JPH05202531A - 作業車の操作具取付構造 - Google Patents

作業車の操作具取付構造

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JPH05202531A
JPH05202531A JP4010684A JP1068492A JPH05202531A JP H05202531 A JPH05202531 A JP H05202531A JP 4010684 A JP4010684 A JP 4010684A JP 1068492 A JP1068492 A JP 1068492A JP H05202531 A JPH05202531 A JP H05202531A
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JP
Japan
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posture
passage
tool
lock
getting
Prior art date
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Pending
Application number
JP4010684A
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English (en)
Inventor
Yutaka Miyazaki
裕 宮崎
Naoto Sawa
直人 沢
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 運転席横の操縦塔15を、乗降用通路Sに張
り出た操縦姿勢と退避した乗降姿勢とに揺動自在に構成
してあるバックホウにおいて、通路Sに張り出た乗降規
制姿勢と通路Sから退避した乗降許容姿勢とに切換自在
な規制棒19を、通路Sの前部に設け、規制棒19が乗
降許容姿勢側へ操作すると操縦塔15が乗降姿勢に操作
されるように連動連結し、かつ、規制棒19で作動され
るロック機構Rを設け、乗降姿勢にある操作レバー13
を中立ロックするべく、規制棒19の乗降規制姿勢への
切換操作に伴って操作レバー13にロック棒22が挿入
されるようにロック機構Rを構成する。 【効果】 1種の操作によって、規制具と操作具の姿勢
変更による確実な乗降通路の開閉操作と乗降姿勢での操
作具中立ロックとが一挙に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バックホウ、ホイール
ローダといった作業車に係り、詳しくは、運転座席の横
側位置に設けた操作具を、その座席に対する乗降用の通
路に張り出た操縦姿勢と、通路から退避した乗降姿勢と
に移動可能に構成して、良好な操縦性と乗降性とを備え
てある作業車の操作具取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の作業車としては、実開平2−6
6861号公報に示されるもののように、操作レバーが
頂部に備えられた操縦塔を前後揺動することによって、
操作レバーを乗降姿勢と操縦姿勢とに切換できるように
したものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術では、乗
降時には操縦塔の乗降姿勢操作によって通路を広くして
通り易くするものであるが、それでも、乗降の際に体の
一部が触れる等によって不測のレバー操作が生じるおそ
れがある。そこで、特開平2−271409号公報に示
されるもののように、操作レバーを中立位置にロックす
るロックレバーを設け、乗降姿勢では操作レバーを中立
位置にロックして安全性を向上させる技術を採り入れれ
ば好都合である。しかしながら、単に後者の公報に示さ
れる技術を前者の公報のものに適用すると、操縦塔を乗
降姿勢に戻す操作とロックレバーのロック操作との2種
の操作が必要になり、乗降に適した状態にさせるための
操作が煩わしくなることが予測される。本発明は、操作
レバーの乗降姿勢への姿勢変更操作とレバーロック操作
との双方の操作を1種の操作で簡単に行えるようにし
て、乗降用操作の簡略化を図ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的のために本発明
は、冒頭に記載した作業車において、乗降用の通路の後
側となる運転座席の横側位置に設けた操作具を、通路に
張り出た操縦姿勢と通路から退避した乗降姿勢とに移動
可能に構成し、かつ、通路に張り出た乗降規制姿勢と通
路から退避した乗降許容姿勢とに切換自在な規制具を、
通路の前側位置に設け、規制具が乗降許容姿勢側へ操作
されるに伴って、操作具が乗降姿勢に操作されるよう
に、操作具と規制具とを連動連結するとともに、規制具
の切換操作に伴ってロック部材を出退移動させるロック
機構を操作具部位に設け、乗降姿勢にある操作具の中立
位置以外への操作を不能にするべく、規制具の乗降規制
姿勢への切換操作に伴って操作具とロック部材とが係合
する状態にロック機構を構成してあることを特徴とす
る。
【0005】
【作用】上記特徴構成では、通路後部にある操作具だけ
でなく通路前部にある規制具をも通路に張り出させて通
路を遮断することが可能であるから、操作具のみで通路
を開閉するよりも閉じ状態での通路遮断作用が高まり、
より確実に乗降規制することが可能である。そして、規
制具が乗降許容姿勢に操作されれば、操作具も自動的に
乗降姿勢に操作されるとともに、ロック機構の機能によ
って自動的にロック部材と操作具が係合して操作具を中
立位置にロックするようになるから、乗降時における規
制具と操作具の移動操作を規制具のみの操作で行え、し
かも乗降時に誤って腕や脇腹等が操作具に接触しても操
作具が動かず、不測の作業装置駆動を回避することがで
きるようになる。つまり、規制具の移動操作、すなわち
単一の操作だけによって、操作具と規制具との操作及び
退避姿勢における操作具のロック操作が一挙に行えるよ
うになるのである。
【0006】
【発明の効果】従って、規制具の移動操作のみという1
種の操作によって、規制具と操作具の姿勢変更による確
実な乗降通路の開閉操作と乗降姿勢での操作具中立ロッ
クとが一挙に行え、より安全性が高められた操作具構造
を操作性に優れた状態で提供することができた。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の実施例を作業車の一例であ
るバックホウに適用した場合について図面に基づいて説
明する。図5に本発明によるバックホウを示している。
このバックホウは、走行機台F上に縦軸心周りで全旋回
自在に旋回台1を搭載するとともに、この旋回台1に掘
削作業装置2を取付け、上部に運転部3を配設してあ
る。掘削作業装置2はスイングブラケット4を介して格
納揺動自在に取り付けられ、3個の油圧シリンダ5,
6,7により各別に揺動駆動されるブーム8、アーム9
および、バケット10から成り、この掘削作業装置2お
よび旋回台1の駆動操作は、運転座席11の両横位置に
配設した操作レバー12,13で操作されるパイロット
弁14,14のパイロット圧で各シリンダ5,6,7の
制御弁を操作する油圧パイロット式に構成してある。
【0008】図1乃至図4に示すように、左側の操作レ
バー(操作具に相当)13を頂部に備えた操縦塔15を
その下部の左右軸心Pでの前後揺動により、運転座席1
1に対して乗り降りするための乗降用通路S側(前方)
に寄った操縦姿勢(仮想線の状態)と後方へ寄った乗降
姿勢(実線の状態)とに切換自在である。つまり、乗降
時には操縦塔15を乗降姿勢にし、座席11に着座して
の作業装置2操縦時には操縦塔15を前に倒して操縦し
易い位置にするのである。操縦搭15の後部下方には左
右軸心Pを中心とした円弧板16が取付けてあり、その
外周に形成した複数の凹入切欠き17と旋回台側のロッ
クピン18との咬合により、操縦搭15は通路Sへの張
出し量の異なる複数段階の操縦姿勢を現出できるように
してあると共に、後述する規制棒19の操作によってロ
ックピン18と切欠き17との咬合を解除し、操縦搭1
5の前後揺動が可能となるようにしてある。
【0009】図1、図2に示すように、通路Sの前部に
は、通路Sに張り出た乗降規制姿勢と通路Sから退避し
た乗降許容姿勢とに切換自在な規制棒(規制具に相当)
19を、通路Sの前側位置に左右向きの支点Z周りで揺
動自在に設けてあるとともに、その支点Zの下側に延出
されたアーム部19Aに、プッシュプル式の第1ワイヤ
20及び第2ワイヤ21が連結されている。第1ワイヤ
20は、操縦塔15に上下移動自在に支持されて内装さ
れるロック棒22に連動連結されてロック機構Rを構成
し、第2ワイヤ21は、円弧板16に対して前後方向の
スライドが自在に該円弧板16に支持される解除板23
に連動連結されている。操作レバー13の下端部は、ロ
ック棒22の入り込みを許容する挿入穴24が形成され
ている。
【0010】作用を説明すると、操縦時には、図2に示
すように、先ず規制棒19を後方に揺動して乗降規制姿
勢にし、解除板23を前方移動させてその解除作用が不
能になる状態としておき、次いで、専用の操縦塔15の
チルトロック解除レバー25を操作してロックピン18
と切欠き17との係合を解除して操縦塔15を前方揺動
し、図4に示すように好みの操縦姿勢にセットする。こ
のとき、ロック棒22は下方に移動しており、操作レバ
ー13とは干渉していない。そして、乗降時には、規制
棒19を前方に揺動して乗降規制姿勢から乗降許容姿勢
に操作するが、それによって第1及び第2ワイヤ20,
21が共に押圧操作され、解除板23がロックピン18
を後方移動させて操縦姿勢設定用の複数の切欠き17と
の係合を解くので、操縦塔15と機体側の支持部材27
とに架設された復帰バネ26によって操縦塔15は後方
に揺動して乗降姿勢に復帰するとともに、ロック棒22
が上方に押しやられて操作レバー13の挿入穴24に挿
入され、操作レバー13を中立位置にロックされて図1
に示す状態になる。つまり、乗降に適した状態にするに
は規制棒19を前方に揺動させる単一の操作で、規制棒
19の移動と操縦塔15の移動と操作レバー13の中立
ロック操作の3種の操作が一挙に行えるのである。
【0011】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】操縦塔が乗降姿勢にあるときのロック機構の構
造を示す側面図
【図2】操縦姿勢において規制棒を後方に揺動した状態
でのロック機構を示す側面
【図3】操縦塔が乗降姿勢にあるときの操作構造を示す
側面図
【図4】操縦塔が操縦姿勢にあるときの操作構造を示す
側面図
【図5】バックホウの側面図
【符号の説明】
11 運転座席 13 操作具 18 ロック部材 19 規制具 S 通路 R ロック機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗降用の通路(S)の後側となる運転座
    席(11)の横側位置に設けた操作具(13)を、前記
    通路(S)に張り出た操縦姿勢と前記通路(S)から退
    避した乗降姿勢とに移動可能に構成し、かつ、前記通路
    (S)に張り出た乗降規制姿勢と前記通路(S)から退
    避した乗降許容姿勢とに切換自在な規制具(19)を、
    前記通路(S)の前側位置に設け、前記規制具(19)
    が乗降許容姿勢側へ操作されるに伴って、前記操作具
    (13)が乗降姿勢に操作されるように、前記操作具
    (13)と前記規制具(19)とを連動連結するととも
    に、前記規制具(19)の切換操作に伴ってロック部材
    (18)を出退移動させるロック機構(R)を前記操作
    具(13)部位に設け、乗降姿勢にある前記操作具(1
    3)の中立位置以外への操作を不能にするべく、前記規
    制具(19)の乗降規制姿勢への切換操作に伴って前記
    操作具(13)と前記ロック部材(18)とが係合する
    状態に前記ロック機構(R)を構成してある作業車の操
    作具取付構造。
JP4010684A 1992-01-24 1992-01-24 作業車の操作具取付構造 Pending JPH05202531A (ja)

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