JPH0520061A - 分岐命令処理装置 - Google Patents

分岐命令処理装置

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Publication number
JPH0520061A
JPH0520061A JP17387391A JP17387391A JPH0520061A JP H0520061 A JPH0520061 A JP H0520061A JP 17387391 A JP17387391 A JP 17387391A JP 17387391 A JP17387391 A JP 17387391A JP H0520061 A JPH0520061 A JP H0520061A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
instruction
branch instruction
branch
address
cache memory
Prior art date
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Pending
Application number
JP17387391A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Watari
高司 亘理
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP17387391A priority Critical patent/JPH0520061A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンピュータシステムにおいて、分岐命令を
実行する際のキャッシュメモリのミス率(キャッシュメ
モリ内に所望のデータが存在せず、直ちにアクセスでき
ない確率)を低減し、命令処理速度を向上させる。 【構成】 分岐命令判別器18により、フェッチした命
令が分岐命令であるかないかを判別し、命令が分岐命令
である場合には、DMA制御回路21により、分岐命令
の指示する分岐先のアドレスをアドレスラッチ22に保
持し、この分岐先のアドレス付近のデータを主メモリ1
6からキャッシュメモリ15に転送させる。制御装置2
0は、分岐命令判別器18による判別結果に基づいて分
岐命令判別器18およびDMA制御回路21を動作させ
るものである。 【効果】 CPU11が分岐命令を実行する際には、常
にキャッシュメモリ15内に、分岐命令の指示した分岐
先アドレス付近のデータが常に保持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンピュータシステ
ムにおいて、分岐命令処理の迅速化を図るための分岐命
令処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のコンピュータシステムの概
略構成図である。図3に示すように、コンピュータシス
テムは、CPU11と、キャッシュメモリ15と、主メ
モリ16と、周辺機器17とを備えている。CPU1
1,キャッシュメモリ15,主メモリ16および周辺機
器17には、アドレスバス13,データバス12および
制御信号線(図示せず)が接続されており、データバス
12を介して相互にデータ転送することが可能となって
いる。
【0003】このように構成された従来のコンピュータ
システムでは、主メモリ16の内容で処理対象となる内
容を一時的にキャッシュメモリ15に保持し、このキャ
ッシュメモリ15の内容に基づいて、CPU11が周辺
機器17を動作させることにより、主メモリ16のアク
セス時間の短縮を実現しているものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般的
にコンピュータシステムにおいて、分岐命令を実行した
場合、現在のアドレスから離れた別のアドレスの実行に
移ることが多い。したがって、上述キャッシュメモリ1
5を有する従来のコンピュータシステムでは、キャッシ
ュメモリ15のミス率(キャッシュメモリ15内に所望
のデータが存在せず、直ちにアクセスできない確率)が
高く、これにより命令処理速度が低下するという問題が
あった。
【0005】この発明の目的は、上記問題点に鑑み、コ
ンピュータシステムにおいて、分岐命令を実行する際の
キャッシュメモリのミス率を低減し、命令処理速度を向
上させることを可能とする分岐命令処理装置を提供する
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の分岐命令処理
装置は、データバス上を転送される命令をフェッチし、
この命令が分岐命令であるかないかを判別する分岐命令
判別器と、命令が分岐命令である場合に、この分岐命令
の指示する分岐先のアドレスをアドレスラッチに保持し
分岐先のアドレス付近のデータを主メモリからキャッシ
ュメモリに転送させるDMA制御回路とを備えたもので
ある。
【0007】
【作用】この発明の構成によれば、分岐命令判別器によ
り、フェッチした命令が分岐命令であるかないかを判別
し、命令が分岐命令である場合には、DMA制御回路に
より、分岐命令の指示する分岐先のアドレスをアドレス
ラッチに保持し、この分岐先のアドレス付近のデータを
主メモリからキャッシュメモリに転送させる。これによ
り、CPUが分岐命令を実行する際には、常にキャッシ
ュメモリ内に、分岐命令の指示した分岐先アドレス付近
のデータが保持されていることとなる。
【0008】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の分岐命令処理装
置を付加したコンピュータシステムの概略構成図、図2
はこの発明の一実施例の分岐命令処理装置の動作を説明
するためのフローチャートである。図1において、11
はCPU、12はデータバス、13はアドレスバス、1
5はキャッシュメモリ、16は主メモリ、17は周辺機
器である。また、19は分岐信号判別器、20は制御回
路、21はDMA(Direct Memory Access)制御回路、
22はアドレスラッチであり、これら分岐信号判別器1
9,制御回路20,DMA制御回路21およびアドレス
ラッチ22は、分岐命令処理装置18を構成する。な
お、CPU11と、キャッシュメモリ15,主メモリ1
6,周辺機器17との間を接続する制御信号線は図示し
ていない。
【0009】図1に示すように、分岐命令処理装置18
は、データバス12上を転送される命令をフェッチし、
この命令が分岐命令であるかないかを判別する分岐命令
判別器19と、命令が分岐命令である場合に、この分岐
命令の指示する分岐先のアドレスをアドレスラッチに保
持し、分岐先のアドレス付近のデータを主メモリ16か
らキャッシュメモリ15に転送するDMA制御回路21
とを備えたものである。
【0010】また、制御装置20は、分岐命令判別器1
9により命令が分岐命令であると判別された場合には、
DMA制御回路21を動作させるようにし、また分岐命
令判別器19により命令が分岐命令でないと判別された
場合には、データバス12上を転送される命令をフェッ
チするよう分岐命令判別器19を動作させるものであ
る。
【0011】このように構成した分岐命令処理装置の動
作を図1および図2を参照しながら具体的に説明する。
先ず、処理(1) ではデータバス12上を転送される命令
をフェッチ(読み込み)する。次に、処理(2)では分岐
命令判別器19により、フェッチした命令が分岐命令で
あるかないかを判別する。
【0012】フェッチした命令が分岐命令でないなら、
処理(6) を介し、次アドレスの命令に対して再び処理
(1) を実行する。一方、分岐命令であれば、処理(3) に
よりこの分岐命令が指示する分岐先のアドレスを確認す
る。次に、処理(4) では分岐先のアドレスをアドレスラ
ッチ22に保持する。
【0013】次に、処理(5) ではDMA制御回路21に
より、分岐先のアドレス付近のデータ(数バイトであ
り、例えば32バイト)を主メモリ16からキャッシュ
メモリ15に転送する。次に、処理(6) を介し、次アド
レスの命令に対して再び処理(1) を実行する。上述、処
理(1) 〜処理(6) の実行の間は、CPU11も同時に動
作しており、その動作は上述分岐命令処理装置18の動
作とは独立している。また、処理(1)において、命令を
フェッチするタイミングはCPU11と同時である。ま
た、処理(2) において命令が分岐命令であると判断され
た場合、処理(6) における次アドレスとは分岐先アドレ
スであり、処理(1) における命令のフェッチは、キャッ
シュメモリ15に保持した分岐先アドレス以降のデータ
(命令)に対して実行されることとなる。
【0014】このような処理(1) 〜処理(6) を繰り返
し、コンピュータシステムは処理を進める。このように
実施例によれば、分岐命令判別器19により、データバ
ス12上を転送される命令をフェッチし、この命令が分
岐命令であるかないかを判別し、命令が分岐命令である
場合に、DMA制御回路21により、分岐命令の指示す
る分岐先のアドレスをアドレスラッチに保持し、分岐先
のアドレス付近のデータを主メモリ16からキャッシュ
メモリ15に転送させる。これにより、CPU11が分
岐命令を実行する際には、常にキャッシュメモリ15内
に、分岐命令の指示した分岐先のアドレス付近のデータ
が保持されていることとなる。したがって、分岐命令に
より現在のアドレスから離れた別のアドレスに実行が移
っても(進行アドレスの変更)、常にキャッシュメモリ
15にヒット(キャッシュメモリ15内に所望のデータ
が存在し、直ちにアクセスできること。)することがで
きる。すなわち、キャッシュメモリ15のミス率を低減
することができ、命令処理速度の低下を防ぐことができ
る。
【0015】また、この分岐命令処理装置18の動作
は、CPU11内の命令デコーダの動作と独立させるこ
とができるため、分岐命令処理装置18の動作によりコ
ンピュータシステムの命令処理速度が低下することはな
い。
【0016】
【発明の効果】この発明の分岐命令処理装置によれば、
分岐命令判別器により、フェッチした命令が分岐命令で
あるかないかを判別し、命令が分岐命令である場合に
は、DMA制御回路により、分岐命令の指示する分岐先
のアドレスをアドレスラッチに保持し、分岐先のアドレ
ス付近のデータを主メモリからキャッシュメモリに転送
させる。これにより、CPUが分岐命令を実行する際に
は、常にキャッシュメモリ内に、分岐命令の指示した分
岐先のアドレス付近のデータが保持されていることとな
る。
【0017】その結果、分岐命令により進行アドレスが
変更されても、常にキャッシュメモリにヒットすること
ができる。すなわち、キャッシュメモリのミス率を低減
することができ、命令処理速度を向上させることができ
る。また、この分岐命令処理装置の動作は、CPU内の
命令デコーダの動作と独立させることができるため、分
岐命令処理装置の動作によりコンピュータシステムの命
令処理速度が低下することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の一実施例の分岐命令処理装置
を付加したコンピュータシステムの概略構成図である。
【図2】図2はこの発明の一実施例の分岐命令処理装置
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】従来のコンピュータシステムの概略構成図であ
る。
【符号の説明】
11 CPU 12 データバス 13 アドレスバス 15 キャッシュメモリ 16 主メモリ 17 周辺機器 18 分岐命令処理装置 19 分岐命令判別器 21 DMA制御回路 22 アドレスラッチ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 CPU,主メモリ,この主メモリの内容
    を部分的にかつ一時的に保持するキャッシュメモリ,デ
    ータバス,アドレスバスおよび周辺機器を備えたコンピ
    ュータシステムに付加した分岐命令処理装置であって、 前記データバス上を転送される命令をフェッチし、この
    命令が分岐命令であるかないかを判別する分岐命令判別
    器と、 前記命令が分岐命令である場合に、この分岐命令の指示
    する分岐先のアドレスをアドレスラッチに保持し前記分
    岐先のアドレス付近のデータを前記主メモリから前記キ
    ャッシュメモリに転送させるDMA制御回路とを備えた
    分岐命令処理装置。
JP17387391A 1991-07-15 1991-07-15 分岐命令処理装置 Pending JPH0520061A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17387391A JPH0520061A (ja) 1991-07-15 1991-07-15 分岐命令処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17387391A JPH0520061A (ja) 1991-07-15 1991-07-15 分岐命令処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0520061A true JPH0520061A (ja) 1993-01-29

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ID=15968717

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JP17387391A Pending JPH0520061A (ja) 1991-07-15 1991-07-15 分岐命令処理装置

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