JPH05197239A - 分離ローラユニット - Google Patents

分離ローラユニット

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Publication number
JPH05197239A
JPH05197239A JP4007644A JP764492A JPH05197239A JP H05197239 A JPH05197239 A JP H05197239A JP 4007644 A JP4007644 A JP 4007644A JP 764492 A JP764492 A JP 764492A JP H05197239 A JPH05197239 A JP H05197239A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
case
roller unit
separating roller
separation roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP4007644A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunichi Ogawa
俊一 小川
Kenya Komada
健弥 駒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP4007644A priority Critical patent/JPH05197239A/ja
Publication of JPH05197239A publication Critical patent/JPH05197239A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来、分離ローラの交換の際、生じうるとさ
れていた危険性を回避しつつ、分離ローラの交換を簡単
に、しかも安全・確実に交換できるようにする。 【構成】 自動原稿給送装置に組み込まれる分離ローラ
ユニットにおいて、ケースに分離ローラを一体的に収容
してカートリッジ化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、イメージスキャナ等の画像読取装置に搭載される摩
擦分離式自動原稿給送装置に組み込まれる分離ローラユ
ニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】分離ローラやピックアップローラを含む
給紙搬送ローラが、使用されるにしたがい、摩耗した
り、汚れたり、あるいは破損した場合には、当該ローラ
を交換する必要を生じる。なかでも、摩擦分離式給送機
構での分離ローラは、その機構上、特に摩耗が早く進む
ため、他のローラに比べて、1/2〜1/3程度の製品
寿命しかなく、交換の頻度が高く、煩わしい。
【0003】このような煩わしさを解消するために、従
来、例えば、特開昭63−272732号公報において
は、搬送ローラの交換を、工具なしで、ワンタッチで行
うことが可能なように、付勢力を利用して突起部と溝と
の嵌め合いを行い、これにより、ローラの回転軸に対す
る簡便な着脱を実現することが開示されている。
【0004】また、回転軸の端部の周方向に沿って溝を
切り、当該溝に樹脂クリップを着脱することで、ローラ
交換を容易にすることが公知である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
公知の方式は、いずれもローラ自体を、しかもそれのみ
を直接着脱するものであり、装着の際、ローラ表面を誤
って汚したり、紛失する可能性がある。また、装置が誤
作動して、あるいはインターロックが働かなくなって、
ローラの回転軸が回転する場合、作業者はローラに直接
触れているため、危険である。
【0006】本発明は、これらの可能性を回避しつつ、
分離ローラの交換を簡単に、しかも安全・確実に交換で
きるようにすることを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、自動原稿給送
装置に組み込まれる分離ローラユニットにおいて、ケー
スに分離ローラを一体的に収容してカートリッジ化する
ことにより、上記の課題を解決した。
【0008】分離ローラの少なくとも一部をケースによ
り遮蔽すれば、好適である。
【0009】位置決めピンとラッチとを用いることによ
り脱着を行うようにすれば、より好適である。
【0010】
【実施例】本発明の詳細を、図に示す実施例に基づいて
説明する。
【0011】図1に、本発明の分離ローラユニットを組
み込んだ自動原稿給送装置を搭載した画像読取装置を例
示する。
【0012】本装置においては、原稿1を、給紙トレイ
2に置いて、リア原稿ガイド3に当接する。次いで、フ
ロント原稿ガイド4をスライドさせて、リア原稿ガイド
と反対側の原稿端部に合わせる。更に、原稿1を給紙ロ
ーラに突き当たるまで押し込むことにより、セットを完
了する。
【0013】その後、給紙部の断面を示す図2で理解さ
れるように、ピックアップローラ5が回転することによ
り、原稿が搬送されるが、フィードローラ6及び分離ロ
ーラ7の相互逆向き回転によって重送が防止されつつ、
最下部の原稿がスキャナー部へ送られ、原稿読み取り
後、図1の排紙トレイ8へ排出される。
【0014】このようなプロセスで原稿が搬送される画
像読取装置に用いられる分離ローラ11は、図3に示さ
れるように、トルクリミッタ15、原稿ストッパ16と
共に軸17に取り付けられており、それらは更に、図4
に示されるように、ケース10に固定されていて、分離
ローラユニットとして一体的に形成されている。
【0015】分離ローラユニットは、自動原稿給送装置
本体に設けられている位置決めピン14によって、所定
の位置にセットされ、更にユニットストッパ12によっ
て装置本体に固定される。
【0016】分離ローラユニットを取り外す場合には、
ユニットストッパ12と一体のラッチ13を、図4での
矢印方向へ動かすことによりロックを解除し、例えば、
斜線付き丸の部分をつまんで持ち上げる。この分離ロー
ラユニットの交換を自動原稿給送装置との関係で判り易
く示したものが、図5である。自動原稿給送装置の分離
ユニット部に装着されている分離ユニットカバー20の
両側のフック21を取り外すと、分離ローラユニットが
現れる。そこで、図3及び図4に関連して既に説明した
ように、ユニットストッパ12のラッチ13を動かして
ロック解除すると、分離ローラユニットを取り外すこと
ができる。そして、これと逆の手順で新しい分離ローラ
ユニットを取り付ける。
【0017】
【発明の効果】請求項1の分離ローラユニットにおいて
は、ケースに分離ローラを一体的に収容してカートリッ
ジ化するように構成しているので、従来のように、ロー
ラ自体を、しかもそれのみを直接交換する場合に比べ
て、ローラ表面を誤って汚したり、紛失する危険を最小
限に抑えることができ、また、その交換をカセット間隔
で非常に簡単に行うことができる。
【0018】請求項2の分離ローラユニットにおいて
は、分離ローラの少なくとも一部をケースにより遮蔽す
るように構成しているので、請求項1の分離ローラユニ
ットの効果を確実に保証することが可能となるととも
に、装置が誤作動して、あるいはインターロックが働か
なくなって、ローラの回転軸が回転してしまう場合で
も、交換操作の安全を確保することができ、ローラ部へ
の異物等の侵入も防止できる。
【0019】請求項3の分離ローラユニットにおいて
は、位置決めピンとラッチとを用いることによりユニッ
トの脱着を行うように構成しているので、位置決めピン
と対応穴との嵌合により、誤セットが防止でき、ラッチ
部の噛みあわせでワンタッチで確実な装着を実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分離ローラユニットを組み込んだ自動
原稿給送装置を搭載した画像読取装置の斜視図である。
【図2】図1の自動原稿給送装置の断面概略図である。
【図3】本発明のユニットの分離ローラ部の概念図であ
る。
【図4】図3の分離ローラ部を含む分離ローラユニット
の概略図である。
【図5】本発明のユニットを自動原稿給送装置から脱着
する様子を示す図である。
【符号の説明】
10 ケース 11 分離ローラ 12 ユニットストッパ 13 ラッチ 14 位置決めピン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動原稿給送装置に組み込まれる分離ロ
    ーラユニットにおいて、ケースに分離ローラを一体的に
    収容してカートリッジ化したことを特徴とする分離ロー
    ラユニット。
  2. 【請求項2】 前記分離ローラの少なくとも一部を前記
    ケースにより遮蔽するようにしたことを特徴とする請求
    項1に記載の分離ローラユニット。
  3. 【請求項3】 位置決めピンとラッチとを用いて脱着を
    行うことを特徴とする請求項1に記載の分離ローラユニ
    ット。
JP4007644A 1992-01-20 1992-01-20 分離ローラユニット Pending JPH05197239A (ja)

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JPH05197239A true JPH05197239A (ja) 1993-08-06

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