JPH05192476A - ミシンの下糸供給装置 - Google Patents

ミシンの下糸供給装置

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JPH05192476A
JPH05192476A JP26302891A JP26302891A JPH05192476A JP H05192476 A JPH05192476 A JP H05192476A JP 26302891 A JP26302891 A JP 26302891A JP 26302891 A JP26302891 A JP 26302891A JP H05192476 A JPH05192476 A JP H05192476A
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thread
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looper thread
wound
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 下糸の交換作業を迅速に行えるようにするこ
と。 【構成】 中釜4に対しボビン6およびボビンケース5
を着脱するボビン着脱位置とボビンに下糸Sを巻回され
る下糸巻回位置との間を同期的に回動可能とされるとと
もに、一方のボビン6が前記中釜4内に位置し他方のボ
ビン6が下糸巻回位置に位置する前進位置と一方のボビ
ン6が前記中釜4外に位置し他方のボビン6が下糸巻回
位置から退避する後退位置との間を同期的に往復動可能
とされている1対の電磁石吸着ヘッドを有するボビン交
換機構20と、糸巻15から繰出された下糸Sの先端部
を保持するとともに前記下糸巻回位置にあるボビン6に
下糸Sを巻回する下糸巻回機構50と、先端側を前記下
糸巻回位置にあるボビン6に巻回されている下糸Sを糸
巻15との間の部位において切断する下糸切断機構80
とを設けたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、布などの縫製を行う本
縫いミシンに係り、特に、下糸の交換時間を短くし、縫
製効率を向上するようにしたミシンの下糸供給装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、本縫いミシンにおいては、針の
往復動に伴って上糸と下糸とを絡めるために、針の運動
に同期して回転する下軸に外釜を取付け、この外釜の内
側に遊挿した中釜の支軸が挿通されるスリーブが突設さ
れ釜に回転自在に支持されるボビンケースと、このボビ
ンケースのスリーブに回転自在に支持され下糸を巻回す
るボビンとが配設されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現在、縫製
工場などにおいては、高生産性を求めて種々の作業工程
が自動化される傾向にあり、それに応じて工業用ミシン
も高速化ならびに自動化がはかられているが、前記本縫
いミシンにあっては、下糸の供給を人為的に行わなけれ
ばならず、縫製工程の完全自動化を妨げていた。
【0004】すなわち、従来の本縫いミシンにおいて
は、ボビンに巻回されていた下糸がなくなった場合に
は、ボビンケースとともにボビンを中釜からはずし、ボ
ビンに下糸を巻回し、再度中釜へ装着するか、あるい
は、あらかじめ用意しておいた下糸巻回ずみのボビンに
交換する等の作業を行わねばならず、下糸の交換作業に
多くの時間ならびに労力を要し、縫製効率が悪かった。
【0005】本発明は、前述した従来のものにおける問
題点を克服し、下糸の交換作業を迅速に行えるようにし
たミシンの下糸供給装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため本発明のミシンの下糸供給装置は、外釜、中釜、ボ
ビンケースおよびボビンを有するミシンにおいて、前記
中釜に対しボビンおよびボビンケースを着脱するボビン
着脱位置とボビンに下糸を巻回される下糸巻回位置との
間を同期的に回動可能とされるとともに、一方のボビン
が前記中釜内に位置し他方のボビンが下糸巻回位置に位
置する前進位置と一方のボビンが前記中釜外に位置し他
方のボビンが下糸巻回位置から退避する後退位置との間
を同期的に往復動可能とされている1対の電磁石吸着ヘ
ッドを有するボビン交換機構と、糸巻から繰出された下
糸の先端部を保持するとともに前記下糸巻回位置にある
ボビンに下糸を巻回する下糸巻回機構と、先端側を前記
下糸巻回位置にあるボビンに巻回されている下糸を糸巻
との間の部位において切断する下糸切断機構とを設けた
ことを特徴としている。
【0007】
【作用】前述した構成からなる本発明のミシンの下糸供
給装置によれば、縫製時には、一方のボビンが対応する
ボビンケースとともにボビン交換機構の一方の電磁石吸
着ヘッドに対向した状態にあって使用に供されており、
このとき他方のボビンは、下糸巻回機構により糸巻から
繰出された下糸が巻回されたうえで下糸切断機構により
糸巻との間の下糸が切断され、使用に供されるために待
機している。
【0008】そして、使用に供されているボビンに巻回
されている下糸がなくなったら、ボビン交換機構の各電
磁石吸着ヘッドにボビンヘッドを吸引する方向の磁力が
発生するように通電して、各電磁石吸着ヘッドにボビン
ケースをボビンとともに吸着する。ついで、両電磁石吸
着ヘッドを後退することにより、各ボビンを中釜ならび
に下糸巻回機構から取出す。
【0009】さらに、両電磁石吸着ヘッドを同期的に回
動して、下糸がなくなったボビンを下糸巻回機構に対向
するとともに、下糸が巻回されているボビンを中釜に対
向する。その後、両電磁石吸着ヘッドを前進することに
より、各ボビンを中釜ならびに下糸巻回機構内に挿入し
たうえで、ボビン交換機構の各電磁石吸着ヘッドへの通
電を停止して、下糸が巻回されているボビンを中釜に受
け渡すとともに、下糸がなくなったボビンを下糸巻回機
構に受け渡す。
【0010】これにより、縫製作業が再開されるととも
に、下糸がなくなったボビンには下糸が巻回されること
になる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図1ないし図14に示す実施
例により説明する。
【0012】図1は、本発明のミシンの下糸供給装置の
全体の概略を示すものであり、下軸1に取付けられてい
る釜2は、外釜3と、この外釜3の内側に外釜3に対し
て遊嵌する中釜4とにより構成されている。前記中釜4
内には、図示しない支軸が突設されており、この支軸に
後述するボビンケース5がボビン6とともに支持される
ようになっている。また、前記釜2の下方の基板7上に
は、前記ボビン6に下糸Sを巻回するための後述する下
糸巻回機構50が搭載されており、この下糸巻回機構5
0の近傍の前記基板7には、下糸巻回機構50によりボ
ビン6に巻回された下糸Sの導出部を切断する下糸切断
機構80が取付けられている。さらに、前記釜2と下糸
巻回機構50の前方の基板7上には、前記ボビン6を釜
2ならびに下糸巻回機構50との間で受け渡すボビン交
換機構20が搭載されている。
【0013】前記ボビン交換機構20は、この図1およ
び図2、図3に示すように、前記基板7上に取付けられ
ているロータリベース21を有しており、このロータリ
ベース21の上部には、軸線を水平方向とされている軸
受22が配設されている。そして、この軸受22には、
回動フレーム23の筒部24が回動自在に支持されてい
る。この回動フレーム23の筒部24の前方には、この
筒部24の軸心に直交する方向に延在する回動板25が
一体に突設されている。なお、前記筒部24の軸心は、
前記釜2の軸心と前記下糸巻回機構50の軸心の上下方
向の中間位置に臨んでおり、前記各軸心は平行に配置さ
れている。
【0014】前記回動フレーム23の筒部24の外周面
には従動ギア26が嵌着されている。一方、図2に詳示
するように、前記ロータリベース21には、その側方に
突出する架台27が突設されており、この架台27に
は、前後に間隔を隔てて2枚の軸受部28(一方のみ図
示)が立設されている。そして、これらの軸受部28に
は、前記筒部24の軸心と平行に延在する駆動ギア軸2
9が回転自在に支持されており、この駆動ギア軸29に
は、前記従動ギア26に噛合する扇形の駆動ギア30が
嵌着されている。
【0015】前記基板7の端部には、ほぼ鉛直方向に延
在する回動用シリンダ31の基端部がピン32により回
動自在に枢着されており、この回動用シリンダ31のピ
ストンロッド33は、上方に延在し、前記駆動ギア30
の近傍に臨んでいる。このピストンロッド33の上端部
にはクランクロッド34が取付けられており、このクラ
ンクロッド34には、前記駆動ギア30に植設されてい
るクランクピン35が枢着されている。したがって、前
記回動用シリンダ31に流体圧を作用させてピストンロ
ッド33を伸縮させることにより、前記駆動ギア30が
いずれかの方向に回動され、従動ギア26がいずれかの
方向に回動されることになる。この結果、前記筒部24
の回動を介して回動板25がいずれかの方向に回動され
る。
【0016】前記筒部24内には、図3に詳示するよう
に、ほぼ水平方向に延在する進退用シリンダ36が配設
されており、この進退用シリンダ36のピストンロッド
37は、前記回動板25を挿通して前記釜2および前記
下糸巻回機構50の近傍に臨んでいる。前記ピストンロ
ッド37の先端部には、直径上においてピストンロッド
37の軸心から等距離に形成されている1対の環状の抱
持部39A,39Bを有する支持板38が嵌合されてお
り、この支持板38は、前記ピストンロッド37の進退
にともなって進退するようになっている。
【0017】前記各抱持部39A,39Bには、前記釜
2あるいは下糸巻回機構50に対向しうる電磁石40
A,40B(符号40で総称する)が嵌合保持されてい
る。各電磁石40は、ヨーク41と、このヨーク41の
外周に巻回されたコイル42とにより構成されており、
このコイル42に、図5に示す4個のトランジスタTr
を使用した公知の回路により通電方向を違えて通電(図
5の矢印A方向あるいはB方向)することにより、前記
ボビンケース5およびボビン6に対し、吸引力あるいは
排斥力を作用させるようになっている。また、前記各電
磁石40の背部には、前記ピストンロッド37と平行に
延在し、前記回動板25に形成されているガイド孔44
に遊挿されるガイドロッド43が突設されている。
【0018】なお、前記基板7上には、前記回動板25
の回動にともなって回動する各電磁石40を正確に前記
釜2あるいは下糸巻回機構50に対向させるためのスト
ッパ45が基台46を介して突設されており、このスト
ッパ45は前記回動板25の両側縁に選択的に当接して
各電磁石40の位置決めを行うようになっている。
【0019】前記ボビンケース5およびボビン6は、前
記電磁石40に吸引あるいは排斥されるとともに、前記
下糸巻回機構50によりボビン6に自動的に下糸Sを巻
回されるために特殊な形状に形成されている。
【0020】すなわち、ボビン6を収納するボビンケー
ス5は、一体に形成された端壁8および外周壁9により
構成されており、この外周壁9の直径上には、外周壁9
の開放端縁から軸方向のほぼ半分の長さだけ延在するV
字状の1対の凹部10,10が形成されている。
【0021】また、前記ボビン6は、軸部11と、この
軸部11の両端に突設された1対の円盤12,12とに
より構成されており、一方の円盤12には、前記ボビン
ケース5の端壁8に当接する永久磁石13が取付けられ
ている。この永久磁石13は、前記電磁石40により吸
引あるいは排斥されるためのものである。さらに、前記
他方の円盤12から軸部11の軸方向のほぼ中間位置ま
での間には、相互に直交する1対のスリット14,14
が形成されており、これらのスリット14は、前記ボビ
ンケース5の凹部10とともに下糸Sを受容しうるよう
になっている。
【0022】前記下糸巻回機構50は、特に図1,3,
4,7〜12に示すように構成されている。
【0023】すなわち、前記下糸巻回機構50は、図3
に詳示されているように、前記基板7上に直立状に突設
されている糸巻ベース51を有しており、この糸巻ベー
ス51には、糸巻用モータ52が水平方向に取付けら
れ、この糸巻用モータ52の出力軸53は、前記糸巻ベ
ース51に形成された開口54を挿通して前記電磁石4
0に対向している。また、前記出力軸53の先端部に
は、前記ボビン6に嵌合してボビン6に回転を伝達する
回転伝達体55が突設されている。さらに、前記糸巻ベ
ース51には、前記出力軸53の外周側において出力軸
53と同心配置されている円環状のガイド筒56が一体
に突設されており、このガイド筒56の外周には軸受5
7を介して環状の従動ギア58が回転自在に支持されて
いる。
【0024】図4に詳示するように、前記糸巻用モータ
52の隣接位置の糸巻ベース51には、糸渡し用モータ
59が取付けられており、この糸渡し用モータ59の出
力軸60には、前記従動ギア58に噛合しているピニオ
ン61が嵌着されている。したがって、前記糸渡し用モ
ータ59の駆動により前記従動ギア58が回転されるこ
とになる。
【0025】前記従動ギア58の表面には、直径方向に
間隔を隔てて1対の糸挟持腕62,62が突設されてい
る。各糸挟持腕62は、図9および図10に詳示するよ
うに、前記従動ギア58に取付けられている腕本体63
を有しており、この腕本体63の基部64の左右のほぼ
半部には、前方に突出する突出部65が形成されてい
る。この突出部65の先端部には、溝66が形成されて
おり、この溝66の前方には直立状の糸挟持面67が突
設されている。
【0026】また、前記腕本体63の基部64には、板
ばね68の基端部がねじ69により固定されている。こ
の板ばね68は、前記基部64の幅のほぼ全域に対応す
るような形状とされており、しかも、その先端側を幅方
向に2分割されている。さらに、前記板ばね68のうち
前記突出部65に対向する部位は、長尺の挟持部68a
とされ、他の部位は、挟持制御部68bとされている。
【0027】そして、前記板ばね68は、前記挟持部6
8aの先端が前記溝66内に挿入され、前記糸挟持面6
7に圧接することにより全体的に湾曲されることにな
る。なお、このとき、前記挟持制御部68bの先端は自
由状態とされている。また、前記従動ギア58は、前記
板ばね68の膨出側が回転方向の先頭側に位置するよう
に回転されることになる。さらに、前記従動ギア58の
近傍には、前記糸挟持腕62により挟持されている前記
下糸Sがボビン6により捕捉される位置にまで延在して
いるかを確認するために、前記糸挟持腕62の位置を検
出するセンサ62aが配設されている。
【0028】一方、前記従動ギア58の近傍の前記基板
7上には、糸巻15から導出された下糸Sを、前記ボビ
ン6に巻回する前段階として保持しておくための角柱状
の糸保持台70が立設されている。この糸保持台70
は、図8および図11に詳示するように、前記従動ギア
58に取付けられている各糸挟持腕62の前記突出部6
5の先端部が挿通される縦方向の長溝71が形成されて
おり、また、この長溝71の両側の前記糸保持台70の
上端からは、前記長溝71に連通する1対の糸挿入用ス
リット72A,72B(符号72で総称する)が形成さ
れている。なお、各糸挿入用スリット72の上端部は、
上向きに拡開した形状とされており、下糸Sの導入を用
意ならしめている。
【0029】また、前記糸保持台70の前部には、前記
糸挟持腕62の板ばね68の挟持制御部68bが摺接す
る突起73が突設されており、この突起73に前記挟持
制御部68bが摺接している状態においては、前記板ば
ね68はさらに撓む方向に弾性変形され、前記挟持部6
8aは前記糸挟持面67から離間した位置にある。さら
に、前記突起73側の前記糸保持台70の上部側面に
は、ねじ74により支持されている線ばね75が配設さ
れている。この線ばね75は、前記一方の糸挿入用スリ
ット72Aとその上部において交差するとともに、この
線ばね75を押し分けて前記糸挿入用スリット72Aに
挿入された下糸Sを糸挿入用スリット72Aの壁面に押
し付けて挟持するようになっている。
【0030】前記下糸切断機構80は、図1、図8およ
び図12に詳示するように、前記糸保持台70の前記他
方の糸挿入用スリット72Bの外側の側面に取付けられ
ている固定メス81を有しており、この固定メス81の
刃部82は、前記糸挿入用スリット72B方向に位置し
ている。また、前記固定メス81の下方の前記糸保持台
70の側面には、その刃部84が固定メス81の刃部8
2と摺接して糸挿入用スリット72Bから外部に臨む下
糸Sを切断しうる可動メス83がピン85により回動自
在に枢着されている。
【0031】前記可動メス83の下端部は、前記基板7
の下方まで延在している。一方、前記基板7の下面に
は、ソレノイド86が取付けられており、このソレノイ
ド86のプランジャ87がピン88により前記可動メス
83の下端部に接続されている。そして、前記ソレノイ
ド86を付勢すると、そのプランジャ87が短縮され、
これにより可動メス83が回動して固定メス81との間
で下糸Sを切断することになる。なお、前記可動メス8
3の下端部と基板7との間には、可動メス83を、その
刃部84が固定メス81の刃部82から離間する方向に
回動するための復帰ばね89が介装されている。
【0032】図13には、本発明の下糸供給装置を適用
したミシン全体の制御回路が示されている。
【0033】図13において、前記センサ62aその他
ミシンの各種センサからの検出信号を入力されるセンサ
I/F90が配設されており、このセンサI/F90か
らの信号はCPU91に入力されるようになっている。
また、このCPU91にはドライバ92が接続されてお
り、CPU91の制御信号に基づいてドライバ92が駆
動信号を形成するようになっている。そして、このドラ
イバ92の各種駆動信号により前記コイル42、糸巻用
モータ52、糸渡し用モータ59、ソレノイド86を駆
動するほか、前記回動用シリンダ31および進退用シリ
ンダ36の流体圧を作用させるための各電磁弁(図示せ
ず)や、ミシンの各種アクチュエータを駆動するように
なっている。
【0034】つぎに、前述した構成からなる本実施例の
作用について説明する。
【0035】図14は、本実施例のフローチャートを示
すものであり、このフローチャートは、1対のボビン6
A,6Bのいずれにもまだ下糸Sが巻回されていない状
態からスタートしている。
【0036】まず、このフローチャートをスタートさせ
るに先立って、糸巻15に巻回されている下糸Sを手で
導出して、糸保持台70の両糸挿入用スリット72A,
72B内に線ばね75の弾性力に抗して挿入し、この線
ばね75の弾性力により下糸Sの先端部を保持させてお
く。
【0037】このような状態において、ステップST1
に示すように、ミシンの電源をONすると、糸渡し用モ
ータ59が駆動され、ピニオン61の回転を介して従動
ギア58を半回転させる(ステップST2)。この従動
ギア58の半回転の駆動中、糸挟持腕62の腕本体63
の突出部65の先端側が糸保持台70の長溝71内をそ
の下方から上方へと通過するが、このとき、腕本体63
の突出部65の先端側が糸保持台70の長溝71内に嵌
合する前の状態においては、糸保持台70の長方に位置
する突起73に板ばね68の挟持制御部68bが摺接す
るので、板ばね68は、さらに撓むことになり、板ばね
68の挟持部68aは糸挟持腕62の糸挟持面67から
離間した位置にある。
【0038】その後、糸挟持腕62の腕本体63の突出
部65の先端側が糸保持台70の長溝71内を通過して
いる間に板ばね68の挟持制御部68bが突起73との
摺接を解除されると、板ばね68はその弾性復帰力によ
り撓みをなくす方向に弾性変形し、板ばね68の挟持部
68aが糸挟持腕62の糸挟持面67に圧接することに
より、長溝71内に掛け渡されている下糸Sを挟持して
捕捉する。
【0039】前述したようにして板ばね68の挟持部6
8aと糸挟持腕62の糸挟持面67とにより下糸Sを挟
持したまま従動ギア58の回動が続けられると、下糸S
が下糸巻回機構50に対向する位置にあるボビン6の前
方を横断し、その後、センサ62aが下糸Sを挟持して
いる糸挟持腕62を検出するまで従動ギア58の回動が
継続されたうえで、糸渡し用モータ59の駆動が停止し
て従動ギア58は半回転したことになる。
【0040】つぎに、ステップST3に示すように、進
退用シリンダ36を駆動することにより、内蔵している
永久磁石13の作用により両電磁石40に吸引保持され
ている両ボビンケース5および両ボビン6が釜2および
下糸巻回機構50方向に前進され、一方のボビンケース
5およびボビン6が中釜4内に一部収容されるととも
に、他方のボビンケース5およびボビン6が、下糸巻回
機構50の回転伝達体55に近接されるが、その前に、
ボビンケース5の外周壁9に形成されている2つの凹部
10内に、先端側を前記糸挟持腕62により保持されて
いる下糸Sが入り込む。このとき、ボビン6のスリット
14にも下糸Sが入り込むことが望ましいが、もし、下
糸Sが入り込まなくとも、その後、ボビン6が回転する
ことによりボビン6のスリット14に下糸Sが入り込む
ことになる。
【0041】ついで、ステップST4に示すように、各
電磁石40のコイル42に排斥力を作用させる方向への
通電を行うことにより、中釜4内に一部収容されている
一方のボビンケース5およびボビン6が、電磁石40か
ら離間して中釜4内に完全に収容されるとともに、下糸
巻回機構50の回転伝達体55に近接されている他方の
ボビンケース5およびボビン6が、同様に他の電磁石4
0から離間して回転伝達体55に接続されることにな
る。
【0042】すると、ステップST5に示すように、糸
巻用モータ52を駆動して回転伝達体55が回転され、
ボビン6を回転させる。すると、ボビン6のスリット1
4に下糸Sがあらかじめ入り込んでいるか、あるいは、
回転の初期に下糸Sが入り込むことになり、ボビン6の
軸部11の外周には、糸巻15から導出される下糸Sが
巻回される。なお、前記糸挟持腕62により保持されて
いた下糸Sの先端部は、ボビン6の回転により引き抜か
れることになる。
【0043】前述したようにして、前記糸巻用モータ5
2を所定時間駆動して前記他方のボビン6の外周に所定
量の下糸Sを巻回したら、糸巻用モータ52の駆動を停
止する。そして、ステップST6に示すように、下糸切
断機構80のソレノイド86を付勢して可動メス83を
回動せしめ、この可動メス83と固定メス81とにより
糸巻15およびボビン6間の下糸Sを切断する。下糸S
の切断後、下糸Sの先端部を糸保持台70の両糸挿入用
スリット72A,72B内に線ばね75の弾性力により
下糸Sの先端部を保持させておく。
【0044】そして、ステップST7に示すように、各
電磁石40のコイル42に吸引力を作用させる方向への
通電を行うことにより、中釜4内に収容されている一方
のボビンケース5およびボビン6が、電磁石40に吸着
されて中釜4から一部飛び出すとともに、下糸巻回機構
50の回転伝達体55に接続されている他方のボビンケ
ース5およびボビン6が、同様に他の電磁石40に吸着
されて回転伝達体55から離間されることになる。
【0045】そこで、ステップST8に示すように、進
退用シリンダ36を駆動することにより、両電磁石40
に吸引保持されている両ボビンケース5および両ボビン
6が釜2および下糸巻回機構50から離間する方向に後
退される。そして、両ボビンケース5および両ボビン6
が完全に後退位置まで後退したら、進退用シリンダ36
の駆動を停止する。さらに、ステップST9に示すよう
に、糸渡し用モータ59を駆動して、ピニオン61の回
転を介して従動ギア58を半回転させ、糸挟持腕62に
より下糸Sの先端部を捕捉しておく。
【0046】ついで、ステップST10に示すように、
回動用シリンダ31の図示しない電磁弁をONにしてこ
の回動用シリンダ31を駆動し、駆動用ギア30を回転
して回動板25をほぼ180度回動する。これにより、
それぞれガイドロッド43が回動板25を挿通している
各電磁石が吸着しているボビンケース5およびボビン6
とともに回動され、所定量の下糸Sが巻回されたボビン
6が釜2に対向するとともに、下糸Sが巻回されていな
いボビン6が下糸巻回機構50に対向する。
【0047】そこで、ステップST11に示すように、
進退用シリンダ36を駆動することにより、両電磁石4
0に吸引保持されている両ボビンケース5および両ボビ
ン6が釜2および下糸巻回機構50方向に前進され、下
糸Sの巻回された一方のボビン6およびボビンケース5
が中釜4内に一部収容されるとともに、下糸Sの巻回さ
れていない他方のボビン6およびボビンケース5が下糸
巻回機構50の回転伝達体55に近接される。このと
き、前述したように、ボビン5の外周壁9に形成されて
いる2つの凹部10内に、先端側を前記糸挟持腕62に
より保持されている下糸Sが入り込む。
【0048】ついで、ステップST12に示すように、
各電磁石40のコイル42に排斥力を作用させる方向へ
の通電を行うことにより、中釜4内に一部収容されてい
る一方のボビンケース5および下糸Sを巻回されたボビ
ン6が、電磁石40から離間して中釜4内に完全に収容
されるとともに、下糸巻回機構50の回転伝達体55に
近接されている他方のボビンケース5および空のボビン
6が、同様に他の電磁石40から離間して回転伝達体5
5に接続されることになる。
【0049】これにより縫製の準備が完了したので、ス
テップST13に示すように、オペレータにより所定の
縫製作業を行う。一方、この縫製作業の間に、ステップ
ST14に示すように、糸巻用モータ52を駆動して回
転伝達体55が回転され、ボビン6を回転させる。する
と、ボビン6の軸部11の外周には、糸巻15から導出
される下糸Sが巻回される。このようにして、前記糸巻
用モータ52を所定時間駆動して前記他方のボビン6の
外周に所定量の下糸Sを巻回したら、糸巻用モータ52
の駆動を停止する。そして、ステップST15に示すよ
うに、下糸切断機構80のソレノイド86を付勢して可
動メス83を回動せしめ、この可動メス83と固定メス
81とにより糸巻15およびボビン6間の下糸Sを切断
する。
【0050】ついで、ステップST16において、使用
に供されているボビン6に下糸Sがなくなり、縫製作業
を終了せざるをえなくなったかの判断が行われ、この判
断において縫製作業を終了する必要がなければ、このス
テップST16の前に戻り、また、終了せざるをえなけ
れば、つぎのステップST17に移行する。
【0051】前記ステップST17においては、各電磁
石40のコイル42に吸引力を作用させる方向への通電
を行うことにより、中釜4内に収容されているボビンケ
ース5および空のボビン6が、電磁石40に吸着されて
中釜4から一部飛び出すとともに、下糸巻回機構50の
回転伝達体55に接続されている他方のボビンケース5
およびボビン6が、同様に他の電磁石40に吸着されて
回転伝達体55から離間される。
【0052】そこで、ステップST18に示すように、
進退用シリンダ36を駆動することにより、両電磁石4
0に吸引保持されている両ボビンケース5および両ボビ
ン6が釜2および下糸巻回機構50から離間する方向に
後退される。そして、両ボビンケース5および両ボビン
6が完全に後退位置まで後退したら、進退用シリンダ3
6の駆動を停止する。さらに、ステップST19に示す
ように、糸渡し用モータ59を駆動して、ピニオン61
の回転を介して従動ギア58を半回転させ、糸挟持腕6
2により下糸Sの先端部を捕捉しておく。
【0053】ついで、ステップST20に示すように、
回動用シリンダ31の図示しない電磁弁を、逆方向に流
体の流通が生じるようにONにしてこの回動用シリンダ
31を駆動し、駆動用ギア30を前述したと逆方向に回
転して回動板25をほぼ180度回動する。これによ
り、それぞれガイドロッド43が回動板25を挿通して
いる各電磁石が吸着しているボビンケース5およびボビ
ン6とともに回動され、所定量の下糸Sが巻回されたボ
ビン6が釜2に対向するとともに、空のボビン6が下糸
巻回機構50に対向する。
【0054】そこで、ステップST21に示すように、
進退用シリンダ36を駆動することにより、両電磁石4
0に吸引保持されている両ボビンケース5および両ボビ
ン6が釜2および下糸巻回機構50方向に前進され、下
糸Sの巻回されたボビン6およびボビンケース5が中釜
4内に一部収容されるとともに、空のボビン6およびボ
ビンケース5が下糸巻回機構50の回転伝達体55に近
接される。
【0055】ついで、ステップST22に示すように、
各電磁石40のコイル42に排斥力を作用させる方向へ
の通電を行うことにより、中釜4内に一部収容されてい
る一方のボビンケース5および下糸Sを巻回されたボビ
ン6が、電磁石40から離間して中釜4内に完全に収容
されるとともに、下糸巻回機構50の回転伝達体55に
近接されている他方のボビンケース5および空のボビン
6が、同様に他の電磁石40から離間して回転伝達体5
5に接続されることになる。
【0056】これにより、再度縫製の準備が完了したの
で、ステップST23に示すように、縫製作業を再開す
る。一方、この再開された縫製作業の間に、ステップS
T24に示すように、糸巻用モータ52を駆動して回転
伝達体55が回転され、ボビン6を回転させる。する
と、ボビン6の軸部11の外周には、糸巻15から導出
される下糸Sが巻回される。このようにして、前記糸巻
用モータ52を所定時間駆動して前記他方のボビン6の
外周に所定量の下糸Sを巻回したら、糸巻用モータ52
の駆動を停止する。そして、ステップST25に示すよ
うに、下糸切断機構80のソレノイド86を付勢して可
動メス83を回動せしめ、この可動メス83と固定メス
81とにより糸巻15およびボビン6間の下糸Sを切断
する。
【0057】ついで、ステップST26において、ステ
ップST16と同様に、使用に供されているボビン6に
下糸Sがなくなり、縫製作業を終了せざるをえなくなっ
たかの判断が行われ、この判断において縫製作業を終了
する必要がなければ、このステップST26の前に戻
り、また、終了せざるをえなければ、前記ステップST
7に移行して、前述したルーチンが繰り返される。
【0058】このように、本実施例によれば、下糸Sの
巻回用の1対のボビン6を設け、そのうちの1つを縫製
作業に供している間に、他方のボビン6に自動的に下糸
Sを巻回しておくので、縫製作業に供しているボビン6
に下糸Sがなくなった場合には、空になったボビン6と
下糸Sが巻回されたボビン6とを自動的に交換すればよ
く、下糸の交換作業を迅速に行うことができ、効率よく
縫製作業を行うことができる。
【0059】なお、本発明は、前述した実施例に限定さ
れるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能であ
る。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明のミシンの下
糸供給装置によれば、下糸の交換作業を迅速に行うこと
により、効率よく縫製作業を行うことができるという効
果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す正面図
【図2】図1の右側面図
【図3】図1の要部の縦断面図
【図4】図1のX−X線による断面図
【図5】図1の電磁石のコイルへの通電を行う電気回路
【図6】図1のボビンおよびボビンケースの斜視図
【図7】A,Bは図1の糸保持台の正面図および平面図
【図8】糸保持台の斜視図
【図9】A,Bは図1の糸挟持腕の正面図および平面図
【図10】糸挟持腕と糸保持台の作用を示す正面図
【図11】図10の斜視図
【図12】A,Bは図1の下糸切断機構の正面図および
平面図
【図13】本発明を適用したミシン全体の制御回路図
【図14】本発明の実施例の作用を示すフローチャート
【符号の説明】
1 下軸 2 釜 3 外釜 4 中釜 5 ボビンケース 6 ボビン 7 基板 10 凹部 13 永久磁石 14 スリット 15 糸巻 20 ボビン交換機構 23 回動フレーム 25 回動板 26 従動ギア 30 駆動ギア 31 回動用シリンダ 36 進退用シリンダ 40 電磁石 41 ヨーク 42 コイル 50 下糸巻回機構 52 糸巻用モータ 58 従動ギア 59 糸渡し用モータ 61 ピニオン 62 糸挟持腕 62a センサ 68 板ばね 70 糸保持台 72 糸挿入用スリット 75 線ばね 80 下糸切断機構 81 固定メス 83 可動メス 86 ソレノイド
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年10月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図8】
【図7】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外釜、中釜、ボビンケースおよびボビン
    を有するミシンにおいて、前記中釜に対しボビンおよび
    ボビンケースを着脱するボビン着脱位置とボビンに下糸
    を巻回される下糸巻回位置との間を同期的に回動可能と
    されるとともに、一方のボビンが前記中釜内に位置し他
    方のボビンが下糸巻回位置に位置する前進位置と一方の
    ボビンが前記中釜外に位置し他方のボビンが下糸巻回位
    置から退避する後退位置との間を同期的に往復動可能と
    されている1対の電磁石吸着ヘッドを有するボビン交換
    機構と、糸巻から繰出された下糸の先端部を保持すると
    ともに前記下糸巻回位置にあるボビンに下糸を巻回する
    下糸巻回機構と、先端側を前記下糸巻回位置にあるボビ
    ンに巻回されている下糸を糸巻との間の部位において切
    断する下糸切断機構とを設けたことを特徴とするミシン
    の下糸供給装置。
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