JPH05194928A - 光ディスク基板の貼り合わせ方法 - Google Patents

光ディスク基板の貼り合わせ方法

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JPH05194928A
JPH05194928A JP3074259A JP7425991A JPH05194928A JP H05194928 A JPH05194928 A JP H05194928A JP 3074259 A JP3074259 A JP 3074259A JP 7425991 A JP7425991 A JP 7425991A JP H05194928 A JPH05194928 A JP H05194928A
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JP
Japan
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parts
curing
adhesive
meth
optical disk
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Application number
JP3074259A
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English (en)
Inventor
Tsukasa Otsuki
司 大槻
Masato Yanagi
正人 柳
Shiyunichi Onikubo
俊一 鬼久保
Kouichi Iibuchi
幸一 飯渕
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Toyo Ink Mfg Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Publication date
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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は,接合時には粘着性を有し光ディスク
基板に仮接着でき,次に,硬化して強固な接着力を示
す,光ディスク基板貼り合わせに好適な,硬化性粘着剤
組成物を用いた光ディスクの製造方法を提供する。 【構成】水酸基を有する化合物,環状酸無水物,エチレ
ン性不飽和基を有するエポキシドを反応させて得られる
不飽和ポリエステルオリゴマーと,粘着性アクリルポリ
マー,重合開始剤,およびポリイソシアネートを配合し
てなる硬化性粘着剤組成物を用いた光ディスク基板の貼
り合わせ方法。 【効果】本発明の接着方法により,製造の簡略化と,接
着力が大きく耐久性のある光ディスクの製造が可能にな
った。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,光学的に情報を記録す
る光ディスク基板の貼り合わせに関するものである。こ
れに用いる接合材は,接合時には粘着性を有し,光ディ
スク基板に仮接着でき,次に,加熱や光照射することに
より,あるいは貼り合わせただけで硬化して強固な接着
力を示す,光ディスク基板貼り合わせに好適な硬化性粘
着剤組成物である。
【0002】
【従来の技術】光ディスクは,基板上に光記録層を形成
し,この光記録層にレーザービーム等を照射して,情報
の記録,再生を行なうものである。この光記録媒体の情
報記録は,レーザービームを照射することにより,ビッ
トを形成したり,あるいはバブルを形成したり,その他
の物理的な変化を起こすことによって行なわれる。
【0003】このような物理的変化によって情報記録を
行なうためには,多くの場合,媒体はエアー・サンドイ
ッチ構造あるいはエアー・インシデント構造が最適であ
り,このような構造をとるためには,記録板の間隔を一
定にする目的で,スペーサーを介して貼り合わせる必要
がある。この貼り合わせには,接着強度が大きく貼り合
わせ時の歪が小さい紫外線(UV)硬化接着剤が主に使
用されている。
【0004】しかし,UV硬化接着剤は貼り付け初期の
接着力が乏しいため,硬化前にずれや剥離が生じる可能
性があった。一方,UV硬化接着剤の代わりに非硬化性
粘着剤を使用すると,貼り付け初期は容易に仮接着でき
るものの硬化性を具備していないため,充分な接着力を
得ることができなかった。
【0005】このような問題を解消できる接合材として
は,硬化性粘着剤が好適であり,様々な硬化性粘着剤が
開発されている。代表的な硬化性粘着剤組成は,非反応
性または反応性の粘着ポリマーに,反応性オリゴマーま
たはモノマーを添加したものである(特公昭50−28
970号公報,特公昭53−31898号公報,特開昭
53−118439号公報,特公昭54−28877号
公報,特開昭60−69178号公報,特公昭61−1
8591号公報,特開昭61−83273号公報,特開
昭61−83274号公報,特開昭61−101583
号公報,特公平1−36513号公報,特公平2−57
91号公報など参照)。
【0006】しかしながら,これらの組成物では,硬化
後の十分な接着力を得るために反応性オリゴマーまたは
モノマーを多く添加した場合には,硬化前の粘着特性,
特に凝集力が低下し,貼着から硬化までの間にずれや剥
離を生ずる可能性があった。
【0007】一方,硬化前の粘着特性,とりわけ凝集力
を改善するために反応性オリゴマーやモノマーの添加量
を減らすと,硬化性が低くなり,十分な接着力が得られ
ないという結果になる。このように,硬化前の粘着特性
とりわけ凝集力と硬化後の接着力との両方に十分優れた
光ディスク基板用硬化性粘着剤組成物は開発されていな
かった。
【0008】そこで,前発明(特開平1−188508
号公報,特開平1−193314号公報,特開平1−1
93315号公報)において,ポリマーに通常複数個の
不飽和基を有するグラフト鎖を導入することにより,硬
化前の粘着特性および硬化後の接着力に優れた,ポリマ
ー自体に硬化性を付与した粘着剤組成物を開発したが,
合成面および物性面にいくつかの問題点があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この樹脂の合成はポリ
マーへの反応であるため,反応速度が非常に遅く,反応
を途中で停止した場合には,未反応の原料による臭気の
問題や,性能悪化の可能性があった。また,粘着特性と
硬化後の接着力のバランスの優れたものを容易かつ安定
につくることも難しかった。
【0010】本発明は,従来の光ディスク基板貼り合わ
せ用硬化性粘着剤組成物における上記のような合成面お
よび物性面の諸問題点を改良し,硬化前の粘着特性およ
び硬化後の接着力に十分優れた硬化性粘着剤組成物を用
いる,光ディスク基板の貼り合わせ方法を提供するもの
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は,水酸基を有す
る化合物(a),環状酸無水物(b)およびエチレン性
不飽和基を有するエポキシド(c)を反応させて得られ
る不飽和ポリエステルオリゴマー(A),粘着性アクリ
ルポリマー(B),重合開始剤(C),ポリイソシアネ
ート(D)を配合した硬化性粘着剤組成物を基材に塗布
または含浸してなる粘着材を用い光ディスク基板と光デ
ィスク基板を貼り合わせることを特徴とする基板貼り合
わせ方法である。
【0012】本発明の硬化性粘着剤組成物は,粘着性ポ
リマーと反応性のオリゴマーとのブレンドであるという
点で,従来のものと類似している。しかし,従来のブレ
ンド型の粘接着剤では,前記のようにブレンドした両者
の性質を相殺してしまい,優れたものはできない。それ
に対して,オリゴマーとして本発明のポリエステルオリ
ゴマー(A)を用いた場合には,粘着性アクリルポリマ
ー(B)との相溶性があまり良くなく,そのためにおそ
らくミクロ相分離構造をとっていると考えられる。その
ために,樹脂に硬化性を付与するだけでなく,硬化前の
粘着特性,特に従来のものでは大きく低下していた凝集
力をむしろ向上させることが特徴である。またポリイソ
シアネート(D)を添加することにより,硬化性を損な
うことなく,凝集力を著しく向上させることが可能であ
る。本発明では,このような硬化性粘着剤組成物を用い
た,光ディスク基板の貼り合わせ方法が提供される。
【0013】本発明の硬化性粘着剤組成物において,水
酸基を有する化合物(a)としてはメタノール,エタノ
ール,1−プロパノール,2−プロパノール,1−ブタ
ノール,2−ブタノール,ペンタノール,ヘキサノール
などの脂肪族飽和アルコール,アリルアルコール,クロ
チルアルコール,プロパギルアルコールなどの脂肪族不
飽和アルコール,2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリ
レート,2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレー
ト,3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート,4
−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート,N−メチロ
ールアクリルアミドなどの水酸基を有する(メタ)アク
リレートまたは(メタ)アクリルアミドなど,シクロペ
ンタノール,シクロヘキサノールなどの脂環式アルコー
ル,ベンジルアルコール,シンナミルアルコールなどの
芳香族アルコール,フルフリルアルコール,テトラヒド
ロフルフリルアルコールなどの複素環アルコール,エチ
レングリコール,プロピレングリコール,1,4−ブチ
レングリコール,ブテンジオール,ヘキサンジオール,
シクロヘキサンジオール,ビスフェノールA,ジエチレ
ングリコールなどのジオール,グリセリン,トリメチロ
ールプロパンなどのトリオール,フェノール,o−クレ
ゾール,m−クレゾール,p−クレゾールなどのフェノ
ール類などのアルコール性またはフェノール性の水酸基
を有する化合物であればよい。
【0014】しかし,この中でも,前出のジオールや,
2−ヒドロキシ−n−酪酸,3−ヒドロキシ−n−酪
酸,p−ヒドロキシ安息香酸,ヒドロキシピバリン酸,
サリチル酸,バニリン酸,12−ヒドロキシステアリン
酸などのカルボキシル基と水酸基を同時に有する化合
物,あるいはエタノールアミン,1−アミノ−2−プロ
パノール,o−アミノフェノール,m−アミノフェノー
ル,p−アミノフェノールなどのアミノ基と水酸基を同
時に有する化合物など,2つ以上の官能基を有する化合
物が好ましい。
【0015】本発明の硬化性粘着剤組成物において,環
状酸無水物(b)としては多価カルボン酸の分子内無水
物であり,飽和または不飽和の脂肪族多価カルボン酸無
水物,脂環式多価カルボン酸無水物,芳香族多価カルボ
ン酸無水物など,あるいはこれらの一部が飽和または不
飽和の炭化水素基,芳香環基,ハロゲン原子,複素環基
などで置換されたものがあり,これらの具体例として
は,無水こはく酸,無水フタル酸,無水マレイン酸,無
水イタコン酸,無水グルタル酸,無水ドデセニルこはく
酸,無水クロレンデック酸,無水ピロメリット酸,無水
トリメリット酸,シクロペンタンテトラカルボン酸二無
水物,ヘキサヒドロ無水フタル酸,メチルヘキサヒドロ
無水フタル酸,テトラメチレン無水マレイン酸,テトラ
ヒドロ無水フタル酸,メチルテトラヒドロ無水フタル
酸,エンドメチレンテトラヒドロ無水フタル酸,メチル
エンドメチレンテトラヒドロ無水フタル酸,5−(2,
5−ジオキソテトラヒドロキシフリル)−3−メチル−
3−シクロヘキセン−1,2−ジカルボン酸無水物,無
水メチルナジック酸,無水ベンゾフェノンテトラカルボ
ン酸,グリセロールトリス(アンヒドロトリメリテー
ト),エチレングリコールビス(アンヒドロトリメリテ
ート)などがある。これらの中でも,架橋構造を作らな
いジカルボン酸またはトリカルボン酸の無水物を用いる
ことが好ましい。
【0016】本発明の硬化性粘着剤組成物において,エ
チレン性不飽和基を有するエポキシド(c)としては,
グリシジル(メタ)アクリレート,グリシジルシンナメ
ート,アリルグリシジルエーテル,ビニルシクロヘキセ
ンモノエポキサイド,1,3−ブタジエンモノエポキサ
イドなどがあり,これらは飽和もしくは不飽和の炭化水
素基,芳香環基,ハロゲン原子,複素環基などで置換さ
れていてもよい。
【0017】上記水酸基を有する化合物(a),環状酸
無水物(b)およびエポキシド(c)を反応させて,エ
チレン性不飽和基を有するポリエステルオリゴマー
(A)が得られる。反応は,適当な溶媒の存在下あるい
は不存在下,N,N−ジメチルベンジルアミン,トリエ
チルアミン,トリブチルアミン,N,N−ジエチルアニ
リン,N,N−ジメチルアニリンなどの三級アミンなど
を必要に応じて触媒として用い,エチレン性不飽和基の
保護のために,ハイドロキノン,ハイドロキノンモノメ
チルエーテル,tert−ブチルカテコール,p−ベン
ゾキノンなどのラジカル重合禁止剤を添加した状態で行
なうことができる。
【0018】反応は,水酸基を有する化合物(a)の水
酸基と環状酸無水物(b)の酸無水物基とが先ず優先的
に反応し,次いで,この反応により生じたカルボキシル
基とエポキシド(c)のエポキシ基とが反応し,二級の
水酸基を生じる。さらに,生じた水酸基と環状酸無水物
(b)の酸無水物基とが反応するというように,以下,
順次,上記と同様の反応を進行させることができる。
【0019】この反応において,水酸基を有する化合物
(a)の量に対して反応させられる環状酸無水物(b)
およびエポキシド(c)の量を調整することにより,水
酸基を有する化合物(a)を末端とする,所望する数の
エチレン性不飽和基を有する所望の長さのポリエステル
オリゴマー(A)をつくることができる。それぞれの化
合物の割合は,環状酸無水物(b)がジカルボン酸無水
物である場合には, 水酸基を有する化合物(a)1モル
に対して環状酸無水物(b)1〜20モル,およびエポ
キシド(c)1〜20モルの割合で,また,環状酸無水
物(b)とエポキシド(c)とはほぼ等モルの割合で反
応させることが好ましい。環状酸無水物(b)がトリカ
ルボン酸である場合には,水酸基を有する化合物(a)
1モルに対して環状酸無水物(b)1〜10モルおよび
エポキシド(c)1〜20モルの割合で,また,環状酸
無水物(b)1モルに対してエポキシド(c)をほぼ1
〜2モルの割合で反応させることが好ましい。水酸基を
有する化合物(a)1モルに対して反応させられる環状
酸無水物(b)またはエポキシド(c)の量が1モル未
満の場合には,得られるポリエステルオリゴマー(A)
の分子量が低くかったり,水酸基を有する化合物(a)
の残留があって,必要な特性が得られない。逆に,環状
酸無水物(b)またはエポキシド(c)の量が20モル
を超える場合には,反応のコントロールが難しくなった
り,分子量が高くなりすぎて,やはり必要な特性が得ら
れなくなる傾向がある。
【0020】本発明の硬化性粘着剤組成物において,粘
着性アクリルポリマー(B)とは水酸基,三級アミノ
基,カルボキシル基,アミド基,N−置換アミド基,ニ
トリル基などの官能基を有するものであり,一般に粘着
剤用アクリル樹脂として用いられているものである。ま
た,ポリマー単独では粘着性に劣っていても,ポリエス
テルオリゴマー(A)やその他の樹脂を加えることによ
り,良好な粘着特性を示すようなポリマーは本発明のポ
リマー(B)として用いることができる。これらの官能
基を有するアクリルポリマーは,水酸基,三級アミノ
基,カルボキシル基,アミド基,N−置換アミド基,ニ
トリル基などを有するモノマーのうちの一種または数種
と,アルキル(メタ)アクリレート,酢酸ビニル,プロ
ピオン酸ビニル,ビニルエーテル,スチレンなどのモノ
マーとの共重合体などである。
【0021】水酸基を有するモノマーとしては,2−ヒ
ドロキシエチル(メタ)アクリレート,2−ヒドロキシ
プロピル(メタ)アクリレート,3−ヒドロキシプロピ
ル(メタ)アクリレート,4−ヒドロキシブチル(メ
タ)アクリレート,N−メチロールアクリルアミド,ア
リルアルコールなどがあり,三級アミノ基を有するモノ
マーとしては,ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレ
ート,ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート,ジ
メチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミドなどをあ
げることができる。カルボキシル基を有するモノマーと
しては,アクリル酸,メタクリル酸,クロトン酸,マレ
イン酸,フマル酸,イタコン酸,シトラコン酸などがあ
る。アミド基,N−置換アミド基を有するモノマーとし
ては,アクリルアミド,メタクリルアミド,N−メチル
(メタ)アクリルアミド,N−エチル(メタ)アクリル
アミド,N−メトキシメチル(メタ)アクリルアミド,
N−エトキシメチル(メタ)アクリルアミド,N−プロ
ポキシメチル(メタ)アクリルアミド,N−ブトキシメ
チル(メタ)アクリルアミド,N−tert−ブチルア
クリルアミド,N−オクチルアクリルアミド,ジアセト
ンアクリルアミドなどがある。ニトリル基を有するモノ
マーとしては,アクリロニトリル,メタクリロニトリ
ル,クロトノニトリル,フマロニトリルなどがある。ま
た,アルキル(メタ)アクリレートとしては,メチル
(メタ)アクリレート,エチル(メタ)アクリレート,
ブチル(メタ)アクリレート,2−エチルヘキシル(メ
タ)アクリレート,オクチル(メタ)アクリレートなど
のアルキル(メタ)アクリレートである。その他,シク
ロヘキシル(メタ)アクリレート,ベンジル(メタ)ア
クリレート,テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレ
ートなどやアルキル基が芳香環基,複素環基,ハロゲン
原子などで置換されているアルキル(メタ)アクリレー
トなど,一般にアクリルポリマーの合成に用いられるモ
ノマーを,本発明の硬化性粘着剤組成物のポリマーの合
成にも用いることができる。
【0022】反応は通常のラジカル重合であり,反応方
法に何等制限はなく,溶液重合,塊状重合,乳化重合な
どの公知の重合法で行なうことができるが,反応のコン
トロールが容易であることや直接次の操作に移れること
から溶液重合が好ましい。溶媒としては,メチルエチル
ケトン,メチルイソブチルケトン,トルエン,セロソル
ブ,酢酸エチル,酢酸ブチルなど本発明の樹脂が溶解す
るものであれば何でもよく,単独でも,複数の溶媒を混
合してもよい。また,重合反応の際に使用される重合開
始剤もベンゾイルパーオキサイド,アセチルパーオキサ
イド,メチルエチルケトンパーオキサイド,ラウロイル
パーオキサイドなどの有機過酸化物,アゾビスイソブチ
ロニトリルなどのアゾ系開始剤など公知のものであれば
何でもよく,とくに制限はない。
【0023】それぞれの反応によって得られた不飽和ポ
リエステルオリゴマー(A)と粘着性アクリルポリマー
(B)を混合することにより,硬化性を有する粘着性樹
脂を得ることができる。混合は室温で見かけ上,均一に
なる程度まで撹拌すれば十分であるが,相互の混合の状
態をより高めるために,溶媒の沸点以下の温度での加熱
撹拌を行なってもよい。
【0024】本発明の硬化性粘着剤組成物においては,
エチレン性不飽和基を有するエポキシド(c)を用いて
いるので,ポリエステルオリゴマー(A)が不飽和基を
持ち,電子線硬化や適切な重合開始剤(C)との併用で
の熱硬化,嫌気硬化,光硬化などの硬化法により,簡単
に固化させることができる。
【0025】熱硬化,嫌気硬化の場合に用いられる重合
開始剤(C)としては,ジ−tert−ブチルパーオキ
サイド,tert−ブチルクミルパーオキサイド,ジク
ミルパーオキサイドなどのジアルキルパーオキサイド
類,アセチルパーオキサイド,ラウロイルパーオキサイ
ド,ベンゾイルパーオキサイドなどのジアシルパーオキ
サイド類,メチルエチルケトンパーオキサイド,シクロ
ヘキサノンパーオキサイド,3,3,5−トリメチルシ
クロヘキサノンパーオキサイド,メチルシクロヘキサノ
ンパーオキサイドなどのケトンパーオキサイド類,1,
1−ビス(tert−ブチルパーオキシ)シクロヘキサ
ンなどパーオキシケタール類,tert−ブチルヒドロ
パーオキサイド,クメンヒドロパーオキサイド,1,
1,3,3−テトラメチルブチルヒドロパーオキサイ
ド,p−メンタンヒドロパーオキサイド,ジイソプロピ
ルベンゼンヒドロパーオキサイド,2,5−ジメチルヘ
キサン−2,5−ジヒドロパーオキサイドなどのヒドロ
パーオキサイド類,tert−ブチルパーオキシアセテ
ート,tert−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサ
ノエート,tert−ブチルパーオキシベンゾエートな
どのパーオキシエステル類などの有機過酸化物,アゾビ
スイソブチロニトリル,アゾビスバレロニトリルなどの
アゾ系化合物など公知のものであれば特に制限はない。
重合開始剤(C)は,本発明の硬化性粘着剤組成物10
0重量部に対して通常0.1〜15重量部,好ましくは
0.5〜5重量部の割合で用いられる。有機過酸化物の
うちラジカル発生速度の小さいものを用いる場合には,
N,N−ジメチルベンジルアミン,トリエチルアミン,
トリブチルアミン,N,N−ジエチルアニリン,N,N
−ジメチルアニリン,N−フェニルジエタノールアミ
ン,N−フェニルジイソプロパノールアミン,ジメチル
−p−トルイジン,トリエタノールアミン,4−フェニ
ルモルホリンなどの三級アミンや,リチウム,カルシウ
ム,ストロンチウム,バリウム,セリウム,ジルコニウ
ム,バナジウム,モリブデン,マンガン,鉄,コバル
ト,ニッケル,銅,亜鉛,スズ,鉛などの金属のラウリ
ル酸塩,ナフテン酸塩,オクチル酸塩,オレイン酸塩,
オクテン酸塩などの脂肪酸塩,ロジン塩などの樹脂酸
塩,アセチルアセトネート錯塩などのキレート化合物な
どから選ばれる金属化合物のうちの1種または2種以上
を促進剤として用いることができる。特に,嫌気硬化の
場合には,促進剤として三級アミンまたは金属化合物の
うちのどちらか,あるいはその両方を有機過酸化物と併
用するのが好ましい。これらの促進剤のうち,三級アミ
ンは通常有機過酸化物100重量部に対して,1〜10
0重量部の割合で,金属化合物は有機過酸化物100重
量に対して,0.01〜10重量部の割合で用いられ
る。
【0026】光硬化の場合に用いられる重合開始剤
(C)としては,ベンゾイン,ベンゾインメチルエーテ
ル,ベンゾインエチルエーテル,o−ベンゾイル安息香
酸メチル−p−ベンゾインエチルエーテル,ベンゾイン
イソプロピルエーテル,α−メチルベンゾインなどのベ
ンゾイン類,ジメチルベンジルケタール,トリクロルア
セトフェノン,2,2−ジエトキシアセトフェノンなど
のアセトフェノン類,2−ヒドロキシ−2−メチルプロ
ピオフェノン,2−ヒドロキシ−4´−イソプロピル−
2−メチルプロピオフェノンなどのプロピオフェノン
類,α−アシロキシムエステル,ベンゾフェノン,メチ
ルベンゾフェノン,p−クロルベンゾフェノン,p−ジ
メチルアミノベンゾフェノンなどのベンゾフェノン類,
2−クロルチオキサントン,2−エチルチオキサント
ン,2−イソプロピルチオキサントンなどのチオキサン
トン類,ベンジル,ジベンゾスベロンなどの他,加藤清
視編:「UV・EB硬化ハンドブック−原料編−」(1
985年12月,高分子刊行会刊)第67〜73頁ある
いは山下普三,金子東助編「架橋剤ハンドブック」(昭
和56年10月,大成社刊)第582〜593頁に記載
されているものがある。これらの重合開始剤(C)は,
促進剤とともに用いてもよい。
【0027】このような促進剤としては,4,4´−ビ
ス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン,N−ジメチルア
ミノ安息香酸エチル,ジメチルエタノールアミン,グリ
シンなどの他,加藤清視編:前掲書,第67〜73頁に
記載されたものを用いることができる。光として紫外線
や可視光線など波長の比較的長いものを用いる場合に
は,硬化効率の面から,重合開始剤および必要に応じて
促進剤を用いることが好ましい。重合開始剤(C)は,
本発明の硬化性粘着剤組成物100重量部に対して,通
常0.05〜20部,好ましくは0.5〜10部の割合
で用いられる。
【0028】以上の重合開始剤(C)および促進剤はマ
イクロカプセル化して用いることもできる。硬化性粘着
剤組成物あるいはそれを用いて作られたテープやシート
などの製品が作られてから使用されるまでに長時間放置
される場合には,この方法により使用するまで安定に保
つことができる。特に嫌気硬化の場合には,用いられる
重合開始剤および促進剤のいずれか,あるいはその複数
をマイクロマプセル化することにより保存安定性を大き
く向上させることが可能となる。上記の重合開始剤およ
び促進剤をマイクロカプセル化する方法としては特に制
限はなく,特公昭38−19574号公報,特公昭42
−446号公報,特公昭42−771号公報,特公昭4
2−2882号公報,特公昭42−2883号公報,特
開昭56−115371号公報,特開昭60−6017
3号公報などに記載された界面重合法,特公昭36−9
168号公報,USP3427250号公報,BP12
36498号公報などに記載されたin situ重合
法, USP3787327号公報,USP355134
6号公報,USP3574133号公報などに記載され
た液中硬化被覆法,USP2800457号公報,US
P2800458号公報,USP3531418号公
報,USP3577515号公報,BP1117178
号公報に記載されたコアセルベーション法(相分離
法),USP3523906号公報,USP36603
04号公報などに記載された界面析出法,USP383
0750号公報に記載されたスプレードライ法などがあ
る。これらの方法のなかでも,マイクロカプセル壁の厚
さを自由に制御でき,マイクロカプセル壁の厚さを均一
とすることができ,マイクロカプセル壁の強度を高くす
ることができるポリユリアをマイクロカプセル壁とする
界面重合法,ゼラチンおよびアラビアゴムをマイクロカ
プセル壁とする複合コアセルベーション法によりマイク
ロカプセル化することが好ましい。マイクロカプセル化
の詳細な方法は上記の特許および特開平1−19331
4号公報などに詳しく記載されている。
【0029】硬化前の粘着特性を改善し,特に凝集力を
高めるために,本発明では,さらにポリイソシアネート
(D)を添加して,粘着性アクリルポリマー(B)を部
分架橋させる。このようなポリイソシアネートとしては
トリレンジイソシアネート,4,4´−ジフェニルメタ
ンジイソシアネート,ヘキサメチレンジイソシアネー
ト,m−キシレンジイソシアネート,p−キシレンジイ
ソシアネート,1,5−ナフタレンジイソシアネート,
イソホロンジイソシアネート,リジンジイソシアネー
ト,水添4,4´−ジフェニルメタンジイソシアネー
ト,水添トリレンジイソシアネートなどのジイソシアネ
ート類,あるいはこれらとグリコール類またはジアミン
類との両末端イソシアネートアダクト体,あるいはこれ
らの混合物があり,必要に応じてトリフェニルメタント
リイソシアネート,ポリメチレンポリフェニルイソシア
ネートなどの3官能以上のポリイソシアネート類もジイ
ソシアネート類と混合して用いることができる。
【0030】硬化前の粘着特性や硬化後の接着力を調整
するために,エチレン性不飽和基を持たないエポキシド
を用いて合成したポリエステルオリゴマー,あるいは本
発明で用いたエチレン性不飽和基を有するエポキシド
(c)と不飽和基を持たないエポキシドの両方を用いて
合成したオリゴマーを本発明のポリエステルオリゴマー
(A)として用いることができる。ただしエチレン性不
飽和基を全く持たないオリゴマーを用いる場合には,不
飽和基を有するオリゴマーとの併用が必要である。エチ
レン性不飽和基を持たないエポキシドとしてはエピクロ
ルヒドリン,フェニルグリシジルエーテル,スチレンオ
キサイド,シクロヘキセンオキサイド,ブテンオキサイ
ドなどがある。
【0031】硬化後の接着力をさらに強固なものとする
ために,本発明の硬化性粘着剤組成物にさらに本発明で
用いた不飽和ポリエステルオリゴマー(A)以外の(メ
タ)アクリロイル基などのエチレン性不飽和基を有する
モノマーやオリゴマーを添加することができる。このよ
うなモノマーやオリゴマーとしては,スチレン,アルキ
ル(メタ)アクリレート,(メタ)アクリル酸,多価ア
ルコールポリ(メタ)アクリレート,エポキシポリ(メ
タ)アクリレート,オリゴエステルポリ(メタ)アクリ
レート,ポリウレタンポリ(メタ)アクリレート,ジア
リルフタレート,ジアリルイソフタレートなどがある。
これらのモノマーやオリゴマーの使用量は,本発明の硬
化性粘着剤組成物の全固形分に対して60重量%以下で
ある。60重量%を超えると,硬化前の粘着特性,とり
わけ凝集力が著しく劣るようになる。
【0032】本発明の硬化性粘着剤組成物には,その性
能を阻害しない範囲で,必要に応じて顔料,染料,無機
充填剤,有機溶剤,銀粉,銅粉,ニッケル粉などの金属
粉,カーボンブラック,グラファイト,キシレン樹脂や
ロジン系樹脂などの粘着付与剤,シランカップリング剤
などを加えることができる。
【0033】本発明の硬化性粘着剤組成物は,シリコー
ン処理を施した紙や布,ポリエチレンテレフタレートフ
ィルムラミネート紙などの低接着性の樹脂により加工を
施した紙や布,金属箔,プラスチックフィルムなどの剥
離性の高いフィルム,シートあるいはテープなどの上に
塗工し,必要があれば乾燥により有機溶剤を除去し,必
要があれば裁断し,両面または片面の粘着シートあるい
はテープの形にされる。また,補強や衝撃緩和のため
に,レーヨン,ナイロンなどの不織布や寒冷紗などの布
類,ウレタン,アクリルなどのフォーム類などでライニ
ングしたり,これらの布類,フォーム類などを芯材とし
てこれに本発明の硬化性粘着剤組成物を塗布または含浸
させて用いることもできる。ここで用いられるテープま
たはシートの基材,芯材などが硬化性粘着剤組成物とと
もに使用後も接着部に残る場合には,これらが,加熱や
光照射などの,硬化のための処理で著しく変質したり,
硬化を著しく妨げることが無いものである必要がある。
【0034】このようにして得られた両面粘着シートま
たはテープは,2つの光ディスク基板間にスペーサーを
介して挟持され,あるいは,両面粘着シートまたはテー
プの芯材に発泡体などを用いることにより,それ自体の
厚さでスペーサーを介することなく挟持され,その良好
な粘着性によって仮接着した後,それぞれの硬化法に応
じた処理をすることにより硬化性粘着剤組成物が硬化
し,光ディスク基板同士を強固に接着させることができ
る。また,片面粘着シートまたはテープは,その良好な
粘着性によって光ディスク基板に仮接着した後,必要が
あれば基材となっているシートまたはテープを剥離させ
生じた粘着面に他の光ディスク基板をさらに仮接着し,
それぞれの硬化法に応じた処理をすることにより硬化性
粘着剤組成物が硬化し,光ディスク基板同士を強固に接
着させることができる。
【0035】重合開始剤,促進剤などがマイクロカプセ
ル化されているときには光ディスク基板に仮接着する
前,あるいは後に加圧ロールなどの圧力などの力を加え
ることによりマイクロカプセルを破壊する。またはマイ
クロカプセルの性状に応じて,熱を加えたり,紫外線な
どの光を照射することでカプセルを破壊することが必要
となる。ただし,徐放性のマイクロカプセルの場合はと
くに破壊する必要はない。嫌気硬化の場合には光ディス
ク基板に仮接着した後は,重合開始剤などの作用により
程なく硬化が開始され,数時間から1週間程度で実用強
度に達する。熱硬化の場合には,オーブンなどの空気加
熱では通常,80〜130℃で3〜20分間程度,誘導
加熱では芯材にステンレスシートやステンレス繊維を用
いて,10Kwで0.5秒〜5分間程度の加熱が行なわ
れる。光硬化の場合には,特に両面粘着テープまたはシ
ートのときには,少なくとも一方が光透過性を有するも
のであり,光透過性を有する光ディスク基板の側から光
を照射することにより接着させることができる。また,
片面粘着シートまたはテープは,光透過性のテープまた
はシート基材あるいは光透過性の光ディスク基板側から
光を照射することにより接着させることができる。
【0036】本発明において光としては,太陽や蛍光灯
を線源とする可視光線,高圧水銀灯,超高圧水銀灯,メ
タルハライドランプ,カーボンアーク灯,キセノンラン
プなどを線源とする紫外線,コバルト60を線源とする
γ線,またはX線発生器を線源とするX線などの他,電
子線加速器などを線源とする電子線も含める。これらの
なかでも,実用上は,可視光線,紫外線,または電子
線,とりわけ,波長が200〜800nmの可視光線ま
たは紫外線を用いることが好ましい。光として紫外線を
用いる場合には,硬化効率の面から前記の通り,重合開
始剤(C)および必要に応じて促進剤を用いることが好
ましい。線源の出力,線源からの距離,照射面積,用い
る樹脂や重合開始剤および促進剤の種類と量,硬化性粘
着剤組成物層の厚さ,光ディスク基板やテープまたはシ
ート基材の種類や厚さなどによって異なるが,通常,電
子線の場合の照射量は0.5〜50Mrad,紫外線の
場合は20〜5000mJ/cm2 程度,照射の時間は
0.3〜30秒程度である。
【0037】この硬化性粘着剤組成物の好適な具体的用
途は,各種基材の被覆,接着とくに樹脂板の被覆や接着
であり,中でも記録層を有する光ディスク基板の貼り合
わせである。
【0038】更に詳述すれば,光ディスクは記録層を保
護するため種々の工夫がされており,その代表的なもの
が図1のエアー・サンドイッチ構造である。スペーサー
1を介して2枚の光ディスク基板2を記録膜3を向き合
わせて貼り合わせたもので,中空部に仕切り板を設けた
ものもある。本発明の硬化性粘着剤組成物を用いた貼り
合わせ方法は,この光ディスク基板同士の接着に用い
る。また,スペーサーを用いず,発泡体を芯材とした硬
化性粘着剤組成物を塗布したテープを用いることもでき
る。この場合,発泡体層がスペーサーの働きをする。
【0039】光ディスク基板は,光記録媒体として一般
に用いられている射出成形基板,2P基板,押出成形基
板の何れでもよい。これらの中で機械的強度,吸湿性,
経済性の点からアクリル系樹脂,ポリカーボネート系樹
脂,ポリオレフィン系樹脂,ポリスチレン系樹脂とポリ
カーボネート系樹脂,ポリスチレン系樹脂とポリフェニ
レンオキシド系樹脂の混合樹脂による射出成形基板が好
ましくポリカーボネート樹脂射出成形基板がさらに好ま
しい。また,本発明において用いられるスペーサーの材
料の具体例としては,アクリル系樹脂,ポリカーボネー
ト系樹脂,ポリオレフィン系樹脂,ポリスチレン系樹
脂,ポリフェニレンオキシド系樹脂などが挙げられる。
また,本発明における記録膜は,有機系でも無機系でも
その種類は問わない。一般に化学的作用に弱いとされて
いる有機系の記録膜においても,本発明に従えば反射率
の低下や制御信号の減少などの影響はみられなかった。
【0040】
【実施例】以下,実施例により本発明を説明する。例
中,部とは重量部を,%とは重量%を,それぞれ表わ
す。
【0041】ポリエステルオリゴマーの合成
【0042】オリゴマー1 エチレングリコール 2.0部 ヘキサヒドロ無水フタル酸 51.0部 グリシジルメタクリレート 47.0部 N,N−ジメチルベンジルアミン 0.9部 ハイドロキノン 0.2部 酢酸エチル 25.0部
【0043】オリゴマー2 エチレングリコール 3.4部 ヘキサヒドロ無水フタル酸 50.3部 グリシジルメタクリレート 46.3部 N,N−ジメチルベンジルアミン 0.9部 ハイドロキノン 0.2部 酢酸エチル 25.0部
【0044】オリゴマー3 エチレングリコール 2.5部 無水こはく酸 40.3部 グリシジルメタクリレート 57.2部 N,N−ジメチルベンジルアミン 1.1部 ハイドロキノン 0.2部 酢酸エチル 25.0部
【0045】オリゴマー4 p−ヒドロキシ安息香酸 4.5部 ヘキサヒドロ無水フタル酸 49.7部 グリシジルメタクリレート 45.8部 N,N−ジメチルベンジルアミン 0.9部 ハイドロキノン 0.2部 酢酸エチル 25.0部
【0046】オリゴマー5 1−アミノ−2−プロパノール 2.5部 ヘキサヒドロ無水フタル酸 50.7部 グリシジルメタクリレート 46.8部 N,N−ジメチルベンジルアミン 0.9部 ハイドロキノン 0.2部 酢酸エチル 25.0部
【0047】オリゴマー6 p−ヒドロキシ安息香酸 4.3部 ヘキサヒドロ無水フタル酸 48.5部 フェニルグリシジルエーテル 47.2部 N,N−ジメチルベンジルアミン 0.9部 酢酸エチル 25.0部
【0048】上記組成物をそれぞれ混合し,空気雰囲気
中,80℃で10時間反応させ,冷却後,酢酸エチル1
25部を加えて,ポリエステルオリゴマー6種類の溶液
(固形分40%)を得た。
【0049】アクリルポリマーの合成
【0050】ポリマー1 ブチルアクリレート 88.2部 酢酸ビニル 5.6部 2−ヒドロキシエチルメタクリレート 6.2部 アゾビスイソブチロニトリル 0.2部 酢酸エチル 150.0部
【0051】ポリマー2 ブチルアクリレート 93.5部 アクリル酸 1.4部 2−ヒドロキシエチルメタクリレート 5.1部 アゾビスイソブチロニトリル 0.2部 酢酸エチル 150.0部
【0052】ポリマー3 ブチルアクリレート 92.0部 アクリルアミド 2.8部 2−ヒドロキシエチルメタクリレート 5.2部 アゾビスイソブチロニトリル 0.2部 酢酸エチル 150.0部
【0053】80℃に加熱した上記のそれぞれの組成の
混合物125部に,上記の同組成の混合物125部を滴
下し,滴下終了後,12時間加熱還流させ,冷却し,ア
クリルポリマー3種類の溶液(固形分40%)を得た。
【0054】
【実施例1】オリゴマー1の溶液41.9部,ポリマー
1の溶液58.1部を十分に混合し,この樹脂溶液10
0部に対してベンゾイルパーオキサイド0.4部を均一
に混合し,シリコーン処理を施したポリエチレンテレフ
タレートフィルム上に乾燥後の厚さが30μmとなるよ
うに塗布し,60℃で3分間乾燥して粘着シートを得
た。
【0055】また上記組成の樹脂混合物に,さらにトリ
レンジイソシアネート0.2部を加え,同様に粘着シー
トを得,さらに50℃で3日間熟成させた。
【0056】得られた粘着シートについて,硬化前の粘
着特性(剥離接着力,タック,保持力)および硬化後の
剪断接着力の測定結果を表1に示す。硬化は110℃の
オーブン中で10分間加熱することにより行なった。な
お,測定は後述する(1)〜(4)の方法で行なった。
【0057】一方,厚さ1.2mm,直径130mmの
射出成形ポリカーボネート樹脂基板にバナジルテトラブ
チルフタロシアニンの3%ヘキサン溶液を塗布して記録
膜を形成した。この記録膜付基板とポリカーボネート製
のスペーサーとを上記の硬化性粘着剤で貼り合わせ,1
10℃,10分間オーブン中で硬化させた。さらに,貼
り合わせたスペーサー付基板と新たな記録膜付基板とを
同一の硬化性粘着剤で同様な方法で貼り合わせエアサン
ドイッチ構造とした。このようにして貼り合わせた光デ
ィスクをターンテーブルに乗せ,1800rpmの速度
で回転させながら,830nmの発振波長を有するドラ
イブを用いて,レーザービームを樹脂基板を通して記録
層に集束するように制御し,光ディスクの内周から外周
にかけての反射率を測定した。同様の測定を,貼り合わ
せを行なっていない光ディスク基板でも行ない,貼り合
わせた光ディスクと比較した結果,両者に差異のないこ
とを確認した。同様にトラック制御信号の大きさを内周
から外周にかけて調べた結果,反射率と同様に両者に差
異のないことを確認した。また,この結果は,トリレン
ジイソシアネートの添加の有無にかかわらず差異はなか
った。
【0058】(1) 硬化前の剥離接着力 得られた粘着シートの粘着面に厚さ50μmのポリエチ
レンテレフタレートシートを貼着し,幅25mmに切断
し,次にポリエチレンテレフタレートフィルムを剥離さ
せ,生じた粘着面をポリカーボネート板に貼着し,30
分間放置した後,25℃,相対湿度65%の条件下,剥
離速度300mm/分で180度剥離接着力を測定し
た。
【0059】(2) 硬化前のタック 傾斜角30度の斜面に得られた粘着シートをセットし
て,25℃,相対湿度65%の条件下,助走距離10c
mで,ステンレススチール製ボールを転がし,粘着面1
0cm以内のところで停止する最大のボールの番号を測
定した。ボールの番号は1/16から1まで31種類あ
る「ボールの呼称」の32倍の数値で表示した。
【0060】(3) 硬化前の保持力 得られた粘着シートの粘着面に厚さ50μmのポリエチ
レンテレフタレートシートを貼着し,幅25mm,長さ
100mmの大きさに切断し,次にポリエチレンテレフ
タレートフィルムを剥離させ,生じた粘着面のうち,た
て25mm,横25mmの部分をポリカーボネート板に
貼着し,40℃,荷重1Kgで粘着シートがポリカーボ
ネート板より落下するまでの時間(秒)を測定した。
【0061】(4) 硬化後の剪断接着力 縦50mm,横10mm,厚さ0.5mmの2枚のポリカ
ーボネート板それぞれの一端に,得られた粘着シートを
縦10mm,横10mmに切断したものの粘着面を貼着
し,ポリエチレンテレフタレートフィルムを剥離させ,
生じた粘着面同士が重なるように貼着し,所定の硬化法
で粘着剤を硬化させた後,25℃,相対湿度65%の条
件下,引張り速度5mm/分で剪断強度を測定した。
【0062】
【実施例2】 (マイクロカプセル化ベンゾイルパーオキサイドの調
製)ポリビニルアルコール1部および水100部を30
℃に保ち,毎分225回転の速度で回転する撹拌翼で撹
拌しながら,これに,ベンゾイルパーオキサイド5部,
トリレンジイソシアネート5部をキシレン10部に溶解
した溶液を添加し分散させ,5分後にテトラエチレンペ
ンタミン1部を添加し,次いで2時間撹拌を続け,トリ
レンジイソシアネートと,テトラエチレンペンタミン,
ポリビニルアルコールおよび水とが反応して生成した壁
を有するベンゾイルパーオキサイドのマイクロカプセル
の分散液を得た。得られたマイクロカプセルの分散液1
22部に,グルタルアルデヒド2部を添加し,2時間撹
拌し,次に,N−(2−アミノエチル)−γ−アミノプ
ロピルトリメトキシシラン2部を添加し,分散液のpH
が約11となるようにアンモニア水を加え,さらに撹拌
を6時間続けた後,マイクロカプセルを濾別し,エタノ
ールで洗浄し,50℃の温風で乾燥し,マイクロカプセ
ル化されたベンゾイルパーオキサイドを得た。得られた
マイクロカプセル中にはベンゾイルパーオキサイドが2
0%含まれ,マイクロカプセルの平均粒子径は40μm
であった。
【0063】オリゴマー2の溶液45.8部,ポリマー
2の溶液54.2部を十分に混合し,この樹脂溶液10
0部に対してマイクロカプセル化されたベンゾイルパー
オキサイド10部,ナフテン酸コバルト0.1部,ジメ
チル−p−トルイジン0.5部およびトリレンジイソシ
アネート0.1部を均一に混合し,実施例1と同様にし
て粘着シートを得た。硬化前の粘着特性はマイクロカプ
セルを破壊しないように注意しながら実施例1と同様に
して測定した。また実施例1と同様にポリカーボネート
板を貼り合わせた後,加圧ロールにて10Kg/cm2
で加圧し,常温で1週間放置して,十分に硬化させた
後,実施例1と同様の条件で剪断接着力を測定した。さ
らに,粘着シート作製2カ月後に同様に測定を行なっ
た。以上の測定結果は表1に示した。
【0064】一方,実施例1と同様に光ディスクを製作
し,貼り合わせ前後の反射率とトラック制御信号を比較
した結果,両者に差異のないことを確認した。また,粘
着シート作製2カ月後も差異はなかった。なお,貼り合
わせは,実施例1のような熱硬化ではなく,上記のよう
な嫌気硬化である。
【0065】
【実施例3】オリゴマー3の溶液22.9部,ポリマー
3の溶液77.1部を十分に混合し,この樹脂溶液10
0部に対して2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフェ
ノン0.4部およびトリレンジイソシアネート0.1部
を均一に混合し,実施例1と同様にして粘着シートを得
た。得られた粘着シートについて,硬化前の粘着特性と
硬化後の剪断接着力を測定した。硬化は2Kw高圧水銀
灯下15cmの距離で15秒間紫外線を照射することに
より行なった。以上の測定結果は表1に示した。
【0066】一方,実施例1と同様に光ディスクを製作
し,貼り合わせ前後の反射率とトラック制御信号を比較
した結果,両者に差異のないことを確認した。なお,貼
り合わせは,実施例1のような熱硬化ではなく,上記の
ような光硬化である。
【0067】
【実施例4】オリゴマー4の溶液38.0部,ポリマー
2の溶液62.0部を十分に混合し,この樹脂溶液10
0部に対してベンゾイルパーオキサイド0.4部および
トリレンジイソシアネート0.2部を均一に混合したも
の,ベンゾイルパーオキサイド1部,ナフテン酸コバル
ト0.1部,4−フェニルモルホリン0.5部およびト
リレンジイソシアネート0.2部を均一に混合したも
の,2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフェノン0.
4部およびトリレンジイソシアネート0.2部を均一に
混合したものの3種類について,実施例1と同様にして
粘着シートを得た。得られた粘着シートについて,それ
ぞれ硬化前の粘着特性と硬化後の剪断接着力を測定し
た。硬化はそれぞれ熱硬化,嫌気硬化,光硬化で行なっ
た。硬化は実施例1,実施例2,実施例3と同様に行な
った。以上の測定結果は表1に示した。
【0068】一方,実施例1と同様に光ディスクを製作
し,貼り合わせ前後の反射率とトラック制御信号を比較
した結果,両者に差異のないことを確認した。なお,貼
り合わせは,実施例1のような熱硬化だけではなく,上
記のような熱硬化,嫌気硬化,光硬化である。
【0069】また,上記の樹脂溶液に開始剤などを全く
添加せずに粘着シートを作製し,硬化前の保持力の測定
の時と同様の方法で,50μmのポリエチレンテレフタ
レートフィルムとポリカーボネート板とを5mmの重な
り幅で貼り合わせ,エレクトロカーテン型の電子線照射
機を用いてポリエチレンテレフタレートフィルムの側か
ら5Mradの電子線を照射して硬化させた後,剪断接
着力を測定したところ,ポリエチレンテレフタレートフ
ィルムが破断した。
【0070】
【実施例5】オリゴマー5の溶液26.7部,ポリマー
3の溶液73.3部を十分に混合し,この樹脂溶液10
0部に対してtert−ブチルパーオキシ−2−エチル
ヘキサノエート0.4部およびトリレンジイソシアネー
ト0.2部を均一に混合し,実施例1と同様にして粘着
シートを得,硬化前の粘着特性と硬化後の剪断接着力を
測定した。硬化は実施例1と同様に熱硬化で行なった。
以上の測定結果は表1に示した。
【0071】一方,実施例1と同様に光ディスクを製作
し,貼り合わせ前後の反射率とトラック制御信号を比較
した結果,両者に差異のないことを確認した。
【0072】
【実施例6】オリゴマー4の溶液21.2部,オリゴマ
ー6の溶液21.7部,ポリマー3の溶液57.1部を
十分に混合し,この樹脂溶液100部に対してベンゾイ
ルパーオキサイド0.4部を均一に混合し,実施例1と
同様にして粘着シートを得た。また,上記組成の混合物
にさらにトリレンジイソシアネート0.1部を均一に混
合し,同様に粘着シートを得た。得られたそれぞれの粘
着シートについて,硬化前の粘着特性と硬化後の剪断接
着力を測定した。硬化は実施例1の熱硬化と同様にして
行なった。以上の測定結果は表1に示した。
【0073】一方,実施例1と同様に光ディスクを製作
し,貼り合わせ前後の反射率とトラック制御信号を比較
した結果,トリレンジイソシアネートの添加の有無にか
かわらず,両者に差異のないことを確認した。
【0074】
【表1】
【0075】
【発明の効果】本発明の光ディスク貼り合わせ用硬化性
粘着剤組成物は,表に示したように硬化前の剥離接着力
が1500g/25mm以上,タックが7以上,保持力
はポリイソシアネートを添加しなくても1000秒以上
である。さらに硬化後の剪断接着力が熱,嫌気硬化の場
合には20Kg/cm2 以上,光硬化の場合には15K
g/cm2 以上となり,硬化前の粘着特性,硬化後の接
着力ともに優れている。
【0076】また,従来のポリマー中へ不飽和基を導入
した硬化性粘着剤組成物と比べて,反応のしやすさや反
応残留物による臭気の低減の点で優れるとともに,硬化
性粘着剤としての特性は従来のものに劣っていない。
【0077】さらに,ポリイソシアネートを適量添加す
ることにより,凝集力を向上させ,硬化前の剥離接着力
やタック,硬化後の剪断接着力を損なわずに,保持力を
24時間経過後でもずれのない状態にすることができ
る。
【0078】このように,接合時には,粘着性が高く,
被着体に仮接着でき,機械的な仮止めが不必要であり,
硬化後には強固な接着力を示し,硬化前の粘着特性と硬
化後の接着力とのバランスに優れ,かつ臭気の少ない光
ディスク貼り合わせ用硬化性粘着剤組成物が得られるよ
うになった。
【0079】この硬化性粘着剤組成物を使用した接着方
法を採用することにより,光ディスク基板の貼り合わせ
作業が著しく簡略化され,基板同士の接着強度が大き
く,耐久性のある光ディスク基板が得られるようになっ
た。
【0080】
【図面の簡単な説明】
図1は,エアー・サンドイッチ構造を有する光ディスク
断面の模式図である。
【0081】
【図1】
【0082】
【符号の説明】
1.スペーサー 2.光ディスク基板 3.記録層 4.中心孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 7/26 7215−5D // C08F 299/02 MRT 7442−4J (72)発明者 飯渕 幸一 東京都中央区京橋二丁目3番13号 東洋イ ンキ製造株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水酸基を有する化合物(a),環状酸無
    水物(b)およびエチレン性不飽和基を有するエポキシ
    ド(c)を反応させて得られる不飽和ポリエステルオリ
    ゴマー(A),粘着性アクリルポリマー(B),重合開
    始剤(C),ポリイソシアネート(D)を配合した硬化
    性粘着剤組成物を基材に塗布または含浸してなる粘着材
    を用い光ディスク基板と光ディスク基板を貼り合わせる
    ことを特徴とする基板貼り合わせ方法。
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