JP2001270167A - 印刷装置及びネットワーク印刷システム - Google Patents

印刷装置及びネットワーク印刷システム

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JP2001270167A
JP2001270167A JP2000084462A JP2000084462A JP2001270167A JP 2001270167 A JP2001270167 A JP 2001270167A JP 2000084462 A JP2000084462 A JP 2000084462A JP 2000084462 A JP2000084462 A JP 2000084462A JP 2001270167 A JP2001270167 A JP 2001270167A
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JP
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general
printing
network
pixel map
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Yutaka Saito
裕 斎藤
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷用の画像データを外部のコンピュータで
利用することが出来る印刷装置を提供する。 【解決手段】 クライアントコンピュータとネットワー
ク接続された印刷装置において、クライアントコンピュ
ータから送られたPDLデータを汎用印刷形式データに
変換し、さらにピクセルマップデータに変換する制御部
121と、汎用印刷形式データを記憶する記憶装置12
3と、ピクセルマップデータが展開される画像メモリ1
26と、ピクセルマップデータを用紙に印刷する印刷エ
ンジン125とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
等の印刷装置及び、印刷装置とクライアントコンピュー
タがネットワーク接続されたネットワーク印刷システム
に関し、特に印刷結果の管理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワーク印刷システムでは、依頼元
のコンピュータ(クライアント)から、アプリケーショ
ンの保有しているデータを、アプリケーションまたはプ
リンタドライバと呼ばれるソフトウェアによって印刷装
置が解釈できるページ記述言語(Page Descr
iption Language:PDL)に変換して
印刷装置に送信する。PDLの形式は一般に印刷装置の
機種に依存するが、近年はポストスクリプトなどの汎用
的なデータ形式を解釈できる印刷装置も増えている。
【0003】レーザプリンタやインクジェットプリンタ
などの印刷装置の内部では、PDLを最終的に2次元の
点の集まり(ピクセルマップデータ)に変換して、物理
的な紙類(OHPシートやシール紙なども含む)に印刷
している。これが各ページ毎の画像情報である。
【0004】一般に印刷が終了すると、印刷装置におけ
る画像情報(文書データ)は削除される。従って、再度
その文書を印刷する場合には、コンピュータから同じよ
うな指示を印刷装置に行う必要があるが、ピクセルマッ
プデータへの変換処理に要する時間が掛かることから、
特開平11−39117号公報に記載された技術では、
PDLを画像情報の形で登録保管し、同じアプリケーシ
ョンデータを再び印刷するために、PDLを画像情報に
変換する処理を省いて、格納してある画像情報をそのま
ま使用して印刷処理時間の短縮を図るようにしている。
【0005】また特開平11−195128号公報に
は、PDLを画像情報だけでなく、ネットワーク上で公
開するのに都合の良い形式(HTMLなど)に変換して
保管する画像形成装置が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、画像情報の形
で印刷装置で登録、保管すると、ネットワーク接続され
た外部のコンピュータでこれを有効利用出来ないという
欠点がある。また画像情報の保持は記憶装置の性能(容
量)によって左右されるため、記憶装置の性能によって
は保管出来る画像情報の容量や数量が制限されてしま
い、記憶装置の性能を超えた画像は一定の規則によって
削除しなければならなくなり、所望のデータを再利用す
ることが出来ない可能性がある。
【0007】また、PDLのまま記憶装置に保管すれ
ば、上述したようにピクセルマップデータへの変換処理
に時間が掛かる上、それを解釈出来ないコンピュータも
存在するため、複数のコンピュータで共有するのに適さ
ない。
【0008】また、PDLを純粋なラスタデータでない
HTMLなどの電子データ形式に変換すると、表現形式
の制約により紙類に印刷したものと同じ出力は得られ
ず、再現印刷も困難になってしまう。またHTMLと同
時にピクセルマップデータも電子データ化する場合に
は、データ量が増大してしまう。
【0009】本発明は、印刷用の画像データを外部のコ
ンピュータで利用することが出来る印刷装置及びネット
ワーク印刷システムを提供することを目的とするもので
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、クライアントコンピュータ
とネットワーク接続された印刷装置において、クライア
ントコンピュータから送られたPDLデータを汎用印刷
形式データに変換し、さらにピクセルマップデータに変
換する制御部と、汎用印刷形式データを記憶する記憶装
置と、ピクセルマップデータが展開される画像メモリ
と、ピクセルマップデータを用紙に印刷する印刷エンジ
ンとを備えたことを特徴とするものである。
【0011】また請求項2記載の発明は、クライアント
コンピュータとネットワーク接続された印刷装置におい
て、クライアントコンピュータから送られたPDLデー
タを汎用印刷形式データに変換するとともに、この汎用
印刷形式データを印刷画像データとしてクライアントコ
ンピュータに送信し、汎用印刷形式データをさらにピク
セルマップデータに変換する制御部と、汎用印刷形式デ
ータを記憶する記憶装置と、ピクセルマップデータが展
開される画像メモリと、ピクセルマップデータを用紙に
印刷する印刷エンジンとを備えたことを特徴とするもの
である。
【0012】また請求項3記載の発明は、印刷装置とク
ライアントコンピュータとがネットワーク接続されたネ
ットワーク印刷システムにおいて、印刷装置は、クライ
アントコンピュータから送られたPDLデータを汎用印
刷形式データに変換し、さらにピクセルマップデータに
変換する制御部を備え、ネットワーク上には、この汎用
印刷形式データを印刷画像データとして保管する外部記
憶装置を備えたことを特徴とするものである。
【0013】請求項1記載の発明では、PDLからピク
セルマップデータに変換する際に、その中間形式データ
として汎用印刷形式データを採用し、これを記憶装置に
保管させるようにしたので、その汎用印刷形式データ
が、外部のコンピュータからもネットワークを経由して
読み出され、表示や再印刷に利用される。
【0014】また、記憶された汎用印刷形式データを読
み出してピクセルマップデータに変換するため、PDL
からピクセルマップデータに変換する場合に比べて画像
再現性が確保される。また、汎用印刷形式データは、ピ
クセルマップデータと同等以下の容量であるので、特に
記憶装置の容量を増やさずに済む。
【0015】請求項2記載の発明では、汎用印刷形式デ
ータのファイルを印刷装置内の記憶装置に保管しなくて
済むため、記憶装置が他に有効利用され、かつ、この汎
用印刷形式データが活かされる。
【0016】請求項3記載の発明では、上記の作用に加
え、その外部記憶装置をネットワーク上のコンピュータ
で共有出来るようにすることで、これらコンピュータか
ら汎用印刷形式データが有効に活用される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。図1は第1の実施の形態のネットワ
ーク印刷システムの構成図である。クライアントコンピ
ュータ101と印刷装置102と参照コンピュータ10
3とがネットワーク104にて接続される。ネットワー
ク104は、どのようなものでも構わず、イーサネット
(登録商標)やトークンリングのようなLAN接続が一
般的であるが、USBやIEEE1394といった接続
方法でも良い。
【0018】クライアントコンピュータ101は、アプ
リケーションのデータをアプリケーションまたはプリン
タドライバにおいて印刷装置102が解釈出来るPDL
データ111に変換し、それを印刷装置102にネット
ワーク104を経由して送信する。図1において符号1
12は印刷画像データである。
【0019】印刷装置102は、受け取ったPDLデー
タ111を汎用的な印刷データ形式に変換する。代表的
な印刷データ形式は、Adobe社が提唱しているポス
トスクリプトやPDF(Potable Docume
nt Format)である。アプリケーションデータ
にもともと画像情報が含まれていても、少ない付加情報
だけでこれらの形式に変換することが可能である。
【0020】汎用印刷形式データは、そのまま印刷装置
102内の記憶装置に、PDLデータ111と同時にク
ライアントコンピュータ101から送信される付加情報
とともに一意な名前を付けて保存される。そして、印刷
データはさらにピクセルマップデータに変換され、印刷
エンジンへと送られて実際の紙類に印刷される。
【0021】図2は図1に示すネットワーク印刷システ
ムにおける印刷処理のフローチャート、図3は印刷装置
の内部ブロック図である。図3に示すように、印刷装置
102は、制御部121、ネットワークI/F122、
記憶装置123、メモリ124、印刷エンジン125、
画像メモリ126、画像処理部127を備えている。
【0022】以下、図2のフローに基づき第1の制御例
(請求項1記載の発明に対応)を説明する。クライアン
トコンピュータ101からネットワークI/F122を
通じて送られたPDLデータ111は、制御部121が
受け取ってメモリ124に一旦格納する(S1)。この
とき、PDLデータ111の先頭にファイル名や印刷依
頼者名などが付加される。制御部121は、メモリ12
4に格納されたPDLデータ111を順次、汎用印刷デ
ータ形式に変換する(S2)。
【0023】1ページ分の汎用印刷形式データが変換し
終わったら、これを記憶装置123に、一意なファイル
名を付けて保管する(S3)。汎用印刷形式データはさ
らに、制御部121によって解釈され、画像処理部12
7を使ってピクセルマップに変換され(S4)、画像メ
モリ126に展開され、1枚分のイメージが得られる。
そしてこれを印刷エンジン125に送って用紙に印刷す
る(S5)。
【0024】また印刷装置102は、参照コンピュータ
103からの印刷画像データの参照要求をネットワーク
I/F122で受け取ると、記憶装置123から対象と
なる汎用印刷形式データを読み出して、ネットワークI
/F122を経由して、参照コンピュータ103へ送信
する。
【0025】これにより、参照コンピュータ103は、
直接的に印刷された結果の画像に最も近い印刷画像デー
タ112を得ることが出来る。このデータの形式は、参
照コンピュータ103でも解釈出来るため、画面に表示
したり、印刷を依頼したり、さらに他のコンピュータに
転送したりすることが可能となる。
【0026】次に第2の制御例(請求項2記載の発明に
対応)を説明する。第2の制御例では、印刷装置102
の記憶装置123に汎用印刷形式データを保管せずに、
印刷画像データ112としてネットワークI/F122
を経由して、再びクライアントコンピュータ101に送
信する。送信するときのプロトコルは特に規定しない
が、SMTP(Simple Mail Transf
erProtocol)を使ってメールとして転送して
も良いし、独自のプロトコロルでクライアントコンピュ
ータ101が受け取ることも可能である。
【0027】また、PDFやポストスクリプトといった
中間的データ形式だけでなく、TIFF(Tagged
Image File Format)などのピクセ
ルマップに近いデータ形式さえも指定でき、これを印刷
装置102の制御装置121が解釈して、PDLデータ
111をその形式に従ったデータに変換して、クライア
ントコンピュータ101に送信することが出来る。
【0028】図4は第2の実施の形態のネットワーク印
刷システムの構成図である。図4に基づき第3の制御例
(請求項3記載の発明に対応)を説明する。図4に示す
システムでは、外部記憶装置105をネットワーク10
4上に接続する。これにより、PDLデータ111から
変換された画像印刷データ112を印刷装置102内部
の記憶装置123に保管するのではなく、外部記憶装置
105に保管することが出来るようになる。
【0029】ネットワーク104上の外部記憶装置10
5として、NFS(NetworkFile Syst
em)などの共有ファイルシステムを提供することによ
り、参照コンピュータ103やクライアントコンピュー
タ101が印刷装置102を経由することなく、印刷画
像データ112にアクセスすることが可能となる。
【0030】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、PDLか
らピクセルマップデータに変換する際に、その中間形式
データとして汎用印刷形式データを採用し、これを記憶
装置に保管させるようにしたので、その汎用印刷形式デ
ータを、外部のコンピュータからもネットワークを経由
して読み出して、表示や再印刷に利用することが出来
る。
【0031】また、記憶された汎用印刷形式データを読
み出してピクセルマップデータに変換するため、PDL
からピクセルマップデータに変換する場合に比べて画像
再現性を確保することが出来る。また、汎用印刷形式デ
ータは、ピクセルマップデータと同等以下の容量である
ので、特に記憶装置の容量を増やさずに済むという利点
もある。
【0032】請求項2記載の発明によれば、汎用印刷形
式データのファイルを印刷装置内の記憶装置に保管しな
くて済むため、記憶装置を他に有効利用することが出
来、かつ、この汎用印刷形式データを活用することが出
来る。
【0033】請求項3記載の発明によれば、上記の効果
に加え、その外部記憶装置をネットワーク上のコンピュ
ータで共有出来るようにすることで、これらコンピュー
タから汎用印刷形式データを有効に活用することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のネットワーク印刷
システムの構成図である。
【図2】図1に示すネットワーク印刷システムにおける
印刷処理のフローチャートである。
【図3】印刷装置の内部ブロック図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態のネットワーク印刷
システムの構成図である。
【符号の説明】
101 クライアントコンピュータ 102 印刷装置 111 PDLデータ 121 制御部 122 ネットワークI/F 123 記憶装置 124 メモリ 125 印刷エンジン 126 画像メモリ 127 画像処理部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クライアントコンピュータとネットワー
    ク接続された印刷装置において、 クライアントコンピュータから送られたPDLデータを
    汎用印刷形式データに変換し、さらにピクセルマップデ
    ータに変換する制御部と、 汎用印刷形式データを記憶する記憶装置と、 ピクセルマップデータが展開される画像メモリと、 ピクセルマップデータを用紙に印刷する印刷エンジン
    と、 を備えたことを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 クライアントコンピュータとネットワー
    ク接続された印刷装置において、 クライアントコンピュータから送られたPDLデータを
    汎用印刷形式データに変換するとともに、この汎用印刷
    形式データを印刷画像データとしてクライアントコンピ
    ュータに送信し、汎用印刷形式データをさらにピクセル
    マップデータに変換する制御部と、 汎用印刷形式データを記憶する記憶装置と、 ピクセルマップデータが展開される画像メモリと、 ピクセルマップデータを用紙に印刷する印刷エンジン
    と、 を備えたことを特徴とする印刷装置。
  3. 【請求項3】 印刷装置とクライアントコンピュータと
    がネットワーク接続されたネットワーク印刷システムに
    おいて、 印刷装置は、クライアントコンピュータから送られたP
    DLデータを汎用印刷形式データに変換し、さらにピク
    セルマップデータに変換する制御部を備え、 ネットワーク上には、この汎用印刷形式データを印刷画
    像データとして保管する外部記憶装置を備えたことを特
    徴とするネットワーク印刷システム。
JP2000084462A 2000-03-24 2000-03-24 印刷装置及びネットワーク印刷システム Pending JP2001270167A (ja)

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