JPH05197976A - 光情報記録再生装置の待機方法 - Google Patents

光情報記録再生装置の待機方法

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JPH05197976A
JPH05197976A JP708892A JP708892A JPH05197976A JP H05197976 A JPH05197976 A JP H05197976A JP 708892 A JP708892 A JP 708892A JP 708892 A JP708892 A JP 708892A JP H05197976 A JPH05197976 A JP H05197976A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 待ち状態中におけるレーザ光の光情報記録媒
体への連続照射を避け、光情報記録媒体の変質、損傷等
をなくすことが可能な光情報記録再生装置の待機方法を
提供する。 【構成】 レーザ光を光情報記録媒体に照射することに
より情報の記録、再生、消去を行う際に、それら情報の
記録、再生、消去の状態でない光ヘッドの待ち状態中に
おいて、前記光情報記録媒体のスパイラル状ディスク面
をトラッキングするレーザ光を特定個所のみでトラック
ジャンプして元のトラックの位置に戻すようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光情報記録媒体への情
報の記録、再生、消去を行う光情報記録再生装置の待機
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来における光情報記録再生装置におけ
る情報の記録、再生、消去の方法としては、例えば、光
ヘッドから出射させたレーザ光を、光情報記録媒体の表
面上の情報の記録、再生、消去を行おうとするデータト
ラックに移動させ、これにより情報の記録、再生、消去
を行っている。この場合、これらのアクセス動作は、目
標トラックへの記録、再生、消去の各命令で起動され、
まず、これらの命令中の目標トラック番号に対応する位
置への光ピックアッププロセスが行われ、これに引き続
いて、情報の記録、再生、消去が行われる。そして、こ
のような記録、再生、消去が終了した後は、次のアクセ
ス命令が出されるまで、光ヘッドは記録、再生、消去時
の最後にアクセスが行われたトラックに対応する位置で
「待機」した状態となっている。なお、このような「待
機方法」について述べたものとしては、例えば、特開平
1−319135号公報、特開平2−54427号公
報、特開平2−92594号公報に開示されているもの
がある。
【0003】そして、このような待機状態において、ト
ラックが同心円状に形成されている場合には、光ヘッド
にトラックサーボがかけられた状態でレーザ光が常に同
一のトラック上を走査し続けている。また、スパイラル
状にトラックが形成されている場合には、レーザ光が光
情報記録媒体の1回転につき1トラック分のジャンプバ
ックを行って常に同一トラックを走査し続ける。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、一般
的な光情報記録媒体の光情報記録再生装置においては、
光ヘッドが目標トラックに対応する位置に移動して、記
録、再生、消去を行った後、記録、再生、消去時の最後
にアクセスされたトラックに対応する位置に次のアクセ
ス命令が下されるまで「待機」した状態となっているた
め、この待機状態の間はレーザ光が照射され続けること
になる。このような特定トラックへのレーザ光の連続照
射は、たとえ小パワーのレーザ光であっても光情報記録
媒体に変質、損傷を与える恐れがあり、これにより光情
報記録媒体の記録された情報データの信頼性の低下を招
くことになる。
【0005】このような問題を解決するための方法とし
ては、例えば、フォーカスサーボ系をOFF状態にして
しまう方法や、光情報記録媒体上に待機トラックエリア
を併設する方法などが挙げられる。しかし、フォーカス
サーボ系を待ち状態中にOFF状態とする方法では、ア
クセス命令が起きた時にその都度フォーカスサーボの引
込み操作を始めてから行う必要があるため、アクセス速
度が低下する問題がある。一方、待機トラックエリアを
設ける方法では、そのエリアに対して遠いトラックにア
クセスをかける時のアクセス速度に問題がある。また、
そのような待機トラックエリア併設による容量の低下
や、待機トラックエリアに隣接したデータトラックへの
影響等の問題もある。さらに、レーザパワーをOFFさ
せる方法も考えられるが、複数回のアクセスが行われる
場合には効率が悪くなってしまう。さらにまた、複数ト
ラックおきにトラックジャンプさせ、元のトラックに戻
す方法も考えられるが、この方法でも特定個所のみにレ
ーザ光の照射が行われることになり、媒体自体に変質、
損傷等を起こさせる要因となる。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、レーザ光を光情報記録媒体に照射することにより情
報の記録、再生、消去を行う際に、それら情報の記録、
再生、消去の状態でない光ヘッドの待ち状態中におい
て、前記光情報記録媒体のスパイラル状ディスク面をト
ラッキングするレーザ光を特定個所のみでトラックジャ
ンプして元のトラックの位置に戻すようにした。
【0007】請求項2記載の発明では、レーザ光を光情
報記録媒体に照射することにより情報の記録、再生、消
去を行う際に、それら情報の記録、再生、消去の状態で
ない光ヘッドの待ち状態中において、前記光情報記録媒
体のスパイラル状ディスク面をトラッキングするレーザ
光を特定個所のみでトラックジャンプさせ、かつ、待ち
状態となった最初のトラックよりも前のトラックの位置
にレーザ光を戻すようにした。
【0008】請求項3記載の発明では、請求項1,2記
載の発明において、トラックジャンプさせる特定個所
は、光情報記録媒体の情報の記録、再生、消去の領域の
最後尾とした。
【0009】請求項4記載の発明では、請求項2,3記
載の発明において、待ち状態となったトラックとトラッ
クジャンプさせる特定個所との位置関係により、待ち状
態となったトラックよりも前にレーザ光を戻すトラック
数を変化させるようにした。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明では、光ヘッドの待ち状態
中にデータトラックエリアを長時間、レーザ光の照射下
に置かないようにすることが可能となる。
【0011】請求項2記載の発明では、レーザ光による
ディスク面への損傷等を低減させることが可能となる。
【0012】請求項3記載の発明では、トラックジャン
プの際の位置関係を常に一定とすることができる。
【0013】請求項4記載の発明では、レーザ光による
ディスク面への損傷等をより一段と低減させることが可
能となる。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例について説明する。以下、
光情報記録再生装置の待機方法について述べる。レーザ
光を光情報記録媒体に照射することにより情報の記録、
再生、消去を行う際に、それら情報の記録、再生、消去
の状態でない光ヘッドの待ち状態中において、前記光情
報記録媒体のスパイラル状ディスク面をトラッキングす
るレーザ光を特定個所のみでトラックジャンプさせ、か
つ、待ち状態となった最初のトラックよりも前のトラッ
クの位置にレーザ光を戻すようにした。
【0015】また、待ち状態となったトラックとトラッ
クジャンプさせる特定個所とが、非常に近い場合は、ジ
ャンプバックが頻繁に行われてしまうことになる。そこ
で、本実施例では、待ち状態となったトラックよりも前
のトラックに戻す量(トラック数)を、ジャンプバック
特定個所と待ち状態開始トラックとの位置関係により変
化させるようにした。
【0016】さらに、トラックジャンプさせる特定個所
は、光情報記録媒体の情報の記録、再生、消去の領域の
最後尾に設定するようにしてもよい。
【0017】そこで、今、待機方法の具体例について述
べる。光情報記録媒体としては、厚さ1.2mm、直径
130mmφのトラッキング用ら旋状の案内溝を射出成
形時に形成したポリカーボネート樹脂基板上にシアニン
系色素をメタノール、1・2ジクロロエタン(10:
2)溶液に溶解しスピンコートにより記録膜を形成し、
さらにスペーサを介すことにより、エアーサンドイッチ
構造の光情報記録媒体を作製した。この光情報記録媒体
を用いて、待ち状態中に1回転につき1トラック分のト
ラックジャンプをさせ元のトラック位置に戻した場合
(A)と、待ち状態中にトラックジャンプをデータ領域
の最後尾のみで行い、待ち状態開始トラックよりも前の
トラックにジャンプバックさせた場合(B)とのC/N
の低下の度合いを比較した例を図1に示す。この図1か
ら、照射時間を長くしても、本実施例によるBの方がC
/Nの低下の割合を低減させることができることがわか
る。
【0018】上述したように、本実施例による待機方法
を用いることにより、光ヘッドの待機中にデータトラッ
クエリアを長時間、レーザ光の照射下に置かないように
することが可能なため、光情報記録媒体の変質、損傷等
を一段と低減させ、記録データの信頼性の向上を図るこ
とができる。
【0019】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、レーザ光を光情
報記録媒体に照射することにより情報の記録、再生、消
去を行う際に、それら情報の記録、再生、消去の状態で
ない光ヘッドの待ち状態中において、前記光情報記録媒
体のスパイラル状ディスク面をトラッキングするレーザ
光を特定個所のみでトラックジャンプして元のトラック
の位置に戻すようにしたので、光ヘッドの待ち状態中に
データトラックエリアを長時間、レーザ光の照射下に置
かないようにすることが可能となり、これにより光情報
記録媒体の変質、損傷を低減させ記録データの信頼性の
向上を図ることができるものである。
【0020】請求項2記載の発明は、レーザ光を光情報
記録媒体に照射することにより情報の記録、再生、消去
を行う際に、それら情報の記録、再生、消去の状態でな
い光ヘッドの待ち状態中において、前記光情報記録媒体
のスパイラル状ディスク面をトラッキングするレーザ光
を特定個所のみでトラックジャンプさせ、かつ、待ち状
態となった最初のトラックよりも前のトラックの位置に
レーザ光を戻すようにしたので、レーザ光によるディス
ク面への損傷等を一段と低減させることができるもので
ある。
【0021】請求項3記載の発明は、請求項1,2記載
の発明において、トラックジャンプさせる特定個所は、
光情報記録媒体の情報の記録、再生、消去の領域の最後
尾としたので、トラックジャンプの際の位置関係を常に
一定とすることができるものである。
【0022】請求項4記載の発明は、請求項2,3記載
の発明において、待ち状態となったトラックとトラック
ジャンプさせる特定個所との位置関係により、待ち状態
となったトラックよりも前にレーザ光を戻すトラック数
を変化させるようにしたので、レーザ光によるディスク
面への損傷等をより一段と低減させることができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】光情報記録媒体へのレーザ光の照射時間に対す
るC/Nの変化の様子を示す特性図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光を光情報記録媒体に照射するこ
    とにより情報の記録、再生、消去を行う際に、それら情
    報の記録、再生、消去の状態でない光ヘッドの待ち状態
    中において、前記光情報記録媒体のスパイラル状ディス
    ク面をトラッキングするレーザ光を特定個所のみでトラ
    ックジャンプして元のトラックの位置に戻すようにした
    ことを特徴とする光情報記録再生装置の待機方法。
  2. 【請求項2】 レーザ光を光情報記録媒体に照射するこ
    とにより情報の記録、再生、消去を行う際に、それら情
    報の記録、再生、消去の状態でない光ヘッドの待ち状態
    中において、前記光情報記録媒体のスパイラル状ディス
    ク面をトラッキングするレーザ光を特定個所のみでトラ
    ックジャンプさせ、かつ、待ち状態となった最初のトラ
    ックよりも前のトラックの位置にレーザ光を戻すように
    したことを特徴とする光情報記録再生装置の待機方法。
  3. 【請求項3】 トラックジャンプさせる特定個所は、光
    情報記録媒体の情報の記録、再生、消去の領域の最後尾
    としたことを特徴とする請求項1又は2記載の光情報記
    録再生装置の待機方法。
  4. 【請求項4】 待ち状態となったトラックとトラックジ
    ャンプさせる特定個所との位置関係により、待ち状態と
    なったトラックよりも前にレーザ光を戻すトラック数を
    変化させるようにしたことを特徴とする請求項2又は3
    記載の光情報記録再生装置の待機方法。
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