JP3967119B2 - パレット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、フォークリフトのフォークを挿入するためのフォーク挿入孔を備え、瓦等の積載物を運搬するために使用されるパレットに関するものである。より詳しくは、合成樹脂により一体成形されるとともに、その軽量化を図りつつ強度を高めることができるように構成されたパレットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種のパレットとしては、実公平4−30096号公報に開示されている合成樹脂製パレットが知られている。このパレットは、表裏両側のデッキボードに同一方向に延びた桟が上下に重ならないように位置をずらせて形成され、表裏両側のデッキボードが複数個の筒状桁によって連結されるとともに筒状桁の間にフォーク挿入孔が形成された全体が一体成形されたものである。さらに、前記桟は水平板状部とその両側縁から内方に延びた側縁部とによって形成されるとともに、前記筒状桁は4面の側壁によって断面ほぼ直角四方形状に形成されている。加えて、該筒状桁内には表裏両側のデッキボードに形成された桟と直交し、筒状桁の対向する側壁に連結した垂直な板状部が形成され、且つ一方の桟の側縁部からさらに内方に延びて他方の桟の側縁部の外側面に到達する補強用板状体が垂直な板状部から直角に突出して形成されている。そして、この合成樹脂製パレットは、前記筒状桁の内側において、表裏両側のデッキボードに形成された上下の桟と垂直な板状部と直交する箇所に補強用板状体が形成されていることにより、上方からの荷重に対して大きな強度を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前記従来の合成樹脂製パレットでは、表裏両側のデッキボードに形成された桟のうち、上方の桟の側縁部から垂下された補強用板状体の先端部4mm程度が、下方の桟の側縁部の一側面と接合されているに過ぎず、上方からの荷重に対する強度を顕著に高めることはできなかった。
【0004】
この発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、軽量化を図りつつ、上下方向の荷重に対してより一層高い強度を発揮することができるように構成されたパレットを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載のパレットの発明は、合成樹脂により一体成形され、上部桟及び下部桟により隣接する筒状桁間を連結してフォーク挿入孔を形成させるように構成したパレットであって、前記筒状桁の上下端部には、筒状桁の上下端面に沿って延びる上部桁内桟及び下部桁内桟を設け、それら桁内桟を上下に重なり合わない位置に設けるとともに前記桁内桟にほぼ鉛直方向に延びる垂直部を設け、さらにそれら垂直部の端部を上部桟及び下部桟の端部と筒状桁の壁面を挟んで対向位置に接合させ、前記上部桁内桟の垂直部の端部下端縁には筒状桁の内側面に沿って下部桁内桟の垂直部の手前まで延びるとともに前記上部桁内桟の垂直部と同じ肉厚で同一線上の上部垂直リブを垂下させ、前記下部桁内桟の垂直部の端部上端縁には筒状桁の内側面に沿って上部桁内桟の垂直部の手前まで延びるとともに前記下部桁内桟の垂直部と同じ肉厚で同一線上の下部垂直リブを立設させ、前記上部垂直リブは前記側部上部桟と同一平面内に形成されるとともに前記下部垂直リブは前記側部下部桟と同一平面内に形成され、それら垂直リブの先端部側面同士を前記筒状桁の壁面中央で接合させ、その接合幅を10mm以上かつ上部桁内桟の垂直部の端部下端縁と前記下部桁内桟の垂直部の端部上端縁との間の幅未満としたことを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
図2に示すように、パレット11は、合成樹脂により直方体状(平面正方形状)に一体形成されているうえ、片面使用4方差しの構成となっている。すなわち、このパレット11には、フォークリフト及びハンドリフトのフォークを挿入するためのフォーク挿入孔12が合計4個(2対)設けられている。さらに、このパレット11の上端面には、水平方向に略格子状に延びる多数のリブにより四角板状に形成された上面デッキ13が設けられている。そして、このパレット11は、前記上面デッキ13上に図示しない載置物を載置した状態で、その一側部に開口された左右一対のフォーク挿入孔12内にフォークリフト又はハンドリフトのフォークを挿入して運搬するように構成されている。
【0012】
図1〜図3に示すように、パレット11の各コーナ部には、四角筒状に形成された筒状桁としての隅部桁21が立設されている。隣接する隅部桁21間の中央位置、すなわちパレット11の各側部中央には、四角筒状に形成された筒状桁としての中間桁22が立設されている。対向する各一対の中間桁22の中央位置、すなわちパレット11の中央(中心部)には、四角筒状に形成された筒状桁としての中央桁23が立設されている。これら隅部桁21、中間桁22及び中央桁23は、パレット11においてフォーク挿入孔12を開口させつつ、上面デッキ13を所定高さに支持している。
【0013】
隅部桁21と中間桁22との間には、両桁21,22の上端部間を連結するように水平方向に延びる上部桟としての複数の側部上部桟31(図中では9本)が架設されており、上面デッキ13の側部(周縁部)を構成している。これら側部上部桟31の下方位置には、両桁21,22の下端部間を連結するように水平方向に延びる下部桟としての複数の側部下部桟32(図中では8本)が架設されており、両桁21,22の下端部間を連結する長四角板状(側断面台形状)の下部周縁デッキ33を形成している。これら側部上部桟31及び側部下部桟32は、いずれも鉛直方向に延びる長四角板状に形成されているうえ、平面から見たとき両桁21,22間を最短距離で結ぶ直線に沿って互いに平行に延びるように架設されている。そして、これら隅部桁21、中間桁22、側部上部桟31及び側部下部桟32により、パレット11の各側部にはフォーク挿入孔12の開口部を構成するフォーク挿入口12aが形成されている。
【0014】
中間桁22と中央桁23との間には、両桁22,23の上端部間を連結するように水平方向に延びる上部桟としての複数の中央部上部桟36(図中では8本)が架設されている。隣接する2本の中央部上部桟36の上端部間には、水平方向に延びる水平部36aが架設されており、それら水平部36aによって上面デッキ13の中央部を構成している。これら中央部上部桟36の下方位置には、両桁22,23の下端部間を連結するように水平方向に延びる下部桟としての複数の中央部下部桟37(図中では7本)が架設されており、両桁22,23の下端部間を連結する長四角板状(側断面台形状)の下部中央デッキ38を形成している。これら中央部上部桟36及び中央部下部桟37は、いずれも鉛直方向に延びる長四角板状に形成されているうえ、平面から見たとき両桁22,23間を最短距離で結ぶ直線に沿って互いに平行に延びるように架設されている。
【0015】
そして、これら中間桁22、中央桁23、中央部上部桟36及び中央部下部桟37により、パレット11の中央部には、前記フォーク挿入口12aから水平方向に延びるフォーク挿入孔12が形成されている。また、このパレット11の下面には、隣接する桁21,22,23間を縦横に繋ぐ下部周縁デッキ33及び下部中央デッキ38により、底面格子状(田字状)に形成された下面デッキのデッキ面が形成されている。
【0016】
図4(a)及び(b)に示すように、隅部桁21は、四角筒状に形成されているうえ、その内部には隅部桁21の一方のコーナから他方のコーナに向かって対角線上に延びる斜方仕切板41が設けられている。この斜方仕切板41は、パレット11のコーナ部に位置する隅部桁21の一方のコーナ内側面から隅部桁21の中央部まで延設されているうえ、その上下端縁は隅部桁21の上下端面に沿って延設されている。
【0017】
隅部桁21の中央部に位置する斜方仕切板41の一端部には、パレット11の側縁と平行に延びる一対の第1仕切板42が設けられ、斜方仕切板41とともに隅部桁21内を平面Y字状に仕切っている。これら第1仕切板42の一端部は、隅部桁21の内側面と接合部42aで接合されているうえ、その上下端縁は隅部桁21の上下端面に沿って延設されている。さらに、これら各第1仕切板42の上端縁は、側部上部桟31の1本と同一直線上に位置するように構成されている。また、斜方仕切板41の中央部には、パレット11の側縁と平行に延びる一対の第2仕切板43が設けられている。これら第2仕切板43は、斜方仕切板41との接合部からパレット11の外側方へと延設されている以外は、前記第1仕切板42と同様の構成を有している。
【0018】
図4(a)に示すように、隅部桁21の上端部中央位置には、パレット11の側縁と平行に延びる上部桁内桟としての一対の逆U字状桟51が架設されており、上面デッキ13を構成している。これら逆U字状桟51は、前記第1仕切板42と第2仕切板43との間の斜方仕切板41の上端部から隅部桁21の壁面上端部を水平方向に繋ぐように構成されている。図4(a)及び(b)に示すように、これら逆U字状桟51は、上端面を構成する長四角板状の水平部51aと、その水平部51aの両側縁から垂下された一対の垂直部51bとより側断面逆U字状に形成されている。前記水平部51aの中央部には、パレット11の軽量化を図るための長孔が貫設されている。また、前記各垂直部51bは、水平部51aの側縁全体に沿って鉛直方向に垂下された長四角板状に形成されているうえ、対応する側部上部桟31と同一直線上に延設されるように構成されている。
【0019】
また、隅部桁21の上端部には、パレット11の中心部側に位置する隅部桁21の一方のコーナ部上端縁から隅部桁21の内方へと延びる上部桁内桟としての逆L字状桟52が設けられ、上面デッキ13を構成している。この逆L字状桟52は、上端面を構成する三角板状の水平部52aと、隅部桁21の内方に位置する水平部52aの側縁から垂下された垂直部52bとより側断面逆L字状に形成されている。前記水平部52aの中央部には、パレット11の軽量化を図るための円孔が貫設されている。また、前記各垂直部52bは、水平部52aの側縁全体に沿って鉛直方向に垂下された長四角板状に形成されているうえ、その両端部は隅部桁21の内側面と接合部52cで接合されている。
【0020】
図4(b)に示すように、隅部桁21の下端部中央位置には、パレット11の側縁と平行に延びる下部桁内桟としての各一対のU字状桟53,54が架設されており、下面デッキを構成している。U字状桟53は、前記第2仕切板43の下端部と隅部桁21の壁面下端部との間を水平方向に繋ぐように構成されている。U字状桟54は、斜方仕切板41の下端部と隅部桁21の壁面下端部との間を水平方向に繋ぐように構成されているうえ、第1仕切板42の下端縁に沿って接合されつつ延設されている。
【0021】
図4(a)及び(b)に示すように、U字状桟53は、下端面を構成する長四角板状の水平部53aと、その水平部53aの両側縁から上方に立設された一対の垂直部53bとより側断面U字状に形成されている。U字状桟54は、下端面を構成する長四角板状の水平部54aと、その水平部54aの一側縁から上方に立設された垂直部54bと、前記水平部54aの他側縁から上方に立設された第1仕切板42とより側断面略U字状に形成されている。前記水平部53a,54aの中央部には、パレット11の軽量化を図るための長孔が貫設されている。また、前記各垂直部53b,54bは、水平部53a,54aの側縁全体に沿って鉛直方向に立設された長四角板状に形成されているうえ、対応する側部下部桟32とそれぞれ同一直線上に延設されるように構成されている。
【0022】
また、隅部桁21の下端部には、前記第1仕切板42と隅部桁21の壁面とが接合する対向する一対の接合部間を繋ぐように架設された下部桁内桟としてのL字状桟55が設けられており、下面デッキを構成している。このL字状桟55は、下端面を構成する略長四角板状の水平部55aと、その水平部55aの逆L字状桟52側の一側縁から上方に立設された垂直部55bとより側断面L字状に形成されている。前記水平部55aの中央部には、パレット11の軽量化を図るための円孔が貫設されている。また、前記垂直部55bは、水平部55aの側縁全体に沿って鉛直方向に立設された長四角板状に形成されているうえ、その両端部は側部下部桟32が隅部桁21の外側面と接合される接合部とほぼ一致した位置に接合されている。
【0023】
この隅部桁21において、逆U字状桟51とU字状桟53,54とは上下に重なり合わない位置に設けられているうえ、垂直部51bと垂直部53b,54bとは上下に僅かにずれた位置に設けられている。さらに、逆L字状桟52とL字状桟55とは上下に重なり合わない位置に設けられているうえ、垂直部52bと垂直部55bとは上下に僅かにずれた位置に設けられている。なお、垂直部51bと垂直部53b,54bとのずれ幅、及び垂直部52bと垂直部55bとのずれ幅としては、平面又は底面から見たとき、一方の垂直部51b,52bの一側面が他方の垂直部53b,54b,55bの対向する側面と上下に一致する程度から、前記対向する両側面間に垂直部51bの厚みの2倍に相当する隙間が形成される程度であるとよい。最も好ましくは、図示されているように、前記対向する両側面間に垂直部51bの厚みに相当する隙間が形成される程度であるとよい。このとき、この隅部桁21を上下一対の成形用金型(いわゆる上型及び下型)により射出成形することが可能となる。
【0024】
図4(a)に示すように、隅部桁21の壁面と接合部61で接合された逆U字状桟51の一方の垂直部51bの一端部下端縁には、図6(a)及び(b)に示されるように、隅部桁21の内側面に沿ってほぼ鉛直方向に延びるように垂下された長四角板状の上部垂直リブ62が突設されている。この上部垂直リブ62の先端部は、隅部桁21の壁面中央部(中央高さ)まで延設されている。また、前記接合部61の真下に位置するU字状桟53の一方の垂直部53bの一端部上端縁には、隅部桁21の内側面に沿ってほぼ鉛直方向に延びるように立設された長四角板状の下部垂直リブ63が突設されている。この下部垂直リブ63の先端部は、隅部桁21の壁面中央部(中央高さ)まで延設されているうえ、前記上部垂直リブ62の先端部一側面に密着するように接合されている。そして、これら両垂直リブ62,63は、相互に一体化されているうえ、隅部桁21の内側面と一体化されている。
【0025】
図6(a)に示すように、これら上部垂直リブ62の先端部と下部垂直リブ63の先端部とが重なり合いながら接合されている接合幅(接合高さ)hは、10mm以上である必要があるが、好ましくは20〜100mm、より好ましくは30〜80mm、さらに好ましくは40〜60mm、最も好ましくは50mm程度である。この接合幅hが10mm未満の場合には、両垂直リブ62,63間の接合面積が小さいことから、上下方向に加わる荷重に対し両垂直リブ62,63が一体的に受け止めることが困難になり、パレット11の強度が低下するおそれがある。また、前記接合幅hは、前記垂直部51bの下端縁と垂直部53bの上端縁との間の幅(高さ)未満である。
【0026】
一方、隅部桁21の壁面と接合部52cで接合された逆L字状桟52の垂直部52bの両端部下端縁には、図6(a)及び(c)に示されるように、隅部桁21の内側面に沿ってほぼ鉛直方向に延びるように垂下された上部垂直リブとしての長四角板状の第2上部垂直リブ67が突設されている。これら第2上部垂直リブ67の先端部は、隅部桁21の壁面中央部(中央高さ)まで延設されている。また、前記接合部52cの下方に位置するL字状桟55の垂直部55bの両端部上端縁には、隅部桁21の内側面に沿ってほぼ鉛直方向に延びるように立設された下部垂直リブとしての長四角板状の第2下部垂直リブ68が突設されている。これら第2下部垂直リブ68の先端部は、隅部桁21の壁面中央部(中央高さ)まで延設されているうえ、前記第2上部垂直リブ67の先端部一側面に密着するように接合されている。そして、これら両垂直リブ67,68は、相互に一体化されているうえ、隅部桁21の内側面と一体化されている。
【0027】
さらに、これら第2上部垂直リブ67の先端部と第2下部垂直リブ68の先端部とが重なり合いながら接合されている接合幅(接合高さ)は、前記接合幅hと同様の理由で、10mm以上、好ましくは20〜100mm、より好ましくは30〜80mm、さらに好ましくは40〜60mm、最も好ましくは50mm程度である。また、前記接合幅は、前記垂直部52bの下端縁と垂直部55bの上端縁との間の幅(高さ)未満である。なお、これら第2上部垂直リブ67及び第2下部垂直リブ68は、いずれも平面から見たとき、接合部52cにおいて隅部桁21の壁面に対し45°の角度で傾斜しつつ突設されている。
【0028】
図6(b)に示すように、これら垂直リブ62,63,67,68の突出幅dは、好ましくは10〜20mm、より好ましくは10〜15mm、さらに好ましくは12mm前後である。この突出幅dが10mm未満の場合には、接合部52c,61において、側部上部桟31に加えられる上下方向の荷重を垂直リブ62,63,67,68によって十分に受け止めることができず、隅部桁21の接合部52c,61付近の壁面が変形又は破損するおそれがある。逆に20mmを越える場合には、パレット11の軽量化を図ることが困難になるうえ、射出成形後の垂直リブ62,63,67,68に引けが生じる等の金型成形上の不具合が発生するおそれがある。また、これら垂直リブ62,63,67,68は、いずれも前記成形用金型(上型及び下型)により上下抜きできるように、僅かに傾斜しながらほぼ鉛直方向に延びるように形成されている。
【0029】
図5(a)に示すように、中間桁22は、四角筒状に形成されているうえ、その内部には中間桁22の対向する側部間を縦横に繋ぐ第3仕切板71及び第4仕切板72が設けられている。これら両仕切板71,72はいずれも、中間桁22の側部内側面中央位置から突設されているうえ、その上下端縁は中間桁22の上下端面に沿って延設されている。そして、これら両仕切板71,72により、中間桁22の内部は平面十字状に仕切られている。
【0030】
第3仕切板71よりもパレット11の外方に位置する中間桁22には、その中間桁22の上下端部と第4仕切板72の上下端部との間を水平方向に繋ぐ逆U字状桟51及びU字状桟53,54が架設されている。さらに、逆U字状桟51の一方の垂直部51bの一端部(接合部61側)下端縁には上部垂直リブ62が垂下され、その垂直部51bの一端部と対応するU字状桟53の垂直部53bの端部上端縁には下部垂直リブ63が立設されているうえ、両垂直リブ62,63の先端部同士は互いに接合されている。また、前記垂直部51bの端部は、接合部61を介して側部上部桟31と一直線上に位置するように連続的に繋がるように構成されている。すなわち、この第3仕切板71よりもパレット11の外方に位置する中間桁22の内部は、上記隅部桁21における仕切板41,42,43及び隅部桁21の壁面によって取り囲まれた区画内とほぼ同様の構成を有している。
【0031】
また、第3仕切板71よりもパレット11の内方に位置する中間桁22の内部は、平面又は底面から見たとき、第4仕切板72を挟んで左右対称となるように構成されている。この第3仕切板71よりもパレット11の内方に位置する中間桁22には、その中間桁22の上下端部と仕切板71,72の上下端部との間を水平方向に繋ぐ逆L字状桟52及びL字状桟55が架設されている。さらに、逆L字状桟52の垂直部52bの両端部下端縁には第2上部垂直リブ67が垂下され、L字状桟55の垂直部55bの両端部上端縁には第2下部垂直リブ68が立設されているうえ、両垂直リブ67,68の先端部同士は互いに接合されている。また、前記垂直部52bの両端部は、接合部52cで側部上部桟31又は中央部上部桟36と連続的に繋がるように構成されている。すなわち、この第3仕切板71よりもパレット11の内方に位置する中間桁22の内部は、第4仕切板72で仕切られることにより2つの区画に分割されているうえ、各区画は上記隅部桁21における第1仕切板42及び隅部桁21の壁面によって取り囲まれた区画内と同様の構成を有している。
【0032】
図5(b)に示すように、中央桁23は、四角筒状に形成されているうえ、その内部には中央桁23の対向する側部間を縦横に繋ぐ一対の第5仕切板73が設けられている。これら第5仕切板73は、中央桁23の側部内側面中央位置から突設されているうえ、その上下端縁は中央桁23の上下端面に沿って延設されている。そして、この中央桁23の内部は、両第5仕切板73によって平面十字状に仕切られることにより4つの区画に分割されているうえ、各区画内は上記隅部桁21における第1仕切板42及び隅部桁21の壁面によって取り囲まれた区画内と同様の構成を有している。
【0033】
次に、上記パレット11の作用について説明する。
このパレット11は、図1(a)に示されるように、中央部上部桟36と中央部下部桟37とが上下に重なり合わない位置に設けられている。さらに、逆U字状桟51とU字状桟53,54とが上下に重なり合わない位置に設けられるとともに、逆L字状桟52とL字状桟55とが上下に重なり合わない位置に設けられている。このため、フォーク挿入口12aの上下端部を構成する側部上部桟31及び側部下部桟32を除いて、上型と下型とからなる上下一対の成形用金型を用いて射出成形することができる。なお、側部上部桟31及び側部下部桟32の成形においては、スライドコアが用いられる。
【0034】
さて、このパレット11は、その一側部に開口された左右一対のフォーク挿入口12aからフォーク挿入孔12内へとフォークリフト又はハンドリフトの2本のフォークを挿入した後、それらフォークを所定高さに持ち上げて運搬される。このとき、前記フォークの上面は、フォーク挿入孔12の上端部下面を持ち上げ、上面デッキ13上に載置された載置物とともにパレット11を支持する。これらフォークより及ぼされる上方への支持力は、フォークリフト又はハンドリフトに近接する側部上部桟31に集中的に加えられ、それら側部上部桟31の両端部に設けられた隅部桁21及び中間桁22の上端部に伝えられる。一方、載置物を載置することにより及ぼされる下方への荷重は、上面デッキ13、特に前記桁21,22付近に集中的に加えられる。そして、前記フォーク挿入口12aに面した隅部桁21及び中間桁22の壁面上端部は、前記下方への荷重と上方への支持力との相反する向きの力を同時に受けて変形しようとする。
【0035】
しかしながら、前記フォーク挿入口12aに面した壁面に設けられた上部垂直リブ62は、前記側部上部桟31の1本と接合部61を通る同一平面内に位置するように配設されているうえ、上下方向(ほぼ鉛直方向)に延びるように突設されている。その結果、この上部垂直リブ62は、前記相反する向きに集中的に加えられる力をそのまま真正面から受け止めて桁21,22の変形を防止する。さらに、前記上部垂直リブ62と接合されている下部垂直リブ63についても、前記相反する向きに集中的に加えられる力を上部垂直リブ62とともに一体的に受け止める。
【0036】
加えて、前記側部上部桟31は、逆U字状桟51の垂直部51b及びU字状桟53の垂直部53bと同一平面内に配設されているうえ、それら垂直部51b,53bの他端部は斜方仕切板41又は第4仕切板72を介して隅部桁21又は中間桁22全体に繋がっている。このため、前記相反する向きに集中的に加えられる力は、垂直部51b,53bを介して桁21,22全体に分散しつつ受け止められる。そのうえ、前記側部上部桟31は、前記U字状桟53の垂直部53bと同一直線上に延設された側部下部桟32とも同一平面内に配設されている。このため、前記相反する向きに集中的に加えられる力は、フォーク挿入口12aを取り囲む側部上部桟31、側部下部桟32、隅部桁21及び中間桁22全体に分散しつつ極めて効果的に受け止められる。
【0037】
また、隅部桁21、中間桁22及び中央桁23に設けられている第2上部垂直リブ67及び第2下部垂直リブ68についても、前記垂直リブ62,63よりやや強度は低いが、ほぼ同様の作用機序によりパレット11の強度を高めるために貢献している。一方、このパレット11は、JIS Z 0602に基づく曲げ強度試験においても、前記垂直リブ62,63,67,68を中心とするパレット11の強度上昇効果について、力の加わる方向は上下逆になるが全く同様の作用機序によりパレット11の強度を高めることができる。
【0038】
次に、上記実施形態によって発揮される効果について説明する。
・ 実施形態のパレット11は、合成樹脂により一体成形され、上部桟31,36及び下部桟32,37により隣接する桁21,22,23間を連結してフォーク挿入孔12を形成させるように構成されている。さらに、桁21,22,23の上下端部には、その上下端面に沿って水平方向に延びる上部桁内桟51,52及び下部桁内桟53,55を設け、それら上下の桁内桟51,52,53,55を上下に重なり合わない位置に設けるように構成されている。加えて、各桁内桟51,52,53,55に鉛直方向に延びる垂直部51b,52b,53b,55bを設けるとともに、それら垂直部51b,52b,53b,55bの端部を上部桟31,36及び下部桟32,37の端部と桁21,22,23の壁面を挟んで対向位置に接合させるように構成されている。
【0039】
そのうえ、上部桁内桟51,52の垂直部51b,52bの端部下端縁には、桁21,22,23の内側面に沿って下部桁内桟53,55の垂直部53b,55bの手前まで延びる上部垂直リブ62,67が垂下されている。さらに、下部桁内桟53,55の垂直部53b,55bの端部上端縁には、桁21,22,23の内側面に沿って上部桁内桟51,52の垂直部51b,52bの手前まで延びる下部垂直リブ63,68が立設されている。加えて、それら垂直リブ62,63,67,68の先端部側面同士を10mm以上接合させるように構成されている。
【0040】
このため、このパレット11は、上下一対の垂直リブ62,63が一体的に設けられていることから、前記従来の合成樹脂製パレットの補強用板状体と比較して、上下方向の荷重に対してより一層高い強度を発揮することができる。すなわち、上部垂直リブ62及び下部垂直リブ63は、互いの先端部側面同士が上下方向に10mm以上に渡って相互に接合されている。この10mmという接合幅hは、通常のリブの厚みが2〜4mm程度であることと比較すると著しく大きい数値であることから、両垂直リブ62,63は、上下方向(ほぼ鉛直方向)に一体化された1本のリブとして機能し、上下方向に加えられる荷重を極めて効果的に受け止めることができる。特に、4mm程度接合された前記従来の補強用板状体と比較すると、両垂直リブ62,63同士の接合幅hは2.5倍以上であり、パレット11の強度を高める効果は著しく高い。また、これら垂直リブ62,63は、前記突出幅dが10mm以上であることを考え合わせると、少なくとも10mm×10mm以上の接合面積で接合されていることになり、1本のリブとして十分に機能し得るものである。
【0041】
さらに、前記下部垂直リブ63の下端縁は垂直部53bの上端縁と上下に一致した位置に接合されていることから、上下方向の荷重を同一平面内にある垂直部53b全体で受け止めることができる。従って、このパレット11は、下部垂直リブ63によって、前記従来の補強用板状体のように桟の側縁部の一側面、すなわち荷重が伝えられる平面とは僅かにずれた位置で受け止めるのと比べると比較にならない程強度を高めることができる。
【0042】
そして、このパレット11は、前記従来の合成樹脂製パレットと比較して、下部垂直リブ63先端部(上部垂直リブ62と重なり合った接合部)の合成樹脂量に相当する重量が僅かに増えるが、前述のように強度の上昇効果がそれを十分に補って余りある程のものである。従って、このパレット11は、極めて軽微な構成を最適な場所に付加することにより、軽量化を十分に図りつつ、その強度を顕著に高めることができるものである。なお、垂直リブ67,68についても全く同様の効果を発揮することができる。
【0043】
・ 上部桁内桟51,52を、垂直部51b,52bを備えた側断面逆U字状又は側断面逆L字状に形成するとともに、下部桁内桟53,55を、垂直部53b,55bを備えた側断面U字状又は側断面L字状に形成することによって、パレット11の強度をより一層高めることができる。すなわち、これら桁内桟51,52,53,55には水平部51a,52a,53a,55aが設けられており、それら水平部51a〜55aを介して桁21〜23の壁面等とより広い面積で接合されていることから、桁21,22,23自身の強度を極めて容易かつ顕著に高めることができる。
【0044】
・ 桁21,22内を仕切る仕切板41,43,72に、桁内桟51,53の垂直部51b,53bを接合させることによって、垂直リブ62,63が受け止めるべき荷重をそれら仕切板41,43,72に伝えて分散させることができる。さらに、それら仕切板41,43,72を介して、前記荷重を桁21,22全体に分散させて受け止めさせることができることから、パレット11の強度をより一層高めることができる。
【0045】
・ 垂直リブ62,63をフォーク挿入孔12の開口部(フォーク挿入口12a)側の桁21,22の内側面に設けることによって、フォークリフト又はハンドリフトを用いてパレット11を運搬するときに最も大きな荷重がかかるフォーク挿入口12aを補強することができる。
【0046】
なお、本実施形態は次のように変更して具体化することも可能である。
・ パレット11を両面使用2方差し、片面使用2方差し、片面使用4方差し、スキッドタイプ(単面型)の2方差し又はスキッドタイプの4方差しの構成としてもよい。
【0047】
・ 上部垂直リブ62及び下部垂直リブ63を逆U字状桟51とU字状桟54との間を繋ぐように設けてもよい。
・ 逆U字状桟51の水平部51a、逆L字状桟52の水平部52a、U字状桟53の水平部53a、U字状桟54の水平部54a、及びL字状桟55の水平部55aから選ばれる少なくとも1種を省略しても構わない。
【0048】
・ 上部桁内桟51,52を側断面T字状、側断面横F字状又は側断面横E字状に形成してもよい。また、下部桁内桟53,54,55を側断面逆T字状、側断面横F字状又は側断面横E字状に形成してもよい。
【0049】
さらに、前記実施形態より把握できる技術的思想について以下に記載する。
【0050】
(1) 前記上部桁内桟の垂直部及び下部桁内桟の垂直部を上部桟及び下部桟と同一平面内に延びるように設けたことを特徴とするパレット。
【0051】
(2) 前記同一平面をフォーク挿入孔内へのフォークの挿入方向とほぼ直交する略鉛直面としたことを特徴とするパレット。
【0052】
(3) 前記隣接する筒状桁の対向する壁面に各一対の上部垂直リブ及び下部垂直リブを設けるとともに、それら垂直リブを同一の上部桟及び下部桟の端部と連続して繋がるように構成したことを特徴とするパレット。
【0053】
(4) 前記上部垂直リブの先端部と下部垂直リブの先端部との接合幅を10〜100mmとしたことを特徴とするパレット。
【0054】
なお、この明細書において、上部垂直リブの先端部(先端縁)は、上部桁内桟の垂直部下端縁と下部桁内桟の垂直部上端縁との間に位置するように設けられており、下部桁内桟の垂直部にかかる(接合する)ことはない。さらに、下部垂直リブの先端部(先端縁)は、下部桁内桟の垂直部上端縁と上部桁内桟の垂直部下端縁との間に位置するように設けられており、上部桁内桟の垂直部にかかる(接合する)ことはない。
【0055】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明によれば、次のような効果を奏する。
請求項1に記載の発明のパレットによれば、軽量化を図りつつ、上下方向の荷重に対してより一層高い強度を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は実施形態のパレットの一部を示す平面図、(b)は図1(a)の1b−1b線から見たパレットを示す側断面図。
【図2】 実施形態のパレットを示す斜視図。
【図3】 (a)は実施形態のパレットの一部を示す底面図、(b)は図1(a)の3b−3b線から見たパレットの一部を示す側断面図。
【図4】 (a)は実施形態のパレットの隅部桁を示す平面図、(b)は同じく隅部桁を示す底面図。
【図5】 (a)は実施形態のパレットの中間桁を示す平面図、(b)は同じく中央桁を示す平面図。
【図6】 (a)は図1(b)のパレットの一部を拡大した部分拡大側断面図、(b)は図4(a)の6b−6b線から見た隅部桁を示す側断面図、(c)は図4(a)の6c−6c線から見た隅部桁を示す側断面図。
【符号の説明】
11…パレット、12…フォーク挿入孔、12a…フォーク挿入孔の開口部としてのフォーク挿入口、21…筒状桁としての隅部桁、22…筒状桁としての中間桁、23…筒状桁としての中央桁、31…上部桟としての側部上部桟、32…下部桟としての側部下部桟、36…上部桟としての中央部上部桟、37…下部桟としての中央部下部桟、41…仕切板としての斜方仕切板、42…仕切板としての第1仕切板、43…仕切板としての第2仕切板、51…上部桁内桟としての逆U字状桟、51b…垂直部、52…上部桁内桟としての逆L字状桟、52b…垂直部、53…下部桁内桟としてのU字状桟、53b…垂直部、55…下部桁内桟としてのL字状桟、55b…垂直部、62…上部垂直リブ、63…下部垂直リブ、67…上部垂直リブとしての第2上部垂直リブ、68…下部垂直リブとしての第2下部垂直リブ、72…仕切板としての第4仕切板。
Claims (1)
- 合成樹脂により一体成形され、上部桟及び下部桟により隣接する筒状桁間を連結してフォーク挿入孔を形成させるように構成したパレットであって、
前記筒状桁の上下端部には、筒状桁の上下端面に沿って延びる上部桁内桟及び下部桁内桟を設け、それら桁内桟を上下に重なり合わない位置に設けるとともに前記桁内桟にほぼ鉛直方向に延びる垂直部を設け、さらにそれら垂直部の端部を上部桟及び下部桟の端部と筒状桁の壁面を挟んで対向位置に接合させ、
前記上部桁内桟の垂直部の端部下端縁には筒状桁の内側面に沿って下部桁内桟の垂直部の手前まで延びるとともに前記上部桁内桟の垂直部と同じ肉厚で同一線上の上部垂直リブを垂下させ、前記下部桁内桟の垂直部の端部上端縁には筒状桁の内側面に沿って上部桁内桟の垂直部の手前まで延びるとともに前記下部桁内桟の垂直部と同じ肉厚で同一線上の下部垂直リブを立設させ、
前記上部垂直リブは前記側部上部桟と同一平面内に形成されるとともに前記下部垂直リブは前記側部下部桟と同一平面内に形成され、
それら垂直リブの先端部側面同士を前記筒状桁の壁面中央で接合させ、その接合幅を10mm以上かつ上部桁内桟の垂直部の端部下端縁と前記下部桁内桟の垂直部の端部上端縁との間の幅未満としたことを特徴とするパレット。
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