JPH0446717Y2 - - Google Patents

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JPH0446717Y2
JPH0446717Y2 JP8728588U JP8728588U JPH0446717Y2 JP H0446717 Y2 JPH0446717 Y2 JP H0446717Y2 JP 8728588 U JP8728588 U JP 8728588U JP 8728588 U JP8728588 U JP 8728588U JP H0446717 Y2 JPH0446717 Y2 JP H0446717Y2
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JP
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sheath
blade
sheath member
storage hole
covering member
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JP8728588U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は各種刃物の鞘に関するものである。
[従来の技術] 第6図に示すように、従来の鞘は互いに重合さ
れる一対の鞘部材12,13からなり、一方の鞘
部材13の内面上には断面凹状の刃体収納孔14
が形成されている。
[考案が解決しようとする課題] ところが、鞘部材13に断面凹状の収納孔14
を加工するのは大変面倒であるばかりでなく、加
工後両鞘部材12,13の張り合わせ作業をしな
ければならなかつた。
本考案の目的は刃体収納孔の加工を容易にし、
かつ鞘部材の張り合わせ作業を必要としない刃物
の鞘を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために本願第1の考案
は、互いに一体形成して二股状をなす両側板によ
り鞘部材を構成し、この両側板間に設けた刃体収
納孔にはその前端で開放した刃体挿脱口に連続し
て鞘部材の両側に沿うように後端側へ延びる開放
部を形成し、この鞘部材には前記刃体収納孔の両
開放部を覆う被覆部材を取り付けたことをその要
旨とする。
第2の考案は被覆部材には鞘部材の刃体収納孔
の両開放部のうち少なくとも一方のものに挿入さ
れる保持突部を形成したことをその要旨とする。
[作用] 本考案においては、鞘部材の刃体収納孔一枚の
板材から一工程の加工により形成することができ
る。また、この加工によりできる刃体収納孔の両
開放部を被覆部材により塞ぐことができる。
さらに、刃体挿脱口の間隔は被覆部材の保持突
部により保持される。
[実施例] 以下、本考案を模型用刀の鞘に具体化した一実
施例を第1〜5図に基づいて説明する。
第3,4図に示すように、木製の鞘部材1は一
対の側板1a,1bからなり、その後端部1cで
互いに一体形成されて二股状をなしている。前記
両側板1a,1b間には刃体収納孔2が形成さ
れ、鞘部材1の前端には刃体挿脱口8が開放され
ているとともに、この刃体挿脱口8に連続して鞘
部材1の両側に沿うように後端側へ延びる開放部
9が形成されている。
第3図に示すように、被覆部材3は一対の側枠
4からなり、その後端部5で一体形成されて二股
状をなしている。第5図に示すように、前記両側
枠4の前端には保持突起6が互いに内側へ突出す
るように設けられている。そして、第1図に示す
ように、この被覆部材3は前記鞘部材1の後端部
1c側から挿入されて同鞘部材1の外側に取り付
けられ、この鞘部材1の両開放部9がこの被覆部
材3の両側枠4によつて塞がれているとともに、
被覆部材3の後端部5が鞘部材1の後端部1cに
その外側から当接されている。この状態で、被覆
部材3の両保持突起6は鞘部材1の刃体収納孔2
の刃体挿脱口8付近でその両開放部9に挿入され
ている。
第1,2図に示すように、鞘部材1の前端部及
び被覆部材3の両側枠4の前端部にはその外側か
ら口金7が挿嵌され、この口金7により被覆部材
3の両側枠4の広がりを防止して被覆部材3の両
側枠4が確実に鞘部材1に取り付けられている。
このように構成された刃物の鞘においては、刀
11の刃体10を収納孔2に対しその刃体挿脱口
8を通して挿脱することができる。この場合、刃
体10の刃先10a及び背10bが刃体収納孔2
の両開口部9に対応する。
特に本実施例においては、刃体収納孔2に両開
放部9を形成して鞘部材1を二股状にしたので、
鞘部材1の刃体収納孔2を一枚の板材から一工程
の加工により形成することができ、鞘部材1の加
工が容易になるとともに、鞘部材1は一体形成さ
れているので、鞘部材1の組み付け作業を必要と
しない。また、この加工によりできる刃体収納孔
2の両開放部9を被服部材3により覆ぐことがで
きる。
さらに、鞘部材1の刃体挿脱口8の間隔は被覆
部材3の両保持突部6によつて保持されているの
で、鞘部材1の両側板1a,1bを握つても刃体
挿脱口8は閉じることがなく、刃体14の挿脱に
支障を来たすことはなくなる。
前記実施例では被覆部材3の保持突部6は被覆
部材3の前端部のみに形成したが、複数個任意の
箇所に設けることも可能である。
また、被覆部材3において両側枠4を分離して
もよい。
さらに、鞘部材1を合成樹脂等によつて一体形
成してもよい。
なお、本実施例では模型用刀の鞘に具体化した
が、果物ナイフ、登山ナイフ等の刃物の鞘にも応
用可能である。
[考案の効果] 以上詳述したように、本考案においては、刃体
収納孔に両開放部を形成して鞘部材を二股状にし
たので、鞘部材の刃体収納孔を一枚の板材から一
工程の加工に形成することができ、鞘部材の加工
が容易になるとともに、鞘部材は一体形成されて
いるので、鞘部材の組み付け作業を必要としな
い。また、この加工によりできる刃体収納孔の両
開放部を被覆部材により覆ぐことができる。
さらに、被覆部材の保持突起によつて刃体挿脱
口の間隔が保持されるので、刃体の挿脱に支障を
来たすことはなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図は本考案を模型用刀の鞘に具体化し
た一実施例を示し、第1図は同鞘の組み付け状態
を示す斜視図、第2図は第1図のA−A線拡大断
面図、第3図は同鞘及び刀を示す分解斜視図、第
4図は鞘部材の形成を示す側面図、第5図は被覆
部材の側枠の前端に形成した保持突部を示す一部
拡大斜視図、第6図は従来の鞘を示す分解斜視図
である。 1……鞘部材、1a,1b……側板、2……刃
体収納孔、3……被覆部材、4……側枠、6……
保持突部、7……口金、8……刃体挿脱口、9…
…開放部、10……刃体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 互いに一体形成して二股状をなす両側板1
    a,1bにより鞘部材1を構成し、この両側板
    1a,1b間に設けた刃体収納孔2にはその前
    端で開放した刃体挿脱口8に連続して鞘部材1
    の両側に沿うように後端側へ延びる開放部9を
    形成し、この鞘部材1には前記刃体収納孔2の
    両開放部9を覆う被覆部材3を取り付けたこと
    を特徴とする刃物の鞘。 2 被覆部材3には鞘部材1の刃体収納孔2の両
    開放部9のうち少なくとも一方のものに挿入さ
    れる保持突部6を形成したことを特徴とする請
    求項1記載の刃物の鞘。
JP8728588U 1988-06-30 1988-06-30 Expired JPH0446717Y2 (ja)

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JP8728588U JPH0446717Y2 (ja) 1988-06-30 1988-06-30

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JP8728588U JPH0446717Y2 (ja) 1988-06-30 1988-06-30

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JPH028372U JPH028372U (ja) 1990-01-19
JPH0446717Y2 true JPH0446717Y2 (ja) 1992-11-04

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