JPH07146731A - クロック出力監視方法及びその装置 - Google Patents

クロック出力監視方法及びその装置

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JPH07146731A
JPH07146731A JP5291818A JP29181893A JPH07146731A JP H07146731 A JPH07146731 A JP H07146731A JP 5291818 A JP5291818 A JP 5291818A JP 29181893 A JP29181893 A JP 29181893A JP H07146731 A JPH07146731 A JP H07146731A
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JP
Japan
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clock
abnormality
circuit
level
output
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Application number
JP5291818A
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English (en)
Inventor
Toshishige Endo
利成 遠藤
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡素な小規模回路で構成され、複数のクロッ
ク信号を対象としてクロック周期の異常監視を行い得る
クロック出力監視装置を提供すること。 【構成】 クロック発生回路1から生成される複数のク
ロック信号CL1 〜CLn 出力のうちの1つでも零レベ
ルで故障したときにその異常を検出して異常検出信号α
を発生するレベル故障検出回路2と、その異常が所定時
間よりも長い場合に警報信号βを発生するモノマルチバ
イブレータ4と、各クロック信号CL1 〜CLn 出力の
うちの1つでも1レベルで故障したときにその異常を検
出して異常検出信号γを発生するレベル故障検出回路3
と、その異常が所定時間よりも長い場合に警報信号δを
発生するモノマルチバイブレータ5と、モノマルチバイ
ブレータ4,5の少なくともが警報を発出しているとき
にクロック生成回路1の回路異常を表わす警告信号AL
Mを発生する回路異常警告発生回路6とから成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内部で複数のクロック
信号を用いる伝送装置等に適用され、複数のクロック信
号を生成するクロック発生回路の異常を監視するクロッ
ク出力監視方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のクロック出力監視装置としては、
図2に示すような特開昭57−14921号公報に開示
された構成のものが挙げられる。このクロック出力監視
装置は、インバータ7,8と、ANDゲート(論理積素
子)9,10,11と、ORゲート(論理和素子)1
2,13と、ワンショットマルチバイブレータ14,1
5とから成っている。
【0003】そこで、このクロック出力監視装置におけ
るクロック異常検出動作を図3に示す各部における処理
信号のタイミングチャートを参照して説明する。但し、
ワンショットマルチバイブレータ14,15は、クロッ
ク発生回路(図示せず)により生成され、入力端子IN
から入力される単一のクロックパルスaの立ち下がりで
交互にトリガされ、所定のクロック周期(許容変動範囲
の上限)を越えると共に、これに極めて近い時間幅の出
力パルスを送出するものとする。
【0004】先ず、電源投入時のワンショットマルチバ
イブレータ14,15は、共に出力を送出せず、電源電
圧はインバータ7,8で反転されてANDゲート10に
入力される。そこで、1番目のパルスはANDゲート1
0を通った出力パルスb,及びORゲート12を通った
出力パルスcとなり、出力パルスcの立ち下がりでワン
ショットマルチバイブレータ14をトリガする。これに
より、ワンショットマルチバイブレータ14は所定の出
力パルスdを送出し、この出力パルスdがORゲート1
3を通って監視を表わす出力パルスeとなって出力端子
OUTに送出される。
【0005】又、ワンショットマルチバイブレータ14
から出力パルスdが送出されると、これによってAND
ゲート11が開かれ、2番目のパルスがこれを通って出
力パルスfとなり、出力パルスfの立ち下がりでワンシ
ョットマルチバイブレータ15をトリガする。これによ
り、ワンショットマルチバイブレータ15は所定の出力
パルスgを送出し、この出力パルスgがORゲート13
を通って監視を表わす出力パルスeとなって出力端子O
UTに送出される。
【0006】更に、ワンショットマルチバイブレータ1
5の出力パルスgは、インバータ7を通ってANDゲー
ト10を閉じる一方、ANDゲート9を開けてここを3
番目のパルスが通った後、引き続いてORゲート12を
通って出力パルスcとなり、この出力パルスcの立ち下
がりでワンショットマルチバイブレータ14をトリガす
る。
【0007】これ以後はクロックパルスaが所定の周期
で入力端子INに入力される限り、出力端子OUTから
は連続した出力パルスeが得られ、クロック周期の正常
が検出される。即ち、このクロック出力監視装置の場
合、ワンショットマルチバイブレータ15の出力パルス
gが送出された後の僅かな時間でワンショットマルチバ
イブレータ14の出力パルスdの送出が終了するが、O
Rゲート13から送出される監視を表わす出力パルスe
は連続したものとなる。
【0008】一方、クロックパルスaが停止したときに
は、出力パルスeが得られなくなるので、そのときの出
力パルスeに基づいてクロック周期の異常が検出され
る。ここに示した例では、1番目から3番目までのクロ
ックパルスaに対する出力パルスeは1レベルでクロッ
ク周期の正常を示すが、4番目以降のクロックパルスa
は停止しており、t1時間よりワンショットマルチバイ
ブレータ14,15ではそれぞれの出力パルスd,gが
得られないため、出力パルスeは零レベルとなってクロ
ック周期の異常が検出される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したクロック出力
監視装置の場合、2つのワンショットマルチバイブレー
タ以外に複数の論理積素子や論理和素子を組み合わせて
1つのクロックパルス(クロック信号)に関するクロッ
ク周期の異常を監視しているが、取り扱うクロック信号
の数が多いと構成が複雑になってしまうと共に、回路の
規模が大きくなり過ぎるという問題がある。即ち、現状
のクロック出力監視装置では複数のクロック信号に関す
るクロック周期の異常監視は実施し難いものになってい
る。
【0010】本発明は、かかる問題点を解決すべくなさ
れたもので、その技術的課題は、簡素な小規模回路で構
成されると共に、複数のクロック信号を対象としてクロ
ック周期の異常監視を適確に行い得るクロック出力監視
方法及びその装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、クロッ
ク発生部により生成される複数のクロック信号出力の少
なくとも1つが零レベル又は1レベルで故障した場合を
それぞれ検出し、該零レベルの故障又は該1レベルの故
障が所定時間よりも長い場合に該クロック発生部の異常
として異常警報を発生するクロック出力監視方法が得ら
れる。
【0012】又、本発明によれば、複数のクロック信号
を生成するクロック発生回路と、複数のクロック信号出
力の少なくとも1つが零レベルで故障したときに第1の
異常検出信号を発生する第1のレベル故障検出回路と、
第1の異常検出信号の出力時間が所定時間よりも長い場
合に第1の警報信号を発生する第1の警報発生回路と、
複数のクロック信号出力の少なくとも1つが1レベルで
故障したときに第2の異常検出信号を発生する第2のレ
ベル故障検出回路と、第2の異常検出信号の出力時間が
所定時間よりも長い場合に第2の警報信号を発生する第
2の警報発生回路と、第1及び第2の警報発生回路のう
ちの少なくともが警報を発出しているときにクロック生
成回路の回路異常を表わす警告信号を発生する回路異常
警告発生回路とを有するクロック出力監視装置が得られ
る。
【0013】
【実施例】以下に実施例を挙げ、本発明のクロック出力
監視方法及びその装置について、図面を参照して詳細に
説明する。
【0014】最初に本発明のクロック出力監視方法の概
要を簡単に説明する。このクロック出力監視方法は、ク
ロック発生部により生成される複数のクロック信号出力
の少なくとも1つが零レベル,1レベルで故障した場合
をそれぞれ検出し、その零レベルの故障又は1レベルの
故障が所定時間よりも長い場合にクロック発生部の異常
として異常警報を発生するものである。
【0015】図1は、上述したクロック出力監視方法を
採用したクロック出力監視装置の基本構成をブロック図
により示したものである。
【0016】このクロック出力監視装置は、複数のクロ
ック信号CL1 〜CLn を生成するクロック発生回路1
を監視するもので、各クロック信号CL1 〜CLn 出力
のうちの1つでも零レベルで故障したときにその異常を
検出して第1の異常検出信号αを発生する第1のレベル
故障検出回路2と、その異常が所定の保護時間よりも長
い場合に第1の警報信号βを発生する第1の警報発生回
路としてのモノステーブルマルチバイブレータ4と、各
クロック信号CL1 〜CLn 出力のうちの1つでも1レ
ベルで故障したときにその異常を検出して第2の異常検
出信号γを発生する第2のレベル故障検出回路3と、そ
の異常が所定の保護時間よりも長い場合に第2の警報信
号δを発生する第2の警報発生回路としてのモノステー
ブルマルチバイブレータ5と、モノステーブルマルチバ
イブレータ4,5の少なくともが警報を発出していると
きにクロック生成回路1の回路異常を表わす警告信号A
LMを発生する回路異常警告発生回路6とから成る。
【0017】次に、このクロック出力監視装置によるク
ロック異常検出動作を説明する。先ず、クロック生成回
路1から出力される複数のクロック信号CL1 〜CLn
が零レベルで出力された場合、レベル故障検出回路2は
各クロック信号CL1 〜CLn に関するクロック周期が
異常であるか否かを検出する。レベル故障検出回路2
は、各クロック信号CL1 〜CLn に関して1つでもク
ロック周期の異常があると第1の異常検出信号αを発生
し、この第1の異常検出信号αをモノステーブルマルチ
バイブレータ4に送出する。モノステーブルマルチバイ
ブレータ4では、第1の異常検出信号αの送出時間がモ
ノステーブルマルチバイブレータ4の時定数で設定され
る保護時間よりも長い場合に警報とみなして第1の警報
信号βを発生し、この第1の警報信号βを回路異常警告
発生回路6に送出する。
【0018】一方、複数のクロック信号CL1 〜CLn
が1レベルで出力された場合、レベル故障検出回路3は
各クロック信号CL1 〜CLn に関するクロック周期が
異常であるか否かを検出する。レベル故障検出回路3は
各クロック信号CL1 〜CLn に関して1つでもクロッ
ク周期の異常があると第2の異常検出信号γを発生し、
この第2の異常検出信号γをモノステーブルマルチバイ
ブレータ5に送出する。モノステーブルマルチバイブレ
ータ5では、第2の異常検出信号γの送出時間がモノス
テーブルマルチバイブレータ5の時定数で設定される保
護時間よりも長い場合に警報とみなして第2の警報信号
δを発生し、この第2の警報信号δを回路異常警告発生
回路6に送出する。
【0019】ここで、モノステーブルマルチバイブレー
タ4,5から出力される第1の警報信号β,第2の警報
信号δは何れもクロック生成回路1に対する故障の警報
であるので、回路異常警告発生回路6ではこれらの第1
の警報信号β,第2の警報信号δの少なくともが入力さ
れた場合に論理和(OR)出力でクロック発生回路1の
回路異常警報を表わす警告信号ALMを発生する。
【0020】
【発明の効果】以上に述べた通り、本発明のクロック出
力監視方法によれば、零レベル又は1レベルで複数のク
ロック信号が出力され続けた場合、そのクロック発生部
の一部でも異常が生じると零レベルの故障又は1レベル
の故障が所定時間よりも長い場合にクロック発生部の異
常として異常警報を発生するので、複数のクロック信号
を対象にした場合でも正確且つ簡単にクロック周期の異
常を監視できるようになる。又、このクロック出力監視
方法を採用した装置では、簡素で小規模なロジック回路
で構成されるという長所を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るクロック出力監視装置
を示したブロック図である。
【図2】従来のクロック出力監視装置を示したブロック
図である。
【図3】図2に示すクロック出力監視装置におけるクロ
ック異常検出動作を説明するために示した各部における
処理信号のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 クロック発生回路 2,3 レベル故障検出回路 4,5,14,15 マルチバイブレータ 6 回路異常警告発生回路 7,8 インバータ 9,10,11 ANDゲート(論理積素子) 12,13 ORゲート(論理和素子)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロック発生部により生成される複数の
    クロック信号出力の少なくとも1つが零レベル又は1レ
    ベルで故障した場合をそれぞれ検出し、該零レベルの故
    障又は該1レベルの故障が所定時間よりも長い場合に該
    クロック発生部の異常として異常警報を発生することを
    特徴とするクロック出力監視方法。
  2. 【請求項2】 複数のクロック信号を生成するクロック
    発生回路と、前記複数のクロック信号出力の少なくとも
    1つが零レベルで故障したときに第1の異常検出信号を
    発生する第1のレベル故障検出回路と、前記第1の異常
    検出信号の出力時間が所定時間よりも長い場合に第1の
    警報信号を発生する第1の警報発生回路と、前記複数の
    クロック信号出力の少なくとも1つが1レベルで故障し
    たときに第2の異常検出信号を発生する第2のレベル故
    障検出回路と、前記第2の異常検出信号の出力時間が所
    定時間よりも長い場合に第2の警報信号を発生する第2
    の警報発生回路と、前記第1及び第2の警報発生回路の
    うちの少なくともが警報を発出しているときに前記クロ
    ック生成回路の回路異常を表わす警告信号を発生する回
    路異常警告発生回路とを有することを特徴とするクロッ
    ク出力監視装置。
JP5291818A 1993-11-22 1993-11-22 クロック出力監視方法及びその装置 Pending JPH07146731A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111757216A (zh) * 2019-03-29 2020-10-09 拉碧斯半导体株式会社 播放装置

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CN111757216B (zh) * 2019-03-29 2023-08-01 拉碧斯半导体株式会社 播放装置

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970311