JP2004054729A - システム動作監視回路 - Google Patents

システム動作監視回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2004054729A
JP2004054729A JP2002213425A JP2002213425A JP2004054729A JP 2004054729 A JP2004054729 A JP 2004054729A JP 2002213425 A JP2002213425 A JP 2002213425A JP 2002213425 A JP2002213425 A JP 2002213425A JP 2004054729 A JP2004054729 A JP 2004054729A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wdt
clock
cpu
counter
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002213425A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigenori Takayama
高山 茂典
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP2002213425A priority Critical patent/JP2004054729A/ja
Publication of JP2004054729A publication Critical patent/JP2004054729A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Debugging And Monitoring (AREA)

Abstract

【課題】システム設計に充軟性を持たせることが可能であると共に、安全性が強く求められる用途への適用が可能であるシステム動作監視回路の提供。
【解決手段】システムソフトウェア含むCPU1を搭載したシステムの正常動作を監視するための可変なWDTカウンタ12を備え、システム異常検出までの時間を任意に設定可能とする。また、WDTカウンタ12動作用クロックを監視し、クロック停止検出によってCPU1に対して割り込みを発生させると共に、外部に非常停止信号を出力するクロック停止検出回路を備えた。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、CPUを搭載したシステムの正常動作を監視するための、可変なWDTカウンタを持ち、システム異常検出までの時間を任意に設定可能なシステム動作監視回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
(従来技術1)
従来、CPUを搭載したシステムの正常動作を監視するためのWDT(atchogimer)カウンタを持つ制御機器では、図4、5に示すようにHC423(標準ロジックIC)7等のマルチバイブレータを利用し、抵抗器8、コンデンサ9により設定された定数の期間(図5のtwdt_a)、CPU1の異常でWDTトリガ信号3によりトリガを与えられなかった場合、システム異常検出信号4が発生し、CPU1に対し割り込み信号5により割り込みを発生させると共に、外部に非常停止信号6を出力し、システムを停止させる方式を行っていた。
(従来技術2)
しかし、一般的にWDTトリガ動作はシステムソフトウェアの動作周期(図5のTsys)に合わせて行われるため、図4の方式ではシステム異常検出を行うまでの期間(図5のtwdt_a)が抵抗器8、コンデンサ9により固定されていることから、システムソフトウェアの都合によりWDTトリガ信号3の発生周期(Tsys)をtwdt_aよりも長い周期に変更する必要がある場合は、回路変更(抵抗器8、コンデンサ9の定数変更)が必要となることが問題となっていた。そこで、図6、7のようにOSC(発振器)2による動作クロック10を基に動作するWDTカウンタ12を備え、CPU1の異常によりWDTカウンタ値設定信号11により任意に設定されたカウンタ値分の期間(図5のtwdt_d。カウンタの設定により任意に期間の設定が可能)WDTカウンタトリガ信号3が与えられなかった場合、システム異常検出信号4が発生し、CPU1に対し割り込み信号5により割り込みを発生させると共に、外部に非常停止信号6を出力することでシステムを停止させる方式により、システム異常検出を行うまでの期間の変更を実現していた。
なお、本方式はWDTカウンタ機能内蔵マイコン等で一般的に採用されている技術である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来技術2(図6,7)ではシステム動作中にOSC2からの動作クロック10の供給が部品故障等の問題で正常に行われなかった場合、図8に示すようにCPUが停止すると共にWDTカウンタ回路12の動作も停止してしまい、システム異常検出による非常停止信号6出力ができなくなることから、安全性が強く求められる用途には適用できないという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するため、本発明は、システムソフトウェア含むCPUを搭載したシステムの正常動作を監視するための可変なWDTカウンタを備え、システム異常検出までの時間が任意に設定可能なことを特徴としている。
また、本発明は、システム正常時は前記CPUから一定周期毎に前記WDTカウンタにトリガ動作を行うことにより前記WDTカウンタのリロードを行い、システム異常時にはトリガ動作が停止してカウントダウン動作が継続され、カウント値がゼロになった時点でシステム異常検出信号を出力するタイマ機能を備えたことを特徴としている。また、WDTカウンタ動作用クロックを監視し、クロック停止検出によって前記CPUに対し割り込みを発生させると共に、外部に非常停止信号を出力するクロック停止検出回路を備えたことを特徴としている。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施例を示すブロック図、図2はクロック停止検出回路部の回路例、図3はクロック停止検出動作を説明するためのタイミングチャートである。
図1において、1はCPU、2はCPU1及びWDTカウンタ回路12動作クロック用発振器(OSC)、12はWDTカウンタ回路、13はハードウェアをリセットするためのリセット信号発生器、15は動作クロック10の停止を検出するためのクロック停止検出回路、17はクロック停止検出回路15を動作させるための専用発振器(OSC)である。
【0006】
WDTカウンタ回路12の動作は図6、7にて従来の技術として説明済みであるので、本章ではクロック停止検出回路15について詳細な説明を行う。
図1のクロック停止検出回路15の回路例及びその動作をタイミングチャートで示したものが図2,3である。
図2、3においてクロック停止検出回路用発振器OSC17の出力クロック(CLK_DET)の周期:T2と動作クロック10(CLK_WDT)の周期:T1の関係は(T2/2)>T1とし、クロック停止検出回路は3段のフリップフロップ(FF)18、19、20から成る。動作原理を以下に示す。
まず、正常動作時の動きを以下に示す。
【0007】
1)リセット信号発生器13により電源投入時にリセット信号14が発生され、/CLR信号によりFF20_/Q出力がHigh(クロック停止未検出状態)となる。
2)FF18はCLK_DETがHighの期間(FF18_CLRがLow)でクリアされ、FF18_/Q出力はHighとなる。
3)FF18はCLK_DETがLow(FF18_CLRがHigh)の状態でCLK_WDTの立ち上がりエッジが入力されるとFF18_/Q出力をLowとする。
4)FF19はCLK_DETの立ち上がりエッジでFF18_/Q出力(Low)をラッチしFF19_Q出力をLowのままとする。
5)FF19_Q出力がLowのままであるので、FF20_/Q出力はHigh(クロック停止未検出状態)のままとなる。
【0008】
次に、CLK_WDTが停止した場合の動きを以下に示す。
1)リセット信号発生器13により電源投入時にリセット信号が発生され、/CLR信号によりFF20_/Q出力がHighとなる。
2)FF18はCLK_DETがHighの期間(FF18_CLRがLow)でクリアされ、FF18_/Q出力はHighとなる。
3)FF18はCLK_DETがLow(FF18_CLRがHigh)の状態でCLK_WDTの立ち上がりエッジが入力されないため、FF18_/Q出力がHighのままとなってしまう。
4)FF19はCLK_DETの立ち上がりエッジでFF18_/Q出力(High)をラッチしFF19_Q出力をHighとする。
5)FF19_Q出力がLow→Highに変化することでFF20_/Q出力はLow(クロック停止検出状態)となり、クロック停止検出を行うことができる。
【0009】
【発明の効果】
本発明により、WDTを可変カウンタにて実現することで、システム動作周期に合わせてWDTカウンタ値(システム異常検出までの時間)を変更できることから、システム設計に柔軟性を持たすことが可能となる。また、クロック停止検出回路を備えることでWDTタイマ動作用クロックの停止を検出し、外部に非常停止信号を出力することが可能になることから、従来の可変カウンタによるWDT方式では不可能であったWDTタイマ動作クロック停止時のシステム非常停止を行うことができ、安全性が強く求められる用途へのシステム動作監視回路の適用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図
【図2】クロック停止検出回路の回路例
【図3】クロック停止検出動作を示すタイミングチャート
【図4】従来の一実施例を示すブロック図(1)
【図5】従来の一実施例を示すタイミングチャート(1)
【図6】従来の一実施例を示すブロック図(2)
【図7】従来の一実施例を示すタイミングチャート(2)
【図8】従来の一実施例(2)における問題点を示すタイミングチャート(2)
【符号の説明】
1.CPU(システムソフトウェア含む)
2.OSC(発振器)
3.WDTトリガ信号
4.システム異常検出信号
5.CPUへの割り込み信号
6.外部機器への非常停止信号
7.HC423(マルチバイブレータ)
8.抵抗器(HC423の時定数設定用)
9.コンデンサ(HC423の時定数設定用)
10.OSCからの動作クロック信号
11.WDTカウンタ値設定信号(システム異常検出時間の設定用)
12.WDTカウンタ回路
13.リセット信号発生器
14.リセット信号
15.クロック停止検出回路
16.クロック停止検出信号
17.OSC(クロック停止検出回路用)
18.クロック停止検出回路の1段目フリップフロップ(FF)
19.クロック停止検出回路の2段目フリップフロップ(FF)
20.クロック停止検出回路の3段目フリップフロップ(FF)

Claims (3)

  1. システムソフトウェア含むCPUを搭載したシステムの正常動作を監視するための可変なWDTカウンタを備え、システム異常検出までの時間が任意に設定可能なことを特徴とするシステム動作監視回路。
  2. システム正常時は前記CPUから一定周期毎に前記WDTカウンタにトリガ動作を行うことにより前記WDTカウンタのリロードを行い、システム異常時にはトリガ動作が停止してカウントダウン動作が継続され、カウント値がゼロになった時点でシステム異常検出信号を出力するタイマ機能を備えたことを特徴とする請求項1に記載のシステム動作監視回路。
  3. WDTカウンタ動作用クロックを監視し、クロック停止検出によって前記CPUに対し割り込みを発生させると共に、外部に非常停止信号を出力するクロック停止検出回路を備えたことを特徴とするシステム動作監視回路。
JP2002213425A 2002-07-23 2002-07-23 システム動作監視回路 Pending JP2004054729A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002213425A JP2004054729A (ja) 2002-07-23 2002-07-23 システム動作監視回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002213425A JP2004054729A (ja) 2002-07-23 2002-07-23 システム動作監視回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004054729A true JP2004054729A (ja) 2004-02-19

Family

ID=31936021

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002213425A Pending JP2004054729A (ja) 2002-07-23 2002-07-23 システム動作監視回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004054729A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4541214B2 (ja) 検出回路及び半導体装置
KR20030024619A (ko) 클록 감시 장치
KR20020069143A (ko) 클록 신호 주기 이상의 검출
JP2010021706A (ja) 半導体集積回路
JP2004280783A (ja) マイクロコンピュータ
JP2004054729A (ja) システム動作監視回路
KR20070012351A (ko) 전자 회로 장치 및 이 전자 회로 장치를 사전결정된 상태에이르게 하는 방법
JPH1093426A (ja) 試験自在のハイ・カウント・カウンタ
JP2006022686A (ja) ファン故障検知装置及び電子機器
JPS6260038A (ja) ウオツチドツグ回路
JP2004119268A (ja) 電池充電保護回路および電源装置
JP2013055524A (ja) 情報処理システム
JPH05181709A (ja) 間欠動作用ウォッチドッグタイマ
JP2004310291A (ja) ウォッチドッグタイマ故障検出回路を備えたcpuシステム
JPH05189271A (ja) 中央処理装置の異常検知装置
KR100221496B1 (ko) 동기상태 감시회로
JP3842880B2 (ja) クロックの周波数異常検出回路および方法
JP2598547Y2 (ja) 半導体試験装置用パターン発生器
KR101332078B1 (ko) 전원리셋장치
KR0148528B1 (ko) 마이크로 제어기
KR100229429B1 (ko) 인터럽트 요구 신호 발생장치
JP2005049312A (ja) 計時装置
JPS58155381A (ja) 演算装置
JPH10228397A (ja) ウォッチドッグタイマ
KR20030049442A (ko) 리셋 회로