JP2000196636A - 通信装置 - Google Patents
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- JP2000196636A JP2000196636A JP10373375A JP37337598A JP2000196636A JP 2000196636 A JP2000196636 A JP 2000196636A JP 10373375 A JP10373375 A JP 10373375A JP 37337598 A JP37337598 A JP 37337598A JP 2000196636 A JP2000196636 A JP 2000196636A
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Abstract
制御の可能な通信装置を提供すること。 【解決手段】 ホームネットワークに接続された通信装
置、例えばPCにおいて、このホームネットワークを通
して他の家電機器、例えばVTRを制御するためのコマ
ンドを送信し、該他の装置から、さらに他の装置、例え
ばTVが該他の装置を制御しているために現在は制御を
受け付けられない旨を示す情報と該さらに他の装置の識
別情報とを含むメッセージを受信した場合に、該さらに
他の装置に関する詳細情報を検索し、該詳細情報に基づ
いて作成した、ユーザを支援するための情報、例えば、
居間にあるTVがそのVTRを制御しているために、現
在制御を受け付けられない旨を、ユーザインタフェース
を通じて呈示する。
Description
バス等のネットワークを介して通信を行う通信装置に関
する。
AV機器の発売等、いわゆる「家庭AV環境のデジタル
化」が大きな注目を集めている。デジタルAVデータ
は、様々な圧縮が可能、マルチメディアデータとしての
処理が可能、何回再生しても劣化が無い、等の優れた特
徴を持ち、今後その用途はますます広がっていくものと
考えられる。
と、必然的に「家庭AV環境のネットワーク化」が進展
する。近年流行しているインターネット等と融合させる
ことにより、コンピュータ同士をネットワーク接続し、
互いにデジタルデータのやり取りを行なうことで、公衆
網からのビデオオンデマンドや、部屋間/家庭間のAV
データの交換等、デジタルAV機器の可能性は格段に拡
大することが見込まれる。
ピュータネットワークにおける「サーバ」のように、家
庭内のデジタルサービスを行なう、いわゆる「ホームサ
ーバ」の登場を誘発する。この「ホームサーバ」は、ホ
ームネットワークに接続された複数の装置からのサービ
ス要求に応えるもので、例えば家庭内のビデオオンデマ
ンドサーバとなることが出来よう。
民生機器(AV機器、パーソナルコンピュータ、白物家
電等の種々の装置を含む)は、徹底的な低コストが求め
られる点や、既存機器のコンポーネントの流用が多く行
われるであろうことから、ホームネットワークに接続可
能な機器でも、当初から「複数ユーザからの同時アクセ
ス」が可能になるとは、必ずしも限らない。例えば、A
Vテープを駆動する形の、いわゆる一般的なVTRは、
同時に利用できるユーザの数は1(録画とチューナの同
時利用の場合でも当該VTRについて高々2)である。
また、家庭用を考えた場合、今後も、1つの装置もしく
はその装置により提供されるサービスに同時アクセス可
能なユーザ数はそれほど多くはなっていかないと考えら
れる。
トワークにおいても、同一の装置等に対して同時に複数
のユーザからアクセスされることを念頭に置かねばなら
ないため、これらのユーザの排他制御を考慮する必要が
ある。むしろ、民生機器では同時アクセス可能なユーザ
数が少ないので、家庭内で良く利用される機器は、常に
排他制御発動の可能性を帯びることになる。
てはコンピュータやネットワークの仕組みに対する知識
が充分であると仮定することはできないため、従来のよ
うに排他制御をした際に単に「アクセス失敗」の事実だ
け伝えるのではサポートが不十分であるという問題が生
ずる。例えば、VTRへのアクセスを要望した家庭ユー
ザに対して、単純に「VTRへのアクセスが失敗しまし
た」もしくは「排他制御のためVTRへのアクセスが失
敗しました」と表示したのでは、この家庭ユーザは、こ
のメッセージ自体に対してどのように対処したらよいの
かわからず困惑したり、どうしてもその時間にVTRを
利用する必要があるときにどのようなアクションを取れ
ば利用できるのか(もしくはその可能性が得られるの
か)わからずにその時間を徒過してしまうなど、色々な
好ましくない事態が想定される。また、このようなこと
により、結果的に家庭ユーザにとって操作性の良くない
ホームネットワークになってしまったり、ユーザフレン
ドリーでないと評価されてしまうなどの虞がある。
ので、より有効なユーザ・サポートを考慮した排他制御
の可能な通信装置を提供することを目的とする。
ネットワークに接続された通信装置(被制御側となる機
器)であって、前記ネットワークを通して自通信装置を
制御する制御権を保有する他の装置(制御側となる機
器)の識別情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に
前記識別情報が記憶されていないさらに他の装置(制御
側となる機器)から、自通信装置に対して制御権の取得
を要求するメッセージを受信した際(例えば、同時利用
カウンタデクリメント要求を受信した際、あるいは制御
パネル要求を受信した際)に、前記記憶手段に記憶され
ている前記識別情報の数が所定の数に達しているかを否
か判定する判定手段と、この判定手段により前所定の数
に達していないと判定された場合に、前記さらに他の装
置の識別情報を前記記憶手段に追加するとともに、該さ
らに他の装置に制御権取得成功を通知するメッセージを
送信する第1の処理手段と、前記判定手段により前記所
定の数に達していると判定された場合に、前記記憶手段
に識別情報が記憶されている装置(すなわち、制御権を
保有する装置)のうちに、その制御権を前記さらに他の
装置に譲り渡すことのできるものが存在するか否かを調
べる第2の処理手段と、前記第2の処理手段によりその
制御権を前記さらに他の装置に譲り渡すことのできる装
置が見つかった場合に、該制御権を譲り渡す装置の識別
情報を前記記憶手段から削除し前記さらに他の装置の識
別情報を前記記憶手段に追加するとともに、該さらに他
の装置に制御権取得成功を通知するメッセージを送信す
る第3の処理手段とを備えたことを特徴とする。
有権を同時に保有可能な制御装置の数で、各被制御装置
毎に(その装置の性能もしくは仕様等で)定まる数であ
る。例えば、被制御装置がVTRで同時に1つのストリ
ームデータしか提供できない場合には所定の数は1とな
り、同時に3つのストリームデータを提供できる場合に
は所定の数は3となる。なお、ある被制御装置について
同時にn台の制御装置が制御権を保有できる場合であっ
ても、所定の数をnより小さい数に設定しても構わな
い。
信装置が現にデータをやり取りしている相手装置につい
ては、その制御権が維持されるべきもの(譲り渡すこと
はできない)と判断するようにしてもよい。
信装置が最後にデータをやり取りしてから経過した時間
が一定範囲以内である相手装置についても、その制御権
が維持されるべきもの(譲り渡すことはできない)と判
断するようにしてもよい。
記憶手段に識別情報が記憶されている装置の少なくとも
一部に対して、その制御権を維持するか否かを問い合わ
せるメッセージ(使用確認要求)を送信し、その返答に
より該制御権が維持されるべきもの(譲り渡すことはで
きない)か否かを判断する手段を含むようにしてもよ
い。
メッセージを送信する対象とし得る装置が複数存在する
場合に、所定の選択基準で選択した順番で、前記メッセ
ージの送信およびその返答による前記判断を行うように
してもよい。
保有する他の装置から該制御権を維持し続ける旨の特別
のメッセージを受信した場合に、該他の装置の識別情報
を登録する登録手段を更に備え、前記第2の処理手段
は、前記登録手段に識別情報が登録されている装置につ
いては、その制御権が維持されるべきもの(譲り渡すこ
とはできない)と判断するようにしてもよい。
の制御権を前記さらに他の装置に譲り渡すことのできる
装置が見つからなかった場合に、前記さらに他の装置に
制御権取得失敗を通知するメッセージを送信する第4の
処理手段を更に備えるようにしてもよい。
さらに他の装置に制御権を保有する他の装置(すなわ
ち、前記記憶手段に識別情報が記憶されている装置)の
識別情報を前記メッセージに含めて送信するようにして
もよい。
置またはサービスの形でネットワークに公開される場合
には、公開された各装置またはサービス毎に、その制御
権を保有する他の装置の識別情報を管理するようにして
もよい。
スのうちの特定の2以上のものについて制御権保有可能
な装置の数がそれらの総和として限定される場合には、
該特定の2以上の装置またはサービスについては前記制
御権を保有する他の装置の識別情報を統一して管理する
ようにしてもよい。例えば、ある被制御装置において、
機能aについて同時にx台の制御装置が制御権を保有で
き、機能bについても同時にx台の制御装置が制御権を
保有できるが、機能aについて同時にy台の制御装置が
制御権を保有している場合には機能bについては同時に
x−y台の制御装置しか制御権を保有できない(同様
に、機能bについて同時にy台の制御装置が制御権を保
有している場合には機能aについては同時にx−y台の
制御装置しか制御権を保有できない)ような場合には、
機能aについて制御権を保有している制御装置と機能b
について制御権を保有している制御装置とを統一して管
理するのが好ましい。
接続された通信装置(制御側となる機器)であって、前
記ネットワークを通して他の装置を制御するためのコマ
ンドを送信する手段と、前記他の装置から、さらに他の
装置が該他の装置を制御しているために現在は制御を受
け付けられない旨を示す情報と該さらに他の装置の識別
情報とを含むメッセージを受信した場合に、該さらに他
の装置に関する詳細情報を検索する手段と、前記詳細情
報に基づいて作成した、ユーザを支援するための情報
を、ユーザインタフェースを通じて呈示する手段とを備
えたことを特徴とする。
他の装置の種類に関する情報または該装置が設置された
物理的位置に関する情報の少なくとも一方を含むもので
あり、前記ユーザを支援するための情報は、前記さらに
他の装置の種類または該装置が設置された物理的位置の
少なくとも一方をユーザに通知する文言あるいは図面を
含むものであるようにしてもよい。
サービス)に対するの現在の制御権保有装置数が所定の
数に達している場合でも、その時点でその要求を拒絶す
るのではなく、その制御権を譲り渡してくれる装置があ
るかどうかを探し、制御権を譲り渡してくれる装置があ
れば、制御権を取得することができる。
単に制御権が得られなかった旨を呈示するだけではな
く、その装置(またはサービス)に対するの現在の制御
権保有装置に関する詳細な情報を含むメッセージを呈示
するようにすれば、ユーザは次のアクションを取りやす
くなる。
ーザ・サポートを考慮した排他制御を行うことができ
る。
としても成立し、方法に係る本発明は装置に係る発明と
しても成立する。
ンピュータに当該発明に相当する手順を実行させるため
の(あるいはコンピュータを当該発明に相当する手段と
して機能させるための、あるいはコンピュータに当該発
明に相当する機能を実現させるための)プログラムを記
録したコンピュータ読取り可能な記録媒体としても成立
する。
実施の形態を説明する。
全体構成を一例として示した図である。
EEE1394バス100を用いて構成され、VTR1
01、テレビ102、PC103の3つの装置が接続さ
れているものである。VTR101のノードIDは#
x、テレビ102のノードIDは#y、PC103のノ
ードIDは#zとする。
3には、それぞれ、いわゆるディスプレイ(表示デバイ
ス)が附属しており、それら装置(102,103)の
ユーザは、その付属のディスプレイを通して(例えば、
TVリモコン104やPCリモコン105およびその付
属ディスプレイあるいはマウス等の入力デバイスを使っ
て)、VTR101の制御画面を操作することができる
ような場合を想定して説明する。また、VTR101を
被制御装置の一例として、テレビ102を制御装置(本
例ではVTRを制御する)の一例として、PC103を
制御装置(本例ではテレビがVTRを制御中に同じVT
Rを制御しようとする)の一例として説明する。
VTR101の内部構成例を示す。
TRであり、デジタル形式(例えばMPEG2)でAV
データの保存、再生等を行なう。
構部分であり、録画、再生、テープの巻き戻し、早送り
等の動作を行い、IEEE1394インタフェース20
1とデジタルAVストリームデータのやり取りを行う。
団体であるIEEE1394トレードアソシエーション
(1394TA)が決定するAV機器の制御コマンド体
系の処理を行なう。基本的に、AV/CコマンドはIE
EE1394バスを介してやり取りされる。なお、AV
/Cについては、例えば、AV/C Digital
Interface Command Set Gen
eralSpecification、IEEE139
4−1995等に記載されている。
94インタフェース201を介して、IEEE1394
バスに接続された他の装置からも、特定のアドレスを指
定することの出来るメモリ領域である。具体的には、図
3に例示したように、このレジスタを持つ装置について
の種々の属性情報、例えば、ベンダ名、装置名(例え
ば、VTR)、製造番号や型番、この装置を制御するた
めの制御画面の構成情報(制御パネル)、この装置の現
在位置を記す現在位置情報、後述する制御で使われる同
時利用可能カウンタと利用者リスト等がある。なお、こ
れらの情報は、必ずしも図3のような順序で格納されて
いる必要はなく、例えばお互いに離れた空間に格納され
ていても良い。
は、その装置の「どのアドレス」にアクセスすれば上記
したような各々の属性情報を得ることができるかについ
て、あらかじめ知っている(知らされている)ものとす
る。また、このレジスタの特定の領域(例えば、ベンダ
名、装置名、製造番号や型番、制御パネル、現在位置情
報)については、その装置の製造時あるいはIEEE1
394バス等のネットワークに接続される以前からあら
かじめ登録されているとしてもよい。
面を通してVTR101の遠隔制御を行なう場合を例に
とって構成や処理の流れについて説明する。
を示す。
TR101に対して(TVは、この時点では、当該相手
のことを「ノードID=#xの装置である」としか認識
しておらず、VTRであるということを認識していな
い)、構成情報要求(S401)を送出する。実際に
は、上記の属性情報レジスタの特定のアドレスを読みに
行く動作を行なうのでもよい。
報レジスタ204が受信し、属性情報レジスタ204が
構成情報要求に対する応答を行なう(S402)。この
時点で、TV102は、この装置101がVTRである
ことなどを認識することができ、ユーザに対して属性を
認識した上での表示を行うことができる。
の装置が接続されている場合には、上記処理を各装置に
ついて行うと好ましい。
102からアクセスあるいは制御等のできる装置もしく
はサービスのアイコンなどが表示された状態等におい
て、TV102のユーザが制御対象の装置としてVTR
を選択したとする(S403)。
Rの制御画面を表示させるべく、制御パネル要求(S4
04)をVTR101に送出する。この要求はAV/C
プロトコルの一部であってもよい。
/Cコマンド処理部203が受信し、制御パネル応答
(S405)で制御パネルをTV102に送付する。
なものである。例えば、ユーザが制御画面上で再生ボタ
ン(501)を押すと、「再生ボタンが押されました
(AV/Cの再生コマンド)」、あるいは「ボタン2が
押されました(VTR101は、ボタン2が「再生」に
相当する、ということを認識している)」といったコマ
ンド(図4のS410に相当)が、IEEE1394バ
ス100を経由してVTR101に伝えられる。
2は、図5のような制御画面をディスプレイに表示す
る。ユーザは、リモコンやマウス等を用いて、制御パネ
ルの操作を行なう。ここでは、一例として、再生ボタン
が押されたものとする(S406)。
1の制御権を確保しようとする。
を行なうことの出来る権利である。後述のメカニズムに
より、制御権の有無の判断が行われる。制御権の確保を
司るのが属性情報レジスタ204中の同時利用可能カウ
ンタと、利用者リストである。「同時利用可能カウン
タ」は、その時点でその装置を同時に利用することの出
来るユーザ数を示すカウンタである。この装置(本例で
はVTR101)を利用しようとするIEEE1394
バス100上の他の装置(本例ではTV102)は、当
該装置(VTR101)の同時利用可能カウンタをデク
リメントした上で、利用者リストに当該他の装置(TV
102)のID(例えばノードIDやEUI64など)
を登録する。なお、EUI64とは、64ビットのハー
ドウエアアドレスのことである。
ント要求(S407)をVTR101に送出する。この
要求には、何等かの形(例えばパケットの送信元アドレ
ス)で送信元装置(TV102)のノードID(または
EUI64)が含まれている。
カウンタの値が1以上である場合には、このカウンタの
値をデクリメントし、さらに同時利用カウンタデクリメ
ント要求の送信元装置(TV102)のアドレス(ノー
ドID=#y)を利用者リストに登録し(S408)、
同時利用カウンタデクリメント要求がうまく行ったこと
を返答する(S409)。
制御権を確保したことになり、操作コマンド(本例では
再生コマンド)をVTR101に対して送付する(S4
10)。
これに応じて再生動作を行い(S411)、IEEE1
394バス100を経由してAVストリームをTV10
2に送付する(S412)。
行なう方法もある。図6に、そのような処理シーケンス
の他の例を示す。図4では、ユーザが装置(VTR)を
選択した際に、制御パネル(取得・表示・コマンド入
力)→同時利用カウンタデクリメントの順で制御を行な
ってきたが、図6では同時利用カウンタデクリメント→
制御パネルの順で制御を行なう。すなわち、制御権の確
保を先に行ない(S604〜S606)、制御権が確保
できた場合にのみ、制御パネルを送付する(S607〜
S608)。本実施形態では、図4の方式を中心として
説明するものとしているが、もちろん、いずれの場合に
おいても、図6の方式も可能である。
わち同時に制御権を持つことのできるものの数は1であ
り、現在TV102がその制御権を持っているものとす
る(この時点ではVTR101の同時利用カウンタは0
である)。このとき、TV102のユーザは、自分が持
っている制御権を他の装置に対しては与えたくない(制
御権を維持し続けたい)と考えたとする。そのような場
合に、例えば、図5のように制御パネルに「利用装置固
定」のボタン(502)を設け、TV102のユーザが
このボタンを押すことにより、制御権が奪われないよう
にすることができる。
す。
合には(S701)、TV102内にある「固定利用レ
ジスタ」に使用中の装置(VTR101)が記録され
(S702)、後述するように「その装置は自分が使用
中である」と主張することが出来るようになる(制御権
を保護されるようになる)。
なり、ユーザがその装置の利用を終了するなりすると
(S703,S704)、固定利用レジスタからその装
置(VTR101)の登録を削除する(S705)。
せず、VTR101の装置そのものについているボタン
等で制御を行なうことは、本実施形態における制御権と
は関係なく可能であってもよい。あるいは、VTR10
1の装置そのものについているボタン等で制御を行なう
場合にも本実施形態における制御権を登録し、当該制御
権を絶対的なもの(常に制御権を維持することができ、
かつ、常に制御権を奪い取ることができる)とするよう
にしてもよい。
3の装置(本例ではPC103)のユーザが、現在TV
102が使っているVTR101の制御権を獲得しよう
とする場合について説明する。
を示す。
が、「利用装置固定」のボタンを押し、TV102内の
固定利用レジスタにVTR101が登録されている(S
801〜S803)。
1の制御を行なおうとして、同時利用カウンタデクリメ
ント要求を出す(S804)。
の可否を判定する。判定中はPC103に対して「待
て」の信号を送っておいてもよい(S805)。
ウンタの値が0になっていることを確認し、誰かがVT
R101の使用権を放棄しない限り、同時利用は出来な
いことを認識する。そこで、利用者リストを参照し、そ
こに登録されているTV102に対して、「現在、VT
R101を使用しているかどうかの確認」のための信号
(使用確認要求)を送付する(S806)。
02の手順の一例を示す。
901)、固定利用レジスタを参照するなどして(S9
02,S904,S905,S907,S908)、自
身がVTR101を使用中であると認識した場合には、
「使用中」を意味する応答を返す(S807)(S90
6)。そうでなければ、「終了」を意味する応答を返す
(S903,S909/S910)。
ては、例えば、以下のような場合が考えられる(図9参
照)。 (1)固定利用レジスタにその装置(VTR101)が
登録されている場合(あらかじめユーザが制御権を手放
したくないと宣言している場合) (2)その装置(VTR101)とAVストリームをや
りとりしている場合、あるいはやり取りをして一定時間
以下しか経っていない場合 (3)その装置(VTR101)と制御コマンドのやり
取りをしている場合、あるいはやり取りをして一定時間
以下しか経っていない場合 (4)ユーザインタフェースを通して、ユーザに「現在
その装置(VTR101)を使用中ですか?」と質問を
出し、ユーザから使用中であるとのインタラクションを
受けた場合 TV102から「使用中」である旨の使用確認応答を受
信したVTR101は、要求元(PC103)が自装置
を同時利用することは不可能であると認識し、その旨を
PC103に通知する(S808)。
2に依頼して使用確認を行ったが、現在VTR101が
使用可能であるかどうかの判断を少なくとも一部分につ
いてVTR101自身が行なっうようにしてもよい。
る処理手順の一例を示す。
あった後に(S1001,S1002)、同時利用カウ
ンタデクリメント要求を受信した際(S1003)、カ
ウンタの値が0である場合には(S1004)、登録さ
れている装置(TV102)とAVストリームあるいは
制御コマンドをやり取りしており、もしくは一定時間以
下しか経っていないならば(S1007)、使用中であ
るので(S1008)、要求元(PC103)に「デク
リメントNG」を送付する(S1009)。そうでない
ならば、登録されている装置(TV102)に対してし
よう確認要求を出し(S1010)、応答に応じた処理
を行う。例えば、使用中の応答を受信したならば(S1
011)、現在の利用者が使用中であるので(S100
8)、デクリメントNGを送付する(S1009)。終
了の応答を受信したならば(S1012)、この利用者
を利用者リスト(TV102)から削除し、要求元の利
用者(PC103)を追加し(S1013)、デクリメ
ントOKを送付する(S1014)。もちろん、同時利
用カウンタデクリメント要求を受信した際(S100
3)、カウンタの値が0でない場合には(S100
4)、同時利用可能カウンタをデクリメントし、要求元
の利用者を利用者リストに追加し(S1005)、デク
リメントOKを送付する(S1006)。
図11のように、VTR101の現在の制御権はTV1
02が持っている場合に、使用確認要求をTV102に
送付し(S1104)、ユーザからのインタラクション
があったときには(S1104)、「使用中」の旨を返
答し(S1105)、PC103には制御権を渡さない
ようにできる。また、例えば図12のように、ユーザか
らのインタラクションがなかったときには(S120
5)、「使用終了」の旨を返答し、PC103に制御権
を渡す(利用者リストから#yを削除し、#zを登録し
直す)ことも可能となる。
排他制御を行なうことが出来る。
ては、制御側の装置(TV)内に被制御側の装置(VT
R)を登録したが、制御側の装置(TV)から被制御側
の装置(VTR)に特別のメッセージで通知して被制御
側の装置(VTR)内にそれを使用中の装置(TV)を
登録するようにしてもよい。この場合、固定利用レジス
タについての使用確認は、要求を受信した装置(VT
R)内で行うことができる。
101の制御権を獲得できなかった場合、PC103の
ユーザは、単純に「同時利用カウンタのデクリメントに
失敗した」、「VTR101の制御権確保に失敗した」
という通知しか受けない。これは、PC103のユーザ
から見ると「ここからVTRの制御は今出来ない」とい
うことを通知してもらうだけで、「では、どうすれば制
御が出来るのか(そうすればVTRを使うことが出来る
のか)」の情報を得ることが出来ない。そこで、よりき
め細かくユーザをサポートするために、図13のような
仕組みを設けるようにしてもよい。
「同時利用カウンタのデクリメントはできない」、「V
TR101の制御権確保に失敗した」という通知を送る
際に、利用者リストを参照して、現在自分自身(VTR
101)の制御権を持っている装置(本例ではTV10
2)のID(本例ではノードID)を併せて通知する
(S1307)。すると、理論的には、PC103(の
ユーザ)は少なくともTV102がVTR101を制御
している点、また、TV102を使えばVTR101を
使うことが出来る、と言うことを認識することが出来る
ようになる。
102のノードIDを通知してもらっただけで、このノ
ードIDを持った装置が一体何なのか、またどこにある
装置なのかについて認識することは、ノードIDとその
説明を記述した一覧表でも用意しない限り困難である
(また、一覧表の作成とその使用も煩雑である)。
を通知してもらったPC103は、このノードIDを手
がかりに、そのノードID(#y)を持つノード(TV
102)に対して、構成情報要求を送出するようにする
(S1308)。特に、この構成情報要求にて、「その
装置の種別」および「位置」を知るのは重要である。す
なわち、その応答(S1309)により、種別および位
置を知ることができれば、図14に例示するように、ユ
ーザに「1階の応接間のTVから使って下さい」といっ
た具体的かつ直感的な指示を与えることが出来る(S1
310)ため、(PC103の)ユーザにとって利便性
が格段に向上する。特に、家庭環境では、このような直
感的なわかりやすい指示が非常に重要であることから、
このような利便性の向上は重要である。なお、図14で
はユーザを支援するための情報を、文章によって呈示し
たが、図面によって呈示するようにしてもよいし、その
他の形態によってあるいは複数の形態を併用して呈示す
るようにしてもよい。
ノードIDが#yのノードに対する属性情報レジスタの
読み出し要求、応用(S1309)は前記レジスタの読
み出し結果であってもよい。
で記述した方法以外にも、コマンドレスポンス型の位置
通知プロトコルの使用等、様々な方法を用いることが可
能である。
なユーザ数は1であるとして説明してきたが、同時利用
可能なユーザ数が2以上であっても良く、その場合にも
図10等にあるような処理手順に従えばよい。
する場合には、ランダムに使用確認してもよいが、使用
確認する装置の優先順位を定めるようにしてもよい。例
えば、固定利用レジスタが設定されておらず、かつ、デ
ータのやり取りが行われていない装置から順番に使用確
認する方法、装置毎に予め使用確認の対象とする優先度
を定めておく方法、利用者リストに最も長く存在する装
置から優先して確認する方法など、あるいはそのような
基準を複数組み合わせて優先度を評価する方法等、種々
の方法が考えられる。
TV)においてメニュー画面として当該装置からアクセ
スあるいは制御等のできる装置もしくはサービスのアイ
コン(例えばVTRアイコン)を表示する場合に、この
時点で制御権が確保できるものと制御権が確保できない
ものとで、アイコン表示の表示形態を異ならせてその旨
をユーザに呈示し、制御権が確保できないものについて
は選択できないようにしてもよい。また、制御権が確保
できないものについては現在どの装置が制御権を保持し
ているかを併せて表示するようにしてもよい。
制御権の確保の可能性をチェックしておく第1のモード
と、図4や図6の手順例のようにユーザが装置を選択し
た後に制御権の有無をチェックする第2のモードとをユ
ーザが選択可能としてもよい。このモード選択を各装置
毎に設定可能としてもよい。
の際に、もしくは第2のモードで制御権確保ができなか
ったときのメッセージの表示の際に、制御権を確保でき
るようになるまでに要する予想時間もしくは今後少なく
とも制御権を確保できないであろう予想時間等が分かれ
ば、これを併せて表示するようにしてもよい。例えば、
TV102がVTR101を利用している場合に、AV
ストリームの残量がa時間であるならば、その時間経過
後に1つのコンテンツの視聴が終了し、制御権が解除さ
れることが期待できるので、その旨を表示することによ
り、ユーザに情報を提供することができる。また、固定
利用レジスタが設定されいるがデータのやり取りが何ら
行われていない装置、あるいは逆に長時間データが流れ
続けている装置がある場合には、その旨を表示するよう
にしてもよい。これ以外にも、ユーザに呈示するメッセ
ージとしては、種々のものが考えられる。
トワーク上に接続された別の装置に対して、同時に2つ
以上のサービスを提供しているように見せている場合に
ついての例を示す。
単純なVTRとしてだけでなく、録画したテレビ番組名
を指定すると、その番組が録画されている位置までテー
プの位置を調整し、その位置から再生する、といった機
能を持つ「テレビ番組サーバ」としての機能をも、IE
EE1394バス100に接続された他の装置に対し
て、サービスとして見せる場合を考える。この場合、V
TR101は、図15のように、属性情報レジスタとし
て、「VTR」と「テレビ番組サーバ」の2つのサービ
スを提供しているものとして、自身の提供サービスを登
録する。各々のサービスについて、制御パネル、同時利
用可能カウンタ、利用者リストが存在してもよい。
ているように見えるものの、実体としては、ある1つの
機能(VTR機能)を、複数の見せ方(VTRと、テレ
ビ番組サーバ)で見せているだけであり、実際には、ネ
ットワーク上の第1の別の装置がVTRとしてこの装置
を使っている場合には、この装置のVTR機能は占有さ
れている。よって、ネットワーク上の第2の別の装置
が、この装置を例えばテレビ番組サーバとして使いたい
と考えたとしても、実際には第1の別の装置がVTRと
してこの装置を占有しているため、使用は許可されるべ
きではない。
報レジスタ内に、例えばハード的あるいはソフト的に同
一の装置を使って提供されるサービスで、同時提供が不
可能なサービスを記述しておくテーブルを用意してお
く。このテーブルを「サービス同一みなしテーブル」と
呼ぶ。このテーブルには、「同時提供が不可能なサービ
ス」が並ぶため、このテーブル内のあるサービスが稼動
した場合、該テーブルの他のサービスの提供も制限され
る。すなわち、このテーブル内のある同時利用可能カウ
ンタの値が変化した場合、該テーブルの他のサービスの
同時利用可能カウンタの値も変化する。
持つVTR101の場合の動作例を図16に示す。外部
(例えば#y)から「VTRサービス」の同時利用可能
カウンタのデクリメント要求を受けた場合(S160
1)、サービス同一みなしテーブルを参照して(S16
02)、「テレビ番組サーバ」と「VTR」とが同一み
なしのサービスであると認識し(S1603)、「VT
R」サービスの同時利用可能カウンタのデクリメントと
利用者リストに#yを加えるとともに、「テレビ番組サ
ーバ」サービスの同時利用可能カウンタのデクリメント
を行い、「テレビ番組サーバ」利用者リストに#yを加
える(S1604)。
(本例ではVTR)が複数のサービスインタフェース
(本例ではVTRとテレビ番組サーバ)を持っている場
合に、そのサービスの排他制御を実現することが出来る
ようになる。すなわち、外からは別の2つ以上のサービ
スを提供しているように見えるものの、実体としては、
ある機能(VTR機能)を、複数の見せ方(VTRと、
テレビ番組サーバ)で見せているような場合、実際には
ネットワーク上の第1の別の装置がVTRとしてこの装
置を使っているときに、ネットワーク上の第2の別の装
置が、この装置を例えばテレビ番組サーバとして使いた
いと考えたとしても(実際には第1の別の装置がVTR
としてこの装置を専有しているため)、使用は許可しな
いで済むようになる。
能とテレビ番組サーバ機能が、別々に同時利用可能カウ
ンタ、利用者リストを持っている場合について説明した
が、「片方への書き換えが、もう片方への書き換えに必
ず反映する」場合には、別々に同時利用可能カウンタや
利用者リストを持っていることが無駄になる場合も考え
られる。そこで、図17のように、片方(テレビ番組サ
ーバ)の同時利用可能カウンタと利用者リストについて
は、もう片方(VTR)の同時利用可能カウンタと利用
者リストへのポインタとし、同一の内容が書き込まれる
ことになる同時利用可能カウンタと利用者リストの実体
は、一つしか存在しないようにすることも可能である。
ートコントローラ)を使う場合について説明する。
コントロールIrに代表される、赤外線上で定義された
制御プロトコル(赤外線プロトコルと呼ぶ)を用いるも
のとする。一方、第1の実施形態で説明したように、I
EEE1394バス100上ではAV/C等のIEEE
1394上(あるいはインターネットプロトコル上)で
定義された制御プロトコル(1394プロトコルと呼
ぶ)が用いられる。このため、前者の制御プロトコル
(赤外線プロトコル)と、後者のプロトコル(1394
プロトコルと呼ぶ)との間のプロトコル変換が行われ
る。
試みる場合(獲得できた場合)の処理シーケンスの一例
を示す。また、図19に、PCがVTRの制御権の獲得
を試みる場合(獲得できなかった場合)の処理シーケン
スの一例を示す。
して、TVの電源をオンにするとともに、TVがつなが
るネットワーク上の構成情報の入手を要求する(S18
01)。この要求は赤外線プロトコルにより行われる。
ここで、赤外線プロトコルに構成情報要求のコマンドが
用意されているとする。
94プロトコルの構成情報要求に変換し、これを接続さ
れたネットワーク(IEEE1394)上に流す(S1
802)。第1の実施形態と同様に構成情報応答を受け
取り(S1803)、これを赤外線プロトコルに変換し
て、TVリモコンに対して送出する(S1804)。
続された各装置に対して行なうことにより、TVリモコ
ンはIEEE1394上にどのような装置/サービスが
存在しているかを認識することが出来るようになり、例
えば装置/サービス一覧がTVリモコンに表示される。
とすると(S1805)、TVリモコンは、VTR制御
のための画面を赤外線プロトコルで要求する(S180
6)。
94プロトコルの制御パネル要求コマンドに変換し(S
1807)送出する。制御パネルの応答を受けた(S1
808)TV102は、受信した制御パネルを赤外線プ
ロトコルで用意された制御パネルに変換し(S180
9)、VTR制御画面応答の形でTVリモコンに送出す
る(S1810)。
ネルは、例えば、図5のような1394プロトコルの制
御画面の一つ一つのボタンが、左上から右に順番にボタ
ン1、ボタン2、、、というように展開され、それぞれ
のボタンの上に「巻き戻し」、「再生」といった文字が
表示される、といったものでもよい。
(ボタン2)を選択したとすると(S1811)、赤外
線プロトコルにてボタン2が押されたことをTV102
に通知する。
VTRの起動はなされていない(TV102がVTRの
制御権を有してはいない)ことから、「VTRを起動す
る必要がある」と判断し、第1の実施形態と同様に、同
時利用カウンタデクリメント(S1813)と、これが
成功した場合に(S1815)続いて再生コマンド(S
1816)が送出される。その間に、第1の実施形態と
同様に、VTRの利用者リストには、TV102(のノ
ードIDである#y)が追加されてもよい。
IEEE1394を通して、AVストリームがTVに対
して送出され(S1818)、TV102は、これを受
信/復号/表示して、ユーザに映像を表示することにな
る。
2)で、TVリモコンにはVTR制御画面が引き続き表
示されていても良い(S1903)。
1801〜S1810と同様にVTRの制御画面を表示
し、PCのユーザがVTRの制御をしようとした(再生
しようとした)とする(S1905)。
利用カウンタデクリメント要求を送出する(S190
6)。
と同様に、同時利用可能カウンタを参照し、現在TV1
02が使用中ということで、PC103の使用は不可で
あると判断して、第1の実施形態と同様に、「現在ノー
ドID=#yのノードが使用中である」として、同時利
用カウンタデクリメント要求に対する応答として、NG
を送る。
ノードID(#y)が具体的にどこのどの様なノードで
あるかについての構成情報の入手を行い(S1908〜
S1909)、PCのディスプレイに現在使用可能な装
置(TV102)をPCのユーザに提示することによ
り、PCのユーザに「VTRを使いたい場合は、ここに
行けば使うことが出来る」という情報を通知する。
御装置(本例ではVTRを制御する)の一例として、P
C103を制御装置(本例ではテレビがVTRを制御中
に同じVTRを制御しようとする)の一例として説明し
たが、もちろん、いずれの装置も、前者および後者の両
方になり得るので、両方にとっての機能を設けるのが好
ましい。また、VTR101を被制御装置の一例とし
て、テレビ102とPC103を制御装置の一例として
説明したが、もちろん、制御装置と被制御装置の両方に
なり得る装置については、その両方にとっての機能を設
けるのが好ましい。
置の一例としてVTRを、アクセスする装置(家庭ユー
ザがネットワークを介してサービスを利用するために操
作する装置)の一例としてテレビとPCを用いたが、も
ちろん、本発明はこれらの装置に限定されず、どのよう
な装置についても適用可能である。
例としてIEEE1394バスを用いたが、もちろん、
本発明はこれに限定されず、どのようなネットワークに
ついても適用可能である。
クを一例として取り上げたが、もちろん、本発明はこれ
に限定されず、オフィスや学校、店舗、その他の建物、
施設等に設けられるネットワークについても適用可能で
ある。
ても実現可能である。
の手段を実行させるための(あるいはコンピュータを所
定の手段として機能させるための、あるいはコンピュー
タに所定の機能を実現させるための)プログラムを記録
したコンピュータ読取り可能な記録媒体としても実施す
ることもできる。
るものではなく、その技術的範囲において種々変形して
実施することができる。
ポートを考慮した排他制御を行うことができる。
の全体構成例を示す図
示す図
示す図
を示す図
ジスタに関する処理手順の一例を示すフローチャート
示す図
信した際の処理手順の一例を示すフローチャート
手順の一例を示すフローチャート
例を示す図
に他の例を示す図
に他の例を示す図
呈示した画面の一例を示す図
フローチャートフローチャート
処理シーケンスの一例を示す図
った際の処理シーケンスの一例を示す図
Claims (12)
- 【請求項1】ネットワークに接続された通信装置であっ
て、 前記ネットワークを通して自通信装置を制御する制御権
を保有する他の装置の識別情報を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に前記識別情報が記憶されていないさらに
他の装置から、自通信装置に対して制御権の取得を要求
するメッセージを受信した際に、前記記憶手段に記憶さ
れている前記識別情報の数が所定の数に達しているかを
否か判定する判定手段と、 この判定手段により前記所定の数に達していないと判定
された場合に、前記さらに他の装置の識別情報を前記記
憶手段に追加するとともに、該さらに他の装置に制御権
取得成功を通知するメッセージを送信する第1の処理手
段と、 前記判定手段により前記所定の数に達していると判定さ
れた場合に、前記記憶手段に識別情報が記憶されている
装置のうちに、その制御権を前記さらに他の装置に譲り
渡すことのできるものが存在するか否かを調べる第2の
処理手段と、 前記第2の処理手段によりその制御権を前記さらに他の
装置に譲り渡すことのできる装置が見つかった場合に、
該制御権を譲り渡す装置の識別情報を前記記憶手段から
削除し前記さらに他の装置の識別情報を前記記憶手段に
追加するとともに、該さらに他の装置に制御権取得成功
を通知するメッセージを送信する第3の処理手段とを備
えたことを特徴とする通信装置。 - 【請求項2】前記第2の処理手段は、自通信装置が現に
データをやり取りしている相手装置については、その制
御権が維持されるべきものと判断することを特徴とする
請求項1に記載の通信装置。 - 【請求項3】前記第2の処理手段は、自通信装置が最後
にデータをやり取りしてから経過した時間が一定範囲以
内である相手装置についても、その制御権が維持される
べきものと判断することを特徴とする請求項2に記載の
通信装置。 - 【請求項4】前記第2の処理手段は、前記記憶手段に識
別情報が記憶されている装置の少なくとも一部に対し
て、その制御権を維持するか否かを問い合わせるメッセ
ージを送信し、その返答により該制御権が維持されるべ
きものか否かを判断する手段を含むことを特徴とする請
求項1ないし3のいずれか1項に記載の通信装置。 - 【請求項5】前記第2の処理手段は、前記メッセージを
送信する対象とし得る装置が複数存在する場合に、所定
の選択基準で選択した順番で、前記メッセージの送信お
よびその返答による前記判断を行うことを特徴とする請
求項1ないし4のいずれか1項に記載の通信装置。 - 【請求項6】自通信装置に対する制御権を保有する他の
装置から該制御権を維持し続ける旨の特別のメッセージ
を受信した場合に、該他の装置の識別情報を登録する登
録手段を更に備え、 前記第2の処理手段は、前記登録手段に識別情報が登録
されている装置については、その制御権が維持されるべ
きものと判断することを特徴とする請求項1ないし5の
いずれか1項に記載の通信装置。 - 【請求項7】前記第2の処理手段によりその制御権を前
記さらに他の装置に譲り渡すことのできる装置が見つか
らなかった場合に、前記さらに他の装置に制御権取得失
敗を通知するメッセージを送信する第4の処理手段を更
に備えたことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか
1項に記載の通信装置。 - 【請求項8】前記第4の処理手段は、前記さらに他の装
置に制御権を保有する他の装置の識別情報を前記メッセ
ージに含めて送信することを特徴とする請求項7に記載
の通信装置。 - 【請求項9】自通信装置が複数の異なる装置またはサー
ビスの形でネットワークに公開される場合には、公開さ
れた各装置またはサービス毎に、その制御権を保有する
他の装置の識別情報を管理することを特徴とする請求項
1ないし8のいずれか1項に記載の通信装置。 - 【請求項10】前記異なる装置またはサービスのうちの
特定の2以上のものについて制御権保有可能な装置の数
がそれらの総和として限定される場合には、該特定の2
以上の装置またはサービスについては前記制御権を保有
する他の装置の識別情報を統一して管理することを特徴
とする請求項9に記載の通信装置。 - 【請求項11】ネットワークに接続された通信装置であ
って、 前記ネットワークを通して他の装置を制御するためのコ
マンドを送信する手段と、 前記他の装置から、さらに他の装置が該他の装置を制御
しているために現在は制御を受け付けられない旨を示す
情報と該さらに他の装置の識別情報とを含むメッセージ
を受信した場合に、該さらに他の装置に関する詳細情報
を検索する手段と、 前記詳細情報に基づいて作成した、ユーザを支援するた
めの情報を、ユーザインタフェースを通じて呈示する手
段とを備えたことを特徴とする通信装置。 - 【請求項12】前記詳細情報は、前記さらに他の装置の
種類に関する情報または該装置が設置された物理的位置
に関する情報の少なくとも一方を含むものであり、 前記ユーザを支援するための情報は、前記さらに他の装
置の種類または該装置が設置された物理的位置の少なく
とも一方をユーザに通知する文言あるいは図面を含むも
のであることを特徴とする請求項11に記載の通信装
置。
Priority Applications (1)
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-
1998
- 1998-12-28 JP JP37337598A patent/JP3613545B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3613545B2 (ja) | 2005-01-26 |
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