JPH0427717Y2 - - Google Patents
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- JPH0427717Y2 JPH0427717Y2 JP1985104923U JP10492385U JPH0427717Y2 JP H0427717 Y2 JPH0427717 Y2 JP H0427717Y2 JP 1985104923 U JP1985104923 U JP 1985104923U JP 10492385 U JP10492385 U JP 10492385U JP H0427717 Y2 JPH0427717 Y2 JP H0427717Y2
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- JP
- Japan
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- webbing
- pole
- lock bar
- lock
- inner gear
- Prior art date
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- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 46
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 claims description 16
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 238000010494 dissociation reaction Methods 0.000 description 1
- 230000005593 dissociations Effects 0.000 description 1
- 230000005764 inhibitory process Effects 0.000 description 1
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/34—Belt retractors, e.g. reels
- B60R22/3416—Unlocking devices for retractors
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/34—Belt retractors, e.g. reels
- B60R22/36—Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency
- B60R22/40—Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency responsive only to vehicle movement
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/34—Belt retractors, e.g. reels
- B60R2022/3424—Multi-spool or multi-belt retractors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は車両急減速時の乗員保護用シートベル
ト装置に用いられて車両急減速時にウエビング引
出しを瞬時に停止させるウエビング巻取装置に関
する。
ト装置に用いられて車両急減速時にウエビング引
出しを瞬時に停止させるウエビング巻取装置に関
する。
[従来技術及び考案が解決しようとする問題点]
シートベルト装置では乗員拘束用ウエビングの
一端が巻取装置の巻取軸へ層状に巻取られてい
る。
一端が巻取装置の巻取軸へ層状に巻取られてい
る。
この巻取軸は車両通常状態ではウエビングの引
出方向の回転が可能とされているが、車両急減速
時には、これを加速度センサで感知し、巻取軸と
共に回転するメインギヤへロツクバーを係合させ
て巻取軸のウエビング引出方向回転を阻止し、乗
員をウエビングによる拘束状態とすることができ
るようにしたものがある。
出方向の回転が可能とされているが、車両急減速
時には、これを加速度センサで感知し、巻取軸と
共に回転するメインギヤへロツクバーを係合させ
て巻取軸のウエビング引出方向回転を阻止し、乗
員をウエビングによる拘束状態とすることができ
るようにしたものがある。
ロツクバーは、巻取軸に軸支されたインナギヤ
の回転により作動してメインギヤと係合する構造
となつている。
の回転により作動してメインギヤと係合する構造
となつている。
インナギヤへ巻取軸の回転を付与するポールは
通常は、インナギヤの内周で巻取軸周りにインナ
ギヤとは離間して回転しており、巻取軸に対して
回転遅れが生じると、一端部がインナギヤと噛み
合うようになつている。
通常は、インナギヤの内周で巻取軸周りにインナ
ギヤとは離間して回転しており、巻取軸に対して
回転遅れが生じると、一端部がインナギヤと噛み
合うようになつている。
このポールに回転遅れを生じさせるのが加速度
センサであり、この加速度センサとポールとの間
にはロツク輪が介在されている。
センサであり、この加速度センサとポールとの間
にはロツク輪が介在されている。
ロツク輪は巻取軸に軸支されており、半径方向
の一部に設けられたピンがポールへ軸支され、ポ
ールを介して巻取軸の回転が付与されるようにな
つている。
の一部に設けられたピンがポールへ軸支され、ポ
ールを介して巻取軸の回転が付与されるようにな
つている。
従つて、ロツク輪が加速度センサによりその回
転が阻止されると、ポールに巻取軸に対しての回
転遅れが生じインナギヤと噛み合う構成となつて
いる。
転が阻止されると、ポールに巻取軸に対しての回
転遅れが生じインナギヤと噛み合う構成となつて
いる。
ところで、この巻取装置は、ロツクバーによる
メインギヤへの強固な噛み合いで、車両急減速状
態が終了しても、これらが離間しない場合があ
る。
メインギヤへの強固な噛み合いで、車両急減速状
態が終了しても、これらが離間しない場合があ
る。
これを強制的に解離するために、この巻取装置
にはスプールレリーズ機構が設置されており、こ
れを操作してロツクバーをメインギヤから離間さ
せることができる。
にはスプールレリーズ機構が設置されており、こ
れを操作してロツクバーをメインギヤから離間さ
せることができる。
しかしながら、ロツクバーとメインギヤを離間
させて、インナギヤとポールとが噛み合つたまま
の状態の場合があるため、無理に引き出すとイン
ナギヤのロツクバーとの係合部又はポールとイン
ナギヤとの係合部を破損させることが考えられ
る。
させて、インナギヤとポールとが噛み合つたまま
の状態の場合があるため、無理に引き出すとイン
ナギヤのロツクバーとの係合部又はポールとイン
ナギヤとの係合部を破損させることが考えられ
る。
本考案は上記事実を考慮し、インナギヤとポー
ルとが係合状態であつても、インナギヤ及びポー
ルを破損させることなく、ロツクバーをメインギ
ヤから離間可能なウエビング巻取装置を得ること
が目的である。
ルとが係合状態であつても、インナギヤ及びポー
ルを破損させることなく、ロツクバーをメインギ
ヤから離間可能なウエビング巻取装置を得ること
が目的である。
[問題点を解決するための手段]
本考案に係るウエビング巻取装置は、ウエビン
グを巻取軸へ層状に巻取つて収容し、車両急減速
時には巻取軸と共に回転するメインギヤへロツク
バーを係合させてウエビング引出方向回転を阻止
するウエビング巻取装置であつて、車両急減速状
態を感知する加速度センサと、通常は巻取軸の回
転に追従して回転し車両急減速時に加速度センサ
により巻取軸に対して回転遅れが生じるロツク輪
と、前記ロツク輪の回転遅れにより作動するポー
ルと、通常はこのポールと離間されポールの作動
時にこのポールと係合して前記ロツクバーをメイ
ンギヤとの係合方向へ移動させるインナギヤと、
前記ロツクバーとメインギヤとの間に設けられた
所定摩擦力でこれらを連結するスリツプ手段と、
を有している。
グを巻取軸へ層状に巻取つて収容し、車両急減速
時には巻取軸と共に回転するメインギヤへロツク
バーを係合させてウエビング引出方向回転を阻止
するウエビング巻取装置であつて、車両急減速状
態を感知する加速度センサと、通常は巻取軸の回
転に追従して回転し車両急減速時に加速度センサ
により巻取軸に対して回転遅れが生じるロツク輪
と、前記ロツク輪の回転遅れにより作動するポー
ルと、通常はこのポールと離間されポールの作動
時にこのポールと係合して前記ロツクバーをメイ
ンギヤとの係合方向へ移動させるインナギヤと、
前記ロツクバーとメインギヤとの間に設けられた
所定摩擦力でこれらを連結するスリツプ手段と、
を有している。
[作用]
本考案によれば、車両が急減速状態に陥ると、
これを加速度センサが感知する。加速度センサが
感知すると、ロツク輪が巻取軸に対して回転遅れ
が生じる。
これを加速度センサが感知する。加速度センサが
感知すると、ロツク輪が巻取軸に対して回転遅れ
が生じる。
この回転遅れによりポールが作動され、ポール
とインナギヤとが係合されることにより、インナ
ギヤがロツクバーをメインギヤと係合する方向へ
移動させ、巻取軸のウエビング引出方向の回転を
阻止する。
とインナギヤとが係合されることにより、インナ
ギヤがロツクバーをメインギヤと係合する方向へ
移動させ、巻取軸のウエビング引出方向の回転を
阻止する。
ここで、メインギヤとロツクバーとの係合によ
るウエビング引出方向の回転の阻止を解除するた
めに、ロツクバーをメインギヤから解除させよう
とすると、従来は前記ポールとインナギヤとの係
合部に負荷がかかつていた。しかし、本考案で
は、インナギヤとポールとの係合状態が保持され
ている場合にロツクバーをメインギヤとの離間方
向に移動させてもスリツプ手段がロツクバーとイ
ンナギヤとの相対回転可能としているので、イン
ナギヤとポールとは破損することはない。
るウエビング引出方向の回転の阻止を解除するた
めに、ロツクバーをメインギヤから解除させよう
とすると、従来は前記ポールとインナギヤとの係
合部に負荷がかかつていた。しかし、本考案で
は、インナギヤとポールとの係合状態が保持され
ている場合にロツクバーをメインギヤとの離間方
向に移動させてもスリツプ手段がロツクバーとイ
ンナギヤとの相対回転可能としているので、イン
ナギヤとポールとは破損することはない。
[実施例の構成]
第1図には本考案に係るウエビング巻取装置1
0が適用されたオートマチツクシートベルト装置
12が示されている。
0が適用されたオートマチツクシートベルト装置
12が示されている。
このオートマチツクシートベルト装置12は運
転席乗員用であり、シート14へ着座中の乗員1
5へ自動的にウエビング16を装着又は装着解除
できるようになつている。
転席乗員用であり、シート14へ着座中の乗員1
5へ自動的にウエビング16を装着又は装着解除
できるようになつている。
車両のルーフサイド近傍には、ガイドレール1
8が配設されており、車両下方へ向けられた面に
は図示しない溝が設けられている。
8が配設されており、車両下方へ向けられた面に
は図示しない溝が設けられている。
この溝にウエビング16の一端が連結部材20
を介して係止されたアンカプレート22が挿入さ
れ、ガイドレール18に沿つて図示しない駆動手
段により車両前後方向へ移動するようになつてい
る。
を介して係止されたアンカプレート22が挿入さ
れ、ガイドレール18に沿つて図示しない駆動手
段により車両前後方向へ移動するようになつてい
る。
ウエビング16の他方の端部は、車両中央部に
配設されたセンタコンソール24の内方で車体へ
固着された巻取装置10に巻取られている。これ
により、アンカプレート22を車両後方へ移動さ
せた場合は、乗員15はウエビング装着状態とな
ることができ、アンカプレート22を車両前方へ
移動させた場合は、ウエビング16とシート14
との間に空間が生じ、乗員15は容易に昇降する
ことができるようになつている。
配設されたセンタコンソール24の内方で車体へ
固着された巻取装置10に巻取られている。これ
により、アンカプレート22を車両後方へ移動さ
せた場合は、乗員15はウエビング装着状態とな
ることができ、アンカプレート22を車両前方へ
移動させた場合は、ウエビング16とシート14
との間に空間が生じ、乗員15は容易に昇降する
ことができるようになつている。
巻取装置10の近傍には、この巻取装置10と
同形状とされた助手席乗員用オートマチツクシー
トベルト装置(図示省略)の巻取装置26が配設
されている。
同形状とされた助手席乗員用オートマチツクシー
トベルト装置(図示省略)の巻取装置26が配設
されている。
第2図に示される如く、巻取装置10はフレー
ム28に各部材が取り付けられている。フレーム
28には、基部28Aの両端部から互いに平行と
された脚板28B,28Cが形成されている。
ム28に各部材が取り付けられている。フレーム
28には、基部28Aの両端部から互いに平行と
された脚板28B,28Cが形成されている。
また、基部28Aの第2図下端部からは、中央
で脚板28C方向へ屈曲された略L字形の取付ブ
ラケツト28Dが一体的に形成されている。
で脚板28C方向へ屈曲された略L字形の取付ブ
ラケツト28Dが一体的に形成されている。
この取付ブラケツト28Dに設けられた円孔2
9,29にボルト(図示省略)が挿通され、車体
へ固着されている。
9,29にボルト(図示省略)が挿通され、車体
へ固着されている。
脚板28B,28Cには、同軸上の円孔30,
30が設けられ、前記ウエビング16を層状に巻
取る巻取軸32がブツシユ33,33を介して軸
支されている。
30が設けられ、前記ウエビング16を層状に巻
取る巻取軸32がブツシユ33,33を介して軸
支されている。
巻取軸32には、その中間部の外周面に合成樹
脂製のパイプ34が固着されている。
脂製のパイプ34が固着されている。
パイプ34には図示しないスリツトが設けら
れ、ウエビング16の最先端部が係止され、巻取
軸32の回転に応じてウエビング16を巻取るよ
うになつている。
れ、ウエビング16の最先端部が係止され、巻取
軸32の回転に応じてウエビング16を巻取るよ
うになつている。
巻取軸32の脚板28B側から突出された端部
には、スリツト36が設けられ、ぜんまいばね3
8の内端部が係止されている。ぜんまいばね38
は、ばねカバー40に収容されており、ぜんまい
ばね38の外端部は、ばねカバー40の内周面に
設けられた切り欠き部40Aに係止されている。
には、スリツト36が設けられ、ぜんまいばね3
8の内端部が係止されている。ぜんまいばね38
は、ばねカバー40に収容されており、ぜんまい
ばね38の外端部は、ばねカバー40の内周面に
設けられた切り欠き部40Aに係止されている。
これにより、巻取軸32はウエビング16を巻
取る方向(第2図矢印A方向)に回転するように
付勢されている。
取る方向(第2図矢印A方向)に回転するように
付勢されている。
巻取軸32に固着されたパイプ34の軸線方向
両端部には凹凸部46が形成され、メインギヤ4
8,48が脚板28B,28Cの内側で嵌合され
ている。
両端部には凹凸部46が形成され、メインギヤ4
8,48が脚板28B,28Cの内側で嵌合され
ている。
これにより、このメインギヤ48,48は巻取
軸32と共に回転するようになつており、その歯
部48A,48Aに対応するロツク爪50が形成
されたロツクバー52が脚板28B,28Cに掛
け渡されている。
軸32と共に回転するようになつており、その歯
部48A,48Aに対応するロツク爪50が形成
されたロツクバー52が脚板28B,28Cに掛
け渡されている。
脚板28B,28Cの第2図上端部には、略台
形の切り欠き部54,54が設けられ、ロツクバ
ー52の両端部はこの切り欠き部54,54に収
容されている。
形の切り欠き部54,54が設けられ、ロツクバ
ー52の両端部はこの切り欠き部54,54に収
容されている。
従つて、ロツクバー52はこの切り欠き部5
4,54内で回動し、メインギヤ48,48の歯
部48A,48Aと係合離間するようになつてい
る。
4,54内で回動し、メインギヤ48,48の歯
部48A,48Aと係合離間するようになつてい
る。
なお、ロツクバー52には線ばね56が介在さ
れ、ロツクバー52のロツク爪50,50を歯部
48A,48Aから離間する方向へ付勢してい
る。
れ、ロツクバー52のロツク爪50,50を歯部
48A,48Aから離間する方向へ付勢してい
る。
ロツクバー52の脚板28C側から突出された
端部には舌片52Aが一体的に形成され、受け部
材であるインナギヤ58の外周に所定付勢力で取
り付けられたスリツプ手段であるフリクシヨンス
プリング60と対応されている。
端部には舌片52Aが一体的に形成され、受け部
材であるインナギヤ58の外周に所定付勢力で取
り付けられたスリツプ手段であるフリクシヨンス
プリング60と対応されている。
第3図にも示される如く、巻取軸32の脚板2
8C側は、その外側で拡径部42が形成されてい
る。さらに、この拡径部42からは2段階に小径
とされる小径軸44,45が一体的に形成されて
いる。
8C側は、その外側で拡径部42が形成されてい
る。さらに、この拡径部42からは2段階に小径
とされる小径軸44,45が一体的に形成されて
いる。
インナギヤ58は巻取軸32の拡径部42に軸
支されており、脚板28C方向と反対方向が開口
された皿状に形成されている。このインナギヤ5
8に取り付けられたフリクシヨンスプリング60
の長手方向一端部には、半径方向へ突出する連動
部60Aが形成されている。これにより、インナ
ギヤ58の第2図矢印B方向の回転により連動部
60Aが舌片52Aを押圧し、線ばね56の付勢
力に抗して、ロツクバー52とメインギヤ48,
48とを噛み合わせるようになつている。
支されており、脚板28C方向と反対方向が開口
された皿状に形成されている。このインナギヤ5
8に取り付けられたフリクシヨンスプリング60
の長手方向一端部には、半径方向へ突出する連動
部60Aが形成されている。これにより、インナ
ギヤ58の第2図矢印B方向の回転により連動部
60Aが舌片52Aを押圧し、線ばね56の付勢
力に抗して、ロツクバー52とメインギヤ48,
48とを噛み合わせるようになつている。
インナギヤ58の内周面には歯部58Aが形成
されこの歯部58Aとは離間して、前記巻取軸3
2の小径軸44に固着されたドライブデイスク6
2が収容されている。
されこの歯部58Aとは離間して、前記巻取軸3
2の小径軸44に固着されたドライブデイスク6
2が収容されている。
ドライブデイスク62の端面には、軸線と平行
とされたピン64と、接線方向と平行なピン66
とが一体的に形成されている。
とされたピン64と、接線方向と平行なピン66
とが一体的に形成されている。
ピン64には、ポール68の中間部に設けられ
た円孔69が軸支されている。ポール68の一端
部には、このポール68のピン64を中心とする
回転により前記インナギヤ58の歯部58Aと係
合離間する係合部68Aが形成されている。
た円孔69が軸支されている。ポール68の一端
部には、このポール68のピン64を中心とする
回転により前記インナギヤ58の歯部58Aと係
合離間する係合部68Aが形成されている。
また、ポール68の他方の端部とピン66との
間には圧縮コイルばね70が介在され、ポール6
8の係合部68Aを歯部60Aと離間する方向
(第2図矢印C方向)に付勢している。
間には圧縮コイルばね70が介在され、ポール6
8の係合部68Aを歯部60Aと離間する方向
(第2図矢印C方向)に付勢している。
ポール68の円孔69の近傍には円孔72が設
けられたロツク輪74に所定付勢力で取り付けら
れたスリツプスプリング76の一端部が軸支され
ている。
けられたロツク輪74に所定付勢力で取り付けら
れたスリツプスプリング76の一端部が軸支され
ている。
ロツク輪74は巻取軸32の小径軸45に軸支
されており、脚板28Cの方向が開口された皿状
に形成されている。
されており、脚板28Cの方向が開口された皿状
に形成されている。
前記スリツプスプリング76は、このロツク輪
74の内周面に形成された溝74Aに取り付けら
れ、一方の端部がポール68方向へ屈曲され、前
記円孔72に軸支されている。
74の内周面に形成された溝74Aに取り付けら
れ、一方の端部がポール68方向へ屈曲され、前
記円孔72に軸支されている。
これにより、ロツク輪74はドライブデイスク
62の回転力をポール68及びスリツプスプリン
グ76を介して付与され、巻取軸32と共に回転
するようになつている。
62の回転力をポール68及びスリツプスプリン
グ76を介して付与され、巻取軸32と共に回転
するようになつている。
ロツク輪74の外周面には歯部74Bが形成さ
れ、加速度センサ78のセンサポール80と対応
している。
れ、加速度センサ78のセンサポール80と対応
している。
センサポール80は、ブラケツト82へ取り付
けられたピン84へ軸支されている。ブラケツト
82は第2図紙面奥側の面へ取り付けられたピン
(図示省略)が脚板28Cに設けられた円孔86,
86へ固着されて固定されている。
けられたピン84へ軸支されている。ブラケツト
82は第2図紙面奥側の面へ取り付けられたピン
(図示省略)が脚板28Cに設けられた円孔86,
86へ固着されて固定されている。
センサポール80は、ピン84を中心に回転可
能とされ、第4図に示される水平状態から反時計
方向へ傾動した場合にロツク輪74の歯部74B
と噛み合うようになつている。
能とされ、第4図に示される水平状態から反時計
方向へ傾動した場合にロツク輪74の歯部74B
と噛み合うようになつている。
センサポール80の一部からは巻取軸32の軸
方向に見て略U字状のフツク88が延長されてい
る。このフツク88の凹部90にはレバー92の
一端に形成される球94が収容されている。
方向に見て略U字状のフツク88が延長されてい
る。このフツク88の凹部90にはレバー92の
一端に形成される球94が収容されている。
レバー92の中間部の幅方向(巻取軸32の軸
線方向)両端部にはピン92A,92Aが取り付
けられ、ボールケース96へ穿設された軸支孔9
8の両端部へ軸支されている。
線方向)両端部にはピン92A,92Aが取り付
けられ、ボールケース96へ穿設された軸支孔9
8の両端部へ軸支されている。
また、このレバー92には球94の反対側から
傘部100が延長されており、ボールケース96
の摺鉢状斜面102上へ載置されるボール104
の上へ搭載されている。
傘部100が延長されており、ボールケース96
の摺鉢状斜面102上へ載置されるボール104
の上へ搭載されている。
これにより、車両加速度が所定値に達するとボ
ール104は摺鉢状斜面102を登り上がつて傘
部100を押し上げ、レバー92がピン92A,
92Aを中心に回転されるようになつている。
ール104は摺鉢状斜面102を登り上がつて傘
部100を押し上げ、レバー92がピン92A,
92Aを中心に回転されるようになつている。
この回転により、球94がセンサポール80を
傾動させ、ロツク輪74の歯部74Bと噛み合わ
せるようになつている。
傾動させ、ロツク輪74の歯部74Bと噛み合わ
せるようになつている。
すなわち、ロツク輪74はセンサポール80に
よりその回転が阻止されると、スリツプスプリン
グ76を介して、ポール68に巻取軸32の回転
に対して回転遅れ生じさせ、これによつてポール
68はピン64を中心に第2図矢印C方向と反対
方向に回転させる構成となつている。
よりその回転が阻止されると、スリツプスプリン
グ76を介して、ポール68に巻取軸32の回転
に対して回転遅れ生じさせ、これによつてポール
68はピン64を中心に第2図矢印C方向と反対
方向に回転させる構成となつている。
この作用により、メインギヤ48,48とロツ
クバー52とが係合され、巻取軸32の引出方向
とロツクバー52との係合を強制的に解離するス
プールレリーズレバー106が設置されている。
(第5図参照)。
クバー52とが係合され、巻取軸32の引出方向
とロツクバー52との係合を強制的に解離するス
プールレリーズレバー106が設置されている。
(第5図参照)。
これを詳細に説明すると、第5図に示される如
く、運転席乗員用及び助手席乗員用オートマチツ
クシートベルト装置の巻取装置10,26とは、
互いに対向されている。
く、運転席乗員用及び助手席乗員用オートマチツ
クシートベルト装置の巻取装置10,26とは、
互いに対向されている。
この巻取装置10,26のそれぞれの脚板28
B,28Cには、その第2,5図上端部に係合爪
108が形成されており、スプールレリーズブラ
ケツト110の中間部へ挿嵌され、かしめられて
いる。
B,28Cには、その第2,5図上端部に係合爪
108が形成されており、スプールレリーズブラ
ケツト110の中間部へ挿嵌され、かしめられて
いる。
スプールレリーズブラケツト110の両端部か
らは、第5図下方へ向けて互いに平行とされた脚
部110A,110Bが形成され、同軸上の円孔
112,112が設けられている。
らは、第5図下方へ向けて互いに平行とされた脚
部110A,110Bが形成され、同軸上の円孔
112,112が設けられている。
このスプールレリーズブラケツト110に重合
して前記スプールレリーズレバー106が配設さ
れている。
して前記スプールレリーズレバー106が配設さ
れている。
スプールレリーズレバー106もその両端部か
ら下方へ向けて互いに平行とされた脚部106
A,106Bが形成され同軸上の円孔114,1
14が設けられている。
ら下方へ向けて互いに平行とされた脚部106
A,106Bが形成され同軸上の円孔114,1
14が設けられている。
この円孔114,114と前記円孔112,1
12とは同径とされ同軸上に配置されており、ス
プールレリーズシヤフト116が挿通されてい
る。なお、スプールレリーズシヤフト116の先
端部には止めリング118が嵌合されている。
12とは同径とされ同軸上に配置されており、ス
プールレリーズシヤフト116が挿通されてい
る。なお、スプールレリーズシヤフト116の先
端部には止めリング118が嵌合されている。
これにより、スプールレリーズレバー106は
その上端部へ取り付けられた操作部119を操作
することによりスプールレリーズシヤフトを中心
に回転できるようになつている。
その上端部へ取り付けられた操作部119を操作
することによりスプールレリーズシヤフトを中心
に回転できるようになつている。
スプールレリーズレバー106の脚部106
A,106Bの先端部には、ロツクバー52解離
用の解離爪120,120が形成され、それぞれ
巻取装置10,26に設置されたロツクバー5
2,52の中間部に掛止されている。
A,106Bの先端部には、ロツクバー52解離
用の解離爪120,120が形成され、それぞれ
巻取装置10,26に設置されたロツクバー5
2,52の中間部に掛止されている。
従つて、スプールレリーズレバー106が第5
図に示される状態から、スプールレリーズシヤフ
ト116を中心に回転すると、ロツクバー52を
引き上げることができるようになつている。
図に示される状態から、スプールレリーズシヤフ
ト116を中心に回転すると、ロツクバー52を
引き上げることができるようになつている。
[実施例の作用]
乗員15は乗降する場合、アンカプレート22
がガイドレール18に沿つて車両前方へ移動して
いるので、ウエビング16とシート14との間に
空間が生じ乗員15は容易に乗降することができ
る。
がガイドレール18に沿つて車両前方へ移動して
いるので、ウエビング16とシート14との間に
空間が生じ乗員15は容易に乗降することができ
る。
乗員15がシート14へ着座すると、アンカプ
レート22駆動手段によりガイドレール18に沿
つて、車両後方へ移動し、乗員15は自動的にウ
エビング装着状態となることができる。
レート22駆動手段によりガイドレール18に沿
つて、車両後方へ移動し、乗員15は自動的にウ
エビング装着状態となることができる。
車両通常状態では、巻取装置10の巻取軸32
に層状に巻取られているウエビング16を自由に
引き出すことができるので、乗員15がスイツチ
等を操作する場合にも乗員15の移動に追従し、
操作性を妨げることはない。
に層状に巻取られているウエビング16を自由に
引き出すことができるので、乗員15がスイツチ
等を操作する場合にも乗員15の移動に追従し、
操作性を妨げることはない。
車両が急減速状態に陥ると、これを加速度セン
サ78のボール104が感知する。
サ78のボール104が感知する。
ボールケース96の摺鉢状斜面102上へ載置
されたボール104が、摺鉢状斜面102を登り
上がる。
されたボール104が、摺鉢状斜面102を登り
上がる。
ボール104が登り上ると、これに応じてボー
ル104上のレバー92の傘部100を押し上げ
る。レバー92はピン92A,92A中心に回転
し、球94がセンサポール80を傾動させ、セン
サポール80は巻取軸32と共に回転しているロ
ツク輪74の歯部74Bと噛み合う。
ル104上のレバー92の傘部100を押し上げ
る。レバー92はピン92A,92A中心に回転
し、球94がセンサポール80を傾動させ、セン
サポール80は巻取軸32と共に回転しているロ
ツク輪74の歯部74Bと噛み合う。
ロツク輪74の回転がこの噛み合いにより阻止
されると、スリツプスプリング76も回転が停止
し、ポール68に巻取軸32の回転に対して回転
遅れを生じさせ、ポール68はピン64を中心に
第2図矢印C方向と反対方向に回転する。
されると、スリツプスプリング76も回転が停止
し、ポール68に巻取軸32の回転に対して回転
遅れを生じさせ、ポール68はピン64を中心に
第2図矢印C方向と反対方向に回転する。
これにより、ポール68の係合部68Aとイン
ナギヤ58の歯部58Aとが噛み合つて、ドライ
ブデイスク62の第2図矢印B方向の回転力がイ
ンナギヤ58へ付与される。
ナギヤ58の歯部58Aとが噛み合つて、ドライ
ブデイスク62の第2図矢印B方向の回転力がイ
ンナギヤ58へ付与される。
インナギヤ58が回転すると、これの外周に取
り付けられたフリクシヨンスプリング60の連動
部60Aがロツクバー52の舌片52Aに当接
し、線ばね56の付勢力に抗して押圧して、ロツ
クバー52のロツク爪50,50をメインギヤ4
8の歯部48A,48Aと噛み合わせる。
り付けられたフリクシヨンスプリング60の連動
部60Aがロツクバー52の舌片52Aに当接
し、線ばね56の付勢力に抗して押圧して、ロツ
クバー52のロツク爪50,50をメインギヤ4
8の歯部48A,48Aと噛み合わせる。
これにより、巻取軸32の引出方向(第2図矢
印A方向と反対方向)回転が阻止され、乗員15
を拘束状態とすることができる。
印A方向と反対方向)回転が阻止され、乗員15
を拘束状態とすることができる。
なお、連動部60Aの舌片52Aへの押圧が終
了してもロツクバー52のロツク爪50,50と
メインギヤ48の歯部48A,48Aとが完全に
噛み合うまでに若干の時間差が生じ巻取軸32が
回転するが、インナギヤ58とフリクシヨンスプ
リング60との間の相対回転により、同期をとる
ことができる。
了してもロツクバー52のロツク爪50,50と
メインギヤ48の歯部48A,48Aとが完全に
噛み合うまでに若干の時間差が生じ巻取軸32が
回転するが、インナギヤ58とフリクシヨンスプ
リング60との間の相対回転により、同期をとる
ことができる。
従つて、ポール68の係合部68Aやインナギ
ヤ58の歯部58Aを破損させることはない。
ヤ58の歯部58Aを破損させることはない。
ここで、車両急減速時にメインギヤ48,48
とロツクバー52とが噛み合つて、乗員15を拘
束状態とした後に、ロツクバー52の変形等によ
り、ロツクバー52がメインギヤ48,48と強
固に噛み合つて、車両急減速状態が終了しても、
線ばね56の付勢力でメインギヤ48,48から
離間できない場合がある。
とロツクバー52とが噛み合つて、乗員15を拘
束状態とした後に、ロツクバー52の変形等によ
り、ロツクバー52がメインギヤ48,48と強
固に噛み合つて、車両急減速状態が終了しても、
線ばね56の付勢力でメインギヤ48,48から
離間できない場合がある。
この状態から、スプールレリーズレバー106
を回転させれば、強制的にロツクバー52を解離
することができるようになつている。
を回転させれば、強制的にロツクバー52を解離
することができるようになつている。
このスプールレリーズレバー106はこの巻取
装置10と助手席乗員用の巻取装置26とに連動
されており、操作部119を操作してスプールレ
リーズシヤフト116を中心に回転させれば、巻
取装置10,26のロツクバー52,52をそれ
ぞれのメインギヤ48,48から同時に解離する
ことができる。
装置10と助手席乗員用の巻取装置26とに連動
されており、操作部119を操作してスプールレ
リーズシヤフト116を中心に回転させれば、巻
取装置10,26のロツクバー52,52をそれ
ぞれのメインギヤ48,48から同時に解離する
ことができる。
ここでロツクバー52とメインギヤ48,48
との解離後、加速度センサ78のセンサポール8
0がロツク輪74の歯部78Bと噛み合つている
ことがあるが、本実施例の場合、ロツク輪74と
ポール68との間にスリツプスプリング76を介
在させ、ロツク輪74の溝74Aへ所定摩擦力で
取り付けられているので、これ以上の力を付与す
れば、スリツプスプリング76とロツク輪74と
の間で相対回転し、またインナギヤ58とフリク
シヨンスプリング60も相対回転するためロツク
輪74の歯部78B、センサポール80、加速度
センサ78、インナギヤ58に歯部58A及びポ
ール68の係合部68Aの各部材を破損させるこ
とがなく、ウエビング16を巻取軸32から引出
すことができる。
との解離後、加速度センサ78のセンサポール8
0がロツク輪74の歯部78Bと噛み合つている
ことがあるが、本実施例の場合、ロツク輪74と
ポール68との間にスリツプスプリング76を介
在させ、ロツク輪74の溝74Aへ所定摩擦力で
取り付けられているので、これ以上の力を付与す
れば、スリツプスプリング76とロツク輪74と
の間で相対回転し、またインナギヤ58とフリク
シヨンスプリング60も相対回転するためロツク
輪74の歯部78B、センサポール80、加速度
センサ78、インナギヤ58に歯部58A及びポ
ール68の係合部68Aの各部材を破損させるこ
とがなく、ウエビング16を巻取軸32から引出
すことができる。
尚、本考案では、ウエビング巻取装置をオート
マチツクシートベルト装置に適用したが、通常の
3点式シートベルト装置にも適用可能である。
マチツクシートベルト装置に適用したが、通常の
3点式シートベルト装置にも適用可能である。
また、スプールレリーズ機構は本実施例に限ら
ず巻取装置個々に設置されたものでもよい。
ず巻取装置個々に設置されたものでもよい。
[考案の効果]
以上説明した如く本考案に係るウエビング巻取
装置は、インナギヤとポールとが係合状態であつ
ても、インナギヤ及びポールを破損させることな
く、ロツクバーをメインギヤから離間できるた
め、ウエビングを巻取軸から引き出すことができ
るという優れた効果を有する。
装置は、インナギヤとポールとが係合状態であつ
ても、インナギヤ及びポールを破損させることな
く、ロツクバーをメインギヤから離間できるた
め、ウエビングを巻取軸から引き出すことができ
るという優れた効果を有する。
第1図は本考案に係るウエビング巻取装置が適
用されたオートマチツクシートベルト装置の車両
への配設状態を示す正面図、第2図は本考案に係
るウエビング巻取装置の分解斜視図、第3図はロ
ツク機構部の軸方向断面図、第4図は加速度セン
サの正面図、第5図はスプールレリーズレバーの
取付状態を示す正面図である。 10,26……巻取装置、16……ウエビン
グ、32……巻取軸、48……メインギヤ、52
……ロツクバー、58……インナギヤ、60……
フリクシヨンスプリング、62……ドライブデイ
スク、68……ポール、74……ロツク輪、80
……センサポール、82……加速度センサ。
用されたオートマチツクシートベルト装置の車両
への配設状態を示す正面図、第2図は本考案に係
るウエビング巻取装置の分解斜視図、第3図はロ
ツク機構部の軸方向断面図、第4図は加速度セン
サの正面図、第5図はスプールレリーズレバーの
取付状態を示す正面図である。 10,26……巻取装置、16……ウエビン
グ、32……巻取軸、48……メインギヤ、52
……ロツクバー、58……インナギヤ、60……
フリクシヨンスプリング、62……ドライブデイ
スク、68……ポール、74……ロツク輪、80
……センサポール、82……加速度センサ。
Claims (1)
- ウエビングを巻取軸へ層状に巻取つて収容し、
車両急減速時には巻取軸と共に回転するメインギ
ヤへロツクバーを係合させてウエビング引出方向
回転を阻止するウエビング巻取装置であつて、車
両急減速状態を感知する加速度センサと、通常は
巻取軸の回転に追従して回転し車両急減速時に加
速度センサにより巻取軸に対して回転遅れが生じ
るロツク輪と、前記ロツク輪の回転遅れにより作
動するポールと、通常はこのポールと離間されポ
ールの作動時にこのポールと係合して前記ロツク
バーをメインギヤとの係合方向へ移動させるイン
ナギヤと、前記ロツクバーとインナギヤとの間に
設けられた所定摩擦力でこれらを連結するスリツ
プ手段と、を有するウエビング巻取装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985104923U JPH0427717Y2 (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 | |
US06/883,338 US4717089A (en) | 1985-07-10 | 1986-07-08 | Webbing retractor for vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985104923U JPH0427717Y2 (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6213751U JPS6213751U (ja) | 1987-01-27 |
JPH0427717Y2 true JPH0427717Y2 (ja) | 1992-07-03 |
Family
ID=14393622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985104923U Expired JPH0427717Y2 (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4717089A (ja) |
JP (1) | JPH0427717Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0415558Y2 (ja) * | 1986-04-01 | 1992-04-08 | ||
JPH0454754U (ja) * | 1990-09-17 | 1992-05-11 | ||
US5257754A (en) * | 1991-07-17 | 1993-11-02 | Trw Vehicle Safety Systems Inc. | Retractor |
US8418039B2 (en) * | 2009-08-03 | 2013-04-09 | Airbiquity Inc. | Efficient error correction scheme for data transmission in a wireless in-band signaling system |
JP5924987B2 (ja) * | 2012-03-07 | 2016-05-25 | 芦森工業株式会社 | シートベルト用リトラクタ |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4109881A (en) * | 1972-03-24 | 1978-08-29 | Foehl Artur | Winding-up device with automatic lock initiated by friction for a safety belt |
US3937416A (en) * | 1973-04-20 | 1976-02-10 | American Safety Equipment Corporation | Reel for storing belts or the like |
US4148446A (en) * | 1976-05-12 | 1979-04-10 | American Safety Equipment Corporation | Dual sensitive retractor |
SE405209B (sv) * | 1977-04-22 | 1978-11-27 | Irvin Industries Inc | Anordning vid automatlas for bandformiga sekerhetsbelten |
AU529625B2 (en) * | 1978-09-11 | 1983-06-16 | Ase (Uk) Limited | A vehicle seat belt retractor |
US4218033A (en) * | 1979-06-01 | 1980-08-19 | General Motors Corporation | Lockbar release for inertia locking seat belt retractor |
GB2073578B (en) * | 1980-04-15 | 1984-03-14 | Kangol Magnet Ltd | Vehicle seat belt retractor |
US4386745A (en) * | 1981-08-10 | 1983-06-07 | General Motors Corporation | Tension reliever for seat belt retractor |
JPS58139159U (ja) * | 1982-03-12 | 1983-09-19 | 株式会社東海理化電機製作所 | ウエビング巻取装置 |
CA1221074A (en) * | 1982-11-29 | 1987-04-28 | Takayuki Ando | Webbing retractor |
-
1985
- 1985-07-10 JP JP1985104923U patent/JPH0427717Y2/ja not_active Expired
-
1986
- 1986-07-08 US US06/883,338 patent/US4717089A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4717089A (en) | 1988-01-05 |
JPS6213751U (ja) | 1987-01-27 |
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