JPH051914U - アクテイブコントロール空調装置 - Google Patents

アクテイブコントロール空調装置

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JPH051914U
JPH051914U JP013437U JP1343791U JPH051914U JP H051914 U JPH051914 U JP H051914U JP 013437 U JP013437 U JP 013437U JP 1343791 U JP1343791 U JP 1343791U JP H051914 U JPH051914 U JP H051914U
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JP
Japan
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air conditioner
sound
noise
sensor microphone
main control
Prior art date
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Pending
Application number
JP013437U
Other languages
English (en)
Inventor
奨 藤原
幹夫 石塚
新一 中村
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH051914U publication Critical patent/JPH051914U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気調和機の音波の伝搬経路内における騒音
源による騒音を広範囲に消音すると共に、消音装置を利
用して機器の運転制御と保全をする。 【構成】 エアコン本体1の空気吐出側にセンサーマイ
クロホンM1を設け、その収集した騒音信号に対して、
逆位相・同振幅・同音圧の消音信号を創出するメインコ
ントロール部Aを設け、吹出し口11の風路9内に設置
した2個の付加音源用スピーカー23から前記消音信号
を再生するとともに、吹出し口11の騒音を収集すると
共に、付加音源用スピーカー23からの放射される消音
信号を常にモニターするとともに使用者の発生する音声
を収集するセンサーマイクロホンM2を設け、センサー
マイクロホンM1、M2が収集する信号に基づき音声認
識によって機器の運転制御を行うメインコントロール部
Bを設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、家庭用電気製品から放射される音を能動的に消音する消音装置の センサーマイクロホンを利用して、音声による空調機の運転制御や機器の保全な どに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3は、例えば三菱ルームエアコン霧ケ峰カタログ(昭和62年8月)に示さ れるような従来の一般的な空調設備である天井カセット式エアコンの構成を示す 概略構成図である。 図において、1はエアコン本体、2は外装、3は本体1の下部に設けた室内空 気の吸込み口、4はエアフィルタ、5はシロッコファン式の送風機、6は熱交換 機、7は送風機5の吐出側と熱交換機6との間を形成する仕切板、8は熱交換機 の下部に設けられた露受け皿、9は風路、10は外装2の内側に貼られた結露防 止用の断熱材、11は吹出し口、12は吹出し方向調節板、13は風路9やエア フィルタ4を形成するチャンバーブロック、14は本体1下部を形成する天井露 出パネル、15は部屋の天井板、16は本体1を取り付けるアンカーボルト、1 7はアンカーボルト16を支持する天井スラブ、18は電子基板などを含む制御 部、19は室内に設けられた温度調節や風速調節などを行うリモコンである。
【0003】 次に動作について説明する。 リモコン19の電源スイッチを「入」にするとエアコン本体1は運転を開始し 、冷房時は冷風を、暖房時は温風をそれぞれ吹出し口11より吹き出し部屋の空 調が行われるものである。送風機5が運転すると、吸込み口3から入った室内空 気はエアフィルタ4を通過し送風機5より熱交換機6で熱交換されて風路9を経 て吹出し口11より室内に吹き出される空気循環系が形成される。 エアコン本体1の騒音源は、送風機5の風切り音と機械振動音でその防止の為 には、送風機ガイドの形状の工夫や防振ゴムを取り付けている。 機器のコントロールは、室内に設けたリモコン19で、電源の「入」「切」・ 温度調節・風速調節などを使用者が設定して使用する事ができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
一般に、家庭用電気製品の多くは室内、または、生活環境に近接した場所に設 置・使用されるものであり、近年特に、上記電気製品の運転音を静寂にする事へ の要求に合わせて、機器の音声による自動運転化と機器の保全に対しての要求が 強くなってきた。 例えば、上記エアコンの例では、送風機を使用して熱交換し室内空気循環をす ることにより空気調和を行ってきたが、送風機自身からの機械振動音、吹出し口 からの風切り音が発生している。また、機器の自動運転化については直接に手動 で操作しない事による操作ミスの防止や、操作の迅速さが要求されていた。それ に付随して空調機器の快適化に伴う保全が不十分であった。
【0005】 この考案は、上記の様な問題点を解決する為になされたもので、音波の伝搬経 路内における騒音源からの伝搬音波に対して、逆位相で、かつ同音圧、同振幅の 付加音を発生させ、前記伝搬経路内の所定の位置で音波干渉をさせる事で消音す るとともに、この消音装置のマイクロホンで音声認識や機械的運転音認識による 機器の運転制御を目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る消音装置は、家庭用電気製品の内で例えば、エアコン室内機に 騒音を収集する為のセンサーマイクロホンM1と、騒音の伝搬経路内の所定位置 に設置してなる付加音源用スピーカーと、センサーマイクロホンM2をそれぞれ 2個以上設置して、広範囲での消音効果を得ると共に、機器の運転制御はセンサ ーマイクロホンM2の音声認識と機械的運転音認識により行うものである。
【0007】
【作用】
この考案におけるセンサーマイクロホンM1は、家庭用電気製品の中で発生す る騒音を収集する為のものであり、センサーマイクロホンM1で収集された騒音 は、メインコントローラー部Aで処理されて消音信号としての音が2個の付加音 源用スピーカーから発生される。 そして、消音信号、及び機器の騒音は常時2個のセンサーマイクロホンM2に よりモニターされている。 また、センサーマイクロホンM2は、運転制御用の音声と機器から発生する運 転音を収集し、メインコントローラー部で処理されて制御信号として機器の運転 が行われる。
【0008】
【実施例】
実施例1. 以下、この考案の一実施例を図について説明する。 図1は、この考案による消音装置を天井カセット式エアコンに設けた場合の概 略側面構成図である。図2は、天井カセット式エアコンの概略正面構成図である 。 図において、1から19は図3に示した従来の天井カセット式エアコンを構成 する部材と同一または相当部分を示している。 M1はセンサーマイクロホンであり、風路9内の、熱交換機6の出口側でその 中央に設置されている。M2はセンサーマイクロホンであり、風路9の吹出し口 11の左右両端に設置している。22はセンサーマイクロホンM2の入力信号を 増幅する為のアンプAである。23は付加音源用スピーカーであり、風路9内の 吐出側でセンサーマイクロホンM1とセンサーマイクロホンM2の間で、吹出し 口11の左右両端に設置している。この付加音源用スピーカー23の音放射面は 、吹出し口11を閉塞する方向に向けられている。 24は付加音源用スピーカー23の出力信号を増幅する為のアンプBである。 25はセンサーマイクロホンM1、センサーマイクロホンM2、および付加音源 用スピーカー23の伝達信号を統括処理するメインコントロール部Aである。2 6はセンサーマイクロホンM1、センサーマイクロホンM2からの入力信号を処 理する運転制御用のメインコントロール部Bである。実際にはアンプA22、ア ンプB24と共に制御部18内に収納されている。 なお、WはセンサーマイクロホンM2の間隔距離、Dは付加音源用スピーカー 23の間隔距離、LはセンサーマイクロホンM2と付加音源用スピーカー23の 間隔距離を示している。間隔距離WとDには下記の関係がある。 W≧D また、間隔距離Lは、音波の伝搬経路内の風路9において長く取る事がのぞま しい。
【0009】 天井カセット式エアコンは運転を開始すると矢印Aのように通風される。風路 9に設置されたセンサーマイクロホンM1、センサーマイクロホンM2は送風機 5や冷媒配管から発生する振動・騒音を収集し、メインコントロール部A25に 送る。 主に、センサーマイクロホンM1の出力はエラー信号(機械騒音)として用い られ、このエラー信号はメインコントロール部A25の構成部材であるディジタ ルフィルタなどで、エラー信号として収集した騒音信号に対して、逆位相・同音 圧・同振幅の消音信号を創出する。 この消音信号を、アンプB24を経て2個の付加音源用スピーカー23から風 路9内に直接放射する。センサーマイクロホンM2は、付加音源用スピーカー2 3から放射される消音信号をリアルタイムに監視しており、付加音源用スピーカ ー23から放射する消音信号を補正する働きも行う。 以上の様な動作で、エアコン本体1からの騒音は消音される。 また、センサーマイクロホンM1は機構部品の異常により通常の運転音と異な っている場合の音を収集して、メインコントロール部B26に送る。センサーマ イクロホンM2はエアコン使用者が発生する運転制御用の電源ONや電源OFF などの音声を収集してメインコントロール部B26に送る。メインコントロール 部B26は機械的運転音認識や音声認識回路で構成されており運転制御を行う事 が出来る。
【0010】 実施例2. なお、上記実施例ではエアコン室内機の騒音をセンサーマイクロホンM1で収 集する方法について示したが、マイクロホンの代わりに、振動−加速度ピックア ップによって収集する方法でも同等の効果を発揮できる。
【0011】
【考案の効果】
以上の様に、この考案によれば空気調和機の内部に、騒音を収集するセンサー マイクロホン、および前記センサーマイクロホンで収集した騒音に対して、逆位 相・同音圧・同振幅の消音信号を放射する付加音源用スピーカーをそれぞれ2個 以上設置する構成にする事で、制振材料等では不可能であった広い周波数帯域へ の消音効果を精度よく、確実に、かつ広範囲で得る事ができる。 また、前記センサーマイクロホンで収集する運転音や使用者の発生する運転制 御用の音声により機器の運転が可能となったことで、常時運転管理が出来ると共 に、手でリモコンを設定操作する必要もなくなり快適な空調環境を得る事ができ る。
【0012】
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す天井カセット式エア
コンの概略側面構成図である。
【図2】この考案の一実施例による消音装置と運転制御
の構成を示す天井カセット式エアコンの概略正面構成図
である。
【図3】従来の天井カセット式エアコンの構成を示す概
略構成図である。
【符号の説明】
1 エアコン本体 3 吸込み口 5 送風機 6 熱交換機 9 風路 11 吹出し口 23 付加音源用スピーカー 25 メインコントロール部A 26 メインコントロール部B M1、M2 センサーマイクロホン

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 風路内の送風機の吐出側騒音を収集する
    センサーマイクロホンM1と、この騒音信号に対して、
    逆位相・同振幅、同音圧の音波を吹出し口内に放射する
    付加音源用スピーカーと、吹出し口の騒音を収集し、か
    つ、モニターしているセンサーマイクロホンM2と、上
    記これらの信号を補正するメインコントロール部Aで構
    成される消音装置を備えもつ空調機において、前記セン
    サーマイクロホンM1は、空調機器内の異常音(非定常
    音)を収集し前記センサーマイクロホンM2は、空調機
    以外の運転制御用の音声を収集して、前記非定常音及び
    運転制御用音声をメインコントロール部Bに送ることに
    より、空調機器の運転を行うことを特徴とするアクティ
    ブコントロール空調装置。
JP013437U 1991-03-11 1991-03-11 アクテイブコントロール空調装置 Pending JPH051914U (ja)

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