JP2726357B2 - バックホウ - Google Patents

バックホウ

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JP2726357B2 JP4110927A JP11092792A JP2726357B2 JP 2726357 B2 JP2726357 B2 JP 2726357B2 JP 4110927 A JP4110927 A JP 4110927A JP 11092792 A JP11092792 A JP 11092792A JP 2726357 B2 JP2726357 B2 JP 2726357B2
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  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバックホウにおいて、運
転部の最外側を覆う外部フレームとバケットとの接触を
避ける為の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】バックホウにおいて、運転部の最外側を
覆う外部フレームとバケットとの接触を避ける構造の一
例が、特開平2−256722号公報に開示されてい
る。この構造においては、運転部の最外側を覆う外部フ
レーム(前記公報の図3の3)から、外方に所定距離だ
け離れた牽制面(前記公報の図3の第2設定位置)を空
間上に設定し、バックホウ装置のバケットの位置を検出
する位置センサーを設けて、この位置センサーの検出に
基づきバケットが牽制面を越えて運転部側に入り込もう
とすると、バックホウ装置駆動用の油圧シリンダを停止
させてこれを阻止する牽制手段を備えている。この場
合、牽制面から所定距離だけ外方に離れた空間上の面と
牽制面との間に牽制領域(前記公報の図3の減速範囲)
を設定して、この牽制領域内にバケットが入り込むとブ
ザー等の警報手段を作動させて、バケットが牽制面に接
近したことを運転部の作業者に知らせている。以上の構
成により、運転部の作業者がバックホウ装置を操作して
いる場合に、誤ってバケットを運転部側に至近距離まで
近づけて外部フレームに衝突させるような操作を行って
も、バケットが外部フレームより外側の牽制面に達すれ
ば、バックホウ装置が自動的に停止して接触が回避され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合、牽制領域内
において牽制面に達しない限りバケットは自由に動かす
ことができるのであるが、牽制領域内にバケットが在れ
ば警報手段が常時作動している。従って、牽制領域内で
バケットを牽制面から遠ざけるような操作を行っても、
又、牽制領域内でバケットを停止させていても、ブザー
等の警報手段が作動しているので、特に熟練した作業者
にとっては煩わしい状態となっている。本発明は、前述
のような牽制領域内にバケットを操作している状態での
煩わしさを少なくすることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は以上のよ
うなバックホウにおいて、次のように構成することにあ
る。つまり、旋回台に備えられた運転部の最外側を覆う
外部フレームから、外方に所定距離だけ離れた牽制面を
空間上に設定する第1設定手段と、バックホウ装置のバ
ケットの位置を検出する位置センサーと、この位置セン
サーの検出に基づき、バケットが牽制面を越えて運転部
側に入り込もうとすると、バックホウ装置駆動用の油圧
シリンダを停止させてこれを阻止する牽制手段とを備え
ると共に、牽制面から所定距離だけ外方に離れた空間上
の面と牽制面との間に牽制領域を設定する第2設定手段
と、位置センサーの検出に基づき、バケットが牽制領域
内において牽制面に接近する方向に移動操作されると警
報手段を作動させ、且つ、バケットが牽制領域内におい
て牽制面から離れる方向に移動操作されると警報手段を
停止させる操作手段とを備えている。
【0005】
【作用】前述のように構成すれば、バケットを牽制領域
内に位置させている状態において、バケットを牽制面に
接近させる側(運転部に接近する側)に操作した場合に
警報手段が作動し、バケットを牽制面から離れる側(運
転部から離れる側)に操作した場合には警報手段は作動
しない。このように、バケットを牽制面に接近させる場
合には、バケットが運転部の外部フレームに接触する可
能性が高くなって行くので警報手段を作動させている。
逆に、バケットを牽制面から離す場合には、バケットが
運転部の外部フレームに接触する可能性が低くなって行
くので、このような場合には警報手段を作動させていな
い。
【0006】
【発明の効果】以上のようにバケットを牽制領域内に位
置させている状態において、必要な場合(バケットが運
転部の外部フレームに接触する可能性が高くなる場合)
にのみ警報手段を作動させているので、警報手段が常時
作動するような煩わしさがなくなり、運転部の作業者が
より快適に作業を行えるようになった。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図5はバックホウの全体側面を示しており、ゴム
クローラ形式の走行装置1にドーザ20及びこの上部に
旋回台2が支持され、旋回台2の前部にバックホウ装置
3が備えられている。このバックホウ装置3は、油圧シ
リンダ11により上下に揺動駆動されるブーム4、油圧
シリンダ12により前後に揺動駆動されるアーム5、及
び油圧シリンダ13により掻き込み揺動駆動されるバケ
ット6を備えて構成されている。そして、図3に示すよ
うに旋回台2の旋回駆動用として、油圧モータ14が備
えられている。
【0008】バックホウ装置3におけるブーム4は図5
及び図2に示すように、上下に揺動駆動される第1ブー
ム部分4aと、この第1ブーム部分4aの前端の軸芯P
1周りに揺動自在に連結された第2ブーム部分4bと、
この第2ブーム部分4bの前端の軸芯P2周りに揺動自
在に連結された支持ブラケット4cとで構成されてお
り、この支持ブラケット4cにアーム5が連結されてい
る。そして、第1ブーム部分4aと支持ブラケット4c
に亘り連係リンク8が架設されて平行四連リンクが構成
されており、油圧シリンダ7により第2ブーム部分4b
を揺動操作することによって、アーム5及びバケット6
を平行に左右移動させることができるように構成してい
る。
【0009】図3に示すようにブーム4の油圧シリンダ
11に対する制御弁21、ブーム4における第2ブーム
部分4bの油圧シリンダ7に対する制御弁25、アーム
5の油圧シリンダ12に対する制御弁22、バケット6
の油圧シリンダ13に対する制御弁23、及び旋回台2
の油圧モータ14に対する制御弁24が備えられてい
る。この制御弁21〜25は3位置切換式でパイロット
操作形式であり、パイロット圧に基づく開度調節により
流量制御が可能である。そして、各制御弁21〜25に
対して、開度操作用のパイロット圧を発生する電磁比例
減圧弁型式のパイロット弁31a,31b,32a,3
2b,33a,33b,34a,34b,35a,35
bが設けられている。
【0010】図2,3,5に示すように、旋回台2に右
操作レバー9及び左操作レバー10が備えられている。
この右及び左操作レバー9,10は前後左右に操作自在
であり、右操作レバー9の前後方向の操作位置を検出す
るポテンショメータ15、左右方向の操作位置を検出す
るポテンショメータ16が備えられると共に、左操作レ
バー10の前後方向の操作位置を検出するポテンショメ
ータ17、左右方向の操作位置を検出するポテンショメ
ータ18が備えられている。そして、各ポテンショメー
タ15〜18からの操作信号が制御装置19に入力され
ている。又、旋回台2の前部下部に操作ペダル26が設
けられ、この操作ペダル26からの操作信号が制御装置
19に入力されている。
【0011】以上の構成により、右操作レバー9を前又
は後に操作するとこれに基づきパイロット弁31a,3
1bがパイロット圧を発生し、制御弁21がブーム4の
下降側又は上昇側に操作され、右又は左に操作するとこ
れに基づきパイロット弁33a,33bがパイロット圧
を発生し、制御弁23がバケット6の排土側又は掻き込
み側に操作される。又、左操作レバー10を前又は後に
操作するとこれに基づきパイロット弁32a,32bが
パイロット圧を発生し、制御弁22がアーム5の上げ側
又は掻き込み側に操作され、右又は左に操作するとこれ
に基づきパイロット弁34a,34bがパイロット圧を
発生し、制御弁24が右旋回側又は左旋回側に操作され
る。操作ペダル26を右又は左に踏み分けるとこれに基
づきパイロット弁35a,35bがパイロット圧を発生
し、制御弁25が第2ブーム部分4bの右又は左揺動側
に操作される。
【0012】以上の操作において、右及び左操作レバー
9,10用の各ポテンショメータ15〜18は右及び左
操作レバー9,10の操作方向だけではなく、その中立
位置からの操作量も検出している。これにより、右及び
左操作レバー9,10の操作量が大きい程、パイロット
弁31a〜34bのパイロット圧が大となり制御弁21
〜24が流量大側に操作される。つまり、右及び左操作
レバー9,10を大きく操作する程、油圧シリンダ11
〜13及び油圧モータ14が高速で作動するように構成
している。
【0013】図5及び図3に示すように、ブーム4(第
1ブーム部分4a)の上下角度を検出するポテンショメ
ータ36(位置センサーに相当)、第2ブーム部分4b
の左右角度を検出するポテンショメータ37(位置セン
サーに相当)、及びアーム5の前後角度を検出するポテ
ンショメータ38(位置センサーに相当)が設けられて
おり、この各ポテンショメータ36,37,38からの
検出信号が、制御装置19に入力されている。
【0014】図2及び図5に示すように旋回台2におい
ては、右側にバックホウ装置3が配置され、左側に運転
席28や右及び左操作レバー9,10等で構成された運
転部27が配置されている。そして、旋回台2の左右中
央において、バックホウ装置3と運転部27とを仕切る
窓付きの縦仕切り板29(運転部27の最外側部を覆う
外部フレームに相当)が設けられており、この縦仕切り
板29の上端に旋回台2の外側に沿った半円形状の上仕
切り板30(運転部27の最外側部を覆う外部フレーム
に相当)が固定されている。
【0015】そして、図1及び図2に示すように、地面
Gから所定高さにある所定位置Dより上方の範囲におい
て、縦仕切り板29より前方(外方)に所定距離だけ離
れた前牽制面A1、及び縦仕切り板29のバックホウ装
置3側の側面から右方(外方)に所定距離だけ離れた横
牽制面A2が、制御装置19内に設定されている(第1
設定手段に相当)。
【0016】この場合、図1に示すようにバケット6を
アーム5の先端に連結しているバケットピン6aが、こ
の前牽制面A1上に在る状態においてバケット6を最も
運転部27側に近づくように操作しても、縦仕切り板2
9から所定距離だけ離れた軌跡C1上にバケット6の先
端が在るように、前牽制面A1が設定されている。図2
に示すようにバケットピン6aが横牽制面A2上に在る
状態おいて、バケット6の横側面が縦仕切り板29から
所定距離だけ離れた軌跡C2上に在るように、横牽制面
A2が設定されている。又、前及び横牽制面A1,A2
から所定距離だけ前方又は右方に離れた面が設定され、
この空間の面と前及び横牽制面A1,A2との間が、前
牽制領域B1及び横牽制領域B2として制御装置19内
に設定されている(第2設定手段に相当)。
【0017】バックホウ装置3により地面Gの掘削を行
う場合、バックホウ装置3がどれだけ走行装置1側に寄
って掘削が行えるかと言う、バックホウ装置3自身の機
械的な作動限界が事前に求められている。そして、作動
限界に操作した場合にバケットピン6aがどの軌跡を通
るかが算出されており、この作動限界に対応するバケッ
トピン6aの軌跡よりも少し余裕(外側)のある軌跡を
境界面Eとして、図1に示すように所定位置Dより下方
の範囲において、境界面Eを制御装置19内に設定して
いる。境界面Eは前牽制面A1に滑らかにつながるよう
に設定されており、バケットピン6aが境界面E上に在
る場合においてバケット6を最も走行装置1に近づくよ
うに操作した場合、バケット6の先端は軌跡C3上を通
る。以上のような前及び横牽制面A1,A2、前及び横
牽制領域B1,B2、境界面Eは旋回台2に対して設定
されているものであり、旋回台2が旋回するのに伴い、
旋回台2と一緒に移動して行くものである。
【0018】制御装置19においては、ポテンショメー
タ36,37,38からの信号によるブーム4(第1ブ
ーム部分4a)の上下角度、第2ブーム部分4bの左右
角度及びアーム5の前後角度と、第1ブーム部分4a、
第2ブーム部分4b及びアーム5の各長さとにより、バ
ケットピン6aの位置を常時算出している。そして、バ
ケットピン6aが図1及び図2に示す前及び横牽制領域
B1,B2に入り込むと、パイロット弁31a〜32
b,35a,35bを操作して右及び左操作レバー9,
10、操作ペダル26の操作に関係なく、バックホウ装
置3の油圧シリンダ11,12,7の速度が減速操作さ
れる。この場合、バケットピン6aが前及び横牽制領域
B1,B2に入り込むほど、つまり、バケットピン6a
が前及び横牽制面A1,A2に近づくほど大きく減速操
作されるように構成している。
【0019】そして、バケットピン6aが前及び横牽制
面A1,A2上に位置するような状態になった場合、バ
ケットピン6aが前及び横牽制面A1,A2から離れる
方向にバックホウ装置3が操作された場合には、前述の
減速とは逆に前及び横牽制領域B1,B2内で各油圧シ
リンダ11,12,7の速度が増速操作されて行き、前
及び横牽制領域B1,B2から出たときに通常の速度に
戻し操作される。
【0020】逆にバケットピン6aが前及び横牽制面A
1,A2上から少しでも前及び横牽制面A1,A2を越
えて運転部27側に操作されようとした場合には、パイ
ロット弁31a〜32b,35a,35bのパイロット
圧が消えて、制御弁21,22,25によりバックホウ
装置3の油圧シリンダ11,12,7が停止操作される
(牽制手段に相当)。又、バケットピン6aが前及び横
牽制面A1,A2上に位置する場合、バケット6の油圧
シリンダ13の操作は行えるのであり、バケットピン6
aが前及び横牽制面A1,A2上を移動して行くような
操作も極低速にて行える。
【0021】前述のように、バケットピン6aが前及び
横牽制領域B1,B2内にある場合に、バケット6の操
作状態に応じて警報ブザー39(警報手段に相当)、及
び警報ランプ40(警報手段に相当)を作動させるよう
に構成しており、次にこの構成について説明する。図4
に示すように、バケットピン6aが前牽制領域B1内に
位置していたとする(ステップS1)。この状態で、第
1ブーム部分4aが上昇側に作動していること、アーム
6が掻き込み側に作動していること、第2ブーム部分4
bが右又は左揺動側(揺動範囲の左右中央から離れる方
向)に作動していることが、図5に示すポテンショメー
タ36,37,38により検出されたとする(ステップ
S2,S3,S4)。この場合にはバケットピン6aが
前牽制面A1に接近する側に移動することになるので、
警報ブザー39が鳴り警報ランプ40が点灯して(ステ
ップS6)、この状態を運転部27の作業者に知らせ
る。
【0022】逆に、前牽制領域B1内において第1ブー
ム部分4aが下降側に作動している場合や、アーム5が
掻き込みとは逆側に作動している場合、第2ブーム部分
4bが揺動範囲の左右中央側に揺動している場合、又
は、第1及び第2ブーム部分4a,4b、アーム5がそ
の位置で停止している場合には、ステップS2,S3,
S4からステップS7に移行して、警報ブザー39の作
動が停止し警報ランプ40が消える。この警報ブザー3
9及び警報ランプ40は図2に示すように、運転部27
内に設けられており、運転席28の前側に位置してい
る。
【0023】次に、図4に示すようにバケットピン6a
が横牽制領域B2内に位置していたとする(ステップS
1)。この状態で、第2ブーム部分4bが左揺動側に作
動していることが、図5に示すポテンショメータ37に
より検出されたとする(ステップS5)。この場合には
バケットピン6aが横牽制面A2に接近する側に移動す
ることになるので、警報ブザー39が鳴り警報ランプ4
0が点灯して(ステップS6)、この状態を運転部27
の作業者に知らせる。
【0024】逆に、横牽制領域B2内において第2ブー
ム部分4bが右揺動側に作動している場合や、第1ブー
ム4aが上昇側又は下降側に作動している場合、アーム
5が前後に揺動している場合、第1及び第2ブーム部分
4a,4b、アーム5がその位置で停止している場合に
は、ステップS5からステップS7に移行して、警報ブ
ザー39の作動が停止し警報ランプ40が消えるのであ
る(以上、操作手段に相当)。
【0025】以上のように、図1に示す所定位置Dから
上方の部分においては前及び横牽制領域B1,B2が設
定されているが、所定位置Dから下方の部分においては
このような前及び横牽制領域B1,B2は設定されてい
ない。従って、バケットピン6aが境界面Eに達するま
では右及び左操作レバー9,10、操作ペダル26の操
作に基づいた速度にて、バックホウ装置3の油圧シリン
ダ11,12,13,7が操作される。そして、バケッ
トピン6aが少しでも境界面Eを越えて走行装置1側に
操作されようとした場合には、パイロット弁31a〜3
2b,35a,35bのパイロット圧が消えて、制御弁
21,22,25によりバックホウ装置3の油圧シリン
ダ11,12,7が停止操作される。
【0026】バケットピン6aが境界面E上に位置する
場合、バケット6の油圧シリンダ13の操作は行えるの
であり、バケットピン6aが境界面E上を移動して行く
ような操作も行える。従って、バケット6にて走行装置
1付近の地面Gの土を掻き取った場合に、バケットピン
6aが境界面E上を上方に移動して行くようにバケット
6を持ち上げて行けばよいのである。このようにすれ
ば、バケットピン6aが境界面E上から滑らかに前牽制
面A1上に移行して前牽制領域B1に入り、バックホウ
装置3が前述のように減速操作されるのである。
【0027】〔別実施例〕前述の実施例では、バケット
ピン6aが前及び横牽制領域B1,B2内で停止してい
る場合に、警報ブザー39及び警報ランプ40が作動し
ないように構成しているが、このような停止状態におい
ても警報ブザー39及び警報ランプ40が作動するよう
にしておいても良い。前述の実施例においては図1に示
すように、バケットピン6aの位置を基準として前及び
横牽制面A1,A2を設定しているが、バケットピン6
aの位置にポテンショメータ(図示せず)を設置して、
バケット6の先端の位置を制御装置19内にて常時算出
するように構成してもよい。この場合には図1及び図2
に示す軌跡C1,C2が本発明の牽制面となるのであ
る。
【0028】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】前牽制面、前牽制領域及び境界面を示すバック
ホウの概略側面図
【図2】前及び横牽制面、前及び横牽制領域を示すバッ
クホウの概略平面図
【図3】バックホウ装置の各油圧シリンダ、制御弁、パ
イロット弁、右及び左操作レバー等の概略回路図
【図4】制御の流れを示すフローチャート
【図5】バックホウの全体側面図
【符号の説明】
2 旋回台 3 バックホウ装置 6 バックホウ装置のバケット 7,11,12 バックホウ装置の油圧シリンダ 27 運転部 29,30 外部フレーム 36,37,38 位置センサー 39,40 警報手段 A1,A2 牽制面 B1,B2 牽制領域

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 旋回台(2)に備えられた運転部(2
    7)の最外側を覆う外部フレーム(29),(30)か
    ら、外方に所定距離だけ離れた牽制面(A1),(A
    2)を空間上に設定する第1設定手段と、バックホウ装
    置(3)のバケット(6)の位置を検出する位置センサ
    ー(36),(37),(38)と、この位置センサー
    (36),(37),(38)の検出に基づき、前記バ
    ケット(6)が前記牽制面(A1),(A2)を越えて
    運転部(27)側に入り込もうとすると、前記バックホ
    ウ装置(3)駆動用の油圧シリンダ(7),(11),
    (12)を停止させてこれを阻止する牽制手段とを備え
    ると共に、前記牽制面(A1),(A2)から所定距離
    だけ外方に離れた空間上の面と前記牽制面(A1),
    (A2)との間に牽制領域(B1),(B2)を設定す
    る第2設定手段と、前記位置センサー(36),(3
    7),(38)の検出に基づき、前記バケット(6)が
    前記牽制領域(B1),(B2)内において前記牽制面
    (A1),(A2)に接近する方向に移動操作されると
    警報手段(39),(40)を作動させ、且つ、前記バ
    ケット(6)が前記牽制領域(B1),(B2)内にお
    いて前記牽制面(A1),(A2)から離れる方向に移
    動操作されると前記警報手段(39),(40)を停止
    させる操作手段とを備えているバックホウ。
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