JPH05204566A - ネットワークプリント制御システム - Google Patents
ネットワークプリント制御システムInfo
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- JPH05204566A JPH05204566A JP4038356A JP3835692A JPH05204566A JP H05204566 A JPH05204566 A JP H05204566A JP 4038356 A JP4038356 A JP 4038356A JP 3835692 A JP3835692 A JP 3835692A JP H05204566 A JPH05204566 A JP H05204566A
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- JP
- Japan
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- file
- printer
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 通信プロトコルおよびファイルの表現形式の
異なるデータ処理装置とプリンタの間での情報の通信を
より安価に行うことができるようにすること。 【構成】 異なるプロトコルを持つデータ処理装置1と
プリンタ2,3とが伝送媒体上5に接続されたネットワ
ークシステムにおいて、第1のページ記述言語(PDL
1)でフォーマットされたファイルを送信するデータ処
理装置1と、第2のページ記述言語(PDL2)を有す
るプリンタ2,3と、第1のページ記述言語でフォーマ
ットされたファイルを第2のページ記述言語にフォーマ
ット変換する変換手段41を有するゲートウェイ4とを
備えた。
異なるデータ処理装置とプリンタの間での情報の通信を
より安価に行うことができるようにすること。 【構成】 異なるプロトコルを持つデータ処理装置1と
プリンタ2,3とが伝送媒体上5に接続されたネットワ
ークシステムにおいて、第1のページ記述言語(PDL
1)でフォーマットされたファイルを送信するデータ処
理装置1と、第2のページ記述言語(PDL2)を有す
るプリンタ2,3と、第1のページ記述言語でフォーマ
ットされたファイルを第2のページ記述言語にフォーマ
ット変換する変換手段41を有するゲートウェイ4とを
備えた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】異なるプロトコルを持つデータ処
理装置とプリンタとが伝送媒体上に接続されたネットワ
ークプリント制御システムに関する。
理装置とプリンタとが伝送媒体上に接続されたネットワ
ークプリント制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ホストコンピュータ上にあるファ
イルを同一のネットワークに接続している他の通信プロ
トコルを有するプリンタに出力するためには、ホストコ
ンピュータ上のファイルをそのホストコンピュータ上で
プリンタが解釈できるフォーマットに変換し、ホストコ
ンピュータが有する通信プロトコルで転送していた。そ
の通信プロトコルはプリンタの有する通信プロトコルと
は異なるため、プロトコル変換を行う機能をもつゲート
ウェイ装置がネットワークに設けられて、このゲートウ
ェイ装置を介してホストコンピュータからのファイルを
プリンタへ転送していた(例えば、特開平3−7592
1号公報、特開平3−75949号公報参照)。
イルを同一のネットワークに接続している他の通信プロ
トコルを有するプリンタに出力するためには、ホストコ
ンピュータ上のファイルをそのホストコンピュータ上で
プリンタが解釈できるフォーマットに変換し、ホストコ
ンピュータが有する通信プロトコルで転送していた。そ
の通信プロトコルはプリンタの有する通信プロトコルと
は異なるため、プロトコル変換を行う機能をもつゲート
ウェイ装置がネットワークに設けられて、このゲートウ
ェイ装置を介してホストコンピュータからのファイルを
プリンタへ転送していた(例えば、特開平3−7592
1号公報、特開平3−75949号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ホストコンピュータで
はファイルが第1のページ記述言語の形式(PDL1形
式)でフォーマットされており、他方、ネットワークに
接続されたプリンタがそれとは異なる第2のページ記述
言語形式(PDL2形式)を解読できるようになってい
る場合に、ホストコンピュータからファイルを前記プリ
ンタによりプリントしようとするときは、従来は、前述
のようにホストコンピュータ上で第1のページ記述言語
の形式(PDL1形式)でフォーマットされたファイル
を第2のページ記述言語形式(PDL2形式)にフォー
マット変換する必要があった。しかしながら、そのよう
にフォーマット変換をそれぞれホストコンピュータ上で
行うと、ホストコンピュータはCPUサイクル単価が高
いので、フォーマット変換を行うためのコストが高くな
るという問題があった。また、ネットワークにファイル
の表現形式の異なる数種のプリンタが接続され、いずれ
のプリンタをも使用できるようにするためには、従来は
各ホストのデータ処理装置はそれぞれの表現形式でファ
イルをフォーマットし、あるいはフォーマットの変換を
行うための機能を設ける必要があり、ネットワークの総
合的なコストの上昇を招くという問題があった。
はファイルが第1のページ記述言語の形式(PDL1形
式)でフォーマットされており、他方、ネットワークに
接続されたプリンタがそれとは異なる第2のページ記述
言語形式(PDL2形式)を解読できるようになってい
る場合に、ホストコンピュータからファイルを前記プリ
ンタによりプリントしようとするときは、従来は、前述
のようにホストコンピュータ上で第1のページ記述言語
の形式(PDL1形式)でフォーマットされたファイル
を第2のページ記述言語形式(PDL2形式)にフォー
マット変換する必要があった。しかしながら、そのよう
にフォーマット変換をそれぞれホストコンピュータ上で
行うと、ホストコンピュータはCPUサイクル単価が高
いので、フォーマット変換を行うためのコストが高くな
るという問題があった。また、ネットワークにファイル
の表現形式の異なる数種のプリンタが接続され、いずれ
のプリンタをも使用できるようにするためには、従来は
各ホストのデータ処理装置はそれぞれの表現形式でファ
イルをフォーマットし、あるいはフォーマットの変換を
行うための機能を設ける必要があり、ネットワークの総
合的なコストの上昇を招くという問題があった。
【0004】本発明は、ネットワークプリント制御シス
テムにおいて、通信プロトコルおよびファイルの表現形
式の異なるデータ処理装置とプリンタの間での情報の通
信をより安価に行うことができるようにすることを課題
とするものである。
テムにおいて、通信プロトコルおよびファイルの表現形
式の異なるデータ処理装置とプリンタの間での情報の通
信をより安価に行うことができるようにすることを課題
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記フォーマ
ット変換をゲートウェイ上で行うことにより、上記課題
を解決するものである。すなわち、本発明は、図1に示
すように異なるプロトコルを持つデータ処理装置1とプ
リンタ2,3とが伝送媒体上5に接続されたネットワー
クプリント制御システムにおいて、第1のページ記述言
語形式(PDL1形式)でフォーマットされたファイル
を送信するデータ処理装置1と、第2のページ記述言語
(PDL2)を有するプリンタ2,3と、第1のページ
記述言語形式でフォーマットされたファイルを第2のペ
ージ記述言語形式に変換する変換手段41を有するゲー
トウェイ4とを備えたことを特徴とする。
ット変換をゲートウェイ上で行うことにより、上記課題
を解決するものである。すなわち、本発明は、図1に示
すように異なるプロトコルを持つデータ処理装置1とプ
リンタ2,3とが伝送媒体上5に接続されたネットワー
クプリント制御システムにおいて、第1のページ記述言
語形式(PDL1形式)でフォーマットされたファイル
を送信するデータ処理装置1と、第2のページ記述言語
(PDL2)を有するプリンタ2,3と、第1のページ
記述言語形式でフォーマットされたファイルを第2のペ
ージ記述言語形式に変換する変換手段41を有するゲー
トウェイ4とを備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】ゲートウェイ4からデータ処理装置1へ第1の
通信プロトコルにより、送信すべきファイルの有無の問
合せを行う。データ処理装置1がプリントすべき送信フ
ァイルを有するとき、PDL1形式のファイルを第1の
通信プロトコルにより送出する。ゲートウェイ4はそれ
を受信すると、PDL1形式のファイルをフォーマット
変換手段41により、PDL2形式にフォーマット変換
する。図2は、受信したファイルのページ記述言語形式
(この場合は、PDL1形式)をPDL2形式にして送
出する変換手段41の動作の一例を示すもので、まず、
ファイルがPDL1フォーマットされているか否かを判
定する(ステップ21)。PDL1フォーマットされて
いれば、フォーマット変換手段41はPDL1形式をP
DL2形式にフォーマット変換し(ステップ22)、第
2の通信プロトコルによりプリンタ1または2へ送出す
る(ステップ25)。PDL1フォーマットされていな
ければ、PDL2形式にフォーマットされているか否か
を調べ(ステップ23)、PDL2形式にフォーマット
済であれば第2の通信プロトコルによりプリンタ1また
は2へ送出する(ステップ25)。ステップ23におい
てPDL2形式にフォーマット済でないと判定されたと
きはPDL2形式にフォーマットし(ステップ24)、
第2の通信プロトコルによりプリンタ1または2へ送出
する(ステップ25)。このように、本発明によれば、
フォーマット変換をCPU単価の高いデータ処理装置
(ホスト)側で行わず、ゲートウェイ上て行うようにし
たことにより、より安価なCPUサイクルでのフォーマ
ット変換を可能にし、総合的なコストの低減を得ること
ができる。
通信プロトコルにより、送信すべきファイルの有無の問
合せを行う。データ処理装置1がプリントすべき送信フ
ァイルを有するとき、PDL1形式のファイルを第1の
通信プロトコルにより送出する。ゲートウェイ4はそれ
を受信すると、PDL1形式のファイルをフォーマット
変換手段41により、PDL2形式にフォーマット変換
する。図2は、受信したファイルのページ記述言語形式
(この場合は、PDL1形式)をPDL2形式にして送
出する変換手段41の動作の一例を示すもので、まず、
ファイルがPDL1フォーマットされているか否かを判
定する(ステップ21)。PDL1フォーマットされて
いれば、フォーマット変換手段41はPDL1形式をP
DL2形式にフォーマット変換し(ステップ22)、第
2の通信プロトコルによりプリンタ1または2へ送出す
る(ステップ25)。PDL1フォーマットされていな
ければ、PDL2形式にフォーマットされているか否か
を調べ(ステップ23)、PDL2形式にフォーマット
済であれば第2の通信プロトコルによりプリンタ1また
は2へ送出する(ステップ25)。ステップ23におい
てPDL2形式にフォーマット済でないと判定されたと
きはPDL2形式にフォーマットし(ステップ24)、
第2の通信プロトコルによりプリンタ1または2へ送出
する(ステップ25)。このように、本発明によれば、
フォーマット変換をCPU単価の高いデータ処理装置
(ホスト)側で行わず、ゲートウェイ上て行うようにし
たことにより、より安価なCPUサイクルでのフォーマ
ット変換を可能にし、総合的なコストの低減を得ること
ができる。
【0007】
【実施例】図3は、本発明の一実施例の構成を示す図で
あり、図1における第1の通信プロトコルとしてFTP
(File Transfer Protocol)/
TCP(Transmission Protoco
l)/IP(Internet Protocol)を
用い、第2の通信プロトコルとしてXNS(Xerox
Network System)/XNS Prin
tingを用い、PDL1としてポストスクリプト、P
DL2としてインタプレスを用いた例である。
あり、図1における第1の通信プロトコルとしてFTP
(File Transfer Protocol)/
TCP(Transmission Protoco
l)/IP(Internet Protocol)を
用い、第2の通信プロトコルとしてXNS(Xerox
Network System)/XNS Prin
tingを用い、PDL1としてポストスクリプト、P
DL2としてインタプレスを用いた例である。
【0008】このネットワークは、ホストコンピュータ
31、第1のプリンタ32、第2のプリンタ33、ゲー
トウェイ34等が伝送媒体35により接続されてなるも
のである。ホストコンピュータ31は、通信プロトコル
FTP/TCP/IPを有し、ファイルをページ記述言
語の一つであるポストスクリプトでフォーマットする機
能を備えている。第1のプリンタ32は、他のページ記
述言語の一つであるインタプレスフォーマットされたフ
ァイルを解読し、印刷する機能を有し、通信プロトコル
はXNS/XNS Printingである。第2のプ
リンタ33は、ページ記述言語を解読する機能を有して
おらず、ビットマップ展開されたファイルの印刷を行う
ことができるものである。
31、第1のプリンタ32、第2のプリンタ33、ゲー
トウェイ34等が伝送媒体35により接続されてなるも
のである。ホストコンピュータ31は、通信プロトコル
FTP/TCP/IPを有し、ファイルをページ記述言
語の一つであるポストスクリプトでフォーマットする機
能を備えている。第1のプリンタ32は、他のページ記
述言語の一つであるインタプレスフォーマットされたフ
ァイルを解読し、印刷する機能を有し、通信プロトコル
はXNS/XNS Printingである。第2のプ
リンタ33は、ページ記述言語を解読する機能を有して
おらず、ビットマップ展開されたファイルの印刷を行う
ことができるものである。
【0009】ゲートウェイ34は、データ送受信部34
1を有し、プロトコル変換の機能を有する。通信プロト
コルFTP/TCP/IPでホストコンピュータ31と
通信し、ホストコンピュータ31からのプリント要求の
ファイルを受け取り、スプール342に一時的に蓄え、
適当な時期に通信プロトコルXNS/XNS Prin
tingによりプリンタへ転送することができる。さら
に、ゲートウェイ34は、上述の通常のゲートウェイ機
能の他に、本発明の特徴とするフォーマット変換部を有
している。このフォーマット変換部は、ホストコンピュ
ータのプリントファイルの表現形式(ページ記述言語)
をプリンタの解読可能な表現形式に合わせる変換を行う
機能を持つものである。この実施例では、フォーマット
変換部は、フォーマット判定部343、ビットイメージ
展開部344、インタプレスフォーマット部345、お
よびポストスクリプト/インタプレス変換部346から
なっている。
1を有し、プロトコル変換の機能を有する。通信プロト
コルFTP/TCP/IPでホストコンピュータ31と
通信し、ホストコンピュータ31からのプリント要求の
ファイルを受け取り、スプール342に一時的に蓄え、
適当な時期に通信プロトコルXNS/XNS Prin
tingによりプリンタへ転送することができる。さら
に、ゲートウェイ34は、上述の通常のゲートウェイ機
能の他に、本発明の特徴とするフォーマット変換部を有
している。このフォーマット変換部は、ホストコンピュ
ータのプリントファイルの表現形式(ページ記述言語)
をプリンタの解読可能な表現形式に合わせる変換を行う
機能を持つものである。この実施例では、フォーマット
変換部は、フォーマット判定部343、ビットイメージ
展開部344、インタプレスフォーマット部345、お
よびポストスクリプト/インタプレス変換部346から
なっている。
【0010】フォーマット判定部343は、ネットワー
クに接続されているプリンタの形式の判定やホストコン
ピュータからプリントのために受信したファイルのフォ
ーマットを判定し、判定結果に応じてビットイメージ展
開部344、インタプレスフォーマット部345、およ
びポストスクリプト/インタプレス変換部346のいず
れかを選択的に作動させるものである。ビットイメージ
展開部344は、ページ記述言語を有しないプリンタを
使用する際にビットイメージに展開する処理を行うもの
である。インタプレスフォーマット部345は、フォー
マット済みでないファイルを、ネットワークに接続され
たインタプレス形式のプリンタを用いるために、インタ
プレスフォーマット処理を行うものである。ポストスク
リプト/インタプレス変換部346はファイルがポスト
スクリプトフォーマットされていたときに、インタプレ
ス形式に変換する処理を行うものである。
クに接続されているプリンタの形式の判定やホストコン
ピュータからプリントのために受信したファイルのフォ
ーマットを判定し、判定結果に応じてビットイメージ展
開部344、インタプレスフォーマット部345、およ
びポストスクリプト/インタプレス変換部346のいず
れかを選択的に作動させるものである。ビットイメージ
展開部344は、ページ記述言語を有しないプリンタを
使用する際にビットイメージに展開する処理を行うもの
である。インタプレスフォーマット部345は、フォー
マット済みでないファイルを、ネットワークに接続され
たインタプレス形式のプリンタを用いるために、インタ
プレスフォーマット処理を行うものである。ポストスク
リプト/インタプレス変換部346はファイルがポスト
スクリプトフォーマットされていたときに、インタプレ
ス形式に変換する処理を行うものである。
【0011】以上のように構成されたネットワークにお
けるゲートウェイ34は、従来技術のゲートウェイの機
能の他に図4の動作フロー図に示すような機能を有す
る。ゲートウェイ34は、ホストコンピュータ31にフ
ァイル転送のサービス要求を出し、ホストコンピュータ
31のスプール311に転送すべきファイルがあるか否
かを調べ(ステップ41)、ファイルがあれば通信プロ
トコルFTP/TCP/IPによりホストコンピュータ
31とゲートウェイ34との間でファイル転送を行い、
スプール342に一時的に蓄える(ステップ42)。フ
ォーマット変換部は、スプール342のファイルのフォ
ーマットを調べ、必要に応じてフォーマットの変換やフ
ォーマットを行う(ステップ43〜48)。すなわち、
フォーマット変換部のフォーマット判定部343は、ま
ずインタプレス対応のプリンタがネットワークに接続さ
れているか否かを調べる(ステップ43)。インタプレ
ス対応のプリンタがネットワークに接続されていないと
きは、ビットイメージ展開部344は、ファイルをビッ
トイメージへ展開し(ステップ44)、スプール342
の所定の領域へ書き出す(ステップ49)。インタプレ
ス対応のプリンタがネットワークに接続されているとき
は、フォーマット判定部343により、ファイルがイン
タプレスフォーマット済みであるか否かを調べる(ステ
ップ45)。フォーマット判定部343は、インタプレ
スフォーマット済みであるか否かを判断するために、フ
ァイルの第1行目を調べる。その1行目が「INTER
PRESS/XEROX/」で始まっていれば、インタ
プレスフォーマット済みと判定する。フォーマット判定
部343がインタプレスフォーマット済みと判定したと
きは、フォーマット変換部は、そのままスプール342
の所定の領域へ書き出す(ステップ49)。
けるゲートウェイ34は、従来技術のゲートウェイの機
能の他に図4の動作フロー図に示すような機能を有す
る。ゲートウェイ34は、ホストコンピュータ31にフ
ァイル転送のサービス要求を出し、ホストコンピュータ
31のスプール311に転送すべきファイルがあるか否
かを調べ(ステップ41)、ファイルがあれば通信プロ
トコルFTP/TCP/IPによりホストコンピュータ
31とゲートウェイ34との間でファイル転送を行い、
スプール342に一時的に蓄える(ステップ42)。フ
ォーマット変換部は、スプール342のファイルのフォ
ーマットを調べ、必要に応じてフォーマットの変換やフ
ォーマットを行う(ステップ43〜48)。すなわち、
フォーマット変換部のフォーマット判定部343は、ま
ずインタプレス対応のプリンタがネットワークに接続さ
れているか否かを調べる(ステップ43)。インタプレ
ス対応のプリンタがネットワークに接続されていないと
きは、ビットイメージ展開部344は、ファイルをビッ
トイメージへ展開し(ステップ44)、スプール342
の所定の領域へ書き出す(ステップ49)。インタプレ
ス対応のプリンタがネットワークに接続されているとき
は、フォーマット判定部343により、ファイルがイン
タプレスフォーマット済みであるか否かを調べる(ステ
ップ45)。フォーマット判定部343は、インタプレ
スフォーマット済みであるか否かを判断するために、フ
ァイルの第1行目を調べる。その1行目が「INTER
PRESS/XEROX/」で始まっていれば、インタ
プレスフォーマット済みと判定する。フォーマット判定
部343がインタプレスフォーマット済みと判定したと
きは、フォーマット変換部は、そのままスプール342
の所定の領域へ書き出す(ステップ49)。
【0012】フォーマット判定部343は、ファイルが
インタプレスフォーマット済みでなかったときは、ファ
イルがポストスクリプトフォーマット済みか否かを判定
する(ステップ46)。その判定は、ファイルの第1行
目が「#!PS−Adobe−」で始まっているか否か
により行う。ファイルの第1行目が「#!PS−Ado
be−」で始まっていないときは、そのファイルを、イ
ンタプレスフォーマット部345により、インタプレス
フォーマットし(ステップ47)、スプール342の所
定の領域へ書き出す(ステップ49)。ファイルの第1
行目が「#!PS−Adobe−」で始まっていたとき
は、そのファイルはポストスクリプトフォーマットされ
ているので、ポストスクリプト/インタプレス変換部3
46により、インタプレスフォーマットに変換し(ステ
ップ48)、スプール342の所定の領域へ書き出す
(ステップ49)。ポストスクリプト/インタプレス変
換部346は、次のように構成することができる。 (1) 基本的な座標系の原点は、ポストスクリプトと
インタプレスとでは同一であるが、単位系が異なってい
るのでまずこれを変換する。それには、インタプレスに
変換するとき、最初に0.0254SCALE CON
CATTとするだけでよい。 (2) 1対1に対応する命令は多く、それらは対応す
るものに変換すればよい。例えば、ポストスクリプトの
XYmoveto、XYlineto、Strokeな
どは、それぞれ1対1に対応するインタプレスのXYM
OVETO、XYLINETO、MASKSTROKE
などへ変換する。 (3) 1対1の対応ではインタプレスにないポストス
クリプトの命令は、インタプレスの複数の命令の組合せ
によって変換する。例えば、ポストスクリプトのXYr
linetoは、インタプレスの GETCP XYSETREL LINETO XYSETREL のように、1対N対応で変換することができる。最後
に、インタプレスフォーマットに変換されてスプール3
42に蓄積されたファイルは、ゲートウェイの通常の機
能によりXNS printingプロトコルに従っ
て、データ送受信部341を介して第1のプリンタ32
に転送される。なお、ゲートウェイとホストコンピュー
タあるいはプリンタとのデータ送受信の手順の詳細は、
公知の技術(例えば、前記公報参照)であるので説明は
省略する。
インタプレスフォーマット済みでなかったときは、ファ
イルがポストスクリプトフォーマット済みか否かを判定
する(ステップ46)。その判定は、ファイルの第1行
目が「#!PS−Adobe−」で始まっているか否か
により行う。ファイルの第1行目が「#!PS−Ado
be−」で始まっていないときは、そのファイルを、イ
ンタプレスフォーマット部345により、インタプレス
フォーマットし(ステップ47)、スプール342の所
定の領域へ書き出す(ステップ49)。ファイルの第1
行目が「#!PS−Adobe−」で始まっていたとき
は、そのファイルはポストスクリプトフォーマットされ
ているので、ポストスクリプト/インタプレス変換部3
46により、インタプレスフォーマットに変換し(ステ
ップ48)、スプール342の所定の領域へ書き出す
(ステップ49)。ポストスクリプト/インタプレス変
換部346は、次のように構成することができる。 (1) 基本的な座標系の原点は、ポストスクリプトと
インタプレスとでは同一であるが、単位系が異なってい
るのでまずこれを変換する。それには、インタプレスに
変換するとき、最初に0.0254SCALE CON
CATTとするだけでよい。 (2) 1対1に対応する命令は多く、それらは対応す
るものに変換すればよい。例えば、ポストスクリプトの
XYmoveto、XYlineto、Strokeな
どは、それぞれ1対1に対応するインタプレスのXYM
OVETO、XYLINETO、MASKSTROKE
などへ変換する。 (3) 1対1の対応ではインタプレスにないポストス
クリプトの命令は、インタプレスの複数の命令の組合せ
によって変換する。例えば、ポストスクリプトのXYr
linetoは、インタプレスの GETCP XYSETREL LINETO XYSETREL のように、1対N対応で変換することができる。最後
に、インタプレスフォーマットに変換されてスプール3
42に蓄積されたファイルは、ゲートウェイの通常の機
能によりXNS printingプロトコルに従っ
て、データ送受信部341を介して第1のプリンタ32
に転送される。なお、ゲートウェイとホストコンピュー
タあるいはプリンタとのデータ送受信の手順の詳細は、
公知の技術(例えば、前記公報参照)であるので説明は
省略する。
【0013】インタプレスのプリンタがネットワークに
接続されていないときは、ビットマップ展開することが
できるので、ページ記述言語を有しないプリンタにより
プリントすることができる。以上の実施例は、第1のペ
ージ記述言語をポストスクリプト、第2のページ記述言
語をインタプレスとした場合のものであるが、ページ記
述言語はこれらに限定されるものではなく、ネットワー
クに接続されているコンピュータおよびプリンタに採用
されている表現形式に合わせてフォーマット変換部を構
成すればよい。
接続されていないときは、ビットマップ展開することが
できるので、ページ記述言語を有しないプリンタにより
プリントすることができる。以上の実施例は、第1のペ
ージ記述言語をポストスクリプト、第2のページ記述言
語をインタプレスとした場合のものであるが、ページ記
述言語はこれらに限定されるものではなく、ネットワー
クに接続されているコンピュータおよびプリンタに採用
されている表現形式に合わせてフォーマット変換部を構
成すればよい。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、複数の通信プロトコル
を有するネットワークにおいて、第1のページ記述言語
形式でフォーマットされたファイルを第2のページ記述
言語形式のフォーマットに変換して、第2のページ記述
言語のプリンタに出力させるときのフォーマット変換
を、CPU単価の高いデータ処理装置(ホスト)側で行
わず、ゲートウェイ上て行うようにしたことにより、よ
り安価なCPUサイクルでのフォーマット変換が可能で
ある。また、接続されたどのデータ処理装置からもゲー
トウェイ上のフォーマット変換を利用できるので、個々
のデータ処理装置ごとに変換プログラムを用意する必要
はないので、ネットワークにおける総合的なコストの低
減を得ることができる。
を有するネットワークにおいて、第1のページ記述言語
形式でフォーマットされたファイルを第2のページ記述
言語形式のフォーマットに変換して、第2のページ記述
言語のプリンタに出力させるときのフォーマット変換
を、CPU単価の高いデータ処理装置(ホスト)側で行
わず、ゲートウェイ上て行うようにしたことにより、よ
り安価なCPUサイクルでのフォーマット変換が可能で
ある。また、接続されたどのデータ処理装置からもゲー
トウェイ上のフォーマット変換を利用できるので、個々
のデータ処理装置ごとに変換プログラムを用意する必要
はないので、ネットワークにおける総合的なコストの低
減を得ることができる。
【図1】 本発明の構成を示すブロック図。
【図2】 PDL1からPDL2への変換のフローを示
す図。
す図。
【図3】 本発明の一実施例の構成を示すブロック図。
【図4】 実施例の動作を説明するためのフロー図。
1…データ処理装置、2…第1のプリンタ、3…第2の
プリンタ、4…ゲートウェイ、41…フォーマット変換
手段、5…伝送媒体。
プリンタ、4…ゲートウェイ、41…フォーマット変換
手段、5…伝送媒体。
Claims (1)
- 【請求項1】 異なるプロトコルを持つデータ処理装置
とプリンタとが伝送媒体上に接続されたネットワークプ
リント制御システムにおいて、 第1のページ記述言語の形式でフォーマットされたファ
イルを送信するデータ処理装置と、 第2のページ記述言語を有するプリンタと、 前記第1のページ記述言語形式でフォーマットされたフ
ァイルを第2のページ記述言語形式に変換する変換手段
を有するゲートウェイとを備えたことを特徴とするネッ
トワークプリント制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4038356A JPH05204566A (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | ネットワークプリント制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4038356A JPH05204566A (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | ネットワークプリント制御システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05204566A true JPH05204566A (ja) | 1993-08-13 |
Family
ID=12523007
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4038356A Pending JPH05204566A (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | ネットワークプリント制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05204566A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2387938A (en) * | 2002-01-30 | 2003-10-29 | Hewlett Packard Co | Converting from a page description language to a printer specific language via an independent device |
JP2007066112A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Kyocera Mita Corp | データ変換装置及び画像形成システム |
US7884960B2 (en) | 1995-04-18 | 2011-02-08 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Job scheduling system for print processing |
-
1992
- 1992-01-30 JP JP4038356A patent/JPH05204566A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7884960B2 (en) | 1995-04-18 | 2011-02-08 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Job scheduling system for print processing |
US7978355B2 (en) | 1995-04-18 | 2011-07-12 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Job scheduling system for print processing |
GB2387938A (en) * | 2002-01-30 | 2003-10-29 | Hewlett Packard Co | Converting from a page description language to a printer specific language via an independent device |
GB2387938B (en) * | 2002-01-30 | 2005-10-26 | Hewlett Packard Co | Conversion from page description language and conversion to printer language |
JP2007066112A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Kyocera Mita Corp | データ変換装置及び画像形成システム |
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