JPH0519228U - ばら物搬送コンベヤの落下物自動回収装置 - Google Patents

ばら物搬送コンベヤの落下物自動回収装置

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JPH0519228U
JPH0519228U JP9231991U JP9231991U JPH0519228U JP H0519228 U JPH0519228 U JP H0519228U JP 9231991 U JP9231991 U JP 9231991U JP 9231991 U JP9231991 U JP 9231991U JP H0519228 U JPH0519228 U JP H0519228U
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JP
Japan
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tray
belt
scraping plate
falling object
scraping
Prior art date
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Pending
Application number
JP9231991U
Other languages
English (en)
Inventor
勲 宮沢
正義 原田
Original Assignee
石川島播磨重工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 石川島播磨重工業株式会社 filed Critical 石川島播磨重工業株式会社
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Publication of JPH0519228U publication Critical patent/JPH0519228U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ばら物搬送コンベヤベルトから落下したばら
物を、低コストでもって短時間に簡単に回収することが
できるばら物搬送コンベヤの落下物自動回収装置を提供
することにある。 【構成】 コンベヤベルトの戻り側のベルトよりも下位
に位置して、その戻り側のベルトの幅よりも大きい幅の
トレイを有し、かつ、該トレイの底部上面を掻く掻き板
と、該掻き板を往復運動させる駆動装置とを備えてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ばら物搬送コンベヤの落下物自動回収装置に関するもので、詳しく は、鉱石等のばら物を取り扱かうアンローダなどのばら物搬送コンベヤベルトか ら落下する鉱石等のばら物を自動的に回収する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の鉱石等を取り扱かうアンローダなどにおいては、ばら物搬送コンベヤベ ルトに付着した取り扱い物が落下するが、それを処理する装置が設けられていな かった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述のように、従来は、ばら物搬送コンベヤベルトから落下するばら物を処理 する装置が設けられていなかったので、その落下したばら物を清掃するために、 多大の労力と時間と費用とを必要とするという問題点があった。
【0004】 本考案は、上記のような問題点を解決しようとするものである。すなわち、本 考案は、ばら物搬送コンベヤベルトから落下したばら物を、低コストでもって短 時間に簡単に回収することができるばら物搬送コンベヤの落下物自動回収装置を 提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案のばら物搬送コンベヤの落下物自動回収装 置は、コンベヤベルトの戻り側のベルトよりも下位に位置して、その戻り側のベ ルトの幅よりも大きい幅のトレイを有し、かつ、該トレイの底部上面を掻く掻き 板と、該掻き板を往復運動させる駆動装置とを備えているものとした。
【0006】
【作用】 本考案によれば、コンベヤベルトの戻り側のベルトの下位に、その戻り側のベ ルトの幅よりも大きい幅のトレイを有するので、コンベヤベルトから落下するば ら物のすべてが、一たん、該トレイで受け止められる。 そして、該トレイの底部上面を掻く掻き板と、該掻き板を往復運動させる駆動 装置とを備えているので、ある時間間隔で、その駆動装置を作動させることによ り、該トレイに溜まっているばら物を、簡単に、自動的に、掻き集めて回収する ことができる。
【0007】
【実施例】
図1は本考案の一実施例を示した一部切欠正面図であり、図2は図1の切断線 A−Aに沿う拡大断面側面図、図3は図2の切断線B−Bに沿う拡大断面正面図 である。
【0008】 図1において、1はブーム、2はばら物搬送コンベヤの行き側のベルト、3は 同じく戻り側のベルト、4はキャリアローラ、5はリターンローラ、6はコンベ ヤベルトのドライブプーリ、7は同じくテークアッププーリ、8はブーム先端シ ュート、9はベルトカバー、10はセントラルシュート、11は後述するトレイ 、12は該トレイ11内で往復運動をする台車、13は該台車12に取り付けら れた掻き板、14は該台車を駆動させるワイヤロープドラム、15は同じくガイ ドドラム、16は落下物回収シュートである。
【0009】 前記トレイ11は図2に示すように、戻り側のベルト3の下位に位置し、かつ 、トレイ11の幅Wは該ベルト3の幅Wより大きくなっている。 そして、トレイ11の幅方向両縁部はガイドレールを形成しており、台車12 の車輪17がガイドされるようになっている。
【0010】 前記台車12には、図3に示すように、ワイヤロープ18,19が取り付けら れ、図1のワイヤロープドラム14が反時計方向に回転することにより、台車1 2は図3の矢印20の方向に往動移動し、該ドラム14が時計方向に回転するこ とにより、図3の矢印21の方向に復動移動するようになっている。 また掻き板13は、図3に示すように、台車12に枢着ピン22によって取り 付けられ、台車12が矢印20の方向に往動移動するときは、掻き板13は台車 12に固着されたストッパ23に当接して、掻き板13の下先端が図3に示す状 態で、トレイ11の底部上面を掻きながら往動移動し、台車12が矢印21の方 向に復動移動するときには、掻き板13の下先端がトレイ11の底部上面との摩 擦力により、枢着ピン22を中心にして図3で反時計方向に回動し、つまり、掻 き板13の下先端がトレイ11の底部上面から離れ、掻き板13は掻き作用をし なくなる。
【0011】 図1ないし図3に示すように構成されたばら物搬送コンベヤの落下物自動回収 装置においては、戻り側のベルト3の下位に、戻り側のベルト3の幅Wよりも 大きい幅Wのトレイ11を有するので、該ベルト3から落下するばら物のすべ てが、一たん、トレイ11で受け止められる。そして、ある時間間隔で、台車1 2を往動運動させることにより、掻き板13の下先端がトレイ11の底部上面を 掻きながら往動移動するので、トレイ11に溜まっているばら物を、その往動方 向に掻き寄せ、図1の落下物回収シュート16からセントラルシュート10に投 入し、回収することができる。こののち、台車12を復動運動させて、元の状態 に戻しておく。 このように、該ベルト3から落下するばら物を、トレイ11で受け止めて、簡 単に、自動的に、掻き集めて、回収することができる。
【0012】 なお前記実施例では、台車12の往動運動時にのみ、トレイ11内のばら物を 掻き寄せるようにしているが、掻き板13を台車12に取り付けるのに、復動運 動時にも、掻き板13の下先端がトレイ11の底部上面を掻くようにし、落下物 回収シュートや回収タンクなどをその復動ストロークの端部にも設け、それを回 収するようにしてもよい。
【0013】
【考案の効果】 以上説明したように、本考案によれば、コンベヤベルトの戻り側のベルトの下 位に、その戻り側のベルトの幅より大きい幅のトレイを有するので、コンベヤベ ルトから落下するばら物のすべてが、一たん、該トレイで受け止められ、かつ、 該トレイの底部上面を掻く掻き板と、該掻き板を往復運動させる駆動装置とを備 えているので、ある時間間隔で、その駆動装置を作動させることにより、該トレ イに溜まっているばら物を、簡単に、自動的に、掻き集めて回収することができ る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示した一部切欠正面図であ
る。
【図2】図1の切断線A−Aに沿う拡大断面側面図であ
る。
【図3】図2の切断線B−Bに沿う拡大断面正面図であ
る。
【符号の説明】
3: 戻り側のベルト 10: セントラルシュート 11: トレイ 12: 台車 13: 掻き板 16: 落下物回収シュート

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンベヤベルトの戻り側のベルトよりも
    下位に位置して、その戻り側のベルトの幅よりも大きい
    幅のトレイを有し、かつ、該トレイの底部上面を掻く掻
    き板と、該掻き板を往復運動させる駆動装置とを備えて
    いることを特徴とする、ばら物搬送コンベヤの落下物自
    動回収装置。
JP9231991U 1991-08-26 1991-08-26 ばら物搬送コンベヤの落下物自動回収装置 Pending JPH0519228U (ja)

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JP9231991U JPH0519228U (ja) 1991-08-26 1991-08-26 ばら物搬送コンベヤの落下物自動回収装置

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JPH0519228U true JPH0519228U (ja) 1993-03-09

Family

ID=14051073

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JP9231991U Pending JPH0519228U (ja) 1991-08-26 1991-08-26 ばら物搬送コンベヤの落下物自動回収装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH061328U (ja) * 1992-06-12 1994-01-11 新東工業株式会社 ベルトコンベヤの落下砂回収設備

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5212299U (ja) * 1975-07-09 1977-01-28
JPS58191108A (ja) * 1982-04-30 1983-11-08 松下電工株式会社 木目付材の製法
JPH0218009U (ja) * 1988-07-15 1990-02-06

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