JPH1096535A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JPH1096535A JPH1096535A JP9285615A JP28561597A JPH1096535A JP H1096535 A JPH1096535 A JP H1096535A JP 9285615 A JP9285615 A JP 9285615A JP 28561597 A JP28561597 A JP 28561597A JP H1096535 A JPH1096535 A JP H1096535A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speaker
- waveform
- signal
- air conditioner
- duct
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の空気調和機は、騒音低減を達成するた
めに騒音検知要のマイクロホンを必要とし、コスト高と
なる問題点があった。 【解決手段】 室内空気調和部8を通気ダクト17によ
り室内吹出口と結合し、室内の温度、気流を調整する空
気調和機であって、前記通気ダクト17に設けたスピー
カ22と、前記室内空気調和部8のファンモータ13の
駆動信号に基づいて前記スピーカ22近傍の騒音の波形
とは逆位相の波形の音を出す信号を生成し、前記スピー
カ22に供給する信号生成手段21とを備えた構成とし
た。
めに騒音検知要のマイクロホンを必要とし、コスト高と
なる問題点があった。 【解決手段】 室内空気調和部8を通気ダクト17によ
り室内吹出口と結合し、室内の温度、気流を調整する空
気調和機であって、前記通気ダクト17に設けたスピー
カ22と、前記室内空気調和部8のファンモータ13の
駆動信号に基づいて前記スピーカ22近傍の騒音の波形
とは逆位相の波形の音を出す信号を生成し、前記スピー
カ22に供給する信号生成手段21とを備えた構成とし
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、室内機と室外機
とを有する空気調和機に関するものである。
とを有する空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4、図5は、例えば実開平4−437
39号公報に示された従来の空気調和機を示す図で、空
気調和機1の送風路2に、同送風路2内の騒音を検出す
る騒音検出用マイクロホン3と、検出された騒音を波形
解析し、逆位相の音声信号に変換するコントローラ4
と、同コントローラ4よりの音声信号に変換して前記騒
音に干渉させるように配置される消音用スピーカ5と、
この消音用スピーカ5により消音しきれずに残った騒音
を検出する補助マイクロホン6からなる消音装置を設け
た技術が開示されている。
39号公報に示された従来の空気調和機を示す図で、空
気調和機1の送風路2に、同送風路2内の騒音を検出す
る騒音検出用マイクロホン3と、検出された騒音を波形
解析し、逆位相の音声信号に変換するコントローラ4
と、同コントローラ4よりの音声信号に変換して前記騒
音に干渉させるように配置される消音用スピーカ5と、
この消音用スピーカ5により消音しきれずに残った騒音
を検出する補助マイクロホン6からなる消音装置を設け
た技術が開示されている。
【0003】次に、動作について説明する。騒音検出用
マイクロホン3で検出される送風路2内の騒音の波形と
逆位相の音波を消音用スピーカ5から出力し、これら二
つの音波が干渉した部分では音が消えるというものであ
る。
マイクロホン3で検出される送風路2内の騒音の波形と
逆位相の音波を消音用スピーカ5から出力し、これら二
つの音波が干渉した部分では音が消えるというものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の空気調和機は、
以上のように構成されているので、騒音検出用マイクロ
ホンの信頼性に注意する必要があり、かつコスト的にも
装置が高価となる問題点があった。この発明はこのよう
な問題に鑑みてなされたもので、これらの問題を解決し
快適な空調の行える空気調和機を提供することを目的と
する。
以上のように構成されているので、騒音検出用マイクロ
ホンの信頼性に注意する必要があり、かつコスト的にも
装置が高価となる問題点があった。この発明はこのよう
な問題に鑑みてなされたもので、これらの問題を解決し
快適な空調の行える空気調和機を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、室内空気調
和部を通気ダクトにより室内と結合し、室内の温度、気
流を調整する空気調和機であって、前記通気ダクトに設
けたスピーカと、前記室内空気調和部のファンモータの
駆動信号に基づいて前記スピーカ近傍の騒音の波形とは
逆位相の波形の音を出す信号を生成し前記スピーカに供
給する信号生成手段とを備えたものである。
和部を通気ダクトにより室内と結合し、室内の温度、気
流を調整する空気調和機であって、前記通気ダクトに設
けたスピーカと、前記室内空気調和部のファンモータの
駆動信号に基づいて前記スピーカ近傍の騒音の波形とは
逆位相の波形の音を出す信号を生成し前記スピーカに供
給する信号生成手段とを備えたものである。
【0006】
実施の形態1.以下、図1、図2に示すこの発明の実施
の形態1を図に基づいて説明する。図1は空気調和機本
体を示す断面図、図2は空気調和機の要部を示す図であ
る。図において、1は空気調和機本体で、上部から室外
ファン室7、室内空気調和部8、機械室9に区画されて
いる。前記室外ファン室7には室外熱交換器10及び室
外ファン11が収納されている。前記室内空気調和部8
には、室内熱交換器12、ファンモータ13を備えた室
内空気供給用ファン14を収納している。前記機械室9
には、圧縮機15、電気品及び四方弁16等の冷媒回路
が収納されている。17は前記空気調和機本体1の背面
に設けた通気ダクトで、室内外を仕切る壁18を貫通す
るダクト口19をもうけている。20は前記室内空気供
給用ファン14のファンモータ13の駆動信号生成回
路。21は逆位相波形音を出力する信号処理手段で、前
記駆動信号生成回路20より得られた信号をもとに、前
記通気ダクト17内に設置されたスピーカ22近傍にお
ける騒音の波形と逆位相の波形の音を生成し、前記スピ
ーカ22に供給する。
の形態1を図に基づいて説明する。図1は空気調和機本
体を示す断面図、図2は空気調和機の要部を示す図であ
る。図において、1は空気調和機本体で、上部から室外
ファン室7、室内空気調和部8、機械室9に区画されて
いる。前記室外ファン室7には室外熱交換器10及び室
外ファン11が収納されている。前記室内空気調和部8
には、室内熱交換器12、ファンモータ13を備えた室
内空気供給用ファン14を収納している。前記機械室9
には、圧縮機15、電気品及び四方弁16等の冷媒回路
が収納されている。17は前記空気調和機本体1の背面
に設けた通気ダクトで、室内外を仕切る壁18を貫通す
るダクト口19をもうけている。20は前記室内空気供
給用ファン14のファンモータ13の駆動信号生成回
路。21は逆位相波形音を出力する信号処理手段で、前
記駆動信号生成回路20より得られた信号をもとに、前
記通気ダクト17内に設置されたスピーカ22近傍にお
ける騒音の波形と逆位相の波形の音を生成し、前記スピ
ーカ22に供給する。
【0007】次に、騒音低減の原理を図3により説明す
る。通気ダクト17内を伝播する騒音音波に対し、それ
を打ち消す位相でスピーカ22より打ち消し音波を出力
すれば、消音効果が得られる。
る。通気ダクト17内を伝播する騒音音波に対し、それ
を打ち消す位相でスピーカ22より打ち消し音波を出力
すれば、消音効果が得られる。
【0008】この構成により通気ダクト内の騒音検知の
マイクロホンを必要とせず騒音の低減を図ることがで
き、マイクロホンの信頼性に注意する必要も無くなり、
コストを低減させることができる。
マイクロホンを必要とせず騒音の低減を図ることがで
き、マイクロホンの信頼性に注意する必要も無くなり、
コストを低減させることができる。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の空気調
和機によれば、室内空気調和部を通気ダクトにより室内
と結合し、室内の温度、気流を調整する空気調和機であ
って、前記通気ダクトに設けたスピーカと、前記室内空
気調和部のファンモータの駆動信号に基づいて前記スピ
ーカ近傍の騒音の波形とは逆位相の波形の音を出す信号
を生成し前記スピーカに供給する信号生成手段とを備え
た構成としたから、通気ダクト内の騒音がマイクロホン
を用いることなく、スピーカにより打ち消され、音を小
さくできることは勿論、低コストで騒音低減を実現可能
となり、かつ、据付け時の工事負担が低減できると共
に、延長配管がないので、冷媒チャージ量が減少し省フ
ロンとなる効果を有する。
和機によれば、室内空気調和部を通気ダクトにより室内
と結合し、室内の温度、気流を調整する空気調和機であ
って、前記通気ダクトに設けたスピーカと、前記室内空
気調和部のファンモータの駆動信号に基づいて前記スピ
ーカ近傍の騒音の波形とは逆位相の波形の音を出す信号
を生成し前記スピーカに供給する信号生成手段とを備え
た構成としたから、通気ダクト内の騒音がマイクロホン
を用いることなく、スピーカにより打ち消され、音を小
さくできることは勿論、低コストで騒音低減を実現可能
となり、かつ、据付け時の工事負担が低減できると共
に、延長配管がないので、冷媒チャージ量が減少し省フ
ロンとなる効果を有する。
【図1】 この発明の実施の形態1の空気調和機を示す
略断面図である。
略断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1の空気調和機の要部
を示す図である。
を示す図である。
【図3】 この発明の騒音低減の原理を示す説明図であ
る。
る。
【図4】 従来の空気調和機を一部切断して示す斜視図
である。
である。
【図5】 図4の動作ブロック図である。
1 空気調和機本体、8 室内空気調和部、13 ファ
ンモータ、17 通気ダクト、22 スピーカ。
ンモータ、17 通気ダクト、22 スピーカ。
Claims (1)
- 【請求項1】 室内空気調和部を通気ダクトにより室内
と結合し、室内の温度、気流を調整する空気調和機であ
って、前記通気ダクトに設けたスピーカと、前記室内空
気調和部のファンモータの駆動信号に基づいて前記スピ
ーカ近傍の騒音の波形とは逆位相の波形の音を出す信号
を生成し前記スピーカに供給する信号生成手段とを備え
たことを特徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9285615A JPH1096535A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9285615A JPH1096535A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | 空気調和機 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4145245A Division JP2760214B2 (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | 空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1096535A true JPH1096535A (ja) | 1998-04-14 |
Family
ID=17693829
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9285615A Pending JPH1096535A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1096535A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030023042A (ko) * | 2001-09-11 | 2003-03-19 | 주식회사 엘지이아이 | 스피커를 구비한 일체형 공기조화기 |
US8098852B2 (en) * | 2009-12-07 | 2012-01-17 | Ronald Paul Hardwood | Acoustic reflector and energy storage for media assemblies |
US8442242B2 (en) | 2010-09-23 | 2013-05-14 | Ronald Paul Harwood | Acoustic reflector |
US9226058B2 (en) | 2011-12-06 | 2015-12-29 | Ronald Paul Harwood | Media assembly for a structural support |
-
1997
- 1997-10-17 JP JP9285615A patent/JPH1096535A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030023042A (ko) * | 2001-09-11 | 2003-03-19 | 주식회사 엘지이아이 | 스피커를 구비한 일체형 공기조화기 |
US8098852B2 (en) * | 2009-12-07 | 2012-01-17 | Ronald Paul Hardwood | Acoustic reflector and energy storage for media assemblies |
US8442242B2 (en) | 2010-09-23 | 2013-05-14 | Ronald Paul Harwood | Acoustic reflector |
US9226058B2 (en) | 2011-12-06 | 2015-12-29 | Ronald Paul Harwood | Media assembly for a structural support |
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