JPH11282799A - コンソール遠隔操作装置 - Google Patents

コンソール遠隔操作装置

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JPH11282799A
JPH11282799A JP10366998A JP10366998A JPH11282799A JP H11282799 A JPH11282799 A JP H11282799A JP 10366998 A JP10366998 A JP 10366998A JP 10366998 A JP10366998 A JP 10366998A JP H11282799 A JPH11282799 A JP H11282799A
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JP
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console
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personal computer
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JP10366998A
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Inventor
Hiromi Kaneko
浩美 金子
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TOKYO SYSTEM RESEARCH KK
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TOKYO SYSTEM RESEARCH KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パソコン等のコンソールに対する遠隔操作を
通常のパソコンが備えているハードウェア、ソフトウェ
ア資源で簡単に実現。 【解決手段】 第1のパソコン11にそのコンソール入
力を取得するコンソール入力取得手段36配置。取得さ
れた入力情報を通信路26を介し第2のパソコン12に
送信。送信されて来たコンソール入力をコンソール入力
切替手段46で第2パソコンのOS又はアプリケーショ
ンに取り込み。第2のパソコン12のコンソール出力を
コンソール出力取得手段22で取得。これを通信路26
を介して第1のコンピュータ11に送信。第1のコンピ
ュータのCRT14上で表示。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンソール遠隔操作
装置に関し、特に、複数台のコンピュータが稼働してい
る状況下で、夫々のコンソールで他のコンピュータのコ
ンソール入出力を相互に遠隔操作したり、1台のコンソ
ールで他のコンピュータのコンソール入出力を遠隔操作
したりするのに好適なコンソール遠隔操作装置に関す
る。なお、コンソールとは、CRT等の表示装置と、キ
ーボード、マウス等の入力装置とで構成されるものをい
う。
【0002】
【従来の技術】近年の情報処理技術の発展により、工場
やオフィスでは多数のコンピュータが稼働するようにな
った。このような状況下で、2台或いはそれ以上のコン
ピュータについて、夫々のコンソールで他のコンピュー
タのコンソール入出力を相互に遠隔操作したり、1台の
コンソールで他の1台又は複数台のコンピュータのコン
ソール入出力を遠隔操作出来るとしたなら都合が良い。
例えば、パソコン(パーソナルコンピュータ)教室で、
先生が手本を示したり、生徒の操作の手直しをするため
に、先生のパソコンのコンソールで生徒のパソコンのコ
ンソール入出力を遠隔操作したり、生徒からの先生への
質問や練習のため、生徒が先生のパソコンのコンソール
入出力を遠隔操作出来るとしたら都合が良い。
【0003】また、例えばソフトウェア開発に於て、現
在はターゲットマシン(開発対象コンピュータ)はその
マシンのコンソールで操作しているし、また、評価用マ
シン(デバッグ用コンピュータ)はそのマシンのコンソ
ールで操作をしているが、これを、例えば一方のマシン
のコンソールで他方のマシンのコンソールを相互に遠隔
操作したり、評価用マシンのコンソールでターゲットマ
シンのコンソールをも遠隔操作出来るようになっている
としたら、操作性が良く、作業能率が向上する。更に近
年はディスプレイが大型化されて来たし、その方が画面
が見やすくて疲労が少ないが、このような状況下で、若
しコンソール1台で複数台のコンピュータのコンソール
入出力を遠隔操作出来るとなれば、設置場所が少なくて
済み、利便性が向上する。コンソールの数が少ない分、
設備費用も大きくならないで済む。
【0004】更に、オフィスや工場で益々多数のコンピ
ュータが稼働するようになって来ているが、これらも、
コンピュータ相互間で、夫々のコンソールを使用して、
他方のコンソール入出力を操作出来るとしたら、例え
ば、夫々のコンピュータが制御している生産ラインの状
態を遠隔で制御したり、夫々のコンピュータのソフトウ
ェアを遠隔でメンテナンスしたりすることができ、能率
が向上する。
【0005】従来、このような目的に適用出来そうな技
術としては、例えばUNIXシステムでリモートログイ
ンという機能があった。このリモートログインによれ
ば、実際にそのコンソールが接続されたコンピュータか
ら、別のコンピュータを操作することが出来る。また、
特開昭61−265636公報には、共通バスを有する
メイン処理装置と、上記共通バスを介してメイン処理装
置に接続されるサブ処理装置と、これらの各処理装置の
それぞれに接続される入出力装置とから構成されたデー
タ処理装置に於て、メイン処理装置とサブ処理装置に第
1及び第2のコンソール制御部をそれぞれ接続すると共
に、上記第1或いは第2のコンソール制御部の一方に接
続されるコンソールと、このコンソールに他方のコンソ
ール制御部を結合する結合手段を設けるという技術が開
示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記UNIX
のリモートログインで操作可能なのは、コンピュータへ
の入出力の一部のみであり、コンピュータへの入出力情
報の全てが制御出来る訳ではない。また、特開昭61−
265636公報の技術を適用する場合には、メイン処
理装置とサブ処理装置の間、或いは夫々で実行されてい
るソフトウェアの間などで共通バス占有の受け渡し制御
が必要になるが、この制御は一般的でなく、このため市
販のパソコン同士には直ちには適用出来ない。また共通
バスは本数が多いので引き回しが煩雑であり、しかも雑
音が侵入し易くなるので僅かしか延長出来ないという難
点もある。
【0007】本発明の目的は、このような従来技術では
達成出来なかったパソコン等のコンソール入力の遠隔操
作、即ち、複数のコンピュータが存在する状況の下で、
例えば、相互のコンピュータを接続し、夫々のコンソー
ルを使用して夫々のコンピュータのコンソール入出力を
相互に遠隔操作したり、一台のコンソールで他の一台又
は複数台のコンピュータのコンソール入出力を遠隔操作
したりする処理を、パソコン等に通常備えられているハ
ードウェア、ソフトウェア資源で簡単に実現可能なコン
ソール遠隔操作装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため本発
明では、前記第1のコンピュータに配置されそのコンソ
ールによる入力を取得するコンソール入力取得手段と、
前記第1のコンピュータに配置され前記取得された入力
情報を通信路を介して前記第2のコンピュータに送信す
るコンソール入力送信手段と、前記第2のコンピュータ
に配置され前記送信されて来たコンソール入力を前記第
2のコンピュータのコンソール入力として取り込むコン
ソール入力取り込み手段と、前記第2のコンピュータに
配置され前記第2のコンピュータのコンソール出力を取
得するコンソール出力取得手段と、前記第2のコンピュ
ータに配置され前記取得されたコンソール出力を前記通
信路を介して前記第1のコンピュータに送信するコンソ
ール出力送信手段と、前記第1のコンピュータに配置さ
れ送信されて来たコンソール出力を前記第1のコンピュ
ータのコンソール出力手段に出力するコンソール出力処
理手段とを備える。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図示実施の
形態例に基いて説明する。図1に本発明の実施の形態例
100の全体像を示す。ここでは、第1パソコン11の
コンソール13で第2パソコン12のコンソール入出力
を遠隔操作することを想定しており、これを各パソコン
11,12上で稼働する能動側ソフトウェア21,受動
側ソフトウェア22によって実現している。
【0010】即ち、第1パソコン11は、CRT14、
キーボード16、マウス17を備えている。CRT14
がコンソール出力部分を担い、キーボード16、マウス
17がコンソール入力部分を担う(これらがコンソール
13を構成する。)。また、54は第2パソコン12の
CRT、56は同じくそのキーボード、57は同じくそ
のマウスであり、CRT54がコンソール出力部分を担
い、キーボード56、マウス57がコンソール入力部分
を担う(これらがコンソール53を構成する。)。
【0011】第1パソコン11では、Windows95 が稼働
している(Windows95は米国マイクロソフト社が提供し
ているオペレーティングシステム。以下、OSと称
す。)。このOS上で、本発明を実施するための能動側
ソフトウェア21が稼働する。また第2パソコン12上
でも同じOSが稼働しており、その上で、同じく本発明
を実施するための受動側ソフトウェア22が稼働してい
る。なお23はデータ通信ボードで、通信ケーブル26
を介して第2パソコンのデータ通信ボード24と接続さ
れている。これらデータ通信ボード23,24は、第1
パソコン11と第2パソコン12との間でデータ通信が
可能であれば何でも良く、例えば、LANで接続するな
ら、所謂LANボードが使用出来る。
【0012】上記能動側ソフトウェア21、受動側ソフ
トウェア22、及びOSの機能の詳細を図2に示す。既
に説明をした部分には同じ符号を付し、説明を略す。図
に於て、31,41はコンソール入力制御部で、キーボ
ード16,56、マウス17,67からの入力を取り込
む。この処理は主としてOSのBIOS部分が実行す
る。
【0013】32,42は主処理部で、そのときコンソ
ール13,53から入力されたコマンド等に対応した各
種処理を実行する。この処理はOSのうちの主としてコ
マンドプロセッサの部分と、このOS上で稼働している
各アプリケーションプログラムが実行する。33,43
はコンソール出力制御部で、処理結果をCRT14,5
4に出力する。これも主としてOSのBIOS部分が実
行する。34,44は通信制御部で、通信ケーブル26
を介して双方向のデータ通信を行なう。この処理は、図
1に示したデータ通信ボード23,24と、これを制御
しているOSのBIOS部分が主として実行する。
【0014】36はコンソール入力取得部であり、キー
ボード16、マウス17からのコンソール入力のうち第
2パソコン12に向けられるべきデータを取得し、通信
制御部34を介して第2パソコン12に送信する。な
お、このコンソール入力取得部36、及びこのあとに説
明する図2の各構成部分は、主として能動側ソフトウェ
ア21或いは受動側ソフトウェア22によって実現され
る。これらが、いわば本発明の実施にあたってパソコン
等に新たに追加される部分となる。
【0015】第2パソコン12に送られたデータは通信
制御部44で受信され、コンソール入力切替部46に供
給される。コンソール入力切替部46は、通常の第2パ
ソコン12自身のコンソール53からの入力と同様に、
この第1パソコン11からのコンソール入力を主処理部
42に供給する。これに応動して主処理部42は所要の
処理を実行する。この処理によって出力される画像(コ
ンソール出力)は、コンソール出力制御部43に送ら
れ、この第2パソコン12のCRT54に通常どおり表
示される。更に、このコンソール出力は、コンソール出
力取得部47で取得され、通信制御部44を介して第1
パソコン11に送られる。
【0016】第1パソコン11に送られて来た第2パソ
コン12の出力画像(画面データ)は、コンソール出力
合成部37にて第1パソコン11の出力画像と合成され
る。そして、コンソール出力制御部33に供給され、C
RT14に表示される。なおこの場合、第2パソコン1
2の出力画像を第1パソコンのCRT14上でどう表示
するかは任意であり、OSのウィンドウ操作機能を利用
して使用者が設定する。具体的には、例えば、第1パソ
コンのCRT14の画面全部を使用して第2パソコン1
2の出力画像を表示しても良いし、第1パソコン11の
出力画像の一部に形成したウィンドウ内に表示をしたり
しても良い。
【0017】以下、能動側、受動側の各ソフトウェア2
1,22で実現される各部の動作について説明する。ま
ず、能動側ソフトウェア21は、コンソール入力取得部
36でのキーボード入力情報やマウス入力情報の取得、
通信制御部34(データ通信ボード23)によるこれら
データの第2パソコン12への送信、コンソール出力合
成部37での第1パソコン11の出力画像と第2パソコ
ン12の出力画像の合成等を実行する。
【0018】キーボード入力情報(コンソール入力)の
取得手順例を図3に示す。これはコンソール入力取得部
36によって実行される。キーボード16が押される
と、OSからメッセージが発行される(S11,S1
2)。そこで能動側ソフトウェア21内にこのメッセー
ジ用のハンドラを構築しておき、これでこのとき入力さ
れたキーコードを取得する(S13)。取得したキーコ
ードは、通信制御部34を介し第2パソコン12に送信
する(S14)。
【0019】マウス操作情報の取得手順例を図4に示
す。これも同じコンソール入力取得部36によって実行
される。マウス17が操作されると、その動作に従って
OSからメッセージが発行される(S21,S22)。
そこで能動側ソフトウェア21内にこのメッセージ用の
ハンドラを構築しておき、これでこのときのマウス17
の操作情報を取得する(S23)。これを同じように通
信制御部34を介し、第2パソコン12に送信する(S
24)。
【0020】CRT14への第2パソコン12の出力画
像の表示手順例を図5に示す。この処理はコンソール出
力合成部37によって実行される。先ず第2パソコン1
2の出力画像のビットマップデータは、通信制御部34
で受信される(S31)。このビットマップデータは、
OSが提供する BitBlt 機能により、第1パソコンのC
RT14のウィンドウに表示される(S32)。
【0021】受動側ソフトウェア22で実現される各部
の動作について説明する。受動側ソフトウェア22は、
コンソール入力切替部46での処理(第1パソコン11
から送信されたキーボード入力情報及びマウス操作情報
をOSに送る処理)と、コンソール出力取得部47での
処理(第2パソコン12の出力画像データを取得する処
理)、通信制御部44(データ通信ボード24)による
出力画像データの第1パソコン11への送信等を実行す
る。
【0022】これら処理のうち、送信されて来たキーコ
ード取り込みの手順例を図6に示す。この処理はコンソ
ール入力切替部46で実行される。即ち第1パソコン1
1から送信されて来たキーボード入力情報(キーコー
ド)は、通信制御部44(データ通信ボード24)で受
信される(S41)。受信されたキーボード入力情報
は、"keybd_event"関数を使用してOSに送られる(S
42。"keybd_event"は、Windows95が提供する関
数。)。これでそのときアクティブになっているアプリ
ケーションプログラムに当該キーコードが渡される。
【0023】マウス操作情報の取り込み手順例を図7に
示す。これも同じコンソール入力切替部46によって実
行される。即ち第1パソコン11からのマウス操作情報
は同じく通信制御部44で受信される(S51)。受信
されたマウス操作情報は、"mouse_event"関数を使用し
てOSに送られる(S52。"mouse_event"も、Windows
95が提供する関数。)。これで、現在アクティブになっ
ているアプリケーションプログラムにマウス操作情報が
渡される。
【0024】第2パソコン12の出力画像データの取得
手順例を図8に示す。この処理はコンソール出力取得部
47によって実行される。先ず取得する第2パソコン1
2の出力画像のビットマップデータを格納するためメモ
リバッファを用意する。ここにOSが提供する BitBlt
機能を利用して、第2パソコン12の出力画像のビット
マップデータを取得する(S61)。これを通信制御部
44を使用して第1パソコン11に送信する(S6
2)。送信されたビットマップデータは、前述のとお
り、第1パソコンのコンソール出力合成部37で処理さ
れ(図5のS31,S32)、CRT14に表示され
る。
【0025】以上の各処理で、第2パソコン12のコン
ソール入出力を、第1パソコンのコンソール13で遠隔
操作出来る。
【0026】なお、このように、ここでの実施の形態例
100は、第1のコンピュータのコンソール13で第2
のコンピュータ12のコンソール入出力を遠隔操作する
ものであった。第1のコンピュータ11、第2のコンピ
ュータ12のコンソール13,53夫々によって、相手
方コンソール入出力を相互に遠隔操作しても良い。この
場合は、第1のコンピュータ11、第2のコンピュータ
12双方が、能動側ソフトウェア21、受動側ソフトウ
ェア22を共に備えれば良い。
【0027】更に、本発明は3台以上のコンピュータに
関しても同様に実施出来る。この場合、実施の形態例1
00のように1台のコンソールで他の複数のコンピュー
タのコンソール入出力を遠隔操作しても良く、これら3
台以上のコンピュータの夫々のコンソールを使用して、
相互に他のコンピュータのコンソール入出力を遠隔操作
しても良い。
【0028】なお、請求項に記載した構成について、念
のため対応関係を説明しておくと、先ず実施の形態例1
00の第1パソコン11が請求項にいう第1のコンピュ
ータ、第2パソコン12が請求項にいう第2のコンピュ
ータに相当する。尤も、これら第1,第2の語は相対的
なもので、そのコンソール(ここではコンソール13)
が操作される側(能動側)が請求項にいう第1のコンピ
ュータ、これによって遠隔操作される側(受動側)が請
求項にいう第2のコンピュータである。
【0029】遠隔操作は各コンピュータ間で相互に行な
うことも出来る。この場合は、各コンピュータが第1の
コンピュータであり且つ第2のコンピュータである。従
ってこのときは、請求項にいう手段の全部が、1台1台
のコンピュータに配置される。請求項にいう各手段は、
このように定義付けされる第1,第2の各コンピュータ
に配置される。
【0030】また、コンソール入力取得部36が請求項
にいうコンソール入力取得手段に相当する。同様に、通
信制御部34及びデータ通信ボード23がコンソール入
力送信手段に相当する。コンソール入力切替部46がコ
ンソール入力取り込み手段に相当する。コンソール出力
取得部47がコンソール出力取得手段に相当する。通信
制御部44及びデータ通信ボード24がコンソール出力
送信手段に相当する。コンソール出力合成部37がコン
ソール出力処理手段に相当する。
【0031】また、実施の形態例100では Windows95
が提供する機能を利用した。コンソール入力及びコン
ソール出力を取得できるものなら、他のオペレーティン
グシステム等を利用することも出来る。更に、第1のコ
ンピュータと第2のコンピュータ上で、異なるオペーレ
ーティングシステムが稼働している場合も本発明を実施
出来る(例えば、一方にWindows95、他方にWindowsNT
(これも米国マイクロソフト社が提供するオペレーティ
ングシステム))。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、Window
s95,LANボードなど、現在既に多数出回っているソ
フトウェア、ハードウェア資源をその儘利用可能な形
で、第2のコンピュータのコンソール入出力の全てを、
第1のコンピュータのコンソールで遠隔制御出来るよう
にした。従って、例えば1台のコンソールで他の1台又
は複数台のパソコンのコンソール入出力を遠隔操作した
り、複数台のパソコン間で、夫々のコンソールを使用し
て相互に他のパソコンのコンソール入出力を遠隔操作し
たりすることが出来る。
【0033】これにより、パソコン教室や、プログラム
開発に於て、或いは工場や事務所に於て、複数台のコン
ピュータが同時に使用されている状況下で、それらの操
作性を大幅に改善することが出来る。また、コンソール
を1台だけとし、これで全てのコンピュータのコンソー
ル入力を遠隔制御する場合、或いはコンソールの数をコ
ンピュータ本体の数より少ない数として、これらで全て
のコンピュータのコンソール入力を遠隔制御する場合
は、昨今のディスプレイの大型化の流れの中で、その設
置場所を節約することができる。装置コストも節約する
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例100の全体像を示すブ
ロック図。
【図2】本発明の実施の形態例100の詳細を示すブロ
ック図。
【図3】コンソール入力取得部によるキーボード入力デ
ータの取得手順例を示すフローチャート。
【図4】コンソール入力取得部によるマウス操作情報の
取得手順例を示すフローチャート。
【図5】コンソール出力合成部によって実行されるCR
Tへの第2パソコン12の画面表示の手順例を示すフロ
ーチャート。
【図6】コンソール入力切替部で実行されるキーコード
取り込みの手順例を示すフローチャート。
【図7】コンソール入力切替部によって実行されるマウ
ス操作情報の取り込み手順例を示すフローチャート。
【図8】コンソール出力取得部によって実行される第2
パソコン12の出力画像データの取得手順例を示すフロ
ーチャート。
【符号の説明】
11…第1パソコン 12…第2パソ
コン 13,53…コンソール 14,54…C
RT 16,56…キーボード 17,57…マ
ウス 21…能動側ソフトウェア 22…受動側ソ
フトウェア 23,24…データ通信ボード 26…通信ケー
ブル 31,41…コンソール入力制御部 32,42…主
処理部 33,43…コンソール出力制御部 34,44…通
信制御部 36…コンソール入力取得部 37…コンソー
ル出力合成部 46…コンソール入力切替部 47…コンソー
ル出力取得部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のコンピュータのコンソールを使用
    して第2のコンピュータのコンソール入出力を遠隔操作
    するコンソール遠隔操作装置であって、前記第1のコン
    ピュータに配置されそのコンソールによる入力を取得す
    るコンソール入力取得手段と、前記第1のコンピュータ
    に配置され前記取得された入力情報を通信路を介して前
    記第2のコンピュータに送信するコンソール入力送信手
    段と、前記第2のコンピュータに配置され前記送信され
    て来たコンソール入力を前記第2のコンピュータのコン
    ソール入力として取り込むコンソール入力取り込み手段
    と、前記第2のコンピュータに配置され前記第2のコン
    ピュータのコンソール出力を取得するコンソール出力取
    得手段と、前記第2のコンピュータに配置され前記取得
    されたコンソール出力を前記通信路を介して前記第1の
    コンピュータに送信するコンソール出力送信手段と、前
    記第1のコンピュータに配置され送信されて来たコンソ
    ール出力を前記第1のコンピュータのコンソール出力手
    段に出力するコンソール出力処理手段とを備えたことを
    特徴とするコンソール遠隔操作装置。
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