JP3512300B2 - 給紙ローラ機構 - Google Patents
給紙ローラ機構Info
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Description
を給紙する給紙ローラ機構に関する。
は、シート状の用紙を給紙する給紙装置が設けられてい
る。このような給紙装置は、少なくとも表面層をゴムの
ように高摩擦係数を有する部材で形成した給紙用のロー
ラをローラ軸上に固定した給紙ローラを設け、そのロー
ラの部分を給紙トレイに収納した用紙の上面に押し当て
た状態で回転させることにより、用紙を連続的に給紙で
きるようにしている。しかしながら、このようなゴムに
よって形成された給紙用のローラは、それを繰り返し使
用していると次第にそのゴム部分が摩耗していく。した
がって、このようなローラの場合には、その劣化の度合
いが大きくなった時点でそれを新品に交換する必要があ
った。
体の前面から挿脱可能にしたフロントローディングタイ
プと呼ばれる方式の給紙装置がある。このようなフロン
トローディングタイプの給紙装置では、給紙ローラを、
給紙用のローラをローラ軸に固定した給紙ローラ部と、
その給紙ローラ部にモータからの回転力を伝達するため
の駆動回転軸部とに分割し、その駆動回転軸部を装置本
体内の奥側に配置したりしている。
な構成になっている。すなわち、給紙ローラ部51と駆
動回転軸部52とに分割し、その給紙ローラ部51のロ
ーラ54,54(図14参照)を固定したローラ軸53
を断面コ字状の鋼板で形成し、そのローラ軸53の駆動
回転軸部52側の一端の両側面53a,53bに横向き
U字状のピン係合孔55をそれぞれ形成し、その各ピン
係合孔55の入口部分に入口側が広いテーパ状の切欠き
56それぞれ形成している。また、駆動回転軸部52
を、ローラ軸53の断面コ字状内に係合可能な外径の金
属製(例えば鋼棒)の中実軸で形成し、その先端部分を
先細りのテーパ部52aとしている。そして、その駆動
回転軸部52のテーパ部52a以外の部分に貫通孔を形
成し、そこに回転規制用のピン57を圧入により貫通固
定している。
置の奥側の固定部に取り付けられていて、それが回転駆
動系により回転されるようになっており、その駆動回転
軸部52に給紙ローラ部51を連結させる際には、図1
4に示すように給紙ローラ部51のピン係合孔55と反
対側の端部を持って先端に形成されている一対のピン係
合孔55,55に、駆動回転軸部52の回転規制用のピ
ン57が入り込むように差し込んで、それらを係合させ
る。
うにして給紙ローラ部51のピン係合孔55を駆動回転
軸部52の回転規制用のピン57に差し込む作業は、例
えば通常の複写機の場合には給紙ローラ部51の長さL
が、A4サイズの用紙を横送りできる長さに形成されて
いてある程度長いため、それをピン係合孔55と反対側
の端部だけを持って行なおうとしても、慣れない人では
ピン57にピン係合孔55をなかなか差し込むことがで
きないという問題点があった。
5にピン57を係合させるためには、目の位置を駆動回
転軸部52の中心軸線Lc上に位置させるのが理想的で
あるが、このようにすると給紙ローラ部51にはローラ
54が固定されているため、それが視界に入って駆動回
転軸部52が見えなくなるので、実際の作業時には目線
を駆動回転軸部52が見える位置まで中心軸線Lc上か
らずらすか、図14に実線で示したように給紙ローラ部
51を中心軸線Lcに対して斜めにずらすようにして差
し込んでいかなければならなかった。したがって、ピン
係合孔55には、図13に示したようなテーパ状の切り
欠き56が形成されているとはいえ、そこにピン57を
係合させる作業は面倒で厄介な作業であった。
たものであり、フロントローディングタイプの給紙装置
の給紙ローラ機構において、給紙ローラの交換を装置の
前面から容易に行なえるようにすることを目的とする。
達成するため、上述したようなフロントローディングタ
イプの給紙装置の給紙ローラ機構において、給紙ローラ
を、給紙トレイ内に収納された用紙の上面に接しながら
回転することによりその給紙トレイから用紙を給紙する
ローラをローラ軸に固定した給紙ローラ部と、その給紙
ローラ部に装置本体の奥側で回転力を伝達する駆動回転
軸部とによって構成する。そして、その駆動回転軸部の
一端とその一端に対応する給紙ローラ部の一端のいずれ
か一方に軸部を形成すると共に、他方にその軸部を係合
可能に嵌入させる軸係合穴を形成し、上記軸部の先端部
分を先細りのテーパ軸部とすると共に、上記軸係合穴の
入口部分に入口が広く奥に行くにしたがって次第に孔径
が小さくなるテーパ穴部を形成する。
には給紙ローラ部を駆動回転軸部から引き抜けば、その
給紙ローラ部を駆動回転軸部から簡単に分離させること
ができる。また、新たな給紙ローラ部を再び装置に取り
付けるときは、駆動回転軸部の一端と給紙ローラ部の一
端のいずれか一方の軸部には先細りのテーパ軸部が形成
されていて、他方にはその軸部を係合可能に嵌入させる
軸係合穴がその入口部分にテーパ穴部を形成した状態で
設けられているので、それらを双方のテーパ部により容
易に係合させることができる。
に軸の周面からそれぞれ放射状に外方に向かって延びる
2枚の回転規制用の羽根と、1枚の誤組付け防止用の突
起羽根を周方向に間隔を置いて設けると共に、軸係合穴
に上記2枚の回転規制用の羽根と1枚の突起羽根をそれ
ぞれ嵌入させる係合溝を形成する。そうすることによ
り、2枚の回転規制用の羽根により、給紙ローラ部の駆
動回転軸部に対する相対回転が確実に防止され、誤組付
け防止用の突起羽根とそれを嵌入させる係合溝とにより
給紙ローラ部の駆動回転軸部に対する軸の回転方向の位
置が確実に規制され、誤組付けが防止される。
ある場合のように、そのローラのローラ軸に対する回転
方向の取り付け位置がホームポジションの関係で規制す
る必要がある場合には、誤って逆の向きに組付けようと
しても、その場合には誤組付け防止用の突起羽根が係合
溝に嵌入しないので、給紙ローラ部の駆動回転軸部に対
する誤組付けを確実に防止することができる。また、駆
動回転軸部の一端と給紙ローラ部の駆動回転軸部側の一
端の少なくとも上記軸部と軸係合穴が形成された部分を
いずれも樹脂で形成するとよい。そうすれば、複雑な形
状であっても成形で簡単に製作することができるため、
軸状の鉄鋼材を切削加工により製作する場合に比べて製
作工程が少なくて済むため安価にできる。また、軽量化
も図れる。
ラ部と係合する一端が螢光性を有するようにするとよ
い。そうすれば、給紙ローラ部のローラ軸の先端を駆動
回転軸部に差し込んで係合させる際に、装置本体内が暗
くてもその目標となる駆動回転軸部の給紙ローラ部と係
合する一端が螢光性を有することにより目標がはっきり
するので、作業が容易になる。
転軸部に駆動力を伝達する1回転クラッチと一体にユニ
ット状に形成し、そのユニットを装置本体の背面に取り
外し可能に設けられた後カバーから所定の距離を置いて
装置本体内に設けられた後側板の背面側に着脱可能に取
り付けるとよい。このようにすれば、1回転クラッチや
駆動回転軸部を交換したりする場合には後カバーを取り
外せば、それらを装置本体の後側からユニット状態で簡
単に取り外すことができる。
の給紙ローラ部を装置本体の所定のセット位置にセット
したときにその給紙ローラ部の駆動回転軸部側の端部が
装置本体の背面に取り外し可能に設けられた後カバーか
ら所定の距離を置いて装置本体内に設けられた後側板に
形成した給紙ローラ部貫通用の孔を超えて後カバー側に
突出する長さに形成し、2枚の回転規制用の羽根が後側
板に形成された孔を超えて後カバー側に移動できない大
きさにするとよい。
を共に交換する場合に、本来は先に給紙ローラ部を装置
の前面側から外し、その後で駆動回転軸部を後カバーを
外して装置本体の後側から取り外すべきところを誤っ
て、最初に駆動回転軸部を装置本体の後側から取り外し
てしまったとしても、ローラ軸は後側板の給紙ローラ部
貫通用の孔に保持されてそれ以上落下することがない。
置本体の背面側に引き抜こうとする力が加わったとして
も、2枚の回転規制用の羽根が後側板に形成された給紙
ローラ部貫通用の孔を超えて後カバー側に移動できない
大きさに形成されているので、ローラ軸はそれ以上は後
側板側に移動しないので、そのローラ軸の他方(装置前
面側)の軸受等による保持が保たれて、そこから脱落す
るのを防止することができる。
面に基づいて説明する。図1はこの発明による給紙ロー
ラ機構の給紙ローラ部と駆動回転軸部との係合部を示す
斜視図、図2は同じくその給紙ローラ機構を示す側面
図、図3は同じくその給紙ローラ機構が設けられた複写
機の一例を示す概略構成図である。
すような複写機の給紙装置20の部分に設けられるもの
であり、図2に矢印Aで示す装置の前方へ給紙トレイ1
2を引き出すフロントローディングタイプの給紙装置へ
の適用に適している。まず最初に、その給紙ローラ機構
2を設けた複写機全体の構成を、図3を使用して簡単に
説明する。この複写機は、装置本体1の上部に開閉可能
な圧板8を設けており、その装置本体1の上方には胴内
排紙トレイ11を、その下側には作像部10をそれぞれ
設けている。さらに、その下側にはそれぞれ引き出し可
能な2段の給紙トレイ12,12をそれぞれ設けてい
る。
いためその詳しい説明は省略するが、そこには矢示B方
向に回転する感光体ドラム13が設けられていて、そこ
に選択された給紙段の給紙トレイ12から用紙Pが給紙
ローラ機構2により給紙されて、その用紙Pの同図で上
面側に画像が形成される。その画像が形成された用紙P
は、定着装置3の用紙搬送下流側に設けられている分岐
部14で排紙方向が選択的に分けられ、直進してストレ
ート排紙トレイ16に排紙されたり、胴内排紙トレイ1
1に排紙されたりする。
段側の給紙トレイ12を引き抜いて、そこに別に用意し
てある両面ユニットを挿着したときに、両面モードが選
択されると作像部10で片面に画像が形成された用紙P
をその両面搬送路4に受け入れて、それを両面ユニット
へ送り込む。給紙ローラ機構2は、図2に示すように給
紙ローラ5を、給紙トレイ12内に収納された用紙Pの
上面に接しながら回転することによりその給紙トレイ1
2から用紙Pを上側のものから給紙する半月状のローラ
6と、用紙押え19とをローラ軸7に固定した給紙ロー
ラ部17と、その給紙ローラ部17に装置本体1の奥側
で回転力を伝達する駆動回転軸部18とによって構成し
ている。
7の一端に軸部21を別体で形成してそれをローラ軸7
にネジ止め固定し、その軸部21の先端部分を先細りの
テーパ軸部21aとしている。また、駆動回転軸部18
の一端に、給紙ローラ部17の軸部21に対応させて、
その軸部21を係合可能に嵌入させる軸係合穴22を形
成し、その軸係合穴22の入口部分に入口が広く奥に行
くにしたがって次第に孔径が小さくなるテーパ穴部22
aを形成している(図4乃至図7も参照)。
の丸軸部分に、軸の周面からそれぞれ放射状に外方に向
かって同じ長さで延びる2枚の回転規制用の羽根23,
23と、その羽根23よりも軸の周面から突出する長さ
の短い1枚の誤組付け防止用の突起羽根24を周方向に
図8,図9にも示すように間隔を置いて設けている。ま
た、その2枚の回転規制用の羽根23,23及び1枚の
誤組付け防止用の突起羽根24に対応させて、駆動回転
軸部18側の軸係合穴22にその2枚の回転規制用の羽
根23をそれぞれ嵌入させる係合溝25,25と、1枚
の突起羽根24を嵌入させる係合溝26をそれぞれ形成
している。
と駆動回転軸部18の先端部分は複雑な形状をしている
が、この実施の形態ではその軸部21と駆動回転軸部1
8をいずれも樹脂で成形により形成しているので、それ
を簡単に製作することができる。したがって、軸状の鉄
鋼を切削加工で製作する場合に比べて製作工程が少なく
て済むので安価に製作することができ、重量も軽くする
ことができる。
脂で形成しなくても、少なくとも軸係合穴22のある部
分が樹脂で形成されていれば、安価に製作することがで
きる。また、上述した実施の形態と逆に、軸部21を駆
動回転軸部18側に形成すると共に、そこに2枚の回転
規制用の羽根23,23及び1枚の誤組付け防止用の突
起羽根24を形成し、給紙ローラ部17側にそれらに対
応して軸係合穴22を形成し、そこに回転規制用の羽根
23,23をそれぞれ嵌入させる係合溝25,25と、
突起羽根24を嵌入させる係合溝26をそれぞれ形成す
るようにしてもよい。
その駆動回転軸部18に駆動力を伝達する1回転クラッ
チ31と一体の駆動ユニット30に形成されており、そ
の駆動ユニット30には上下2段の給紙トレイ12,1
2の各給紙ローラ部17にそれぞれ回転力を伝達するた
めの駆動回転軸部18と1回転クラッチ31がそれぞれ
設けられている。また、この複写機は、装置本体1の背
面に後カバー27を取り外し可能に設けると共に、その
後カバー27から所定の距離を置いた装置本体1内に後
側板28を設け、駆動ユニット30を後側板28の背面
28a側に着脱可能に取り付けている。
ット時には、給紙ローラ部17の軸部21が、図1に示
した駆動回転軸部18側に形成されている軸係合穴22
に嵌入して図2に示した状態になると共に、2枚の回転
規制用の羽根23,23が係合溝25,25に、1枚の
突起羽根24が係合溝26(いずれも図1参照)にそれ
ぞれ嵌入した状態で係合している。
きを図1で天地を逆にして軸部21を軸係合穴22に嵌
入させようとしても、この場合には誤組付け防止用の突
起羽根24が係合溝26に嵌入しないので、それらが組
み付かない。したがって、作業者は給紙ローラ部17の
向きが逆であることにすぐに気がつく。そのため、この
実施の形態の給紙装置のように、ローラ6が図10に示
すように半月形状のローラである場合には、そのローラ
6をホームポジションで直線状の切欠き面6aが図示の
ように用紙面Paに対向する位置に、ローラ軸7に対し
て取り付けなければならないが、それを確実に行なうこ
とができる。
17の軸部21(図2では見えないので図1を参照)を
正規の姿勢で駆動回転軸部18側の軸係合穴22に所定
の深さまで差し込んだ状態では、2枚の回転規制用の羽
根23,23が係合溝25,25に嵌入しているので、
それによって給紙ローラ部17の駆動回転軸部18に対
する相対回転が確実に防止される。したがって、その駆
動回転軸部18からの回転力が確実に給紙ローラ部17
のローラ軸7に伝達される。
17の軸部21を駆動回転軸部18の軸係合穴22に所
定の深さまで差し込んだ状態で、ローラ軸7の軸部21
と反対側の端部に固定されている丸軸部36を、図11
に示すように装置本体1の前側板34に丸軸部36より
も大きな内径に形成され、一部に切欠きを有する軸保持
孔34a内に挿入する。その状態で、軸受を兼ねる軸保
持部材35(図2も参照)を丸軸部36に嵌入させ、そ
の軸保持部材35に形成されている固定用の孔35aに
ネジを差し込んで、それを前側板34にネジ止め固定す
る。
り給紙ローラ5を交換する場合には、その交換しようと
している給紙段の給紙トレイ12を、図11で説明した
軸保持部材35を前側板34からネジを緩めることによ
って取り外し、丸軸部36を下げて軸保持孔34aの切
欠きの外へ出す。そして、図2に示すローラ6が取り付
けられた給紙ローラ部17の部分を、同図で右方の装置
本体1の前面側に引き出す。
17を駆動回転軸部18から簡単に分離させることがで
きる。そして、新たな給紙ローラ部17を再び装置に取
り付けるが、そのとき駆動回転軸部18の一端の軸係合
穴22には図1で説明したように入口部分にテーパ穴部
22aが形成されており、差し込む側の給紙ローラ部1
7の軸部21には先細りのテーパ軸部21aが形成され
ているので、それらの係合は双方に設けられたテーパ部
により容易に行なうことができる。
ように装置本体1の背面に後カバー27が取り外し可能
に設けられている。したがって、給紙ローラ部17と駆
動回転軸部18を共に交換する場合には、先に給紙ロー
ラ部17を装置本体1の前面から取り出し、その後で駆
動回転軸部18を後カバー27を外して装置本体1の後
側から取り外すのが本来の取り外し方であるが、それを
誤って最初に駆動回転軸部18を装置本体1の後側から
取り外してしまったときには、給紙ローラ部17の軸部
21が駆動回転軸部18から外れるため、それが落下し
てしまう恐れがある。
給紙ローラ部17のローラ軸7の長さを、図12に示す
ようにその給紙ローラ部17を装置本体1の所定のセッ
ト位置にセットしたときに、その給紙ローラ部17の駆
動回転軸部18側の端部となる軸部21の先端が後側板
28に形成した給紙ローラ部貫通用の孔28bを超えて
後カバー27側に突出する長さに形成しているので、軸
部21から駆動回転軸部18が外れても、ローラ軸7は
軸部21の部分が後側板28の給紙ローラ部貫通用の孔
28bに保持されるため、それが落下するようなことが
ない。
置の後側から取り出して給紙ローラ部17の軸部21と
の係合を外した際に、ローラ軸7が装置の後側(図12
で左方)に移動したときには、そのローラ軸7の駆動回
転軸部18と反対側の端部の丸軸部36が軸保持部材3
5から外れて、給紙ローラ部17が落下してしまう恐れ
がある。しかしながら、この給紙ローラ機構では、ロー
ラ軸7にそれを装置本体1の後側に移動させようとする
力が加わったとしても、2枚の回転規制用の羽根23,
23を、それが後側板28に形成された孔28bを超え
て後カバー27側に移動できない大きさにしてあるの
で、ローラ軸7の装置後方への移動が規制されることに
よりローラ軸7の丸軸部36が軸保持部材35から抜け
落ちるようなことがない。
合には、前述したように対応する給紙段の給紙トレイ1
2を装置本体1から引き抜くが、それでも装置本体1内
は暗いので、新たな給紙ローラ部17をその先端の軸部
21を駆動回転軸部18の軸係合穴22に狙いをつけて
差し込む作業はやりにくい。そこで、駆動回転軸部18
の少なくとも給紙ローラ部17の軸部21と係合する一
端を、そこに螢光塗料を塗るなどして螢光性をもたせる
ようにしておけば、軸部21を駆動回転軸部18の軸係
合穴22に差し込む際に目標が明瞭となるので作業性が
向上する。
紙ローラ機構によれば、駆動回転軸部の一端と給紙ロー
ラ部の一端のそれぞれ係合部分に共にテーパ部を設ける
ようにしたので、給紙ローラをメンテナンス等により交
換する際に、その交換作業を装置の前面からであっても
容易に行なうことができる。
と駆動回転軸部との係合部を示す斜視図である。
る。
の一例を示す概略構成図である。
を示す正面図である。
す平面図である。
ションにある状態を示す概略図である。
にセットした状態を示す正面図である。
ラ部が落下しない様子を説明するための平面図である。
可能な給紙ローラ機構のその分割部の構成を例示する斜
視図である。
な給紙ローラ部を組付ける方法を説明するための概略図
である。
Claims (5)
- 【請求項1】 給紙トレイに収納した用紙を給紙する給
紙ローラを備え、前記給紙トレイが装置本体の前面から
挿脱可能なフロントローディングタイプの給紙装置の給
紙ローラ機構において、 前記給紙ローラを、前記給紙トレイ内に収納された用紙
の上面に接しながら回転することにより該給紙トレイか
ら用紙を給紙するローラをローラ軸に固定した給紙ロー
ラ部と、その給紙ローラ部に前記装置本体の奥側で回転
力を伝達する駆動回転軸部とによって構成し、 前記駆動回転軸部の一端と該一端に対応する前記給紙ロ
ーラ部の一端のいずれか一方に軸部を形成すると共に、
他方に該軸部を係合可能に嵌入させる軸係合穴を形成
し、前記軸部の先端部分を先細りのテーパ軸部とすると
共に、前記軸係合穴の入口部分に入口が広く奥に行くに
したがって次第に孔径が小さくなるテーパ穴部を形成
し、前記軸部の前記テーパ軸部以外の部分に軸の周面か
らそれぞれ放射状に外方に向かって延びる2枚の回転規
制用の羽根と、1枚の誤組付け防止用の突起羽根を周方
向に間隔を置いて設けると共に、前記軸係合穴に前記2
枚の回転規制用の羽根と1枚の突起羽根をそれぞれ嵌入
させる係合溝を形成したことを特徴とする給紙ローラ機
構。 - 【請求項2】 前記駆動回転軸部の一端と前記給紙ロー
ラ部の前記駆動回転軸部側の一端の少なくとも前記軸部
と前記軸係合穴が形成された部分がいずれも樹脂で形成
されていることを特徴とする請求項1記載の給紙ローラ
機構。 - 【請求項3】 前記駆動回転軸部の少なくとも前記給紙
ローラ部と係合する一端が螢光性を有するようにしたこ
とを特徴とする請求項1又は2記載の給紙ローラ機構。 - 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
給紙ローラ機構において、前記駆動回転軸部を該駆動回
転軸部に駆動力を伝達する1回転クラッチと一体にユニ
ット状に形成し、該ユニットを前記装置本体の背面に取
り外し可能に設けられた後カバーから所定の距離を置い
て装置本体内に設けられた後側板の背面側に着脱可能に
取り付けたことを特徴とする給紙ローラ機構。 - 【請求項5】 請求項1記載の給紙ローラ機構におい
て、前記給紙ローラ部のローラ軸の長さを、該給紙ロー
ラ部を装置本体の所定のセット位置にセットしたときに
該給紙ローラ部の前記駆動回転軸部側の端部が前記装置
本体の背面に取り外し可能に設けられた後カバーから所
定の距離を置いて装置本体内に設けられた後側板に形成
した給紙ローラ部貫通用の孔を超えて前記後カバー側に
突出する長さに形成し、前記2枚の回転規制用の羽根が
前記後側板に形成された孔を超えて前記後カバー側に移
動できない大きさにしたことを特徴とする給紙ローラ機
構。
Priority Applications (1)
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JP17942996A JP3512300B2 (ja) | 1996-07-09 | 1996-07-09 | 給紙ローラ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP17942996A JP3512300B2 (ja) | 1996-07-09 | 1996-07-09 | 給紙ローラ機構 |
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JPH1025033A JPH1025033A (ja) | 1998-01-27 |
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JP17942996A Expired - Fee Related JP3512300B2 (ja) | 1996-07-09 | 1996-07-09 | 給紙ローラ機構 |
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- 1996-07-09 JP JP17942996A patent/JP3512300B2/ja not_active Expired - Fee Related
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