JP2563550Y2 - ベルトコンベア - Google Patents

ベルトコンベア

Info

Publication number
JP2563550Y2
JP2563550Y2 JP1991089929U JP8992991U JP2563550Y2 JP 2563550 Y2 JP2563550 Y2 JP 2563550Y2 JP 1991089929 U JP1991089929 U JP 1991089929U JP 8992991 U JP8992991 U JP 8992991U JP 2563550 Y2 JP2563550 Y2 JP 2563550Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
brush
belt conveyor
cleaning brush
conveyor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1991089929U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0540212U (ja
Inventor
直樹 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Co Ltd filed Critical Suzuki Motor Co Ltd
Priority to JP1991089929U priority Critical patent/JP2563550Y2/ja
Publication of JPH0540212U publication Critical patent/JPH0540212U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2563550Y2 publication Critical patent/JP2563550Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はベルトコンベアに関し、
詳しくはベルトコンベアにおける搬送ベルトの清掃手段
に関する。
【0002】
【従来の技術】各種ワークの生産ライン、例えばコイル
材を所定形状のシート材に加工するためのブランキング
プレスラインでは、ブランキングプレス機において加工
されたシート材(ワーク)を搬送する手段として、フレ
ームに支持された複数個のローラと、これらローラに巻
き掛けられて循環移動する搬送ベルトとを備えて成るベ
ルトコンベアが採用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記ベルト
コンベアにおいてワークを搬送する際、搬送ベルトのワ
ーク載置面にバリやゴミ等の異物が付着した場合には、
上記搬送ベルトが一巡して再びワーク搬送域に占位した
ときにベルトコンベアに搬入された新たなワークに異物
が付着し、これに起因してプレス加工製品への異物混入
を招来する虞れがある。
【0004】そこで従来では、上記ベルトコンベアを一
旦停止させ、こののち作業員がベルトコンベア上に乗
り、ウエスやブラシを用いた手作業によって上記搬送ベ
ルトのワーク載置面に付着したバリやゴミ等の異物を清
掃除去しているのであるが、搬送中のワークに対する異
物の付着を未然に防止するためには、上述の如き作業員
の手による清掃作業を頻繁に実施しなければならず、極
めて繁雑な作業を強いられる不都合があった。
【0005】本考案は上記実状に鑑みて、搬送中のワー
クに対するバリやゴミ等の異物の付着を、煩雑な作業を
要することなく未然に防止し得るベルトコンベアを提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本考案では、複数
個のローラに巻き掛けられて循環移動する搬送ベルト
と、上記各ローラを支持するフレームとを有するベルト
コンベアにおいて、搬送ベルトにおけるワーク搬送域に
露呈しない部分のワーク載置面と当接して、該ワーク載
置面に付着した異物を払い落とす清掃用ブラシを設けて
おり、さらに上部の解放された断面コ字状を呈するとと
もに内部に清掃用ブラシを固設し、該清掃用ブラシによ
って払い落とされた異物を捕捉収容するブラシケース
を、上記フレームに対して取り外し自在に設けることに
よって上記目的を達成している。
【0007】
【作用】上記構成によれば、ワークの搬送時において搬
送ベルトのワーク載置面に付着したバリやゴミ等の異物
は、該搬送ベルトが一巡する間に上記清掃用ブラシによ
って払い落とされ、しかも払い落とされた異物はブラシ
ケースに捕捉収容されて飛散することがない。
【0008】
【実施例】以下、一実施例を示す図面に基づいて、本考
案を詳細に説明する。図4は、本考案に関わるベルトコ
ンベアを、四輪車製造工場のボディー生産設備における
ブランキングプレスラインに採用した例を示しており、
上記ボディー生産設備1はコイル材を所定形状のシート
材に加工するブランキングプレスライン10と、該プレ
スライン10において形成されたシート材を保管する立
体倉庫100とを具備している。
【0009】上記ブランキングプレスライン10は、ブ
ランキングプレス機11の上流側にコイル材フィーダー
セクション12、下流側にパイリングセクション13を
有するとともに、上記ブランキングプレス機11に選択
的に装着されるブランキング金型装置14およびオシレ
ートシャー装置15を備えており、さらに上記ブランキ
ングプレス機11とパイリングセクション13との間に
は、該ブランキングプレス機11からパイリングセクシ
ョン13にシート材を搬送するためベルトコンベア20
が設置されている。
【0010】上記ベルトコンベア20は、図1および図
2に明示する如く、左右一対のサイドフレーム21L,
21Rを備えており、該サイドフレーム21L,21R
の図中左端部には駆動ローラ22が支持されている一
方、図中右端部には端部従動ローラ23が支持されてい
る。なお、上記ベルトコンベア20の図中右方には上記
ブランキングプレス機11(図4参照)が配設されてい
るとともに、図中左方には上記パイリングセクション1
3(図4参照)が配設されている。
【0011】サイドフレーム21L,21Rにおける上
記駆動ローラ22と端部従動ローラ23との間には、複
数個のガイドローラ24A、24B、24C、24D、
および24Eが支持されており、上記駆動ローラ22、
端部従動ローラ23、および上記各ガイドローラ24
A、24B、24C、24D、24Eには、無端帯の搬
送ベルト25が巻き掛けられている。
【0012】図1に示すように、上記駆動ローラ22に
は動力伝達機構26を介して駆動用モータ27が連携さ
れており、搬送ベルト25は上記駆動用モータ27の運
転に基づいて図中に矢印Fで示す方向へ循環移動し、該
搬送ベルト25において駆動ローラ22と端部従動ロー
ラ23とに張り渡されて上方に解放している範囲、すな
わちワーク搬送域においてワーク(シート材)を搬送す
る。
【0013】なお、上記ベルトコンベア20は、上記端
部従動ローラ23を図1中の3点鎖線で示す如く移動さ
せることによりワーク搬送域の実効長を可変させること
のできる、いわゆるテレスコープコンベアと呼ばれるコ
ンベア装置であり、ワーク搬送域の実効長を可変させる
構成を含む各部の構成については、既に良く知られてい
るので説明は省略する。
【0014】一方、上記搬送ベルト25の下方域には、
図1および図2に示すように清掃用ブラシ30が設けら
れており、該清掃用ブラシ30は搬送ベルト25の幅方
向に沿って延び、該搬送ベルト25におけるガイドロー
ラ24Cとガイドローラ24Dとに張り渡された部分、
すなわち上記ワーク搬送域に露呈しない部分におけるワ
ーク載置面25aの全幅に亘って当接している。
【0015】また、上記清掃用ブラシ30の下部には、
搬送ベルト25の幅方向に沿って延びるブラシケース3
1が固設されており、該ブラシケース31は板金から構
成され、上部の解放された断面コ字状を呈している。言
い換えれば、上記清掃用ブラシ30は、上部の解放され
たブラシケース31の内部に固設される格好となる。
【0016】一方、上記一対のサイドフレーム21L,
21Rには、搬送ベルト25の下方域を横切る態様でブ
ラシ固定フレーム32が架設されており、上記清掃用ブ
ラシ30およびブラシケース31は該ブラシ固定フレー
ム32に収容され、かつ止めネジ33を介して該ブラシ
固定フレーム32に取り付けられている。
【0017】また、上記清掃用ブラシ30にはハンドル
30hが取り付けられており、上記止めネジ33を外す
ことにより、上記清掃用ブラシ30およびブラシケース
31を上記ブラシ固定フレーム32から引き出すことが
できる。
【0018】上述したボディー生産設備1では、コイル
材がブランキングライン10のコイル材フィーダセクシ
ョン12を介してブランキングプレス機11に送り込ま
れ、該ブランキングプレス機11に装着されたブランキ
ング金型装置14もしくはオシレートシャー装置15に
よって所定形状のシート材に加工されたのち、該シート
材は上述したベルトコンベア20によってパイリングセ
クション13に搬送されて行く。
【0019】このとき、ベルトコンベア20における搬
送ベルト25のワーク載置面25aに、ブランキング金
型装置14もしくはオシレートシャー装置15において
コイル材をカットした際のバリやゴミが付着した場合、
これらバリやゴミは上記搬送ベルト25が各ローラ2
2,24A.24B,…を介して一巡する間に、上記清
掃用ブラシ30によって払い落とされてしまう。
【0020】この結果、上記ベルトコンベア20に次々
と搬入されてくる新たなシート材に対して、ベルトコン
ベア20がバリやゴミ等の異物を付着させてしまう事態
を未然に防止することができる。
【0021】一方、清掃用ブラシ30によって搬送ベル
ト25から払い落とされたバリやゴミ等の異物は、上記
清掃用ブラシ30の下方に設けられたブラシケース31
によって捕捉回収される。このとき、上述の如く清掃用
ブラシ30は、コ字状断面を呈するブラシケース31の
内部に設置されているために、搬送ベルト25から払い
落とされたバリ等の異物は、そのほとんどがブラシケー
ス31によって捕捉されることとなり、飛散して再び搬
送ベルト25に付着する事態が可及的に防止される。
【0022】また、止めネジ33を取り外し、ブラシケ
ース31を上記清掃用ブラシ30と共にブラシ固定フレ
ーム32から引き出すことによって、上記ブラシケース
31に溜まった異物を容易に廃棄することができる。
【0023】上記ベルトコンベア20を介してパイリン
グセクション13に搬入されたシート材は、所定の枚数
だけ積層された時点でパイラ台車50(図4参照)によ
って立体倉庫100へ移送され、次いで立体倉庫100
のスタッカクレーン101によって格納棚100Aもし
くは100Bにおける任意の収容部100aに収容され
て保管される。
【0024】なお、本考案に関わるベルトコンベアは、
実施例に示したテレスコープコンベアに限定されるもの
ではなく、一対の駆動ローラと従動ローラとを備えた一
般的なベルトコンベアにも適用可能であることは勿論で
ある。
【0025】また、本考案に関わるベルトコンベアは、
ブランキングプレスラインにおいてブランキングプレス
機からシート材を搬出するためのベルトコンベアにのみ
適用されるものではなく、プレス生産ラインにおける製
品搬送コンベア等の各種ベルトコンベア、さらにはプレ
ス生産ラインのみならず、様々な産業分野における搬送
手段としてのベルトコンベアに、広くかつ有効に適用し
得るものであることは言うまでもない。
【0026】
【考案の効果】以上、詳述したように、本考案に関わる
ベルトコンベアでは、搬送ベルトにおけるワーク搬送域
に露呈しない部分のワーク載置面と当接する清掃用ブラ
シを設けたので、ワークの搬送時において搬送ベルトの
ワーク載置面に付着したバリやゴミ等の異物は、該搬送
ベルトが一巡する間に上記清掃用ブラシによって払い落
とされることとなる。また、本考案では上記清掃用ブラ
シによって払い落とされた異物を捕捉収容するためのブ
ラシケースを設け、かつ上部の解放された断面コ字状を
呈するブラシケースの内部に清掃用ブラシを固設してい
るので、搬送ベルトから払い落とされた異物を、外部に
飛散させることなく捕捉回収することが可能となる。さ
らに、上記ブラシケースをフレームに対して取り外し自
在に設けたので、搬送ベルトから払い落とされた異物を
容易に回収、廃棄することができる。このように、本考
案に関わるベルトコンベアによれば、煩雑な作業を要す
ることなく、搬送中のワークに対するバリやゴミ等の異
物の付着を未然に防止することが可能となる。
【0027】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に関わるベルトコンベアを概念的に示す
側面図。
【図2】本考案に関わるベルトコンベアを概念的に示す
平面図。
【図3】本考案に関わるベルトコンベアの清掃用ブラシ
周辺を示す要部側面図。
【図4】本考案に関わるベルトコンベアを採用したブラ
ンキングプレスラインを概念的に示す全体平面図。
【符号の説明】
10…ブランキングプレスライン 11…ブランキングプレス機 13…パイリングセクション、 20…ベルトコンベア、 21L,21R…サイドフレーム、 22…駆動ローラ、 23…端部従動ローラ、 24A,24B,24C,24D,24E…ガイドロー
ラ、 25…搬送ベルト、 30…清掃用ブラシ、 30h…ハンドル、 31…ブラシケース、 32…ブラシ固定フレーム、 100…立体倉庫。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個のローラに巻き掛けられて循
    環移動する搬送ベルトと、上記各ローラを支持するフレ
    ームとを有するベルトコンベアであって、 上記搬送ベルトにおけるワーク搬送域に露呈しない部分
    のワーク載置面と当接して、該ワーク載置面に付着した
    異物を払い落とす清掃用ブラシと、 上部の解放された断面コ字状を呈し、内部に上記清掃用
    ブラシを固設するとともに、上記フレームに対して取り
    外し自在に設けられ、上記清掃用ブラシによって払い落
    とされた異物を捕捉収容するブラシケースと、 を備えて成ることを特徴とするベルトコンベア。
JP1991089929U 1991-10-31 1991-10-31 ベルトコンベア Expired - Lifetime JP2563550Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991089929U JP2563550Y2 (ja) 1991-10-31 1991-10-31 ベルトコンベア

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991089929U JP2563550Y2 (ja) 1991-10-31 1991-10-31 ベルトコンベア

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0540212U JPH0540212U (ja) 1993-05-28
JP2563550Y2 true JP2563550Y2 (ja) 1998-02-25

Family

ID=13984392

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991089929U Expired - Lifetime JP2563550Y2 (ja) 1991-10-31 1991-10-31 ベルトコンベア

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2563550Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5976306A (en) * 1998-02-18 1999-11-02 Hover-Davis, Inc. Method and apparatus for removing die from an expanded wafer and conveying die to a pickup location

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60171951A (ja) * 1984-02-15 1985-09-05 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 複写機等の原稿送り装置
JPS6238212U (ja) * 1985-08-24 1987-03-06

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0540212U (ja) 1993-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6095322A (en) Modular belting for use in the food processing industry
US5421448A (en) Belt conveyor for paint application system with piece supporting surface cleaning and paint recovering device
AT402195B (de) Vorrichtung zum fördern von glastafeln
JP2563550Y2 (ja) ベルトコンベア
JP2005193097A (ja) 段ボール類又は紙製品類等の紙粉除去装置
JP4543485B2 (ja) 無端チェーンコンベア清掃装置
KR200164989Y1 (ko) 컨베이어 청소장치
JPS58109315A (ja) ベルトコンベア用ダスト回収装置
JP2755540B2 (ja) 搬送容器反転設備
JPH0378331B2 (ja)
KR100905110B1 (ko) 벨트컨베이어의 진행방향에 따라 자동탈착이 가능한클리너장치
JP2004216478A (ja) 紙製打抜き製品の紙粉・打抜き屑除去方法及びその装置
JP3543171B2 (ja) リサイクル用びん類処理設備
CN212287262U (zh) 一种用于磨床的废料收集装置
TW200403119A (en) Method and system for machining rolled strip to remove surface defects
CN210943660U (zh) 一种pvc复合稳定剂运输机的清理装置
JPH0650494U (ja) 苺のヘタ取り装置
JP3201992B2 (ja) 原料繊維の貯蔵及び自動取出し装置及びその方法
JPH01258896A (ja) 破材搬送設備
JP2002037447A (ja) コンベア装置
JPH10137693A (ja) 廃瓶類の回収設備におけるカレットの除去装置
JPH0734024Y2 (ja) 物品搬送装置
JP2511617Y2 (ja) 板金の搬送装置
JPH05138286A (ja) 鋳物ダスト回収装置
JPH04277126A (ja) 磁性粉の搬送装置