JPH0519332Y2 - - Google Patents

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JPH0519332Y2
JPH0519332Y2 JP1987090282U JP9028287U JPH0519332Y2 JP H0519332 Y2 JPH0519332 Y2 JP H0519332Y2 JP 1987090282 U JP1987090282 U JP 1987090282U JP 9028287 U JP9028287 U JP 9028287U JP H0519332 Y2 JPH0519332 Y2 JP H0519332Y2
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storage tank
polar liquid
pure water
liquid
water supply
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、電着塗装の電着槽内に設けた電
極、とくに隔膜を備えた電極の極液循環装置に関
するものである。
(従来の技術) 従来、隔膜を備えた電着塗装用の電極の極液を
循環させる装置としては、例えば第3図に示すよ
うなものが知られている。
この装置は、隔膜10を備えた電極11におけ
る極液の電導度を一定値に保持すべく、極液収容
槽12に貯えた極液を、循環ポンプ13により間
欠的に循環させるものであり、極液収容槽12に
は、収容槽の極液が一定の濃度に保たれるように
純水を投入する装置が設けられている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、このような従来の極液循環装置で
は、収容槽12内の極液の電導度を所定の値に保
持する場合に、純水供給管より純水を供給する
が、その供給は、収容槽12の液面を一定にした
まま、すなわち、純水の供給量だけ、収容槽12
の極液をオバフロー配管14より排出させる仕組
になつていたため、とくに、純水の投入量が膨大
なものとなり、また、廃水処理における負荷が増
加するという問題があつた。
この考案の目的は、上述したような従来の問題
を解消するのに有利な極液循環装置を提案すると
ころにある。
〔問題点を解決するための手段) この考案は、隔膜を備えた電着塗装用電極の極
液供給経路と排出経路に接続する極液収容槽を備
えた装置であつて、極液収容槽に、給水手段を備
えこの給水手段の作動制御によつて該収容槽内へ
純水を供給する純水供給経路と該収容槽内の極液
をその電導度が所定値以上となつた時強制的に排
出する排出手段を備えた排出経路を設け、この給
水手段及び排出手段に極液収容槽内の極液レベル
の上限、下限を検知する検知手段を接続してな
る、隔膜を備えた電着塗装用電極の極液循環装置
である。
以下、この考案を図面に基づいて説明する。図
1はこの考案に従う極液循環装置の構成を示した
ものであつて、図中1は極液収容槽、2は極液収
容槽1の極液を供給経路2a、排出経路2bを通
して電着塗装用電極に間欠的に循環させる循環ポ
ンプ、3は電着塗装用の電極、4は隔膜であり、
5は給水手段(例えば電磁弁などが適用でき、以
下これを単に電磁弁として説明する。)5aを備
えこの電磁弁5aの開閉制御によつて収容槽1内
へ純水を供給する純水供給経路、6は収容槽1の
極液をその電導度に応じて強制的に排出する排出
手段(例えばポンプが適用でき、以下これを移送
ポンプとして説明する。)6aを備えた排出経路
であつて、移送ポンプ6aは電導度計Dによる測
定結果すなわち、極液の伝導度が所定値以上とな
つた時に自動的に作動し、極液を極液収容槽1か
ら排出する仕組みになつている。また、7は収容
槽1内の極液レベルの下限、上限を液面調整スイ
ツチL1,L2によつて検知する場合を例とした検
知手段であつて、この検知手段7のうち液面調整
スイツチL1は移送ポンプ6aおよび電磁弁5a
に接続されこの液面調整スイツチL1にて液面の
下限を検知することによつて移送ポンプ6aを止
め電磁弁5aを開弁させる一方、液面調整スイツ
チL2は電磁弁5aに接続され、この液面調整ス
イツチL2にて液面の上限を検知することによつ
て電磁弁5aを閉弁させる。
(作用) 極液循環装置は、電極3における極液の電導度
を許容範囲に保持するために、循環ポンプ2によ
り、所定の値に保たれた極液を供給経路2aを通
して間欠的に供給し、その一方で今まで電極にて
使用していた極液を排出経路2bを通して収容槽
1内へ回収される仕組みになつており、電着塗装
において上記のような極液の循環操作を継続して
行うと、収容槽1における極液はその電導度がし
だいに上限値に達することとなる。
この考案に従う装置は、収容槽1内の極液の電
導度を電導度計Dにより検知し、ここで検知され
た値が予め定められた値の上限値に達したときに
移送ポンプ6aを作動させ、該収容槽1内の極液
の液面を強制的に変化させるべく、排出経路6を
通して極液を収容槽1外へ排出する。そして液面
が所定の位置(下限レベル)まで低下すると、液
面調整スイツチL1が作動して移送ポンプ6aの
作動が止まり極液の移送が停止され、これと同時
に純水供給経路5の電磁弁5aが作動して開とな
り、この経路5を通して収容槽1内に純水が供給
される。純水の供給によつて収容槽1の液面がし
だいに上昇し所定のレベルまで達すると液面調整
スイツチL2が作動し電磁弁5aが閉となり純水
の供給を停止するようになつており、この時点で
極液収容槽1内における極液は設定下限値の電導
度に保たれることになる。
第2図は、この考案に従う装置の他の好適例を
模式的に示したものである。この装置は、上述し
た移送ポンプ6aを、極液循環ポンプ2と兼用し
た構成になるもので、極液の電導度が設定上限値
に達した場合、第1図に示した装置と全く同様の
要領で設定下限値に保持される。
(考案の効果) この考案によれば、極液収容槽内の極液の電導
度が所定の値になつた時点で一たん極液を収容槽
外へ排出し、この排出した極液に相当する分だけ
純水を供給するようにしたため、極液の電導度調
整に必要な純水量を必要最小限にとどめることが
可能であること、また排水処理における負荷の軽
減を図ることが可能であり、電着塗装における製
造コストを極力低減し得るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の装置の好適例を示す模式
図、第2図は、この考案の装置の他の好適例を示
す模式図、第3図は、従来の装置を示す模式図で
ある。 1,12……極液収容槽、2,13……循環ポ
ンプ、2a……極液供給経路、2b……極液排出
経路、3,11……電着塗装用電極、4,10…
…隔膜、5……純水供給経路、5a……給水手段
(電磁弁)、6……極液排出経路、6a……排出手
段(移送ポンプ)、7……検知手段、D……電導
度計。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 隔膜4を備えた電着塗装用電極3の極液供給経
    路2aと排出経路2bとに接続する極液収容槽1
    を備えた装置であつて、 極液収容槽1に、給水手段5aを備えこの給水
    手段5aの作動制御によつて該収容槽1内へ純水
    を供給する純水供給経路5と、該収容槽1内の極
    液をその電導度が所定値以上となつた時強制的に
    排出する排出手段6aを備えた排出経路6を設
    け、この給水手段5a及び排出手段6aに極液収
    容槽1内の極液レベルの上限、下限を検知する検
    知手段7を接続してなる、隔膜を備えた電着塗装
    用電極の極液循環装置。
JP1987090282U 1987-06-13 1987-06-13 Expired - Lifetime JPH0519332Y2 (ja)

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JP1987090282U JPH0519332Y2 (ja) 1987-06-13 1987-06-13

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JPS63199164U JPS63199164U (ja) 1988-12-21
JPH0519332Y2 true JPH0519332Y2 (ja) 1993-05-21

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5989798A (ja) * 1982-11-16 1984-05-24 Poritetsukusu:Kk 電着塗装装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5989798A (ja) * 1982-11-16 1984-05-24 Poritetsukusu:Kk 電着塗装装置

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JPS63199164U (ja) 1988-12-21

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