JPH0520166Y2 - - Google Patents

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JPH0520166Y2
JPH0520166Y2 JP1985000287U JP28785U JPH0520166Y2 JP H0520166 Y2 JPH0520166 Y2 JP H0520166Y2 JP 1985000287 U JP1985000287 U JP 1985000287U JP 28785 U JP28785 U JP 28785U JP H0520166 Y2 JPH0520166 Y2 JP H0520166Y2
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JP
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band
buckle
buckle body
slit
slit groove
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JP1985000287U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、弾性プラスチツク材料から成る少な
くとも1つの支持体層を有し、その支持体層の片
面又は両面が少なくとも部分的に革又は革に似た
材料から成る被覆材により被覆されているような
バンドのバツクルに関する。
[従来技術] たとえば、全体が弾性プラスチツク材料の支持
体層から構成されている又は片面又は両面が皮又
は皮に似た材料から成る支持体層により被覆され
ているような時計バンドや、全体が弾性プラスチ
ツク材料から製造され、時計と一体に接続される
ような時計バンドは既に公知である。
そして多くの場合、そのような時計バンドと共
にバツクルが使用されるが、バツクルは時計バン
ドを形成するバンドと付加的工程において接続さ
れなければならない。
[考案の概要] 本考案の目的は、バツクルをバンドに固定する
ために上述のような付加的工程を必要としない冒
頭に述べた種類のバツクルを提供することであ
る。
かかる目的を達成するために本考案は 弾性プラスチツク材料から成る少なくとも1つ
の支持体層を有し、その支持体層の片面又は両面
が少なくとも部分的に革又は革に似た材料から成
る被覆材により被覆されているバンドに使用され
るバツクルにおいて、前記支持体層を有するバン
ド2の一端に、該バンド2と一体に形成されるバ
ツクル本体1,20,35を設け、該バツクル本
体1,20,35に固定されるべきバンドの他方
の端部12に設けられる対向係止手段13,1
5、又は/及び摩擦はめ合い手段をバンド2と一
体的に該バンド2の一部をなすよう構成し、 一方バツクル本体1,20,35は、バンド2
の横断面形状とほぼ一致し、バンド2の長手方向
に走る開口31を有し、その開口領域にバンドの
他端を固定するための手段10,36を設けると
共に、バツクル本体1の少なくとも1の側壁6,
7領域に、バンドの長手方向に延在するスリツト
溝部5を設け、該スリツト溝部を薄肉に形成した
事を特徴とするバツクルを提案する。
即ち該スリツト溝部を薄肉に形成した為に、例
えば第1〜3図に示すようにバツクル本体1の一
側側壁に前記スリツト溝5を、又他側側壁に係止
手段8,9を設ける事により、前記開口31の上
面側に位置するバツクル本体1の蓋板3を前記ス
リツト溝を中心として上方に開放可能に構成する
事も出来、これによりこのバツクルは、一体に形
成されているにも拘らず、バンド(時計バンド)
を取外すために開くことが出来る。
又本考案はバツクル本体の蓋板と底板との間の
距離をバツクル本体の弾性変形に広げることが出
来る。即ち、本考案によるバツクルの別の開放方
法が提供される。第3〜7図に示すように、バツ
クル本体1の両側壁に前記スリツト溝5を設け、
該スリツト溝5を中心として蓋板3と底板4との
間の距離をバツクル本体1の弾性変形により拡開
可能に構成する事も出来る。
これによりバツクル本体の側面を押すだけで、
バンドのバツクル本体に固定されていた端部を引
出すことが出来る。
尚、バツクル本体の弾性変形を容易にするため
には、バツクル本体に加えられるべき開放圧力を
小さくすれば良く、そのために、本考案によれ
ば、底板はバンドの長手方向に走る少なくとも1
本のスリツトを設けている。
従つて本考案によれば、バンドに係止部材、た
とえば針状バツクルや、蓋付きバツクルなどを取
付けるための付加的工程は全く不要になり、本考
案の目的が円滑に達成し得る。
尚、本考案によるバツクルの多くの実施例にお
いては、バツクルの引張り強さを高めるために、
バツクル本体の底板に対向する蓋板の下面は摩擦
を強めるように及び/又ははめ合いを生じるよう
に形成されることが望ましい。この場合、実際に
は、蓋板の下面にリブ、歯、フイン、節などの圧
接部材や切込み部材を設けることが出来る。さら
に、本考案によれば、バンドの、バツクル本体に
固定されるべき端部は、少なくともバツクル本体
の蓋板に対向する面に、摩擦を強める粗面を有す
るか、又はバツクル本体の形状に対応する対向形
状を有する。
又、本考案によれば、高い引張り強さを有する
と同時に特に構成が簡単である本考案によるバツ
クルの別の実施例はバツクル本体に固定されるべ
き、バンドの端部に設けられる少なくとも1つの
ストツパ面が、挿入方向に見て、バツクル本体の
蓋板後方の側縁部と係合することを特徴とする。
この実施例において、ストツパ面はバツクル本体
の蓋板にある一方向に開いた凹部に収容され、及
び/又はストツパ面は、バンドの固定されるべき
端部の上面のくさび形の突起の表面であり、この
表面はバンドの自由端に位置する面と対向する様
に構成するのがよい。
[実施例] 以下、添付の図面を参照して本考案を詳細に説
明する。
第1図において、バツクル本体は1は、弾性プ
ラスチツク材料から成るバンド2の自由端に取付
けられる。このバンド2はそれ自体が時計バンド
などのバンドを形成するか、又はバンド(時計バ
ンド)の1つの支持体層を形成する。第1図に示
されるように、バツクル本体1は、バンド2と一
体に形成される。
バツクル本体1は蓋板3と、底板4とを有す
る。
図示される実施例においては、蓋板3はバツク
ル本体1の側壁6の領域にある折曲部5に関して
底板4に対して情報へ旋回することが出来る(第
2図)。さらに、第1図から明らかなように、こ
の折曲部5、すなわち蓋板3の旋回軸はバンドの
長手方向(バンド2の縦方向)に延出する。
バツクル本体1の側壁6とは反対側の側壁はス
ナツプ係止部として形成され、2つの互いに係合
する長手方向リブ8及び9から構成される。
バツクル本体1の蓋板3の下面は粗面に形成さ
れるか、又は実施例に示されるように歯領域10
を有する。粗下面、すなはち歯領域10は、バツ
クル本体が閉じられた時、バツクル本体1に固定
さるべきバンドの他端の上面と係合する。バツク
ル係合の引張力を高めるために、バンドの蓋板3
と対向する自由端の表面(上面)も粗面に形成す
るか又は歯部形成領域10に対応する形状の領域
を有するように構成することが出来る。
第4図に示される実施例による本考案のバツク
ルは、側壁7がスナツプ係止部として形成される
のではなく、側壁6と同様に一体に連続する壁と
して形成されるという点を除いて、第1図のバツ
クルと同様である。第4図に示される実施例にお
いては、バンドのバツクル本体1に固定されるべ
き端部12はバツクル本体1の内部応力により保
持される(第6図)。側壁6及び7に圧力が加わ
ると(第5図参照)、蓋板3と底板4との間隔が
拡がるので、バンドの端部12をバツクル本体1
から引出すことが出来る。バツクル本体1のこの
ような変形を容易にするために、底板4にバンド
の長手方向に走るスリツト11が設けられる。こ
のスリツト11はレンズ形の横断面形状を有して
いるのが好ましい。即ち、スリツト11の幅は両
端から中央部に向かつて徐々に広くなる。
第7図に示される実施例による本考案のバツク
ルは、同様に蓋板3と底板4とから構成されるバ
ツクル本体1を有し、2枚の板は折曲部5を含む
側壁6及び7を介して互いに一体に結合される。
バンドの固定されるべき端部12は、その上面
に、少なくとも1つの、好ましくは複数のくさび
形の突起13を有し、突起13の差込み方向14
に見て後方の面15はストツパ面として利用され
る。バンドの端部12がバツクル本体1に正しく
差込まれた時、ストツパ面15は、バツクル本体
1の蓋板3の後方側端部16に設けられる一方向
に開いた凹部17と係合する。このバツクルも、
第7図の矢印の方向に圧力を加えることにより開
けることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案によるバツクルの第1の実施
例を示す斜視図、第2図及び第3図は、第1図の
バツクルの開閉状態を示す断面図である。第4図
は本考案によるバツクルの第2の実施例を示す斜
視図、第5図及び第6図は、第4図のバツクルの
の開閉状態を示す断面図である。第7図は本考案
によるバツクルの第3の実施例を示す斜視図であ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 弾性プラスチツク材料から成る少なくとも1
    つの支持体層を有し、その支持体層の片面又は
    両面が少なくとも部分的に革又は革に似た材料
    から成る被覆材により被覆されているバンドに
    使用されるバツクルにおいて、前記支持体層を
    有するバンド2の一端に、該バンド2と一体に
    形成されるバツクル本体1,20,35を設
    け、該バツクル本体1,20,35に固定され
    るべきバンドの他方の端部12に設けられる対
    向係止手段13,15、又は/及び摩擦はめ合
    い手段をバンド2と一体的に該バンド2の一部
    をなすよう構成し、 一方バツクル本体1,20,35は、バンド
    2の横断面形状とほぼ一致し、バンド2の長手
    方向に走る開口31を有し、その開口領域にバ
    ンドの他端を固定するための手段10,36を
    設けると共に、バツクル本体1の少なくとも1
    の側壁6,7領域に、バンドの長手方向に延在
    するスリツト溝部5を設け、該スリツト溝部を
    薄肉に形成した事を特徴とするバツクル。 2 前記バツクル本体1の一側側壁に前記スリツ
    ト溝5を、又他側側壁に係止手段8,9を設
    け、前記開口31の上面側に位置するバツクル
    本体1の蓋板3を前記スリツト溝を中心として
    上方に開放可能にした事を特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の記載のバツクル。 3 バツクル本体1の両側壁に前記スリツト溝5
    を設け、該スリツト溝5を中心として蓋板3と
    底板4との間の距離をバツクル本体1の弾性変
    形により拡開可能に構成したことを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載のバツク
    ル。 4 バツクル本体1の弾性変形を容易にするため
    に、該バツクル本体1の底板4側にバンドの長
    手方向に走る少なくとも1本のスリツト11を
    設けたことを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載のバツクル。
JP1985000287U 1984-09-19 1985-01-08 Expired - Lifetime JPH0520166Y2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AT297684 1984-09-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6155819U JPS6155819U (ja) 1986-04-15
JPH0520166Y2 true JPH0520166Y2 (ja) 1993-05-26

Family

ID=30449820

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985000287U Expired - Lifetime JPH0520166Y2 (ja) 1984-09-19 1985-01-08

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JP (1) JPH0520166Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60241402A (ja) * 1984-01-20 1985-11-30 エタ ソシエテ アノニム フアブリ−ク デボ−シユ 時計腕輪

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60241402A (ja) * 1984-01-20 1985-11-30 エタ ソシエテ アノニム フアブリ−ク デボ−シユ 時計腕輪

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Publication number Publication date
JPS6155819U (ja) 1986-04-15

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