JPH05189271A - 中央処理装置の異常検知装置 - Google Patents

中央処理装置の異常検知装置

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JPH05189271A
JPH05189271A JP4022080A JP2208092A JPH05189271A JP H05189271 A JPH05189271 A JP H05189271A JP 4022080 A JP4022080 A JP 4022080A JP 2208092 A JP2208092 A JP 2208092A JP H05189271 A JPH05189271 A JP H05189271A
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JP
Japan
Prior art keywords
pulse
counter
watchdog
output
processing unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP4022080A
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English (en)
Inventor
Hirohide Suda
浩秀 須田
Atsushi Hirakawa
淳 平川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP4022080A priority Critical patent/JPH05189271A/ja
Publication of JPH05189271A publication Critical patent/JPH05189271A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プログラムにより作動する中央処理装置(C
PU)を用いた装置の信頼性向上を図る。 【構成】 CPU1から出力されるウォッチドッグパル
スは、カウンタ3のクリア入力CLRに供給される。カ
ウンタ3のクロック入力CLKには、ウォッチドッグパ
ルスの周期より十分短い周期のクロックパルスが供給さ
れる。カウンタ3のキャリー出力COは、ウォッチドッ
グタイマ2のクリア入力CLRに接続され、ウォッチド
ッグタイマ2のリセット出力はCPU1のリセット入力
に接続されている。 【作用】 ウォッチドッグパルスの周期が長くなると、
カウンタ3のキャリー出力パルスの周期も長くなり、ウ
ォッチドッグタイマ2からリセットパルスが出力される
一方、ウォッチドッグパルスの周期が短くなると、カウ
ンタ3のキャリー出力パルスが発生せず、ウォッチドッ
グタイマからリセットパルスが出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中央処理装置(以下
「CPU」という)のプログラム暴走検知を行う異常検
知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CPUを作動させるプログラムを、その
プログラム中の所定のループをひとまわりする毎にパル
ス(ウォッチドッグパルス)を発生するように構成し、
そのウォッチドッグパルスの周期をウォッチドッグタイ
マで監視するようにした異常検知装置は従来より知られ
ている(例えば特開昭57−55432号公報)。この
装置において、ウォッチドッグタイマは、ウォッチドッ
グパルスの周期が基準時間より長くなったときに、CP
Uをリセットする信号を出力するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、CPU
を含む装置のより一層の信頼性向上を図るためには、ウ
ォッチドッグパルスの周期が短くなるようなプログラム
の暴走も検知することが望ましい。
【0004】本発明はこの点に鑑みなされたものであ
り、ウォッチドッグパルスの周期が短くなるようなプロ
グラムの暴走も検知可能として、CPUを用いた装置の
信頼性向上を図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、プログラムによって作動する中央処理装置に
接続され、入力されるパルスの発生周期が基準時間より
長いとき、前記中央処理装置をリセットするリセット信
号を出力するウォッチドッグタイマを備えた異常検知装
置において、前記中央処理装置から出力されるウォッチ
ドッグパルスの周期より十分短い周期のクロックパルス
を出力するクロックパルス発生手段と、該クロックパル
スをカウントするカウンタとを設け、前記ウォッチドッ
グパルスによって前記カウンタのカウント値をクリア
し、前記カウンタのカウント値が所定値に達したときに
出力されるキャリー出力パルスを前記ウォッチドッグタ
イマに入力するように構成したものである。
【0006】
【作用】ウォッチドッグパルスの周期が長くなると、カ
ウンタのキャリー出力パルスの周期も長くなり、ウォッ
チドッグタイマからリセットパルスが出力される一方、
ウォッチドッグパルスの周期が短くなると、カウンタの
キャリー出力パルスが発生せず、ウォッチドッグタイマ
からリセットパルスが出力される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0008】図1は、本発明に係る中央処理装置(CP
U)及びその異常検出装置の構成を示すブロック図であ
り、CPU1のウォッチドッグパルス出力は第1のカウ
ンタ3のクリア入力CLRに接続されている。第1のカ
ウンタ3のクロック入力CLKには、クロック信号発生
器(クロックパルス発生手段)5が接続されており、ク
ロック信号が供給される。クロック信号の周期は、ウォ
ッチドッグパルスWPの周期より十分短く設定されてい
る。また第1のカウンタ3のキャリー出力COはインバ
ータ4を介して、カウンタ3のEN入力に接続され、さ
らにウォッチドッグタイマ2のクリア入力CLRにも接
続されている。カウンタ3は、EN入力が低レベルのと
きには、キャリー出力COのレベルを保持し、クリア入
力CLRが低レベルから高レベルに変化するときカウン
ト値を値0にもどすとともに、キャリー出力COを低レ
ベルとする。キャリー出力COは、カウント値が所定値
nREF1に達すると低レベルから高レベルに変化す
る。
【0009】ウォッチドッグタイマ2のリセット出力R
ESETは、クリア入力パルスの周期が基準時間TRE
Fより長いとき低レベルとなるリセットパルスRPを出
力し、CPU1のリセットパルス入力及び第2のカウン
タ6のクロック入力CLKに供給する。
【0010】第2のカウンタ6のキャリー出力COは、
インバータ7を介してEN入力に接続されている。第2
のカウンタ6は、EN入力が高レベルのときキャリー出
力COのレベルを保持する。キャリー出力COは、リセ
ットパルスRPの発生回数が所定値nREF2に達する
と、高レベルから低レベルに変化し、異常が検知され
る。この第2のカウンタ6のキャリー出力COの出力信
号は、フェールセーフ信号として、警告表示等に使用さ
れる。
【0011】次に図2〜4を参照して図1の回路の動作
を説明する。
【0012】CPU1が正常に動作しているときには、
図2(a)に示すようにウォッチドッグパルスWPの周
期TWPは略一定であり、カウンタ3のカウント値は、
ウォッチドッグパルスWPによってクリアされる前に所
定値にnREF1を越える(同図(b))。したがっ
て、第1のカウンタ3のキャリー出力COには、ウォッ
チドッグパルスWPと同一周期のキャリー出力パルスC
Pが出力される(同図(c))。この場合、キャリー出
力パルスCPの周期(=TWP)は、基準時間TREF
より短いので(同図(d))、ウォッチドッグタイマは
リセットパルスRPを出力しない(同図(e))。した
がって、第2のカウンタ6のキャリー出力CO(フェー
ルセーフ信号)は高レベル状態を維持しCPU1が正常
であることを示す(同図(f))。
【0013】次にCPU1に異常が発生し、図3(a)
に示すようにウォッチドッグパルスWPの周期TWPが
短くなった場合には、第1のカウンタ3のカウント値が
所定値nREF1に達しないため(同図(b))、キャ
リー出力パルスCPが出力されなくなる(同図
(c))。本実施例におけるウォッチドッグタイマ2
は、クリア入力が低レベル状態を継続するときには、基
準時間TREFより長い所定周期でリセットパルスRP
を出力するように構成されているので、同図(e)に示
すようなリセットパルスRPが出力される。リセットパ
ルスRPの発生数が所定値nREF2に達すると、第2
のカウンタ6のキャリー出力COが高レベルから低レベ
ルに変化し、CPU1が異常であることを示す(同図
(f))。
【0014】また、CPU1に異常が発生し、図4
(a)に示すようにウォッチドッグパルスWPの周期T
WPが長くなった場合には、第1のカウンタ3のカウン
ト値が所定値nREF1を越えるため(同図(b))、
キャリー出力パルスCPが出力されるが、このキャリー
出力パルスCPの周期は、ウォッチドッグパルスWPの
周期と等しくなるため、基準時間TREFより長くなり
(同図(d))、リセットパルスRPが出力される(同
図(e))。図3の場合と同様に、リセットパルスRP
の発生数が所定値nREF2に達すると、第2のカウン
タ6のキャリー出力COが高レベルから低レベルに変化
し、CPU1が異常であることを示す(同図(f))。
【0015】以上のように本実施例によれば、CPU1
から出力されるウォッチドッグパルスWPの周期が長く
なる異常のみならず、短くなる異常も検知するこてとが
でき、CPUを用いた装置の信頼性をより一層向上させ
ることができる。
【0016】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ウ
ォッチドッグパルスの周期が長くなると、カウンタのキ
ャリー出力パルスの周期が長くなり、ウォッチドッグタ
イマからリセットパルスが出力される一方、ウォッチド
ッグパルスの周期が短くなると、カウンタのキャリー出
力パルスが発生せず、ウォッチドッグタイマからリセッ
トパルスが出力されるので、ウォッチドッグパルスの周
期が長くなる異常のみならず、短くなる異常も検知する
ことができ、当該中央処理装置を用いた装置の信頼性を
より一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る中央処理装置及びその
異常検知装置のブロック構成図である。
【図2】図1の装置の作動を説明するためのタイミング
チャートである。
【図3】図1の装置の作動を説明するためのタイミング
チャートである。
【図4】図1の装置の作動を説明するためのタイミング
チャートである。
【符号の説明】
1 中央処理装置(CPU) 2 ウォッチドッグタイマ 3 カウンタ 5 クロック信号発生器 6 カウンタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラムによって作動する中央処理装
    置に接続され、入力されるパルスの発生周期が基準時間
    より長いとき、前記中央処理装置をリセットするリセッ
    ト信号を出力するウォッチドッグタイマを備えた異常検
    知装置において、前記中央処理装置から出力されるウォ
    ッチドッグパルスの周期より十分短い周期のクロックパ
    ルスを出力するクロックパルス発生手段と、該クロック
    パルスをカウントするカウンタとを設け、前記ウォッチ
    ドッグパルスによって前記カウンタのカウント値をクリ
    アし、前記カウンタのカウント値が所定値に達したとき
    に出力されるキャリー出力パルスを前記ウォッチドッグ
    タイマに入力するように構成したことを特徴とする中央
    処理装置の異常検知装置。
JP4022080A 1992-01-11 1992-01-11 中央処理装置の異常検知装置 Pending JPH05189271A (ja)

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JP4022080A JPH05189271A (ja) 1992-01-11 1992-01-11 中央処理装置の異常検知装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106528319A (zh) * 2016-12-02 2017-03-22 山东有人信息技术有限公司 一种可配置喂狗周期的看门狗电路
CN111309508A (zh) * 2020-02-18 2020-06-19 西安微电子技术研究所 一种嵌入式星载计算机看门狗电路及其工作方法

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106528319A (zh) * 2016-12-02 2017-03-22 山东有人信息技术有限公司 一种可配置喂狗周期的看门狗电路
CN106528319B (zh) * 2016-12-02 2024-01-30 山东有人物联网股份有限公司 一种可配置喂狗周期的看门狗电路
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