JPH0520013Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0520013Y2 JPH0520013Y2 JP17978485U JP17978485U JPH0520013Y2 JP H0520013 Y2 JPH0520013 Y2 JP H0520013Y2 JP 17978485 U JP17978485 U JP 17978485U JP 17978485 U JP17978485 U JP 17978485U JP H0520013 Y2 JPH0520013 Y2 JP H0520013Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- terminal
- switch
- switches
- working
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims description 16
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 claims description 16
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 2
- 230000002194 synthesizing effect Effects 0.000 description 2
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
- Networks Using Active Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は通信回線用の信号合成回路に関し、特
にベースバンドコンバイナー方式を採用した信号
合成回路に関する。
にベースバンドコンバイナー方式を採用した信号
合成回路に関する。
(従来の技術)
従来から採用されている信号合成回路の一例を
第3図に示す。符号1は現用信号切換部、2は予
備信号切換部、3は信号合成部である。
第3図に示す。符号1は現用信号切換部、2は予
備信号切換部、3は信号合成部である。
次に、この回路の動作を説明する。現用回線と
予備回線とがともに正常な場合には、現用信号1
11と予備信号112が現用信号入力端子11と
予備信号入力端子12からそれぞれ入力され、こ
れら信号111と112とが合成されて出力端子
13から出力されるようにスイツチS1〜S6が
制御される。すなわち、スイツチS1,S3はク
ローズ(閉)になり、スイツチS2,S4,S
5,S6はオープン(開)になるように制御され
る。
予備回線とがともに正常な場合には、現用信号1
11と予備信号112が現用信号入力端子11と
予備信号入力端子12からそれぞれ入力され、こ
れら信号111と112とが合成されて出力端子
13から出力されるようにスイツチS1〜S6が
制御される。すなわち、スイツチS1,S3はク
ローズ(閉)になり、スイツチS2,S4,S
5,S6はオープン(開)になるように制御され
る。
回線の一方が故障した場合、故障した側の回線
が切離されるようにスイツチS1〜S6が制御さ
れる。例えば、現用回線が故障した場合スイツチ
S2,S3,S6がクローズになり、スイツチS
1,S4,S5はオープンになる。ここで、R1
及びR2は、終端抵抗で、スイツチS1及びS3
がオープンになつた場合に入力端子11及び12
がそれぞれ所定インピーダンスに終端されるよう
に働く。また、R3,R4,R5は、レベル調整
用及びインピーダンスマツチング用の抵抗であ
り、スイツチS5,S6と組み合わせて使用する
事によりコンバイン状態と片側切離し状態とで出
力端子13に信号レベルの差が生じないように働
き、かつ出力端子13におけるインピーダンスが
常にマツチングされるよう働くものである。
が切離されるようにスイツチS1〜S6が制御さ
れる。例えば、現用回線が故障した場合スイツチ
S2,S3,S6がクローズになり、スイツチS
1,S4,S5はオープンになる。ここで、R1
及びR2は、終端抵抗で、スイツチS1及びS3
がオープンになつた場合に入力端子11及び12
がそれぞれ所定インピーダンスに終端されるよう
に働く。また、R3,R4,R5は、レベル調整
用及びインピーダンスマツチング用の抵抗であ
り、スイツチS5,S6と組み合わせて使用する
事によりコンバイン状態と片側切離し状態とで出
力端子13に信号レベルの差が生じないように働
き、かつ出力端子13におけるインピーダンスが
常にマツチングされるよう働くものである。
(考案が解決しようとする問題点)
上述した第3図の回路では、合成部3にスイツ
チS5及びS6が使用されている。切換速度の高
速化等の要求によりこれらスイツチの素子として
半導体が使われる場合が多い。ところが、半導体
は抵抗や単なる結線といつた受動素子(パツシブ
パーツ)に比べて故障率が高い。現用信号111
と予備信号112の両方に共通な線路となる合成
部3が故障した場合には回線断になるが、このよ
うな合成部3に故障率の高い半導体を使用すると
通信回線の信頼性が極めて劣化する。半導体のよ
うなアクテイブパーツは信号が合成される以前に
配置されることが望ましい。このように従来の信
号合成回路には信頼性に問題があつた。
チS5及びS6が使用されている。切換速度の高
速化等の要求によりこれらスイツチの素子として
半導体が使われる場合が多い。ところが、半導体
は抵抗や単なる結線といつた受動素子(パツシブ
パーツ)に比べて故障率が高い。現用信号111
と予備信号112の両方に共通な線路となる合成
部3が故障した場合には回線断になるが、このよ
うな合成部3に故障率の高い半導体を使用すると
通信回線の信頼性が極めて劣化する。半導体のよ
うなアクテイブパーツは信号が合成される以前に
配置されることが望ましい。このように従来の信
号合成回路には信頼性に問題があつた。
(問題点を解決するための手段)
本考案が上記の問題点を解決するために提供す
る手段は、現用回線から送られる現用信号を受け
る第1の端子と、予備回線から送られる予備信号
を受ける第2の端子と、前記第1及び第2の端子
から入力される信号をそれぞれ断続する第1及び
第2の信号切換部と、前記第1の信号切換部の出
力端および前記第2の信号切換部の出力端からそ
れぞれ出力される信号を合成する合成部とからな
る信号合成回路であつて:前記第1及び第2の信
号切換部は、前記第1又は第2の端子とそれぞれ
の前記出力端との間に接続された第1及び第2の
スイツチと、前記第1のスイツチに並列に接続さ
れている抵抗と、前記第1及び第2のスイツチの
接続点と接地との間に接続された第3のスイツチ
とからそれぞれ成り;前記第1のスイツチは前記
第2のスイツチより前記第1又は第2の端子側に
あることを特徴とする。
る手段は、現用回線から送られる現用信号を受け
る第1の端子と、予備回線から送られる予備信号
を受ける第2の端子と、前記第1及び第2の端子
から入力される信号をそれぞれ断続する第1及び
第2の信号切換部と、前記第1の信号切換部の出
力端および前記第2の信号切換部の出力端からそ
れぞれ出力される信号を合成する合成部とからな
る信号合成回路であつて:前記第1及び第2の信
号切換部は、前記第1又は第2の端子とそれぞれ
の前記出力端との間に接続された第1及び第2の
スイツチと、前記第1のスイツチに並列に接続さ
れている抵抗と、前記第1及び第2のスイツチの
接続点と接地との間に接続された第3のスイツチ
とからそれぞれ成り;前記第1のスイツチは前記
第2のスイツチより前記第1又は第2の端子側に
あることを特徴とする。
(実施例)
次に本考案について図面を参照して説明する。
第1図は本考案の一実施例の回路図である。こ
こで、1は現用信号切換部、2は予備信号切換
部、3は信号合成部である。11は現用回線が接
続される現用信号入力端子、12は予備回線が接
続される予備信号入力端子、13は合成信号出力
端子である。現用回線及び予備回線が共に正常な
場合は両信号が合成されるようにスイツチS1〜
S6は制御され、スイツチS2,S5がクローズ
になり、スイツチS1,S3,S4,S6がオー
プンになる。
こで、1は現用信号切換部、2は予備信号切換
部、3は信号合成部である。11は現用回線が接
続される現用信号入力端子、12は予備回線が接
続される予備信号入力端子、13は合成信号出力
端子である。現用回線及び予備回線が共に正常な
場合は両信号が合成されるようにスイツチS1〜
S6は制御され、スイツチS2,S5がクローズ
になり、スイツチS1,S3,S4,S6がオー
プンになる。
現用回線及び予備回線のうちのどちらか一方が
故障した場合、例えば現用回線が故障した場合を
考えると、スイツチS3,S4,S5がクローズ
となり、現用回線は抵抗R1及びスイツチS3を
通して終端され、予備回線はスイツチS4及びS
5を通して出力端子13に接続される。
故障した場合、例えば現用回線が故障した場合を
考えると、スイツチS3,S4,S5がクローズ
となり、現用回線は抵抗R1及びスイツチS3を
通して終端され、予備回線はスイツチS4及びS
5を通して出力端子13に接続される。
抵抗R1,R2は次の3つの目的で備えてあ
る。
る。
信号合成時と片側切離し時とのレベル差の補
正。
正。
信号合成時に出力端子13から見たインピー
ダンスの調整。
ダンスの調整。
片側切離し時、切離された側の終端回路。
また、スイツチS3,S6は次の2つの目的で
備えてある。
備えてある。
片側切離し時における切離された側の終端回
路。
路。
片側切離し時において、切離された側の信号
ライン(節点14又は15)を接地し、アイソ
レーシヨンを改善すること。
ライン(節点14又は15)を接地し、アイソ
レーシヨンを改善すること。
上述のように、第1図の回路構成にする事によ
り、信号合成部3にスイツチを要せずに信号合成
回路を構成する事ができる。
り、信号合成部3にスイツチを要せずに信号合成
回路を構成する事ができる。
第2図は第1図実施例において符号1又は2で
示す切換部をFETを用いて構成した具体回路の
例の回路図である。4はT型FETスイツチ、N
1はインバーターである。本図の符号21の端子
は第1図の端子11又は12に相当し、符号22
の端子は第1図の節点16に接続される。端子2
3,24からはFET Tr1〜Tr3の制御信号が
入力される。FETスイツチは高アイソレーシヨ
ンを達成するためにT型に構成される場合が多
く、IC等も多く製造されている。T型構成のIC
を使用した場合には、回路部品も少なく容易に第
2図の回路を構成する事ができる。
示す切換部をFETを用いて構成した具体回路の
例の回路図である。4はT型FETスイツチ、N
1はインバーターである。本図の符号21の端子
は第1図の端子11又は12に相当し、符号22
の端子は第1図の節点16に接続される。端子2
3,24からはFET Tr1〜Tr3の制御信号が
入力される。FETスイツチは高アイソレーシヨ
ンを達成するためにT型に構成される場合が多
く、IC等も多く製造されている。T型構成のIC
を使用した場合には、回路部品も少なく容易に第
2図の回路を構成する事ができる。
(考案の効果)
以上説明したように本考案の信号合成回路は、
信号合成部にスイツチを使用しない。そこで、本
考案によれば信頼性の高い信号合成回路が提供で
きる。
信号合成部にスイツチを使用しない。そこで、本
考案によれば信頼性の高い信号合成回路が提供で
きる。
第1図は本考案の一実施例の回路図、第2図は
スイツチにFETを用いた第1図実施例における
信号切換部の具体例を示す回路図、第3図は従来
の信号合成回路の回路図である。 1……現用信号切換部、2……予備信号切換
部、3……信号合成部、4……T型FETスイツ
チ、11……現用信号入力端子、12……予備信
号入力端子、13……信号出力端子、21……信
号入力端子、22……信号出力端子、23,24
……スイツチ制御端子、R1〜R5……抵抗、S
1〜S6スイツチ、N1……インバータ、Tr1
〜Tr3……FET。
スイツチにFETを用いた第1図実施例における
信号切換部の具体例を示す回路図、第3図は従来
の信号合成回路の回路図である。 1……現用信号切換部、2……予備信号切換
部、3……信号合成部、4……T型FETスイツ
チ、11……現用信号入力端子、12……予備信
号入力端子、13……信号出力端子、21……信
号入力端子、22……信号出力端子、23,24
……スイツチ制御端子、R1〜R5……抵抗、S
1〜S6スイツチ、N1……インバータ、Tr1
〜Tr3……FET。
Claims (1)
- 現用回線から送られる現用信号を受ける第1の
端子と、予備回線から送られる予備信号を受ける
第2の端子と、前記第1及び第2の端子から入力
される信号をそれぞれ断続する第1及び第2の信
号切換部と、前記第1の信号切換部の出力端およ
び前記第2の信号切換部の出力端からそれぞれ出
力される信号を合成する合成部とからなる信号合
成回路において:前記第1及び第2の信号切換部
は、前記第1又は第2の端子とそれぞれの前記出
力端との間に接続された第1及び第2のスイツチ
と、前記第1のスイツチに並列に接続されている
抵抗と、前記第1及び第2のスイツチの接続点と
接地との間に接続された第3のスイツチとからそ
れぞれ成り;前記第1のスイツチは前記第2のス
イツチより前記第1又は第2の端子側にあること
を特徴とする信号合成回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17978485U JPH0520013Y2 (ja) | 1985-11-21 | 1985-11-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17978485U JPH0520013Y2 (ja) | 1985-11-21 | 1985-11-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6286724U JPS6286724U (ja) | 1987-06-03 |
JPH0520013Y2 true JPH0520013Y2 (ja) | 1993-05-26 |
Family
ID=31123150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17978485U Expired - Lifetime JPH0520013Y2 (ja) | 1985-11-21 | 1985-11-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0520013Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004059841A1 (ja) * | 2002-12-25 | 2004-07-15 | Nec Corporation | 接地スイッチ回路 |
-
1985
- 1985-11-21 JP JP17978485U patent/JPH0520013Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004059841A1 (ja) * | 2002-12-25 | 2004-07-15 | Nec Corporation | 接地スイッチ回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6286724U (ja) | 1987-06-03 |
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