトルク変動に基づいて、緩衝器9が全圧縮状態になったことを検出する(S202のYes)。
S202でYesと判定されると、算出部28は、緩衝器9のストローク長を算出する(S203)。算出部28は、S106で接触検出部23が接触を検出してからS202で圧縮検出部27が全圧縮状態を検出するまでにかご1が移動した距離に基づいて、緩衝器9のストローク長を算出する。
異常検出部29は、算出部28がS203で算出したストローク長に基づいて、異常を検出する。例えば、S202でYesと判定されると、異常検出部29は、算出部28が算出したストローク長が基準範囲R2に入っているか否かを判定する(S204)。基準範囲R2は、記憶部20に予め登録される。異常検出部29は、ストローク長が基準範囲R2に入っていれば異常を検出しない(S204のYes)。異常検出部29は、ストローク長が基準範囲R2から外れると、異常を検出する(S205)。異常検出部29がS205で異常を検出すると、発報部26は、例えば遠隔の監視センターに発報する(S206)。
図6は、エレベーター装置の他の動作例を示すフローチャートである。図6に示す各処理は、図5のS202でYesと判定された後に行われる。即ち、図5のS202でYesと判定されると、S203以降に示す処理とS301以降に示す処理とが行われる。エレベーター装置が図6に示す動作を行う場合、制御装置7には、例えば離隔検出部30、及び異常検出部31が更に備えられる。
動作制御部22は、緩衝器9が全圧縮状態になったことを圧縮検出部27が検出すると、かご1を下降させる(S301)。例えば、動作制御部22は、かご1を第2速度で下降させる。第2速度は、通常運転におけるかご1の速度より遅い速度である。
S301でかご1が定速で下降を開始した後、離隔検出部30は、つり合いおもり2が緩衝器9から離隔したか否かを判定する(S302)。緩衝器9に対して荷重が作用していなければ、全圧縮状態の緩衝器9は、特定の復帰速度で伸長し、それ以上伸長できない状態になる。以下においては、緩衝器9が伸びきった状態のことを伸長状態とも表記する。S301でつり合いおもり2が上記復帰速度より遅い速度で上昇すると、緩衝器9は、つり合いおもり2の荷重が作用したまま伸長する。その後もつり合いおもり2が上昇し、緩衝器9が伸長状態になると、つり合いおもり2が緩衝器9から離れる。このため、巻上機5のトルクが大きく変動する。例えば、離隔検出部30は、巻上機5のトルク変動に基づいて、つり合いおもり2が緩衝器9から離隔したことを検出する(S302のYes)。
なお、緩衝器9に対して荷重が作用していない場合、緩衝器9は、全圧縮状態から90秒以内に伸長状態になることが好適である。このため、第2速度は、全圧縮状態の緩衝器9が90秒以内に伸長状態になるための特定の速度に設定される。
S302でYesと判定されると、異常検出部31は、緩衝器9に復帰異常があるか否かを判定する(S303)。例えば、異常検出部31は、つり合いおもり2が緩衝器9から離隔したことを離隔検出部30が検出した時のかご1の位置に基づいて、復帰異常を検出する(S303のYes)。S303で異常が検出されなければ、動作制御部22は、かご1を位置Pで停止させた後に安全回路を復帰させる(S305)。これにより、例えば、スイッチ10a~10cの機能が有効になる。動作制御部22は、安全回路を復帰させた後に試運転を実施し、その試運転で異常が検出されない場合に通常運転に復帰させても良い。
一方、S303で異常が検出されると、発報部26は、例えば遠隔の監視センターに発報する(S304)。また、動作制御部22は、例えば、かご1を位置Pで停止させた後にエレベーターを休止させる。
実施の形態2.
図7は、実施の形態2におけるエレベーター装置の例を示す図である。緩衝器9が所謂オイルバッファである場合、緩衝器9に動作検出用のスイッチ35が予め設けられていることがある。例えば、緩衝器9のプランジャ9aに、スイッチ35を動作させるためのカム36が設けられる。緩衝器9のシリンダ9bにスイッチ35が設けられる。図7に示す例では、緩衝器9が伸長状態から距離L2だけ縮むと、スイッチ35が動作する。スイッチ35が動作すると、スイッチ35から制御装置7に対して特定の信号が送信される。
図8は、制御装置7の機能を説明するための図である。図8に示す例では、制御装置7は、図2に示す例と比較して動作検出部32を更に備える。制御装置7は、接触検出部23を備えていなくても良い。制御装置7は、例えば記憶部20、条件判定部21、動作制御部22、動作検出部32、算出部24、異常検出部25、及び発報部26を備える。以下に、図9も参照し、本エレベーター装置が有する機能について説明する。図9は、実施の形態2におけるエレベーター装置の動作例を示すフローチャートである。
図9のS401からS405に示す処理は、図3のS101からS105に示す処理と同様である。S404でかご1が定速で上昇を開始した後、動作検出部32は、スイッチ35が動作したか否かを判定する(S406)。かご1が位置Pから上昇すると、つり合いおもり2は下降する。つり合いおもり2は、かご1がスイッチ10cの動作位置を通過した後に緩衝器9に接触する。また、つり合いおもり2が緩衝器9に接触した後につり合いおもり2が更に距離L2だけ下降すると、スイッチ35が動作する。上述したように、スイッチ35が動作すると、スイッチ35から制御装置7に対して特定の信号が送信される。動作検出部32は、例えば、スイッチ35から上記信号を受信することにより、スイッチ35が動作したことを検出する(S406のYes)。
図9のS407からS410に示す処理は、図3のS107からS110に示す処理と同様である。例えば、S406でYesと判定されると、算出部24は、距離L1を算出する(S407)。S407において、算出部24は、動作制御部22がS404でかご1の上昇を開始してからスイッチ35が動作するまでにかご1が移動した距離と上記距離L2とに基づいて、距離L1を算出する。本実施の形態に示す例では、S404でかご1の上昇が開始されてからスイッチ35が動作するまでにかご1が移動した距離から距離L2を減算することにより、距離L1を得ることができる。なお、本実施の形態に示す例においても、動作制御部22は、S402においてかご1を位置Pとは異なる位置に停止させても良い。
異常検出部25は、算出部24がS407で算出した距離L1に基づいて、異常を検出する。例えば、S406でYesと判定されると、異常検出部25は、算出部24が算出した距離L1が基準範囲R1に入っているか否かを判定する(S408)。異常検出部25は、距離L1が基準範囲R1に入っていれば異常を検出しない(S408のYes)。
異常検出部25は、距離L1が基準範囲R1から外れると、異常を検出する(S409)。異常検出部25がS409で異常を検出すると、発報部26は、例えば遠隔の監視センターに発報する(S410)。
本実施の形態に示す例であれば、距離L1を得るために、センサ等の専用の機器を新たに設置する必要がない。また、距離L1を得るために、エレベーターの保守員が昇降路3内に入る必要がない。本実施の形態に示す例は、例えば、伸びが発生し易い主ロープ4の取替え直後に特に有効な手段となり得る。
本実施の形態では、距離L1が基準範囲R1から外れると異常が検出される例について説明した。これは一例である。実施の形態1で示す例と同様に、異常検出部25は、算出部24が算出した距離の差分に基づいて、異常を検出しても良い。異常検出部25は、基準範囲R1と差分との双方に基づいて、異常を検出しても良い。
本実施の形態に示す例においても、エレベーター装置は図5に示す動作を行っても良い。かかる場合、図5に示す各処理は、図9のS406でYesと判定された後に行われる。例えば、動作制御部22は、スイッチ35が動作したことを動作検出部32が検出した後もかご1を上昇させる(S201)。スイッチ35が動作したことを動作検出部32が検出した後、圧縮検出部27は、緩衝器9が全圧縮状態になったか否かを判定する(S202)。例えば、圧縮検出部27は、巻上機5のトルク変動に基づいて、緩衝器9が全圧縮状態になったことを検出する(S202のYes)。
S202でYesと判定されると、算出部28は、緩衝器9のストローク長を算出する(S203)。本実施の形態に示す例では、算出部28は、上記距離L2とS406でスイッチ35が動作してからS202で圧縮検出部27が全圧縮状態を検出するまでにかご1が移動した距離に基づいて、緩衝器9のストローク長を算出する。
なお、S204からS206に示す各処理の説明については、省略する。
図10は、エレベーター装置の他の動作例を示すフローチャートである。図10に示す各処理は、図5のS202でYesと判定された後に行われる。即ち、図5のS202でYesと判定されると、S203以降に示す処理とS501以降に示す処理とが行われる。エレベーター装置が図10に示す動作を行う場合、制御装置7には、例えば離隔検出部30、及び異常検出部31が更に備えられる。
図10のS501に示す処理は、図6のS301に示す処理と同様である。例えば、動作制御部22は、緩衝器9が全圧縮状態になったことを圧縮検出部27が検出すると、かご1を第3速度で下降させる(S501)。例えば、第3速度は第2速度より速い速度に設定される。
S501でかご1が定速で下降を開始した後、動作検出部32は、スイッチ35が動作しなくなったか否かを判定する(S502)。例えば、動作検出部32は、スイッチ35から信号を受信しなくなることにより、スイッチ35が動作しなくなったことを検出する(S502のYes)。
S502でYesと判定されると、異常検出部31は、緩衝器9に復帰異常があるか否かを判定する(S503)。例えば、異常検出部31は、動作制御部22がS501でかご1の下降を開始してからスイッチ35が動作しなくなるまでの時間に基づいて、復帰異常を検出する(S503のYes)。
図10のS504及びS505に示す各処理は、図6のS304及びS305に示す各処理と同様である。このため、それらの詳細な説明は省略する。
実施の形態1及び2では、距離Lを得るための機能及び手順について説明した。同様の機能及び手順により、かご1が最下階の停止位置に停止している時にかご1と緩衝器8との間に形成される距離を得ても良い。
実施の形態1及び2において、符号20~32に示す各部は、制御装置7が有する機能を示す。図11は、制御装置7のハードウェア資源の例を示す図である。制御装置7は、ハードウェア資源として、例えばプロセッサ41とメモリ42とを含む処理回路40を備える。記憶部20が有する機能はメモリ42によって実現される。制御装置7は、メモリ42に記憶されたプログラムをプロセッサ41によって実行することにより、符号21~32に示す各部の機能を実現する。
図12は、制御装置7のハードウェア資源の他の例を示す図である。図12に示す例では、制御装置7は、例えばプロセッサ41、メモリ42、及び専用ハードウェア43を含む処理回路40を備える。図12は、制御装置7が有する機能の一部を専用ハードウェア43によって実現する例を示す。制御装置7が有する機能の全部を専用ハードウェア43によって実現しても良い。専用ハードウェア43として、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、又はこれらの組み合わせを採用できる。
1 かご、 1a カム、 2 つり合いおもり、 3 昇降路、 3a ピット、 4 主ロープ、 5 巻上機、 6 駆動綱車、 7 制御装置、 8 緩衝器、 9 緩衝器、 9a プランジャ、 9b シリンダ、 10a~10c スイッチ、 20 記憶部、 21 条件判定部、 22 動作制御部、 23 接触検出部、 24 算出部、 25 異常検出部、 26 発報部、 27 圧縮検出部、 28 算出部、 29 異常検出部、 30 離隔検出部、 31 異常検出部、 32 動作検出部、 35 スイッチ、 36 カム、 40 処理回路、 41 プロセッサ、 42 メモリ、 43 専用ハードウェア

Claims (9)

  1. エレベーターのかごと、
    前記かごとともに主ロープによって吊り下げられたつり合いおもりと、
    前記つり合いおもりの下方に配置された緩衝器と、
    前記かごを駆動する巻上機と、
    前記かごを特定の位置から上昇させる動作制御手段と、
    前記動作制御手段が前記かごを上昇させた後、前記巻上機のトルク変動に基づいて、前記つり合いおもりが前記緩衝器に接触したことを検出する接触検出手段と、
    前記動作制御手段が前記かごを上昇させてから前記接触検出手段が接触を検出するまでに前記かごが移動した距離に基づいて、前記かごが最上階の停止位置に停止している時に前記つり合いおもりと前記緩衝器との間に形成される距離を算出する第1算出手段と、
    前記第1算出手段が算出した距離に基づいて、異常を検出する第1異常検出手段と、
    前記巻上機のトルク変動に基づいて、前記緩衝器が全圧縮状態になったことを検出する圧縮検出手段と、
    前記緩衝器のストローク長を算出する第2算出手段と、
    前記第2算出手段が算出したストローク長に基づいて、異常を検出する第2異常検出手段と、
    を備え
    前記動作制御手段は、前記接触検出手段が接触を検出した後も前記かごを上昇させ、
    前記第2算出手段は、前記接触検出手段が接触を検出してから前記圧縮検出手段が全圧縮状態を検出するまでに前記かごが移動した距離に基づいて、ストローク長を算出するエレベーター装置。
  2. 離隔検出手段と、
    前記緩衝器の復帰異常を検出する第3異常検出手段と、
    を更に備え、
    前記動作制御手段は、前記圧縮検出手段が全圧縮状態を検出した後に、前記緩衝器が90秒以内に伸長状態になるための特定の速度で前記かごを下降させ、
    前記離隔検出手段は、前記動作制御手段が前記かごを下降させた後、前記巻上機のトルク変動に基づいて、前記つり合いおもりが前記緩衝器から離隔したことを検出し、
    前記第3異常検出手段は、前記離隔検出手段が離隔を検出した時の前記かごの位置に基づいて、復帰異常を検出する請求項に記載のエレベーター装置。
  3. エレベーターのかごと、
    前記かごとともに主ロープによって吊り下げられたつり合いおもりと、
    前記つり合いおもりの下方に配置された緩衝器と、
    前記緩衝器が伸長状態から第1距離だけ縮むと動作するスイッチと、
    前記かごを駆動する巻上機と、
    前記かごを特定の位置から上昇させる動作制御手段と、
    前記動作制御手段が前記かごを上昇させてから前記スイッチが動作するまでに前記かごが移動した距離と前記第1距離とに基づいて、前記かごが最上階の停止位置に停止した時に前記つり合いおもりと前記緩衝器との間に形成される距離を算出する第1算出手段と、
    前記第1算出手段が算出した距離に基づいて、異常を検出する第1異常検出手段と、
    を備えたエレベーター装置。
  4. 前記巻上機のトルク変動に基づいて、前記緩衝器が全圧縮状態になったことを検出する圧縮検出手段と、
    前記緩衝器のストローク長を算出する第2算出手段と、
    前記第2算出手段が算出したストローク長に基づいて、異常を検出する第2異常検出手段と、
    を更に備え、
    前記動作制御手段は、前記スイッチが動作した後も前記かごを上昇させ、
    前記第2算出手段は、前記第1距離と前記スイッチが動作してから前記圧縮検出手段が全圧縮状態を検出するまでに前記かごが移動した距離に基づいて、ストローク長を算出する請求項に記載のエレベーター装置。
  5. 前記緩衝器の復帰異常を検出する第3異常検出手段を更に備え、
    前記動作制御手段は、前記圧縮検出手段が全圧縮状態を検出した後に前記かごを下降させ、
    前記第3異常検出手段は、前記動作制御手段が前記かごを下降させてから前記スイッチが動作しなくなるまでの時間に基づいて、復帰異常を検出する請求項に記載のエレベーター装置。
  6. 前記第1異常検出手段が異常を検出すると発報する発報手段を更に備え、
    前記第1異常検出手段は、前記第1算出手段が算出した距離が基準範囲から外れた場合に異常を検出する請求項1から請求項の何れか一項に記載のエレベーター装置。
  7. 前記第1異常検出手段が異常を検出すると発報する発報手段を更に備え、
    前記第1異常検出手段は、
    前記第1算出手段が算出した最新の距離が前記第1算出手段が前回算出した距離より第1基準値以上短い場合に異常を検出し、
    前記第1算出手段が算出した最新の距離が前記第1算出手段が前回算出した距離より第2基準値以上長い場合に異常を検出し、
    前記第2基準値は、前記第1基準値より小さい値である請求項1から請求項の何れか一項に記載のエレベーター装置。
  8. 前記かごが最上階の停止位置から上昇した後に動作する安全スイッチを更に備え、
    前記動作制御手段は、前記安全スイッチの機能を無効化した後に前記かごを前記特定の位置から上昇させる請求項1から請求項の何れか一項に記載のエレベーター装置。
  9. エレベーターのかごと、
    前記かごとともに主ロープによって吊り下げられたつり合いおもりと、
    前記つり合いおもりの下方に配置された緩衝器と、
    前記かごを駆動する巻上機と、
    前記かごを特定の位置から上昇させる動作制御手段と、
    前記動作制御手段が前記かごを上昇させた後、前記巻上機のトルク変動に基づいて、前記つり合いおもりが前記緩衝器に接触したことを検出する接触検出手段と、
    前記動作制御手段が前記かごを上昇させてから前記接触検出手段が接触を検出するまでに前記かごが移動した距離に基づいて、前記かごが最上階の停止位置に停止している時に前記つり合いおもりと前記緩衝器との間に形成される距離を算出する第1算出手段と、
    前記第1算出手段が算出した距離に基づいて、異常を検出する第1異常検出手段と、
    前記第1異常検出手段が異常を検出すると発報する発報手段と、
    を備え
    前記第1異常検出手段は、
    前記第1算出手段が算出した最新の距離が前記第1算出手段が前回算出した距離より第1基準値以上短い場合に異常を検出し、
    前記第1算出手段が算出した最新の距離が前記第1算出手段が前回算出した距離より第2基準値以上長い場合に異常を検出し、
    前記第2基準値は、前記第1基準値より小さい値であるエレベーター装置。
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