JP2001230793A - 機器制御方法及び伝送装置 - Google Patents

機器制御方法及び伝送装置

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JP2001230793A
JP2001230793A JP2000342199A JP2000342199A JP2001230793A JP 2001230793 A JP2001230793 A JP 2001230793A JP 2000342199 A JP2000342199 A JP 2000342199A JP 2000342199 A JP2000342199 A JP 2000342199A JP 2001230793 A JP2001230793 A JP 2001230793A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 IEEE1394方式などのバスで接続され
た機器の間で、オートプレイなどの連携動作が、バスリ
セットなどが発生した場合でも、継続して実行できるよ
うにする。 【解決手段】 所定のバスラインに接続された第1の機
器と第2の機器との間でデータ伝送を行うために、第1
の機器でのデータの入力又は出力に関する設定のプリセ
ットを、バスラインを介した所定のフォーマットのコマ
ンドの伝送で指示すると共に、このコマンドの指示を行
う際に、第2の機器に固有の識別データを伝送し、第1
の機器は、このコマンドに基づいてプリセットを実行す
るとき、伝送された固有の識別データを記憶するように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばIEEE
(The Institute of Electrical and ElectronicsEngin
eers )1394方式のシリアル通信バスで接続された
機器の間で制御を行う場合に適用して好適な機器制御方
法及び伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】IEEE1394方式のシリアル通信バ
スを用いたネットワークを介して、相互に情報を伝送す
ることができるAV機器が開発されている。このネット
ワークにおいては、所定のコマンド(AV/C Command Tra
nsaction Set:以下AV/Cコマンドと称する)を伝送
することにより、ネットワークに接続されているAV機
器を制御することが可能である。AV/Cコマンドの詳
細については、1394 Trade Associationで公開している
AV/C Digital Interface Command Set General Specifi
cationに記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、複数台のA
V機器を接続した構成を考えたとき、例えば1台のテレ
ビジョン受像機と複数台のビデオ機器(ビデオデッキ)
とを接続したとき、ビデオ信号の入力機器であるテレビ
ジョン受像機側では、信号源となるビデオ機器を選択す
る必要がある。ここで、例えばアナログビデオ信号の伝
送を行う従来のビデオケーブルで接続したシステム構成
の場合、信号源となる機器からの操作で、入力機器での
受像動作が自動的に行われる動作(いわゆるオートプレ
イ)が可能なものが各種存在する。或いは、テレビジョ
ン受像機側で受像させているビデオ信号を、ビデオ機器
で選択して録画できるオート録画動作も可能であれば、
ユーザにとって便利である。
【0004】ところが、先に提案されているAV/Cコ
マンドでは、基本的にバスライン上のセンターコントロ
ーラの制御で、これらの入力機器や出力機器の選択処理
が行われるため、センターコントローラの負担が大きい
と共に、センターコントローラからの指示がない状態
で、バスライン上の任意の機器で独自に入力機器や出力
機器を選択する処理は行えない問題があった。
【0005】この問題点を解決するために、本出願人は
先に、AV/Cコマンドなどを利用して、バスライン上
の他の機器での入力状態などの設定のプリセットが行え
るような処理を提案した(特願平11−283452
号)。
【0006】ところで、IEEE1394方式のシリア
ル通信バスでは、バスに接続された機器の構成が変化し
たとき、即ちバスに新たな機器が接続されたり、バスに
接続されたいずれかの機器がバスから外されたような場
合に、バスリセットが発生する。このバスリセットが発
生すると、バス上のコントローラの制御で、バスに接続
された各機器に設定された識別データ(この識別データ
はノードIDと称される)の付与が、再度実行される。
【0007】ここで、上述したようなプリセットを実行
したとき、そのプリセットされる相手の機器は、ノード
IDで認識しているため、バスリセットが発生してノー
ドIDが変化すると、相手の機器が判らなくなってしま
い、プリセット状態を継続することができなくなってし
まう問題がある。
【0008】また、上述したようなオートプレイ動作
は、基本的にその動作を指示する機器が出力機器か入力
機器の一方に予め決めてあり、その決められた機器とは
逆の機器からの指示で同様の動作を実行することは困難
であった。
【0009】本発明の第1の目的は、IEEE1394
方式などのバスで接続された機器の間で、オートプレイ
などの連携動作が、バスリセットなどが発生した場合で
も、継続して実行できるようにすることにある。
【0010】本発明の第2の目的は、IEEE1394
方式などのバスで接続された機器の間で、オートプレイ
などの連携動作を行う際に、その動作のための指示が、
何れの側の機器でも可能なようにすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、所定のバ
スラインに接続された第1の機器と第2の機器との間で
データ伝送を行うために、第1の機器でのデータの入力
又は出力に関する設定のプリセットを、バスラインを介
した所定のフォーマットのコマンドの伝送で指示すると
共に、このコマンドの指示を行う際に、第2の機器に固
有の識別データを伝送し、第1の機器は、このコマンド
に基づいてプリセットを実行するとき、伝送された固有
の識別データを記憶するようにしたものである。
【0012】このようにしたことで、プリセットが実行
される第1の機器側で、記憶した固有の識別データに基
づいて、常にバスライン上の第2の機器を識別できるよ
うになる。
【0013】第2の発明は、所定のバスラインに接続さ
れた機器間で制御を行う場合に、第1の機器から出力さ
れるデータを第2の機器で受信するように、第1の機器
の出力状態の設定を、第2の機器からの所定のコマンド
の伝送でプリセットできるようにすると共に、第2の機
器でのコマンドの発行を、第1の機器からの指示で行う
ようにしたものである。
【0014】このようにしたことで、第1の機器からの
指示で、第1の機器と第2の機器との間のデータ伝送の
ための第1の機器でのプリセットが実行できるようにな
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を、図1〜図9を参照して説明する。
【0016】まず、本発明を適用したネットワークシス
テムの構成例について、図1を参照して説明する。この
ネットワークシステムは、デジタル通信制御バスである
IEEE1394方式のシリアルデータバスライン(以
下単にバスと称する)を介して、複数台の機器が接続し
てある。図1では、5台のAV機器10,20,30,
40,50をバス1で接続した例を示してある。バス1
に接続される機器としては、ここではそれぞれがIEE
E1394方式のバスを接続するための端子を備えた機
器としてあり、第1,第2の受像機10,20と、第
1,第2,第3のビデオ機器30,40,50とを接続
する。
【0017】第1,第2の受像機10,20は、それぞ
れモニタサブユニット11,21を備えて、外部から入
力した映像データを映像表示手段に受像させるものであ
る。第1の受像機10の場合には、チューナサブユニッ
ト12を備えて、そのチューナサブユニット12で受信
して得た映像データの受像処理も行えるようにしてあ
る。
【0018】第1,第2,第3のビデオ機器30,4
0,50については、例えばビデオテープなどの記録媒
体を使用して、入力した映像データなどを記録すると共
に、その媒体に記録された映像データなどを再生して、
出力できる機器としてある。
【0019】なお、ここではバス1に接続されている各
機器10〜50は、ユニットと呼ばれており、ユニット
間においては、AV/C Command Transaction SetのAV/C D
igital Interface Command Set General Specification
(以下AV/Cと称する)で規定されているディスクリ
プタ(Descriptor)を用いて、各ユニットに記憶されて
いる情報を相互に読み書きして、制御することが可能で
ある。また、ユニットが有するそれぞれの機能はサブユ
ニットと呼ばれている。そして、各機器(ユニット)内
のサブユニットとバス1との通信は、各機器が備えるプ
ラグ13,22,32,42,52を介して行われる。
この場合、各プラグは仮想的に複数の出力部(出力プラ
グ)や入力部(入力プラグ)が構成されて、複数の機器
と同時期に通信ができるように構成されている。
【0020】バス1に接続された各ユニットはノード
(node)とも呼ばれ、ノードIDが設定してあり、その
ノードIDによりバス上へのデータの発信元及び受信先
が特定される。このノードIDは、バス1への新たな機
器の接続があった場合や、或いは接続されていた機器が
外されたことを検出したとき、バスリセットがかかっ
て、再度ノードIDを設定し直す処理が行われる。従っ
て、バスリセットが発生したときには、各機器のノード
IDが変化する場合がある。
【0021】なお、バス1に接続される各機器(ユニッ
ト)内には、バス1での通信を制御する制御ブロック
(図示せず)を備えて、上述したプラグの設定などもこ
の制御ブロックの制御に基づいて実行されるようにして
ある。また、後述する入力や出力に関するプリセット登
録についても、この制御ブロックに登録されて、そのプ
リセット登録された処理が実行されるようにしてある。
この制御ブロックには、メモリが接続してあり、このメ
モリには、制御に必要なデータを記憶するようにしてあ
る。プリセット登録を実行する際には、GUIDと称さ
れる識別データをこのメモリが記憶するようにしてあ
る。このメモリの記憶データは、バスリセットが発生し
た際にもそのまま保持するようにしてある。
【0022】また、本例の第1のビデオ機器30はアナ
ログ出力部33を備え、第1の受像機10はアナログ入
力部14を備え、このアナログ出力部33とアナログ入
力部14とが、アナログ信号伝送ライン2で接続してあ
り、第1のビデオ機器30で記録媒体から再生した信号
がアナログの映像信号である場合には、このアナログ信
号伝送ライン2を介して第1の受像機10に伝送するよ
うにしてある。バス1を介して伝送される映像データな
どのデータについては、全てデジタルデータである。こ
の場合、第1のビデオ機器10が扱う記録媒体では、1
つの記録媒体上にデジタルデータの記録とアナログデー
タの記録とが混在しているときがあり、例えば1つの記
録媒体の再生途中で、デジタルデータの再生からアナロ
グ信号の再生に切換わる場合も存在する。
【0023】次に、各機器10〜50を接続したIEE
E1394方式のバス1でのデータ伝送状態について説
明すると、各機器における信号の伝送は、例えば図2に
示すように、所定の通信サイクル(例えば125μse
c)毎に時分割多重によって行われる。そして、この信
号の伝送は、サイクルマスタと呼ばれる機器(バス1上
の任意の1台の機器)が通信サイクルの開始時であるこ
とを示すサイクルスタートパケットをバス上へ送出する
ことにより開始される。なお、サイクルマスタは、バス
を構成するケーブルに各機器を接続したとき等に、IE
EE1394で規定する手順により自動的に決定され
る。
【0024】1通信サイクル中における通信の形態は、
ビデオデータやオーディオデータなどのリアルタイム性
を必要とするデータを伝送するアイソクロナス伝送(I
so伝送)と、制御コマンド(ここでのコマンドにはA
V/C用のコマンドやレスポンスを含む)や静止画像デ
ータ,テキストデータなどの各種データを確実に伝送す
るアシンクロナス伝送(Async伝送)の2種類の伝
送が行われる。各通信サイクル中では、アイソクロナス
伝送用のIsoパケットが、アシンクロナス伝送用のA
syncパケットより先に伝送される。1通信サイクル
中の各Isoパケットには、それぞれ個別のチャンネル
番号0,1,2‥‥63を付与して、複数のIso伝送
データを区別できるようにしてある。Isoパケットの
通信が終了した後、次のサイクルスタートパケットまで
の期間が、Asyncパケットの伝送に使用される。従
って、Asyncパケットが伝送できる期間は、そのと
きのIsoパケットの使用帯域により変化する。また、
Isoパケットは、1通信サイクル毎に予約した帯域
(チャンネル数)が確保される伝送方式であるが、受信
側からの確認は行わない。Asyncパケットで伝送す
る場合には、受信側からアクノリッジメント(Ack)
のデータを返送させて、伝送状態を確認しながら確実に
伝送させる。
【0025】このようにして、IEEE1394シリア
ルバスによって接続されている機器間でデータ伝送が行
われるが、本例のシステムでは、このIEEE1394
シリアルバスを介して接続された機器のコントロールの
ためのコマンドとして規定されたAV/Cコマンドを利
用して、各機器のコントロールや状態の判断などが行え
るようにしてある。このAV/Cコマンドで使用される
データについて以下説明する。
【0026】図3は、AV/Cコマンドのアシンクロナ
ス転送モードで伝送されるパケットのデータ構造を示し
ている。AV/Cコマンドは、AV機器を制御するため
のコマンドセットで、CTS(コマンドセットのID)
=“0000”である。AV/Cコマンドフレームおよ
びレスポンスフレームが、ノード間でやり取りされる。
バスおよびAV機器に負担をかけないために、コマンド
に対するレスポンスは、基本的には100ms以内に行
うことになっている。アシンクロナスパケットのデータ
は、水平方向32ビット(=1 quadlet)で構
成されている。図中上段はパケットのヘッダ部分を示し
ており、図中下段はデータブロックを示している。de
stination ID(ディスティネーションI
D)は、宛先を示している。
【0027】ctype/responseのフィール
ドは、パケットがコマンドの場合はコマンドの機能分類
を示し、パケットがレスポンスの場合はコマンドの処理
結果を示す。
【0028】コマンドは大きく分けて、(1)機能を外
部から制御するコマンド(CONTROL)、(2)外
部から状態を問い合わせるコマンド(STATUS)、
(3)制御コマンドのサポートの有無を外部から問い合
わせるコマンド(GENERAL INQUIRY(o
pcodeのサポートの有無)およびSPECIFIC
INQUIRY(opcodeおよびoperand
sのサポートの有無))、(4)状態の変化を外部に知
らせるよう要求するコマンド(NOTIFY)の4種類
が定義されている。
【0029】レスポンスはコマンドの種類に応じて返さ
れる。CONTROLコマンドに対するレスポンスに
は、NOT IMPLEMENTED(実装されていな
い)、ACCEPTED(受け入れる)、REJECT
ED(拒絶)、およびINTERIM(暫定的な応答)
がある。STATUSコマンドに対するレスポンスに
は、NOT IMPLEMENTED、REJECTE
D、IN TRANSITION(移行中)、およびS
TABLE(安定)がある。GENERAL INQU
IRYおよびSPECIFIC INQUIRYコマン
ドに対するレスポンスには、IMPLEMENTED
(実装されている)、およびNOT IMPLEMEN
TEDがある。NOTIFYコマンドに対するレスポン
スには、NOTIMPLEMENTED,REJECT
ED,INTERIMおよびCHANGED(変化し
た)がある。なお、ここに示した以外のコマンドやレス
ポンスが定義されることもある。
【0030】subunit type(サブユニット
タイプ)は、機器内の機能を特定するために設けられて
おり、例えば、tape recorder/play
er,tuner等が割り当てられる。同じ種類のサブ
ユニットが複数存在する場合の判別を行うために、判別
番号としてsubunit idでアドレッシングを行
う。opcodeはコマンドを表しており、opera
ndはコマンドのパラメータを表している。Addit
ional operandsは必要に応じて付加され
るフィールドである。paddingも必要に応じて付
加されるフィールドである。data CRC(Cyc
lic Redundancy Check)はデータ
伝送時のエラーチェックに使われる。
【0031】図4は、AV/Cコマンドの具体例を示し
ている。図4の(A)は、ctype/respons
eの具体例を示している。図中上段がコマンドを表して
おり、図中下段がレスポンスを表している。“000
0”にはCONTROL、“0001”にはSTATU
S、“0010”にはSPECIFIC INQUIR
Y、“0011”にはNOTIFY、“0100”には
GENERAL INQUIRYが割り当てられてい
る。“0101乃至0111”は将来の仕様のために予
約確保されている。また、“1000”にはNOT I
NPLEMENTED、“1001”にはACCEPT
ED、“1010”にはREJECTED、“101
1”にはIN TRANSITION、“1100”に
はIMPLEMENTED/STABLE、“110
1”にはCHANGED、“1111”にはINTER
IMが割り当てられている。“1110”は将来の仕様
のために予約確保されている。
【0032】図4の(B)は、subunit typ
eの具体例を示している。“00000”にはVide
o Monitor、“00011”にはDisk r
ecorder/Player、“00100”にはT
ape recorder/Player、“0010
1”にはTuner、“00111”にはVideoC
amera、“11100”にはVendor uni
que、“11110”にはSubunit type
extended to next byteが割り
当てられている。尚、“11111”にはunitが割
り当てられているが、これは機器そのものに送られる場
合に用いられ、例えば電源のオンオフなどが挙げられ
る。
【0033】図4の(C)は、opcodeの具体例を
示している。各subunit type毎にopco
deのテーブルが存在し、ここでは、subunit
typeがTape recorder/Player
の場合のopcodeを示している。また、opcod
e毎にoperandが定義されている。ここでは、
“00h”にはVENDOR−DEPENDENT、
“50h”にはSEACHMODE、“51h”にはT
IMECODE、“52h”にはATN、“60h”に
はOPEN MIC、“61h”にはREAD MI
C、“62h”にはWRITE MIC、“C1h”に
はLOAD MEDIUM、“C2h”にはRECOR
D、“C3h”にはPLAY、“C4h”にはWIND
が割り当てられている。
【0034】このように規定されるAV/Cコマンドを
利用して、バスに接続された機器の制御が行われて、そ
の制御に基づいてバスで接続された機器間でのデータ伝
送が行われる。ここで、本例においてはストリームデー
タを入力可能な入力機器(ディスティネーション機器)
が、データの出力機器(ソース機器)に対して入力機器
をプリセットさせる登録を実行させるコマンドを用意す
る。このコマンドの伝送で、プリセットされた出力機器
では、ストリームデータを出力するとき、登録された入
力機器に対してストリームデータを伝送するように設定
する。ここではこのようなコマンドをプリセットコント
ロールコマンドと称する。
【0035】図5は、入力に関するプリセットの登録の
実行を要求するコマンドであるリモートプリセットコン
トロールコマンドと、そのレスポンスの伝送時のAV/
Cコマンドの〔opcode〕と〔operand〕の
データ構成例を示したもので、このデータが図3に示す
パケットに配置される。コマンドタイプはコントロール
コマンドである〔CONTROL〕とされ、〔opco
de〕のエリアには、該当する登録処理を要求するコマ
ンドである〔REMOTE PRESET〕のデータが
配置される。
【0036】〔operand(0)〕のエリアには、
プリセットタグをレスポンスで得るフィールドで、コマ
ンド伝送時には一定値を配置する。〔operand
(1)〕のエリアには、リザルトステータスをレスポン
スで得るフィールドで、コマンド伝送時には一定値(0
xFF)を配置する。
【0037】〔operand(2),(3)〕のエリ
アには、ソース機器のサブユニットとサブユニットプラ
グのデータを配置する。〔operand(4)〕のエ
リアには、ソース機器からストリームデータを出力させ
る出力プラグのデータを配置する。
【0038】〔operand(5),(6)〕のエリ
アには、ディスティネーション機器のノードIDのデー
タを配置する。〔operand(7)〕のエリアに
は、ディスティネーション機器の入力プラグのデータを
配置する。〔operand(8),(9)〕のエリア
には、ディスティネーション機器のサブユニットタイプ
及びサブユニットのプラグに関するデータを配置する。
【0039】〔operand(10)〜(17)〕の
エリアには、コントローラのGUID(Grogal
Unique ID)のデータを配置する。このGUI
Dは、AV/Cコマンドで作動する全ての機器が、1台
毎に異なる値を持つ各機器に固有の識別データである。
具体的には、製造会社名のコード、機種毎のリシアル番
号のコードなどが配置されて、1台毎に異なる値となる
ようにしてある。〔operand(18),(1
9)〕のエリアには、コントローラのノードIDを配置
する。なお、ここでのコントローラとは、このコマンド
を発行した機器のことであり、ディスティネーション機
器がこのコマンドを直接発行したときには、ディスティ
ネーション機器のGUIDやノードIDが該当する欄に
配置される。また、ディスティネーション機器とは別の
機器(例えばコンピュータ装置など)がこのコマンドを
発行して、ディスティネーション機器の登録要求を行う
際には、その機器(コントローラ)のGUIDやノード
IDが該当する欄に配置される。
【0040】このコマンドに対するレスポンスとして
は、隣りのコマンドフォーマットを矢印で参照している
フィールドは、そのコマンドに配置されたデータがその
ままレスポンスとして返送される。そして、〔oper
and(0)〕のエリアには、プリセット番号に関する
データであるプリセットタグを配置する。〔opera
nd(1)〕のエリアには、機器の状態のデータである
リザルトステータスに関するデータを配置する。
【0041】図6は、プリセットの登録状況を調べるコ
マンドであるリモートプリセットステータスコマンド
と、そのレスポンスの伝送時のAV/Cコマンドの〔o
pcode〕と〔operand〕のデータ構成例を示
したもので、このデータが図3に示すパケットに配置さ
れる。コマンドタイプはステータスコマンドである〔S
TATUS〕とされ、〔opcode〕のエリアには、
該当する登録状況の設定状況のデータを要求するコマン
ドである〔REMOTE PRESET〕のデータが配
置される。
【0042】〔operand(0)〜(19)〕の各
エリアのデータ構成は、基本的に図5に示したコントロ
ールコマンドと同一である。但し、ここではプリセット
状況を調べるだけであるので、〔operand
(0)〕のフィールドに、調べたいプリセットタグの番
号のデータを配置すると共に、〔operand
(4)〕のフィールドに、ユニットアウトプットプラグ
のデータを配置する以外は、全て特定の一定値(0xF
F)を配置する。
【0043】このステータスコマンドに対するレスポン
スでは、そのプリセットタグの番号にプリセットの登録
がある場合に、コマンドの特定の一定値を配置した欄
に、そのプリセットに関するデータを配置して返送す
る。従って、プリセットを要求した機器のGUIDやノ
ードIDについても返送される。
【0044】次に、本例の構成にて実行されるプリセッ
ト処理の例を、図7,図8を参照して説明する。ここで
は、第1のビデオ機器30からバス1に出力されるビデ
オデータを、第1の受像機10で入力させて受像させる
場合と、第2の受像機20で入力させて受像させる場合
とがあるものとする。従って、第1の受像機10が第1
のビデオ機器30に対してプリセット要求を行う場合
と、第2の受像機20が第1のビデオ機器30に対して
プリセット要求を行う場合とがある。
【0045】プリセット要求を行う際には、その要求を
行う機器(第1,第2の受像機10,20)がコントロ
ーラとなり、要求を受ける機器(第1のビデオ機器3
0)がターゲットとなる。図7では、この3台の機器で
のプリセット要求が重なった場合の例を示してある。本
実施の形態では、ターゲット機器では、1台の機器から
のプリセット要求だけを受けることができるようにして
ある。この場合、最初にプリセットがあった機器の要求
を受ける、いわゆる先優先処理を行うようにしてあり、
プリセットされた状態で、後から別の機器からのプリセ
ット登録の要求があったとき、そのプリセット登録は拒
絶するようにしてある。
【0046】以下、図7に従って具体的な処理例を説明
すると、ターゲット機器である第1のビデオ機器30で
プリセット登録が行われていない状態で、第1の受像機
10から第1のビデオ機器30にプリセットコントロー
ルコマンドが伝送されたとき(ステップ101)、第1
のビデオ機器30では、そのコントロールコマンドで指
示されたプリセット登録に了解する〔ACCEPTE
D〕のレスポンスを返送する(ステップ102)。この
ときのデータ構成が、図5に示したコマンドとレスポン
スに相当する。このとき、第1のビデオ機器30では、
コマンドで指示された各項目を記憶する。第1の受像機
10のノードIDとGUIDについても記憶する。この
プリセット登録が行われることで、第1の受像機10か
らの指示に基づいて第1のビデオ機器30からビデオデ
ータなどのストリームデータをバス1に送出する際に
は、自動的に第1の受像機10に対して伝送されるよう
に、第1のビデオ機器30が出力プラグの設定や、バス
上でのコネクションを張る処理などを実行するようにな
る。
【0047】このプリセット登録が実行された状態で、
第2の受像機20から第1のビデオ機器30に対して、
プリセットコントロールコマンドが伝送されたとき(ス
テップ103)、第1のビデオ機器30では、そのコン
トロールコマンドで指示されたプリセット登録を拒絶す
る〔REJECTED〕のレスポンスを返送する(ステ
ップ104)。このとき、第2の受像機20は、現在の
プリセット状況を問い合わせるプリセットステータスコ
マンドを第1のビデオ機器30に送り(ステップ10
5)、そのレスポンスで、現在のプリセット状況に関す
るデータを返送する。このときのステータスコマンドと
レスポンスのデータ構成が、図6に示した構成になる。
【0048】第2の受像機20で、このステータスコマ
ンドに対するレスポンスを受信すると、このレスポンス
で示されたプリセット登録元のノードID及びGUID
を確認して、その確認したノードIDの機器に対して、
機種名などの詳細を問い合わせるステータスコマンドを
送り(ステップ107)、そのレスポンスを受信する
(ステップ108)。このレスポンスを受信すると、第
2の受像機20では、プリセット要求が拒絶されたこと
を示すエラーメッセージを、画面や操作パネルなどに表
示させる。このとき、第1のビデオ機器30にプリセッ
トされた機器(第1の受像機10)の機種名などのステ
ップ108で得た情報に基づいた詳細を表示させる。な
お、このエラー表示として、機種名などの詳細の表示を
行わない場合には、ステップ107,108のコマンド
及びレスポンスは必要ない。
【0049】そして本例においては、第1の受像機10
から第1のビデオ機器30に対して、プリセットをキャ
ンセルするプリセットコントロールコマンドが伝送され
たとき(ステップ109)、第1のビデオ機器30で
は、そのコントロールコマンドで指示されたプリセット
登録のキャンセルに了解する〔ACCEPTED〕のレ
スポンスを返送する(ステップ110)。この処理で、
第1のビデオ機器30でのプリセット登録が解除され
る。このプリセット登録が解除された場合には、第1の
ビデオ機器30での登録機器に関するGUIDなどの記
憶は消去させる。
【0050】このプリセット登録が解除された状態で
は、次にプリセット登録があった機器からの要求を受け
ることが可能になる。例えば、図7に示すように、この
状態で第2の受像機20から第1のビデオ機器30に対
して、プリセットコントロールコマンドが伝送されたと
き(ステップ111)、第1のビデオ機器30では、そ
のコントロールコマンドで指示されたプリセット登録を
了承する〔ACCEPTED〕のレスポンスを返送し
(ステップ112)、該当するプリセット登録を実行す
る。
【0051】次に、このような先優先によりプリセット
登録を実行している最中に、各機器を接続したバス1に
バスリセットが発生した場合の処理を、図8を参照して
説明する。この図8に示す例の最初の状態では、例えば
図7に示したステップ112までの処理が実行されて、
第2の受像機20のプリセット登録が、第1のビデオ機
器30で実行されているものとする。
【0052】この状態でバスリセットが発生したとき、
プリセット登録が実行された機器では、一旦プリセット
登録を解除して、プリセット登録要求があるまで待機す
る。ここでプリセット登録を一度解除しないと、バスリ
セット時にはノードIDが変化するため、プリセットさ
れた処理が異なる機器に対して実行される可能性があ
る。
【0053】そして本例においては、バスリセット発生
時にも、その直前にプリセットされていた相手の機器を
特定する識別データであるGUIDを継続して記憶する
ようにしてあり、その記憶されたGUIDからのプリセ
ットコントロールコマンドだけに対して了承するように
してある。即ち、図8に示すように、バスリセットが発
生すると、本例の場合にはプリセット登録の要求を行っ
た機器は、再度プリセット登録の要求を行うようにして
あるが、第1の受像機10からのプリセットコントロー
ルコマンドの伝送時(ステップ121)には、第1のビ
デオ機器30に記憶されたGUIDとそのコマンドで伝
送されたGUIDとが不一致となり、第1の受像機10
に対して拒絶する〔REJECTED〕のレスポンスを
返送する(ステップ122)。そして、第2の受像機2
0からのプリセットコントロールコマンドの伝送時(ス
テップ123)には、第1のビデオ機器30に記憶され
たGUIDとそのコマンドで伝送されたGUIDとが一
致し、第2の受像機20に対してプリセット登録を了承
する〔ACCEPTED〕のレスポンスを返送し(ステ
ップ124)、該当するプリセット登録を実行する。
【0054】このようにしてバスリセット発生時のプリ
セット登録の対処を行うことで、最初にプリセット登録
された機器を優先しながら、バスリセット発生時にも、
同じ機器のプリセット登録を継続させることができる。
なお、GUIDの比較を行うのを、バスリセット発生か
らある程度の時間が経過するまでとして、その時間が経
過するまでの間に、リセット前に登録されていた機器か
らの登録要求がない場合には、その時間経過後にどの機
器も登録を実行できるようにしても良い。
【0055】図7,図8の例では、先優先でプリセット
登録が実行されるようにしたが、後優先でプリセット登
録が実行されるようにしても良い。図9に従って、後優
先でプリセット登録が実行される場合の具体的な処理例
を説明すると、第1の受像機10から第1のビデオ機器
30にプリセットコントロールコマンドが伝送されたと
き(ステップ131)、第1のビデオ機器30では、そ
のコントロールコマンドで指示されたプリセット登録に
了解する〔ACCEPTED〕のレスポンスを返送する
(ステップ132)。このときのデータ構成が、図5に
示したコマンドとレスポンスに相当する。このとき、第
1のビデオ機器30では、コマンドで指示された各項目
を記憶する。第1の受像機10のノードIDとGUID
についても記憶する。このプリセット登録が行われるこ
とで、第1の受像機10からの指示に基づいて第1のビ
デオ機器30からビデオデータなどのストリームデータ
をバス1に送出する際には、自動的に第1の受像機10
に対して伝送されるように、第1のビデオ機器30が出
力プラグの設定や、バス上でのコネクションを張る処理
などを実行するようになる。
【0056】このプリセット登録が実行された状態で、
第2の受像機20から第1のビデオ機器30に対して、
プリセットコントロールコマンドが伝送されたとき(ス
テップ133)、第1のビデオ機器30では、そのコン
トロールコマンドで指示されたプリセット登録に了解す
る〔ACCEPTED〕のレスポンスを返送する(ステ
ップ134)。そして、第1のビデオ機器30にプリセ
ット登録された機器を、第1の受像機10から第2の受
像機20に変更する。第1のビデオ機器30内でのGU
IDやノードIDなどの記憶についても、第2の受像機
20に関するものに更新させる。このようにプリセット
コントロールコマンドが送られる毎に、そのコマンドで
示される機器のプリセットに変更する処理が、後優先処
理に相当する。
【0057】この状態でバスリセットが発生すると、タ
ーゲット機器である第1のビデオ機器30では、バスリ
セット後の一定期間優先処理を実行するようにしてあ
る。この優先処理は、例えばバスリセット後の2秒間の
ような比較的短い時間とする。
【0058】バスリセット発生後には、プリセットコン
トロールコマンドを過去に発行した各機器は、再度その
コントロールコマンドを送信するが(コントローラ側で
ターゲットにプリセットされている機器は判らないた
め)、優先処理期間中には、バスリセット発生直前にプ
リセット登録されていた機器のGUIDを、そのまま保
持して、その記憶したGUIDと一致したGUIDが付
加されていたコントロールコマンドに対してだけ、了解
するようにしてある。即ち、図9の例では、第2の受像
機20からのプリセットコントロールコマンドの伝送が
あったとき(ステップ135)、GUIDが一致するの
で、そのコマンドに了解するレスポンスの伝送を行い
(ステップ136)、該当する機器のプリセット登録を
行う。そして、バスリセット発生直前にプリセット登録
されていない機器である第1の受像機10からのプリセ
ットコントロールコマンド(ステップ137)に対して
は、GUIDが不一致であるので、そのコマンドを拒絶
するレスポンスの伝送を行う(ステップ138)。この
ようにすることで、優先期間中に再度プリセットコント
ロールコマンドが伝送される限りは、バスリセット前と
同じ状態を継続させることができる。
【0059】そして、優先処理期間が経過した後は、後
優先処理であるため、例えば第1の受像機10からプリ
セットコントロールコマンドが伝送されたとき(ステッ
プ139)、そのコマンドに了解するレスポンスを伝送
し(ステップ140)、第1のビデオ機器30に登録さ
れた機器を第1の受像機10に変更する。なお、この例
でも、プリセットをキャンセルするコントロールコマン
ドが伝送された場合には、そのプリセット登録をキャン
セルすることも可能である。
【0060】この後優先処理の場合のターゲット機器
(ここでは第1のビデオ機器30)でのプリセット登録
処理を、図10のフローチャートを参照して説明する
と、ターゲット機器でプリセットコマンドを受信すると
(ステップS11)、現在の状態がバスリセット後の優
先処理期間内であるか否か判断する(ステップS1
2)。ここで優先期間内である場合には、ターゲット機
器内のメモリに登録機器に関するGUIDの記憶がある
か否か判断する(ステップS13)。GUIDの登録が
ある場合には、その記憶されたGUIDが、ステップS
11で受信したコマンドに配置されたGUIDと一致す
るか否か判断する(ステップS14)。この判断でGU
IDが一致した場合には、そのときのコマンドに了解す
る〔ACCEPTED〕レスポンスを返送し(ステップ
S17)、該当するプリセット登録を実行する。
【0061】また、ステップS14でGUIDが不一致
の場合には、そのときのコマンドを拒絶する〔REJE
CTED〕レスポンスを返送する(ステップS15)。
また、ステップS12で優先処理期間内でないと判断し
た場合と、ステップS13で記憶しているGUIDが無
いと判断した場合には、ステップS11で受信したコマ
ンドに配置されたGUIDを記憶し(ステップS1
6)、そのときのコマンドに了解する〔ACCEPTE
D〕レスポンスを返送する(ステップS17)。
【0062】このようにして後優先処理時にも、先優先
処理時と同様にバスリセット発生時に、その直前のプリ
セット状態を維持することができる。なお、ここではイ
ンプットプリセットコントロールコマンドとして、出力
を設定させるコマンドとしたが、逆側の機器から入力を
プリセットするコントロールコマンドを送って設定する
ようにしても良い。
【0063】次に、本発明の第2の実施の形態を、図1
1〜図13を参照して説明する。この例でも、デジタル
通信制御バスであるIEEE1394方式のシリアルデ
ータバスを介して、複数台の機器が接続した例としてあ
る。その接続構成については、例えば第1の実施の形態
で図1に示した構成が適用可能であり、その伝送制御に
ついても、第1の実施の形態と同様にAV/Cコマンド
で規定されたコマンドセットが適用される。
【0064】そして本例においては、ソース機器からデ
ィスティネーション機器にビデオデータなどのストリー
ムデータをバス1で伝送する場合に、ソース機器での出
力状態を、ディスティネーション機器からの制御で、プ
リセット登録できるようにしてある。図11は、この場
合のプリセット登録を実行させる際に必要なアウトプッ
トプリセットコントロールコマンドのAV/Cコマンド
の〔opcode〕と〔operand〕のデータ構成
例を示したもので、このデータが図3に示すパケットに
配置される。コマンドタイプはコントロールコマンドで
ある〔CONTROL〕とされ、〔opcode〕のエ
リアには、該当する登録処理を要求するコマンドである
〔OUTPUT PRESET〕のデータが配置され
る。
【0065】〔operand(0)〕のエリアには、
セルフビットとエントリーナンバーをレスポンスで得る
フィールドで、コマンド伝送時には一定値(0x7F)
を配置する。このエントリーナンバーは、図5で説明し
たプリセットエントリと同様に、プリセット登録毎に付
加される番号である。セルフビットは、登録要求をソー
ス機器側からの指示で行っていることの可否を示すデー
タであり、1ビットのデータである。〔operand
(1),(2)〕のエリアには、ディスティネーション
機器のノードIDを配置し、〔operand(3),
(4)〕のエリアには、ディスティネーション機器のサ
ブユニットタイプとサブユニットプラグのデータを配置
する。
【0066】このコマンドに対するレスポンスでは、
〔operand(0)〕のエリアにセルフビットとエ
ントリーナンバーのデータを配置する。
【0067】また、このアウトプットプリセットに関す
るプリセット登録状況を問い合わせるステータスコマン
ドは、例えば図12に示す構成とされる。コマンドタイ
プは状態を問い合わせるステータスコマンドである〔S
TATUS〕とされ、〔opcode〕のエリアには、
該当する登録のデータを要求するコマンドである〔OU
TPUT PRESET〕のデータが配置される。
【0068】〔operand(0)〕のエリアは、セ
ルフビットとエントリーナンバーのレスポンスで得るフ
ィールドで、コマンド伝送時には、セルフビットを
“0”とし、エントリーナンバーは問い合わせるナンバ
ーのデータを配置する。〔operand(1)〕以降
のエリアは、特定の一定値(0xFF)を配置する。
【0069】このコマンドに対するレスポンスでは、
〔operand(0)〕のエリアで、セルフビットの
位置に、セルフビットの設定状況に関するデータを配置
し、指示されたエントリーナンバーを返送する。〔op
erand(1),(2)〕のエリアには、設定中のプ
リセット登録のディスティネーション機器のノードID
のデータを配置し、〔operand(3),(4)〕
のエリアには、設定中のプリセット登録のディスティネ
ーション機器のサブユニットタイプと、サブユニットプ
ラグのデータを配置する。
【0070】図13に、この例でのコマンドやレスポン
スで配置されるセルフビットとエンリトーナンバーの例
を示すと、例えば〔operand(0)〕として用意
された8ビット区間の内の先頭の1ビット区間が、セル
フビットとして使用される。残りの7ビット区間が、エ
ントリーナンバーとして使用される。ここでのセルフビ
ットは、ディスティネーション機器からの指示によりア
ウトプットのプリセット登録を実行した場合に、データ
“0”となり、ソース機器側からの指示によりアウトプ
ットのプリセット登録を実行した場合にデータ“1”と
なる。
【0071】また、この登録したプリセットエントリを
キャンセルするコントロールコマンドは、例えば図14
に示す構成とされる。コマンドタイプはコントロールコ
マンドである〔CONTROL〕とされ、〔opcod
e〕のエリアには、該当する登録のデータをキャンセル
するコマンドである〔OUTPUT PRESET〕の
データが配置される。
【0072】〔operand(0)〕のエリアは、セ
ルフビットとエントリナンバーのレスポンスを得るフィ
ールドで、コマンド伝送時には、セルフビットを“0”
とし、エンリトナンバーはキャンセルするナンバーのデ
ータを配置する。〔operand(1)〕以降のエリ
アは、特定の一定値(0xFF)を配置する。
【0073】このコマンドに対するレスポンスでは、コ
マンドに配置されたデータがそのまま返送される。
【0074】なお上述した各実施の形態では、IEEE
1394方式のバスで構成されるネットワーク内で、A
V/Cコマンドの形式でデータ伝送を行う場合の例とし
たが、その他の構成のネットワークやフォーマットで処
理する場合にも適用できるものである。また、上述した
各実施の形態では、ビデオデータを伝送するためのプリ
セットを実行するようにしたが、他のストリームデータ
をバス上で伝送するためのプリセットを同様の処理で実
行するようにしても良い。
【0075】
【発明の効果】本発明によると、バスラインで接続され
た複数台の機器の間で、一方の機器の動作に連携して、
他方の機器での入力選択や出力選択なとができるように
なり、AV/Cコマンドなどの形式を利用して、センタ
ーコントローラなどの制御がなくても、ネットワーク内
での特定の機器間で良好な制御が可能になる。
【0076】この場合、本発明においては、相手からの
コマンドによりプリセット登録を実行するとき、そのコ
マンドの発行元を特定する固有の識別データを伝送し、
プリセットされる側がその伝送された固有の識別データ
を記憶するようにしたことで、その固有の識別データに
基づいた登録元の特定が可能になる。
【0077】例えば、バスラインにバスリセットが発生
して、プリセット登録が無効になったとき、バスに接続
された機器のノードIDが変化しても、記憶された識別
データよりコマンドの発行元を特定することができ、そ
の特定した機器以外からのプリセットのためのコマンド
を検出したとき、そのコマンドに対するプリセットを実
行しないようにして、同じ機器からのコマンドにだけ応
答することで、バスリセット発生前と同じ状態を継続さ
せることが可能になる。
【0078】また、プリセット登録を実行させるコマン
ドが伝送される毎にプリセット元の機器を変更する設定
(いわゆる後優先の設定)が行われていた場合でも、バ
スリセットの発生から少なくとも一定期間は記憶した識
別データを保持し、その保持した識別データで特定され
る機器からのプリセットのコマンドだけに対してプリセ
ットを実行し、その一定期間を経過した後は、プリセッ
トのコマンドを受け付ける機器の制限をなくすようにし
たことで、バスリセット発生直後の一定期間内に、プリ
セットした機器が再度コマンドを発行することで、バス
リセットが発生しても、プリセット状態を継続させるこ
とが可能になる。
【0079】また、プリセットが実行されている状態
で、コマンドを発行した機器からそのプリセットを解除
する指令が発行されたとき、そのプリセットの解除を実
行するようにしたことで、プリセットの解除についても
簡単に行えるようになる。
【0080】また、特定の機器でプリセットが実行され
ている状態で、プリセットされた相手の機器以外の機器
との間でデータ伝送を行うための設定のプリセットに関
するコマンドを受信したとき、そのコマンドの発行元に
対して、プリセットされた相手の機器を特定するデータ
を伝送するようにしたことで、拒否されたコマンドの発
行元は、どの機器によるプリセットが実行中のためにコ
マンドが拒否されたかが判るようになる。
【0081】また本発明は、第1の機器から出力される
データを第2の機器で受信するように、第1の機器の出
力状態の設定を、第2の機器からの所定のコマンドの伝
送でプリセットできるようにすると共に、その第2の機
器でのコマンドの発行を、第1の機器からの指示で行う
ようにしたことで、何れの側の機器からの指示によって
も、両機器間での伝送路の設定が可能になる。
【0082】この場合、第1の機器からの指示で第2の
機器がコマンドを発行したとき、そのコマンドの所定区
間に、第1の機器からの指示によるコマンドであること
を示す識別データを付加するようにしたことで、簡単に
該当する処理が実行されていることが判るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるシステム構成
例を示すブロック図である。
【図2】IEEE1394方式のバスによる伝送状態の
例を示す説明図である。
【図3】AV/Cコマンドの構成例を示す説明図であ
る。
【図4】AV/Cコマンドのコマンドタイプなどの例を
示す説明図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態によるリモートプリ
セットコントロールコマンドの例を示す説明図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態によるリモートプリ
セットステータスコマンドの例を示す説明図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態によるプリセットコ
ントロールコマンドの処理例(先優先でプリセットが実
行される例)を時系列で示す説明図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態によるバスリセット
発生時の処理例を時系列で示す説明図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態によるプリセットコ
ントロールコマンドの処理例(後優先でプリセットが実
行される例)を時系列で示す説明図である。
【図10】本発明の第1の実施の形態の後優先でプリセ
ットが実行される場合のターゲット機器での制御処理例
を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第2の実施の形態によるアウトプッ
トプリセットコントロールコマンドの例(登録時の例)
を示す説明図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態によるアウトプッ
トプリセットステータスコマンドの例を示す説明図であ
る。
【図13】本発明の第2の実施の形態によるセルフビッ
トの配置例を示す説明図である。
【図14】本発明の第2の実施の形態によるアウトプッ
トプリセットコントロールコマンドの例(キャンセル時
の例)を示す説明図である。
【符号の説明】
1…IEEE1394方式のバスライン、2…アナログ
信号伝送ライン、10…第1の受像機、20…第2の受
像機、30…第1のビデオ機器、40…第2のビデオ機
器、50…第3のビデオ機器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/173 630 H04Q 9/00 311P H04Q 9/00 301 321E 311 H04L 11/00 320 321 310D

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のバスラインに接続された機器間で
    制御を行う機器制御方法において、 第1の機器と第2の機器との間でデータ伝送を行うため
    に、上記第1の機器でのデータの入力又は出力に関する
    設定のプリセットを、上記バスラインを介した所定のフ
    ォーマットのコマンドの伝送で指示すると共に、 上記コマンドの指示を行う際に、上記第2の機器に固有
    の識別データを伝送し、 上記第1の機器は、上記コマンドに基づいて上記プリセ
    ットを実行するとき、伝送された固有の識別データを記
    憶するようにした機器制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の機器制御方法において、 上記バスラインにリセットが発生したとき、上記第1の
    機器は、上記プリセットを無効にすると共に、記憶され
    た上記識別データよりバスラインに接続された上記第2
    の機器を特定し、その特定した第2の機器以外からのプ
    リセットのためのコマンドを検出したとき、そのコマン
    ドに対するプリセットを実行しない機器制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の機器制御方法において、 上記バスラインにリセットが発生したとき、上記第1の
    機器は、上記プリセットを無効にすると共に、記憶され
    た上記識別データを少なくともリセット後の一定期間保
    持し、 その一定期間内には、記憶された識別データよりバスラ
    インに接続された上記第2の機器を特定し、その特定し
    た第2の機器からのコマンドを検出した場合にだけ、デ
    ータの入力又は出力に関する設定のプリセットを実行
    し、 上記一定期間を経過した後は、プリセットのコマンドを
    受け付ける機器の制限をなくすようにした機器制御方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の機器制御方法において、 上記第1の機器で上記プリセットが実行されている状態
    で、上記コマンドを発行した機器からそのプリセットを
    解除する指令が発行されたとき、上記第1の機器はプリ
    セットの解除を実行するようにした機器制御方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の機器制御方法において、 上記第1の機器で上記プリセットが実行されている状態
    で、上記第2の機器以外の機器との間でデータ伝送を行
    うための設定のプリセットに関するコマンドを上記第1
    の機器が検出したとき、そのコマンドの発行元に対し
    て、上記第2の機器を特定するデータを伝送するように
    した機器制御方法。
  6. 【請求項6】 所定のバスラインに接続された機器間で
    制御を行う機器制御方法において、 第1の機器から出力されるデータを第2の機器で受信す
    るように、上記第1の機器の出力状態の設定を、第2の
    機器からの所定のコマンドの伝送でプリセットできるよ
    うにすると共に、 上記第2の機器での上記コマンドの発行を、上記第1の
    機器からの指示で行うようにした機器制御方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の機器制御方法において、 上記第1の機器からの指示で上記第2の機器が上記コマ
    ンドを発行したとき、そのコマンドの所定区間に、第1
    の機器からの指示によるコマンドであることを示す識別
    データを付加するようにした機器制御方法。
  8. 【請求項8】 所定のバスラインを介して接続された他
    の機器とデータ伝送が可能な伝送装置において、 装置に固有の識別データを記憶する記憶部と、 上記バスラインで接続された他の特定の機器での入力選
    択又は出力選択に関する設定のプリセットを行う所定の
    フォーマットのコマンドを生成させ、そのコマンドの所
    定区間に上記記憶部が記憶した識別データを付加するコ
    マンド生成部と、 上記コマンド生成部で生成されたコマンドを上記バスラ
    インに送出する送出部とを備えた伝送装置。
  9. 【請求項9】 所定のバスラインを介して接続された他
    の機器とデータ伝送が可能な伝送装置において、 上記バスラインで伝送されたデータを入力する入力部
    と、 上記入力部が入力したデータから、上記バスラインで接
    続された特定の機器とのデータ伝送のための入力選択又
    は出力選択の設定のプリセットに関するコマンドを判断
    して、そのコマンドで指定されたプリセットを実行する
    データ処理部と、 上記データ処理部が検出したコマンドに含まれる上記特
    定の機器に固有の識別データを記憶する記憶部とを備え
    た伝送装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の伝送装置において、 上記バスラインにリセットが発生したとき、上記データ
    処理部は、上記プリセットを無効すると共に、上記記憶
    部に記憶された識別データより上記特定の機器を判断
    し、 上記データ処理部は、その判断した特定の機器以外から
    のプリセットのためのコマンドを検出しても、そのコマ
    ンドに対するプリセットを実行しない伝送装置。
  11. 【請求項11】 請求項9記載の伝送装置において、 上記バスラインにリセットが発生したとき、上記データ
    処理部は、上記プリセットを無効すると共に、上記記憶
    部に記憶された識別データより上記特定の機器を判断
    し、 上記データ処理部は、一定期間はその判断した特定の機
    器からのプリセットのためのコマンドを検出した場合に
    だけ、データの入力又は出力に関する設定のプリセット
    を実行し、上記一定期間を経過した後は、特定の機器以
    外の機器からのプリセットのコマンドによりプリセット
    を実行するようにした伝送装置。
  12. 【請求項12】 請求項9記載の伝送装置において、 上記データ処理部は、上記コマンドを発行した機器から
    発行された、そのプリセットを解除するコマンドを検出
    したとき、上記プリセットの解除を実行するようにした
    伝送装置。
  13. 【請求項13】 請求項9記載の伝送装置において、 上記データ処理部は、プリセットが実行された状態で、
    他の機器からのプリセットに関するコマンドを検出した
    とき、上記記憶部が記憶した識別データで特定される機
    器に関するデータを、そのコマンドの発行元に対して送
    出する処理を行う伝送装置。
  14. 【請求項14】 所定のバスラインを介して接続された
    他の機器とデータ伝送が可能な伝送装置において、 上記バスラインで接続された他の特定の機器での入力選
    択又は出力選択に関する設定のプリセットを行う所定の
    フォーマットのコマンドを生成させ、そのコマンドの所
    定区間にそのコマンドの生成が上記特定の機器からの指
    示であることを示す識別データを付加するコマンド生成
    部と、 上記コマンド生成部で生成されたコマンドを上記バスラ
    インに送出する送出部とを備えた伝送装置。
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