JP2000015875A - 印刷装置及び印刷制御方法と記憶媒体 - Google Patents

印刷装置及び印刷制御方法と記憶媒体

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JP2000015875A
JP2000015875A JP10186582A JP18658298A JP2000015875A JP 2000015875 A JP2000015875 A JP 2000015875A JP 10186582 A JP10186582 A JP 10186582A JP 18658298 A JP18658298 A JP 18658298A JP 2000015875 A JP2000015875 A JP 2000015875A
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JP10186582A
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Masaki Kashiwagi
正樹 柏木
Koji Kanemoto
好司 金本
Shigeki Konno
茂樹 今野
Fumio Furukawa
文夫 古川
Yasuo Hirouchi
康夫 廣内
Junichi Shishizuka
順一 宍塚
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Abstract

(57)【要約】 【課題】各ページの属性と印刷装置の機能とに基づい
て、属性に適した印刷装置を選択し、それによって処理
を振り分けて印刷する。 【解決手段】PDL解釈ジョブにより中間データページ
が生成されると、ページ処理部5−11は、ページごと
に、その色属性が白黒かカラーか判定し、そのプリンタ
の機能と合致していなければ、ページ転送部3−6によ
り、ネットワークで接続された他の色属性と合致する機
能のプリンタに転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、プリンタ
やファクシミリ、複写機、デジタル複合機などの周辺機
器等を含む印刷装置及びその制御方法とその方法を記憶
した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のネットワークにホストコンピュー
タ及びプリンタを接続した印刷システムでは、ホストコ
ンピュータが印刷データを生成し、プリンタにそれを送
信してい印刷させることができる。ネットワーク上に複
数のプリンタが接続されている場合、ホストコンピュー
タはそのなかから印刷条件に適合したプリンタを選択
し、それにより印刷を行わせる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術では、例えば、わずかなカラーページを
含み、残りの大部分が白黒ページであるような文書を印
刷する場合には、その文書をカラープリンタに送信して
印刷させる必要がある。カラープリンタは一般的に印刷
速度が遅く非常に効率が悪いため、わずかなカラーペー
ジのために文書全体の印刷に多大な時間を要することに
なる。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、印刷するページの属性に応じて、効率的な印刷処理
を可能とする印刷装置及びその制御方法及び記憶媒体を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされたもので、次のような構成からな
る。すなわち、情報処理装置から送信されたコマンドを
解釈するプロトコル解釈手段と、前記プロトコル解釈手
段によるコマンドの解釈にしたがってジョブを生成する
ジョブ生成手段と、ジョブを処理するとともに、ジョブ
をドキュメント単位に分割するジョブ処理手段と、ドキ
ュメントを処理するとともに、ドキュメントをページ単
位に分割するドキュメント処理手段と、ページを処理す
るページ処理手段と、前記ジョブ処理手段と、ドキュメ
ント処理手段と、ページ処理手段とによるデバイスの使
用要求を調停するためのデバイス調停手段とを備え、前
記ジョブ生成手段は、ジョブとして、前記印刷データを
記述したコマンドを解釈して中間データを生成する解釈
ジョブと、前記中間データに基づいてイメージデータを
生成するレンダリングジョブと、前記イメージデータを
印刷するプリントジョブの3つのジョブを生成し、前記
ジョブ処理手段及びドキュメント処理手段及びページ処
理手段は、前記3つのジョブそれぞれについて処理を実
行することを特徴とした印刷装置。
【0006】あるいは、所定の機能を有し、他の印刷装
置と接続され、ページ単位で印刷データを管理する印刷
装置であって、各ページの有する属性が前記機能に適合
するか判定する判定手段と、適合しない場合、適合する
機能を有する他の印刷装置を決定する送信先作決定手段
と、前記送信先決定手段により決定された印刷装置に対
して、前記機能に適合しない属性を有するページを送信
する送信手段とを備える。
【0007】あるいは、所定の機能を有し、他の印刷装
置と接続された印刷装置において、ページ単位で印刷デ
ータを管理する印刷制御方法であって、各ページの有す
る属性が前記機能に適合するか判定する判定工程と、適
合しない場合、適合する機能を有する他の印刷装置を決
定する送信先作決定工程と、前記送信先決定工程により
決定された印刷装置に対して、前記機能に適合しない属
性を有するページを送信する送信工程とを備える。
【0008】あるいは、コンピュータに、各ページの有
する属性が機能に適合するか判定する判定手段と、適合
しない場合、適合する機能を有する他の印刷装置を決定
する送信先作決定手段と、前記送信先決定手段により決
定された印刷装置に対して、前記機能に適合しない属性
を有するページを送信する送信手段ととして機能させる
ためのプログラムを格納することを特徴とするコンピュ
ータ可読記憶媒体。
【0009】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態] <システムの構成>図1は、本発明にかかる基本的なシ
ステム構成を示す図である。ホストコンピュータ1−
1,1−2、印刷装置1−3、プリントジョブやスキャ
ンジョブ、ファックスジョブ、コピージョブ等の種々の
ジョブを実行処理するデジタル複合機1−4は、LAN
(ローカルエリアネットワーク)1−5に接続されてお
り、それぞれの機器は、LAN1−5を介して通信でき
る。
【0010】図2は、本システムにおける印刷装置1−
3あるいはデジタル複合機1−4の基本的な構成を示す
システムブロック図である。CPU、即ち中央処理装置
2−1は、この装置全体の制御及び演算処理等を行な
う。ROM即ち読み出し専用メモリ2−2は、システム
起動プログラムやプリンタエンジンの制御を行うプログ
ラム及び文字データ、文字コード情報等の記憶領域とし
て利用される。RAM即ちランダムアクセスメモリ2−
3は、使用制限のないデータ記憶領域として利用され、
ダウンロードにより追加登録されたフォントデータが記
憶されたり、様々な処理毎にプログラムやデータがロー
ドされ実行される。外部記憶装置2−4は、例えばハー
ドディスク等であり、印刷装置か受け付けた印刷ジョブ
をスプールしたり、プログラムや各情報ファイル等が格
納されたり、作業用の領域として利用されたりする。表
示部2−5は液晶ディスプレイなどであり、印刷装置の
設定状態や、現在の印刷装置内部の処理、エラー状態な
どの表示に使用される。操作部2−6は、印刷装置の設
定を変更したり、リセットするために使用される。エン
ジンインターフェイス2−7は、実際にエンジンを制御
するコマンド等のやり取りをする口である。ネットワー
クインターフェイス2−8は、このインターフェイスを
介して機器がネットワーク7に接続される。外部インタ
フェース2−9は、パラレル(またはシリアル)などの
インタフェースを介してホストコンピュータと接続され
る。システムバス2−10は、上述の構成要素間のデー
タの通路となるべきものである。
【0011】<印刷装置のソフトウエア構成>図3は、
ホストコンピュータと印刷装置1−3、デジタル複合機
1−4を制御するためのソフトウェア構造を表す図であ
る。ホストコンピュータ3−1は、前述のホストコンピ
ュータ1−1,1−2と同一である。コントローラソフ
トウェア3−2は、印刷装置1−3、デジタル複合機1
−4を制御するプログラムの集まりである。コントロー
ラソフトウエア3−2には、プロトコル解釈部3−3、
ジョブ制御部3−4、デバイス部3−5、転送部3−
6、ネットワーク管理部3−7、プロトコル生成部3−
8が含まれている。
【0012】プロトコル解釈部3−3は、ホストコンピ
ュータから、LAN1−5または外部インタフェースを
介して送られてきたコマンド(プロトコル)を解釈して
ジョブ制御部3−4に対してジョブの実行を依頼する。
ジョブ制御部3−4は、プロトコル解釈部の依頼したジ
ョブを実際に処理する。さらに、ジョブ制御部がジョブ
を実行する際に使用するデバイスがデバイス部3−5に
含まれている。転送部3−6は、ジョブ制御部3−4で
実行されるジョブについて、処理の一部を他の印刷装置
に転送する処理を請け負う。ネットワーク管理部3−7
は、LAN1−5に接続されている他の印刷装置など、
ネットワーク上の機器を管理している。転送部3−6
は、ネットワーク管理部3−7を参照し、転送先を特定
する。なお、ネットワーク管理部3−7は、印刷装置1
−3やデジタル複合機1−4にそれぞれ備わっていても
良いし、ネットワーク全体を管理しているホストコンピ
ュータ上に備わっていても良いものとする。プロトコル
生成部3−8は、周辺機器である印刷装置1−3やデジ
タル複合機1−4が単独で他の周辺機器と通信を行うた
めの通信データを生成し、転送部により指示された転送
先との通信を行う。
【0013】図4は、コントローラソフトウェア3−2
の機能の概略を説明するブロック図である。
【0014】ホストコンピュータ1−1,1−2や他の
印刷装置(印刷装置1−3やデジタル複合機1−4な
ど)から送られてきた一連の操作依頼は、コマンド(プ
ロトコル)という形で、ネットワークI/F2−8、外
部I/F2−9を介して送られてくる。送られてきたコ
マンドは、プロトコル解釈部3−3で解釈され、ジョブ
制御部3−4に送られる。この時点で、コマンドはジョ
ブ制御部が理解出来る形に変換されることになる。ジョ
ブ生成部4−1は、ジョブ4−10を生成する。このジ
ョブは、コピージョブ、プリントジョブ、スキャンジョ
ブ、ファクシミリジョブなどの様々なものが考えられ
る。例えば、プリントジョブならば、印刷する文書の名
前や印刷部数、出力先の排紙トレイの指定などの設定情
報や、印刷データ自体(PDLコード)なども含まれ
る。
【0015】ジョブ4−10はジョブ処理部4−2に送
られ、処理が行われる。ここでは、ジョブ全体に関する
設定(複数の文書をまとめて印刷しステープルするな
ど)や処理が行われる。さらにジョブ処理部4−2は、
ジョブ全体に関わる設定や処理以外の処理を、さらに小
さな仕事の単位である入力ドキュメント4−11に分割
する。
【0016】入力ドキュメント4−11は、ドキュメン
ト処理部4−3により出力ドキュメントに変換処理され
る。つまり、例えば原稿の束をスキャナで読み取り、複
数のイメージデータに変換するスキャンジョブを考える
と、原稿の束に関する設定や操作の手順が書かれている
のが入力ドキュメント4−11であり、複数のイメージ
データに関する設定や操作の手順が書かれているのが出
力ドキュメント4−14である。そして、紙の束を複数
のイメージデータに変換する役割を持っているのがドキ
ュメント処理部4−3である。また、ドキュメント処理
部はドキュメント単位の処理のみを行い、さらに小さな
仕事の単位である入力ページ4−12を生成する。これ
は、ちょうどジョブ処理部がジョブ単位の処理に専念し
て、さらに細かい仕事のためにドキュメントを生成する
のと同じである。ドキュメント単位の設定・操作は、具
体的には、ページの並び替え、両面印刷の設定、表紙の
付加、OHP中差し等のページ順序に関するものであ
る。
【0017】入力ページ4−12は、ページ処理部4−
4により出力ページ4−15に変換される。例えば上記
の例のプリントジョブの場合は、入力ページには解像
度、用紙の向き(ランドスケープ/ポートレイト)など
の設定や手順、さらには、それぞれのページにカラーが
含まれるが、白黒だけなのかという色に関する属性が含
まれている。ページ処理部4−4はこの色属性をもと
に、例えば、自分がカラープリンタで、白黒ページは処
理の速い白黒プリンタへ転送する場合には、入力ページ
をページ転送部3−6へ渡し、ページ転送部3−6に転
送の依頼をする。
【0018】ページの転送を依頼されたページ転送部3
−6は、ネットワーク管理部3−7を参照し、どの印刷
装置へページを転送するかを決定し、転送先の指示と共
に、他の印刷装置へ操作依頼を行うためのコマンド(プ
ロトコル)をプロトコル生成部3−8を通して行い、所
定のページを他の印刷装置へ転送する。
【0019】ここまでは、ジョブの単位を徐々に小さく
して、ページの単位で扱えるようにすることを説明して
きた。メモリに余裕があるシステムで、1ページ分のペ
ージメモリを持てるならば、最終的にページ単位までジ
ョブを詳細化すれば良い。しかし、現実にはメモリのコ
ストなどの問題から、印刷エンジンがインクジェットプ
リンタのような低速の場合には、数ライン分のメモリ
(バンドメモリ)しか持たないシステムも考えられる。
そのような場合には、ページを更に細かい単位であるバ
ンドに分けて扱う。それが、入力バンド4−13、バン
ド処理部4−5、出力バンド4−16の役目である。こ
れらの動作に関しては、ページの場合と同様である。
【0020】ジョブ処理部4−2、ドキュメント処理部
4−3、ページ処理部4−4、バンド処理部4−5は、
いずれも処理を進める際にデバイスを使用する。当然、
複数の処理部が同時に仕事を進めるとデバイスの競合が
発生するので、それを調停するのがデバイス割り当て部
4−6である。デバイス1(4−7)、デバイス2(4
−8)、デバイス3(4−9)は、デバイス割り当て部
4−6により上記処理部に割り当てられるデバイスであ
り、例えば、ページメモリやバンドメモリ、ドキュメン
トフィーダー、マーキングエンジン、スキャナなどあ
る。
【0021】図5は、PDL印刷における処理の具体例
を示している。ホストコンピュータ1−1,1−2や他
の印刷装置(印刷装置1−3やデジタル複合機1−4な
ど)からは、ネットワークI/F2−8、外部I/F2
−9を介して、コマンド(プロトコル)という形で一連
の操作依頼が送られてくる。送られてきたコマンドは、
プロトコル解釈部3−3で解釈され、ジョブ制御部3−
4に送られる。この時点でコマンドはジョブ制御部3−
4が理解出来る形に変換されることになる。ジョブ生成
部4−1は、ジョブ4−10を生成する。PDL(ペー
ジ記述言語)により記述された印刷データに基づいた印
刷を行うために、PDL解釈ジョブ5−1、レンダリン
グジョブ5−8、プリントジョブ5−9の3つのジョブ
が生成される。それぞれのジョブは、ジョブ処理部4−
2に送られ順次、処理が行われる。
【0022】まず、PDL解釈ジョブ5−1がジョブ処
理部に送られ、ジョブ全体に関する設定や処理が行われ
る。さらに、ジョブ全体に関わる設定や処理以外の処理
は、さらに小さな仕事の単位であるPDLドキュメント
5−2に分割され処理される。PDLドキュメント5−
2は、PDLドキュメント処理部5−3により中間デー
タドキュメント5−4に変換処理される。PDLドキュ
メント処理部5−3はドキュメント単位の処理のみを行
い、さらに小さな仕事の単位であるPDLページ5−5
を生成する。PDLページ5−5はPDLページ処理部
5−6により中間データページ5−7に変換される。
【0023】次に、レンダリングジョブ5−8がジョブ
処理部に送られ処理が行われる。PDL解釈ジョブ5−
1の実行同様に、ジョブ全体に関わる設定や処理以外
は、さらに小さな仕事の単位である中間データドキュメ
ント5−4に分割され処理されるわけだが、レンダリン
グジョブの入力ドキュメントである中間データドキュメ
ント5−4としては、先のPDL解釈ジョブ5−1によ
り生成されたものが指定される。中間データドキュメン
ト5−4は、中間データドキュメント処理部5−9によ
りイメージドキュメント5−10に変換処理される。中
間データドキュメント処理部5−9はドキュメント単位
の処理のみを行い、さらに小さな単位である中間データ
ページ5−7を生成する。入力ページである中間データ
ページ5−7も、先のPDL解釈ジョブ5−1により生
成されたものが指定される。中間データページ5−7は
中間データページ処理部5−11によりイメージページ
5−12に変換される。
【0024】最後に、プリントジョブ5−13がジョブ
処理部に送られ処理が行われる。プリントジョブ5−1
3も、PDL解釈ジョブ5−1やレンダリングジョブ5
−8の実行同様に、ジョブ全体に関わる設定や処理以外
は、さらに小さな仕事の単位であるイメージドキュメン
ト5−10に分割され処理されるわけだが、プリントジ
ョブの入力ドキュメントであるイメージドキュメント5
−10は、先のレンダリングジョブ5−8により生成さ
れたものが指定される。イメージドキュメント5−10
は、イメージドキュメント処理部5−14により実際に
印刷装置から出力される紙ドキュメント5−15に変換
処理される。イメージドキュメント処理部5ー14はド
キュメント単位の処理のみを行い、さらに小さな仕事の
単位であるイメージページ5−12を生成する。入力ペ
ージであるイメージページ5−12も、先のレンダリン
グジョブ5−8により生成されたものが指定される。イ
メージページ5−12はイメージページ処理部5−16
により紙ページ5−17に変換され印刷装置から出力さ
れる。
【0025】この具体例では、最終的に印刷されるペー
ジ毎の色属性がわかるのは、PDLページ処理部5−6
が中間データページ5−7を生成した後である。つま
り、中間データページ処理部5−11がこの色属性をも
とに、例えば、自分がカラープリンタで、白黒ページを
処理の速い白黒プリンタへ転送すると指示されている場
合は、入力ページをページ転送部3−6へ渡し、ページ
転送部3−6に転送の依頼をする。ページの転送を依頼
されたページ転送部3−6は、ネットワーク管理部3−
7を参照し、どの印刷装置へページを転送するかを決定
し、転送先の指示と共に、他の印刷装置へ操作依頼を行
うためのコマンド(プロトコル)をプロトコル生成部3
−8を通して行い、所定のページを他の印刷装置へ転送
する。この時、ページを転送された側の印刷装置では、
送信されてくるコマンド(プロトコル)で、送信データ
は1ページの中間データドキュメント5−4が入力ドキ
ュメントとして指示されており、データを転送された側
の印刷装置のプロトコル解釈部3−3で解釈されジョブ
制御部3−4に送られる。この時点で転送された側の印
刷装置で、ジョブ制御部が理解出来る形のコマンドに変
換される、ジョブ生成部4−1は、レンダリングジョブ
5−8およびプリントジョブ5−13の2つのジョブを
生成し、この2つのジョブが順次処理される。なお、こ
の時、先に説明したPDL解釈ジョブ5−2の処理は省
かれることになる。
【0026】各単体ジョブ、PDL解析ジョブ5−1、
レンダリングジョブ5−8、プリントジョブ5−13の
基本処理詳細を、図6、図7、図8を使って説明する。
以下の説明では、図中の設定あるいは指示、応答といっ
たメッセージに振られた参照番号の順に説明する。各処
理部は、メッセージを受けるとそれに応じた処理を実行
する。
【0027】<PDLジョブ>図6は、PDLジョブ実
行手順の詳細を表す図である。
【0028】まず、メッセージ6.1で、PDL解釈ジ
ョブに対して設定が来る。ジョブに関係する設定なら
ば、ジョブ内部の属性にセットする。関係しなければ、
ジョブの子供(ドキュメント、ページ)に渡す準備をす
る。6.2では、PDLドキュメントの言語が何である
かが設定される。6.3で、印刷するドキュメントを特
定する情報(ドキュメント名)が設定される。6.4
で、PDL解釈ジョブに使用開始の指示が来る。6.5
では、PDL解釈ジョブに渡されたドキュメント名を元
にして、PDLドキュメントサブクラスのインスタンス
情報を得る。もしインスタンスがない場合には、ドキュ
メントクラス(抽象クラス)の責任でインスタンスを作
り、実際の入力データとのリンクを張る。6.6で、中
間データドキュメントのインスタンスを作る(PDLド
キュメントの言語属性が設定されている場合に限る。そ
うでない場合にはPDLドキュメント処理部に入力のみ
渡して、出力ドキュメントの具象クラスもしくは属性を
得る必要がある)。6.7で、PDLドキュメントと中
間データドキュメントの識別子(またはインスタンスの
ポインタ)を基に、PDLドキュメント処理部にインス
タンスの作成を依頼する。戻り値としてインスタンスの
ポインタが返る。6.8で、PDLドキュメント処理部
に処理開始の指示をする。
【0029】6.9で、PDLドキュメント処理部は、
PDLドキュメントに必要な情報を問い合わせる。6.
10で、ドキュメント単位で獲得すべきリソースをロッ
クする。この場合は、例えばJLトランスレータがリソ
ースとしてロックされる。6.11で、PDLドキュメ
ント処理部は、PDLページインスタンスを作成する。
6.12で、PDLドキュメント処理部は、中間データ
ページンスタンスを作成する。6.13で、PDLペー
ジと中間データページの識別子(またはインスタンスの
ポインタ)を引数にして、PDLページ処理部クラス
(抽象クラス)に、PDLページ処理部クラスのインス
タンスの作成を依頼する。6.14で、PDLページ処
理部に準備開始を指示する。
【0030】6.15で、PDLページ処理部は、処理
に必要なリソースを獲得する。この場合はPDLトラン
スレータおよび中間データを実際に書き出すメモリであ
る。6.16で、準備完了を知らせる。6.17で、P
DLドキュメント処理部は、PDLページ処理部に処理
開始を知らせる。この場合では、JLトランスレータを
用いてPDLドキュメントからドキュメントに必要な情
報を解析し、実際にページ処理関係のデータを得た時点
で、PDLページ処理部に手続きを渡す。6.18で、
PDLページ処理部は処理を開始する。6.19で、一
ページ分の処理が終わったらPDLトランスレータを開
放する。6.20で、PDLドキュメント処理手段に手
続きを返す。まだ処理すべきページがあれば、PDLド
キュメント処理手段は新たにPDLページインスタンス
を作成し、PDLページ処理手段インスタンスの作成を
PDLページ処理手段クラスに依頼し、前述の手順と同
様にPDLページ処理手段に手続きを渡す。
【0031】6.21で、PDLドキュメント処理部
は、ドキュメントの処理の終了を認識したら、JLトラ
ンスレータを開放する。6.22で、PDL解釈ジョブ
に処理完了を通知する。
【0032】6.23で、PDL解釈ジョブは、PDL
ドキュメント処理部インスタンスを削除する。6.24
で、PDLドキュメントインスタンスを削除する。6.
25で、プロトコル解釈部に処理完了を通知する。
【0033】以上の手順によって、中間データドキュメ
ント5−4,中間データページ5−7が生成される。
【0034】<レンダリングジョブ>図7は、レンダリ
ングジョブ実行手順詳細を表す図である。
【0035】まず、7.1では、プロトコル解釈部から
レンダリングジョブに対して設定が来る。ジョブに関係
する設定ならば、ジョブ内部の属性にセットする。関係
しなければ、ジョブの子供(ドキュメント、ページ)に
渡す準備をする。7.2では、中間データドキュメント
の言語が何であるかが設定される。7.3では、さら
に、印刷するドキュメントを特定する情報(ドキュメン
ト名)が設定される。7.4では、レンダリングジョブ
に処理開始の指示が来る。
【0036】7.5では、レンダリングジョブは5−8
は、渡されたドキュメント名を元にして、ドキュメント
クラス(スーパークラス)のクラス操作として中間デー
タドキュメントサブクラスのインスタンスの情報を得
る。もしインスタンスがない場合には、ドキュメントク
ラス(抽象クラス)の責任でインスタンスを作り、実際
のデータとのリンクを張る。7.6では、イメージドキ
ュメントのインスタンスを作る。7.7では、中間デー
タドキュメントとイメージドキュメントの識別子(また
はインスタンスのポインタ)を引数にして、レンダリン
グドキュメント処理手段(抽象クラス)に、具象クラス
のインスタンスの作成を依頼する。戻り値としてインス
タンスのポインタが返る。7.8では、レンダリングド
キュメント処理手段に処理開始の指示をする。
【0037】7.9では、ドキュメント処理部が中間デ
ータドキュメントに必要な情報を問い合わせる。7.1
0では、レンダリングドキュメント処理手段は中間ペー
ジインスタンスを作成する。7.11では、レンダリン
グドキュメント処理手段はイメージページインスタンス
を作成する。7.12では、中間データページとイメー
ジページの識別子(またはインスタンスのポインタ)を
引数にして、レンダリングページ処理部(抽象クラス)
に、レンダリングページ処理部のインスタンスの作成を
依頼する。7.13では、レンダリングページ処理手段
に準備開始を指示する。7.14では、レンダリングペ
ージ処理部は、処理に必要なリソースを獲得する。この
場合はレンダラおよびイメージデータを実際に書き出す
メモリである。7.15では、準備完了を知らせる。
7.16では、レンダリングドキュメント処理部は、レ
ンダリングページ処理部に処理開始を知らせる。
【0038】7.17では、レンダリングページ処理部
が処理を開始する。7.18では、1ページ分の処理が
終わったらレンダラを開放する。7.19では、レンダ
リングドキュメント処理部に手続きを返す。まだ処理す
べきページがあれば、レンダリングドキュメント処理部
は新たにイメージページインスタンスを作成し、レンダ
リングページ処理部インスタンスの作成をレンダリング
ページ処理部クラスに依頼し、前述の手順と同様にレン
ダリングページ処理部に手続きを渡す。
【0039】7.20では、レンダリングドキュメント
処理部がドキュメントの処理を認識したらレンダリング
ジョブに処理完了を通知する。
【0040】7.21では、レンダリングジョブがレン
ダリングドキュメント処理部インスタンスを削除する。
7.22では、中間データドキュメントインスタンスを
削除する。7.23では、プロトコル解釈部に処理完了
を通知する。
【0041】なお、ページ処理部5−11は、メッセー
ジ7.16を受けると、それを単にイメージに展開せ
ず、そのページの属性に応じて他のプリンタに転送すべ
きか判定し、転送すべく場合には、メッセージ7.24
をページ転送部3−6に送って、中間ページデータを他
のプリンタに転送させる。
【0042】図9はその際のページ転送部の処理の手順
である。まず、処理対象のページの属性を獲得し(ステ
ップS901)、獲得した属性のうち、カラー/白黒の
指定が、現在このプリントジョブを実行しているプリン
タの機能と一致しているか判定する(ステップS90
2)。一致していれば、例えばそのプリンタカラープリ
ンタであり、中間ページデータの属性がカラーページで
あるか、あるいは、プリンタがモノクロであり、ページ
の属性がモノクロであれば、そのページをイメージデー
タに展開する。しかしながら、一致しない場合には、ペ
ージ転送部にそのページの転送を依頼する。
【0043】図10は、ページ転送の依頼を受けたペー
ジ転送部の処理手順である。まず、ネットワーク管理部
3−7により管理されているネットワーク上のプリンタ
の機能を参照し、転送先のプリンタあるいはデジタル複
合機を決定する(ステップS1001)。そののち、プ
ロトコル生成部に、コマンドの作成及び転送を依頼す
る。
【0044】図11はプロトコル生成部3−8による、
コマンド生成依頼に対する処理手順である。まず、転送
しようとするページから、転送するためのコマンドを生
成する(ステップS1101)。このコマンドには、転
送するデータが中間ページデータであることを示す情報
や、そのページの属性が付加される。また、必要があれ
ば、このページを含む中間データドキュメントも付加さ
れる。このコマンドを、目的のプリンタに対して送信す
る(ステップS1102)。
【0045】このようにして送信されたコマンドを受信
したプリンタでは、プロトコル解釈部によってレンダリ
ングジョブ及びプリントジョブを生成し、イメージペー
ジの生成及び印刷がおこなされる。プリントジョブの処
理内容は、後述する手順と同一である。
【0046】<プリントジョブ>図8は、プリントジョ
ブ実行手順詳細を表す図である。
【0047】まず、8.1では、プロトコル解釈部から
プリントジョブに対して設定が来る。ジョブに関係する
設定ならば、ジョブ内部の属性にセットする。関係しな
ければ、ジョブの子供(ドキュメント、ページ)に渡す
準備(とりあえず貯えておく)をする。8.2では、さ
らに、印刷するドキュメントを特定する情報(ドキュメ
ント名)が設定される。8.3では、プリントジョブに
処理開始の指示が来る。
【0048】8.4では、プリントジョブ5−13は、
プリントジョブに渡されたドキュメント名を元にして、
ドキュメントクラス(スーパークラス)のクラス操作と
してイメージドキュメントサブクラスのインスタンスの
情報を得る。もしインスタンスがない場合には、ドキュ
メントクラス(抽象クラス)の責任でインスタンスを作
り、実際の画像データとのリンクを張る。8.5では、
紙ドキュメントのインスタンスを作る。8.6では、イ
メージドキュメントと紙ドキュメントの識別子(または
インスタンスのポインタ)を引数にして、イメージドキ
ュメント処理部(抽象クラス)に、具象クラスのインス
タンスの作成を依頼する。戻り値としてインスタンスの
ポインタが返る。8.7では、イメージドキュメント処
理部(イメージ→紙)に排紙先の設定を行う。8.8で
は、イメージドキュメント処理部に処理開始の指示をす
る。
【0049】8.9では、ドキュメント処理部5−14
は、ドキュメント単位で獲得すべきリソースをロックす
る。この場合は、排紙トレイまたは排紙ビンである。
8.10では、イメージドキュメントに画像の情報を問
い合わせる。画像情報としては、ドキュメントに含まれ
るページの数、イメージページインスタンスの情報があ
る。なお、イメージページインスタンスはイメージドキ
ュメントと同様に、既に生成されて存在するものとす
る。8.11では、イメージドキュメント処理部は紙ペ
ージインスタンスを作成する。8.12では、イメージ
ドキュメント処理部は紙インスタンスを作成する。この
時、2ページを1枚の用紙に印刷する2in1印刷なら
ば、紙インスタンス1個に対して、紙ページインスタン
ス2個を関連付ける。8.13では、イメージページと
紙ページの識別子(またはインスタンスのポインタ)を
引数にして、イメージページ処理部(抽象クラス)に、
イメージページ処理部のインスタンスの作成を依頼す
る。8.14では、排紙先の設定を行う。もしソートの
指示があれば、イメージドキュメント処理手段はイメー
ジページ処理部毎に適切な排紙先(ビン)を指定しなけ
ればならない。8.15では、イメージページ処理部に
準備開始を指示する。この指示はイメージドキュメント
処理部が給紙を依頼してよいかどうかを確認するために
行う。
【0050】8.16では、イメージページ処理部は、
イメージページに画像が印字可能な状態か、または紙搬
送中に画像が印字可能な状態になるかどうかを確認す
る。つまり給紙してもOKかをチェックする。8.17
では、ドキュメント処理部に準備完了を知らせる。
【0051】イメージドキュメント処理部は、各イメー
ジページ処理部インスタンスから準備完了の通知を受
け、紙の出力順序を考慮して、8.18で紙インスタン
スのポインタをプリント用紙キューに積む。8.19で
は、プリント用紙キューに積まれた紙インスタンスのポ
インタを参照して、プリントページ順序作成部は、給紙
の都合に合わせてプリント用紙キューをスケジューリン
グし直し、プリント用ページキューに積む。8.20で
は、給紙タイミング生成部は、プリント用ページキュー
の先頭から順番に紙ページインスタンスへのポインタを
獲得して、紙搬送系を監視する。8.21では、給紙可
能になったら、イメージページ処理部に通知する。
【0052】8.22では、イメージページ処理部は給
紙をトリガにして処理を開始する。8.23では、プリ
ンタデバイスに給紙開始を指示する。8.24では、プ
リンタデバイスからイメージページ処理部に給紙完了が
通知される。8.25では、イメージページ処理部は、
プリンタに対して、モード設定(給紙段、排紙先等)を
行う。8.26では、ページメモリリソース獲得要求を
デバイスアサイナに対して行う。8.27では、マーカ
リソースを獲得する。そして印字可能状態(紙がレジに
来る)になるのを待つ。この時点でイメージページをマ
ーカに出力できる状態になっていないといけない。8.
28では、プリンタからページ処理部に印字可能を通知
する。8.29では、ページ処理部からプリンタに印字
を開始させる。8.30では、プリンタデバイスから印
字成功を通知する。8.31では、マーカリソースを解
放する。8.32では、ページメモリリソースを解放す
る。8.33では、プリンタデバイスからページ処理部
に排紙成功を通知する。ページ処理部は、排紙成功通知
が来たら、8.34で、処理完了をイメージドキュメン
ト処理部に通知する。
【0053】8.35では、イメージドキュメント処理
部は、イメージページ処理部インスタンスを削除する。
8.36では、紙インスタンスを削除する。8.37で
は、紙ページインスタンスを削除する。8.38では、
すべてのイメージページ処理部から処理完了通知が来た
ら、プリントジョブに処理完了を通知する。8.39で
は、ドキュメント単位で獲得したリソース(排紙トレ
イ、排紙ビン)を解放する。
【0054】8.40では、プリントジョブからイメー
ジドキュメント処理部インスタンスを削除する。8.4
1では、イメージドキュメントインスタンスを削除す
る。8.42では、紙ドキュメントインスタンスを削除
する。8.43では、プロトコル解釈部に処理完了を通
知する。
【0055】上述した方法により、印刷装置自身が、カ
ラー/白黒のように能力の異なる印刷装置に対して処理
を振り分けて印刷することが可能となり、印刷装置の能
力を生かしつつ、原稿の印刷時間を短縮することが可能
になる。
【0056】
【他の実施形態】図12,図13は、図9の手順により
他のプリンタに転送すると判定されたページをドキュメ
ント単位で他のプリンタに転送するための、ページ転送
部及びイメージドキュメント処理部の処理手順の一部で
ある。本実施の形態では、図10の手順の代わりに、図
11の手順が実行される。すなわち、ステップS120
1で転送先のプリンタが決定されると、転送先別にペー
ジを格納しておく。格納されたデータの転送のきっかけ
は、ドキュメント処理部によって与えられる。図13に
おいて、イメージドキュメント単位の処理が終えると、
図12のステップS1202において格納されたページ
を送信すべく、プロトコル生成部により、コマンドを作
成させる。その後は、ドキュメント処理部は、所定の処
理手順を実行すればよい。プロトコル生成部は、図11
の手順で処理を行い、コマンドを作成して、それを送信
する。
【0057】このようにすることで、あるプリンタで処
理中のデータのうち、そのプリンタでの処理になじまな
いページを他のプリンタに送るに際して、ドキュメント
単位でページをまとめて送信するために、転送されるペ
ージ数が多い場合には、送信されるデータの量の増加を
抑え、また、転送先の処理も、プロトコル処理などはペ
ージごとに行う必要が無くなり、負荷が軽減される。
【0058】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0059】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現する、図4に示したようなソフトウェアの
プログラムコードを記録した記憶媒体を、システムある
いは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピ
ュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納され
たプログラムコードを読出し実行することによっても達
成される。
【0060】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0061】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。これらは、図2の外部記憶装
置2−4として提供することができる。
【0062】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれる。
【0063】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、各ページの属性と
印刷装置の機能とに基づいて、属性に適した印刷装置を
選択し、それによって処理を振り分けて印刷することが
可能となる。このため、印刷装置の能力を生かしつつ、
印刷時間を短縮することが可能になる。
【0065】
【図面の簡単な説明】
【図1】ホストコンピュータおよび周辺機器が接続され
たネットワークシステムの構成を示すブロック図であ
る。
【図2】周辺機器の基本的な構成を示すブロック図であ
る。
【図3】周辺機器のソフトウェア構造の概要を表す図で
ある。
【図4】周辺機器のソフトウェア基本構造を表す図であ
る。
【図5】周辺機器ソフトウェアの処理の流れを表す図で
ある。
【図6】PDLジョブ基本処理手順の詳細を表す図であ
る。
【図7】レンダリングジョブ基本処理手順の詳細を表す
図である。
【図8】プリントジョブ基本処理手順の詳細を表す図で
ある。
【図9】レンダリングページ処理部における、ページ属
性の判定処理手順のフローチャートである。
【図10】ページ転送部における、ページ転送処理手順
のフローチャートである。
【図11】プロトコル生成部における、転送されるペー
ジに基づくコマンド生成処理手順のフローチャートであ
る。
【図12】他の実施の形態におけるページ転送部によ
る、ページ転送処理手順のフローチャートである。
【図13】イメージドキュメント処理部における、イメ
ージドキュメント処理終了時の処理手順の一部を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1−1 ホストコンピュータ1 1−2 ホストコンピュータ2 1−3 印刷装置 1−4 デジタル複合機 1−5 LAN(ローカルエリアネットワーク 2−1 CPU 2−2 ROM 2−3 RAM 2−4 外部記憶装置 2−5 表示部 2−6 操作部 2−7 エンジンインタフェース 2−8 ネットワークインタフェース 2−9 外部インタフェース 2−10 システムバス 3−1 ホストコンピュータ 3−2 コントローラソフトウェア 3−3 プロトコル解釈部 3−4 ジョブ制御部 3−5 デバイス部 3−6 ページ転送部 3−7 ネットワーク管理部 3−8 プロトコル生成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今野 茂樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 古川 文夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 廣内 康夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 宍塚 順一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AP04 AP07 HH03 HK03 HN05 HN26 HP06 HQ14 2C087 AA03 AA15 AB06 AB08 BA07 BB20 BD46 CA05 5B021 AA02 AA19 BB01 CC06 DD03 DD18 EE01 LL05

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置から送信されたコマンドを
    解釈するプロトコル解釈手段と、 前記プロトコル解釈手段によるコマンドの解釈にしたが
    ってジョブを生成するジョブ生成手段と、 ジョブを処理するとともに、ジョブをドキュメント単位
    に分割するジョブ処理手段と、 ドキュメントを処理するとともに、ドキュメントをペー
    ジ単位に分割するドキュメント処理手段と、 ページを処理するページ処理手段と、 前記ジョブ処理手段と、ドキュメント処理手段と、ペー
    ジ処理手段とによるデバイスの使用要求を調停するため
    のデバイス調停手段とを備え、 前記ジョブ生成手段は、ジョブとして、前記印刷データ
    を記述したコマンドを解釈して中間データを生成する解
    釈ジョブと、前記中間データに基づいてイメージデータ
    を生成するレンダリングジョブと、前記イメージデータ
    を印刷するプリントジョブの3つのジョブを生成し、前
    記ジョブ処理手段及びドキュメント処理手段及びページ
    処理手段は、前記3つのジョブそれぞれについて処理を
    実行することを特徴とした印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記解釈ジョブは、ページ記述言語によ
    り送信されてくる印刷データを解釈することを特徴とし
    た請求項1に記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記解釈ジョブは、ページ記述言語で記
    述されたPDLドキュメントを処理するPDLドキュメ
    ント処理手段と、PDLドキュメントを小さなPDLペ
    ージ単位に分割するPDLページ生成手段と、PDLペ
    ージを処理するPDLページ処理手段とを含み、PDL
    ドキュメントを中間データに展開することを特徴とした
    請求項2に記載の印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記レンダリングジョブは、前記解釈ジ
    ョブにより生成された中間データドキュメントを処理す
    る中間データドキュメント処理手段と、中間データドキ
    ュメントを中間データページ単位に分割する中間データ
    ページ生成手段と、中間データページを処理する中間デ
    ータページ処理手段とを含み、中間データドキュメント
    をイメージデータに展開することを特徴とした請求項1
    に記載の印刷装置。
  5. 【請求項5】 前記プリントジョブは、前記レンダリン
    グジョブにより展開されたイメージドキュメントを処理
    するイメージドキュメント処理手段と、イメージドキュ
    メントを小さなイメージページ単位に分割するイメージ
    ページ生成手段と、イメージページを処理するイメージ
    ページ処理手段とを含み、イメージドキュメントを記録
    媒体上に印刷することを特徴とした請求項1に記載の印
    刷装置。
  6. 【請求項6】 前記イメージドキュメント処理手段は、
    印刷するページを処理する順番を決定するプリントペー
    ジ処理順序決定手段と、紙搬送系の動きを考慮して給紙
    のタイミングを指示する給紙タイミング決定手段を有す
    ることを特徴とした請求項5に記載の印刷装置。
  7. 【請求項7】 前記イメージドキュメント処理手段は、
    実際に出力されるページに対応した記録媒体に関する情
    報をプリント用紙キューに蓄積することを特徴とした請
    求項5に記載の印刷装置。
  8. 【請求項8】 前記中間データページ処理手段は、中間
    データページの色属性を判別し、自分の機能に適合しな
    いページを、適合した機能を有するプリンタに転送する
    ページ転送手段を更に備えることを特徴とする請求項1
    に記載の印刷装置。
  9. 【請求項9】 前記ページ転送手段は、所定の通信媒体
    に接続されている転送先プリンタを特定するためのネッ
    トワーク管理手段を有することを特徴とした請求項8に
    記載の印刷装置。
  10. 【請求項10】 前記ページ転送手段は、転送先として
    特定されたプリンタに、所定の通信媒体を通して通信を
    行うためのプロトコル生成手段を有することを特徴とし
    た請求項8に記載の印刷装置。
  11. 【請求項11】 所定の機能を有し、他の印刷装置と接
    続され、ページ単位で印刷データを管理する印刷装置で
    あって、 各ページの有する属性が前記機能に適合するか判定する
    判定手段と、 適合しない場合、適合する機能を有する他の印刷装置を
    決定する送信先作決定手段と、 前記送信先決定手段により決定された印刷装置に対し
    て、前記機能に適合しない属性を有するページを送信す
    る送信手段とを備えることを特徴とする印刷装置。
  12. 【請求項12】 前記判定手段は、前記属性として、カ
    ラーまたは白黒を示す属性を用い、カラーページであり
    カラー印刷機能を有するか、あるいは白黒ページであり
    カラー印刷機能を有しない場合には、属性が機能に適合
    すると判定することを特徴とする請求項11に記載の印
    刷装置。
  13. 【請求項13】 所定の機能を有し、他の印刷装置と接
    続された印刷装置において、ページ単位で印刷データを
    管理する印刷制御方法であって、 各ページの有する属性が前記機能に適合するか判定する
    判定工程と、 適合しない場合、適合する機能を有する他の印刷装置を
    決定する送信先作決定工程と、 前記送信先決定工程により決定された印刷装置に対し
    て、前記機能に適合しない属性を有するページを送信す
    る送信工程とを備えることを特徴とする印刷制御方法。
  14. 【請求項14】 前記判定工程は、前記属性として、カ
    ラーまたは白黒を示す属性を用い、カラーページであり
    カラー印刷機能を有するか、あるいは白黒ページであり
    カラー印刷機能を有しない場合には、属性が機能に適合
    すると判定することを特徴とする請求項13に記載の印
    刷制御方法。
  15. 【請求項15】 コンピュータに、 各ページの有する属性が機能に適合するか判定する判定
    手段と、 適合しない場合、適合する機能を有する他の印刷装置を
    決定する送信先作決定手段と、 前記送信先決定手段により決定された印刷装置に対し
    て、前記機能に適合しない属性を有するページを送信す
    る送信手段として機能させるためのプログラムを格納す
    ることを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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