JPH05203153A - 電磁調理器 - Google Patents

電磁調理器

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JPH05203153A
JPH05203153A JP968792A JP968792A JPH05203153A JP H05203153 A JPH05203153 A JP H05203153A JP 968792 A JP968792 A JP 968792A JP 968792 A JP968792 A JP 968792A JP H05203153 A JPH05203153 A JP H05203153A
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JP
Japan
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temperature
pot
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pan
detecting element
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JP968792A
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English (en)
Inventor
Tsuyoshi Hosoito
強志 細糸
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鍋の底部の形状にかかわらず、鍋の温度を正
確に検出する。 【構成】 加熱コイル12によってトッププレート11
上の鍋13を誘導加熱するものであって、鍋13の温度
をトッププレート11を介して温度検出手段40によっ
て検出するように構成した電磁調理器において、第1の
温度検出素子15を鍋13の中心部位の温度を検出する
ように設けると共に、第2の温度検出素子16を鍋13
の周辺部位の温度を検出するように設け、これら両温度
検出素子15,16から温度検出手段17を構成し、両
温度検出素子15,16からの温度検出信号に基づいて
鍋13の温度を判断するように構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鍋の温度をトッププレ
ートを介して検出する温度検出手段を備えて成る電磁調
理器に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電磁調理器の一例を、図6に示
す。この図6において、トッププレート1は調理器本体
の上面に配設されており、このトッププレート1の下方
に加熱コイル2が配設されている。加熱コイル2から発
生する高周波磁界により、トッププレート1上に載置さ
れた鍋3が誘導加熱されるように構成されている。
【0003】この構成の場合、トッププレート1の下面
に温度検出素子4を設け、この温度検出素子4によりト
ッププレート1を介して鍋3の温度を検出するようにし
ている。そして、揚げ物調理等の油を使用する調理を行
う場合には、上記温度検出素子4により鍋3内の油の温
度即ち鍋3の温度を検出し、この温度検出素子4からの
温度検出信号に基づいて油の温度が設定温度になるよう
に加熱運転を制御するように構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成では、温
度検出素子4は、鍋5の底部の中心部位の温度を検出す
るように配設されている。このため、図7に示すよう
に、鍋5の底部の形状が上方に湾曲しているときには、
温度検出素子4と鍋5の底部との間に、空気層が介在す
るようになるので、鍋5からの熱が温度検出素子4へ伝
わり難くなり、鍋5の温度つまり油の温度を正確に検出
することができないという欠点があった。従って、油の
温度の制御が不正確になり、油の温度が異常温度まで上
昇するおそれもあった。
【0005】そこで、本発明の目的は、鍋の底部の形状
にかかわらず、鍋の温度を正確に検出することができる
電磁調理器を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電磁調理器は、
トッププレート上の鍋を誘導加熱する加熱コイルを備え
ると共に、前記鍋の温度を前記トッププレートを介して
検出する温度検出手段を備えて成る電磁調理器におい
て、前記温度検出手段を、前記鍋の中心部位の温度を検
出するように設けられた第1の温度検出素子と、前記鍋
の周辺部位の温度を検出するように設けられた第2の温
度検出素子とから構成し、両温度検出素子からの温度検
出信号に基づいて前記鍋の温度を判断するようにしたと
ころに特徴を有する。
【0007】
【作用】上記手段によれば、温度検出手段の第1の温度
検出素子により鍋の中心部位の温度を検出すると共に、
第2の温度検出素子により鍋の周辺部位の温度を検出す
る。これによって、鍋の底部の形状が平坦なときには、
鍋の中心部位がトッププレート上面に接触しているの
で、第1の温度検出素子からの温度検出信号に基づいて
鍋の温度を正確に検出することができる。
【0008】一方、鍋の底部の形状が上方に湾曲してい
るときは、鍋の中心部位がトッププレート上面から離れ
るが、鍋の周辺部位がトッププレート上面に接触してい
るので、鍋からの熱は第1の温度検出素子へ伝わり難く
なるが、第2の温度検出素子へは伝わり易くなる。従っ
て、第1及び第2の温度検出素子からの温度検出信号に
基づいて鍋の温度を判断するようにすれば、鍋の温度を
正確に検出することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1ないし
図5を参照しながら説明する。まず、電磁調理器の概略
構成を示す図2において、調理器本体の上面部には、耐
熱結晶化ガラス製のトッププレート11が配設されてい
る。このトッププレート11の下方には、円盤状に巻回
された加熱コイル12が設けられている。
【0010】また、トッププレート11の上面には、鍋
13が載置されるようになっている。この鍋13は、例
えば揚げ物調理に使用されるものであり、例えばステン
レス材からなる。上記鍋13は、底部が上方に湾曲して
おり、底部に凹部13aを有している。尚、鍋13内に
は、揚げ物調理用の油14が貯留されている。
【0011】一方、揚げ物調理に使用される鍋であって
も、例えば鉄製の鍋は、底部が平坦状に形成されている
ものがある(従来構成を示す図6参照)。
【0012】さて、トッププレート11の下方における
鍋13の底部の中心部位には、例えばサーミスタからな
る第1の温度検出素子15が配設されている。この第1
の温度検出素子15は、トッププレート11の下面に近
接するように配置されており、鍋13の底部の中心部位
の温度を検出して、温度検出信号を出力するように構成
されている。
【0013】そして、トッププレート11の下方におけ
る鍋13の底部の周辺部位、この場合、図2中左方部位
には、例えばサーミスタからなる第2の温度検出素子1
6が配設されている。この第2の温度検出素子16は、
トッププレート11の下面に近接するように配置されて
おり、鍋13の底部の周辺部位の温度を検出して、温度
検出信号を出力するように構成されている。上記両温度
検出素子15及び16から温度検出手段17が構成され
ている。
【0014】また、電気的構成を示す図3において、図
示しない商用交流電源に接続される差込みプラグ18か
ら、交流電源線19及び20が導出されている。一方の
交流電源線19には、電源スイッチ21及びヒューズ2
2が設けられている。
【0015】上記交流電源線19及び20間には、ファ
ンモータ23が接続されていると共に、トランス24の
一次巻線24aが接続されている。そして、交流電源線
19及び20は、全波整流回路25の入力端子に接続さ
れている。この場合、電源母線25側には、サーマルス
イッチ26が設けられている。
【0016】全波整流回路25の出力端子には、フィル
タコンデンサ27が接続され、このフィルタコンデンサ
27に並列にリアクタ28及び平滑コンデンサ29の直
列回路が接続され、更に、平滑コンデンサ29の両端子
から直流電源線30及び31が導出されており、これら
により、直流電源回路32が構成されている。
【0017】上記直流電源線30及び31間には、加熱
コイル12及び共振コンデンサ33の直列回路が接続さ
れ、上記共振コンデンサ33に並列にNPN形のトラン
ジスタ34のコレクタ,エミッタ間が接続され、そし
て、トランジスタ34のコレクタ,エミッタ間にダンパ
ダイオード35が接続されており、これらにより、共振
形の高周波インバータ36が構成されている。
【0018】尚、上記ファンモータ23のファンは、ト
ランジスタ34の放熱板等へ冷却風を送るようになって
いると共に、サーマルスイッチ26は、上記放熱板の温
度を検知してオンオフするようになっている。
【0019】また、制御手段である制御回路37は、マ
イクロコンピュータを主体として構成されたものであ
り、加熱運転制御用のプログラムを有している。この制
御回路37の各入力端子には、トランス24の二次巻線
24bが接続され、交流電源線20に設けられた入力検
出用変流器38が接続され、加熱コイル12の両端子が
接続され、直流電源線31に設けられた材質検出用変流
器39が接続され、更に、第1の温度検出素子15及び
第2の温度検出素子16がそれぞれ接続されている。そ
して、制御回路37の出力端子には、トランジスタ34
のベースが接続されている。
【0020】上記制御回路37は、通常の加熱調理の場
合には、入力検出用変流器38の検出電流に基づいて加
熱コイル12による加熱出力が設定出力となるように制
御する。また、制御回路37は、加熱コイル12の端子
間電圧により高周波インバータ36のトランジスタ34
のオンタイミングを設定するようになっている。更に、
制御回路37は、材質検出用変流器39の検出電流に基
づいてトッププレート11上の鍋13の材質を判断する
ようになっている。
【0021】そして、制御回路37は、油を使用する揚
げ物調理の場合、具体的には後述するようにして、第1
の温度検出素子15及び第2の温度検出素子16からの
各温度検出信号に基づいて、鍋13の温度即ち鍋13内
の油の温度を判断するようになっており、温度判断手段
の機能を有している。
【0022】次に、上記構成の作用を、図1、図4及び
図5も参照して説明する。図1のフローチャートは、制
御回路37に記憶された制御プログラムの制御内容を概
略的に示している。
【0023】また、図4のグラフは、底部が平坦状をな
す鍋をトッププレート11上に載せて加熱した場合にお
ける油の温度(即ち鍋の温度)、第1の温度検出素子1
5の検出温度及び第2の温度検出素子16の検出温度の
各変化を示すものである。この場合、油の温度を実線P
で示し、第1の温度検出素子15の検出温度を実線Qで
示し、第2の温度検出素子16の検出温度を実線Rで示
す。
【0024】更に、図5のグラフは、図2に示すよう
に、底部が上方に湾曲した形状をなす鍋13をトッププ
レート11上に載せて加熱した場合における油の温度
(即ち鍋の温度)、第1の温度検出素子15の検出温度
及び第2の温度検出素子16の検出温度の各変化を示す
ものである。この場合、油の温度を実線Pで示し、第1
の温度検出素子15の検出温度を実線Qで示し、第2の
温度検出素子16の検出温度を実線Rで示す。
【0025】ここで、図4及び図5の各グラフからわか
ることは、鍋13の底部が上方に湾曲している場合に、
第2の温度検出素子16の検出温度が第1の温度検出素
子15の検出温度よりもかなり高くなることである。具
体的には、加熱開始から例えば4分が経過した時点で比
較すると、鍋の底部が平坦な場合は第1の温度検出素子
15の検出温度が第2の温度検出素子16の検出温度よ
りも若干高いのに対して、鍋13の底部が上方に湾曲し
ている場合は第2の温度検出素子16の検出温度が第1
の温度検出素子15の検出温度よりもかなり高い。
【0026】というのは、鍋の底部が平坦な場合には、
油の温度の上昇に応じて、第1の温度検出素子15の検
出温度並びに第2の温度検出素子16の検出温度がほぼ
同じように上昇するのに対して、鍋13の底部が上方に
湾曲している場合には、油の温度の上昇に対する、第1
の温度検出素子15の検出温度の上昇がかなり鈍くなる
と共に、第2の温度検出素子16の検出温度の上昇が第
1の温度検出素子15の検出温度の上昇よりもすみやか
に上昇するためである。
【0027】従って、本実施例では、加熱開始から4分
が経過した時点で、第1の温度検出素子15の検出温度
と第2の温度検出素子16の検出温度とを比較して、第
2の温度検出素子16の検出温度が第1の温度検出素子
15の検出温度よりも高い場合に、鍋13の底部が上方
に湾曲していると判断するようにしている。尚、この判
断は、鍋13を常温(20〜30℃)から加熱開始する
調理時に可能な判断であり、例えば2度目の調理のよう
に鍋13の温度が加熱開始時に高い場合には、上記判断
を行うことができない。
【0028】さて、図1のフローチャートに従って説明
するに、まず、底部が上方に湾曲した鍋13をトッププ
レート11上に載せて、常温から加熱する場合について
述べる。
【0029】この場合、操作パネル(図示しない)のス
タートキーが押圧操作されると、ステップS1にて「Y
ES」へ進み、高周波インバータ36を発振駆動して鍋
13の加熱を開始すると共に、第1及び第2の温度検出
素子15及び16により温度を検出する(ステップS
2)。続いて、各温度検出素子15及び16の各検出温
度のうちのいずれか一方の検出温度が50℃以上か否か
を判断する(ステップS3)。今、加熱開始時における
鍋13の温度は常温であるから、ステップS3にて「N
O」へ進み、減算タイマに4分をセットすると共に、減
算タイマの計時を開始する(ステップS4)。
【0030】この後、4分が経過すると、即ち加熱開始
から4分後に、ステップS5にて「YES」へ進み、第
1及び第2の温度検出素子15及び16により温度を検
出する(ステップS6)。続いて、第2の温度検出素子
16の検出温度T2が、第1の温度検出素子15の検出
温度T1よりも高いか否かを判断する(ステップS
7)。
【0031】今、図2に示すように、鍋13の底部13
aが上方に湾曲しているので、第2の温度検出素子16
の検出温度T2が、第1の温度検出素子15の検出温度
T1よりも高くなる。従って、ステップS7にて「YE
S」へ進み、第1の温度検出素子15の検出温度T1と
第2の温度検出素子16の検出温度T2とに基づいて、
油の温度を判断する(ステップS8)。具体的には、油
の温度Tは、次式で算出される。
【0032】 T=(T1+T2)/2+A (1) ここで、Aは、検出温度T1と検出温度T2の温度差に
応じて設定される定数である。定数Aの具体的な値を、
下記の表1に示す。この表1は、本発明者が定数Aの最
適な値を実験により求めたものである。
【0033】
【表1】 そして、上述したようにして判断した油の温度Tが調理
者により設定された設定温度に等しくなるように、加熱
運転が行われる。具体的には、設定温度が判断した油の
温度Tよりも高いか否かを判断し(ステップS9)、設
定温度の方が高い場合(油の温度Tが設定温度よりも低
い場合)には、ステップS9にて「YES」へ進み、加
熱が続行される(ステップS10)。
【0034】一方、設定温度の方が高くない場合(油の
温度Tが設定温度以上の場合)には、ステップS9にて
「NO」へ進み、高周波インバータ36の発振が停止さ
れて加熱が停止される(ステップS11)。以下、揚げ
物調理が終了するまで、上記した処理(ステップS7〜
S11)が繰り返し実行されて、油の温度Tが設定温度
に等しくなるように制御される。
【0035】次に、底部が平坦状の鍋をトッププレート
11上に載せて、常温から加熱する場合について述べ
る。この場合、ステップS7までは上述した底部13a
が上方に湾曲した鍋13の場合と同じである。即ち、加
熱開始後4分が経過した時点で、鍋の底部が平坦状であ
るから、図4に示すように、第1の温度検出素子15の
検出温度が第2の温度検出素子16の検出温度よりも若
干高くなる。このため、ステップS7にて「NO」へ進
み、油の温度Tを第1の温度検出素子の検出温度T1に
基づいて判断する(ステップS12)。具体的には、油
の温度Tは、次式により算出される。
【0036】T=T1+B (2) 但し、Bは定数例えば10(℃)である。
【0037】そして、この後は、上述した場合と同様に
して、油の温度Tが設定温度に等しくなるように、加熱
運転が制御される(ステップS9〜S11)。
【0038】一方、2度目の調理のように鍋の温度が加
熱開始時に高い場合には、鍋の底部が上方に湾曲してい
るか否かの判断を行うことができない。このような場合
には、スタートキーを押圧操作すると、ステップS1に
て「YES」へ進み、高周波インバータ36を発振駆動
して鍋13の加熱を開始すると共に、第1及び第2の温
度検出素子15及び16により温度を検出する(ステッ
プS2)。この場合、各温度検出素子15及び16の各
検出温度のうちの少なくともいずれか一方の検出温度が
50℃以上となるから、ステップS3にて「YES」へ
進む。
【0039】そして、油の温度Tを第1の温度検出素子
の検出温度T1に基づいて判断する(ステップS1
3)。具体的には、油の温度Tは、次式により算出され
る。
【0040】T=T1+B (2) 但し、Bは定数例えば10(℃)である。
【0041】この後は、油の温度Tが設定温度に等しく
なるように、加熱運転が制御される。具体的には、設定
温度が判断した油の温度Tよりも高いか否かを判断し
(ステップS14)、設定温度の方が高い場合(油の温
度Tが設定温度よりも低い場合)には、ステップS14
にて「YES」へ進み、加熱が続行される(ステップS
15)。
【0042】一方、設定温度の方が高くない場合(油の
温度Tが設定温度以上の場合)には、ステップS14に
て「NO」へ進み、高周波インバータ36の発振が停止
されて加熱が停止される(ステップS16)。以下、揚
げ物調理が終了するまで、上記した処理(ステップS1
3〜S16)が繰り返し実行されて、油の温度Tが設定
温度に等しくなるように制御される。
【0043】このような構成の本実施例によれば、温度
検出手段17の第1の温度検出素子15により鍋13の
中心部位の温度を検出すると共に、第2の温度検出素子
16により鍋13の周辺部位の温度を検出する。これに
よって、鍋の底部の形状が平坦なときには、鍋の底部の
中心部位がトッププレート11の上面に接触しているの
で、第1の温度検出素子15からの温度検出信号つまり
検出温度T1に基づいて、式(2)により鍋の温度を正
確に検出することができる。
【0044】一方、図2に示すように、鍋13の底部の
形状が上方に湾曲しているときは、鍋13の底部13a
の中心部位がトッププレート11の上面から離れるが、
鍋13の底部13aの周辺部位がトッププレート11の
上面に接触しているので、第1及び第2の温度検出素子
15及び16からの各温度検出信号つまり各検出温度T
1及びT2に基づいて、式(1)と表1とから鍋13の
温度を判断すれば、従来構成(図7参照)とは異なり、
鍋13の温度を正確に検出することができる。この結
果、油の温度の制御を正確に行うことができる。
【0045】
【発明の効果】本発明は、以上の説明から明らかなよう
に、温度検出手段を、鍋の中心部位の温度を検出するよ
うに設けられた第1の温度検出素子と、鍋の周辺部位の
温度を検出するように設けられた第2の温度検出素子と
から構成し、両温度検出素子からの温度検出信号に基づ
いて鍋の温度を判断するように構成したので、鍋の底部
の形状にかかわらず、鍋の温度を正確に検出することが
できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すフローチャート
【図2】底部の形状が上方に湾曲した鍋をトッププレー
ト上に載置した状態を示す電磁調理器の概略構成図
【図3】電気回路図
【図4】底部が平坦状をなす鍋を加熱した場合における
油の温度、第1の温度検出素子の検出温度及び第2の温
度検出素子の検出温度の各変化を示すグラフ
【図5】底部が上方に湾曲した鍋を加熱した場合におけ
る油の温度、第1の温度検出素子の検出温度及び第2の
温度検出素子の検出温度の各変化を示すグラフ
【図6】従来構成を示すもので、底部の形状が平坦状の
鍋をトッププレート上に載置した状態を示す電磁調理器
の概略構成図
【図7】図2相当図
【符号の説明】
11はトッププレート、12は加熱コイル、13は鍋、
14は油、15は第1の温度検出素子、16は第2の温
度検出素子、17は温度検出手段、21は電源スイッ
チ、36は高周波インバータ、37は制御回路を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トッププレート上の鍋を誘導加熱する加
    熱コイルを備えると共に、前記鍋の温度を前記トッププ
    レートを介して検出する温度検出手段を備えて成る電磁
    調理器において、 前記温度検出手段を、前記鍋の中心部位の温度を検出す
    るように設けられた第1の温度検出素子と、前記鍋の周
    辺部位の温度を検出するように設けられた第2の温度検
    出素子とから構成し、両温度検出素子からの温度検出信
    号に基づいて前記鍋の温度を判断するようにしたことを
    特徴とする電磁調理器。
JP968792A 1992-01-23 1992-01-23 電磁調理器 Pending JPH05203153A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011151036A (ja) * 2011-03-28 2011-08-04 Sanyo Electric Co Ltd 加熱調理器
CN111385930A (zh) * 2018-12-29 2020-07-07 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 电磁加热器具的控制方法、装置及电磁加热器具

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CN111385930B (zh) * 2018-12-29 2022-04-29 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 电磁加热器具的控制方法、装置及电磁加热器具

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