JPH0519336A - リモートコントロール兼用ストロボ装置 - Google Patents

リモートコントロール兼用ストロボ装置

Info

Publication number
JPH0519336A
JPH0519336A JP17536891A JP17536891A JPH0519336A JP H0519336 A JPH0519336 A JP H0519336A JP 17536891 A JP17536891 A JP 17536891A JP 17536891 A JP17536891 A JP 17536891A JP H0519336 A JPH0519336 A JP H0519336A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light emission
remote control
circuit
signal
trigger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP17536891A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Maruyama
淳 丸山
Yoichiro Okumura
洋一郎 奥村
Keiichi Tsuchida
啓一 土田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP17536891A priority Critical patent/JPH0519336A/ja
Publication of JPH0519336A publication Critical patent/JPH0519336A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stroboscope Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】補助ストロボ機能を有していると同時に、回路
構成を複雑化することなくリモートコントロール機能を
実現することが可能なリモートコントロール兼用ストロ
ボ装置を提供することを目的とする。 【構成】カメラに対して離間した位置に非接続で配設す
ることが可能であって、閃光発光管16と、この閃光発
光管16の閃光発光を制御する発光制御回路14と、こ
の発光制御回路14を作動させるコントローラ11と、
外部の閃光発光に同期して閃光発光を行うストロボ機能
と、上記カメラ本体側に対して、同カメラの動作を制御
する閃光発光信号を発信するリモートコントロール機能
との何れかを選択する切換手段12と、上記コントロー
ラ11にリモートコントロール発光信号の回数および間
隔を設定させる設定手段13と、上記外部の発光信号を
受信して上記コントローラ11および上記発光制御回路
14へのトリガーを生成する光トリガー回路15とを具
備したことを特徴とする

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ストロボ内蔵カメラ等
で発光した外部の閃光発光に同期して閃光発光を行い、
また、カメラ本体に対して同カメラの動作を制御する発
光信号を発信する、リモートコントロール兼用ストロボ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特公昭56−37746号公報等
に記載されているように、カメラに対して離間した位置
に非接続で配設することが可能で、外部の発光信号に同
期して閃光発光を行うストロボ機能を有する光遠隔制御
装置が知られている。また、実開昭60−96644号
公報等に示されているように、上記ストロボ機能に加
え、カメラ本体側に対して、同カメラの動作を制御する
閃光発光信号を発信するリモートコントロール機能を有
し、上記カメラ本体側からの信号で発光動作をする一
方、同カメラに対して動作信号を発してカメラの動作を
制御する被制御装置の作動装置が提案されている。
【0003】このようなリモートコントロール兼用のス
トロボ装置は、その閃光発光によってカメラのシャッタ
ー等の制御対象を遠隔操作するもので、他人のストロボ
装置の閃光によって上記制御対象が誤動作することの無
いように、閃光発光に特定の信号を重畳させて上記制御
対象を遠隔操作するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のリモートコントロール兼用ストロボ装置で
は、閃光発光管の閃光発光の制御を行う発光制御回路の
他に、上記特定の信号を生成する回路を設けなくてはな
らず、回路構成が複雑になるとともに回路規模が大きく
なり、かつ、コストの高くなるといった不具合を有して
いた。
【0005】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、補助ストロボ機能を有していると同時に、回
路構成を複雑化することなくリモートコントロール機能
を実現することが可能なリモートコントロール兼用スト
ロボ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明によるリモートコントロール兼用ストロボ
装置は、図1の概念図に示すように、カメラに対して離
間した位置に非接続で配設することが可能であって、閃
光発光管16と、この閃光発光管16の閃光発光を制御
する発光制御回路14と、この発光制御回路14を作動
させるコントローラ11と、外部の閃光発光に同期して
閃光発光を行うストロボ機能と、上記カメラ本体側に対
して、同カメラの動作を制御する閃光発光信号を発信す
るリモートコントロール機能との何れかを選択する切換
手段12と、上記コントローラ11にリモートコントロ
ール発光信号の回数および間隔を設定させる設定手段1
3と、上記外部の発光信号を受信して上記コントローラ
11および上記発光制御回路14へのトリガーを生成す
る光トリガー回路15とを具備したことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明においては、ストロボ機能の動作時は、
切換手段12によりストロボ機能を選択した後、内蔵ス
トロボ等を有するカメラ本体等の外部からの閃光発光を
光トリガー回路15で受光してトリガーを生成し、この
トリガーによりコントローラ11および発光制御回路1
4が作動して、閃光発光管16が上記カメラ本体の閃光
発光に同期して閃光発光する。
【0008】また、リモートコントロール機能の動作時
は、切換手段12によりリモートコントロール機能を選
択した後、設定手段13によりコントローラ11内にお
いてリモートコントロール発光信号の回数および間隔を
設定させ、上記コントローラ11の制御の基に、発光制
御回路14が作動して閃光発光管16がリモートコント
ロール信号を発光する。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0010】図2は、本発明の1実施例であるリモート
コントロール兼用ストロボ装置の構成を示す電気回路図
である。
【0011】この電気回路は、低電圧の直流電源27
と、この直流電源27に並列に接続されたダイオード2
6とコンデンサ25からなる直列回路と、上記直流電源
27を電源とし、これに並列に接続された発光制御回路
14および光トリガー回路15と、上記発光制御回路1
4の出力端子a5,a6に接続され、同制御回路14の
制御により閃光発光する閃光発光管16と、上記直流電
源27を電源とし、上記コンデンサ25に並列に接続さ
れた、前記コントローラ11としてのCPU21と、こ
のCPU21の端子P5とGND間に接続された電源ス
イッチ22と、上記CPU21の端子P7とGND間に
接続された、前記切換手段12としての切換スイッチ2
4と、上記CPU21の端子P6とGND間に接続され
た、設定手段13としての設定スイッチ23と、上記切
換スイッチ24に連動して動作する可視光フィルター1
7とで、その主要部が構成されている。
【0012】上記CPU21は、上記発光制御回路14
と光トリガー回路15を制御するコントローラであり、
上記電源スイッチ22によりその動作がオン・オフされ
る。なお、この電源スイッチ22は、手動のスイッチに
限られるものではなく、たとえば、本発明によるリモー
トコントロール兼用ストロボ装置をカメラ本体に対して
着脱可能とし、この着脱操作に連動して自動的にオン・
オフするようにしても構わない。
【0013】上記切換スイッチ24は、ストロボ機能と
リモートコントロール機能とを選択するものであって、
その切換動作は符号17で示される可視光フィルターの
スライドと連動している。すなわち、この可視光フィル
ター17が上記閃光発光管16の発光面の前面に、その
発光面を覆うように、たとえば、回動あるいは摺動動作
により配設されたときに、その動作に連動して上記切換
スイッチ24がオンし、リモートコントロール機能モー
ドに切換るようになっている。また、上記可視光フィル
ター17が閃光発光管16の発光面の前面に配設されて
いないとき、すなわち、上記切換スイッチ24がオフの
状態のときは、カメラ本体の閃光発光に同期して上記閃
光発光管16が閃光発光する、ストロボ機能モードとな
る。なお、上記可視光フィルター17は、たとえば、動
物等の被写体を遠隔操作によって撮影するときに、この
被写体に閃光発光の信号光を気づかれないようにする効
果がある。
【0014】上記設定スイッチ23は、上記切換スイッ
チ24のオン時、すなわち、リモートコントロール機能
時に、カメラ本体に対してリモートコントロール用の閃
光発光信号を送信するスイッチである。すなわち、この
スイッチ23をオンすることにより、後述する手段で閃
光発光管16が閃光発光し、この閃光がリモートコント
ロール閃光発光信号としてカメラ本体の動作、たとえ
ば、シャッター動作等を制御するようになっている。
【0015】上記ダイオード26とコンデンサ25から
なる直列回路は、後述する発光制御回路14の充電中
に、CPU21が暴走することを防ぐフィルター回路で
ある。
【0016】上記発光制御回路14は、図3にその電気
回路の構成を示したとおり、上記直流電源27の低電圧
を直流高電圧に昇圧させるDC/DCコンバータからな
る電源昇圧回路51と、この昇圧回路51に並列に接続
された充電完了検知回路57と、上記電源昇圧回路51
に逆流防止用ダイオード52を介してそれぞれ並列に接
続されたメインコンデンサ53と、トリガー回路54
と、光量制御回路56と、上記トリガー回路54内のト
リガーサイリスタ79に並列に接続された倍電圧回路5
8とで構成されている。
【0017】また、図3中、端子a1,a2,a3,a
4はそれぞれ図2に示すように、上記CPU21の端子
P1,P2,P3,P4に、端子a5,a6は上記閃光
発光管16の両端に、端子a7はトリガー電極16tに
それぞれ接続されている。
【0018】再び、図3に戻って、上記メインコンデン
サ53は、上記電源昇圧回路51から供給される直流高
電圧によって充電され、この直流高電圧を上記閃光発光
管16に印加するようになっていて、この閃光発光管1
6は、上記トリガー回路54からトリガー電極16tに
トリガー電圧が印加されることにより、キセノンガス等
を封入した放電管内がイオン化され、瞬時に放電発光す
るようになっている。
【0019】上記電源昇圧回路51は、低電圧の上記直
流電源27の両端に並列に接続されたトランジスタ6
2,63と抵抗64,65とからなる直列回路と、同じ
く上記直流電源27と並列に接続された、昇圧トランス
67の1次巻線とトランジスタ66とからなる直列回路
と、整流用ダイオード69と上記昇圧トランス67の2
次巻線および抵抗68とからなる直列回路が図示のよう
に接続されて構成されている。なお、上記トランジスタ
62のベースが、抵抗61,端子a1を介してCPU2
1の出力端子P1 に接続され、同CPU21からの制御
信号Q1(図2参照)を受けるようになっている。
【0020】上記トリガー回路54は、上記電源昇圧回
路51の出力端に並列に接続された抵抗76とトリガー
サイリスタ79からなる直列回路と、このトリガーサイ
リスタ79のゲート−GND間に挿入された抵抗81
と、同トリガーサイリスタ79に並列に接続されたトリ
ガーコンデンサ77とトリガートランス75の1次巻線
とからなる直列回路と、上記トリガー電極16tに端子
a7を介して接続された上記トリガートランス75の2
次巻線とが図示のように接続されて構成されている。ま
た、上記トリガーサイリスタ79のゲートが抵抗80,
端子a2を介してCPU21の制御信号出力端子P2 に
接続され、このCPU21からの制御信号Q2(図2参
照)を受けるようになっている。
【0021】上記光量制御回路56は、発光電流ループ
に対して直列に接続され、端子a5,a6の間に接続さ
れる上記閃光発光管16の発光光量の制御を行うサイリ
スタ85と、このサイリスタ85のゲート−GND間に
挿入された抵抗84とが図示のように接続されて構成さ
れている。なお、上記サイリスタ85のゲートが抵抗8
3,端子a3を介して光トリガー回路15の出力端子b
1に接続され、この光トリガー回路15の制御を受ける
ようになっている。
【0022】上記充電完了検知回路57は、ネオン管7
0,抵抗71,トランジスタ72からなる直列回路で構
成され、このトランジスタ72のコレクタが端子a4を
介してCPU21の入力端子P4に接続されている。
【0023】上記倍電圧回路58は、周知の回路であ
り、上記閃光発光管16の閃光発光をしやすくするとと
もに、リモートコントロール機能時に閃光発光管16に
対して発光電流を流す役目も果たす。
【0024】ここで、このように構成された上記発光制
御回路14の動作を説明する。
【0025】トランジスタ62のベースにCPU21の
出力端子P1から“L”レベルの制御信号Q1を入力す
ると、トランジスタ62のエミッタ−コレクタ間〜トラ
ンジスタ63のエミッタ−ベース間〜抵抗68に対して
電流が流れ、トランジスタ63にコレクタ電流が流れ
る。このトランジスタ63のコレクタ電流はトランジス
タ66のベース電流となって同トランジスタ66にコレ
クタ電流を流す。すると、昇圧トランス67の1次巻線
に電流が流れ、このとき発生する、上記1次巻線の2次
巻線に対する鎖交磁束によって上記2次巻線には高電圧
が誘起される。
【0026】これにより、ダイオード69,トリガー回
路54内の抵抗76を介してトリガー回路54内のトリ
ガーコンデンサ77に充電電流が流れるとともに、ダイ
オード69,ダイオード52を介してメインコンデンサ
53にも充電電流が流れる。この充電電流は、上記トラ
ンジスタ66のベース電流が増加するのにともない増加
して上記コンデンサを充電する。そして、この正帰還作
用によって上記トランジスタ66は飽和状態となる。
【0027】すると、昇圧トランス67の1次側の電流
変化がなくなるために、2次側の磁束変化もなくなる。
よって、昇圧トランス67の2次側には、ダイオード6
9に対して逆電圧をかけるような電圧が生じ、トランジ
スタ63を逆バイアスすることにより、トランジスタ6
3のコレクタ電流が止まりトランジスタ66もオフす
る。ここで、昇圧トランス67の2次巻線には振動が起
こり、トランジスタ63を正バイアスする半波のときに
上記トランジスタ63が再びオンとなり、前記の初期状
態に戻り次の1サイクルの動作を開始する。そして、こ
のような発振動作を繰り返し行うことにより、トリガー
コンデンサ77とメインコンデンサ53とが所定の電圧
まで充電されることになる。
【0028】さて、上記トリガーコンデンサ77には、
電源昇圧回路51〜抵抗76〜トリガーコンデンサ77
〜トリガートランス75の1次巻線〜電源昇圧回路51
という閉ループで充電電流が流れるため、このトリガー
コンデンサ77は、メインコンデンサ53と同じ電圧ま
で充電されることになる。
【0029】ここで、光トリガー回路15の出力端子b
1より端子a3を介してサイリスタ85のゲートにトリ
ガー信号Q3が送信されると、閃光発光管16の両端に
メインコンデンサ53の充電電圧が印加される状態とな
る。このとき、CPU21の出力端子P2より、端子a
2を介してトリガーサイリスタ79のゲートに発光信号
Q2が送信されると、上記トリガーコンデンサ77に蓄
えられた電荷は、トリガーコンデンサ77〜トリガーサ
イリスタ79〜トリガートランス75の1次巻線〜トリ
ガーコンデンサ77による閉ループに沿って流れる。そ
して、上記トリガートランス75の1次巻線に電流が流
れると、上記トランス75の1次巻線の2次巻線に対す
る鎖交磁束が生じるため2次巻線には高電圧が誘起され
る。よって、この高電圧がトリガー電圧としてトリガー
電極16tに印加され、閃光発光管16が発光する。ま
た、上記トリガー電圧が印加された後、上記発光信号Q
2をオフするとトリガー回路54は初期状態に戻る。
【0030】また、上記端子a3にトリガー信号Q3が
入力されていないときに、上記端子a2に発光信号Q2
が入力されると、トリガーサイリスタ79のオンと同時
に倍電圧回路58も動作して、閃光発光管16の両端に
高電圧を印加しつつ、上述のようにトリガー電極16t
にトリガー電圧が印加されることになる。そして、上記
閃光発光管16は、上記信号Q2の波形に応じた閃光を
発光する。
【0031】なお、充電電圧検知回路57は、メインコ
ンデンサ53の充電電圧が発光可能な所定の電圧値に達
したとき、トランジスタ72がオンするようになってい
る。これにより端子a4が“L”レベルとなり、信号Q
4としてCPU21の入力端子P4に入力される。
【0032】図4は、光トリガー回路15の構成を示し
た電気回路図である。
【0033】この光トリガー回路15は、カメラ本体か
らの閃光発光を受光して、その光強度に比例した光電流
を生成する半導体位置検出素子(以下PSDという)4
1と、このPSD41のアノードとGND間に挿入さ
れ、上記光電流を電圧に変換する抵抗42と、この電圧
を増幅する増幅器43と、この増幅器43の出力端に接
続され、同増幅器43の出力と図示されない基準電圧と
を比較し、出力するコンパレータ44とが図示のように
接続され構成されている。なお、上記コンパレータ44
の出力は端子b1を介して、前記発光制御回路14の入
力端子a3と、CPU21の入力端子P3とに接続さ
れ、受光したカメラ本体の閃光の情報によるトリガー信
号Q3を送信するようになっている。また、上記PSD
41のカソード側は端子b2を介してCPU21の端子
P8に接続されている。
【0034】カメラ本体の閃光発光を受けたPSD41
は、その光強度に比例した光電流を生成し、この光電流
が抵抗42によって電圧に変換された後、増幅器43に
よって増幅され増幅信号となる。そして、この増幅信号
がコンパレータ44によって波形成形された後、トリガ
ー信号Q3として出力端子b1から発光制御回路14の
入力端子a3と、CPU21の入力端子P3とに出力さ
れる。
【0035】また、リモートコントロール機能時には、
CPU21の端子P8から“H”レベル信号が端子b2
に入力されており、PSD41が閃光発光を受光しても
光電流が流れないようになっている。これにより、リモ
ートコントロール機能時の誤発光を防ぐことができる。
【0036】次に、リモートコントロール機能時に、C
PU21の出力端子P2から発光制御回路14の端子a
2に送信されるリモートコントロール送信信号Q2を、
図5に示すタイムチャートを参照して説明する。
【0037】設定スイッチ23(図2参照)がオンされ
るとCPU21の端子P6が“L”レベルとなり、これ
を認識した同CPU21は、出力端子P2より図5に示
すようなリモートコントロール送信信号Q2を出力す
る。この信号Q2は図示のように、パルス間隔T0,T
1,T2,T3を有するパルス信号として出力され、
“H”レベルのときに発光制御回路14内の上記トリガ
ーサイリスタ79がオンして閃光発光管16が間欠的に
閃光発光することとなる。そして、この送信信号Q2
に、たとえば、レリーズのタイムラグを設定しておけ
ば、カメラ本体は上記閃光発光を受けて、上記設定され
たタイムラグ経過後にシャッター動作を行う。
【0038】ところで、上記パルス間隔は、蛍光灯等か
ら発せられる外部ノイズパルスによる誤発光を避けるた
め、商用電源の周波数の半分(50Hzで約10mse
c、60Hzで約8.3msec)の時間の整数倍と同
期しないように設定することが望ましい。たとえば、T
0=T1=T2=T3=45.8msecに選べばよ
い。またパルス数は5発に限らず、リモートコントロー
ル信号の信頼性を増すためなら、上記パルス数を増やし
ても良いし、リモートコントロール信号の送信時間を短
縮するのであれば1発でも構わない。
【0039】このように構成されたリモートコントロー
ル兼用ストロボ装置のCPU21の動作を、図6に示す
フローチャートを参照して説明する。
【0040】電源スイッチ22がオンされCPU21の
端子P5が“L”レベルになると、ステップS1におい
て、CPU21内部のタイマをリセットしてスタート状
態となる。すると、まず、ステップS2において発光制
御回路14内のメインコンデンサ53に電荷を充電させ
るために、CPU21の出力端子P1より発光制御回路
14の端子a1に対し“L”レベルの信号Q1を出力す
る。この信号Q1を受けて発光制御回路14内の電源昇
圧回路51が作動し、上記メインコンデンサ53が充電
を開始する。このメインコンデンサ53の充電電圧が所
定の電圧値に達すると、発光制御回路14内の充電電圧
検知回路57の出力端子a4より“L”レベル信号がC
PU21の端子P4に対し送信される。
【0041】この端子P4のレベル信号をステップS3
において監視しておき、“L”レベル信号が送信される
と、ステップS4において、上記端子P1より端子a1
に対し“H”レベルの信号Q1を送信する。これによ
り、上記電源昇圧回路51の動作がオフして上記メイン
コンデンサ53の充電が終了する。なお、上記ステップ
S3において、Noの場合、すなわちメインコンデンサ
53の充電が不十分のときは、ステップS10におい
て、図示しないリミッタが作動しているか否かを判断
し、Noの場合は再度ステップS3に戻りメインコンデ
ンサ53の充電を続け、Yesの場合は、ステップS1
1において、上記P1から“H”レベルの信号Q1を出
力し上記電源昇圧回路51の動作を終了させて、初期状
態に戻る。
【0042】上記ステップS4において、メインコンデ
ンサ53の充電を終了させた後、ステップS5におい
て、切換スイッチ24の状態を検知し、リモートコント
ロール機能とストロボ機能とのどちらが選択されている
かを判断する。このステップS5において切換スイッチ
24がオン、すなわち、リモートコントロール機能が選
択されたときは、ステップS6において設定スイッチ2
3の状態を見る。
【0043】ここで、設定スイッチ23がオンされたと
き、すなわちカメラ本体に対してリモートコントロール
操作のための発光を送信するときは、まず、ステップS
7において、T0,T1,T2,T3等のパルスの回数
と間隔を設定した後、ステップS8で、CPU21の出
力端子P2よりパルス出力送信信号Q2を発光制御回路
14の端子a2に対して出力する。この端子a2にパル
ス出力信号Q2が入力されると、上述の通り閃光発光管
16がこの信号Q2に対応する閃光を発光し、この発光
信号を受けたカメラ本体では所望の動作を行う。
【0044】上記ステップS8で信号Q2を出力した後
は、ステップS9において電源スイッチ22の状態を監
視し、このスイッチ22がオフされるまでステップS1
からの動作を続ける。なお、上記ステップS9において
電源スイッチ22がオフされたときは、一連の動作を終
了する。
【0045】上記ステップS6において設定スイッチ2
3がオンされていないときは、一度ステップS15にお
いて電源スイッチ22の状態を見た後に、このスイッチ
22がまだオンされている場合は再びステップS6に戻
り、設定スイッチ23がオンされるのを待つ。上記ステ
ップS15において電源スイッチ22がオフされている
ときは、上記ステップS9同様、一連の動作を終了す
る。
【0046】前記ステップS5において切換スイッチ2
4がオフのとき、すなわち、ストロボ機能が選択された
ときは、ステップS12で、CPU21の端子P8より
光トリガー回路15の端子b2に対して“L”レベルの
信号を出力して、同光トリガー回路15の動作をアクテ
ィブにする。この後、ステップS13において入力端子
P3の状態を監視し、光トリガー回路15の端子b1よ
りトリガー信号Q3が入力される、すなわち、カメラ本
体の閃光発光を受光すると、ステップS9において電源
スイッチ22の状態を見て、オフしていなければステッ
プS1に戻る。
【0047】この間、発光制御回路14の端子a3に
も、上記トリガー信号Q3が入力されており、そして、
この信号Q3によって閃光発光管16がカメラ本体の閃
光発光に同期して閃光発光する。
【0048】上記ステップS13において、入力端子P
3に上記トリガー信号Q3が入力されていないときは、
ステップS14で一度電源スイッチ22の状態を見た
後、この電源スイッチ22がオフされていないならば、
ステップS13に戻って入力端子P3にトリガー信号Q
3が入力されるまで待機する。
【0049】なお、上記ステップS9、ステップS1
4、ステップS15において電源スイッチ22がオフさ
れているときは、何れの場合でもCPU21はオフし、
一連の動作を終了する。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、本
来有しているストロボ機能を制御する発光制御回路を、
リモートコントロール機能にも使用したので、回路構成
を複雑化することなく、リモートコントロール機能を実
現することが可能なリモートコントロール兼用ストロボ
装置を提供することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概念を示したリモートコントロール兼
用ストロボ装置の構成ブロック図。
【図2】本発明の1実施例を示すリモートコントロール
兼用ストロボ装置の電気回路図。
【図3】上記実施例におけるリモートコントロール兼用
ストロボ装置の発光制御回路の具体的な構成を示す電気
回路図。
【図4】上記実施例におけるリモートコントロール兼用
ストロボ装置の光トリガー回路の構成を示す電気回路
図。
【図5】上記実施例におけるリモートコントロール兼用
ストロボ装置のリモートコントロール時のリモートコン
トロール信号の一例を示す信号波形図。
【図6】上記実施例におけるリモートコントロール兼用
ストロボ装置のCPUの動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
11…コントローラ 12…切換手段 13…設定手段 14…発光制御回路 15…光トリガー回路 16…閃光発光管 17…可視光フィルター

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カメラ本体に対して離間した位置に非接続
    で配設することが可能で、外部の閃光発光に同期して閃
    光発光を行うストロボ機能と、上記カメラ本体に対し
    て、同カメラの動作を制御する閃光発光信号を発信する
    リモートコントロール機能とを有し、上記カメラ本体側
    からの信号で発光動作をする一方、同カメラに対して動
    作信号を発してカメラの動作を制御するリモートコント
    ロール兼用ストロボ装置において、 このリモートコントロール兼用ストロボ装置が有してい
    る発光制御回路を作動させるコントローラと、 上記ストロボ機能と、上記リモートコントロール機能と
    の何れかを選択する切換手段と、 上記コントローラにリモートコントロール発光信号の回
    数および間隔を設定させる設定手段と、 を具備したことを特徴とする、リモートコントロール兼
    用ストロボ装置。
  2. 【請求項2】上記切換手段がリモートコントロール機能
    を選択した際に、発光部の前面に可視光を遮断するフィ
    ルターが挿入されることを特徴とする、請求項1記載の
    リモートコントロール兼用ストロボ装置。
JP17536891A 1991-07-16 1991-07-16 リモートコントロール兼用ストロボ装置 Withdrawn JPH0519336A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17536891A JPH0519336A (ja) 1991-07-16 1991-07-16 リモートコントロール兼用ストロボ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17536891A JPH0519336A (ja) 1991-07-16 1991-07-16 リモートコントロール兼用ストロボ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0519336A true JPH0519336A (ja) 1993-01-29

Family

ID=15994873

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17536891A Withdrawn JPH0519336A (ja) 1991-07-16 1991-07-16 リモートコントロール兼用ストロボ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0519336A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0984320A1 (en) * 1998-09-01 2000-03-08 Canon Kabushiki Kaisha Information transmitting apparatus using flash light emission

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0984320A1 (en) * 1998-09-01 2000-03-08 Canon Kabushiki Kaisha Information transmitting apparatus using flash light emission

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4199242A (en) Operation control circuitry for electronic flash devices
EP0298497B1 (en) Flash device
US3822393A (en) Electronic strobe
JPH0121598B2 (ja)
JP2007507749A (ja) バッテリー節約可能なフラッシュ充電制御
JP3432017B2 (ja) ストロボ回路
US6516153B2 (en) Capacitor charging apparatus and electronic flash and apparatus containing same
JPH0519336A (ja) リモートコントロール兼用ストロボ装置
US5966552A (en) Flash circuit
JPH0220088B2 (ja)
GB2025078A (en) Photographic exposure control
JPH0576618B2 (ja)
JP2621324B2 (ja) オフカメラフラッシュ撮影用フラッシュ装置
JP2639824B2 (ja) 閃光放電発光器
GB2125978A (en) Photographic flash device
JPS633119Y2 (ja)
JPS6318008Y2 (ja)
JPH0160808B2 (ja)
JP2639817B2 (ja) 閃光放電発光器の充電表示装置
JP2907287B2 (ja) 閃光発光装置
JPS634195Y2 (ja)
JP2641097B2 (ja) フラッシュ装置
KR930002203Y1 (ko) 플래쉬 회로
JPH05204040A (ja) カメラ
JPH09197499A (ja) ストロボ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981008