JP3062575B2 - プロセス監視システム - Google Patents

プロセス監視システム

Info

Publication number
JP3062575B2
JP3062575B2 JP3006812A JP681291A JP3062575B2 JP 3062575 B2 JP3062575 B2 JP 3062575B2 JP 3006812 A JP3006812 A JP 3006812A JP 681291 A JP681291 A JP 681291A JP 3062575 B2 JP3062575 B2 JP 3062575B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
window
request command
microcomputer system
microcomputer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3006812A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04240524A (ja
Inventor
秀之 田所
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP3006812A priority Critical patent/JP3062575B2/ja
Publication of JPH04240524A publication Critical patent/JPH04240524A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3062575B2 publication Critical patent/JP3062575B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のグラフィックデ
イスプレイ及び大型デイスプレイを備えたシステムに係
り、特に、オペレータ操作卓上の入力デバイスからの入
力によりそれぞれのデイスプレイ間でウインドウを転送
するのに好適なプロセス監視システムに関する。
【従来の技術】従来のプロセス監視制御システムにおい
ては、マンマシンインターフェースとしてCRTを用い
るのが一般的である。監視室に設置されるCRTの台数
は、アラーム発生時およびプラントのスタートアップ及
びシャットダウン時など、多数の情報を必要とする場合
の情報量と同時に作業をするオペレータの人数とによっ
て決まってくる。また、常に複数のオペレータによって
プラントが運転される場合には、少なくとも同時に運転
操作を行うオペレーターの人数分だけのCRTを、設置
することになる。いずれにせよ通常は、多数情報の同時
表示、複数オペレータの共同作業の必要性からCRTの
台数は増加する傾向にある。しかしながら、場所的な制
約から一人のオペレータが同時に見ることのできるCR
T台数は限られてくる。昨今は、CRTにおいてもマル
チウインドウを採用するものが増えてきており、従来シ
ステムより多くの情報を同時表示できるようになってい
るが、マルチウインドウシステムにおいては、多数のウ
インドウを開けば開くほどウインドウ間の重なりによっ
て、多数の情報を同時に表示し難くなりその効果は薄れ
る。また、複数オペレータの共同作業という観点では、
CRTの画面は大きさが充分ではないため、オペレータ
が互いに相談しながら運転、もしくは意志決定をするの
に不適当である。また、複数オペレータの情報交換を円
滑にするべく、監視室に大型ディスプレイを設置するシ
ステムが増えてきている。しかしながら、現在、大型デ
ィスプレイを有する監視室であっても、大型ディスプレ
イに表示される情報は、いずれかのオペレータが使用し
ているCRTに表示されている情報をそのまま写像する
のみであり、大型ディスプレイを介したオペレータ間の
意志疎通は充分とは言い難い。複数ワークステイション
において、同一のウインドウを異なるワークステイショ
ンに表示することを可能とすることによって、複数オペ
レータ間の情報の共有を実現する技術としては、特開平
1−318115号公報がある。しかしながら、この公
知例は他のワークステイションに対して、自ワークステ
イションに表示中のウインドウを表示することによって
情報交換を可能とするものの、ウインドウの転送は一方
的である。このため大型ディスプレイを用いた監視制御
システムにおいて適用した場合に本発明が期待するとこ
ろの、より自由度のあるウインドウ交換は実現できな
い。
【発明が解決しようとする課題】従来のプロセス監視シ
ステムにあっては、複数のオペレータによる共同作業が
やり難く、また多数の画面を一つの画面に同時表示する
ことが適さないため、複数の情報を比較し、総合判断を
しながら対象のプロセスを運転監視するのに不向きであ
るという問題点があった。本発明の目的は、大型ディス
プレイと、オペレータ操作卓に設置されているグラフイ
ックディスプレイとの間の情報交換手段を備え、複数の
オペレータに対して容易に複数情報を提示できるプロセ
ス監視システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係るプロセス監視システムは、複数のグラ
フィックデイスプレイを共有デイスプレイに接続したプ
ロセス監視システムにおいて、オペレータ操作卓に設け
られる少なくとも一つの入力デバイスと、それぞれの入
力デバイスからのウインドウ転送要求コマンドを解釈し
かつウインドウ表示要求コマンドを出力する少なくとも
一つの第1のマイクロコンピュータシステムと、それぞ
れの第1のマイクロコンピュータシステム接続されて
いるとともにプロセスデータを収集する少なくとも一つ
のプロセスコンピュータと、前記第1のマイクロコンピ
ュータシステムと前記プロセスコンピュータに接続され
て前記共有デイスプレイに表示する画面の表示処理を行
って送信する少なくとも一つの第2のマイクロコンピュ
ータシステムとを具備した構成とする。そして第1のマ
イクロコンピュータシステムに、入力デバイスからのウ
インドウ転送要求コマンドを受付けるI/Oドライバ
と、該ウインドウ転送要求コマンドを解釈しウインドウ
表示要求コマンドを出力するマンマシンサポートソフト
ウエアとを設け、第2のマイクロコンピュータシステム
に、ウインドウ表示要求コマンドを解釈しかつ共有デイ
スプレイに対して表示処理を行うマンマシンサポートソ
フトウエアを設けた構成である。また複数のグラフィッ
クデイスプレイを共有デイスプレイに接続したプロセス
監視システムにおいて、オペレータ操作卓に設けられる
少なくとも一つの入力デバイスと、それぞれの入力デバ
イスからのウインドウ読込み要求コマンドを解釈しかつ
ウインドウ読込み要求コマンドを出力する少なくとも一
つの第1のマイクロコンピュータシステムと、それぞれ
の第1のマイクロコンピュータシステム接続されてい
とともにプロセスデータを収集する少なくとも一つの
プロセスコンピュータと、前記第1のマイクロコンピュ
ータシステムと前記プロセスコンピュータに接続されて
前記共有デイスプレイに表示してある画面の送信処理を
行う少なくとも一つの第2のマイクロコンピュータシス
テムとを具備した構成でもよい。さらに第1のマイクロ
コンピュータシステムに、入力デバイスからのウインド
ウ読込み要求コマンドを受付けるI/Oドライバと、該
ウインドウ読込み要求コマンドを解釈しウインドウ読込
み要求コマンドを出力するマンマシンサポートソフトウ
エアとを設け、第2のマイクロコンピュータシステム
に、前記ウインドウ読込み要求コマンドを解釈しかつ第
1のマイクロコンピュータシステムに対して送信処理を
行うマンマシンサポートソフトウエアを設けた構成でも
よい。そしてプロセスコンピータに、グラフィックディ
スプレイ及び共有デイスプレイの表示処理を制御するマ
ンマシンサポートソフトウエアを設けた構成でもよい。
【作用】本発明のプロセス監視システムによれば、オペ
レータ操作卓上のディスプレイを制御する第1のマイク
ロコンピュータシステムと、共有ディスプレイを制御す
る第2のマイクロコンピュータシステムとをそれぞれ独
立に設けることによって、オペレータ操作卓上のディス
プレイに表示されている画面と異なる画面を共有ディス
プレイに表示することが可能となる。また、それぞれの
マイクロコンピュータシステム(マイコンシステム)が
ローカルエリアネットワーク(LAN)で接続され、相
互の情報交換が可能となるため、それぞれのマイコンシ
ステム内のマンマシンサポートソフトウェア(MMS)
間のLANを経由した要求コマンド及びプロセスデータ
などの情報の授受ができ、オペレータ操作卓上のディス
プレイに表示されているウインドウを共有ディスプレイ
へ転送すること、及び共有ディスプレイに表示中のウイ
ンドウを、オペレータ操作卓上のディスプレイへ転送す
ることが可能となる。さらに、オペレータ操作卓上のデ
ィスプレイと共有ディスプレイとの間のウインドウ転送
指示は、オペレータ操作卓まわりに設置されたキーボー
ド、マウス又はタッチパネル等の入力デバイスから入力
され、オペレータ操作卓側の第1のマイコンシステムが
受付けるが、このオペレータ操作卓からの指示は、第1
のマイコンシステムがLANで、共有ディスプレイ制御
用の第2のマイコンシステムに接続されているため、こ
の第2のマイコンシステムに容易に送信される。
【実施例】本発明の第1の実施例を図1を参照しながら
説明する。図1に示すように、オペレータ操作卓上のグ
ラフィックディスプレイ17を制御する第1のマイクロ
コンピュータシステム(マイコンシステム)11は、オ
ペレータのポインティングデバイスでもあり、入力デバ
イスであるところのキーボード19、マウス110及び
タッチパネル18に接続されており、これらの機器から
の入力を受けつける。大型ディスプレイ(共有ディスプ
レイ)13の表示情報を制御するマイクロコンピュータ
システム(マイコンシステム)12は、大型ディスプレ
イ13へRGB信号などの映像用信号を出力し、その出
力は大型ディスプレイコントローラ(AVcont.)
16へ送られる。大型ディスプレイコントローラ16
は、映像用信号を大型ディスプレイ13へ表示するため
の信号形態に変換し、大型ディスプレイ13に表示す
る。プロセスコンピュータ14は、監視対象のプロセス
データを収集する。これらのマイコンシステム11,1
2及びプロセスコンピュータ14間は、相互にローカル
エリアネットワーク(LAN)15で接続されており、
相互に情報の送受信が可能となっている。次に第1の実
施例の各構成機器および動作の詳細を説明する。マイコ
ンシステム11は、入力デバイスであるキーボード1
9、マウス110又はタッチパネル18からの入力を、
I/Oドライバー112で受付け、オペレーティングシ
ステム(OS)113を通して、マンマシンサポートソ
フトウェア(MMS)114へ送られる。入力デバイス
からの入力は、MMS114で解釈される。MMS11
4では、入力デバイスからの入力に従ってグラフィック
ディスプレイ17への表示、ウインドウの転送、読込み
などの各種処理を行なうが、グラフィックディスプレイ
17への表示処理は、記憶装置116の情報、ならびに
LAN15を経由して、プロセスコンピュータ14よ
り、ネットワークサポートシステム(NSS)115を
通して得られるプロセスの現状値及び来歴などのプロセ
スデータに基づいて、OS113、ウインドウシステム
111を通して行なわれる。次に、ウインドウの大型デ
ィスプレイ13への転送処理の場合であるが、まず、キ
ーボード19、マウス110、又はタッチパネル18な
どの入力デバイスからの要求として、I/Oドライバ1
12、OS113を経由してMMS114に送られる。
MMS114では、入力された要求を解釈し、ここで転
送要求コマンドであると判断すると、ウインドウ表示要
求コマンドをマイコンシステム12に対し送信する。ウ
インドウ表示要求コマンドは、NSS115を通し、L
AN15を経由して送信される。なお、ウインドウ表示
要求コマンドは、マイコンシステム12が、どのような
画面を自ウインドウ上に表示すべきかを指示する情報
(たとえば画面No.など)を含んでいるものとする。
前記のウインドウ表示要求コマンドは、マイコンシステ
ム12のネットワークサポートシステム(NSS)12
1で受信され、MMS118へ送られる。MMS118
では、コマンド解釈を行ない、LAN15からのウイン
ドウ表示要求コマンドであると解釈すると、記憶装置1
17に記憶されている情報、及びLAN15経由でプロ
セスコンピュータ14より得られるプロセスの現状値及
び来歴などのプロセスデータに基づいて、大型ディスプ
レイ13に対して、コマンドで指示されたウインドウの
表示処理を行なう。表示処理は、MMS118の表示出
力要求を、OS119、及びウインドウシステム120
を経由して出力することによってなされ、出力信号(R
GB等)は、大型ディスプレイコントローラ16で信号
変換の後、大型ディスプレイ13へ送られる。また、大
型ディスプレイ13上に表示されているウインドウをオ
ペレータ操作卓上のディスプレイ読込む場合である
が、読込み要求の受付けは、前記のウインドウ転送要求
コマンドの場合と同じ経路及び手順にしたがってなさ
れ、MMS114で、コマンドの解釈を行なう。ウイン
ドウ読込み要求コマンドであると判断すると、ウインド
ウ読込み要求コマンドを、マイコンシステム12に送信
する。送信は、転送要求コマンドの場合と同じ経路を通
して送信される。大型ディスプレイ13上には複数のウ
インドウが表示されている場合が想定されるため、ウイ
ンドウ読込み要求コマンド内には、表示されているウイ
ンドウのうち、どのウインドウを読込むかを指示する情
報(たとえばウインドウNo.など)を含むものとす
る。送信後MMS114は、マイコンシステム12から
の応答待ちとなる。マイコンシステム12では、前記の
ウインドウ読込み要求コマンドを、LAN15と通して
NSS121で受信し、MMS118へ送る。MMS1
18では、コマンド解釈を行ない、ウインドウ読込み要
求コマンドであると判断すると、このコマンドで指示さ
れたウインドウに表示されている画面を表示するに足る
だけの情報を、マイコンシステム11へ送信する。送信
処理は、MMS118が記憶装置117に記憶されてい
る情報及び現在表示している画面の状態を示す環境変数
を取出し、伝送フレーム化し、マイコンシステム11に
対して送信する処理であり、NSS121を通してLA
N15へ送出される。この伝送データは、マイコンシス
テム11のNSS115で受信され、応答待ち状態とな
っているMMS114に渡される。MMS114では、
この受信データに基づき、記憶装置116の情報及びN
SS15を通して、プロセスコンピュータ14より得ら
れるプロセスの現状値と来歴データとを用いて、グラフ
ィックディスプレイ17に、ウインドウ表示処理を行な
う。グラフィックディスプレイ17へのウインドウ表示
処理は前記の通りである。ここで、記憶装置116と記
憶装置117の情報内容が同一の場合は、マイコンシス
テム12からマイコンシステム11への伝送情報は、大
型ディスプレイ13に表示されている画面の画面No.
及びいくつかの環境変数のみで足りることになる。それ
ぞれの記憶装置116,117間で共有の情報が少ない
ほど、マイコンシステム12からマイコンシステム11
へのデータ伝送量は多くなる。プロセスコンピュータ1
4は、監視・操作対象となるプロセスと、4〜20m
A,0〜5V等のインターフェースで直接に入出力を行
なう場合と、分散設置されたプログラマブル・コントロ
ーラ、マイクロコントローラを介してプロセスと入出力
を行なう場合とがあるが、いずれの場合でもプロセスか
ら入力されたプロセスデータを、プロセスデータ収集処
理125で編集し、プロセスデータベース124に記憶
させておく。プロセスデータベース124に記憶された
情報は、マイコンシステム11,12からの要求に応じ
て検索し、要求された情報を要求元に提供可能とするた
めのプロセスデータ検索処理123を有する。プロセス
データ検索処理123は、LAN15を経由してNSS
122で受信されたプロセスデータの読出し要求コマン
ドを受け、プロセスデータベース124から要求された
プロセスデータを検索後、このプロセスデータを要求元
に対しNSS122及びLAN15経由で送信する。図
2は、本発明の第2の実施例を示すシステム構成図であ
る。オペレータ操作卓上のグラフィックディスプレイ2
7を制御するマイコンシステム21は、入出力装置であ
る。タッチパネル28、キーボード29及びマウス21
0に接続されている。大型ディスプレイ23の表示情報
を制御するマイコンシステム22は、大型ディスプレイ
コントローラ26(AV cont.)に接続されてお
り、マイコンシステム22より出力されたRGB信号等
の映像用信号は、大型ディスプレイコントローラ26に
送られる。大型ディスプレイ23は、大型ディスプレイ
コントローラ26に接続されており、大型ディスプレイ
コントローラ26で信号変換後の信号を表示するように
なっている。プロセスコンピュータ24は、監視・操作
対象のプロセスのプロセスデータの収集、グラフィック
ディスプレイ27、大型ディスプレイ23への表示処理
に対するサーバーとして動作する。さらにマイコンシス
テム21,22、プロセスコンピュータ24は、ローカ
ルエリア・ネットワーク(LAN)25で相互に接続さ
れている。ここで第1の実施例との相違は、第1の実施
例では、マンマシンサポートソフトウエア(MMS)
が、マイコンシステム11,12の各々に分散してお
り、各々のマイコンシステムに接続されたグラフィック
ディスプレイ17、又は大型ディスプレイ13及びキー
ボード、マウス、タッチパネル等の入力装置を各々が独
自に制御するようになっているのに対し、第2の実施例
では、MMS226がプロセスコンピュータ24内にも
あり、このMMS226が集中してグラフィックディス
プレイ27、大型ディスプレイ23の表示処理を行なう
点である。換言すれば、第1の実施例が分散処理型であ
るのに対し、第2の実施例は集中処理型である。以下の
説明においては、第1の実施例との相違点を中心に説明
する。マイコンシステム21及び周辺機器の構成要素の
うち、グラフィックディスプレイ27、タッチパネル2
8、キーボード29、マウス210、ウインドウシステ
ム211、I/Oドライバ212、OS213及びネッ
トワータサポートシステム(NSS)215は、第1の
実施例におけるものと同一である。マンマシンサポート
ソフトウエア(MMS)214は、キーボード29、マ
ウス210、タッチパネル28からの入力をI/Oドラ
イバー212、OS213を通して受付け解釈を行な
う。MMS214では、解釈の結果にしたがって、グラ
フィックディスプレイ27への表示、ウインドウの転送
・読込みなどの各処理を行なうに当って、自マイコンシ
ステム内の記憶装置216内に記憶された情報(例え
ば、グラフィックディスプレイ27に表示すべき画面へ
の表示内容など)を参照しつつ、記憶装置216内の情
報のみでは不可能な処理(例えば、プロセスの現状値、
来歴などの表示に必要な情報、ウインドウの転送、読出
しなどの自マイコンシステム内では完結しない処理)に
関しては、NSS215、LAN25を経由して、プロ
セスコンピュータ24内のマンマシンサポートソフトウ
エア(MMS)226に処理依頼を行なうことによっ
て、マイコンシステム21まわりのマンマシン処理を行
なう。次に、プロセスコンピュータ24内の構成要素で
あるが、プロセスデータ収集処理225、プロセスデー
タベース224、プロセスデータ検索処理223及びネ
ットワークサポートシステム(NSS)222は、第1
の実施例と同じである。マンマシンサポートソフトウエ
ア(MMS)226は、LAN25を介して、マイコン
システム21,22内のMMSからの処理依頼を受付け
この依頼に基づいて、プロセスデータ検索処理223に
アクセスすることによってプロセスデータの現状値、来
歴情報を取込み、さらに記憶装置227に記憶された情
報を参照し、前記処理依頼に指示された処理を行ない、
処理結果をMMS214、218にLAN25を経由し
て送信する。またマイコンシステム22及び周辺機器の
構成要素のうち、ネットワークサポートシステム(NS
S)221、OS219、ウインドウシステム200、
大型ディスプレイコントローラ26及び大型ディスプレ
イ23は、第1の実施例と同じである。MMS218
は、LAN25を経由して送られてくる、プロセスコン
ピュータ24内のMMS226からの処理要求を受付
け、この処理要求に基づいた処理を行なうため、記憶装
置217に記憶された情報を参照し、さらにマイコンシ
ステム22内では得ることのできない情報を、プロセス
コンピュータ24内のMMS226に対して要求し、M
MS226より受信する。この得られた情報によって、
大型ディスプレイ23に対する表示処理を、OS21
9、ウインドウシステム220、大型ディスプレイコン
トローラ26を通して行なう。次に第2の実施例におけ
るウィンドウの転送、読込み処理の動作手順について説
明する。ウインドウの転送要求の場合、ウィンドウ転送
要求コマンドをキーボード29、マウス210又はタッ
チパネル28のいずれかより入力し、I/Oドライバ2
12、OS213を経由してMMS214へ送る。MM
S214では、コマンドを解釈し、ウインドウ転送要求
であることを判定し、ウィンドウ転送要求を、NSS2
15、LAN25を通してプロセスコンピュータ24へ
送信する・プロセスコンピュータ24では、このウィン
ドウ転送要求をNSS222で受信し、MMS226で
記憶装置227に記憶された情報を参照し、マイコンシ
ステム22が、大型ディスプレイ23に表示するのに必
要な情報を収集する。ここで必要に応じてプロセスデー
タ(プロセスの現状値、来歴、故障情報など)を、プロ
セスデータ検索処理223を通して、プロセスデータベ
ース224より収集する。以上の収集した情報を、NS
S222を経由してLAN25へ送出し、マイコンシス
テム22へ送信する。マイコンシステム22では、NS
S221でこの情報を受信し、MMS218へ送る。M
MS218では、受信した情報及び記憶装置217に記
憶されている情報に基づき、大型ディスプレイ23へ表
示処理を行なう。表示処理はOS219、ウィンドウシ
ステム220を経由し、大型ディスプレイコントローラ
26へ出力する。大型ディスプレイコントローラ26で
は信号変換の後、大型ディスプレイ23へ出力する。ま
た、ウィンドウ読出要求の場合であるが、ウィンドウ転
送要求の場合と同じように、コマンドをマイコンシステ
ム21に接続するタッチパネル28、キーボード29又
はマウス210より入力し、同様の動作手順にしたがっ
てMMS214へ送られる。MMS214でコマンド解
釈の後、ウィンドウ読出要求をLAN25を通して、プ
ロセスコンピュータ24へ送信する。プロセスコンピュ
ータ24では、ウィンドウ転送処理の際と同様に、MM
S226へ送られかつ記憶装置227に記憶されている
情報、及びプロセスデータ検索処理223より得られる
プロセスデータを収集する。第2の実施例では、集中シ
ステムのため、大型ディスプレイ23に現在表示されて
いるウィンドウが何であるかを示す画面No.等の情報
は、記憶装置227にて記憶されており、マイコンシス
テム22にアクセスしなくても、大型ディスプレイ23
に表示されているウィンドウを、グラフィックディスプ
レイ27に表示するための情報を収集することが可能で
ある。以上のようにして収集された情報は、NSS22
2,LAN25を通してマイコンシステム21へ送信す
る。マイコンシステム21では、この情報をNSS21
5で受信し、MMS214へ送る。MMS214では、
この受信情報及び記憶装置216に記憶されている情報
に基づき、読出要求のあったウィンドウをOS213、
ウインドウシステム211を通して、グラフィックディ
スプレイ27へ表示出力する。以上説明した第1及び第
2の実施例では、本質を明確にするため、グラフィック
ディスプレイ及び大型ディスプレイを各々1セットの構
成としたが、グラフィックディスプレイ及び大型ディス
プレイを複数とした場合にも適用可能である。しかしグ
ラフィックディスプレイの数が多くなると、第2の実施
例の集中処理型を採用した方が応答性がよくなり、かつ
大型ディスプレイ制御用の第2のマイコンシステムの負
担が軽くなる。また、入力デバイスとして、タッチパネ
ル、キーボード及びマウスを含む構成としたが、これら
の全てを有していなくてもよく、例えばキーボードとマ
ウスのみの構成でもよい。本発明によれば、オペレータ
操作卓上の入力デバイスからの指示により、ウィンドウ
を、グラフィックディスプレイと大型ディスプレイとの
間を自由に転送させることができる。
【発明の効果】本発明のプロセス監視システムによれ
ば、グラフィックディスプレイ及び共有ディスプレイの
それぞれを個別のマイコンシステムで制御し、相互間又
はプロセスコンピュータを媒介として、要求コマンドの
授受を行なうため、入力デバイスからのオペレータの要
求に応じて、それぞれのディスプレイ間で、ウィンドウ
の授受が自由にできる。このため共有ディスプレイのウ
インドウと、オペレータ操作卓上のウインドウにそれぞ
れ異なる画面を表示し、両者を見較べながらの総合的な
意志決定を支援することができる。また、自オペレータ
操作卓上のグラフィックディスプレイに表示しているウ
ィンドウを適宜共有ディスプレイへ転送し、複数オペレ
ータによる共同監視が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す構成図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示す構成図である。
【符号の説明】
11 マイコンシステム(第1のマイクロコンピュータ
システム) 12 マイコンシステム(第2のマイクロコンピュータ
システム) 13 大型ディスプレイ 14 プロセスコンピュータ 15 ローカルエリアネットワーク 16 大型ディスプレイコントローラ 17 グラフィックディスプレイ 18 タッチパネル 19 キーボード 110 マウス 112 I/Oドライバー 114 マンマシンサポートソフトウエア 118 マンマシンサポートソフトウエア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01D 21/00 G01D 7/00 G06F 3/02 390 G06F 15/00 310 G09G 5/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のグラフィックデイスプレイを共有
    デイスプレイに接続したプロセス監視システムにおい
    て、オペレータ操作卓に設けられる少なくとも一つの入
    力デバイスと、それぞれの入力デバイスからのウインド
    ウ転送要求コマンドを解釈しかつウインドウ表示要求コ
    マンドを出力する少なくとも一つの第1のマイクロコン
    ピュータシステムと、それぞれの第1のマイクロコンピ
    ュータシステム接続されているとともにプロセスデー
    タを収集する少なくとも一つのプロセスコンピュータ
    と、前記第1のマイクロコンピュータシステムと前記プ
    ロセスコンピュータに接続されて前記共有デイスプレイ
    に表示する画面の表示処理を行って送信する少なくとも
    一つの第2のマイクロコンピュータシステムとを具備し
    たことを特徴とするプロセス監視システム。
  2. 【請求項2】 第1のマイクロコンピュータシステム
    に、入力デバイスからのウインドウ転送要求コマンドを
    受付けるI/Oドライバと、該ウインドウ転送要求コマ
    ンドを解釈しウインドウ表示要求コマンドを出力するマ
    ンマシンサポートソフトウエアとを設け、第2のマイク
    ロコンピュータシステムに、前記ウインドウ表示要求コ
    マンドを解釈しかつ共有デイスプレイに対して表示処理
    を行うマンマシンサポートソフトウエアを設けたことを
    特徴とする請求項1記載のプロセス監視システム。
  3. 【請求項3】 複数のグラフィックデイスプレイを共有
    デイスプレイに接続したプロセス監視システムにおい
    て、オペレータ操作卓に設けられる少なくとも一つの入
    力デバイスと、それぞれの入力デバイスからのウインド
    ウ読込み要求コマンドを解釈しかつウインドウ読込み要
    求コマンドを出力する少なくとも一つの第1のマイクロ
    コンピュータシステムと、それぞれの第1のマイクロコ
    ンピュータシステム接続されているとともにプロセス
    データを収集する少なくとも一つのプロセスコンピュー
    タと、前記第1のマイクロコンピュータシステムと前記
    プロセスコンピュータに接続されて前記共有デイスプレ
    イに表示してある画面の送信処理を行う少なくとも一つ
    の第2のマイクロコンピュータシステムとを具備したこ
    とを特徴とするプロセス監視システム。
  4. 【請求項4】 第1のマイクロコンピュータシステム
    に、入力デバイスからのウインドウ読込み要求コマンド
    を受付けるI/Oドライバと、該ウインドウ読込み要求
    コマンドを解釈しウインドウ読込み要求コマンドを出力
    するマンマシンサポートソフトウエアとを設け、第2の
    マイクロコンピュータシステムに、前記ウインドウ読込
    み要求コマンドを解釈しかつ前記第1のマイクロコンピ
    ュータシステムに対して送信処理を行うマンマシンサポ
    ートソフトウエアを設けたことを特徴とする請求項3記
    載のプロセス監視システム。
  5. 【請求項5】 プロセスコンピータに、グラフィックデ
    ィスプレイ及び共有デイスプレイの表示処理を制御する
    マンマシンサポートソフトウエアを設けたことを特徴と
    する請求項1又は3記載のプロセス監視システム。
JP3006812A 1991-01-24 1991-01-24 プロセス監視システム Expired - Fee Related JP3062575B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3006812A JP3062575B2 (ja) 1991-01-24 1991-01-24 プロセス監視システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3006812A JP3062575B2 (ja) 1991-01-24 1991-01-24 プロセス監視システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04240524A JPH04240524A (ja) 1992-08-27
JP3062575B2 true JP3062575B2 (ja) 2000-07-10

Family

ID=11648615

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3006812A Expired - Fee Related JP3062575B2 (ja) 1991-01-24 1991-01-24 プロセス監視システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3062575B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06241842A (ja) * 1993-02-17 1994-09-02 Mitsubishi Electric Corp プラント監視システムにおけるマンマシン入出力装置
JP4875646B2 (ja) * 2008-03-06 2012-02-15 三菱電機株式会社 プラント監視装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04240524A (ja) 1992-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7093057B2 (en) Display apparatus and method
CA2401726A1 (en) Browser based command and control home network
US5659788A (en) Management system comprising a unified interface for integrating a plurality of different system management software tools
JPH08227350A (ja) カーソルを配置する方法及びデータ処理システム
US20080010608A1 (en) Apparatus and methods for ensuring visibility of display window
US6553414B1 (en) System used in plural information processing devices for commonly using peripheral device in network
EP0438016B1 (en) Method for cursor control of scrolling movements on certain computer workstations
JP3062575B2 (ja) プロセス監視システム
US20020158889A1 (en) Wireless display system for operating and monitoring plural personal computers
JP3442922B2 (ja) プラント監視制御装置
JP2000089818A (ja) 監視装置
US7293075B2 (en) Method and apparatus for operating a data processing system using multiple console views
JPH06102851A (ja) 複数画面表示装置
JPH05334272A (ja) 複数電子計算機システムの監視操作方法
JPH0793126A (ja) データ表示システム及びデータ表示制御方法
JPH11212632A (ja) 監視制御システム
JP3373932B2 (ja) システム構築方式
JPH10105499A (ja) クライアント/サーバシステムおよびクライアント/サーバシステムに使用されるプログラムを記録した記録媒体
JPH06341867A (ja) 監視制御装置
JP3392543B2 (ja) プラント監視装置
JPS61285531A (ja) 多機能アイコン制御装置
JPH08305651A (ja) 情報処理システム及びアプリケーションソフトウェア駆動方法
JPH06236335A (ja) 通信ネットワーク用端末装置及び通信ネットワーク用端末装置におけるメニュー表示方法
JPH11282799A (ja) コンソール遠隔操作装置
JPH08211928A (ja) 監視システム

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080512

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090512

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100512

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees