JPH05191867A - プロセス監視制御装置 - Google Patents

プロセス監視制御装置

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Publication number
JPH05191867A
JPH05191867A JP4002804A JP280492A JPH05191867A JP H05191867 A JPH05191867 A JP H05191867A JP 4002804 A JP4002804 A JP 4002804A JP 280492 A JP280492 A JP 280492A JP H05191867 A JPH05191867 A JP H05191867A
Authority
JP
Japan
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man
machine interface
control
intervention
list
Prior art date
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Pending
Application number
JP4002804A
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English (en)
Inventor
Koichiro Shioiri
恒一郎 塩入
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4002804A priority Critical patent/JPH05191867A/ja
Publication of JPH05191867A publication Critical patent/JPH05191867A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1つの制御操作対象に対して複数のマンマシ
ンインターフェースの間で重複操作入力があった場合の
調停を融通性のあるものとする。 【構成】 各マンマシンインターフェースが制御操作対
象に対して何らかの操作指令を与えるときには、当該操
作介入中を示す情報を自データファイルの当該制御操作
対象の対する操作介入中リストに登録する。そして、定
期的にこのリストの情報を他のマンマシンインターフェ
ースのリストの情報と交換することにより、各マンマシ
ンインターフェースのデータファイルが各制御操作対象
に対する最新の操作介入中リストを持つようにし、いず
れかのマンマシンインターフェースがある制御操作対象
に対して操作介入を行なう際には、この操作介入中リス
トの情報を参照して、操作中止し、あるいは操作介入を
判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、多数の制御操作対象
の各々に対して複数のマンマシンインターフェースから
共通のバスを介して操作および監視が行なえるプロセス
監視制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多数の制御操作対象の各々に対し
て複数のマンマシンインターフェースから共通のバスを
介して操作および監視が行なえるプロセス監視制御装置
として、図4〜図6に示す構成のものが知られている。
【0003】図4に示すようにこの従来のプロセス監視
制御装置は、複数のマンマシンインターフェース(MM
I)1a,1b,…と、プロセスとの間で制御操作信
号、センサ信号などのプロセス信号の入出力制御、装置
全体の統括制御を行なうコントロールステーション(C
S)2と、これらのマンマシンインターフェース1a,
1b,…、コントロールステーション2各々に管理され
るデータファイル3a,3b,…;4と、マンマシンイ
ンターフェース1a,1b,…とコントロールステーシ
ョン2との間を結ぶバス5から構成されている。
【0004】そして、図5に示すようにコントロールス
テーション2に管理されるデータファイル4には、コン
トロールステーション2内の各制御操作対象ごとにプロ
セス値PV,目標値SVなどのプロセスデータの他に、
上位介入中を示すリモートマニュアルフラグRMが用意
されている。
【0005】そこで、このような従来のプロセス監視制
御装置では、図6のフローチャートに示すように、マン
マシンインターフェース1a,1b,…がある制御操作
対象に対しての表示要求を受け付けると、その対象デー
タをコントロールステーション2より収集し、表示する
(ステップS1〜S3)。
【0006】さらに、その制御操作対象に対して操作要
求があれば(ステップS4)、操作出力をコントロール
ステーション2へ伝え、コントロールステーション2が
指定された制御操作対象に対してその操作要求を出力し
て操作を行なう(ステップS5)。
【0007】この処理動作は、複数のマンマシンインタ
ーフェースのいずれからの操作要求に対しても同じであ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のプロセス監視制御装置では、複数のマンマシンイ
ンターフェースからの操作介入要求に対して、その介入
中を示すフラグがリモートマニュアルフラグRMとして
コントロールステーションのデータファイル内にただ1
つ存在するものであるため、どのマンマシンインターフ
ェースが操作介入中であるのかを他のマンマシンインタ
ーフェースが知る手だてがなく、その結果として、複数
のマンマシンインターフェースから同時にまたは並行し
て操作介入要求があった場合に、その制御の調停が単純
な先発優先または後発優先、あるいは予めマンマシンイ
ンターフェースごとに定められている優先順位に従って
行なわれるにすぎず、融通性のある調停制御ができない
問題点があった。
【0009】この発明は、このような従来の問題点に鑑
みなされたもので、各マンマシンインターフェースが自
マンマシンインターフェースの操作介入中の制御操作対
象のリストを作成し、これを他のマンマシンインターフ
ェースへ伝送することによってすべてのマンマシンイン
ターフェースが他のマンマシンインターフェースの操作
介入状況を知るようにし、このことによって融通性のあ
る調停制御が行なえるプロセス監視制御装置を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明のプロセス監視
制御装置は、各マンマシンインターフェースが他のマン
マシンインターフェースから送られてきた各々のマンマ
シンインターフェースのうち各制御操作対象に対する自
動または手動操作介入中のもののリストを登録するデー
タファイルと、自マンマシンインターフェースが手動ま
たは自動にて前記制御操作対象に対して操作介入中であ
る時に、当該操作介入中情報を前記リストに追加登録す
る登録手段と、当該データファイルに登録されている最
新リストを他のマンマシンインターフェースに定期的に
伝送する伝送手段とを備えたものである。
【0011】
【作用】この発明のプロセス監視制御装置では、各マン
マシンインターフェースが制御操作対象に対して何らか
の操作指令を与えるときには、当該操作介入中を示す情
報を自データファイルの当該制御操作対象に対する操作
介入中リストに登録する。
【0012】そして、定期的にこのデータファイルのリ
ストの情報を他のマンマシンインターフェースのデータ
ファイルの操作介入中リストの情報と交換することによ
り、各マンマシンインターフェースのデータファイルが
各制御操作対象に対する最新の操作介入中リストを持つ
ようにする。
【0013】こうして、いずれかのマンマシンインター
フェースがある制御操作対象に対して操作介入を行なう
際には、このデータファイル中の操作介入中リストの情
報を参照して、操作中止し、あるいは操作介入を判断す
るようにする。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例を図に基づいて詳説
する。
【0015】図1はこの発明の一実施例のブロック図で
あり、この実施例のプロセス監視制御装置は、複数のマ
ンマシンインターフェース(MMI)11a,11b,
…と、プロセスの制御操作対象に対する制御操作信号の
出力制御、プロセスからのセンサ信号などのプロセス信
号の入力制御、装置全体の統括制御などを行なうコント
ロールステーション(CS)12と、これらのマンマシ
ンインターフェース11a,11b,…、コントロール
ステーション12各々に管理されるデータファイル13
a,13b,…;14と、マンマシンインターフェース
11a,11b,…とコントロールステーション12と
の間を結ぶバス15を備えている。
【0016】また、この実施例の特徴として、各データ
ファイル13a,13b,…には、その一部として操作
介入中リストファイル16a,16b,…が登録される
ようになっており、これらの操作介入中リストファイル
16a,16b,…がバス15を介して互いに交換でき
るようになっている。
【0017】図2は各マンマシンインターフェース11
a,11b,…の詳しい構成を示しており、各マンマシ
ンインターフェースは、表示装置としてのCRT17お
よび入力装置としてのキーボード18がマンマシンイン
ターフェース制御部19に接続され、さらに他のマンマ
シンインターフェース(MMI)やコントロールステー
ション(CS)に対してバス15を介してデータ伝送す
るための伝送制御部20が備えられた構成となってい
る。
【0018】この伝送制御部20は、操作介入中リスト
入力21を受け付けてデータファイルに登録し、また操
作介入中リスト出力22をデータファイルから読み出し
てきて他のマンマシンインターフェースやコントロール
ステーションに伝送するようになっている。
【0019】次に、上記の構成のプロセス監視制御装置
の動作について説明する。
【0020】各マンマシンインターフェース11a,1
1b,…において、オペレータは、CRT17に表示さ
れている情報をもとにしてキーボード18から必要な制
御操作入力を与えようとする。
【0021】このようにしてキーボード18から入力が
与えられると、マンマシンインターフェース制御部19
は伝送制御部20からバス15を介してコントロールス
テーション12にその入力情報を伝送し、コントロール
ステーション12から制御操作対象となるプロセスに対
してこの制御操作信号を伝送し、必要な操作が実行され
る。
【0022】そこで、このような制御操作入力があれば
(ここで、説明の便宜のためにマンマシンインターフェ
ース11aにおいて制御操作入力があったとして、以下
の手順を説明する)、当該入力のあったマンマシンイン
ターフェース11aにおいては、そのデータファイル1
3a中の該当する制御操作対象についての操作介入中リ
スト16a(図2においては、操作介入中リスト出力2
2)に自マンマシンインターフェースが操作介入中であ
ることを示す情報を追加する。
【0023】そして、このようにして作成された各マン
マシンインターフェースにおける操作介入リストの情報
は定期的にバス15を介して他のマンマシンインターフ
ェースとの間で交換されることになる。
【0024】この動作について、図3のフローチャート
に基づいてさらに詳しく説明する。
【0025】図2に示したキーボード18からの制御操
作対象の状態表示要求に対して、マンマシンインターフ
ェース制御部19は伝送制御部20を通じてコントロー
ルステーション12の情報を収集し、このデータをCR
T17上に表示する(ステップS11〜S13)。
【0026】ここで、さらにキーボード18から表示中
の制御操作対象に操作介入をかける時、マンマシンイン
ターフェース制御部19はまず、操作介入中リスト出力
22にこの介入中の制御操作対象の名前を書き込む(ス
テップS14,S15)。
【0027】次いで、他のマンマシンインターフェース
の操作介入中の制御操作対象の名前が書き込まれたファ
イルである操作介入中リスト入力21を参照し、ここに
これから操作出力しようとしている制御操作対象の名前
が記されている時には、後発優先、先発優先、入力の種
類に基づく優先度比較による優先度決定など、マンマシ
ンインターフェースの優先度に応じて出力し、あるいは
出力を控える処理を行なう(ステップS16,S1
7)。
【0028】ステップS16で、操作対象の名前が他の
マンマシンインターフェースからのリスト入力21中に
記されていない場合には、この制御操作対象に介入して
いるのは自マンマシンインターフェースだけであるの
で、制約なしに操作可能であり、操作出力を与える(ス
テップS18)。
【0029】伝送制御部20では、各マンマシンインタ
ーフェースの操作介入中リスト出力22を定期的に、あ
るいは変化を検出したときに他のマンマシンインターフ
ェースやコントロールステーションに伝送し、すべての
マンマシンインターフェースとコントロールステーショ
ンが他のマンマシンインターフェースの介入状況を知る
ようにする。
【0030】こうして、複数の制御操作対象各々に対し
て複数のマンマシンインターフェースから制御操作入力
が与えられるようなプロセス監視制御装置において、複
数のマンマシンインターフェースから同時に、あるいは
前後して1つの制御操作対象に操作入力が与えられる場
合には、いずれのマンマシンインターフェースにおいて
も他のマンマシンインターフェースの操作介入状況を知
ることができるようにし、入力の調停を融通性に富んだ
ものとするのである。
【0031】例えば、互いに離れた場所に設置されてい
る複数のマンマシンインターフェースを複数のオペレー
タが操作する場合に、操作介入について先発優先とすれ
ば、従来では後発のオペレータは入力できないばかりで
なく、他のいずれのマンマシンインターフェースのオペ
レータが操作介入中であるかを知ることもできず、先発
のオペレータの操作の終了を待たねばならないことにな
っていたが、この発明によれば、同じ先発優先として
も、後発のオペレータは、他のいずれのマンマシンイン
ターフェースのオペレータが操作しているかを知ること
ができ、必要な場合には後発のオペレータから先発のオ
ペレータに対して介入希望を伝えることによって調停す
ることができ、融通性が増す。
【0032】また、後発優先の場合には、従来では複数
のマンマシンインターフェースのオペレータが順次操作
入力を行なうことができるが、あるオペレータがコント
ロールステーション内のRMフラグをリセットしてしま
うと、他の操作中のオペレータの操作を妨害してしまう
ことになっていたが、この発明によれば、RMフラグの
リセット操作に関して、他のマンマシンインターフェー
スの操作介入中はリセット出力を禁じることによって操
作の妨害を回避することができるようになる。
【0033】なお、この発明の場合、機能の追加による
メモリの増加の程度を考察すれば、操作介入中のリスト
の大きさは、1台のマンマシンインターフェースから同
時に操作できる制御操作対象の数がたかだか1〜32程
度であり、それにマンマシンインターフェースの台数を
掛け合わせた程度のもので済み、小容量で済む利点があ
る。
【0034】さらに、この発明は上記の実施例に限定さ
れることはなく、ある制御操作対象に対して操作介入中
である他のマンマシンインターフェースがどれだけある
かをCRTに表示させ、制御操作入力の際に活用するよ
うにもできる。また、マンマシンインターフェースのデ
ータファイルは共有化することができる。
【0035】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、他のマ
ンマシンインターフェースの制御操作入力リストを各マ
ンマシンインターフェースが備えるようにしているた
め、複数のマンマシンインターフェースからの同時操作
介入要求に対して、先発優先、後発優先などの単純な優
先度制御だけでなく、融通性のある制御操作入力制御が
行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のシステム構成図。
【図2】上記実施例におけるマンマシンインターフェー
スの構成を示す説明図。
【図3】上記実施例の動作を示すフローチャート。
【図4】従来例のシステム構成図。
【図5】従来例のコントロールステーションのデータフ
ァイルのデータ構造図。
【図6】従来例の動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
11a,11b,… マンマシンインターフェース 12 コントロールステーション 13a,13b,… データファイル 14 データファイル 15 バス 16a,16b,… 操作介入中リスト 17 CRT 18 キーボード 19 マンマシンインターフェース制御部 20 伝送制御部 21 操作介入中リスト入力 22 操作介入中リスト出力

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの制御操作対象に対して複数のマン
    マシンインターフェースから共通のバスを介して操作お
    よび監視ができるプロセス監視制御装置において、 各マンマシンインターフェースが他のマンマシンインタ
    ーフェースから送られてきた各々のマンマシンインター
    フェースのうち前記制御操作対象に対する自動または手
    動操作介入中のもののリストを登録するデータファイル
    と、自マンマシンインターフェースが手動または自動に
    て前記制御操作対象に対して操作介入中である時に、当
    該操作介入中情報を前記リストに追加登録する登録手段
    と、当該データファイルに登録されている最新リストを
    他のマンマシンインターフェースに前記バスを通して定
    期的に伝送する伝送手段とを備えて成るプロセス監視制
    御装置。
JP4002804A 1992-01-10 1992-01-10 プロセス監視制御装置 Pending JPH05191867A (ja)

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JP4002804A JPH05191867A (ja) 1992-01-10 1992-01-10 プロセス監視制御装置

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JP4002804A JPH05191867A (ja) 1992-01-10 1992-01-10 プロセス監視制御装置

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JPH05191867A true JPH05191867A (ja) 1993-07-30

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JP4002804A Pending JPH05191867A (ja) 1992-01-10 1992-01-10 プロセス監視制御装置

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JP (1) JPH05191867A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001230793A (ja) * 1999-12-06 2001-08-24 Sony Corp 機器制御方法及び伝送装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001230793A (ja) * 1999-12-06 2001-08-24 Sony Corp 機器制御方法及び伝送装置

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