JPH05193440A - シートベルトリトラクタ - Google Patents

シートベルトリトラクタ

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JPH05193440A
JPH05193440A JP4190786A JP19078692A JPH05193440A JP H05193440 A JPH05193440 A JP H05193440A JP 4190786 A JP4190786 A JP 4190786A JP 19078692 A JP19078692 A JP 19078692A JP H05193440 A JPH05193440 A JP H05193440A
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cam
seat belt
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actuated position
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JP4190786A
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Michael K Hishon
マイケル・ケイ・ヒション
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ZF Passive Safety Systems US Inc
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TRW Vehicle Safety Systems Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels
    • B60R22/36Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency
    • B60R22/415Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency with additional means allowing a permanent locking of the retractor during the wearing of the belt

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シートベルトをスピンドルから所定量引き出
したとき更にシートベルトが引き出されないようにした
構造が簡単で安価なシートベルトリトラクタを提供する
こと。 【構造】 シートベルト34を巻きつけたり巻き解いた
りし得るスピンドル22と、シートベルトを引き出すよ
うにスピンドルが回転中ギヤアセンブリがカム部材を回
転する。起動部材110がカム部材106によってロッ
ク爪44をラチエットホイール28,30に係合するよ
うに非起動位置から起動位置に移動可能である。係止手
段164が設けられ、この係止手段は起動部材を非起動
位置に保持する第一の部分170と起動部材を起動位置
に保持する第二の部分172とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車輛のシートベルトリト
ラクタに関し、更に詳細には、シートベルトが巻きつけ
られているスピンドルから所定量のシートベルトが巻き
解かれるに応じてこのシートベルトの巻き解き方向のス
ピンドルの回転を阻止するためにロック爪がラチエット
ホイールと係合状態に移動されるようにしたシートベル
トリトラクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】スピンドルからの所定量のシートベルト
の巻き解きに応じてこのスピンドルの巻き解き方向の回
転を阻止するためにロック爪がラチエットホイールと係
合状態に移動される公知のリトラクタが米国特許第4,
726,539号に開示されている。この米国特許に開
示されたリトラクタはシートベルトの巻き解き中に回転
されるリングギヤを有する。一対のタブがこのリングギ
ヤの外側に形成されている。所定量のシートベルトが伸
ばされる(引き出される)と、一対のタブの一つがモー
ドスイッチレバーを枢動するためにこのレバー上のアー
ムに係合する。このスイッチレバーが枢動すると、オー
バーセンターばねを起動してロック爪をラチエットホイ
ールと係合させてシートベルト巻き解き方向のスピンド
ルの回転を阻止する。殆んど全部のシートベルトがスピ
ンドルに巻きつけられたときスイッチレバー上の第二の
アームがリングギヤに接続された第二のタブに係合され
る。この第二のタブはスイッチレバーを枢動し且つロッ
ク爪をラチエットホイールから外すようにオーバーセン
ターばねを起動する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
如き従来技術ではシートベルト巻き解き方向のスピンド
ルの回転を阻止するのにオーバーセンターばねを使用し
ているために安全性に欠け且つ寿命が短いという欠点が
あった。
【0004】本発明の目的はかかる従来技術の欠点を解
消したシートベルトリトラクタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明は以下の如き構成を有する。
【0006】本発明のリトラクタはシートベルトの引出
し中に巻き解かれシートベルトの引込み中に巻きつけら
れる回転可能なスピンドルを有する。シートベルトを引
出すためのスピンドルの回転中、ギヤアセンブリがカム
部材を回転する。起動部材がシートベルト巻き解き方向
における所定量のスピンドルの回転に応じてロック爪を
ラチエットホイールと係合状態に移動するためにカム部
材によって非起動位置から起動位置に移動可能である。
この起動部材は、又、シートベルト巻きつけ方向におけ
る所定量のスピンドルの回転に応じてロック爪をラチエ
ットホイールから外すように起動位置から非起動位置に
カム部材によって移動可能である。
【0007】本発明の一つの特徴によれば、係止手段が
設けられ、この係止手段は起動部材を非起動位置に保持
するためこの起動部材に係合する第一の部分を有する。
係止手段の第二の部分が起動部材に係合してこの起動部
材を起動位置に保持する。
【0008】本発明の他の特徴によれば、起動部材はカ
ム従動部を有し、このカム従動部はカムトラックに収容
されて起動部材を起動位置と非起動位置との間に移動す
るためにカム面に係合する。
【0009】本発明の更に他の特徴によれば、ロック爪
をラチエットホイールに係合させるように起動部材の起
動位置への移動によって作動し得るばねが設けられてい
る。
【0010】
【実施例】本発明に係る車輛のシートベルトリトラクタ
10が図1に示されている。このリトラクタは図示の構
造に限定されず種々変形がなされ得る。このリトラクタ
10(図1)は車輛に固定されるようになされた金属の
フレーム12を有する。このフレーム12はベース14
と側壁16、18とを有するスピンドル22がフレーム
12の側壁16、18によって回転可能に支持されてい
る。
【0011】このスピンドル22は中心のシャフト24
とこのシャフトを囲むリール26とを備えている。リー
ル26は一対のラチエットホイール28、30に接続さ
れている。これらラチエットホイール28、30に接続
されている。これらラチエットホイール28、30はシ
ャフト24に固定されている。シートベルト34がリー
ル26の周りに巻きつけられている。スピンドル22は
ベルトの引出し即ち巻き解き方向およびベルト引込み即
ち巻きつけ方向に回転可能である。
【0012】巻き戻しばね38がシャフト24の一端お
よびフレーム12の側壁16に固定されたばねのカバー
40に接続されている。この差戻しばね38はカバー4
0とシャフト24との間に作用してスピンドル22をベ
ルト引込み即ち巻きつけ方向に回転するように付勢す
る。
【0013】金属のロック爪44が中央部46を有し、
この中央部は一対のロック部48、50間に延びてい
る。ロックバー突起即ちフインガー52がロック爪44
の一端(図1で見て右端)から延びている。このロック
爪44はフレーム12の側壁16、18に形成された開
口(図示せず)に枢動可能に支承されている。ロック爪
44のロック部48、50はラチエットホイール28、
30と係合状態に移動可能であって巻き解き方向におけ
るスピンドル22の回転を阻止する。
【0014】起動アセンブリ56がフレーム12の側壁
18に接続され且つカバー60によって包囲されてい
る。この起動アセンブリ56はロックバー起動体64を
含み、このロックバー起動体はスロットを有し、このス
ロット内にフインガー52が延びている。このロックバ
ー起動体64は円筒の外壁68(図2)の内部に設けら
れた複数の内歯66を有する。このロックバー起動体6
4はロック爪44のロック部48、50をラチエットホ
イール28、30(図1)と係合状態に移動するために
フレームの側壁18に対して枢動可能である。ばね(図
示せず)がロックバー起動体64を、ロック爪44がラ
チエットホイール28、30から外れる位置に付勢す
る。
【0015】起動ラチエット72(図2)がロックバー
起動体64に隣接して配置されている。この起動ラチエ
ット72は半径方向に延びるディスク部74を有する。
この起動ラチエット72は、シートベルト34をスピン
ドル22に巻きつけたりこのスピンドルから巻き解いた
りしている間、スピンドルのシャフト24と共に回転す
るようにこのシャフトに固定されている。従って、起動
ラチエット72はスピンドル22と同じ速度でスピンド
ルと共に回転する。
【0016】起動ラチエット72は環状に配置されたラ
チエット歯76(図3)を有し、これらラチエット歯は
ディスク部74の半径方向外周に形成されている。円筒
壁80(図2)が起動ラチエット72の円形のディスク
部74から軸方向内方に延びている。この円筒壁80に
は複数の開口(図示せず)が形成され、これら開口を通
して制御爪が移動可能である。この制御爪の一部が符号
84(図2)で示されている。
【0017】比較的重い材料から作られた円形のはずみ
車88が起動ラチエット72に対して回転するようにこ
の起動ラチエットに支持されている。一対の円周方向に
間隔をあけた制御ピン(図示せず)がはずみ車88の周
囲に位置決めされ且つ制御爪84に係合する。
【0018】ロックバー起動体64は所定の速度以上の
速度でスピンドル22がシートベルト34を巻き解くに
応じてロック爪44をラチエットホイール28、30と
係合状態に回動するように枢支されている。シートベル
ト34が所定の速度以上の速度で引き出されると、スピ
ンドルと起動ラチエット72とを迅速に加速せしめる。
【0019】はずみ車88も又、回転するが、スピンド
ル22および起動ラチエット72の回転より遅れる。こ
のはずみ車の制御ピンは制御爪84の回転を阻止してこ
の制御爪を起動ラチエット72の側壁80の開口を通し
て枢動して内部歯66と係合状態にする。その後、制御
爪84はスピンドル22からロックバー起動体64に回
転力を伝達してロックバー起動体を回転し、従って、ロ
ック爪44をラチエットホイール28、30と係合状態
にする。
【0020】起動アセンブリ56は、又、車輛の減速検
出慣性重り92(図3)を備え、この重りは、例えば、
スチールボールから成っている。この慣性重り92はセ
ンサーハウジング94内のキャビティに収容されてい
る。センサーハウジング94はフレーム12に接続され
ている。センサーレバー96がセンサーハウジング94
に枢着され且つ慣性重り92上に位置している。センサ
ーレバー96の一部は略L字状のロック・アップレバー
98と係合状態に上方に延びている。このロック・アッ
プレバー98はロックバー起動体64(図2)に取付け
られ且つ起動ラチエット72の外周に形成されたラチエ
ット歯(図3)と係合状態に枢動可能である。
【0021】リトラクタ10を取付けた車輛が所定の速
度以上の速度に減速されないとき、慣性重り92はセン
サーハウジング94のキャビティの底部に位置する。こ
の慣性重り92がこの位置にあるとき、ロック・アップ
レバー98は起動ラチエット72の歯76から間隔をあ
けて配置される。車輛が所定の速度以上の速度に減速す
るとき、慣性重り92はセンサーハウジング94に対し
て移動する。この慣性重り92の移動はセンサーレバー
96を図3に示された位置から上方に枢動させる。この
センサーレバー96の上方の移動はロック・アップレバ
ー98を上方に押圧する。
【0022】ロック・アップレバー98は上方に枢動し
且つ起動ラチエット72のディスク部74と係合状態に
移動する。
【0023】スピンドル22および起動ラチエット72
が回転すると、次の歯76をロック・アップレバー98
に係合せしめる。その後、ロック・アップレバー98は
起動ラチエット72からロックバー起動体64に回転力
を伝達する。このことはロックバー起動体64を枢動せ
しめこれによってロック爪44をラチエットホイール2
8、30と係合してスピンドル22のベルト引き出し方
向の回転を阻止する。
【0024】ロックバー起動体64、起動ラチエット7
2およびはずみ車88の構造およびそれらがロック・ア
ップレバー98および慣性重り92と協働する態様は米
国特許第5,014,926号に開示されているものと
同じである。従って、ロックバー起動体64、起動ラチ
エット72、はずみ車88および慣性重り92の構造お
よび作動モードは更に詳細には述べない。
【0025】車輛が突然に減速し且つシートベルト34
がリトラクタ10から余分に引き出されたとき、ロック
爪がラチエットホイール28、30と係合状態に移動さ
れることに加えて、このロック爪は、リトラクタからの
所定量のベルトの引き出しに応じてラチエットホイール
28、30と係合状態に移動される。
【0026】リトラクタ10からのベルト34の引き出
し中、減速ギヤアセンブリ104(図3および図5)が
カム部材106をスピンドル22の中心軸線の周りに比
較的遅い速度で回転する。所定長さのベルトがリトラク
タ10から引き出された後、カム部材106が起動レバ
ー110を図3に示す非起動位置から図4に示す起動位
置に枢動する。
【0027】起動レバー110が起動位置に移動される
際、リーフばね部材112(図4および図5)がロック
・アップレバー98を図3に示す非係合位置から図4に
示す係合位置に上方に持ち上げる。ロック・アップレバ
ー98が係合位置にあるとき、このロック・アップレバ
ーは起動ラチエット72の外周の歯76に係合する。ス
ピンドル22および起動ラチエット72の次の増大する
回転が生ずると、ロックバー起動体64からロック・ア
ップレバー98を介してこのレバーを枢支しているロッ
クバー起動体64に力を伝達する。この力はロックバー
起動体64をスピンドル22の中心軸線の周りに枢動し
且つロック爪44をラチエットホイール28、30と係
合させてスピンドル22のベルト引き出し方向の回転を
阻止する。
【0028】ベルト34の続く引き込みおよびスピンド
ル22および起動ラチエット72のベルト巻き込み方向
の回転中、起動レバー110はロック・アップレバー9
8を図4に示す係合位置に維持する。起動ラチエット7
2が反時計方向に(図4で見て)に回転する際、起動ラ
チエットの歯はロック・アップレバー98の端部を通過
する。ベルト34がスピンドル22に殆んど完全に巻き
つけられた後、カム部材106は起動レバー110を図
4の起動位置から図3の非起動位置に枢動させる。これ
は、ロック・アップレバー98を起動ラチエット72か
ら外すようにする。その後、ベルト34を再び、スピン
ドル22から巻き解くことができる。
【0029】減速ギヤアセンブリ104は主駆動ピニオ
ン118(図2、図3および図5)を含み、このピニオ
ンはカバー60(図2)によって回転可能に支持された
端部を有する。この主駆動ピニオン118は起動ラチエ
ット72およびスピンドル22と共に回転するようにそ
の起動ラチエットに固定されている。この主駆動ピニオ
ン118は、又、カバー60によって回転可能に支持さ
れた大きな中間ギヤ120(図2および図3)と噛合い
状態に配置される。この大きな中間ギヤは小さな中間ギ
ヤ122と一体に形成されている。この小さな中間ギヤ
122はカム部材106に形成された円弧状のギヤセグ
メント124と噛合い状態に配置される。このカム部材
106はスピンドル22の中心軸線154の周りに回転
するようにカバー60によって回転可能に支持されてい
る。
【0030】スピンドル22がベルト巻き解き方向に回
転すると、主駆動ピニオン118は図3で見て時計方向
に回転する。このピオニンが時計方向に回転すると、大
小の中間ギヤ120、122が図3で見て反時計方向に
回転することになる。小さな中間ギヤ122の反時計方
向の回転は、ベルト34がスピンドル22から巻き解か
れる際、円弧状のギヤセグメント124を駆動してカム
部材106を図3の位置から図4に示す位置に向って反
時計方向に回転する。
【0031】減速ギヤアセンブリ104は、スピンドル
22の回転方向とは反対の方向に遅い速度でスピンドル
22の中心軸線154の周りにカム部材106を回転す
る。スピンドル22が殆んど全部のベルト34をスピン
ドル22から巻き解くのに十分な実質上の回転数に亘っ
て回転している間、減速ギヤアセンブリ104はカム部
材106を半回転より少ない回転数に亘って回転するよ
うにする。
【0032】ベルト34をスピンドル22に巻き戻すと
き、減速ギヤアセンブリ104はカム部材106を図4
に示す位置から図3に示す位置に戻すように回転させ
る。従って、ベルト34がスピンドル22に巻き戻され
た際、主駆動ピニオン118は反時計方向(図3および
図4で見て)に回転される。これは、大小の中間ギヤ1
20、122を時計方向(図3および図4で見て)に回
転させることになる。小さな中間ギヤ122が時計方向
に回転すると、円弧状のギヤセグメント124を駆動し
てカム部材106をスピンドル22の中心軸線154の
周りに時計方向に回転させる。ベルト34がスピンドル
22に完全に巻き戻されたとき、減速ギヤアセンブリ1
04はカム部材106を図3に示す位置に戻すように回
転する。
【0033】カム部材106に設けられた円弧状のカム
トラック130が起動レバー110と協働してこの起動
レバー110を図3に示す非起動位置と図4に示す起動
位置との間に移動するようにする。この円弧状のカムト
ラック130は円弧状のギヤセグメント124から半径
方向外方に配置され且つこの円弧状のギヤセグメントと
同じ曲率半径を有する。起動レバー110は軸方向に突
出する従動部136(図2)を備えた起動アーム134
を有する。この従動部136はカムトラック130に収
容されている。
【0034】第1のカムローブ140がカムトラック1
30の一端に配置されている。この第一のカムローブ1
40はカム面142を有し、このカム面は、起動レバー
110を図3の非起動位置から図4の起動位置に枢動す
るため起動レバーの従動部136に係合する。これはベ
ルト34がスピンドル22から殆んど完全に巻き解かれ
後でカム部材106が減速ギヤアセンブリ104によっ
て反時計方向(図3および図4で見て)に回転されてい
る間に生ずる。
【0035】同様に、第二のカムローブ146がカムト
ラック130の他端に配置されている。この第二のカム
ローブ146はカム面148を有し、このカム面は起動
レバー110を図4に示す起動位置から図3に示す非起
動位置に枢動するため起動レバーの従動部136に係合
する。これは、ベルト34がスピンドル22に殆んど完
全に巻きつけられた後でカム部材106が時計方向(図
3および図4で見て)に回転されている間に生ずる。
【0036】カムトラック130は外方の一定半径部1
52を有する。この外方の一定半径部152は中心軸線
154(図2)と一致する曲率中心を有し、この中心の
周りにスピンドル22およびカム部材106が回転す
る。この外方の一定半径部152は、ベルト34がスピ
ンドル22から巻き解かれる際、起動レバー110の従
動部136によって係合される。
【0037】起動レバー110の従動部136がベルト
34をスピンドル22から巻き解き中、カム面142に
よって係合されたとき、起動レバー110は図3に示す
非起動位置から図4に示す起動位置へ時計方向に枢動さ
れる。起動レバー110が非起動位置から起動位置へ枢
動されたとき、起動レバー110の従動部136は、カ
ムトラック130の外方の一定半径部152との係合が
外れるがカムトラックの内方の一定半径部158と係合
するように移動する。これが生ずると、ロック・アップ
レバー98は起動ラチエット72と係合状態に移動され
る。スピンドル22および起動ラチエット72が回転し
続けると、ロックバー起動体64がスピンドルの軸線1
54の周りに回動する。これは、ロック爪44をラチエ
ットホイール28、30と係合状態に移動させることに
なる。次いで、ロック爪4はラチエットホイール28、
30と協働してスピンドル22のベルト巻き解き方向に
おける更なる回転を阻止する。
【0038】ベルト34が引き込まれるとき、巻き上げ
ばね38がスピンドル22を回転してベルトをスピンド
ルの周りに巻きつける。ベルト34がスピンドル22の
周りに巻きつけられたとき、減速ギヤアセンブリ104
は、カム部材106を図4に示す位置から図3に示す位
置に向って時計方向に回転する。カム部材106が図3
に示す位置に向って回転される際、起動レバー110の
従動部136はカムトラック130の内方の一定半径部
158に係合する。カムトラック130の内方の一定半
径部158はスピンドルの軸線154上に配置された曲
率中心を有する。
【0039】起動レバー110の従動部136は、この
従動部がカムロープ146上のカム面148に係合する
まで、カムトラック130の内方の一定半径部158と
係合したままで且つカムトラックの外方の一定半径部1
52から間隔をあけたままになる。従動部136がカム
ローブ146のカム面148に係合するとき、このカム
面148は起動レバー110を図4に示す位置から図3
に示す位置に反時計方向に回転する。これが生ずると、
起動レバーの従動部136はカムトラック130の内方
の一定半径部158から外れるがカムトラックの外方の
一定半径部152と係合状態に移動する。リーフばね1
12が起動レバー110と共に下方に移動し且つロック
・アップレバー98を起動ラチエット72との係合から
外れるように下方に落下せしめる。このため、ベルト3
4がスピンドル22上に更に巻きつけられると、ロック
爪44はラチエットホイール28、30との係合から外
れるように下方にばね付勢される。
【0040】係止手段、即ち係止ばね164が起動レバ
ー110に設けられた係止アーム166と協働して従動
部136がカムトラック130の外方の一定半径部15
2に沿って移動中、起動レバー110を図3に示す非起
動位置に維持する。更に、この係止ばね164は、従動
部136がカムトラック130の内方の一定半径部15
8に沿って移動中、起動レバー110を図4に示す起動
位置に維持するように係止アーム166と協働する。
【0041】この係止ばね164は、起動レバー110
が図3の非起動位置にあるとき、係止アーム166に係
合する第一の部分120を有する。又、この係止ばね1
64は、起動レバー110が図4に示す起動位置にある
とき係止アーム166に係合する第二の部分172を有
する。更に、この係止ばねは第三の部分174(図5)
を有し、この第三の部分は第一および第二の部分17
0、172の中間でそれらの上方に突出する。この第三
の部分174は起動レバー110によって押圧されて起
動レバー110を第一および第二の部分170、172
間に移動せしめる。
【0042】リーフばね112(図2および図5)は、
ロック・アップレバーを図3の非係合位置から図4の係
合位置に移動するため起動レバー110からロック・ア
ップレバー98に力を伝達する。リーフばね112の一
端は起動レバー110の起動アーム176の周りに巻き
つけられる。リーフばねの他端はロック・アップレバー
98の下方に延びている。起動レバー110が非起動位
置から図4の起動位置に向って離れていくと、リーフば
ね112はロック・アップレバー98を起動ラチエット
72と係合状態に上方に移動する。起動レバー110が
起動位置に向って移動し続けると、リーフばね112は
弾性変形されてロック・アップレバーがリーフばね11
2によって起動ラチエット72に対して押圧される。
【0043】カム部材106、主駆動ピニオン118、
中間のギヤ120、122、起動レバー110は全てカ
バー160に回転可能に取付けられている。これは、カ
ム部材106、主駆動ピニオン118、中間のギヤ10
4、起動レバー110を、リトラクタ10の組立中に起
動ラチエット72およびロックバー起動体64に対して
位置決めるのを容易にする。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、上述の如く、シートベ
ルトがスピンドルから、所定量引き出されたときに、シ
ートベルトの更なる引き出しを阻止する構造が簡単で組
立て易い、且つ安価なシートベルトリトラクタを提供す
ることができるという実益がある。
【0045】尚、本発明は上述の実施例に限定されな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシートベルトリトラクタの長手方
向断面図。
【図2】図1のリトラクタの一部の拡大図。
【図3】図1のリトラクタの要部の概略図。
【図4】異なる位置のリトラクタを示す図3と同様の概
略図。
【図5】図1のリトラクタの要部の構造を示す拡大図。
【符号の説明】
10:リトラクタ 12:フレーム 22:スピンドル 28、30:ラチエットホイー
ル 34:シートベルト 44:ロック爪

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートベルトの引出し中シートベルトを
    巻き解くシートベルトの引込み中シートベルトを巻きつ
    ける回転可能なスピンドルと、該スピンドルに接続され
    て該スピンドルと共に回転するラチエットホイールと、
    前記スピンドルの巻き解き方向の回転を阻止するために
    前記ラチエットホイールとの非係合位置から、係合位置
    に移動可能なロック爪と、回転可能なカム部材と、前記
    スピンドルの回転中スピンドルの回転速度より遅い速度
    で前記カム部材を回転するギヤ手段と、起動部材と、係
    止手段とを備えて成り、前記起動部材は前記スピンドル
    の巻き解き方向における所定量の回転に応じて前記ロッ
    ク爪を前記ラチエットホイールと係合状態に移動するた
    めに前記カム部材によって非起動位置から起動位置に移
    動可能であり、且つ該起動部材は前記スピンドルの巻き
    つけ方向における回転に応じて前記ロック爪をラチエッ
    トホイールとの係合状態から外れるように移動するため
    に前記カム部材によって起動位置から非起動位置に移動
    可能であり、前記係止手段は前記起動部材に係合して該
    起動部材を非起動位置に保持する第一の部分と前記起動
    部材に係合して該起動部材を起動位置に保持する第二の
    部分とを有することを特徴とするシートベルトリトラク
    タ。
  2. 【請求項2】 前記カム部材が円弧状のカムトラックを
    有し、前記起動部材が前記カムトラックに収容されるカ
    ム従動部を有し、前記カムトラックは前記スピンドルが
    巻き解き方向に所定量回転したとき起動部材をその非起
    動位置から起動位置へ移動するために前記カム従動部に
    係合する第一の面と、前記スピンドルが巻きつけ方向に
    回転したとき起動部材を起動位置から非起動位置に移動
    するために起動部材のカム従動部に係合する第二の面と
    を有する請求項1記載のシートベルトリトラクタ。
  3. 【請求項3】 更にばね手段を含み、該ばね手段は前記
    起動部材から力を伝達して前記ロック爪をその非係合位
    置から係合位置に移動する請求項1記載のシートベルト
    リトラクタ。
  4. 【請求項4】 前記カム部材は円弧状のカムトラックを
    含み、前記ギヤ手段は前記カムトラックに沿って延びる
    円弧状のギヤセグメントを有する請求項1記載のシート
    ベルトリトラクタ。
  5. 【請求項5】 前記係止手段はばね部材を有し、前記係
    止手段の第一の部分は前記ばね部材の第一のセグメント
    を含み、前記係止手段の第二の部分は前記ばね部材の第
    二のセグメントを含む請求項1記載のシートベルトリト
    ラクタ。
  6. 【請求項6】 前記起動部材は前記カム部材による移動
    時に前記ばね部材に沿って移動可能である係止アームを
    含み、該係止アームは起動部材がその非起動位置にある
    ときに前記ばね部材の第一のセグメントに係合し、且つ
    前記起動部材が起動位置にあるときに前記ばね部材の第
    二のセグメントに係合する請求項5記載のシートベルト
    リトラクタ。
  7. 【請求項7】 前記カム部材は円弧状のカムトラックを
    含み、該カムトラックは第一の側壁と第二の側壁とを有
    し、前記第一の側壁はカムトラックの第一端部に配置さ
    れた第一の一定の半径部および第一のローブ部を有し、
    前記第二の側壁はカムトラックの第二端部に配置された
    第二の一定の半径部および第二のローブ部を有し、前記
    起動部材はカム従動アームを含み、該カム従動アームは
    前記スピンドルが巻き解き方向に回転中、前記カムトラ
    ックの第一の一定の半径部に係合し、該カム従動アーム
    は前記スピンドルが巻き解き方向に所定量回転したとき
    前記第一のローブ部によって前記第二の一定の半径部と
    係合状態に移動され、前記カム従動アームは前記スピン
    ドルが巻きつけ方向に回転中、前記第二の一定の半径部
    に係合し、且つ該カム従動アームは前記スピンドルが巻
    きつけ方向に回転したとき、前記第二のローブ部によっ
    て前記第一の一定の半径部と係合状態に移動される請求
    項6記載のシートベルトリトラクタ。
  8. 【請求項8】 シートベルトの引出し中シートベルトを
    巻き解きシートベルトの引込み中シートベルトを巻きつ
    ける回転可能なスピンドルと、該スピンドルに接続され
    該スピンドルと共に回転するラチエットホイールと、前
    記スピンドルの巻き解き方向の回転を阻止するために前
    記ラチエットホイールとの非係合位置から係合位置に移
    動可能なロック爪と、円弧状のカムトラックを有する回
    転可能なカム部材と、前記スピンドルの回転中、スピン
    ドルの回転速度より遅い速度で前記カム部材を回転する
    ギヤ手段と、前記カム部材によって非起動位置と起動位
    置との間を移動可能な起動部材とを備え、該起動部材は
    前記カムトラック内に収容されるカム従動部を有し、前
    記カムトラックは、前記スピンドルの巻き解き方向にお
    ける所定量の回転に応じて起動部材をその非起動位置か
    ら起動位置に移動するために前記カム従動部に係合する
    第一の面と、前記スピンドルの巻きつけ方向の回転に応
    じて起動部材をその起動位置から非起動位置に移動する
    ために前記カム従動部に係合する第二の面とを有するこ
    とを特徴とするシートベルトリトラクタ。
  9. 【請求項9】 更に、係止手段を含み、該係止手段は前
    記起動部材に係合して該起動部材をその非起動位置に保
    持する第一の部分と前記起動部材に係合して該起動部材
    をその起動位置に保持する第二の部分とを有する請求項
    8記載のシートベルトリトラクタ。
  10. 【請求項10】 更に、ばね手段を含み、該ばね手段は
    前記起動部材から力を伝達して前記ロック爪を非係合位
    置から係合位置へ移動する請求項8記載のシートベルト
    リトラクタ。
  11. 【請求項11】 更に、前記カム部材を前記スピンドル
    の回転軸線の周りに回転するように支持する支持手段を
    含み、前記円弧状のカムトラックは前記スピンドルの回
    転軸線上に配置された曲率中心を有し、前記ギヤ手段は
    前記カム部材に配置され且つ前記カムトラックに沿って
    延びる円弧状のギヤセグメントを含む請求項8記載のシ
    ートベルトリトラクタ。
  12. 【請求項12】 前記カムトラックは第一の一定の半径
    部を有する第一の側壁と前記第一の一定の半径部から半
    径方向に遠隔をあけて配置され且つ該第一の一定の半径
    部と同じ曲率中心を有する第二の一定の半径部を有する
    第二の側壁とを有し、前記第一の面は前記カムトラック
    の第一端部に配置され、前記第二の面は前記カムトラッ
    クの第二端部に配置され、前記起動部材のカム従動部は
    前記第一の一定の半径部と係合状態に配置され且つ前記
    スピンドルの巻き解き方向の回転中に前記カムトラック
    の第二の一定の半径部から間隔をあけて配置され、前記
    カム従動部は前記スピンドルの巻き解き方向における所
    定量の回転が生じたとき前記第一の面によってカムトラ
    ックの第一の一定の半径部から離れて移動可能であり、
    且つ該カム従動部は前記スピンドルが巻きつけ方向に回
    転中、前記第二の面によって、前記カムトラックの第二
    の一定の半径部から離れて移動可能である請求項8記載
    のシートベルトリトラクタ。
  13. 【請求項13】 シートベルトの引出し中シートベルト
    を巻き解きシートベルトの引込み中シートベルトを巻き
    つける回転可能なスピンドルと、該スピンドルに接続さ
    れて該スピンドルと共に回転するラチエットホイール
    と、前記スピンドルの巻き解き方向の回転を阻止するた
    めに前記ラチエットホイールとの非係合位置から係合位
    置に移動可能なロック爪と、回転可能なカム部材と、前
    記スピンドルの回転中、該スピンドルの回転速度より遅
    い速度で前記カム部材を回転するギヤ手段と、前記スピ
    ンドルの巻き解き方向における所定量の回転に応じて前
    記カム部材により非起動位置から起動位置に移動可能な
    起動部材と、ばね手段とを備えて成り、前記起動部材は
    前記スピンドルの巻き解き方向における回転に応じて起
    動位置から非起動位置に前記カム部材によって移動可能
    であり、前記ばね手段は前記ロック爪を前記ラチエット
    ホイールと係合するように起動部材をその起動位置に移
    動することによって作動可能であり、且つ該ばね手段は
    前記ロック爪を前記ラチエットホイールから外すように
    起動部材をその非起動位置に移動することによって作動
    可能であるシートベルトリトラクタ。
  14. 【請求項14】 更に、係止手段を含み、該係止手段は
    前記起動部材に係合して該起動部材をその非起動位置に
    保持する第一の部分と前記起動部材に係合して該起動部
    材をその起動位置に保持する第二の部分とを有する請求
    項13記載のシートベルトリトラクタ。
  15. 【請求項15】 前記ばね手段は長手方向に延びるリー
    フばねを含み、該リーフばねは起動部材が非起動位置か
    ら起動位置へ移動するとき該リーフばねの長手方向軸線
    に沿って弾性的に変形される請求項13記載のシートベ
    ルトリトラクタ。
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