JPH0562222A - 光情報記録媒体の情報記録再生消去方法及びその装置 - Google Patents

光情報記録媒体の情報記録再生消去方法及びその装置

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JPH0562222A
JPH0562222A JP22385391A JP22385391A JPH0562222A JP H0562222 A JPH0562222 A JP H0562222A JP 22385391 A JP22385391 A JP 22385391A JP 22385391 A JP22385391 A JP 22385391A JP H0562222 A JPH0562222 A JP H0562222A
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Application number
JP22385391A
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English (en)
Inventor
Noboru Sasa
登 笹
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 待ち時間中の光情報記録媒体の変質、損傷等
を低減させ、その記録データの信頼性の向上を図ること
が可能な光情報記録媒体の情報記録再生消去方法及びそ
の装置を提供する。 【構成】 レーザ光を光ヘッドから出射させ光情報記録
媒体に照射することにより情報の記録、再生、消去を行
う光情報記録再生消去方法において、情報の記録、再
生、消去の状態でない待ち状態中に、光ヘッドを光情報
記録媒体上の記録、再生、消去の各層に対して合焦状態
の位置からある一定距離δwだけ保つようにフォーカス
サーボ系を制御するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光情報記録媒体への情
報の記録、再生、消去を行う情報記録再生消去方法及び
その装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザ光を光ヘッドから出射させ
光情報記録媒体に照射することにより情報の記録、再
生、消去を行う光情報記録再生消去装置においては、レ
ーザ光を光情報記録媒体上の情報を記録、再生、消去し
ようとするデータトラックに移動させて記録、再生、消
去を行っている。この場合、これらのアクセス動作は、
目標トラックへの記録、再生、消去の各命令で起動さ
れ、まず、これらの命令中の目標トラック番号に対応す
る位置への光ピックアッププロセスが行われ、これに引
き続いて記録、再生、消去が行われる。そして、このよ
うな記録、再生、消去が終了した後は次のアクセス命令
が出されるまで、光ヘッドは記録、再生、消去時の最後
にアクセスが行われたトラックに対応する位置で「待
機」した状態となっている。
【0003】これにより、トラックが同心円状に形成さ
れている場合は、光ヘッドにトラックサーボがかけられ
た状態でレーザ光が常に同一のトラック上を走査し続け
ている。又、スパイラル状にトラックが形成されている
場合は、レーザ光が光情報記録媒体1回転につき1トラ
ック分のジャンプバックを行って常に同一トラックを走
査し続ける。なお、このような「待機方法」について述
べたものとしては、例えば、特開平1−319135公
報、特開平2−54427号公報、特開平2−9259
4号公報等に開示されているものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、一般
的な光情報記録媒体の記録再生消去装置においては、光
ヘッドが目標トラックに対応する位置に移動して記録、
再生、消去を行った後、記録、再生、消去時の最後にア
クセスされたトラックに対応する位置に次のアクセス命
令が下されるまで「待機」した状態となっているため、
この待機の間はレーザ光が照射され続けることになる。
このような特定トラックへのレーザ光の連続照射は、た
とえ小パワーのレーザ光であっても光情報記録媒体に変
質、損傷を与える恐れがあり、これにより光情報記録媒
体に記録された情報データの信頼性の低下を招くことに
なる。
【0005】この問題を解決するための方法としては、
例えば、フォーカスサーボ系をOFF状態にしてしまう
方法や、光情報記録媒体上に待機トラックエリアを併設
する方法などが挙げられる。しかし、フォーカスサーボ
系の待ち状態中にOFF状態とする方法では、アクセス
命令が起きた時にその都度フォーカスサーボの引込み操
作を始めてから行う必要があるため、アクセス速度が低
下する問題がある。一方、待機トラックエリアを設ける
方法では、そのエリアに対して遠いトラックにアクセス
をかける時のアクセス速度に問題がある。また、そのよ
うな待機トラックエリア併設による容量の低下や、待機
トラックエリアに隣接したデータトラックへの影響等の
問題もある。さらに、レーザパワーをOFFさせる方法
も考えられるが、複数回のアクセスが行われる場合には
効率が悪くなってしまう。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、レーザ光を光ヘッドから出射させ光情報記録媒体に
照射することにより情報の記録、再生、消去を行う光情
報記録再生消去方法において、情報の記録、再生、消去
の状態でない待ち状態中に、前記光ヘッドを前記光情報
記録媒体上の記録、再生、消去の各層に対して合焦状態
の位置からある一定距離だけ保つようにフォーカスサー
ボ系を制御するようにした。
【0007】請求項2記載の発明では、レーザ光を光ヘ
ッドから出射させ光情報記録媒体に照射することにより
情報の記録、再生、消去を行う光情報記録再生消去装置
において、情報の記録、再生、消去の状態でない待ち状
態中に、前記光ヘッドを前記光情報記録媒体上の記録、
再生、消去の各層に対して合焦状態の位置からある一定
距離だけ保つようにフォーカスサーボ系を制御する合焦
点位置制御手段を設けた。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明においては、光ヘッドを光
情報記録媒体上の記録、再生、消去の各層に対して合焦
状態の位置からある一定距離だけ保つようにしたので、
光ヘッドの待機中にデータトラックエリアを長時間、合
焦状態でレーザ光の照射下に置かないようにすることが
でき、これによりデータトラックエリアの光情報記録媒
体の変質、損傷を防止することが可能となる。
【0009】請求項2記載の発明においては、合焦点位
置制御手段を設けたので、簡単な構成でレーザ光の照射
位置の制御を行うことが可能となる。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。ここでは、レーザ光を光ヘッドから出射させ光情報
記録媒体(例えば、光磁気ディスク)に照射することに
より情報の記録、再生、消去を行う光情報記録再生消去
方法において、情報の記録、再生、消去の状態でない待
ち状態中に、前記光ヘッドを前記光情報記録媒体上の記
録、再生、消去の各層に対して合焦状態の位置からある
一定距離δw(図1参照)だけ保つようにフォーカスサ
ーボ系を制御する合焦点位置制御手段としてのフォーカ
ス引込み制御回路2を設けたものである。
【0011】図2は、フォーカスサーボ系1を駆動制御
するフォーカス引込み制御回路2の様子を示すものであ
る。すなわち、フォーカスサーボ系1には、図示しない
光ヘッドを駆動させるアクチュエータ3と、電力増幅器
4と、加算器5と、スイッチ6と、位相補償回路7と、
アンプ8と、2分割受光素子9とが設けられている。ま
た、フォーカス引込み制御回路2には、フォーカスエラ
ー信号Fε(δ)と和信号Fa(δ)とを用いたフォー
カス引込み方式を採用し、それら両信号はコントローラ
11に入力されており、Fa(δ)が閾値Aより大きく
かつFε(δ)の振幅が閾値Vthより小さい位置に対物
レンズがあれば安定してフォーカス引込みができるよう
になっている。そして、そのコントローラ11からの出
力値は、フォーカスサーボ系1内のスイッチ6を駆動さ
せると共に、その一方ではD−A変換器12を介して、
加算器5に送られる。
【0012】図1は、光ヘッドを駆動させるアクチュエ
ータ3の出力電圧に対するフォーカスずれ量δとの関係
を示すものであり、フォーカスエラー信号13の波形は
この図1に示すようなS字曲線を描く。この場合、光ヘ
ッドを情報の記録、再生、消去の状態でない「待ち状
態」中に、合焦点Pの状態から焦点深度以上でしかも引
込み領域判定用の閾値電圧Vthに対応するフォーカスず
れ位置δth以下の領域、例えば、点Qに対応したフォー
カスずれ位置δw(電圧Vw)の一定距離に保持するよ
うに設定する。
【0013】具体例として、厚さ1.2mm、直径13
0φmmのトラッキング用ら旋状の案内溝を射出成形時
に形成したポリカーボネート樹脂基盤上に色素をメタノ
ール1,2−ジクロロエタン(10:2)溶液に溶解
し、スピンコートにより記録膜を形成し、さらに、スペ
ーサを介すことによりエアーサンドイッチ構造の光情報
記録媒体を作製する。この光情報記録媒体を用いて、
「待ち状態」の時に光ヘッドを合焦点Pの位置より約1
0μm程度遠ざかった位置(図1中のδw)にほぼ固定
されるようにフォーカスサーボ系1をフォーカス引込み
制御回路2にて制御する。
【0014】図3は、このように待ち状態時に合焦点の
位置から一定の距離δwだけ離れた位置でデータトラッ
クエリアに連続照射を行った光情報記録媒体14と、上
述したようにして作製された光情報記録媒体を用いて待
ち状態時にフォーカスサーボ系1をON状態(合焦状
態)になるようにしてデータトラックエリアに連続照射
を行った光情報記録媒体15とを、照射時間に対するC
/Nの変化で調べた場合(再生パワー0.3mW)の様
子を示すものである。これにより、C/Nの低下量が本
実施例の場合の方が少ないことがわかる。
【0015】上述したように、記録、再生、消去の待機
中に光ヘッドを合焦点の位置から一定の距離δwだけ離
れた位置に置くことにより、データトラックエリアを長
時間レーザ光の照射下に置かなくて済むため、データト
ラックエリアの変質、損傷等を防止することが可能とな
る。従って、これにより、従来の場合とほぼ同一のアク
セス速度を保ちながら、しかも、容量の低下、フォーマ
ットの複雑化を招くことなく、信頼性の高い光情報記録
媒体を提供することが可能となる。
【0016】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、レーザ光を光ヘ
ッドから出射させ光情報記録媒体に照射することにより
情報の記録、再生、消去を行う光情報記録再生消去方法
において、情報の記録、再生、消去の状態でない待ち状
態中に、前記光ヘッドを前記光情報記録媒体上の記録、
再生、消去の各層に対して合焦状態の位置からある一定
距離だけ保つようにフォーカスサーボ系を制御するよう
にしたので、光ヘッドの待機中にデータトラックエリア
を長時間、合焦状態でレーザ光の照射下に置かないよう
にすることができ、これにより光情報記録媒体の変質、
損傷を低減させ記録データの信頼性の向上を多いに図る
ことが可能となるものである。
【0017】請求項2記載の発明は、レーザ光を光ヘッ
ドから出射させ光情報記録媒体に照射することにより情
報の記録、再生、消去を行う光情報記録再生消去装置に
おいて、情報の記録、再生、消去の状態でない待ち状態
中に、前記光ヘッドを前記光情報記録媒体上の記録、再
生、消去の各層に対して合焦状態の位置からある一定距
離だけ保つようにフォーカスサーボ系を制御する合焦点
位置制御手段を設けたので、簡単な構成でレーザ光の照
射位置の制御を行うことが可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるフォーカスエラー信号
のS字曲線の様子を示す特性図である。
【図2】フォーカス引込み制御系の様子を示すブロック
図である。
【図3】照射時間に対するC/Nの変化の様子を示す特
性図である。
【符号の説明】 1 フォーカスサーボ系 2 合焦点位置制御手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光を光ヘッドから出射させ光情報
    記録媒体に照射することにより情報の記録、再生、消去
    を行う光情報記録再生消去方法において、情報の記録、
    再生、消去の状態でない待ち状態中に、前記光ヘッドを
    前記光情報記録媒体上の記録、再生、消去の各層に対し
    て合焦状態の位置からある一定距離だけ保つようにフォ
    ーカスサーボ系を制御するようにしたことを特徴とする
    光情報記録再生消去方法。
  2. 【請求項2】 レーザ光を光ヘッドから出射させ光情報
    記録媒体に照射することにより情報の記録、再生、消去
    を行う光情報記録再生消去装置において、情報の記録、
    再生、消去の状態でない待ち状態中に、前記光ヘッドを
    前記光情報記録媒体上の記録、再生、消去の各層に対し
    て合焦状態の位置からある一定距離だけ保つようにフォ
    ーカスサーボ系を制御する合焦点位置制御手段を設けた
    ことを特徴とする光情報記録再生消去装置。
JP22385391A 1991-09-04 1991-09-04 光情報記録媒体の情報記録再生消去方法及びその装置 Pending JPH0562222A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22385391A JPH0562222A (ja) 1991-09-04 1991-09-04 光情報記録媒体の情報記録再生消去方法及びその装置

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JP22385391A JPH0562222A (ja) 1991-09-04 1991-09-04 光情報記録媒体の情報記録再生消去方法及びその装置

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Publication Number Publication Date
JPH0562222A true JPH0562222A (ja) 1993-03-12

Family

ID=16804743

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22385391A Pending JPH0562222A (ja) 1991-09-04 1991-09-04 光情報記録媒体の情報記録再生消去方法及びその装置

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JP (1) JPH0562222A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003504782A (ja) * 1999-07-08 2003-02-04 フォード モーター カンパニー リミテッド 光媒体ピックアップのガタつき防止

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003504782A (ja) * 1999-07-08 2003-02-04 フォード モーター カンパニー リミテッド 光媒体ピックアップのガタつき防止

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