JPH05201451A - 樹脂製パレット - Google Patents
樹脂製パレットInfo
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- JPH05201451A JPH05201451A JP1068692A JP1068692A JPH05201451A JP H05201451 A JPH05201451 A JP H05201451A JP 1068692 A JP1068692 A JP 1068692A JP 1068692 A JP1068692 A JP 1068692A JP H05201451 A JPH05201451 A JP H05201451A
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- Japan
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- reinforcing
- reinforcing members
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 平行姿勢で間隔を隔てて並ぶ複数本の長尺状
の第1補強材と、その第1補強材に直交する姿勢で間隔
を隔てて並ぶ複数本の長尺状の第2補強材とが、それら
第1補強材と第2補強材との重ね合わせ部分にて接合さ
れ、パレット構成体が、第1補強材と第2補強材とを埋
入する状態で平面外形形状が矩形板状に樹脂成形されて
いる樹脂製パレットにおいて、パレットの厚さが厚くな
るのを回避しながら、四方差しを可能とする。 【構成】 第1補強材4a及び第2補強材4b夫々が筒
状体であり、重ね合わせ部分Kにおいて、第1補強材4
aと第2補強材4b夫々が、横断面形状が概ね碗状にな
るように筒壁が筒内方側に凹入されるとともに、それら
凹入部分同士を互いに対向させることにより、重ね合わ
せ部分Kが構成されている。
の第1補強材と、その第1補強材に直交する姿勢で間隔
を隔てて並ぶ複数本の長尺状の第2補強材とが、それら
第1補強材と第2補強材との重ね合わせ部分にて接合さ
れ、パレット構成体が、第1補強材と第2補強材とを埋
入する状態で平面外形形状が矩形板状に樹脂成形されて
いる樹脂製パレットにおいて、パレットの厚さが厚くな
るのを回避しながら、四方差しを可能とする。 【構成】 第1補強材4a及び第2補強材4b夫々が筒
状体であり、重ね合わせ部分Kにおいて、第1補強材4
aと第2補強材4b夫々が、横断面形状が概ね碗状にな
るように筒壁が筒内方側に凹入されるとともに、それら
凹入部分同士を互いに対向させることにより、重ね合わ
せ部分Kが構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平行姿勢で間隔を隔て
て並ぶ複数本の長尺状の第1補強材と、その第1補強材
に直交する姿勢で間隔を隔てて並ぶ複数本の長尺状の第
2補強材とが、それら第1補強材と第2補強材との重ね
合わせ部分にて接合され、パレット構成体が、前記第1
補強材と前記第2補強材とを埋入する状態で平面外形形
状が矩形板状に樹脂成形されている樹脂製パレットに関
する。
て並ぶ複数本の長尺状の第1補強材と、その第1補強材
に直交する姿勢で間隔を隔てて並ぶ複数本の長尺状の第
2補強材とが、それら第1補強材と第2補強材との重ね
合わせ部分にて接合され、パレット構成体が、前記第1
補強材と前記第2補強材とを埋入する状態で平面外形形
状が矩形板状に樹脂成形されている樹脂製パレットに関
する。
【0002】
【従来の技術】かかる樹脂製パレットにおいて、従来
は、図6〜8に示すように、第1補強材4aと第2補強
材4bとの重ね合わせ部分Kにおいては、単に、第1補
強材4aと第2補強材4b夫々の周部同士を接触させ
て、溶接等の方法により接合していた。そして、パレッ
ト構成体6を、前述のように互いに接合した第1補強材
4aと第2補強材4bとを埋入する状態で平面外径形状
が矩形板状に樹脂成形していた。又、フォークリフト等
により移載するためのフォークの差し込み口3A,3B
を、パレット構成体6の四つの外周壁部2A,2B夫々
に、パレット構成体6の厚さ方向に前記重ね合わせ部分
Kと重複しない位置に配置して形成し、もって、四方差
しパレットとしていた。
は、図6〜8に示すように、第1補強材4aと第2補強
材4bとの重ね合わせ部分Kにおいては、単に、第1補
強材4aと第2補強材4b夫々の周部同士を接触させ
て、溶接等の方法により接合していた。そして、パレッ
ト構成体6を、前述のように互いに接合した第1補強材
4aと第2補強材4bとを埋入する状態で平面外径形状
が矩形板状に樹脂成形していた。又、フォークリフト等
により移載するためのフォークの差し込み口3A,3B
を、パレット構成体6の四つの外周壁部2A,2B夫々
に、パレット構成体6の厚さ方向に前記重ね合わせ部分
Kと重複しない位置に配置して形成し、もって、四方差
しパレットとしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
如き重ね合わせ部分Kの構成であれば、その重ね合わせ
部分Kの前記厚さ方向の巾が大きいものとなるため、第
1補強材4aと第2補強材4bとの間の前記厚さ方向に
おける位置関係に差異が生じる。従って、前記差し込み
口3A,3Bのうちで、第1補強材4a及び第2補強材
4bとの位置関係が、差し込み口の差し込み方向に直交
する方の補強材が前記厚さ方向で差し込み口に近い側に
位置する位置関係にある差し込み口、すなわち、上述の
従来技術の説明における外周壁部2Aに形成した差し込
み口3Aは、差し込み口の差し込み方向に直交する方の
補強材が前記厚さ方向で差し込み口に遠い側に位置する
位置関係にある差し込み口、すなわち、外周壁部2Bに
形成した差し込み口3Bに比して、その前記厚さ方向の
巾が、前記厚さ方向で差し込み口3Aに近い側に位置し
かつその差し込み口3Aの差し込み方向と直交する第1
補強材4aに邪魔されるため小さくなる。従って、フォ
ークリフトの種類によっては、前記厚さ方向の巾が小さ
い差し込み口にフォークを差し込めない場合があるた
め、二方差しパレットとして使用せざるを得ないといっ
た問題、あるいは、その問題の解消を図るには、差し込
み口の厚さ方向の巾を大きくするため、パレット構成体
の厚さ、すなわち、パレットの厚さを厚くせざるを得な
いといった問題があった。本発明は、かかる実情に鑑み
てなされたものであり、その目的は、パレットの厚さが
厚くなるのを回避しながら、四方差しを可能とする樹脂
製パレットを提供する点にある。
如き重ね合わせ部分Kの構成であれば、その重ね合わせ
部分Kの前記厚さ方向の巾が大きいものとなるため、第
1補強材4aと第2補強材4bとの間の前記厚さ方向に
おける位置関係に差異が生じる。従って、前記差し込み
口3A,3Bのうちで、第1補強材4a及び第2補強材
4bとの位置関係が、差し込み口の差し込み方向に直交
する方の補強材が前記厚さ方向で差し込み口に近い側に
位置する位置関係にある差し込み口、すなわち、上述の
従来技術の説明における外周壁部2Aに形成した差し込
み口3Aは、差し込み口の差し込み方向に直交する方の
補強材が前記厚さ方向で差し込み口に遠い側に位置する
位置関係にある差し込み口、すなわち、外周壁部2Bに
形成した差し込み口3Bに比して、その前記厚さ方向の
巾が、前記厚さ方向で差し込み口3Aに近い側に位置し
かつその差し込み口3Aの差し込み方向と直交する第1
補強材4aに邪魔されるため小さくなる。従って、フォ
ークリフトの種類によっては、前記厚さ方向の巾が小さ
い差し込み口にフォークを差し込めない場合があるた
め、二方差しパレットとして使用せざるを得ないといっ
た問題、あるいは、その問題の解消を図るには、差し込
み口の厚さ方向の巾を大きくするため、パレット構成体
の厚さ、すなわち、パレットの厚さを厚くせざるを得な
いといった問題があった。本発明は、かかる実情に鑑み
てなされたものであり、その目的は、パレットの厚さが
厚くなるのを回避しながら、四方差しを可能とする樹脂
製パレットを提供する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明による樹脂製パレ
ットの特徴構成は、前記第1補強材及び前記第2補強材
夫々が筒状体であり、前記重ね合わせ部分において、前
記第1補強材と前記第2補強材夫々が、横断面形状が概
ね碗状になるように筒壁が筒内方側に凹入されるととも
に、それら凹入部分同士を互いに対向させることによ
り、前記重ね合わせ部分が構成されている点にある。
ットの特徴構成は、前記第1補強材及び前記第2補強材
夫々が筒状体であり、前記重ね合わせ部分において、前
記第1補強材と前記第2補強材夫々が、横断面形状が概
ね碗状になるように筒壁が筒内方側に凹入されるととも
に、それら凹入部分同士を互いに対向させることによ
り、前記重ね合わせ部分が構成されている点にある。
【0005】
【作用】上記特徴構成によれば、重ね合わせ部分におけ
る前記厚さ方向の巾が小さくなるので、第1補強材と第
2補強材との間の前記厚さ方向における位置関係の差異
を可及的に小さくすることができる。従って、第1補強
材及び第2補強材のうちで、前記厚さ方向で差し込み口
に近い側に位置しかつその差し込み口の差し込み方向と
直交する方の補強材を、前記差し込み口から前記厚さ方
向に遠ざかる位置に配置させることができる。それ故、
第1補強材及び第2補強材との位置関係が、差し込み口
の差し込み方向に直交する方の補強材が前記厚さ方向で
差し込み口に近い側に位置する位置関係にある差し込み
口と、差し込み口の差し込み方向に直交する方の補強材
が前記厚さ方向で差し込み口に遠い側に位置する位置関
係にある差し込み口とを、夫々の前記厚さ方向の巾が同
等となる状態で形成することができる。又、単に、重ね
合わせ部分に対応する箇所において、第1補強材と第2
補強材夫々の筒壁を部分的に筒内方側に凹入するだけで
良いので、容易に製作できる。
る前記厚さ方向の巾が小さくなるので、第1補強材と第
2補強材との間の前記厚さ方向における位置関係の差異
を可及的に小さくすることができる。従って、第1補強
材及び第2補強材のうちで、前記厚さ方向で差し込み口
に近い側に位置しかつその差し込み口の差し込み方向と
直交する方の補強材を、前記差し込み口から前記厚さ方
向に遠ざかる位置に配置させることができる。それ故、
第1補強材及び第2補強材との位置関係が、差し込み口
の差し込み方向に直交する方の補強材が前記厚さ方向で
差し込み口に近い側に位置する位置関係にある差し込み
口と、差し込み口の差し込み方向に直交する方の補強材
が前記厚さ方向で差し込み口に遠い側に位置する位置関
係にある差し込み口とを、夫々の前記厚さ方向の巾が同
等となる状態で形成することができる。又、単に、重ね
合わせ部分に対応する箇所において、第1補強材と第2
補強材夫々の筒壁を部分的に筒内方側に凹入するだけで
良いので、容易に製作できる。
【0006】
【発明の効果】その結果、上述従来の如き、差し込み口
の前記厚さ方向の巾が、前記厚さ方向で差し込み口に近
い側に位置しかつその差し込み口の差し込み方向と直交
する補強材に邪魔されるために小さくなるといった不具
合を回避できるようになった。もって、パレットの厚さ
を厚くすることなしに、しかも、容易に製作できる四方
差し可能な樹脂製パレットを提供し得るに至った。
の前記厚さ方向の巾が、前記厚さ方向で差し込み口に近
い側に位置しかつその差し込み口の差し込み方向と直交
する補強材に邪魔されるために小さくなるといった不具
合を回避できるようになった。もって、パレットの厚さ
を厚くすることなしに、しかも、容易に製作できる四方
差し可能な樹脂製パレットを提供し得るに至った。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0008】図1〜3に示すように、樹脂製パレット
は、一対の矩形状の載荷用盤状部1と、その載荷用盤状
部1の下面側に連なる四つの外周壁部2A,2Bとを主
要部として構成してあり、四つの外周壁部2A,2B夫
々には、フォークリフト等により移載するためのフォー
クの差し込み口3A,3Bを形成してある。又、各載荷
用盤状部1には、外周壁部2Aに平行姿勢で間隔を隔て
て並ぶ6本の長尺筒状の第1補強材4aと、その第1補
強材4aに直交する姿勢で間隔を隔てて並ぶ6本の長尺
筒状の第2補強材4bとを埋入させてある。図中の5
は、載荷用盤状部1に嵌着した防滑ゴムである。尚、各
差し込み口3A,3Bは、第1補強材4aと第2補強材
4bとの重ね合わせ部分Kとパレットの厚さ方向に重複
しない位置に配置して形成してある。
は、一対の矩形状の載荷用盤状部1と、その載荷用盤状
部1の下面側に連なる四つの外周壁部2A,2Bとを主
要部として構成してあり、四つの外周壁部2A,2B夫
々には、フォークリフト等により移載するためのフォー
クの差し込み口3A,3Bを形成してある。又、各載荷
用盤状部1には、外周壁部2Aに平行姿勢で間隔を隔て
て並ぶ6本の長尺筒状の第1補強材4aと、その第1補
強材4aに直交する姿勢で間隔を隔てて並ぶ6本の長尺
筒状の第2補強材4bとを埋入させてある。図中の5
は、載荷用盤状部1に嵌着した防滑ゴムである。尚、各
差し込み口3A,3Bは、第1補強材4aと第2補強材
4bとの重ね合わせ部分Kとパレットの厚さ方向に重複
しない位置に配置して形成してある。
【0009】樹脂製パレットは、パレット構成体6の2
個を一体化接合して構成してある。
個を一体化接合して構成してある。
【0010】そのパレット構成体6は、一つの載荷用盤
状部1と、差し込み口3Aを備える外周壁部2A(以
下、第1外周壁部と称する)を形成するための第1脚部
2aと、差し込み口3Bを備える外周壁部2B(以下、
第2外周壁部と称する)を形成するための第2脚部2b
と、補強用壁部2Cをパレット中央部に形成するための
第3脚部2cとを備えるものであり、載荷用盤状部1に
第1補強材4a及び第2補強材4bとを埋入する状態
で、平面外形形状が矩形板状に合成樹脂にて射出成形し
てある。尚、パレット構成体6の2個を一体化接合する
については、各脚部2a,2b,2cの端部同士を熱溶
着することで行う。
状部1と、差し込み口3Aを備える外周壁部2A(以
下、第1外周壁部と称する)を形成するための第1脚部
2aと、差し込み口3Bを備える外周壁部2B(以下、
第2外周壁部と称する)を形成するための第2脚部2b
と、補強用壁部2Cをパレット中央部に形成するための
第3脚部2cとを備えるものであり、載荷用盤状部1に
第1補強材4a及び第2補強材4bとを埋入する状態
で、平面外形形状が矩形板状に合成樹脂にて射出成形し
てある。尚、パレット構成体6の2個を一体化接合する
については、各脚部2a,2b,2cの端部同士を熱溶
着することで行う。
【0011】尚、パレット4隅においては、第1脚部2
aと第2脚部2bとを接続して一体構成としてある。
又、各脚部2a,2b,2cは、全体としてみた場合に
は筒状を呈するものであり、内部には、補強用の板状体
7の多数を配置してある。
aと第2脚部2bとを接続して一体構成としてある。
又、各脚部2a,2b,2cは、全体としてみた場合に
は筒状を呈するものであり、内部には、補強用の板状体
7の多数を配置してある。
【0012】載荷用盤状部1は、全体としてみた場合に
は板状を呈するものであり、第1補強材4a及び第2補
強材4bの埋入箇所以外の部分は、リブ8にてメッシュ
状に形成してある。
は板状を呈するものであり、第1補強材4a及び第2補
強材4bの埋入箇所以外の部分は、リブ8にてメッシュ
状に形成してある。
【0013】第1補強材4a及び第2補強材4bは、同
径の機械構造用炭素鋼等の丸パイプ材にて構成してあ
る。そして、図4及び図5にも示すように、第1補強材
4aと第2補強材4bとの重ね合わせ部分Kにおいて、
第1補強材4aと第2補強材4b夫々を、横断面形状が
概ね碗状になるように筒壁を筒内方側に筒内壁同士が接
触する状態になるまで凹入するとともに、それら凹入部
分同士を互いに対向接触させて溶接により接合してあ
る。尚、その接合においては、重ね合わせ部分Kにおけ
るパレット厚さ方向の巾がパイプ径とほぼ同一となる状
態に、第1補強材4aと第2補強材4b夫々の凹入部分
同士を圧接溶着してある。
径の機械構造用炭素鋼等の丸パイプ材にて構成してあ
る。そして、図4及び図5にも示すように、第1補強材
4aと第2補強材4bとの重ね合わせ部分Kにおいて、
第1補強材4aと第2補強材4b夫々を、横断面形状が
概ね碗状になるように筒壁を筒内方側に筒内壁同士が接
触する状態になるまで凹入するとともに、それら凹入部
分同士を互いに対向接触させて溶接により接合してあ
る。尚、その接合においては、重ね合わせ部分Kにおけ
るパレット厚さ方向の巾がパイプ径とほぼ同一となる状
態に、第1補強材4aと第2補強材4b夫々の凹入部分
同士を圧接溶着してある。
【0014】従って、第1補強材4aと第2補強材4b
のうちで、パレット厚さ方向で差し込み口3Aに近い側
に位置しかつその差し込み口3Aの差し込み方向と直交
する方の第1補強材4aを、差し込み口3Aからパレッ
ト厚さ方向に遠ざかる位置に配置させることができる。
のうちで、パレット厚さ方向で差し込み口3Aに近い側
に位置しかつその差し込み口3Aの差し込み方向と直交
する方の第1補強材4aを、差し込み口3Aからパレッ
ト厚さ方向に遠ざかる位置に配置させることができる。
【0015】それ故、差し込み口3Aの差し込み方向視
において、その差し込み口3Aの差し込み方向に直交す
る上下一対の第1補強材4a,4a間の間隔と、差し込
み口3Bの差し込み方向視において、その差し込み口3
Bの差し込み方向に直交する上下一対の第1補強材4
b,4b間の間隔とをほぼ同一とすることができる。従
って、第1外周壁部2Aに形成する差し込み口3Aと、
第2外周壁部2Bに形成する差し込み口3Bとを、夫々
のパレット厚さ方向の巾がほぼ同一となる状態で形成す
ることができる。
において、その差し込み口3Aの差し込み方向に直交す
る上下一対の第1補強材4a,4a間の間隔と、差し込
み口3Bの差し込み方向視において、その差し込み口3
Bの差し込み方向に直交する上下一対の第1補強材4
b,4b間の間隔とをほぼ同一とすることができる。従
って、第1外周壁部2Aに形成する差し込み口3Aと、
第2外周壁部2Bに形成する差し込み口3Bとを、夫々
のパレット厚さ方向の巾がほぼ同一となる状態で形成す
ることができる。
【0016】〔別実施例〕次に、別実施例を列記する。
【0017】 上記実施例では、第1補強材4a及び
第2補強材4b夫々の径を同一としたが、これに代え
て、第1補強材4a及び第2補強材4b夫々の径を異な
らせても良い。
第2補強材4b夫々の径を同一としたが、これに代え
て、第1補強材4a及び第2補強材4b夫々の径を異な
らせても良い。
【0018】 上記実施例では、各差し込み口3A,
3Bを、第1補強材4aと第2補強材4bとの重ね合わ
せ部分Kとパレットの厚さ方向に重複しない位置に配置
して形成する場合について例示したが、これに代えて、
各差し込み口3A,3Bを、前記重ね合わせ部分Kとパ
レット厚さ方向に重複する状態に配置して形成しても良
い。
3Bを、第1補強材4aと第2補強材4bとの重ね合わ
せ部分Kとパレットの厚さ方向に重複しない位置に配置
して形成する場合について例示したが、これに代えて、
各差し込み口3A,3Bを、前記重ね合わせ部分Kとパ
レット厚さ方向に重複する状態に配置して形成しても良
い。
【0019】 上記実施例では、重ね合わせ部分Kに
おいて、第1補強材4aと第2補強材4b夫々を、横断
面形状が概ね碗状になるように筒壁を筒内方側に筒内壁
同士が接触する状態になるまで凹入する場合について例
示したが、これに代えて、第1補強材4aと第2補強材
4b夫々を、横断面形状が概ね碗状になるように筒壁を
筒内方側に凹入するに、筒内壁同士を接触させない状態
としても良い。
おいて、第1補強材4aと第2補強材4b夫々を、横断
面形状が概ね碗状になるように筒壁を筒内方側に筒内壁
同士が接触する状態になるまで凹入する場合について例
示したが、これに代えて、第1補強材4aと第2補強材
4b夫々を、横断面形状が概ね碗状になるように筒壁を
筒内方側に凹入するに、筒内壁同士を接触させない状態
としても良い。
【0020】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】本発明にかかる樹脂製パレットの正面断面図
【図2】本発明にかかる樹脂製パレットの一部切り欠き
平面図
平面図
【図3】本発明にかかる樹脂製パレットの側面断面図
【図4】本発明にかかる樹脂製パレットにおける重ね合
わせ部分の正面断面拡大図
わせ部分の正面断面拡大図
【図5】本発明にかかる樹脂製パレットにおける重ね合
わせ部分の平面拡大図
わせ部分の平面拡大図
【図6】従来の樹脂製パレットの正面断面図
【図7】従来の樹脂製パレットの側面断面図
【図8】従来の樹脂製パレットにおける重ね合わせ部分
の正面断面拡大図
の正面断面拡大図
4a 第1補強材 4b 第2補強材 6 パレット構成体 K 重ね合わせ部分
Claims (1)
- 【請求項1】 平行姿勢で間隔を隔てて並ぶ複数本の長
尺状の第1補強材(4a)と、その第1補強材(4a)
に直交する姿勢で間隔を隔てて並ぶ複数本の長尺状の第
2補強材(4b)とが、それら第1補強材(4a)と第
2補強材(4b)との重ね合わせ部分(K)にて接合さ
れ、パレット構成体(6)が、前記第1補強材(4a)
と前記第2補強材(4b)とを埋入する状態で平面外形
形状が矩形板状に樹脂成形されている樹脂製パレットで
あって、 前記第1補強材(4a)及び前記第2補強材(4b)夫
々が筒状体であり、前記重ね合わせ部分(K)におい
て、前記第1補強材(4a)と前記第2補強材(4b)
夫々が、横断面形状が概ね碗状になるように筒壁が筒内
方側に凹入されるとともに、それら凹入部分同士を互い
に対向させることにより、前記重ね合わせ部分(K)が
構成されている樹脂製パレット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1068692A JPH05201451A (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 樹脂製パレット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1068692A JPH05201451A (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 樹脂製パレット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05201451A true JPH05201451A (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=11757157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1068692A Pending JPH05201451A (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 樹脂製パレット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05201451A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104326136A (zh) * | 2014-10-17 | 2015-02-04 | 西安同华橡塑模具制品厂 | 单平面托盘 |
CN104340469A (zh) * | 2014-10-17 | 2015-02-11 | 西安同华橡塑模具制品厂 | 双平面托盘 |
-
1992
- 1992-01-24 JP JP1068692A patent/JPH05201451A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104326136A (zh) * | 2014-10-17 | 2015-02-04 | 西安同华橡塑模具制品厂 | 单平面托盘 |
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