JPH05204040A - カメラ - Google Patents

カメラ

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Publication number
JPH05204040A
JPH05204040A JP4035753A JP3575392A JPH05204040A JP H05204040 A JPH05204040 A JP H05204040A JP 4035753 A JP4035753 A JP 4035753A JP 3575392 A JP3575392 A JP 3575392A JP H05204040 A JPH05204040 A JP H05204040A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strobe
camera body
camera
light emission
remote control
Prior art date
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Application number
JP4035753A
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English (en)
Inventor
Tatsu Kosaka
達 小坂
Tatsuo Amanuma
辰男 天沼
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 リモートコントロール機能を備えたカメラの
コンパクト化,コストダウン。 【構成】 ストロボ部100をカメラ本体101に対し
て着脱可能に設ける。カメラ本体101からストロボ部
100を取り外し、このストロボ部100をカメラ本体
101に向けて予備発光させると、これを受光してカメ
ラ本体101においてそのシャッタレリーズが行われ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はリモートコントロール
機能を備えたカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、カメラの利用方法の多様化に応じ
て、被写体となる者自身が専用のリモートコントロール
送信機からカメラに向けてリモコン信号光を発射し、そ
の信号光に基づいてシャッターレリーズを行うようにし
たカメラが提案されている。例えば、赤外LEDを用い
た専用のリモートコントロール送信機から赤外線を発射
し、この赤外線に基づいてシャッターレリーズを行うよ
うにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のカメラによると、専用のリモートコントロー
ル送信機を必要とするため、コンパクト性に欠け、コス
トアップの原因となっていた。また、赤外線を発射する
タイプでは、リモコン動作をさせるためには、きちんと
リモートコントロール送信機をカメラに向ける必要があ
り、その作動範囲が狭かった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決するためになされたもので、その第1発明(請求
項1に係る発明)は、カメラ本体に対してストロボ部を
着脱可能に設けるものとし、取り外されたストロボ部か
ら発せられる光を受光してカメラ本体を作動させるよう
にしたものである。また、その第2発明(請求項2に係
る発明)は、取り外されたストロボ部から発せられる予
備発光を受光してカメラ本体を作動させるようにしたも
のである。また、その第3発明(請求項3に係る発明)
は、第1発明または第2発明において、ストロボ部から
発せられる光の受光を測距のための受光手段を兼用して
行うようにしたものである。また、その第4発明(請求
項4に係る発明)は、第1発明または第2発明におい
て、ストロボ部が取り外されたのに応答してカメラ本体
を発光禁止モードとし、ストロボ部が取り付けられたの
に応答してカメラ本体を自動発光モードとするようにし
たものである。また、その第5発明(請求項5に係る発
明)は、第1発明または第2発明において、ストロボ部
が取り外されたのに応答してカメラ本体を発光禁止モー
ドとし、ストロボ部が取り付けられたのに応答して取り
外される直前のモードにカメラ本体を戻すようにしたも
のである。
【0005】
【作用】したがってこの発明によれば、その第1発明で
は、カメラ本体からストロボ部を取り外し、このストロ
ボ部をカメラ本体に向けて発光させると、カメラ本体が
作動する。また、その第2発明では、カメラ本体からス
トロボ部を取り外し、このストロボ部をカメラ本体に向
けて予備発光させると、カメラ本体が作動する。また、
その第3発明では、ストロボ部から発せられる光が測距
のための受光手段を兼用して受光される。また、その第
4発明では、ストロボ部が取り外されるとカメラ本体が
発光禁止モードとなり、ストロボ部が取り付けられると
カメラ本体が自動発光モードとなる。また、その第5発
明では、ストロボ部が取り外されるとカメラ本体が発光
禁止モードとなり、ストロボ部が取り付けられるとメラ
本体が取り外される直前のモードに戻る。
【0006】
【実施例】図1は、本発明の実施例であって、同図
(a)はストロボ部100とカメラ本体101とが一体
となっている状態を示す図、同図(b)はストロボ部1
00がカメラ本体101から取り外された状態を示す図
である。
【0007】図1(a)では、カメラ本体101の突起
部102がストロボ部100の予備発光制御スイッチ2
を押している為、予備発光制御スイッチ2はオフしてい
る。また、ストロボ部100はカメラ本体101のリモ
コンモード設定スイッチ35を押している為、リモコン
モード設定スイッチ35はオフしている。図1(b)で
は、ストロボ部100が取り外されているため、リモコ
ンモード設定スイッチ35はオンし、予備発光制御スイ
ッチ2もオンしている。スイッチ33及び34は2段押
しのレリーズ釦で、半押しでスイッチ33がオンし更に
全押し操作でスイッチ33と34がオンする構造となっ
ている。スイッチ1は後述するリモコン用発光を行わせ
る為のリモコンスイッチである。23〜28はカメラ本
体101からストロボ部100を制御する為の接点であ
る。30は外部表示部で、LCD表示等で、発光モード
等を表示する。
【0008】図2はストロボ部100およびカメラ本体
101の回路構成を示すブロック図である。カメラ本体
101のCPU29はカメラ一連の動作を統括制御す
る。CPU29には、表示部30、電池32、半押しス
イッチ33、全押しスイッチ34、リモコンモード設定
スイッチ35、測距回路36、測光回路37、露出制御
回路38、電流ー電圧変換回路31が接続され、電流ー
電圧変換回路31は接点26を介してストロボ部100
に接続されている。更にCPU29は接点25,27,
28を介してストロボ部100に接続されている。
【0009】昇圧ブロック3は、接点23,24を介し
て電池32に接続され、また接点25を介してCPU2
9に接続されており、その昇圧動作がCPU29からの
信号によって制御される。昇圧ブロック3の昇圧電圧
は、ダイオード4aを通して整流され、高電圧の直流電
圧V1がダイオード4aのカソード側に発生する。この
高電圧V1がネオン管6の点灯電圧(例えば250ボル
ト)以上になると、抵抗5,ネオン管6,接点26を通
して電流電圧変換回路31に電流が流れ込む。電流電圧
変換回路31は、この電流をデジタルの電圧値に変換す
る電流電圧変換回路31に流れ込む電流の大きさは、高
電圧V1にある程度比例するため、電流電圧変換回路3
1で変換された電圧値は高電圧V1に対応している。一
方、ダイオード4aのカソード側に発生する直流電圧V
1は、ダイオード4bを介してメインコンデンサ7及び
サブコンデンサ17を充電する。
【0010】電流電圧変換回路31によって変換された
電圧値は、電圧信号NL1としてCPU29に入力され
る。従ってCPU29側で高電圧V1の大きさが検知で
き、CPU29は、昇圧信号(SBO)を接点25を介
して昇圧ブロック3に送り、その昇圧動作を制御する。
【0011】また、CPU29は、接点27を介して抵
抗13へトリガ信号(STR)を送り、このトリガ信号
STRが「H」レベルになると、抵抗13,抵抗10,
コンデンサ12を介して、サイリスタ9がオンし、トリ
ガコイル14によって放電管15にトリガ出力が加わ
り、これにより放電管15が発光する。またリモコンス
イッチ1をオンすることによっても、サイリスタ9がオ
ンしたことと等価の動作をし、放電管15が発光する。
【0012】また、CPU29は、接点28を介して抵
抗22へ制御信号(SMC)を送り、この制御信号が
「H」レベルになると、抵抗22,抵抗21を介してト
ランジスタ20がオンし、サイリスタ16がオンできな
いようになる。この状態でトリガ信号STRが「H」レ
ベルになり、放電管15にトリガがかかると、サブコン
デンサ17のみの電荷Qsで発光する。通常この発光
は、撮影(露光動作)に先だって行われる予備発光とし
て行われる。
【0013】また、ストロボ部100がカメラ本体10
1から外されると、これに連動して予備発光制御スイッ
チ2がオンし、サイリスタ16がオンできないようにな
る。この時、リモコンスイッチ1をオンすることによる
放電管の発光では、サブコンデンサ17のみの電荷Qs
で予備発光する。この場合の予備発光をリモコン用発光
と呼称する。発光後、放電したサブコンデンサ17とメ
インコンデンサ7との電位は、不均衡となる。従って、
リモコン用発光の後、メインコンデンサ7の電荷がサブ
コンデンサ17に流れ込み、これは両コンデンサの電位
が均衡するまで続く。なお、メインコンデンサ7の容量
は、サブコンデンサ17の容量より大きい。また、本実
施例においては、メインコンデンサ7及びサブコンデン
サ17にフル充電されてストロボ部100が取り外され
た場合、リモコンスイッチ1によるリモコン用発光は数
回は行える設計となっている。
【0014】なお、抵抗18のインピーダンスは高いの
で、トランジスタ20がオンになっていても、また予備
発光制御スイッチ2がオンしていても、サブコンデンサ
17の電荷Qsが抵抗18、及びトランジスタ20又は
予備発光制御スイッチ2を介して放電することはほとん
どない。
【0015】制御信号SMCが「L」レベルの時に、ト
リガ信号STRが「H」レベルになって放電管15にト
リガがかかった場合には、サブコンデンサ17の電荷Q
sとメインコンデンサ7の電荷Qmとの電荷で放電管1
5が発光する。この発光は、撮影時(露光動作中)の本
発光として行われる。
【0016】図3は、カメラ本体101でのリモコン受
光回路を示すブロック図であり、測距回路36の構成要
素の一部(符号50〜54)を共用している。このリモ
コン受光回路において、半導体位置検出素子(PSD)
50の出力I1は電流電圧変換及び増幅回路(I−V変
換増幅回路)51のマイナス入力に接続され、出力I2
は電流電圧変換及び増幅回路(I−V変換増幅回路)5
2のマイナス入力に接続され、PSD51のコモン端子
はバイアス用基準電位生成回路54及びI−V変換増幅
回路51と52のプラス入力に接続されている。I−V
変換増幅回路51及び52の出力V1及びV2は、足し
算回路53及びオートフォーカス演算回路57に接続さ
れている。足し算回路53は、V1とV2との和を演算
する。オートフォーカス演算回路57は、CPU29と
通信しながら周知の測距演算を行ないCPU29へ被写
体までの測距情報を伝える。足し算回路53の出力はコ
ンパレート回路56に与えられ、コンパレート回路56
のもう一方の入力には基準電位生成回路55からの基準
電位が与えられている。コンパレート回路56は、足し
算回路53の出力が基準電位生成回路55からの基準電
圧より大きい場合に、CPU29のRMS端子に「H」
レベルの信号を出力する。
【0017】図4は、CPU29での処理動作を示すフ
ローチャートであり、このフローチャートにしたがって
本実施例特有のリモートコントロール動作について説明
する。
【0018】図1(a)に示された状態から、カメラ本
体101よりストロボ部100を取り外すと、ストロボ
部100の予備発光制御スイッチ2がオンとなり、カメ
ラ本体101のリモコンモード設定スイッチ35がオン
となる。CPU29は、ステップ401において、リモ
コンモード設定スイッチ35がオフか否かを判断し、ス
トロボ部100がカメラ本体101へ取り付けられてい
るオフ時はステップ408へ進み、ストロボ部100が
カメラ本体101より取り外されているオン時はステッ
プ402へ進む、ステップ402では、リモコンモード
で且つ発光禁止モードに設定されている旨の表示を表示
部30で行い、ステップ403へ進む。ステップ403
では、コンパレート回路56の出力レベルが「L」から
「H」になったかを判断し、「H」レベルでなければす
なわちRMS信号入力でなければステップ401へ戻
り、RMS信号入力ならばステップ404へ進む。つま
り、ステップ401からステップ403のループでスト
ロボ部100からのリモコン用発光が受光されるのを待
っている。
【0019】ストロボ部100のリモコンスイッチ1を
オンすると、放電管15にトリガがかかりリモコン用発
光する。すなわち、カメラ本体101よりストロボ部1
00が取り外されている状態では予備発光制御スイッチ
2がオンしており、これによりサイリスタ16がオンし
得ない状態にある。このため、ストロボ部100は、サ
ブコンデンサ17のみの電荷Qsが発光に寄与し、リモ
コン用発光(予備発光)する。メインコンデンサ7の電
荷Qmは寄与しないので、リモコン用発光後、放電した
サブコンデンサ17とメインコンデンサ7との電位が不
均衡となる。従ってリモコン用発光後、メインコンデン
サ7の電荷がサブコンデンサ17に流れ込み、これは両
コンデンサの電位が均衡するまで続く。メインコンデン
サ7およびサブコンデンサ17にフル充電されてストロ
ボ部100がカメラ本体101から取り外された場合、
リモコンスイッチ1によるリモコン用発光は数回は行え
る。
【0020】ストロボ部100からのリモコン用発光
は、測距回路36のPSD50に入射し、I−V変換増
幅回路51,52で増幅され、足し算回路53に入力さ
れる。足し算回路53の出力は、コンパレート回路56
によって基準電位と比較され、基準電位より大きい場合
にその比較出力が「L」から「H」レベルへ変化し、C
PU29へRMS信号として与えられる。このRMS信
号をステップ403で判断している。
【0021】ステップ404では、RMS信号の入力
後、所定時間経過してからリモコンレリーズする旨の表
示を行い、タイマー動作をスタートし、ステップ405
へ進む。ステップ405ではリモコンモード設定スイッ
チ35がオフか否かを再度判断し、オンであればステッ
プ406へ進むが、オフであればステップ408へ進
む。ステップ406ではタイマーエンドかを判定し、タ
イマーエンドでなければステップ405へ戻り、タイマ
ーエンドであればステップ407へ進む。つまり、ステ
ップ404からステップ406のループで、被写体であ
る操作者が送信機であるストロボ部100を撮影範囲か
ら隠すことを目的とし、所定時間の計時がなされる。ス
テップ407ではストロボ部100が取り外された状態
であるので、発光禁止モードでの所定の測光測距を行
い、レリーズ処理を経て終了する。この場合、低輝度で
あった時は、発光禁止モードであるので、スローシャッ
ターで制御されることは言うまでもない。
【0022】なお、ステップ405を経たステップ40
8では、一旦取り外されたストロボ部100が所定時間
の経過を待たずにカメラ本体101へ取り付けられたの
で、ノーマルモードへの設定に戻してこれを表示し、ス
テップ409へ進む。ステップ409では、即座にスト
ロボ部100の充電を行い、すぐにストロボ部100を
取り外しても再度リモコン用発光できるものとする。
【0023】ところで、上述した実施例(第1の実施
例)では、リモコン撮影しようとしたときに近くでスト
ロボ撮影が行われると、リモコン動作が作動してしまう
虞れがある。
【0024】図5にその回路ブロック図を示すストロボ
部100’では、上述のような虞れをなくすために、ス
トロボ部100の構成に加えてパルス発生器50と駆動
電源用のコイン型電池51を設けている。すなわち、パ
ルス発生器50にコイン型電池51より電源を供給する
ものとしたうえ、このパルス発生器50の出力を抵抗1
3に接続し、リモコンスイッチ1によるオン信号をパル
ス発生器50の起動信号として与えるものとしている。
リモコンスイッチ1を押圧すると、パルス発生器50は
図6(a)に示すように、その出力パルス(2連のパル
ス信号S1)を、第1パルスと第2のパルスとの時間間
隔をT3としたとき、T1≦T3≦T1+T2になるよ
うに制御する。また、図6(b)は、パルス信号S1に
対応してリモコン用発光された光がカメラ本体101の
PSD50に受光され増幅された受光信号S2を示し、
図6(c)はその受光信号S2がコンパレート回路56
でコンパレートされた比較結果としてのパルス信号S3
を示したものである。
【0025】図7は、このストロボ部100’を使用し
た場合のCPU29での処理動作を示すフローチャート
である。
【0026】ステップ701から703までは、第1実
施例の場合(図4)と同じである。リモコンスイッチ1
を押圧することによって、ステップ703でパルスS3
の第1パルスS31がRMS信号としてCPU29に入
力される。これにより、CPU29は、所定時間T1の
経過を待って(ステップ710)、所定時間T2の計時
を開始し(ステップ711)、ステップ712へ進む。
ステップ712では、パルスS3の第2パルスS32が
RMS信号として入力されたかを判断し、入力された時
はステップ704へ進み、入力されなかった時はステッ
プ713へ進む。ステップ713では、所定時間T2が
経過したか否かを判断し、経過すればステップ701へ
戻り、所定時間T2が経過していなかったらステップ7
12へ戻る。
【0027】ステップ703及びステップ710からス
テップ713の一連の動作は、ストロボ部100からの
リモコン用発光以外のノイズ光を感知しないようにする
ために行われる。リモコン用発光が正しく受光された場
合は、ステップ712でRMS信号の入力が確認され、
ステップ704へ進む。ステップ704からステップ7
09までは、第1実施例と同じ動作となるので省略す
る。
【0028】本実施例(第2実施例)の場合、ノイズ光
や他のストロボ光等による誤動作がなくなり、フィルム
の無駄がなくなる。
【0029】なお、上述した第2実施例においては、パ
ルス発生器50の電源としてコイン電池51を使用した
が、バックアップ用コンデンサを用いてもよいことは言
うまでもない。また、上述した各実施例では受光素子に
PSDを使用したが、これに限られたものではなく、被
写体の距離に対応した受光位置に応じた受光位置信号を
得るものとして、ラインセンサ及び多分割受光素子を使
用することができることはいうまでもない。更に、各実
施例では、測距受光素子をリモコン用発光の受光素子
(リモコン受光素子)として兼用するようにしたが、測
光用受光素子の出力をコンデンサで交流カップリングし
その出力をコンパレートしRMS信号として、CPU2
9に入力すれば、測光用受光素子をリモコン受光素子と
して兼用することができる。
【0030】また、ストロボを取り外すことにより連動
してオンとなるリモコンモード設定スイッチ35や予備
発光制御スイッチ2をフォトリフレクタ等の光学的スイ
ッチに置き換えてもよいことは言うまでもない。
【0031】また、各実施例では、ストロボ部100
(100’)を取り外すとリモコン発光モードで且つ発
光禁止モードとなり、ストロボ部100(100’)を
取り付けるとノーマルモードとなるようにしたが、カメ
ラ本体101に発光モード選択スイッチが設けられてい
る場合には、ストロボ部100(100’)を取り外す
直前に選択されていたモードがノーマルモードとなる。
なお、自動発光モードをノーマルモードとして、限定的
に定めてもよい。
【0032】図8は、カメラ本体101に発光モード選
択スイッチ39を設けた場合、すなわちCPU29に発
光モード選択スイッチ39を接続した場合の回路ブロッ
ク図である。この発光モード選択スイッチ39を用いれ
ば、これを押圧する毎に、自動発光モード,予備発光に
よる赤目を軽減して撮影するプリ自動発光モード,強制
発光モード,発光禁止モード等をサイクリックに設定す
ることができる。
【0033】この場合、ストロボ部100が取り外され
たときには、発光モード選択スイッチ39によるモード
切り換えを禁止するように、CPU29が作動する。す
なわち、ストロボ部100が取り外されたときには、発
光モード選択スイッチ39によるモード切り換えを行う
ことができず、この結果として、ストロボ部100が取
り付けられた場合には取り外される直前のモードに戻さ
れるものとなる。作動フローに関しては、図4と同じで
あり、ストロボ部100が取り外され予備発光制御スイ
ッチ35がオンしている間は、発光モード選択スイッチ
39の状態を見ないフローとなっている。実際のフロー
作動は、図4と同じであり省略する。
【0034】また、上述した各実施例では、カメラ本体
101にストロボ部100(100’)のみが着脱可能
に設けられているものとして、ストロボ部100(10
0’)が取り外された場合にはカメラ本体101側を強
制的に発光禁止モードとしたが、カメラ本体101に接
続可能な外部ストロボを含む2個以上のストロボ発光部
があるタイプのものであれば、ストロボ部100(10
0’)を取り外しても発光禁止モードにする必要はな
い。
【0035】さらに、外部ストロボが着脱可能なタイプ
において、低輝度時には、外部ストロボが装着されてい
ればストロボ撮影を伴ったリモコン動作を許容し、非装
着時にはストロボ撮影を禁止もしくは警告を発してスロ
ーシャッタ制御としてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、カメラ本体に対してストロボ部を着脱可
能に設けるものとし、その第1発明では取り外されたス
トロボ部から発せられる光を受光して、またその第2発
明では取り外されたストロボ部から発せられる予備発光
を受光して、カメラ本体を作動させるようにしたので、
ストロボとリモートコントロール発信機とが兼用され、
専用のリモートコントロール発信機を必要とせず、コン
パクトとされ、コストダウンが促進される。また、スト
ロボ部からの光は広範囲に照射されるので、ストロボ部
をきちんとカメラ本体に向ける必要がなく、赤外線を使
用するタイプのものに比してその作動範囲が広がるもの
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すカメラでのストロボ部
の着脱状況を示す図。
【図2】このカメラのストロボ部およびカメラ本体の回
路構成を示すブロック図。
【図3】このカメラのカメラ本体でのリモコン受光回路
を示すブロック図。
【図4】このカメラのカメラ本体に内蔵されたCPUで
の処理動作を示すフローチャート。
【図5】このカメラの他の実施例としてそのストロボ部
およびカメラ本体の回路構成を示すブロック図。
【図6】このカメラにおける各部の信号波形図。
【図7】このカメラのカメラ本体に内蔵されたCPUで
の処理動作を示すフローチャート。
【図8】図2においてそのカメラ本体に発光モード選択
スイッチを設けた場合の回路ブロック図。
【符号の説明】
1 リモコンスイッチ 2 予備発光制御スイッチ 29 CPU 35 リモコンモード設定スイッチ 39 発光モード選択スイッチ 50 PSD 100 ストロボ部 101 カメラ本体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラ本体に対して着脱可能に設けられ
    たストロボ部を有するカメラであって、取り外された前
    記ストロボ部から発せられる光を受光して前記カメラ本
    体を作動させるリモートコントロール手段を備えたこと
    を特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 カメラ本体に対して着脱可能に設けられ
    たストロボ部と、このストロボ部を露光動作中に本発光
    させる本発光手段と、前記ストロボ部を露光動作に先だ
    って予備発光させる予備発光手段とを備えたカメラであ
    って、取り外された前記ストロボ部から発せられる予備
    発光を受光して前記カメラ本体を作動させるリモートコ
    ントロール手段を備えたことを特徴とするカメラ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、ストロボ部
    から発せられる光の受光を測距のための受光手段を兼用
    して行うものとされていることを特徴とするカメラ。
  4. 【請求項4】 請求項1または2において、ストロボ部
    が取り外されたのに応答してカメラ本体が発光禁止モー
    ドとされ、ストロボ部が取り付けられたのに応答してカ
    メラ本体が自動発光モードとされることを特徴とするカ
    メラ。
  5. 【請求項5】 請求項1または2において、ストロボ部
    が取り外されたのに応答してカメラ本体が発光禁止モー
    ドとされ、ストロボ部が取り付けられたのに応答して取
    り外される直前のモードにカメラ本体が戻されることを
    特徴とするカメラ。
JP4035753A 1992-01-28 1992-01-28 カメラ Pending JPH05204040A (ja)

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JP4035753A JPH05204040A (ja) 1992-01-28 1992-01-28 カメラ

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JP4035753A Pending JPH05204040A (ja) 1992-01-28 1992-01-28 カメラ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014016573A (ja) * 2012-07-11 2014-01-30 Ricoh Co Ltd 撮像装置

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