JPH04333730A - バックホウ - Google Patents

バックホウ

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JPH04333730A
JPH04333730A JP10539791A JP10539791A JPH04333730A JP H04333730 A JPH04333730 A JP H04333730A JP 10539791 A JP10539791 A JP 10539791A JP 10539791 A JP10539791 A JP 10539791A JP H04333730 A JPH04333730 A JP H04333730A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバックホウにおいて、運
転部に着座している作業者の安全構造に関する。
【0002】
【従来の技術】バックホウにおいて運転部に対する安全
構造の一例が、特開平2−256722号公報に開示さ
れている。この構造においては、運転部の最外側部から
外方に所定距離だけ離れた危険面を空間上に設定し、バ
ックホウ装置のバケットの位置を検出する位置センサー
を設けて、この位置センサーの検出に基づきバケットが
危険面を越えて運転部側に入り込もうとすると、バック
ホウ装置駆動用の油圧シリンダを停止させてこれを牽制
阻止する牽制手段を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のように構成する
と、運転部の作業者がバックホウ装置を操作している場
合に、誤ってバケットを運転部側に至近距離まで近づけ
るような操作を行ってしまっても、バケットが危険面に
達すればバックホウ装置が自動的に停止する。しかしな
がら、実際にはバックホウ装置及びバケットは前述の危
険面を越える範囲にまで操作することが可能になってい
るので、前述のような牽制手段を備えると、バケットを
運転部に至近距離にまで近づけることが不可能になり、
その分だけバックホウ装置及びバケットの作動範囲が狭
くなる。これにより、やむを得ずバケットを運転部に至
近距離にまで近づけて行うような作業ができなくなって
しまうので、作業性の面で不都合な面が生じて来る。本
発明は安全性を確保しながら、バケットを運転部に至近
距離まで近づけて行うような作業も行えるように構成す
ることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は以上のよ
うなバックホウにおいて、次のように構成することにあ
る。つまり、 〔1〕運転部の最外側部から外方に所定距離だけ離れた
危険面を空間上に設定し、バックホウ装置のバケットの
位置を検出する位置センサーを設けて、この位置センサ
ーの検出に基づきバケットが危険面を越えて運転部側に
入り込もうとすると、バックホウ装置駆動用の油圧シリ
ンダを停止させてこれを牽制阻止する牽制手段を設ける
と共に、牽制手段を作動及び停止状態に切り換え可能な
切換手段を備えている。
【0005】〔2〕前項〔1〕の構成に加えて、牽制手
段の作動及び停止に関係なく、バックホウ装置のブーム
がその作動範囲のストロークエンド付近に達すると、ブ
ームの速度を自動的に減速操作する減速手段を備えてい
る。
【0006】
【作用】前項〔1〕のように構成した場合、切換手段に
より牽制手段を作動状態に設定しておけば、バケットが
危険面を越えて運転部側に入り込むような操作を作業者
が行おうとしても、従来の構成と同様にバックホウ装置
及びバケットは危険面にて停止するのである。そして、
切換手段により牽制手段を停止状態に設定しておけば、
バケットが危険面を越えて運転部側に入り込むような操
作を作業者が行おうとしても、バックホウ装置は停止操
作されないので、作業者は十分に安全を確認しながらバ
ケットを運転部の至近距離にまで操作することが可能と
なるのである。
【0007】前項〔2〕のように構成した場合、牽制手
段の停止状態においてバケットが危険面を越える越えな
いに関係なくブームを操作した場合に、ブームがその作
動範囲のストロークエンドの少し手前に達すると自動的
に減速操作されるので、ブームがストロークエンドに達
した際のショックが緩和されるのである。
【0008】
【発明の効果】請求項1のように構成すればバックホウ
にて前述のような牽制手段を備えた場合、この牽制手段
を作動及び停止状態に切換操作可能な切換手段も備える
ことにより、牽制手段を停止させてバケットを運転部の
至近距離にまで操作して行う作業も可能になり、作業性
を向上させることができた。そして、牽制手段を作動さ
せておけばバケットが危険面を越えて運転部に近づくこ
とが防止されるので、従来の構成と同様に安全性を確保
している。
【0009】請求項2のように構成すれば特に牽制手段
を停止状態に操作している場合において、ブームがスト
ロークエンドに達した際のショックが緩和されるので、
ブーム及びブーム用の油圧シリンダの保護が図れると共
に、作業者に不安感を与えることがない。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図5はバックホウの全体側面を示しており、ゴム
クローラ形式の走行装置1にドーザ20及びこの上部に
旋回台2が支持され、旋回台2の前部にバックホウ装置
3が備えられている。このバックホウ装置3は、油圧シ
リンダ11により上下に揺動駆動されるブーム4、油圧
シリンダ12により前後に揺動駆動されるアーム5及び
油圧シリンダ13により掻き込み揺動駆動されるバケッ
ト6を備えて構成されている。そして、図3に示すよう
に旋回台2の旋回駆動用として、油圧モータ14が備え
られている。
【0011】バックホウ装置3におけるブーム4は図5
及び図2に示すように、上下に揺動駆動される第1ブー
ム4a前端の軸芯P1周りに第2ブーム4bが揺動自在
に連結され、この第2ブーム4b前端の軸芯P2周りに
支持ブラケット4cが揺動自在に連結されて構成されて
おり、この支持ブラケット4cにアーム5が連結されて
いる。そして、第1ブーム4aと支持ブラケット4cに
亘り連係リンク8が架設されて平行四連リンクが構成さ
れており、油圧シリンダ7により第2ブーム4bを揺動
駆動することによって、アーム5及びバケット6を平行
に左右移動させることができるように構成されている。
【0012】図3に示すようにブーム4の油圧シリンダ
11に対する制御弁21、ブーム4における第2ブーム
4bの油圧シリンダ7に対する制御弁25、アーム5の
油圧シリンダ12に対する制御弁22、バケット6の油
圧シリンダ13に対する制御弁23及び旋回台2の油圧
モータ14に対する制御弁24が備えられている。この
制御弁21〜25は3位置切換式でパイロット操作形式
であり、パイロット圧に基づく開度調節により流量制御
が可能である。そして、各制御弁21〜25に対して開
度操作用のパイロット圧を発生する電磁比例減圧弁型式
のパイロット弁31a,31b,32a,32b,33
a,33b,34a,34b,35a,35bが設けら
れている。
【0013】図3及び図5に示すように、旋回台2に右
操作レバー9及び左操作レバー10が備えられている。 この右及び左操作レバー9,10は前後左右に操作自在
であり、右操作レバー9の前後方向の操作位置を検出す
るポテンショメータ15、左右方向の操作位置を検出す
るポテンショメータ16が備えられると共に、左操作レ
バー10の前後方向の操作位置を検出するポテンショメ
ータ17、左右方向の操作位置を検出するポテンショメ
ータ18が備えられている。そして、各ポテンショメー
タ15〜18からの操作信号が制御装置19に入力され
ている。又、旋回台2の前部下部に操作ペダル26が設
けられ、この操作ペダル26からの操作信号が制御装置
19に入力されている。
【0014】以上の構成により、右操作レバー9を前又
は後に操作するとこれに基づきパイロット弁31a,3
1bがパイロット圧を発生し、ブーム4用の制御弁21
が下降側又は上昇側に操作され、右又は左に操作すると
これに基づきパイロット弁33a,33bがパイロット
圧を発生し、制御弁23がバケット6の排土側又は掻き
込み側に操作されるのである。又、左操作レバー10を
前又は後に操作するとこれに基づきパイロット弁32a
,32bがパイロット圧を発生し、制御弁22がアーム
5の上げ側又は掻き込み側に操作され、右又は左に操作
するとこれに基づきパイロット弁34a,34bがパイ
ロット圧を発生し、制御弁24が旋回右側又は旋回左側
に操作される。操作ペダル26を右又は左に踏み分ける
とこれに基づきパイロット弁35a,35bがパイロッ
ト圧を発生し、制御弁25が第2ブーム4bの右又は左
移動側に操作される。
【0015】以上の操作において、右及び左操作レバー
9,10用の各ポテンショメータ15〜18は右及び左
操作レバー9,10の操作方向だけではなく、その中立
位置からの操作量も検出している。これにより、右及び
左操作レバー9,10の操作量が大きい程、パイロット
弁31a〜34bのパイロット圧が大となり制御弁21
〜24が流量大側に操作されるように、つまり右及び左
操作レバー9,10を大きく操作する程、油圧シリンダ
11〜13及び油圧モータ14が高速で作動するように
構成されている。
【0016】図5に示すように、ブーム4(第1ブーム
4a)の上下角度を検出するポテンショメータ36(位
置センサーに相当)、第2ブーム4bの左右角度を検出
するポテンショメータ37(位置センサーに相当)及び
アーム5の前後角度を検出するポテンショメータ38(
位置センサーに相当)が設けられており、この各ポテン
ショメータ36,37,38からの検出信号が、制御装
置19に入力されている。
【0017】そして、ブーム4、第2ブーム4b及びア
ーム5を右及び左操作レバー9,10、操作ペダル26
により操作している状態において、ブーム4、第2ブー
ム4b及びアーム5の油圧シリンダ11,7,12がそ
のストロークエンドの少し手前に達したことがポテンシ
ョメータ36,37,38により検出されると、右及び
左操作レバー9,10、操作ペダル26の操作位置に関
係なくパイロット弁31a,31b,35a,35b,
32a,32bのパイロット圧が自動的に落とされて、
油圧シリンダ11,7,12の伸縮速度が自動的に減速
操作(減速手段に相当)されるように構成している。
【0018】図1及び図2に示すように旋回台2におい
ては、右側にバックホウ装置3が配置され、左側に運転
席28や右及び左操作レバー9,10等で構成された運
転部27が配置されている。そして、旋回台2の左右中
央においてバックホウ装置3と運転部27とを仕切る窓
付きの縦仕切り板29(運転部27の最外側部に相当)
が設けられており、この縦仕切り板29の上端にも旋回
台2の外側に沿った半円形状の上仕切り板30(運転部
27の最外側部に相当)が固定されている。そして、地
面Gから所定高さにある運転部27下部付近の所定位置
Dより上方の範囲において、縦仕切り板29の前端面よ
り前方(外方)に所定距離だけ離れた前危険面A1、及
び縦仕切り板29のバックホウ装置3側の側面から右方
(外方)に所定距離だけ離れた横危険面A2が制御装置
19内に設定されている。
【0019】この場合、バケット6をアーム5の先端に
連結しているバケットピン6a(図1参照)が、この前
危険面A1上に在る状態おいてバケット6を最も運転部
27側に近づくように操作しても、運転部27から所定
距離だけ離れた軌跡C1上にバケット6の先端があるよ
うに前危険面A1が設定されている。又、図2に示すよ
うにバケットピン6aが横危険面A2上に在る状態おい
て、バケット6の横側面が縦仕切り板29から所定距離
だけ離れた軌跡C2上にあるように、横危険面A2が設
定されている。
【0020】前及び横危険面A1,A2から所定距離だ
け前方又は右方の距離だけ離れた面が設定され、この空
間の面と横危険面A1,A2との間に前減速領域B1及
び横減速領域B2が制御装置19内に設定されている。
【0021】バックホウ装置3より地面Gの掘削を行う
場合に、バックホウ装置3がどれだけ走行装置1側に寄
って掘削が行えるかと言うバックホウ装置3自身の機械
的な作動限界が事前に求められている。そして、作動限
界に操作した場合にバケットピン6aがどの軌跡を通る
かが算出されており、この作動限界に対応するバケット
ピン6aの軌跡よりも少し余裕(外側)のある軌跡を境
界面Eとして、図1に示すように所定位置Dより下方の
範囲において制御装置19内に設定している。そして、
境界面Eは前危険面A1に滑らかにつながるように設定
されており、バケットピン6aが境界面E上にある場合
においてバケット6を最も走行装置1に近づくように操
作した場合に、バケット6の先端は軌跡C3上を通る。
【0022】以上のような前及び横危険面A1,A2、
前及び横減速領域B1,B2、境界面Eは旋回台2に対
して設定されているものであり、旋回台2が回転するの
に伴い、旋回台2と一緒に移動して行くものである。
【0023】制御装置19においては、ポテンショメー
タ36,37,38からの信号によるブーム4(第1ブ
ーム4a)の上下角度、第2ブーム4bの左右角度、及
びアーム5の前後角度と、第1ブーム4a、第2ブーム
4b及びアーム5の各長さとにより、バケットピン6a
の位置を常時算出している。そして、バケットピン6a
が図1及び図2に示す前及び横減速領域B1,B2に入
り込むと、パイロット弁31a〜32b,35a,35
bを操作して右及び左操作レバー9,10、操作ペダル
26の操作に関係なく、バックホウ装置3の油圧シリン
ダ11,12,7の速度が減速操作される。この場合、
バケットピン6aが前及び横減速領域B1,B2に入り
込むほど、つまり、バケットピン6aが前及び横危険面
A1,A2に近づくほど大きく減速操作されるように構
成されている。
【0024】そして、バケットピン6aが前及び横危険
面A1,A2上に位置するような状態になった場合、バ
ケットピン6aが前及び横危険面A1,A2から離れる
方向にバックホウ装置3が操作された場合には、前述の
減速とは逆に前及び横減速領域B1,B2内で各油圧シ
リンダ11,12,7の速度が増速操作されて行き、前
及び横減速領域B1,B2から出たときに通常の速度に
戻し操作される。逆にバケットピン6aが前及び横危険
面A1,A2上から少しでも前及び横危険面A1,A2
を越えて運転部27側に操作されようとした場合には、
パイロット弁31a〜32b,35a,35bのパイロ
ット圧が消えて制御弁21,22,25によりバックホ
ウ装置3の油圧シリンダ11,12,7が停止操作され
る(牽制手段に相当)。
【0025】又、バケットピン6aが前及び横危険面A
1,A2上に位置する場合、バケット6の油圧シリンダ
13の操作は行えるのであり、バケットピン6aが前及
び横危険面A1,A2上を移動して行くような操作も極
低速にて行える。
【0026】以上のように、図1に示す所定位置Dから
上方の部分においては前及び横減速領域B1,B2が設
定されているが、所定位置Dから下方の部分においては
このような前及び横減速領域B1,B2は設定されてい
ない。従って、バケットピン6aが境界面Eに達するま
では右及び左操作レバー9,10、操作ペダル26の操
作に基づいた速度にて、バックホウ装置3の油圧シリン
ダ11,12,13,7が操作される。そして、バケッ
トピン6aが少しでも境界面Eを越えて走行装置1側に
操作されようとした場合には、パイロット弁31a〜3
2b,35a,35bのパイロット圧が消えて制御弁2
1,22,25によりバックホウ装置3の油圧シリンダ
11,12,7が停止操作される。
【0027】バケットピン6aが境界面E上に位置する
場合、バケット6の油圧シリンダ13の操作は行えるの
であり、バケットピン6aが境界面E上を移動して行く
ような操作も行える。従って、バケット6にて走行装置
1付近の地面Gの土を掻き取った場合に、バケットピン
6aが境界面E上を上方に移動して行くようにバケット
6を持ち上げて行けばよいのである。このようにすれば
、バケットピン6aが境界面E上から滑らかに前危険面
A1上に移行して前減速領域B1に入り、バックホウ装
置3が前述のように減速操作されるのである。
【0028】次にキースイッチ(図示せず)のON操作
時において、前及び横危険面A1,A2等の設定に関す
る流れについて説明する。図3に示すように、運転部2
7において運転席28の横に押しボタン型式の第1スイ
ッチ39(切換手段に相当)が配置されており、運転席
28の下側の開閉扉(図示せず)の内側にON・OFF
切換保持型式の第2スイッチ40が配置されている。そ
して、第1及び第2スイッチ39,40が並列に接続さ
れて制御装置19に信号が入力されるように構成してい
る。
【0029】図4に示すようにエンジン(図示せず)を
始動させるべくキースイッチをON操作した場合に、第
2スイッチ40がOFF操作されており(ステップS1
)、第1スイッチ39が押し操作されなければ(ステッ
プS2)、前述のように前及び横危険面A1,A2、前
及び横減速領域B1,B2、境界面Eが設定されて(ス
テップS3)、通常どおりにバックホウ装置3の減速操
作及び牽制操作が行われる状態となる。そして、ブーム
4(第1ブーム4a)、第2ブーム4b及びアーム5の
各油圧シリンダ11,7,12がそのストロークエンド
に達した際の減速操作が行われる状態となる(ステップ
S4)。
【0030】以上のような通常の状態での作業中におい
て、各ポテンショメータやセンサー等から正常な信号が
制御装置19に入力されないと、異常が発生したとして
バックホウ装置3が停止操作される(ステップS5,S
6)。
【0031】そして、前述の通常の作業中において運転
部27の作業者が第1スイッチ39を押し操作してこの
信号が制御装置に入力されると(ステップS2)、運転
部27内及び運転部27外の2箇所の危険回避解除ラン
プ(図示せず)が点灯する(ステップS7)。この状態
においては、前及び横危険面A1,A2、前及び横減速
領域B1,B2、境界面Eが消去されてしまうので(ス
テップS8)、前述のようなバックホウ装置3の減速操
作及び牽制操作は行われず、作業者は十分に安全を確認
しながらバケット6を運転部27や走行装置1等に至近
距離まで接近させて作業が行えるようになるのである。
【0032】この場合にはブーム4(第1ブーム4a)
の油圧シリンダ11のみにおいて、ストロークエンドに
達した際の減速操作が行われる状態になるのであり、こ
れ以外の油圧シリンダ7,12に対してはこのような減
速操作は行われない(ステップS9)。又、各ポテンシ
ョメータやセンサー等から正常な信号が制御装置19に
入力されなくても、バックホウ装置3の操作が行える。
【0033】そして、以上のような減速操作及び牽制操
作が行われない状態での作業中において、第1スイッチ
39を押し操作すると(ステップS10)、危険回避解
除ランプが消灯して(ステップS11)、ステップS3
に戻り再び通常の状態に戻るのである。
【0034】エンジンの始動前において、断線等により
各ポテンショメータやセンサー等から正常な信号が制御
装置19に入力されないことが判明している場合等にお
いては、キースイッチの操作前に第2スイッチ40をO
N操作しておく。このようにしておくと、キースイッチ
のON操作後に非常運転ランプ(図示せず)が点灯して
(ステップS12)、ステップS8に移行して前述のよ
うな減速操作、牽制操作及び各ポテンショメエータ等の
状態に関係なくバックホウ装置3の操作が行えるのであ
る。
【0035】〔別実施例〕前述の実施例においては図1
に示すように、バケットピン6aの位置を基準として前
及び横危険面A1,A2を設定しているが、バケットピ
ン6aの位置にポテンショメータを設置してバケット6
の先端の位置を制御装置19内にて常時算出するように
構成してもよい。この場合には図1及び図2に示す軌跡
C1,C2が本発明の危険面となるのである。
【0036】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】前危険面、前減速領域及び境界面を示すバック
ホウの概略側面図
【図2】前及び横危険面、前及び横減速領域を示すバッ
クホウの概略平面図
【図3】バックホウ装置の各油圧シリンダ、制御弁、パ
イロット弁、右及び左操作レバー、第1及び第2スイッ
チ等の概略回路図
【図4】制御の流れを示すフローチャート
【図5】バッ
クホウの全体側面図
【符号の説明】
3                バックホウ装置4
                バックホウ装置のブ
ーム6                バックホウ装
置のバケット7,11,12    バックホウ装置駆
動用の油圧シリンダ 27              運転部29,30 
       運転部の最外側部36,37,38  
位置センサー 39              切換手段A1,A2
        危険面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  運転部(27)の最外側部(29),
    (30)から外方に所定距離だけ離れた危険面(A1)
    ,(A2)を空間上に設定し、バックホウ装置(3)の
    バケット(6)の位置を検出する位置センサー(36)
    ,(37),(38)を設けて、この位置センサー(3
    6),(37),(38)の検出に基づき前記バケット
    (6)が前記危険面(A1),(A2)を越えて運転部
    (27)側に入り込もうとすると、前記バックホウ装置
    (3)駆動用の油圧シリンダ(7),(11),(12
    )を停止させてこれを牽制阻止する牽制手段を設けると
    共に、前記牽制手段を作動及び停止状態に切り換え可能
    な切換手段(39)を備えているバックホウ。
  2. 【請求項2】  前記牽制手段の作動及び停止に関係な
    く、前記バックホウ装置(3)のブーム(4)がその作
    動範囲のストロークエンド付近に達すると、前記ブーム
    (4)の速度を自動的に減速操作する減速手段を備えて
    いる請求項1記載のバックホウ。
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