JPH10105499A - クライアント/サーバシステムおよびクライアント/サーバシステムに使用されるプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

クライアント/サーバシステムおよびクライアント/サーバシステムに使用されるプログラムを記録した記録媒体

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JPH10105499A
JPH10105499A JP9168787A JP16878797A JPH10105499A JP H10105499 A JPH10105499 A JP H10105499A JP 9168787 A JP9168787 A JP 9168787A JP 16878797 A JP16878797 A JP 16878797A JP H10105499 A JPH10105499 A JP H10105499A
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JP9168787A
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Inventor
Hirotaka Hara
裕貴 原
Nobuyuki Kanetani
延幸 金谷
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クライアント側に置かれたモジュールを完全
にアプリケーションに対して独立し、また、クライアン
ト・サーバ間の通信量を少なくすること。 【解決手段】 3階層システムにおけるプレゼンテーシ
ョン層をビューモジュール1aとコントロールモジュー
ル2aに分離する。クライアント1のビューモジュール
1aは画面上の各ウィンドウW1〜Wnに対応してお
り、画面上の操作に従ってコマンドや文字列をサーバ2
のコントロールモジュール2aに渡す。コントロールモ
ジュール2aは、各ウィンドウW1〜Wnから送られて
きたコマンドや文字列を解釈して、必要に応じてファン
クション層3のサービスを起動する。また、コントロー
ルモジュール2aはウィンドウW1〜Wnの遷移の管理
等を行う。なお、WWWブラウザ等を利用してインター
ネット等を介してサーバ6等からクライアント1側にビ
ューモジュール1aを転送することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウィンドウ等のグ
ラフィック・インタフェースを持つクライアントマシン
と、RDB(リレーショナル・データベース)等の情報
と、それに対するサービスを持つサーバマシンから構成
されるクライアント/サーバシステムおよび該ライアン
ト/サーバシステムに使用されるプログラムを記録した
記録媒体に関し、特に本発明は、クライアント/サーバ
間の通信量を少なくでき、また、クライアント側のモジ
ュールをアプリケーションから完全に独立にすることが
できるクライアント/サーバシステムおよび該ライアン
ト/サーバシステムに使用されるプログラムを記録した
記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ネットワーク環境におけるコンピュータ
システムは、従来の中央集中型のホストと端末という形
態から、クライアント/サーバ型に変化した。しかし、
分散システムの大規模化にともない、クライアントの負
荷が大きい、クライアント/サーバ間の通信量が多い等
の問題点が生じてきている。そこで、これらの問題に対
処するため、プレゼンテーション層/ファンクション層
/データ層からなる3層アーキテクチャが提案され、実
際にシステムも構築されている。
【0003】図8は上記した3階層システムの構成を示
す図である。同図において、50はクライアント、60
はサーバである。クライアント50には、プレゼンテー
ション層51が設けられており、プレゼンテーション層
51は各ウィンドウWを制御したり、各ウィンドウW間
の遷移を制御するウィンドウ制御部51aと、サーバ6
0のファンクション層61との通信を行うインタフェー
ス部51bから構成されている。サーバ60には、ファ
ンクション層61とデータ層62が設けられており、フ
ァンクション層61は、上記プレゼンテーション層51
と通信を行うインタフェース部61aと各種アプリケー
ションプログラムを実行するアプリケーション・モジュ
ール61bから構成されている。また、データ層62
は、データ62bと、該データ62bにアクセスを行う
ためのデータアクセス・モジュール62aから構成され
ている。
【0004】上記した3階層システムは、GUI(グラ
フィカル・ユーザ・インタフェース)モジュールと業務
ロジックモジュール(アプリケーション・モジュール)
が分かれるので、従来のアプリケーション・モジュール
をクライアント側に配置した2階層システムと較べ、ク
ライアント/サーバ間の通信量が少なく、開発が容易で
あり、システムの変更にも容易に対応できるといった特
徴を持つ。
【0005】しかしながら、上記3階層アーキテクチャ
でも、クライアント50側に置かれるプレゼンテーショ
ン層51はサーバ60側に置かれるファンクション層6
1と通信を行うので、業務内容に依存せざるを得ず、シ
ステム変更やインターネットでの運用において問題が生
ずる。すなわち、プレゼンテーション層51は通常クラ
イアント50側に配置され、このモジュールがファンク
ション層61に出す内容は、どうしてもアプリケーショ
ンに依存する。このため、アプリケーションが変更され
た場合、それに応じてクライアント側のGUIも変更せ
ざるを得ず、システムの変更に対して影響を受けやす
い。
【0006】また、インターネットを用いてクライアン
ト/サーバシステムを構築することを考えた場合、近年
JAVA等を用いてサーバからプログラムを送ってクラ
イアント上で実行する方式が注目されているが、インタ
ーネットを介して送られた汎用的なプログラムを実行す
る場合、アプリケーションに依存するモジュールをクラ
イアント側におくのは、システムの維持などの点から好
ましくない。
【0007】一方、近年、全くアプリケーションに依存
しないウィンドウ・システムとして、Xウィンドウ・シ
ステムが提案されている。図9は上記したXウィンドウ
・システムの構成を示す図である。同図において、70
はXサーバ、80はクライアントである(Xウィンドウ
・システムでは上記図8のクライアント50、サーバ6
0に相当するものがそれぞれXサーバ70、クライアン
ト80である)。Xウィンドウ・システムにおいて、X
サーバ70はウィンドウを生成し表示画面上に表示させ
たり、キーボード、マウス入力を処理する。また、クラ
イアント80側にはアプリケーション・モジュールが置
かれており、クライアント80はXサーバ70に対して
ウィンドウの生成を要求したり、図形出力の要求をす
る。
【0008】これらの要求は、クライアント・サーバ間
の基本メッセージであるXプロトコルによりXサーバ7
0に転送される。上記Xプロトコルには、クライアント
80からXサーバ70に転送される「リクエスト」、X
サーバ70からクライアント80に転送される「リプラ
イ」、「イベント」、「エラー」の4種類がある。クラ
イアント80のアプリケーションは、直接上記Xプロト
コルをハンドリングするのではなく、Klibというラ
イブラリの関数をコールし、コールされたKlibがX
プロトコルを発行する。
【0009】図10は上記Xウィンドウ・システムにお
けるXサーバ70とクライアント80間における通信を
説明する図であり、同図に示すように、Xサーバ70か
ら、マウスクリック、文字入力等のイベントが入力され
ると、クライアント80はこれらのイベントに応答し
て、新規ウィンドウオープン、文字表示等のリクエスト
をXサーバ70に返し、Xサーバ70はこれに対応した
所定の処理を行う。
【0010】上記したXウィンドウ・システムにおいて
は、表示画面にウィンドウを表示したりキーボード入力
等のデバイスに依存する操作はXサーバ70が担当する
ため、クライアント側のアプリケーションはデバイスに
依存することがない。また、Xサーバ70側のOSやハ
ードウエアに依存した動作はXサーバ70が処理を担当
するため、クライアント80は一般に相手システムがX
プロトコルを理解できさえすれば、OSやベンダに依存
せずにプログラムを書くことができるといった特徴を持
っている。
【0011】しかしながら、Xウィンドウ・システムが
提供するイベントは図10に示したように、マウスクリ
ックとか、文字入力等の非常に低いレベルの情報なの
で、クライアント80とXサーバ70間に多くの通信が
生ずる。また、Xサーバ側ではこれらのイベント列を解
釈する必要があるので、アーキテクチャとして複雑とな
り、GUIが変更されると多くの変更を行う必要が生ず
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、図8に
示した3階層システムは、クライアント側に置かれたモ
ジュールがアプリケーションに依存するため、システム
変更やインターネットでの運用において問題点があっ
た。また、図9に示したXウィンドウ・システムは、ク
ライアント80とXサーバ70間に多くの通信が生じ、
また、アーキテクチャとして複雑でありGUIの変更に
伴い、多くの変更が生ずるといった問題点があった。
【0013】本発明は上記した事情に鑑みなされてもの
であって、その目的とするところは、クライアント側に
置かれたモジュールを完全にアプリケーションに対して
独立させ、また、クライアント・サーバ間の通信量を少
なくすることである。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
あり、本発明においては同図に示すように従来の3階層
システムにおけるプレゼンテーション層を、ビューモジ
ュールとコントロールモジュールに分離する。同図にお
いて、1はクライアント、1aはビューモジュール、W
1〜Wnはウィンドウ(ビュー)、2はサーバ、2aは
コントロールモジュール、3はファンクション層、4は
データ層である。
【0015】同図において、ビューモジュール1aは画
面上の各ウィンドウW1〜Wnに対応しており、画面上
の操作に従って、コマンドや文字列をコントロールモジ
ュール2aに渡す。ここで、各ウィンドウW1〜Wnは
そこでの操作が何を意味しており、どのように使われる
のか一切知らなくてよい。このため、ビューモジュール
1aはアプリケーションに依存せずに作成することがで
きる。また各ウィンドウW1〜Wnは自分自身の動作の
みについて知っていればよく、ウィンドウ間の遷移など
については知る必要はない。また、コントロールモジュ
ール2aは、各ウィンドウW1〜Wnから送られてきた
コマンドや文字列を解釈して、必要に応じてファンクシ
ョン層3のサービスを起動する。また、コントロールモ
ジュール2aはウィンドウW1〜Wnを束ねてその遷移
の管理を行う。
【0016】このような構成とすることにより、クライ
アント1上のビューモジュール1aは完全にアプリケー
ションから独立になるので、システムの設計が容易とな
り、また、変更に対しても容易に対応できる。なお、図
1においては、コントロールモジュール2aをサーバ2
側に置いているが、コントロールモジュール2aをクラ
イアント1側においても、上記と同様な効果が得られ
る。一方、JAVA等を用いてインターネット上でクラ
イアント1にプログラムを送る場合にも、クライアント
1側はアプリケーションから独立しているため、容易に
対応することができる。
【0017】さらに、図1に示すように、WWW(Worl
d Wide Web)ブラウザ5のようなインターネット等のネ
ットワークを介してクライアント1側にプログラムを転
送する機能を利用することにより、インターネット等を
介してサーバ6(サーバ2と同じサーバでもよい)等か
ら、クライアント1側にビューモジュール1aを転送す
ることもできる。このようにすることにより、クライア
ント1側に予めビューモジュール1aが用意されていな
くても、実行時、ビューモジュール1aをクライアント
1に転送できるので、本発明のシステムの適用範囲を一
層拡大することができる。
【0018】本発明は上記点に基づきなされたものであ
り、次のようにして前記課題を解決する。 (1)ウィンドウ等のグラフィク・インタフェースもし
くはテキスト・インタフェースを持つクライアント・マ
シンと、データとそれに対するサービス機能を備えたサ
ーバマシンから構成されるクライアント/サーバシステ
ムにおいて、各ウィンドウの制御を行うビューモジュー
ルと、ウィンドウ間の制御とアプリケーションモジュー
ルが置かれたファンクション層との通信を行うコントロ
ールモジュールとを分離する。 (2)上記(1)において、ビューモジュールをクライ
アント側に配置し、コントロールモジュールをサーバ側
に配置する。 (3)上記(1)(2)おいて、クライアントにモジュ
ールの転送を依頼する手段を設け、該手段を利用して、
実行時、ネットワークを介してビューモジュールをサー
バからクライアントに転送する。
【0019】
【発明の実施の形態】図2は本発明の実施例のシステム
の構成を示す図である。同図において、10はクライア
ントであり、クライアント10には、各ウィンドウW1
〜Wnに対応するビューモジュール11が置かれてい
る。20はサーバであり、サーバ20にはコントロール
モジュール21と、ファンクション層22と、データ層
23が置かれている。コントロールモジュール21に
は、ビューモジュール11の各ウィンドウW1〜Wnに
対応して創成されるコントロール21a、ウィンドウ制
御部21bとが設けられ、ウィンドウ制御部21bによ
りビューモジュール11のウィンドウW1〜Wnの動
作、およびその遷移が制御される。
【0020】また、コントロールモジュール21に設け
られたインタフェース部21cによりファンクション層
22との通信が行われる。ファンクション層22には上
記インタフェース部21cと通信を行うインタフェース
部22aと、各種業務処理を行うアプリケーション・モ
ジュール22bが置かれており、アプリケーション・モ
ジュール22bはデータ層23のデータアクセスモジュ
ール23aを介してデータ23bにアクセスする。
【0021】図3は図2に示したシステムの動作を説明
する図であり、同図により図2のシステムの動作を説明
する。まず、システムを立ち上げると、クライアント1
0の画面上には、各種作業を選択するためのトップウィ
ンドウが表示される。作業者がトップウィンドウのメニ
ューから作業を指定すると、作業表示がサーバ20のコ
ントロールモジュール21に送られ、コントロールモジ
ュール21は作業表示指示に応じて作業ウィンドウオー
プンの応答と、作業内容に応じたビューモジュールをク
ライアント側に送る。また、それに対応したコントロー
ル21aを創成する。これにより、クライアント10の
表示画面上には上記作業ウィンドウが開く。
【0022】これに応じて、作業者は上記作業ウィンド
ウ上でキーボード、マウス等を使用した文字編集作業を
行う。これらの編集処理はクライアント10のビューモ
ジュール11上で行われ、上記操作内容はコントロール
モジュール21へは送られない。上記のような編集処理
が終了すると、クライアント10のビューモジュール1
1からサーバ21のコントロールモジュール21に対し
て編集処理の終了を示す文字列(コマンド)が送られ
る。ここで、ビューモジュール11は上記編集終了通知
を文字列として認識しているだけであり、その操作が何
を意味するのか、またどのように使われるのか意識しな
い。コントロールモジュール21のコントロール21a
は上記文字列が通知されると、送られてきた文字列(コ
マンド)を解釈してそれに対応した処理を行い、必要に
応じてファンクション層22のサービスを起動する。
【0023】図4、図5は本実施例のシステムにおいて
クライアント側の表示装置に表示される画面の一例を示
す図、図6はそのときのクライアントおよびサーバの動
作を説明する図であり、図4、図5、図6により本発明
の実施例のシステムの適用例を説明する。なお、図4、
図5における(a)〜(d)は図6の(a)〜(d)に
それぞれ対応する。
【0024】システムを立ち上げると、まず、クライア
ント10の表示装置10に図4(a)に示すトップウィ
ンドウが表示され、これに応じて、図6に示すようにサ
ーバ20にはトップウィンドウに対応したコントロール
が創成される。トップウィンドウの上部には図4(a)
に示すようにメニューが表示され、該メニューの「ウィ
ンドウ」の中から「ログイン」を選択しパスワード等を
入力すると、図6に示すようにサーバ20のトップウィ
ンドウのコントロールによりワークリストのビューが生
成されるとともに、ワークリストに対応したコントロー
ルが創成される。
【0025】それに応じて、クライアント10の表示装
置には、図4(a)に示すように現在作業者に割り当て
られている作業内容を示すワークリストが表示される。
ここで、上記ワークリストに表示された作業を実行する
ため、図4(b)に示すようにプルダウンメニューの
「開始」を選択すると、「開始」という文字列がサーバ
20に送られる。これに応じて、サーバ20には、作業
ウィンドウのコントロールが創成され、また、サーバ2
0の作業ウィンドウのコントロールが作業ウィンドウの
ビューをクライアントに転送する(図6)。これに応じ
て、クライアント10の表示装置には図5(c)に示す
ように、作業ウィンドウが表示される。
【0026】作業者は、上記作業ウィンドウ上の必要な
項目に入力し編集作業等を行う。この処理はクライアン
ト10の作業ウィンドウ上で行われ、この間クライアン
ト、サーバ間で通信は行われない。作業ウィンドウ上で
の作業が終了し、図5(d)に示すように作業者がプル
ダウンメニューの「終了」を選択すると、図6に示すよ
うに作業ウィンドウ上の編集結果がサーバ20に転送さ
れる。これに応じて、サーバ20の作業ウィンドウのコ
ントロールは編集結果を処理し、必要に応じてファンク
ション層のサービスを起動する。また、作業ウィンドウ
のコントロールがクライアント10の作業ウィンドウを
閉じ、ついで、サーバ20のトップウィンドウのコント
ロールが作業ウィンドウのコントロールを消去する。
【0027】ここで、クライアント20の各ウィンドウ
は、各ウィンドウ内における表示の制御を行うが、前記
したように各ウィンドウで行われる操作が何を意味し、
サーバに転送される文字列(コマンド)が何を意味して
いるか知る必要はない。またウィンドウ間の遷移等につ
いても知る必要がない。一方、サーバ20の各コントロ
ールは、クライアント10から転送された文字列を解釈
実行するだけであり、クライアント10の各ウィンドウ
における表示内容を知る必要はない。
【0028】以上のように、本実施例においては、ビュ
ーモジュール11とコントロールモジュール21をそれ
ぞれクライアント側とサーバ側に設け、ビューモジュー
ルにより各ウィンドウの制御を行い、コントロールモジ
ュールによりウィンドウ間の制御とファンクション層と
の通信を行うようにしたので、クライアント上のビュー
モジュールをアプリケーション独立とすることができ
る。また、各ウィンドウ上での作業を各ウィンドウ内で
処理し、ウィンドウを閉じるときその作業内容をサーバ
側に転送するようにしたので、クライアントとサーバ間
の通信量を少なくすることができる。
【0029】図7は本発明の他の実施例を示す図であ
り、同図はインターネットを介してクライアント側にビ
ューモジュールを転送する実施例を示している。同図に
おいて、10はクライアントであり、クライアント10
はWWWブラウザのようなインターネットを介してプロ
グラムの転送を依頼する手段を備えている。20はサー
バであり、サーバ20は前記したように、コントロール
層、ファンクション層、データ層を備えている。30は
WWWサーバであり、WWWサーバにはトップウィンド
ウのビューモジュール1aが置かれている。
【0030】同図において、クライアント10の表示画
面上にウィンドウを開くには、まずWWWブラウザによ
り、WWWサーバ30にアクセスし(同図)、WWW
サーバからクライアント10にJAVAアプレット(上
記ビューモジュール)を送信する(同図)。クライア
ント10に上記ビューモジュール(トップウィンドウに
対応するビューモジュール)が送られると、送信された
ビューモジュールにより、クライアント10とサーバ2
0との通信路が確立するとともに、クライアント10の
表示画面上にトップウィンドウが表示される。
【0031】作業者が上記トップウィンドウの作業メニ
ューを選択すると、サーバ20のコントロールモジュー
ル21と接続が行われ、前記したようにクライアント1
0の表示画面上に作業ウィンドウが開くとともに、コン
トロールモジュール21には対応したコントロール21
aが創成される。以下、クライアント10とサーバ20
間で前記したような手順で処理が行われ所望の作業が実
行される。上記構成とすることにより、クライアント1
0側にトップビューが置かれていなくても、クライアン
ト10がインターネット等のネットワークを介してプロ
グラムの転送を依頼する機能(例えばWWW2ブラウザ
等)を備えていれば、本発明のシステムを利用すること
ができ、本システムの適用範囲を拡大することができ
る。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、以下の効果を得ることができる。 (1)従来の3階層システムにおけるプレゼンテーショ
ン層を、ビューモジュールとコントロールモジュールに
分離し、ビューモジュールにより各ウィンドウの制御を
行い、コントロールモジュールによりウィンドウ間の制
御とファンクション層との通信を行うようにしたので、
クライアント上のビューモジュールをアプリケーション
独立とすることができる。また、各ウィンドウ上での作
業を各ウィンドウ内で処理しているので、クライアント
とサーバ間の通信量を少なくすることができる。このた
め、システムの設計が容易となり、また、変更に対して
も容易に対応できる。また、インターネット等のネット
ワークを介してクライアントにプログラムを送る場合に
も、クライアント側はアプリケーションから独立してい
るため、容易に対応することができる。
【0033】(2)インターネット等のネットワークを
介してクライアント側にモジュールを転送する機能を利
用することにより、インターネット等を介してサーバか
らクライアント側にビューモジュールを転送することが
できる。このため、クライアント側に予めビューモジュ
ールが用意されていなくても、本発明のシステムを利用
することができ、本発明のシステムの適用範囲を一層拡
大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の実施例のシステムの構成を示す図であ
る。
【図3】図2のシステムの動作を説明する図である。
【図4】本発明のシステムの適用例の表示画面の一例を
示す図である。
【図5】本発明のシステムの適用例の表示画面の一例を
示す図(続き)である。
【図6】図4、図5の動作を説明する図である。
【図7】ネットワークを介してビューモジュールを転送
する実施例を示す図である。
【図8】従来の3階層システムの構成を示す図である。
【図9】従来のXウィンドウ・システムの構成を示す図
である。
【図10】Xウィンドウ・システムの動作を説明する図
である。
【符号の説明】
1 クライアント 1a ビューモジュール 2 サーバ 2a コントロールモジュール 3 ファンクション層 4 データ層 5 プログラムの転送を依頼する手段 6 サーバ 10 クライアント 11 ビューモジュール 20 サーバ 21 コントロールモジュール 21a コントロール 21b ウィンドウ制御部 21c インタフェース部 22 ファンクション層 22a インタフェース部 22b アプリケーション・モジュール 23 データ層 23a データアクセスモジュール 23b データ 30 WWWサーバ W1〜Wn ウィンドウ(ビュー)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウィンドウ等のグラフィク・インタフェ
    ースもしくはテキスト・インタフェースを持つクライア
    ント・マシンと、データとそれに対するサービス機能を
    備えたサーバマシンから構成されるクライアント/サー
    バシステムにおいて、 各ウィンドウの制御を行うビューモジュールと、 ウィンドウ間の制御とアプリケーションモジュールが置
    かれたファンクション層との通信を行うコントロールモ
    ジュールとを分離して設けたことを特徴とするクライア
    ント/サーバシステム。
  2. 【請求項2】 ビューモジュールをクライアント側に配
    置し、コントロールモジュールをサーバ側に配置したこ
    とを特徴とする請求項1のクライアント/サーバシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 クライアントにモジュールの転送を依頼
    する手段を設け、該手段を利用して、実行時、ネットワ
    ークを介してビューモジュールをサーバからクライアン
    トに転送することを特徴とする請求項1または請求項2
    のクライアント/サーバシステム。
  4. 【請求項4】 ウィンドウ等のグラフィク・インタフェ
    ースもしくはテキスト・インタフェースを持つクライア
    ント・マシンと、データとそれに対するサービス機能を
    備えたサーバマシンから構成されるクライアント/サー
    バシステムに使用されるプログラムを記録した記録媒体
    であって、 上記プログラムは、各ウィンドウの制御を行うビューモ
    ジュールと、 ウィンドウ間の制御とアプリケーションモジュールが置
    かれたファンクション層との通信を行うコントロールモ
    ジュールとが分離されて構成されることを特徴とするプ
    ログラムを記録した記録媒体。
  5. 【請求項5】 ビューモジュールがクライアント側に配
    置されるプログラムであり、コントロールモジュールが
    サーバ側に配置されるプログラムであることを特徴とす
    る請求項4のプログラムを記録した記録媒体。
JP9168787A 1996-08-01 1997-06-25 クライアント/サーバシステムおよびクライアント/サーバシステムに使用されるプログラムを記録した記録媒体 Pending JPH10105499A (ja)

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JP9168787A JPH10105499A (ja) 1996-08-01 1997-06-25 クライアント/サーバシステムおよびクライアント/サーバシステムに使用されるプログラムを記録した記録媒体

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8-203574 1996-08-01
JP20357496 1996-08-01
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007035069A (ja) * 2006-10-20 2007-02-08 Fujitsu Ltd 業務処理システム、wwwサーバ、業務処理方法、および記録媒体
US7228499B1 (en) 2000-02-29 2007-06-05 Fuji Xerox Co., Ltd. Processor with separately configured display control file, CGI scripts, and processing program
JP2013058163A (ja) * 2011-09-09 2013-03-28 Forum8 Co Ltd 管理システム、管理サーバ、クラウドシステム、及びプログラム

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