JPH06248498A - 電着塗装装置の極液管理ユニット - Google Patents

電着塗装装置の極液管理ユニット

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Publication number
JPH06248498A
JPH06248498A JP3684093A JP3684093A JPH06248498A JP H06248498 A JPH06248498 A JP H06248498A JP 3684093 A JP3684093 A JP 3684093A JP 3684093 A JP3684093 A JP 3684093A JP H06248498 A JPH06248498 A JP H06248498A
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JP
Japan
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polar liquid
liquid
polar
tank
liquid tank
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Pending
Application number
JP3684093A
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English (en)
Inventor
Shiro Takasugi
史郎 高杉
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Trinity Industrial Corp
Original Assignee
Trinity Industrial Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Trinity Industrial Corp filed Critical Trinity Industrial Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】極液タンク内の極液量が所定範囲内に入るよう
に管理して極液の電導度を精度よく一定に維持できるよ
うにする。 【構成】極液タンク12に補給液を供給可能な補給液供
給手段21と、極液タンク12内の極液を外部排出させ
る排液手段31と、極液タンク12内の液面レベルの上
限および下限を検出する液面レベル検出手段(41,4
2)とを備え、極液タンク12内の液面レベルが上限お
よび下限間に位置しかつ導電率が設定値となるように補
給液供給手段21および排液手段31を駆動制御する極
液管理手段(51)を設けた構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電着塗装装置の極液管
理ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】図4に従来の電着塗装装置の概略構成を
示す。図において、2は電着槽、3は電着槽2内に配設
された隔膜電極ユニットである。電着槽2内には電着塗
料液が収容されている。電着塗料液は、カチオン系塗料
等と酢酸水溶液等とから溶剤組成されている。したがっ
て、被塗物Wを図示しない電源装置の負極(−)に、隔
膜電極ユニット3の電極5を電源装置の正極(+)にそ
れぞれ接続すれば被塗物Wの表面に塗膜を形成すること
ができる。
【0003】ここで、隔膜電極ユニット3は、ステンレ
ス製の電極5と,隔膜を有し電極5を内蔵する隔膜構造
4とから形成されている。また、極液管理ユニット11
は、隔膜構造4内に極液を極液供給管路15および極液
戻し管路16等を介して循環供給しかつ当該隔膜構造4
内の極液性状(電導度)を一定に維持するものと形成さ
れている。しかして、電着塗装中に、隔膜電極ユニット
3の電極5から極液中に容出した金属イオン(主として
鉄イオン)は隔膜構造4の隔膜によって電着塗料液中に
混入するのが阻止される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した電
着塗装装置においては、電着塗装に伴い隔膜電極ユニッ
ト3の隔膜構造4内に隔膜を通し電着塗料液中の酸(C
3 COO−)が流入する。そのため、極液の電導度
が次第に上昇してくる。そこで、極液の電導度を電導度
検出センサ45で監視し設定値より上昇した場合には電
導度が設定値まで下がるように純水を補給液供給手段2
1(純水タンク22,供給管23,純水流量調整弁SO
L1)を用いて極液タンク12に補給している。
【0005】このような純水補給動作を繰返し行うと、
極液タンク12内の極液量が増大してくるが、かかる極
液量管理は極液を極液タンク12からオーバーフローさ
せることにより行っている。しかし、これでは極液の電
導度を一定に維持することが困難で、塗装品質のより一
層の向上を達成しようとする際のネックとなっている。
【0006】本発明の目的は、上記事情に鑑み、簡易な
構成で極液タンク内の極液量が所定範囲内に入るように
管理して極液の電導度を一定に維持することができる電
着塗装装置の極液管理ユニットを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電着塗装装
置の極液管理ユニットは、隔膜電極ユニットに極液供給
管および極液排出管を介して接続された極液タンクを有
し、この極液タンクから導電率が設定値となるように管
理された極液を隔膜電極ユニットに循環供給可能に形成
された電着塗装装置の極液管理ユニットにおいて、極液
タンクに補給液を供給可能な補給液供給手段と、極液タ
ンク内の極液を外部排出させる排液手段と、極液タンク
内の液面レベルの上限および下限を検出する液面レベル
検出手段とを備え、極液タンク内の液面レベルが上限お
よび下限間に位置しかつ導電率が設定値となるように補
給液供給手段および排液手段を駆動制御する極液管理手
段を設けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】上記構成による本発明では、極液の電導度が上
昇して設定値を越えた場合には、極液管理手段は極液の
電導度が設定値となるように補給液供給手段を駆動制御
して補給液を極液タンク内へ供給する。この際、極液タ
ンク内の液面レベルは液面レベル検出手段によって検出
され液面レベルが上限および下限間にない場合には、極
液管理手段は排液手段(必要に応じて補給液供給手段)
を駆動制御して液面レベルを上限および下限間に位置さ
せる。
【0009】したがって、簡易な構成で極液量が所定範
囲内に入るように管理して極液の電導度を精度よく一定
に維持することができる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の実施例を説明するための図、
図2は同じく、動作を説明するためのフローチャート、
図3は同じく極液の導電率の時間的推移を説明するため
の図である。本極液管理ユニットは、図1に示す如く、
基本的構成(極液タンク12,極液供給管路15,極液
戻し管路16等)が従来例(図4)と同様とされ、補給
液供給手段21と排液手段31と液面レベル検出手段
(41,43)と極液管理手段(51)とを含み、極液
タンク12内の液面レベルが上限および下限間に位置し
極液の導電率が一定に維持されるように形成されてい
る。なお、従来例(図4)と共通する構成要素について
は同一の符号を付し、その説明を省略もしくは簡略化す
る。
【0011】ここで、補給液供給手段21は、極液タン
ク12内に補給液(本実施例では純水)を供給可能に形
成されており、純水タンク22,供給管23および供給
管23に介装された純水流量調整弁SOL1から構成さ
れている。この調整弁SOL1を開放すると純水タンク
22から供給管23を介して極液タンク12内へ純水が
補給される。また、調整弁SOL1を閉鎖すると純水の
補給が停止される。
【0012】また、排液手段31は、極液タンク12内
の極液を外部の所定箇所へ排出させる手段で、排液管3
3および排液量調整弁SOL2とから構成されている。
排液管33は、極液供給管路15に接続されており、当
該排液管33には排液量調整弁SOL2が介装されてい
る。
【0013】また、液面レベル検出手段は、極液タンク
12内の液面レベルの上限ULおよび下限LLを検出す
る手段で、上限レベル検出計41と下限レベル検出計4
2とを含み構成されている。なお、両検出計41,42
間には、上限ULと下限LLとの中間レベルMLを検出
するための中間レベル検出計43が配設されている。
【0014】また、極液管理手段(51)は、極液タン
ク12内の液面レベルが上限ULおよび下限LL間に位
置しかつ導電率が設定値となるように補給液供給手段2
1および排液手段31を駆動制御する手段である。本実
施例においては、極液管理手段は、本電着塗装装置全体
を駆動制御する制御装置51の一部機能を利用して構成
されている。なお、図1中、17は極液ポンプである。
【0015】次に、本実施例の作用を図2に示すフロー
チャートに基づき説明する。極液の電導度が設定値を越
えたことが電導度検出センサ45により検出されると、
極液管理手段(51)は、純水流量調整弁SOL1を所
定開度開放する(ST10,11)。これにより、純水
タンク22から極液タンク12へ純水が補給され、極液
の電導度が減少される。そして、極液の電導度が設定値
まで下がったところで純水流量調整弁SOL1が閉鎖さ
れ純水補給が停止される(ST12,13)。
【0016】ここで、上記純水補給中、極液タンク12
内の液面レベルが上限ULを越えたことが上限レベル検
出計41によって検出された場合には、極液管理手段
(51)は純水流量調整弁SOL1を閉じ液面レベルが
中間レベル検出計43によって検出されるまで排液量調
整弁SOL2を開放して排液する(ST14,15,1
6)。排液完了後は極液の導電率が設定値となるまで純
水流量調整弁SOL1を開放して純水を補給する。な
お、調整弁SOL1を閉鎖後、極液タンク12内の液面
レベルが上限ULを越えたことが上限レベル検出計41
によって検出された場合(ST17のYES判断)に
は、排液量調整弁SOL2を所定時間開放する(ST1
8)。また、極液タンク12内の液面レベルが下限LL
以下となった場合には極液ポンプ17の駆動を停止する
(ST19,ST20)。
【0017】しかして、この実施例によれば、極液タン
ク12に補給液を供給可能な補給液供給手段21と、極
液タンク12内の極液を外部排出させる排液手段31
と、極液タンク12内の液面レベルの上限ULおよび下
限LLを検出する液面レベル検出手段(41,42)と
を備え、極液タンク12内の液面レベルが上限ULおよ
び下限LL間に位置しかつ極液の導電率が設定値となる
ように補給液供給手段21および排液手段31を駆動制
御する極液管理手段(51)を設けた構成としたので、
簡易な構成で極液タンク12内の極液量が所定範囲内に
入るように管理して極液の電導度を精度よく一定に維持
することができる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、極液タンクに補給液を
供給可能な補給液供給手段と、極液タンク内の極液を外
部排出させる排液手段と、極液タンク内の液面レベルの
上限および下限を検出する液面レベル検出手段とを備
え、極液タンク内の液面レベルが上限および下限間に位
置しかつ極液の導電率が設定値となるように補給液供給
手段および排液手段を駆動制御する極液管理手段を設け
た構成としたので、簡易な構成で極液タンク内の極液量
が所定範囲内に入るように管理して極液の電導度を精度
よく一定に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部を説明するための図である。
【図2】同じく、動作を説明するためのフローチャート
である。
【図3】同じく、極液の電導度管理を説明するための図
である。
【図4】従来の電着塗装装置の極液管理ユニットを説明
するための図である。
【符号の説明】
3 隔膜電極ユニット 11 極液管理ユニット 12 極液タンク 21 補給液供給手段 31 排液手段 41 上限レベル検出計(液面レベル検出手段) 42 下限レベル検出計(液面レベル検出手段) 51 極液管理手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隔膜電極ユニットに極液供給管および極
    液排出管を介して接続された極液タンクを有し、この極
    液タンクから導電率が設定値となるように管理された極
    液を隔膜電極ユニットに循環供給可能に形成された電着
    塗装装置の極液管理ユニットにおいて、 極液タンクに補給液を供給可能な補給液供給手段と、極
    液タンク内の極液を外部排出させる排液手段と、極液タ
    ンク内の液面レベルの上限および下限を検出する液面レ
    ベル検出手段とを備え、極液タンク内の液面レベルが上
    限および下限間に位置しかつ導電率が設定値となるよう
    に補給液供給手段および排液手段を駆動制御する極液管
    理手段を設けたことを特徴とする電着塗装装置の極液管
    理ユニット。
JP3684093A 1993-02-25 1993-02-25 電着塗装装置の極液管理ユニット Pending JPH06248498A (ja)

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JP3684093A JPH06248498A (ja) 1993-02-25 1993-02-25 電着塗装装置の極液管理ユニット

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JP3684093A JPH06248498A (ja) 1993-02-25 1993-02-25 電着塗装装置の極液管理ユニット

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JPH06248498A true JPH06248498A (ja) 1994-09-06

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ID=12480959

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JP3684093A Pending JPH06248498A (ja) 1993-02-25 1993-02-25 電着塗装装置の極液管理ユニット

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JP (1) JPH06248498A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7169269B2 (en) 2003-01-21 2007-01-30 Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. Plating apparatus, plating cup and cathode ring

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7169269B2 (en) 2003-01-21 2007-01-30 Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. Plating apparatus, plating cup and cathode ring

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