JP2002334776A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JP2002334776A
JP2002334776A JP2001138887A JP2001138887A JP2002334776A JP 2002334776 A JP2002334776 A JP 2002334776A JP 2001138887 A JP2001138887 A JP 2001138887A JP 2001138887 A JP2001138887 A JP 2001138887A JP 2002334776 A JP2002334776 A JP 2002334776A
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magnetron
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Yuki Takahashi
由紀 高橋
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 調理物を仕上り良く加熱することができる加
熱調理器を提供すること。 【解決手段】 煮込み調理時に調理物の表面温度が98
°Cに達すると、マグネトロンの設定出力が800Wか
ら100Wに下がり、マグネトロンが加熱出力100W
で連続駆動される。この構成の場合、調理物が吹きこぼ
れない程度の沸騰状態で継続的に弱加熱されるので、調
理物の仕上り状態が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、調理室内にマイク
ロ波を照射することに基づいて調理物を加熱する加熱調
理器に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】上記加熱調理器には、
調理物を400W〜800Wの高出力で加熱する構成の
ものがある。この構成の場合、図18に示すように、マ
グネトロンの高出力連続駆動(例えば400W)および
休止を繰返すことに基づいて加熱出力を低く(例えば2
00W)している。このため、調理物の加熱状態を十分
に制御することができず、吹きこぼれや煮過ぎや端煮え
等の加熱過多が生じる虞れがあるので、調理物の仕上り
の点で改善の余地が残されている。本発明は上記事情に
鑑みてなされたものであり、その目的は、調理物を仕上
り良く加熱できる加熱調理器を提供することにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の加熱調理
器は、調理室内にマイクロ波を照射するマグネトロン
と、前記マグネトロンを駆動するマグネトロン駆動回路
と、前記マグネトロン駆動回路を駆動制御することに基
づいて前記マグネトロンの加熱出力を制御する加熱制御
手段とを備え、前記加熱制御手段が前記調理室内に収納
された調理物の加熱状態に応じて前記マグネトロンを低
出力で連続駆動するところに特徴を有している。上記手
段によれば、マグネトロンの低出力連続駆動が調理物の
加熱状態に応じて行われる。このため、調理物を吹きこ
ぼれ等の加熱過多がない状態で継続的に低出力で加熱で
きるので、調理物の仕上り状態が向上する。尚、低出力
値とは300W以下を称するものであるが、250W以
下であることが好ましく、200W以下であることがよ
り好ましく、150W以下であることがより一層好まし
く、100W以下であることが各段に好ましい。
【0004】請求項2記載の加熱調理器は、調理物の表
面温度を検出する赤外線センサを備え、加熱制御手段が
前記赤外線センサからの出力信号に基づいて調理物の加
熱状態を検出するところに特徴を有している。上記手段
によれば、調理物の加熱状態として表面温度が検出さ
れ、マグネトロンの低出力連続駆動が調理物の表面温度
に応じて行われる。このため、調理物を吹きこぼれ等の
加熱過多がない表面温度で確実に継続加熱できるので、
調理物の仕上り状態が一層向上する。
【0005】請求項3記載の加熱調理器は、調理物の表
面温度が設定レベルに昇温したことを検出することに基
づいて加熱制御手段がマグネトロンを低出力で連続駆動
するところに特徴を有している。上記手段によれば、調
理物を沸騰状態に加熱した後に吹きこぼれない程度の沸
騰状態で継続的に加熱できるので、特に煮込み調理の仕
上り状態が向上する。
【0006】請求項4記載の加熱調理器は、加熱制御手
段が予め決められた調理メニューの実行時にマグネトロ
ンを低出力で連続駆動するところに特徴を有している。
上記手段によれば、使用者が調理メニューを考慮してマ
グネトロンの低出力連続駆動を直接的に指定する必要が
なくなるので、使い勝手が向上する。
【0007】請求項5記載の加熱調理器は、加熱制御手
段が赤外線センサからの出力信号に応じてマグネトロン
を複数の異なる低出力で連続駆動するところに特徴を有
している。上記手段によれば、マグネトロンの加熱出力
を調理物の表面温度に応じて段階的に下げることができ
る。このため、調理物を吹きこぼれない程度の沸騰状態
に確実に保持しながら継続的に加熱できるので、特に煮
込み調理の仕上り状態が一層向上する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例を図1
ないし図7に基づいて説明する。まず、図7において、
外箱1は前面が開口する矩形箱状をなすものであり、外
箱1内には内箱2が配設されている。この内箱2は前面
が開口する矩形箱状をなすものであり、外箱1と内箱2
との間には機械室3が形成され、機械室3の前方には操
作パネル4が固定されている。
【0009】内箱2内には調理室5が形成されている。
この調理室5は内箱2内の空間部を称するものであり、
調理室5の前端部には扉6が回動可能に装着されてい
る。また、調理室5の右側壁には励振口7が設けられて
おり、励振口7の周縁部には導波管8が固定されてい
る。この導波管8にはマグネトロン9が固定されてお
り、マグネトロン9の駆動時にはマグネトロン9から導
波管8および励振口7を通して調理室5内にマイクロ波
が照射される(レンジ調理)。
【0010】機械室3内には冷却ファンモータ10が固
定されている。この冷却ファンモータ10の回転軸には
冷却ファン11が固定されており、冷却ファンモータ1
0の駆動時には冷却ファン11からマグネトロン9等の
電気部品に冷却風が吐出される。
【0011】調理室5の後壁にはファンケーシング12
が固定されている。このファンケーシング12の後面に
は熱風ファンモータ13が固定されており、熱風ファン
モータ13の回転軸にはファンケーシング12内に位置
して遠心形の熱風ファン14が固定されている。
【0012】調理室5の後壁には熱風ファンモータ13
の前方に位置して吸気口15が形成され、吸気口15の
上下部に位置して吐気口16が形成されている。これら
吸気口15および両吐気口16は複数の孔からなるもの
であり、熱風ファン14の回転時にはファンケーシング
12内の空気が両吐気口16を通して調理室5内に吐出
され、調理室5内の空気が吸気口15を通してファンケ
ーシング12内に吸引される。
【0013】ファンケーシング12内には熱風ヒータ1
7が固定されている。この熱風ヒータ17はファンケー
シング12内の空気を加熱するものであり、熱風ファン
モータ13および熱風ヒータ17の駆動時にはファンケ
ーシング12内から調理室5内に熱風が吐出される(オ
ーブン調理)。
【0014】調理室5の下方にはターンテーブルモータ
18(図6参照)が固定されている。このターンテーブ
ルモータ18の回転軸には、図7に示すように、調理室
5内の底部に位置して回転網19が装着されており、回
転網19の上面には、図5に示すように、ガラス製の調
理皿20が装着されている。この調理皿20はターンテ
ーブルモータ18の駆動時に回転網19と一体的に回転
するものであり、レンジ調理時には調理皿20上に調理
物21が載置され、調理物21の回転状態でマイクロ波
が照射される。
【0015】調理室5の下方には静電容量形の重量セン
サ22(図6参照)が固定されている。この重量センサ
22はターンテーブルモータ18の回転軸を下方から支
える板バネ製の可動電極と、可動電極の下方に間隔を置
いて固定された固定電極(図示せず)と、両電極間の距
離に応じた周波数の重量信号を出力する発振回路とを有
するものであり、調理皿20に調理物21をセットする
と、可動電極が調理物21の重量に応じて下方へ撓む。
すると、両電極間の距離が変化し、発振回路から両電極
間の距離に応じた周波数の重量信号が出力される。
【0016】調理室5の右側壁には、図7に示すよう
に、天井部に位置してセンサ窓23が設けられており、
センサ窓23の右側には機械室3内に位置してセンサユ
ニット24が固定されている。このセンサユニット24
は調理物21の表面温度を検出するものであり、次のよ
うに構成されている。
【0017】<センサユニット24について>センサ窓
23の右側には、図5に示すように、センサケース25
が固定されている。このセンサケース25内にはセンサ
基板26が固定されており、センサ基板26には8個の
赤外線センサ27が縦一列に搭載されている。これら各
赤外線センサ27はサーモパイルからなるものであり、
温度センサに相当する。
【0018】センサケース25にはレンズ28が固定さ
れている。このレンズ28は8個の赤外線センサ27の
検出視野E1 〜E8 を確定するものであり、最内周部の
検出視野E1 は調理皿20の回転中心を含んだ楕円形に
設定されている。また、最外周部の検出視野E8 は調理
皿20の外周面に接する楕円形に設定され、残りの検出
視野E2 〜E7 は検出視野E1 およびE8 の残余部分を
径方向に等分する楕円形に設定されている。センサユニ
ット24は以上のように構成されている。
【0019】機械室3内には、図6に示すように、加熱
制御手段に相当する制御装置29が固定されている。こ
の制御装置29はマイクロコンピュータを主体に構成さ
れたものであり、制御装置29にはスタートスイッチ3
0が電気的に接続されている。このスタートスイッチ3
0は、図7の(a)に示すように、操作パネル4に装着
されたものであり、制御装置29はスタートスイッチ3
0の操作を検出することに基づいて加熱調理を実行す
る。
【0020】制御装置29には、図6に示すように、ロ
ータリエンコーダ31が電気的に接続されており、ロー
タリーエンコーダ31には、図7の(a)に示すよう
に、メニュー選択手段に相当するダイアル32が機械的
に連結されている。このダイアル32はロータリエンコ
ーダ31を回動操作するものであり、制御装置29はロ
ータリエンコーダ31からの出力信号に基づいて調理メ
ニューをオーブン調理,解凍調理,あたため調理等の中
から選択する。
【0021】制御装置29には、図6に示すように、メ
ニュー選択手段に相当する煮込みスイッチ33が電気的
に接続されている。この煮込みスイッチ33は、図7の
(a)に示すように、操作パネル4に装着されたもので
あり、制御装置29は煮込みスイッチ33の操作を検出
すると、調理メニューを煮込み調理に設定する。
【0022】制御装置29には、図6に示すように、モ
ータ駆動回路34およびヒータ駆動回路35を介して熱
風ファンモータ13および熱風ヒータ17が電気的に接
続されており、制御装置29はオーブン調理の設定状態
でスタートスイッチ30が操作されたことを検出する
と、モータ駆動回路34およびヒータ駆動回路35を介
して熱風ファンモータ13および熱風ヒータ17を駆動
し、調理室5内に熱風を供給する。
【0023】制御装置29には重量センサ22の発振回
路が電気的に接続されており、制御装置29は解凍調
理,あたため調理,煮込み調理のいずれかが設定された
状態(レンジ調理の設定状態)でスタートスイッチ30
が操作されたことを検出すると、重量センサ22からの
重量信号に基づいて調理物21の重量wを検出する。
【0024】制御装置29にはモータ駆動回路36を介
して冷却ファンモータ10が電気的に接続されており、
制御装置29はレンジ調理の設定状態でスタートスイッ
チ30が操作されたことを検出すると、モータ駆動回路
36を介して冷却ファンモータ10を駆動し、マグネト
ロン9等の電気部品に冷却風を送る。
【0025】制御装置29にはモータ駆動回路37を介
してターンテーブルモータ18が電気的に接続されてお
り、制御装置29はレンジ調理の設定状態でスタートス
イッチ30が操作されたことを検出すると、モータ駆動
回路37を介してターンテーブルモータ18を一定速度
で一定方向へ駆動し、調理物21を回転させる。
【0026】制御装置29にはマグネトロン駆動回路3
8を介してマグネトロン9が電気的に接続されており、
制御装置29はレンジ調理の設定状態でスタートスイッ
チ30が操作されたことを検出すると、マグネトロン駆
動回路38を介してマグネトロン9を駆動し、調理室5
内にマイクロ波を照射する。このマグネトロン駆動回路
38はマグネトロン9をインバータ制御するものであ
り、次のように構成されている。
【0027】<マグネトロン駆動回路38について>交
流電源101の両端子には、図4に示すように、雑防コ
ンデンサ102を介して全波整流回路103の入力端子
が接続されている。この全波整流回路103の一方の出
力端子はチョークコイル104を介して平滑コンデンサ
105の一方の端子に接続され、全波整流回路103の
他方の出力端子は平滑コンデンサ105の他方の端子に
接続されている。これら全波整流回路103,チョーク
コイル104,平滑コンデンサ105は直流電源回路1
06を構成するものであり、直流電源回路106の両電
源ライン107間には2個のIGBT108の直列回路
と2個の平滑コンデンサ109の直列回路とが接続さ
れ、各IGBT108にはフリーホールダイオード11
0が逆並列に接続されている。
【0028】両IGBT108の共通接続点には高周波
トランス111の一次コイル112の一方の端子が接続
されている。この高周波トランス111は一次コイル1
12と二次コイル113とフィラメントコイル114と
を有するものであり、両平滑コンデンサ109の共通接
続点には一次コイル112の他方の端子が接続されてい
る。
【0029】二次コイル113には倍電圧整流回路11
5が接続されている。この倍電圧整流回路115は2個
のダイオード116と2個の平滑コンデンサ117とを
有するものであり、倍電圧整流回路115の両電源ライ
ン118間には抵抗119が接続されている。この倍電
圧整流回路115は二次コイル113の誘起電圧を倍電
圧に変換するものであり、マグネトロン9の陽極端子に
は倍電圧整流回路115の一方の電源ライン118が抵
抗120を介して接続され、マグネトロン9の陰極端子
には倍電圧整流回路115の他方の電源ライン118が
コイル121を介して接続されている。
【0030】フィラメントコイル114には半波整流回
路122が接続されている。この半波整流回路122は
2個のダイオード123と平滑コンデンサ124とを有
するものであり、半波整流回路122の一方の電源ライ
ン125はコイル121を介してマグネトロン9の陰極
端子に接続されている。このマグネトロン9の陰極はヒ
ータを兼用するものであり、半波整流回路122の他方
の電源ライン125はコイル126を介してマグネトロ
ン9の陰極端子に接続されている。
【0031】両IGBT108にはゲート駆動回路12
7が接続されている。このゲート駆動回路127は制御
装置29に接続されており、制御装置29はゲート駆動
回路127を介して両IGBT108をスイッチング制
御することに基づいて一次コイル112に交流電流を流
し、二次コイル113およびフィラメントコイル114
に高周波電流を誘起する。すると、倍電圧整流回路11
5からマグネトロン9の陽極および陰極間にマイクロ波
発振用の直流電流が印加され、半波整流回路122から
マグネトロン9の陰極にヒータ駆動用の直流電流が印加
され、マグネトロン9からマイクロ波が発振される。マ
グネトロン駆動回路38は以上のように構成されてい
る。
【0032】制御装置29には、図6に示すように、セ
ンサユニット24の8個の赤外線センサ27が電気的に
接続されており、制御装置29はレンジ調理の設定状態
でスタートスイッチ30が操作されたことを検出する
と、8個の赤外線センサ27からの温度信号をROMの
表面温度検出プログラムに基づいて処理し、調理物21
の表面温度Tsを検出する。以下、制御装置29が表面
温度検出プログラムに基づいて実行する表面温度Tsの
検出手順について説明する。
【0033】<表面温度検出処理について>制御装置2
9は図3のステップS1で8個の赤外線センサ27から
の温度信号T1 〜T8 を検出し、RAMの温度テーブル
に記録する。そして、ステップS2でカウンタ値Nに
「1」を加算し、ステップS3でカウンタ値Nを上限値
Nmaxと比較する。ここで「N<Nmax 」を判断する
と、ステップS4へ移行し、設定時間ΔTの経過を待
つ。この設定時間ΔTは調理皿21が赤外線センサ27
の検出視野E1〜E8に相当する角度Δθ°だけ周方向
に移動するための時間であり、制御装置29はステップ
S4で設定時間ΔTの経過を検出すると、ステップS1
に復帰し、ステップS1〜S4を繰返す。
【0034】制御装置29はステップS3で「N=Nma
x 」を判断すると、ステップS5へ移行する。この上限
値Nmax は調理皿21が1回転したことを検出するため
の基準値(=360°/Δθ°)に相当するものであ
り、制御装置29はステップS5へ移行すると、カウン
タ値Nを「0」にリセットする。
【0035】制御装置29はカウンタ値Nをリセットす
ると、ステップS6でRAMの温度テーブルに記録され
ている全ての温度信号の平均値Tave を算出し、ステッ
プS7で解凍調理の設定状態を判断する。ここで、解凍
調理の設定を検出したときにはステップS8へ移行し、
解凍調理の非設定を検出したときにはステップS9へ移
行する。
【0036】制御装置29はステップS8へ移行する
と、温度テーブルに記録されている全ての温度信号の中
から平均温度Tave を下回るものを抽出し、抽出温度の
平均値を算出することに基づいて調理物21の表面温度
Tsを検出する(冷凍調理物の表面温度検出)。また、
ステップS9へ移行すると、温度テーブルに記録されて
いる全ての温度信号の中から平均温度Tave を上回るも
のを抽出し、抽出温度の平均値を算出することに基づい
て調理物21の表面温度Tsを検出する(常温調理物の
表面温度検出)。
【0037】制御装置29のROMには解凍調理プログ
ラム,あたため調理プログラム,煮込み調理プログラム
等が記録されており、制御装置29はスタートスイッチ
30が操作されたことを検出すると、解凍調理プログラ
ム,あたため調理プログラム,煮込み調理プログラム等
の中からダイアル32および煮込みスイッチ33の操作
内容に応じたものを読出してRAMに記録し、RAMの
調理プログラムに基づいて調理内容を制御する。以下、
制御装置29が煮込み調理プログラムに基づいて実行す
る煮込み調理処理について説明する。
【0038】<煮込み調理処理について>制御装置29
は図2のステップS11で重量センサ22からの重量信
号に基づいて調理物21の重量wを検出し、ステップS
12で検出重量wに基づいて調理時間tを設定する。
【0039】制御装置29は調理時間tを設定すると、
ステップS13でマグネトロン9の加熱出力Wを最大値
800Wにセットし、ステップS14でターンテーブル
モータ18を駆動することに基づいて調理物21を一定
方向へ一定速度で回転させる。そして、ステップS15
で冷却ファンモータ10を駆動することに基づいてマグ
ネトロン9に冷却風を送り、ステップS16でマグネト
ロン9を800Wの高出力で連続駆動する(図1のa参
照)。このマグネトロン9の高出力連続駆動はマグネト
ロン駆動回路38の両IGBT108を加熱出力Wに応
じたデューティ比でスイッチング制御(PWM制御)す
ることに基づいて実現されるものであり、マグネトロン
9の高出力連続駆動時には調理物21にマイクロ波が高
出力で照射され、調理物21の加熱が高速度で進行す
る。
【0040】制御装置29はマグネトロン9を高出力連
続駆動すると、図2のステップS17で調理時間タイマ
toをスタートさせる。そして、ステップS18で調理
物21の表面温度Tsを検出し、ステップS19で基準
値Toと比較する。この基準値Toは調理物21の煮汁
等が沸騰する沸騰温度98°Cに設定されたものであ
り、制御装置29はステップS19で「Ts≧To」を
検出すると、ステップS20へ移行する。
【0041】制御装置29はステップS20へ移行する
と、マグネトロン9の加熱出力Wを低設定する。この加
熱出力Wは調理物21の検出重量wに応じて設定される
ものであり、検出重量wが基準値wo以下であるときに
は(調理物21が1人分であるときには)50Wに設定
され、検出重量wが基準値woを上回るときには(2人
分以上であるときには)100Wに設定される。尚、基
準値woは制御装置29のROMに予め記録されたもの
である。
【0042】制御装置29は加熱出力Wを低設定する
と、ステップS21でマグネトロン駆動回路38の両I
GBT108を加熱出力Wに応じたデューティ比でスイ
ッチング制御し、調理物21を沸騰が継続する程度に弱
加熱する(図1のa参照)。この調理物21の弱加熱
は、図18に示すように、IGBT108の400Wレ
ベルの駆動を間欠的に行うのではなく、図1の(b)に
示すように、IGBT108の100Wの駆動を連続的
に行うことに基づいて実現されるものであり、制御装置
29はマグネトロン9を低出力連続駆動状態に切換える
と、図2のステップS22へ移行する。
【0043】制御装置29はステップS22へ移行する
と、調理時間タイマtoを調理時間tと比較する。ここ
で、「to≧t」を検出したときにはステップS22へ
移行し、マグネトロン9と冷却ファンモータ10とター
ンテーブルモータ18とを駆動停止させ、調理時間タイ
マtoを「0」にリセットし、煮込み調理処理を終え
る。
【0044】上記第1実施例によれば、マグネトロン9
の低出力連続駆動(100Wの連続駆動および50Wの
連続駆動)を調理物21の加熱状態に応じて行った。こ
のため、調理物21を吹きこぼれ等の加熱過多がない状
態で継続的に低出力で加熱できるので、調理物21の仕
上り状態が向上する。
【0045】また、マグネトロン駆動回路38のフィラ
メントコイル114から半波整流回路122を通してマ
グネトロン9の陰極に直流電流を供給したので、マグネ
トロン9の陰極にフィラメントコイル114から交流電
流を供給する場合とは異なり、交流周波数の影響を受け
難くなる。このため、フィラメント電流が流れ易くなる
ので、100Wおよび50Wの低出力でもマグネトロン
9が安定的に連続駆動するようになる。
【0046】また、調理物21の加熱状態として表面温
度Tsを検出し、マグネトロン9の低出力連続駆動を調
理物21の表面温度Tsに応じて行った。このため、調
理物21を吹きこぼれ等の加熱過多がない表面温度Ts
で確実に継続加熱できるので、調理物21の仕上り状態
が一層向上する。
【0047】また、調理物21が沸騰温度Toに昇温す
ることに基づいてマグネトロン9を高出力連続駆動状態
から低出力連続駆動状態に切換えた。このため、調理物
21を沸騰状態に急速に加熱した後に吹きこぼれない程
度の沸騰状態で継続的に加熱することができるので、煮
込み調理の仕上り状態が向上する。
【0048】また、調理メニューとして煮込み調理が選
択された場合にマグネトロン9を自動的に低出力連続駆
動した。このため、使用者が調理メニューを考慮してマ
グネトロン9の低出力連続駆動を直接的に指定する必要
がなくなるので、使い勝手が向上する。
【0049】次に本発明の第2実施例を図8および図9
に基づいて説明する。制御装置29は図9のステップS
18で調理物21の表面温度Tsを検出すると、ステッ
プS24で調理時間タイマ値toをROMに予め記録さ
れた基準値to´と比較する。ここで、「to=to
´」を検出すると、図9のステップS25へ移行し、調
理物21の2回目の表面温度Tsを検出する。
【0050】制御装置29は2回目の表面温度Tsを検
出すると、ステップS26で下記式を演算することに
基づいて調理物21の単位時間当りの温度上昇率ΔTs
(図8参照)を算出する。 ΔTs=(2回目の表面温度Ts−1回目の表面温度Ts) /調理時間カウンタ値to´……
【0051】制御装置29は温度上昇率ΔTsを算出す
ると、図9のステップS27で下記式を演算すること
に基づいて調理物21が沸騰温度To(98°C)に昇
温するまでに要する時間to´´(図8参照)を算出す
る。 to´´=(98°−1回目の表面温度Ts)/ΔTs ……
【0052】制御装置29は沸騰温度到達時間to´´
を演算すると、図9のステップS28で調理時間タイマ
値toを沸騰温度到達時間to´´と比較する。ここ
で、「to=to´´」を検出したときにはステップS
20へ移行し、マグネトロン9の加熱出力を100Wま
たは50Wの低出力に切換える。
【0053】上記第2実施例によれば、赤外線センサ2
7からの温度信号に基づいて調理物21が沸騰温度To
に到達する時間to´´を推測した。このため、表面温
度Tsの検出回数が少なくて済むので、RAMの記録デ
ータが低減される。しかも、調理物21からの水蒸気が
センサユニット24のレンズ28に付着した状態で表面
温度Tsの検出処理が行われることがなくなるので、水
蒸気の影響で表面温度Tsの検出精度が悪化することが
防止される。
【0054】次に本発明の第3実施例を図10および図
11に基づいて説明する。制御装置29は図11のステ
ップ19で調理物21の表面温度Tsが沸騰温度To
(98°C)に達したことを検出すると、ステップS2
9で加熱出力を400Wに設定し、ステップS30でマ
グネトロン9を加熱出力400Wで連続駆動し(図10
参照)、ステップS31で調理物21の表面温度Tsを
検出する。
【0055】制御装置29はステップS32で調理物2
1の表面温度Tsが100°Cに達したことを検出する
と、ステップS33で加熱出力を200Wに再設定し、
ステップS34でマグネトロン9を加熱出力200Wで
連続駆動し(図10参照)、ステップS35で調理物2
1の表面温度Tsを検出する。そして、ステップS36
で表面温度Tsが102°Cに達したことを検出する
と、ステップS20で加熱出力を100Wまたは50W
に弱設定し、ステップS21でマグネトロン9を加熱出
力100Wまたは50Wで連続駆動する(図10参
照)。
【0056】上記第3実施例によれば、赤外線センサ2
7からの温度信号に応じてマグネトロン9を複数の異な
る低出力200Wおよび100W(50W)で連続駆動
させ、マグネトロン9の加熱出力を調理物21の加熱状
態に応じて段階的に落した。このため、調理物21を吹
きこぼれない程度の沸騰状態に確実に保持しながら継続
的に加熱できるので、煮込み調理の仕上り状態が一層向
上する。
【0057】次に本発明の第4実施例を図12ないし図
14に基づいて説明する。制御装置29は調理メニュー
ダイアル32の操作位置に応じて調理メニューを「おで
ん」,「肉じゃが」,「煮豆」の中から選択し、調理メ
ニューの選択結果に応じた調理プログラムをROMから
読出し、読出した調理プログラムに基づいて調理内容を
制御する。以下、おでん用の調理プログラム,肉じゃが
用の調理プログラム,煮豆用の調理プログラムについて
説明する。
【0058】<おでん用の調理プログラムについて>制
御装置29は図12のステップS41で調理時間tを
「60分」に設定し、ステップS42で出力変更時間t
´を「15分」に設定する。これら調理時間tおよび出
力変更時間t´は制御装置29のROMに予め記録され
たものであり、制御装置29は調理時間tおよび出力変
更時間t´を設定すると、ステップS13で加熱出力を
800Wに強設定し、ステップS16でマグネトロン9
を加熱出力800Wで連続駆動する。
【0059】制御装置29はステップS43で調理時間
タイマ値toが出力変更時間15分に達したことを検出
すると、ステップS20で加熱出力を100Wに弱設定
し、ステップS21でマグネトロン9を100Wで連続
駆動する。そして、ステップS44で調理時間タイマ値
toが調理時間60分に達したことを検出すると、ステ
ップS23で調理を終える。
【0060】<肉じゃが用の調理プログラムについて>
制御装置29は図13のステップS41で調理時間tを
「40分」に設定し、ステップS42で出力変更時間t
´を「10分」に設定する。これら調理時間tおよび出
力変更時間t´は制御装置29のROMに予め記録され
たものであり、制御装置29は調理時間tおよび出力変
更時間t´を設定すると、ステップS13で加熱出力を
800Wに強設定し、ステップS16でマグネトロン9
を加熱出力800Wで連続駆動する。
【0061】制御装置29はステップS43で調理時間
タイマ値toが出力変更時間10分に達したことを検出
すると、ステップS20で加熱出力を100Wに弱設定
し、ステップS21でマグネトロン9を100Wで連続
駆動する。そして、ステップS44で調理時間タイマ値
toが調理時間40分に達したことを検出すると、ステ
ップS23で調理を終える。
【0062】<煮豆用の調理プログラムについて>制御
装置29は図14のステップS41で調理時間tを「1
20分」に設定し、ステップS42で出力変更時間t´
を「12分」に設定する。これら調理時間tおよび出力
変更時間t´は制御装置29のROMに予め記録された
ものであり、制御装置29は調理時間tおよび出力変更
時間t´を設定すると、ステップS13で加熱出力を8
00Wに強設定し、ステップS16でマグネトロン9を
加熱出力800Wで駆動する。
【0063】制御装置29はステップS43で調理時間
タイマ値toが出力変更時間12分に達したことを検出
すると、ステップS20で加熱出力を100Wに弱設定
し、ステップS21でマグネトロン9を100Wで連続
駆動する。そして、ステップS44で調理時間タイマ値
toが調理時間120分に達したことを検出すると、ス
テップS23で調理を終える。
【0064】上記第4実施例によれば、マグネトロン9
の出力低下タイミングを調理メニューの種類に応じて切
換えた。このため、調理物21が調理メニューの種類に
応じた最適な温度まで急速に強加熱された後に沸騰が継
続する程度に弱加熱されるようになるので、調理物21
の仕上り状態が一層向上する。
【0065】尚、上記第4実施例においては、マグネト
ロン9の出力低下タイミングを調理開始からの経過時間
として調理メニュー毎に設定したが、これに限定される
ものではなく、例えば調理物21の表面温度Tsとして
調理メニュー毎に設定しても良い。この場合、「おで
ん」の選択時には出力低下タイミングを「Ts=T1 °
C」に設定し、「煮豆」の選択時には「Ts=T2 °C
(<T1 °C)」に設定し、「肉じゃが」の選択時には
「Ts=T3 °C(<T2 °C)」に設定すると良い。
【0066】また、上記第4実施例においては、マグネ
トロン9の加熱出力を800Wから100Wの2段階に
切換えたが、これに限定されるものではなく、例えば本
発明の第5実施例を示す図15のように、800Wから
150Wおよび100Wの3段階に切換えても良い。こ
の場合、加熱出力を800Wから150Wに切換える第
1の出力低下タイミングt1 および150Wから100
Wに切換える第2の出力低下タイミングt2 を調理開始
からの経過時間tとして調理メニュー毎に設定したり、
調理物21の表面温度Tsとして調理メニュー毎に設定
すると良い。
【0067】次に本発明の第6実施例を図16に基づい
て説明する。制御装置29はマグネトロン9を800W
で駆動開始すると、ステップS18で調理物21の表面
温度Tsを検出し、ステップS19で表面温度Tsを基
準値To(98°C)と比較する。ここで、「Ts=T
o」を検出したときにはステップS45へ移行し、調理
時間タイマtoの現在値tnow を取得する。
【0068】制御装置29は現在値tnow を取得する
と、ステップS46で下記式を演算することに基づい
て調理時間tを算出する。尚、式のkは制御装置29
のROMに予め記録された定数である。 t=k×tnow ……
【0069】制御装置29は調理時間tを演算すると、
ステップ20で加熱出力を100Wに弱設定し、ステッ
プS21でマグネトロン9を100Wで連続駆動する。
そして、ステップS22で調理時間タイマ値toがステ
ップS46の演算結果tに達したことを検出すると、ス
テップS23で調理を終える。
【0070】上記第6実施例によれば、調理物21の表
面温度Tsが設定値Toに達するまでの時間tnow に基
づいて調理時間tを演算した。このため、調理物21の
分量に応じた調理時間tが自動的に設定されるので、調
理物21の分量に拘らず一定の仕上り状態が得られる。
しかも、重量センサ22が不要になるので、構成が簡単
になる。
【0071】尚、上記第6実施例においては、調理物2
1の表面温度Tsが設定値Toに達するまでの時間tno
w に基づいて調理時間tを設定したが、これに限定され
るものではなく、例えば調理時間tに加えてマグネトロ
ン9の加熱出力Wを設定しても良い。この場合、本発明
の第7実施例を示す図17のように、調理物21の表面
温度Ts(95°C)が設定値Toに達するまでの時間
が基準値t´(例えば10分)以内であるときにはマグ
ネトロン9の加熱出力を800Wから100Wに下げ、
基準値t´を越えるときには800Wから200Wに下
げると良い。
【0072】また、上記第4実施例においては、調理物
21の調理時間tを調理メニュー毎に固定したが、これ
に限定されるものではなく、例えば上記第6実施例のよ
うに、調理物21の表面温度Tsが調理メニューに応じ
た異なる設定値に達するまでの時間に基づいて調理時間
tを演算しても良い。
【0073】また、上記第1ないし第3実施例において
は、重量センサ22からの重量信号に基づいて調理時間
tを設定したが、これに限定されるものではなく、例え
ば上記第6実施例のように、調理物21の表面温度Ts
が設定値Toに達するまでの時間に基づいて調理時間t
を演算しても良い。
【0074】また、上記第1ないし第7実施例において
は、マグネトロン9の低出力値として50W,100
W,200Wを例示したが、これに限定されるものでは
なく、要は300W以下であれば良い。この場合、25
0W以下であることが好ましく、200W以下であるこ
とがより好ましく、150W以下であることがより一層
好ましく、100W以下であることが格段に好ましい。
【0075】また、上記第1ないし第7実施例において
は、赤外線センサ27を用いて調理物21の表面温度T
sを検出したが、これに限定されるものではなく、例え
ばサーミスタ等の温度センサを調理室5内に装着し、温
度センサからの出力信号に基づいて調理物21の加熱状
態を検出しても良い。
【0076】
【発明の効果】本発明の加熱調理器によれば、マグネト
ロンを調理物の加熱状態に応じて低出力連続駆動した。
このため、調理物を加熱過多がない状態で継続的に加熱
できるので、調理物の仕上り状態が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図(aは煮込み調理
時の加熱内容を示す図、bは低出力時のPWM信号を示
す図)
【図2】煮込み調理処理を示すフローチャート
【図3】表面温度検出処理を示すフローチャート
【図4】マグネトロン駆動回路を示す図
【図5】(a)はセンサユニットの検出視野等を示す斜
視図、(b)はセンサユニットの内部構成を示す図
【図6】電気的構成を示すブロック図
【図7】(a)は全体構成を扉の開放状態で示す斜視
図、(b)はX線に沿う断面図
【図8】本発明の第2実施例を示す図1の(a)相当図
【図9】図2相当図
【図10】本発明の第3実施例を示す図1の(a)相当
【図11】図2相当図
【図12】本発明の第4実施例を示す図(おでん調理処
理を示すフローチャート)
【図13】肉じゃが調理処理を示すフローチャート
【図14】煮豆調理処理を示すフローチャート
【図15】本発明の第5実施例を示す図1の(a)相当
【図16】本発明の第6実施例を示す図2相当図
【図17】本発明の第7実施例を示す図1の(a)相当
【図18】従来例を示す図(マグネトロンの低出力駆動
状態を示す図)
【符号の説明】
5は調理室、9はマグネトロン、21は調理物、27は
赤外線センサ(温度センサ)、29は制御装置(加熱制
御手段)、38はマグネトロン駆動回路を示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F24C 7/02 345 F24C 7/02 345J Fターム(参考) 3K086 AA01 AA03 BA08 BB02 BB04 BB08 CA02 CA04 CB04 CB12 CC02 CD11 CD27 DA11 DB11 FA03 FA04 3L086 AA01 CB02 CB16 CC02 CC08 DA22 DA24 DA29

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理室内にマイクロ波を照射するマグネ
    トロンと、 前記マグネトロンを駆動するマグネトロン駆動回路と、 前記マグネトロン駆動回路を駆動制御することに基づい
    て前記マグネトロンの加熱出力を制御する加熱制御手段
    とを備え、 前記加熱制御手段は、前記調理室内に収納された調理物
    の加熱状態に応じて前記マグネトロンを低出力で連続駆
    動することを特徴とする加熱調理器。
  2. 【請求項2】 調理物の表面温度を検出する赤外線セン
    サを備え、 加熱制御手段は、前記赤外線センサからの出力信号に基
    づいて調理物の加熱状態を検出することを特徴とする請
    求項1記載の加熱調理器。
  3. 【請求項3】 加熱制御手段は、調理物の表面温度が設
    定レベルに昇温したことを検出することに基づいてマグ
    ネトロンを低出力で連続駆動することを特徴とする請求
    項2記載の加熱調理器。
  4. 【請求項4】 加熱制御手段は、予め決められた調理メ
    ニューの実行時にマグネトロンを低出力で連続駆動する
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の
    加熱調理器。
  5. 【請求項5】 加熱制御手段は、赤外線センサからの出
    力信号に応じてマグネトロンを複数の異なる低出力で連
    続駆動することを特徴とする請求項2ないし4のいずれ
    かに記載の加熱調理器。
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