JP2621324B2 - オフカメラフラッシュ撮影用フラッシュ装置 - Google Patents

オフカメラフラッシュ撮影用フラッシュ装置

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JP2621324B2
JP2621324B2 JP63083282A JP8328288A JP2621324B2 JP 2621324 B2 JP2621324 B2 JP 2621324B2 JP 63083282 A JP63083282 A JP 63083282A JP 8328288 A JP8328288 A JP 8328288A JP 2621324 B2 JP2621324 B2 JP 2621324B2
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賢司 辻
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、カメラボディから離れて設置されたフラッ
シュ装置を発光させて撮影を行なう、オフカメラフラッ
シュ撮影に用いられるフラッシュ装置に関する。
従来の技術 従来、オフカメラフラッシュ撮影を行なう場合、カメ
ラボディとフラッシュ装置とをコードで接続し、発光開
始信号や発光停止信号を、カメラボディからフラッシュ
装置へ伝達していた。
しかし、この方法では、コードによって、フラッシュ
装置を設置する場所が制限され、また、フラッシュ装置
の数が多くなると、コードの数も増やさなければなら
ず、カメラボディと各フラッシュ装置との接続が煩わし
くなる。それに、撮影条件によっては、コードが写って
しまう惧れもある。
一方、カメラボディに設置されたフラッシュ装置から
の光の変化を検出して発光を制御するフラッシュ装置が
知られている(第9図参照)。たとえば、特公昭58−21
798号公報には、カメラボディに設置された自動調光式
フラッシュ装置の発光開始を検出して発光を開始し、発
光停止を検出して発光を停止するフラッシュ装置が提案
されている。このフラッシュ装置の発光波形を第10図に
示す。同図において、(a)はカメラボディに設置され
たフラッシュ装置、(b)はカメラボディから離れて設
置されたフラッシュ装置の発光波形を示している。
このフラッシュ装置を用いると、カメラボディとフラ
ッシュ装置とを接続するコードが不要になり、先述した
ような問題点が解消される。
発明が解決しようとする課題 ところで、このフラッシュ装置は、カメラボディに設
置されたフラッシュ装置の発光開始を検出して発光を開
始するが、発光を停止するときは、それ自体が発光して
いるため、発光部にそれ自体の発光による反射光が入射
し、カメラボディに設置されたフラッシュ装置からの光
の変化を検出することが困難になる。その結果、第9図
に破線で示すように、発光が停止されず、適正な露出が
得られない惧れがある。
さらに、このフラッシュ装置は、カメラボディに設置
されたフラッシュ装置の発光停止を検出して行なうもの
であるから、両フラッシュ装置が必ず並行して同時に発
光しなければならない。従って、カメラボディに設置さ
れたフラッシュ装置によって被写体の正面から多量の光
が照射されるため、斜めからの光の照射によって陰影を
強調したり、逆光効果を得たりするような、オフカメラ
フラッシュらしい撮影は困難であった。
本発明は、上記の課題を解決し、コードを用いること
なく、発光の開始、停止が確実に行なわれるフラッシュ
装置を提供することを目的としている。さらに、本発明
は上記の課題を解決し、オフカメラフラッシュらしい撮
影を可能とするフラッシュ装置を得ることを目的としい
る。
課題を解決するための手段 上記の目的を達成するために本発明のフラッシュ装置
は、フラッシュ光を発光する発光手段と、被写体からの
光を受光する受光手段と、上記受光した光の受光量に応
じた信号を積分する積分手段と、動作開始指示に応答し
て第2のフラッシュ装置に対して発光動作を指示するた
めの開始信号光を上記発光手段によって発光させ、上記
積分手段による積分量が所定量に達したときに第2のフ
ラッシュ装置に対して発光停止を指示するための終了信
号光を上記発光手段によって発光させる発光制御手段と
を有する第1のフラッシュ装置とともに使用される第2
のフラッシュ装置であって、該第2のフラッシュ装置
は、フラッシュ光を発光する発光手段と、上記第1のフ
ラッシュ装置からの各信号光を受光するめの受光手段
と、上記開始信号光を受光することによって上記発光手
段による間欠的な発光を開始させるとともに、該間欠発
光における発光停止期間中に上記終了信号を受光するこ
とによって上記発光手段の発光を終了させる発光制御手
段を備えたことを特徴とするものである。
また、上記第1と第2のフラッシュ装置の両方からな
るものである。
作 用 上記の構成をとることにより、本発明のフラッシュ装
置は、第2のフラッシュ装置を間欠的に発光させ、その
間の発光していないときに第1のフラッシュ装置から送
られる終了信号光を受光するとフラッシュ発光を停止さ
せる。
実施例 次に、本発明を実施したフラッシュ装置の実施例につ
いて説明する。なお、本実施例のフラッシュ装置は、ス
イッチング手段としてIGBT(Insulated Gate Bipolar T
ransistor)を備えている。
実施例の説明に先立ち、IGBTについて説明しておく。
IGBTは、第8図(a)に示した基本構造を持つ素子で
あり、等価回路が同図(b)で示され、素子記号は同図
(c)で示される(JEDEC(Joint Electron Device Eng
ineering Council)の提案による)。
第8図(b)に示すように、IGBTはpnpn構造のサイリ
スタSCRとMOSFETを組み合わせた構造を持つ。ただし、
サイリスタ部SCRがラッチアップ(ゲート信号を取り去
っても電流が流れ続ける現象)しないよう、npnトラン
ジスタTr1のベース・エミッタ間が低抵抗rによってシ
ョートされている。IGBTのゲートGに電圧が印加される
とMOSFETがONし、サイリスタ部SCRを介してIGBTのコレ
クタCからエミッタEへ電流が流れる。
第8図(a)から明らかなように、IGBTの基本構造は
MOSFETに似ているため、制御回路を小さくすることがで
き、しかも、ターンオン・ターンオフ時間が短い。ま
た、第8図(d)に示すように、バイポーラトランジス
タ(ダーリントン接続)やMOSFETに比べ、電流密度を大
きくできるので、素子自体の大きさをバイポーラトラン
ジスタやMOSFETよりも小さくすることができる。第8図
(e)は、25Aの電流が流れたとき、オン電圧を3Vにす
るために必要なチップ面積の比を示しており、(イ)が
MOSFET、(ロ)がバイポーラトランジスタ、(ハ)がIG
BTである。
なお、IGBTに関しては、「日経エレクトロニクス1986
年5月19日号No.395p.182〜p.158」等に詳しく記載され
ている。
第1図は本発明を実施したフラッシュ装置の全体回路
図である。このフラッシュ装置は、通常のフラッシュ装
置として使用されるモード(Nモード)、ワイヤレス送
信機として使用されるモード(Sモード)、ワイヤレス
受信機として使用されるモード(Rモード)の三モード
を選択切替できるフラッシュ装置である。
同図において、1は直流電源BATを含むDC−DCコンバ
ータであり、発振トランジスタQ1、抵抗R1,R2、発振ト
ランスT1で構成される。コンデンサC1は、整流ダイオー
ドD1を介して充電され、制御回路4の電源として作用す
る。
発振トランスT1は、一次巻線P、二次巻線S1,S2、補
助巻線Fを備えており、二次巻線S1には整流ダイオード
D3を介してメインコンデンサC3が接続されている。すな
わち、電源BATの電圧が昇圧され、ダイオードD3で整流
された後、メインコンデンサC3が充電される。
メインコンデンサC3には、閃光放電管Xeを励起するト
リガ回路3と、コイルLとダイオードD4とからなる遅延
回路を介して閃光放電管Xeと、閃光放電管Xeに倍圧を印
加する倍圧回路6とが接続されている。遅延回路を挿入
することにより、メインコンデンサC3から閃光放電管Xe
に急激に電荷が移動しなくなり、制御回路4等の遅延に
よる発光量オーバーを低減することができる。
トリガ回路3は、コンデンサC4、抵抗R4、トランスT2
から構成される公知の回路である。
倍圧回路6は、閃光放電管Xeと並列に接続された抵抗
R5とコンデンサC5、閃光放電管Xeのマイナス側端子とコ
ンデンサC5との接続点に接続された抵抗R6とダイオード
D5、抵抗R5とコンデンサC5との接続点に接続された抵抗
R7とから構成されている。
発振トランスT1の二次巻線S2には、整流用ダイオード
D2を介して定電圧発生回路2が接続されている。回路2
は、制御回路4によって制御される発光制御回路5に定
電圧を供給する回路であり、ダイオードD2のカソードに
コレクタが接続されたトランジスタQ2、トランジスタQ2
のベースにカソードが接続され、アノードが接地された
ツェナーダイオードZD1、トランジスタQ2のコレクタ・
ベース間に接続された抵抗R3、トランジスタQ2のエミッ
タに接続され、発光制御回路5の駆動電源として作用す
るコンデンサC2から構成されている。
発光制御回路5は、IGBTのON−OFFを制御することに
よって閃光放電管Xeの発光を制御する回路であり、2個
のトランジスタQ4,Q5、6個の抵抗R8,R9,R12,R13,R14,R
14から構成されている。
制御回路4は、端子X,STPを介して、カメラボディ内
の制御回路7と接続されており、両回路4,7の間で種々
の信号が授受される。回路4にはモード選択スイッチSW
2が接続されており、また、電源端子Vccにはコンデンサ
C1が接続されている。この回路4については、後で詳述
する。
なお、トランスT1の二次巻線S1と二次巻線S2の巻数
は、メインコンデンサC3が閃光放電管Xeを発光させるの
に必要な電圧まで充電されたときに、コンデンサC2がIG
BTを駆動するのに必要な電圧まで充電されるように設定
されている。
第2図は、カメラボディ内の制御回路7を示すブロッ
ク図である。なお、このカメラはフォーカルプレーンシ
ャッターを備えている。
同図にいて、7aはボディ内制御回路であり、端子Xに
はシャッター先幕走行完了でONするシクロスイッチSW3
が、端子STOPには後幕走行完了でONするスイッチSW6
接続されている。また、制御回路7aは、端子Xに低レベ
ルの信号(以下“L"と略す)が入力されると端子START
から高レベルの信号(以下“H"と略す)を出力し、端子
STOPに“L"が入力されると端子STARTから“L"を出力す
る。回路7aの端子STARは、スイッチングトランジスタQ7
を介して制御回路4の端子Xと接続され、端子STPは測
光回路7bの端子STPに接続されるとともに制御回路4の
端子STPと接続される。
測光回路7bは、ボディ内制御回路7aの端子STARTに接
続された端子ENABLEに“H"が入力されている間、フィル
ム面またはシャッター幕面で反射する受光素子SPC1で受
光し、光量を積分する。また、回路7bは、回路7cで設定
またはパトローネから読み取られたフィムム感度情報を
受け取り、それに基いて測光値を補正する。そして、積
分値が適正な光量に達すると、端子STPから発光停止信
号(“H")を出力する。また、シャッター後幕が走行完
了してスイッチSW6がONし、端子STOPが“L"になると、
ボディ内制御回路7aは端子STARTから“L"を出力し、測
光回路7bの作動を停止させる。
第3図は、制御回路4を示す回路図である。同図にお
いて、4aは発振回路であり、基準クロックパルスを出力
する。このパルスはカウンタ4bでカウントされ、カウン
タ4bは所定の数nのパルスをカウントする毎に端子Q1
“H"から“L"、“L"から“H"に反転させ、2n,4nのパル
スをカウントする毎に端子Q2,Q3を反転させる。すなわ
ち、端子Q1,Q2,Q3は3bitのバイナリ出力になっている。
また、カウンタ4bは、閃光放電管Xeがフル発光するのに
充分な時間(たとえば、10msec.)に対応するパルス数
をカウントすると、端子T1から“H"を出力し、そのパル
ス数よりも多い所定のパルス数をカウントすると端子T2
から“H"を出力する。
インバータINV1の入力端子は、端子Xを介してボディ
内回路7のトランジスタQ7のコレクタに接続され、出力
端子はD−フリップフロップDFF1に接続されている。D
−フリップフロップDFF1,DFF2とアンドゲートAND1は、
公知のワンショットパルス発生回路を構成しており、端
子Xに“L"が入力されると、アンドゲートAND1からワン
ショットの発光開始パルスを出力する。そして、このパ
ルスはオアゲートOR1に入力される。
端子STPは、ボディ内回路7の測光回路7bの端子STPに
接続され、測光回路7bから発せられた発光停止信号
(“H")は、オアゲートOR2とD−フリップフロップDFF
5に入力される。D−フリップフロップDFF5,DFF6とアン
ドゲートAND4は、公知のワンショットパルス発生回路を
構成している。また、アンドゲートAND4の一入力端子
は、インバータINV5を介してモード選択スイッチSW2
端子S(Sモード選択時、“L"になる)に接続されてい
る。したがって、Sモード選択時に発光停止信号が発せ
られると、アンドゲートAND4からオアゲートOR1にワン
ショットパルスが出力される。
オアゲートOR1から出力されるワンショットパルス
は、R−SフリップフロップRSFF1,RSFF2のセット端子
に入力されるとともに、オアゲートOR4を介してカウン
タ4bのリセット端子に入力される。すなわち、オアゲー
トOR1から出力されるワンショットパルスによってカウ
ンタ4bがリセットされ、R−SフリップフロップRSFF1,
RSFF2がセットされる。
R−SフリップフロップRSFF1のリセット端子にはオ
アゲートOR2を介して端子STPとカウンタ4bの端子T1が接
続されている。したがって、端子STPから入力される発
光停止信号またはカウンタ4bの端子T1から発せられる
“H"によって、R−SフリップフロップRSFF1がリセッ
トされる。また、R−SフリップフロップRSFF2のリセ
ット端子はカウンタ4bの端子Q3に接続され、カウンタ4b
の端子Q3から発せられるパルスの立ち上がりによってR
−SフリップフロップRSFF2がリセットされる。
R−SフリップフロップRSFF1の出力端子はアンドゲ
ートAND8、オアゲートOR3を介して端子DRIVEに、R−S
フリップフロップRSFF2の出力端子はアンドゲートAN
D4、オアゲートOR3を介して端子DRIVEに接続されてい
る。
4cは検出回路であり、Rモード選択時、送信用フラッ
シュ装置が発生したことを検出する。検出回路4c内の抵
抗R20、ダイオードD6、コンデンサC6、トランジスタQ8
はフィルター回路を構成しており、抵抗R20、コンデン
サC6が、受光素子SPC2を流れる光電流のうち、定常光
(フラッシュ光以外の光)成分のような低周波成分を吸
収する。受光素子SPC2にフラッシュ光のような高周波光
信号が入射したときは、コンデンサC6の充電が追従でき
ないため、光電流のうちの高周波成分は、コンデンサC7
を介して、トランジスタQ9のベースに流れ込み、トラン
ジスタQ9がONする。したがって、受光素子SPC2にフラッ
シュ光が入射している間、トランジスタQ9がONになり、
トランジスタQ9のコレクタに入力端子が接続されたイン
バータINV2の出力が“H"になる。
インバータINV2の出力端子はアンドゲートAND2の入力
端子に接続されている。アンドゲートAND2の他の入力端
子は、インバータINV8を介してモード選択スイッチSW2
の端子R(Rモード選択時、“L"になる)に、さらに他
の入力端子はR−SフリップフロップRSFF3の反転出力
端子に接続されている。アンドゲートAND2の出力端子
は、オアゲートOR4を介してカウンタ4bのリセット端子
に接続されるとともに、インバータINV9を介してD−フ
リップフロップDFF3の入力端子に接続されている。そし
て、D−フリップフロップDFF3,DFF4とアンドゲートAND
3は、公知のワンショットパルス発生回路を構成してお
り、アンドゲートAND3の出力端子は、R−Sフリップフ
ロップRSFF3のセット端子に接続されている。
また、インバータINV2の出力端子は、アンドゲートAN
D7を介してR−SフリップフロップRSFF4のセット端子
にも接続されており、アンドゲートAND7の他の入力端子
は、アンドゲートAND6の出力端子に接続されている。
R−SフリップフロップRSFF3,RSFF4のリセット端子
は、ともに、カウンタ4bの端子T2に接続されている。R
−SフリップフロップRSFF3は、フラッシュ発光準備状
態において、検出回路4cが、送信用フラッシュ装置の発
光を検出したときにセットされ、フラッシュ発光が開始
されたことを記憶する。R−SフリップフロップRSFF4
は、アンドゲートAND7の出力が“H"になったときにセッ
トされ、適正な光量が得られたことを記憶し、以後のフ
ラッシュ発光を禁止する。
アンドゲートAND5の入力端子はカウンタ4bの端子Q1,Q
2に接続されており、アンドゲートAND5が開かれている
とき、第4図(c)に示すように、カウンタ4bが4n個の
パルスをカウントする時間τを周期とするデューティ比
25%のパルスが、アンドゲートAND5から出力される。ま
た、アンドゲートAND6の入力端子は、カウンタの端子
Q1、インバータINV4を介して端子Q2に接続されており、
アンドゲートAND6が開かれているとき、第4図(c)に
示すように、アンドゲートAND5から出力されるパルスと
同じ周期、同じデューティ比をもち、位相がπだけずれ
たパルスが出力される。
アンドゲートAND5の出力端子は、アンドゲートAN
D10、オアゲートOR3を介して端子DRIVEに接続されてい
る。
モード選択スイッチSW2の各端子N,S,Rは、それぞれ、
インバータINV6,INV7,INV8を介してアンドゲートAND8,A
ND9,AND10に接続されており、Nモード選択時はアンド
ゲートAND8のみが、Sモード選択時はアンドゲートAND9
のみが、Rゲート選択時はアンドゲートAND10のみが開
かれる。
次に以上の構成をもつ本実施例のフラッシュ装置の動
作を説明する。
スイッチSW1をONすると、先述したように、制御回路
4に電力が供給され、制御回路4が作動を開始する。そ
れとともに、DC−DCコンバータ1が作動し、メインコン
デンサC3、倍圧用コンデンサC5が充電される。また、二
次巻線S2から定電圧発生回路2に電力が供給され、回路
2が作動して発光制御回路5に電力が供給され、フラッ
シュ発光準備状態になる。
まず、Nモード選択時について説明する(第4図
(a)参照)。モード選択スイッチSW2を操作してNモ
ードに設定すると、インバーINV6の出力が“H"になって
アンドゲートAND8が開かれるとともに、インバータIN
V5,INV7,INV8の出力が“L"になってアンドゲートAND2,A
ND4,AND9,AND10が閉じられる。
不図示のレリーズ操作手段を操作してカメラをレリー
ズすると、一連の動作の後、シャッター先幕が走行す
る。先幕の走行が完了してシンクロスイッチSW3がONす
ると、ボディ内制御回路7aの端子Xに“L"が入力され
る。制御回路7aは、これを検知すると、端子STARTから
“H"を出力し、測光回路7bの端子ENABLEに“H"を出力し
て測光を開始させる。それと同時に、トランジスタQ7
ONし、端子Xを介して制御回路4内のインバータINV1
“L"が入力され、インバータINV1の出力が“H"になり、
アンドゲートAND1から基準クロックパルス一周期分の長
さの発光開始パルスが発せられる。この発光開始パルス
は、R−SフリップフロップRSFF1をセットするととも
にカウンタ4bに入力され、カウンタ4bをリセットする。
カウンタ4bはリセットされた後、発振器4aからの基準ク
ロックパルスをカウントする。
前記の発光開始パルスによってR−Sフリップフロッ
プRSFF1がセットされると、開かれているアンドゲートA
ND8、オアゲートOR3を介して端子DRIVEから発光制御回
路5に発光信号(“H")が発せられる。
制御回路4の端子DRIVEから発光信号(“H")が発せ
られると、抵抗R15を介してトランジスタQ5のベースが
“H"になるので、トランジスタQ5がONする。すると、ト
ランジスタQ4のベースが“L"になり、トランジスタQ4
ONする。したがって、抵抗R8を介してIGBTのゲートに電
圧が印加され、IGBTがONする。なお、IGBTのゲートには
コンデンサ成分があるので、IGBTの応答速度を良くする
ために、抵抗R8の抵抗値を数kΩ以下に設定している。
IGBTがONすることにより、トランスT2の一次側巻線に
トリガコンデンサC4の充電電流が流れるので、トランス
T2の二次側巻線からトリガパルスが発生する。また、そ
れと同時に、倍圧コンデンサC5のプラス側が抵抗、IG
BTを介して接地される。今、メインコンデンサC3充電電
流をHV(V)とすると、コンデンサC5のマイナス側は−
HV(V)となり、閃光放電管XeにはメインコンデンサC3
の充電電圧の2倍の電圧2HVがかかることになる。こう
して、閃光放電管Xeは確実に発光を開始する。
フラッシュ撮影が行なわれ、適正な光量が得られる
と、測光回路7bから発光停止信号(“H")が出力され
る。この信号を受け取ったボディ内制御回路7aは、シャ
ッター後幕を走行させる。また、発光停止信号は端子ST
Pを介して制御回路4に入力され、R−Sフリップフロ
ップRSFF1がリセットされ、発光信号が消滅、すなわ
ち、端子DRIVEから“L"が出力される。これにより、ト
ランジスタQ5,Q4がOFFしてIGBTのゲートが接地され、IG
BTがOFFする。その結果、閃光放電管Xeからの放電電流
が流れなくなり、発光が止まる。本実施例のように、IG
BTのON−OFFによって閃光放電管Xeの放電電流を制御す
ると、転流コンデンサを用いて発光停止を行なうフラッ
シュ装置とちがい、発光オーバーがなくなる。また、転
流コンデンサ等で構成されるターンオフ回路が不要であ
るので、撮影動作に合わせてIGBTをON−OFFさせるだけ
で、何ら問題なく、短い周期で、フラッシュ発光による
撮影を行なうことが可能となる。
そして、シャッター後幕の走行が完了してスイッチSW
6がONすると、ボディ内制御回路7bは端子STRTから“L"
を出力し、端子Xを介してインバータINV1に“H"を入力
すると同時に、測光回路7bの端子ENABLEに“L"を入力
し、測光回路7bは端子STPから“L"を出力する。
なお、閃光放電管Xeがフル発光しても適正な光量が得
られない場合、たとえば、発光開始後、10msec.が経過
した場合、カウンタ4bの端子T1から“H"が出力され、こ
の“H"はオアゲートOR2を介してR−Sフリップフロッ
プRSFF1のリセット端子に入力されてR−Sフリップフ
ロップRSFF1がリセットされるので適正な光量が得られ
て端子STPが“H"になった場合と同様、閃光光放電管Xe
の発光が停止する。これにより無駄な電力消費がなくな
る。
次に、Sモード選択時について説明する(第4図
(b)参照)。モード選択スイッチSW2を操作してSモ
ードに設定すると、インバータINV5,INV7の出力が“H"
になってアンドゲートAND4,AND9が開かれるとともに、
インバータINV6,INV8の出力が“L"になってアンドゲー
トAND2,AND8,AND10が閉じられる。
Nモード選択時と同様、シャッター先幕の走行が完了
してシンクロスイチSW3がONすると、制御回路4の端子
Xが“L"になり、アンドゲートAND1から発光開始パルス
が発せられる。そして、カウンタ4bがリセットされると
ともにR−SフリップフロップRSFF2がセットされ、ア
ンドゲートAND3、オアゲートOR3を介して、端子DRIVEか
ら発光信号が発せられ、IGBTがONして閃光放電管Xeが発
光する。
受信側のフラッシュ装置は、この発光を検出し、発光
を開始する。詳しくは後述する。
カウンタ4bが所定の数4nのパルスをカウントして端子
Q3が“L"から“H"に反転すると、R−Sフリップフロッ
プRSFF2がリセットされ、発光信号が消滅してIGBTがOFF
し、閃光放電管Xeの発光が停止する。すなわち、閃光放
電管Xeの発光は、カウンタ4bの端子Q3から“H"が出力さ
れている時間(τ)だけ行なわれる。
フラッシュ装置が行なわれ、適正な光量が得られる
と、Nモード選択時と同様、シャッター後幕が走行する
とともに、制御回路4の端子STPに発光停止信号が入力
される。この発光停止信号はD−フリップフロップDFF5
に入力され、開いているアンドゲートAND4からワンショ
ットパルスが発せられる。発光開始パルスと同様、この
パルスによってR−SフリップフロップRSFF2がセット
されるとともに、カウンタ4bがリセットされる。R−S
フリップフロップRSFF2がセットされると、先と同様、
端子DRIVEから発光信号が出力されてIGBTがONし、閃光
放電管Xeが発光する。受信側のフラッシュ装置は、この
発光を検出し、発光を停止する。詳しくは後述する。
カウンタ4bが所定の数4nのパルスをカウントして端子
Q3が“L"から“H"に反転すると、R−Sフリップフロッ
プRSFF2がリセットされ、先と同様、閃光放電管Xeの発
光が停止する。その後、シャッター後幕の走行が完了す
ると、Nモード選択時と同様、インバータINV1に“H"が
入力されると同時に、端子STPが“L"になる。
このように、Sモード選択時では、カメラボディ内の
回路7から発光開始信号(“L")または発光停止信号
(“H")が発せられた瞬間から時間τの間だけ閃光放電
管Xeが発光する。
最後に、Rモード選択時について説明する(第4図
(c)参照)。モード選択スイッチSW2を操作してRモ
ードに設定すると、インバータINV8の出力が“H"になっ
てアンドゲートAND10が開かれるとともに、インバータI
NV5,INV6,INV7の出力が“L"になってアンドゲートAND4,
AND8,AND9が閉じられる。
フラッシュ発光準備状態では、カウンタ4bの端子T2
ら出力される“H"によって、R−SフリップフロップRS
FF3,RSFF4がリセットされているので、アンドゲートAND
2は開かれ、アンドゲートAND5,AND6,AND7は閉じられて
いる。
この状態で、検出回路4cが、送信用のフラッシュ装置
が発光したことを検出すると、先述したように、インバ
ータINV2の出力が“H"になる。インバータINV2からの
“H"は、開いているアンドゲートAND2、オアゲートOR4
を介してカウンタ4bのリセット端子に入力され、カウン
タ4bをリセットする。それと同時にインバータINV9を介
してD−フリップフロップDFF3に“L"が入力される。な
お、アンドゲートAND7は閉じられているので、インバー
タINV2からの信号は、R−SフリップフロップRSFF4
は入力されない。
つづいて、検出回路4cが送信用のフラッシュ装置の発
光が停止したことを検出すると、先述したように、イン
バータINV2の出力が“L"になる。すると、イバータINV9
の入力が“L"になってD−フリップフロップDFF3の入力
が“H"に反転し、アンドゲートAND3からワンショットパ
ルスが出力される。このワンショットパルスによってR
−SフリップフロップRSFF3がセットされ、アンドゲー
トAND5,AND6が開かれるとともに、アンドゲートAND2
閉じられる。
アンドゲートAND5,AND6は、先述したように、デュー
ティ比が25%で、位相が互いにπだけずれたパルスを、
それぞれ、出力する。したがって、アドゲートAND10
オアゲートOR3を介して端子DRIVEからデューティ比25%
の発光パルスが出力され、閃光放電管Xeはデューティ比
25%で間欠的に発光する。
なお、閃光放電管Xeの発光を停止させた後、再び、IG
BTをONしても、トリガ用コンデンサC4が充電されたまま
であれば、トリガ回路3からトリガパルスは発せらない
が、閃光放電管Xeは、一度、発光すると、励起状態がし
ばらく(数msec.)継続するので、トリガパルスが発せ
られなくても、IGBTをONするだけで、閃光放電管Xeは、
再発光する。
適正な光量が得られ、送信用フラッシュ装置が発光し
たことを検出回路4cが検出すると、インバータINV2と出
力が“H"になる。なお、アンドゲートAND2は閉じられて
いるので、発光開始時とちがい、カウンタ4bはリセット
されない。この状態で、アンドゲートAND6から“H"が出
力されてアンドゲートAND7が開かれる(第4図(c),
(ヘ),(ト))と、R−SフリップフロップRSFF4
セット端子が“L"から“H"に反転し、R−Sフリップフ
ロップRSFF4がセットされる。その結果、アンドゲートA
ND5が閉じられるので、端子DRIVEからの発光パルスが消
滅し、閃光放電管Xeの発光が停止する。なお、先述した
ように、送信用フラッシュ装置はアンドゲートAND5,AND
6から発せられるパルスの周期τの間、発光しつづける
ので、インバータINV2が“H"を出力している間に、必
ず、アンドゲートAND6から、1回だけ、“H"が出力され
る。
その後、送信用フラッシュ装置の発光が停止すると、
インバータINV2の出力が“L"になり、つづいて、カウン
タ4bの端子T2から“H"が出力されると、R−Sフリップ
フロップRSFF3,RSFF4がリセットされ、フラッシュ発光
準備状態に戻る。
ところで、受信側フラッシュ装置の閃光放電管Xeが発
光した場合でも、検出回路4cがその発光を検出してイン
バータINV2が“H"を出力するが、先述したように、アン
ドゲートAND5,AND6から出力されるデューティ比25%の
パルスの位相はπだけずれているので、受信側フラッシ
ュ装置の閃光放電管Xeが発光しているときは、常に、ア
ンドゲートAND7が閉じられており、したがって、受信側
フラッシュ装置の閃光放電管Xeの発光は、送信用フラッ
シュ装置の発光検出に、何ら影響を及ぼさない。その結
果、受信側フラッシュ装置は、発光を停止するときで
も、送信用フラッシュ装置からの光を確実に検出でき、
発光を確実に停止させることができる。
以上、本発明を実施したフラッシュ装置の実施例を説
明したが、装置の大きさを問わなければ、IGBTに限ら
ず、ターンオン・ターンオフ時間が短いものであれば、
MOSFETやバイポーラトランジスタ等、何をスイッチング
手段として用いてもよい。
また、本発明のフラッシュ装置を使用するカメラのシ
ャッターは、フォーカルプレーンシャッターに限らず、
レンズシャッターであってもよい。この場合、シャッタ
ーが所定の開口(たとえば全開)まで開いたときにシン
クロスイッチSW3がONし、シャッターが閉成したときに
スイッチSW6がONするように構成すればよい。
さらに、受光素子SPC1は、撮影レンズを通過した被写
体を受光する必要はなく、被写体光を直接受光するよう
に、あるいは、レンズシャッターを備えたカメラであれ
ば、副絞りを通過した被写体光を受光するように構成し
てもよい。
次に、本発明を実施したフラッシュ装置の他の実施例
を説明する。このフラッシュ装置は、前記NモードとR
モードの二つのモードを選択切替できるフラッシュ装置
であり、Rモード選択時、送信用フラッシュ装置として
は、通常の自動調光式フラッシュ装置を用いる。なお、
全体の回路図は、モード選択スイッチSW2を除いて第1
図に示した回路図と同じてあるので、図示および説明を
省略する。
第5図は、他の実施例における制御回路4を示す回路
図である。図に示すように、インバータINV2の出力端子
は、イバータINV10を介してアンドゲートAND7の一入力
端子に接続されており、アンドゲートAND2の出力端子
は、オアゲートOR4に接続されているとともに、D−フ
リップフロップDFF3の入力端子に、直接、接続されてい
る。その他、この制御回路4は、第3図に示した回路に
おいてSモード選択時にのみ作動する回路(たとえば、
D−フリップフロップDFF5など)を備えていない点を除
くと、第3図に示した回路と同じてあるので、詳しい説
明は省略する。
次に、他の実施例のフラッシュ装置の動作を説明す
る。なお、Nモード選択時については、先に示したフラ
ッシュ装置と同じてあるので、説明を省略する。
Rモード選択時(第6図参照)、R−Sフリップフロ
ップRSFF3,RSFF4は、カウンタ4bの端子T2から出力され
る“H"によってリセットされており、アンドゲートAND
10,AND2が開かれ、アンドゲートAND8が閉じられる。
フラッシュ発光準備状態において、送信用フラッシュ
装置が発光を開始すると、先の実施例と同様、インバー
タINV2の出力が“H"になり、アンドゲートAND2、オアゲ
ートOR4を介してカウンタ4bのリセット端子RESETに“H"
が入力され、カウンタ4bがリセットされる。それととも
に、D−フリップフロップDFF3の入力端子が“H"になる
ので、アンドゲートAND3からワンショットパルスが出力
され、R−SフリップフロップRSFF3がセットされる。
すると、アンドゲートAND2が閉じられるとともに、アン
ドゲートAND5,AND6が開かれる。
先の実施例と同様、アンドゲートAND5からデューティ
比25%のパルスが出力され、閃光放電管Xeがデューティ
比25%で間欠的に発光する。
適正な光量が得られ、送信用のフラッシュ装置が消灯
すると、インバータINV2の出力が“L"になり、インバー
タINV10を介してアンドゲートAND7の一入力端子に“H"
が入力される。アンドゲートAND6から発せられるパルス
(デューティ比25%)によってアンドゲートAND7が開か
れると、アンドゲートAND7の出力が“H"になり、R−S
フリップフロップRSFF4がセットされる。この結果、ア
ンドゲートAND5が閉じられるので、端子DRIVEから発光
パルスが発せらなくなり、閃光放電管Xeの発光が停止す
る。
その後、カウンタ4bの端子T2から“H"が出力される
と、R−SフリップフロップRSFF3,RSFF4がリセットさ
れ、フラッシュ発光準備状態に戻る。
なお、本実施例のフラッシュ装置では、送信用フラッ
シュ装置が発光している間、インバータINV2から“H"が
出力されつづけるので、受信側フラッシュ装置の閃光放
電管Xeが発光しても、インバータINV2の出力は変化しな
い。
このように、送信用フラッシュ装置が消灯したことの
検出、すなわち、インバータINV2の出力が“L"になった
ことの検出は、先の実施例と同様、受信側フラッシュ装
置が発光していないときに行なわれるので、受信側フラ
ッシュ装置の発光は、送信用フラッシュ装置の消灯検出
に何ら影響を及ぼさない。その結果、受信側フラッシュ
装置は、発光を停止するときでも、送信用フラッシュ装
置の発光停止を確実に検出でき、発光を確実に停止させ
ることができる。また、本実施例のフラッシュ装置で
は、先の実施例のフラッシュ装置とちがい、送信用フラ
ッシュ装置として専用のフラッシュ装置を用いる必要が
なく、一般に市販されている自動調光式フラッシュ装置
を送信用フラッシュ装置として用いることができる。
なお、第3図において、インバータINV2とアンドゲー
トAND7との間に、第7図に示すような、インバータINV
10と切替スイッチSW7とから構成される切替回路を設け
ることにより、送信用フラッシュ装置として、発光開始
時および停止時に発光する専用の送信用フラッシュ装置
(Sモードを選択したフラッシュ装置)を用いること
も、一般に市販されている移動調光式フラッシュ装置を
用いることも可能になることは言うまでもない。
発明の効果 以上、説明したように、本発明のフラッシュ装置を用
いれば、カメラボディとフラッシュ装置とをコードで接
続する場合の問題点が解消されるだけでなく、発光の開
始・停止が確実に行なわれ、適正な露出が得られる。
また、本発明のフラッシュ装置を用いれば、一方のフ
ラッシュ装置の撮影への寄与を少なくすることができ、
斜めからの光の照射によって陰影を強調したり、逆光効
果を得たりするような、オフカメラフラッシュらしい撮
影も可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施したフラッシュ装置の実施例を示
す回路図、第2図はカメラボディ内回路の要部回路図、
第3図は第1図における制御回路の回路図である。第4
図は第1図に示したフラッシュ装置の動作を示すタイム
チャートであり、(a)はNモード、(b)はSモー
ド、(c)はRモードを示している。第5図は、本発明
を実施したフラッシュ装置の他の実施例における制御回
路を示す回路図であり、第6図はRモード選択時におけ
るそのフラッシュ装置の動作を示すタイムチャートであ
る。第7図は、制御回路の他の変形例の要部を示す回路
図である。第8図はIGBTを説明するための図であり、
(a)はIGBTの基本構造を示す図、(b)はIGBTの等価
回路図、(c)はIGBTの素子記号を示す図、(d)はIG
BT、MOSFET、バイポーラトランジスタのON電圧と電流密
度の関係を示すグラフ、(e)は前記各素子のチップ面
積比を示す図である。第9図はワイヤレスによるオフカ
メラフラッシュ撮影を行なっている様子を示す図であ
る。第10図は、従来のワイヤレスによるオフカメラフラ
ッシュ撮影におけるフラッシュ装置の発光波形を示す図
であり、(a)はカメラボディに設置されたフラッシュ
装置、(b)はカメラボディから離れて設置されたフラ
ッシュ装置を示す。 BAT……電源 C3……メインコンデンサ Xe……フラッシュ発光部 IGBT……スイッチング手段 3……トリガ手段 SPC2……受光部 4c,INV2……フラッシュ光検出手段 4b,AND5……スイッチング制御手段 4b,AND2,AND3,AND6,AND7,INV4,INV10,DFF3,DFF4,RSFF3,
RSFF4……制御手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フラッシュ光を発光する発光手段と、 被写体からの光を受光する受光手段と、 上記受光した光の受光量に応じた信号を積分する積分手
    段と、 動作開始指示に応答して、第2のフラッシュ装置に対し
    て発光動作を指示するための開始信号光を上記発光手段
    によって発光させ、上記積分手段による積分量が所定量
    に達したときに、第2のフラッシュ装置に対して発光停
    止を指示するための終了信号光を上記発光手段によって
    発光させる発光制御手段とを有する第1のフラッシュ装
    置とともに使用される第2のフラッシュ装置であって、 該第2のフラッシュ装置は、 フラッシュ光を発光する発光手段と、 上記第1のフラッシュ装置からの各信号光を受光するめ
    の受光手段と、 上記開始信号光を受光することによって上記発光手段に
    よる間欠的な発光を開始させるとともに、該間欠発光に
    おける発光停止期間中に上記終了信号を受光することに
    よって上記発光手段の発光を終了させる発光制御手段 を備えたことを特徴とするオフカメラフラッシュ撮影用
    フラッシュ装置。
  2. 【請求項2】第1のフラッシュ装置と第2のフラッシュ
    装置とからなり、 上記第1のフラッシュ装置は、 フラッシュ光を発光する発光手段と、 被写体からの光を受光する受光手段と、 上記受光した光の受光量に応じた信号を積分する積分手
    段と、 動作開始指示に応答して、上記第2のフラッシュ装置に
    対して発光動作を指示するための開始信号光を上記発光
    手段によって発光させ、上記積分手段による積分量が所
    定量に達したときに、上記第2のフラッシュ装置に対し
    て発光停止を指示するための終了信号光を上記発光手段
    によって発光させる発光制御手段とを有し、 上記第2のフラッシュ装置は、 フラッシュ光を発光する発光手段と、 上記第1のフラッシュ装置からの各信号光を受光するた
    めの受光手段と、 上記開始信号光を受光することによって上記発光手段に
    よる間欠的な発光を開始させるとともに、該間欠発光に
    おける発光停止期間中に上記終了信号光を受光すること
    によって上記発光手段の発光を終了させる発光制御手段 を備えたことを特徴とするオフカメラフラッシュ撮影用
    フラッシュ装置。
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