JP2547985B2 - 閃光発光装置の調光回路 - Google Patents

閃光発光装置の調光回路

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、閃光発光装置の発光を停止させる調光信号
を発生する閃光発光装置の調光回路に関する。
(発明の背景) 閃光発光装置の自動調光は、予め設定された調光条件
に基づく調光信号の発生と同時に発光を停止することが
最も望ましい。
一般に、閃光発光装置の調光回路には、直列方式と並
列方式とがあるが、前記いずれの方式の閃光発光装置に
おいても、発光停止回路の機能的遅れのために、調光信
号を受けると同時に発光を停止することができず、予定
しない発光光量が生ずる。
(発明が解決しようとする問題点) 特に、直列制御方式の場合には、前記発光停止回路の
機能的な遅れに加え、転流用コンデンサの充放電に伴う
電流が、閃光放電管を通じて流れるため、第6図の発光
特性に示した斜線部分Aのような余分な発光光量が生ず
る。
このような光波形Aは、実際に制御されるべき光Bに
対して余分な光であり、写真撮影時に被写体と光源間の
距離が近くて光量がすくなくてよい場合には、第6図B
に示す光量波形は短期間でカットされることになるが、
この場合にはBの部分の光量に対して、余分な光Aの比
率が大きくなり適正露光が得られない。すなわち、近距
離の場合には、露光過度になってしまう。
本発明の目的は、近距離撮影の場合でも露光過度にな
ることを防止できる閃光発光装置の調光回路を提供する
ことにある。
(問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するために本発明による閃光発光装置
の調光回路は、閃光発光装置の発光を停止させる調光信
号を生成する閃光発光装置の調光回路において、フイル
ムの感度に応じて時間経過とともに段階的に比較レベル
が増加し、所定の時間経過後は一定レベル値となる異な
る調光比較信号を発生する比較信号発生回路と、被写体
からの反射光量を検出して電気信号に変換する光電変換
回路と、前記光電変換回路の出力を積分する積分回路
と、前記積分回路の出力が前記比較信号発生回路の出力
を越えたときに調光信号を出力する調光信号発生回路と
から構成されている。
(実施例) 以下、図面等を参照して、実施例について本発明を詳
細に説明する。
第1図は、本発明による閃光発光装置の調光回路の実
施例を示した回路図、第2図は、前記調光回路に用いら
れるCPUの動作を説明するための流れ図、第3図は、前
記調光回路に用いられるDA変換回路を示した回路図、第
4図は、本発明による調光回路の調光比較電圧を説明す
るための波形図、第5図は、本発明による調光回路の実
施例の全体の動作を説明するための波形図である。
第1図において、1はCPU,2はDA変換回路,3は閃光管,
A1〜A4はアンプ,TR1〜TR4はトランジスタ,Cはコンデン
サ,PDは光電変換素子である。
CPU1は、フィルムケース等に設けられたDXコード等か
らフィルムの感度に対応する信号を生成するための回路
であり、後述する流れ図(第2図)に従って5bitのデー
タD0〜D4を出力する。このCPU1には、アンプA4の出力で
ある調光信号、端子TM1からのシンクロスイッチXSWがオ
ンしたことを示す信号等が接続されている。
CPU1の出力であるデジタル信号Dは、フィルムのDXコ
ード等に対応して、経時的に以下のように定められてい
る。
T0〜T1のとき、 D0D1D2D3D4=0 1 0 0 1 …(1) T1〜T2のとき、 D0D1D2D3D4=1 0 0 0 1 …(2) T2〜T3のとき、 D0D1D2D3D4=0 0 0 0 1 …(3) T3〜のとき、 D0D1D2D3D4=0 1 1 1 0 …(4) CPU1は、シンクロスイッチXSWが閉成されたか否かを
判断し(101)、オンのときには前述の(1)で示した
デジタル信号Dを、T1−T0秒間出力する(102,103)。
その間に調光信号が発生していれば動作を終了し(10
4)、調光信号が発生していなければ、前述の(2)で
示したデジタル信号Dを、T2−T1秒間出力する(105,10
6)。
以後、同様の動作を繰り返して、前述の(3),
(4)のデジタル信号をそれぞれT3−T2秒間,T4−T3
間出力する(108,109,111,112)。
これらのCPU1の出力D0〜D4は、DA変換回路2に接続さ
れている。
DA変換回路2は、CPU1からのデジタル信号をアナログ
変換する回路である。DA変換回路2は、第3図に示すよ
うに、アナログスイッチASW0〜ASW4,ラダー抵抗R1〜R9,
アンプ21等から構成されている。
アナログスイッチASW0〜ASW4は、前述のCPU1からの5b
itのデータD1〜D4にそれぞれ対応して、これらのデータ
D0〜D4がHの場合にはオン状態になり、Lの場合にはオ
フ状態になる。
ラダー抵抗R1〜R9には、対応するアナログスイッチAS
W0〜ASW4がオン状態のときにのみ、定電流I0〜I4が流れ
る。例えば、CPU1からのデータが D0D1D2D3D4=1 0 0 0 0 の場合には、アナログスイッチASW0のみがオン状態にな
り、定電流I0のみがラダー抵抗R1〜R9に流れる。
ラダー抵抗R1〜R9は、第3図のように接続されてお
り、抵抗値は、R1=R2=R4=R6=R8=R9,R3=R5=R7
あって、R1:R3=1:2になるように設定されている。
DA変換回路2の出力は、トランジスタTR1のベースに
接続されている。トランジスタTR1のコレクタは、トラ
ンジスタTR2のコレクタおよびトランジスタTR3のベース
に接続されている。トランジスタTR2,TR4のエミッタは
それぞれ端子3に接続されており、トランジスタTR2,TR
4のベースはそれぞれTR3のエミッタに接続され、トラン
ジスタTR3のコレクタは接地されている。
DA変換回路2の出力が、前記トランジスタ回路を介し
て増幅され、比較信号発生回路の最終段としてのトラン
ジスタTR4のコレクタ電圧が調光比較電圧Vthになる。こ
の調光比較電圧Vthは、CPU1の前述の(1)〜(4)で
示したデジタル信号と対応して、第4図のように時間が
T1〜T3に変化するとともに、段階的にVth1〜Vth4と増加
する。
なお、トランジスタTR1のエミッタは、アンプA1の反
転入力端子およびその出力に接続され、アンプA1の非反
転入力端子は端子TM4に接続されている。この端子TM4
は、調光調整のための信号が接続されている。
光電変換素子PDは、被写体からの反射光量を検出し
て、その光量に比例した電気信号を出力する素子であ
る。光電変換素子PDの出力は、アンプA2とコンデンサC
により構成される積分回路に接続されており、この積分
回路で積分(Vc)されたのち、アンプA4の非反転入力端
子に接続されている。なお、アンプA3はアンプA2の動作
を早めるための回路である。シンクロスイッチXSWは、
閃光管3を発光させるためのスイッチであり、その出力
はアンプA2に接続されており、発光と同時に積分が開始
される。
アンプA4は、閃光管の発光を停止させる調光信号を発
生するための回路であり、光電変換回路としてのアンプ
A2の出力と、比較信号発生回路の最終段としてのトラン
ジスタTR4のコレクタ電圧とを比較して、アンプA2の出
力がトランジスタTR4のコレクタ電圧を越えたときに端
子TM7から調光信号を出力する。
次に、第5図を主に参照して、本発明の調光回路の動
作を説明する。
比較的近距離の撮影で、被写体からの反射光量が多い
ときには、積分電圧Vcの勾配が大きく、第5図(a)Ta
の時点で、調光比較電圧Vth1を越えるので、アンプA4
この時点で調光信号を出力し、CPU1はそれ以後の動作を
停止する(第2図ステップ104)。
同様に、それぞれの積分電圧Vcの傾斜にしたがって、
調光信号がTb,Tc時点で出力される(第5図(b)
(c))。
規定の時間内に一定以下の光量のときには、積分電圧
Vcが従来と同様な調光比較電圧Vth4を越えたときに、調
光信号を出力する(第5図(d))。したがって、近距
離撮影等のように光量が過度なるときには、従来の調光
比較電圧Vth4に対応した調光信号発生時点より、早い時
点で調光信号が発生することになる。
(発明の効果) 以上詳しく説明したように、本発明によれば、調光比
較電圧を時間とともに増加させて、光電変換回路で受光
する光量に応じて、調光信号の発生の時期を早めるよう
にしたので、近距離での露光過度になることを防止でき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による閃光発光装置の調光回路の実施
例を示した回路図、第2図は、前記調光回路に用いられ
るCPUの動作を説明するための流れ図、第3図は、前記
調光回路に用いられるDA変換回路を示した回路図、第4
図は、本発明による調光回路の調光比較電圧を説明する
ための波形図、第5図は、本発明による調光回路の実施
例の全体の動作を説明するための波形図である。 第6図は、従来の閃光発光装置を説明するための波形図
である。 1……CPU、2……DA変換回路 3……閃光管、A1〜A4……アンプ TR1〜TR4……トランジスタ C……コンデンサ、PD……光電変換素子
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−4133(JP,A) 特開 昭56−151919(JP,A) 特開 昭60−2926(JP,A) 特開 昭58−50522(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】閃光発光装置の発光を停止させる調光信号
    を生成する閃光発光装置の調光回路において、 フイルムの感度に応じて時間経過とともに段階的に比較
    レベルが増加し、所定の時間経過後は一定レベル値とな
    る異なる調光比較信号を発生する比較信号発生回路と、 被写体からの反射光量を検出して電気信号に変換する光
    電変換回路と、 前記光電変換回路の出力を積分する積分回路と、 前記積分回路の出力が前記比較信号発生回路の出力を越
    えたときに調光信号を出力する調光信号発生回路とから
    構成したことを特徴とする閃光発光装置の調光回路。
JP61021011A 1986-01-31 1986-01-31 閃光発光装置の調光回路 Expired - Fee Related JP2547985B2 (ja)

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