JPH05188262A - レンズ駆動装置 - Google Patents

レンズ駆動装置

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JPH05188262A
JPH05188262A JP4003360A JP336092A JPH05188262A JP H05188262 A JPH05188262 A JP H05188262A JP 4003360 A JP4003360 A JP 4003360A JP 336092 A JP336092 A JP 336092A JP H05188262 A JPH05188262 A JP H05188262A
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JP
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zoom
output
driving
switch
motor
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Application number
JP4003360A
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English (en)
Inventor
Noboru Hara
登 原
Toshibumi Nakano
俊文 中野
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05188262A publication Critical patent/JPH05188262A/ja
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • G02B7/04Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification
    • G02B7/08Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification adapted to co-operate with a remote control mechanism

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明のレンズ駆動装置にあっては、操作者
に異和感を与えることなく駆動速度を制御するために、
押圧力が所定値の間は一定速度で駆動し、該所定値を越
えると押圧力に応じて駆動速度を制御することを特徴と
する。 【構成】この発明のレンズ駆動装置は、操作部材3の押
圧に応じて、押圧力検出部4が駆動信号を駆動制御部5
に出力する。駆動制御部5では、第1及び第2の比較部
6及び7により、第1と第2の所定値の範囲内では駆動
速度を低速で一定に制御して、駆動信号出力部8がアク
チュエータ2を介して撮影レンズ1を駆動させる。そし
て、押圧力が更に高くなって第2の所定値を越えると、
その押圧力に応じて撮影レンズ1の駆動速度が変化する
ように、アクチュエータ2を制御して撮影レンズ1を駆
動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、レンズ駆動装置に関
し、更に詳しくは、銀塩カメラ、ビデオカメラ等の撮影
レンズのズーミングや焦点調節をモータによって行うレ
ンズ駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のモータによるレンズ駆動装置に於
いて、操作部材は、複数のオン/オフスイッチを組合せ
て使用するもので、その駆動速度は1、2種類であり、
多くても3種類程しか設定されていなかった。駆動速度
の種類を増加させるためには、スイッチを増加する必要
があり、カメラのような機器にはスペース上の制限があ
り不向きであった。
【0003】また、多回転の操作部材の操作量や操作速
度に応じて駆動速度を制御するものや、操作に応じて抵
抗上を摺動接片を滑らせて操作量に応じて駆動速度を制
御するものもある。しかしながら、操作部に大きなスペ
ースを必要とし、やはりカメラには不向きなものであ
る。
【0004】そのため、今日、押圧によって抵抗値が変
化する素子を操作部の一部に用いて、操作部材の押圧力
に応じて駆動速度を制御するものが、種々提案されてい
る(特開昭47−37733号公報、特開昭55−13
3021号公報、特開昭61−144801号公報、特
開昭62−112111号公報及び特開昭62−155
791号公報参照)。これらによれば、従来のスイッチ
のスペースだけで、駆動速度を無段階的に制御すること
ができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
感圧(押圧)素子を用いてレンズ駆動を行う装置は、駆
動速度と押圧力との関係を1対1に対応させていたた
め、操作者の操作感に合わないものとなっていた。
【0006】すなわち、感圧素子の圧力抵抗特性は、押
圧の初期に抵抗値の変化が大きく、押圧力が大きくなる
と抵抗値の変化が小さくなっている。
【0007】一方、操作者の操作感というものは、微調
節を行う場合は押圧力を弱くして慎重に操作する。その
場合、押圧力に対する駆動速度の変化は鈍い方が望まし
い。
【0008】以上のことから、従来の駆動装置では、押
圧力が低い場合、すなわち操作者が微調節を行おうとし
ている場合には、押圧力に対する駆動速度の変化が大き
くなってしまい、操作者に良好な操作感を与えていない
ものであった。
【0009】この発明は上記課題に鑑みなされたもの
で、操作者に異和感を与えることなく駆動速度を制御す
ることができるレンズ駆動装置を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明による
レンズ駆動装置は、図1に示されるように、撮影レンズ
1と、この撮影レンズ1を駆動するアクチュエータ2
と、上記撮影レンズ1の駆動方向を指示する操作部材3
と、この操作部材3の押圧に応じて出力を変化させる押
圧力検出部4と、この押圧力検出部4の出力に応じて上
記アクチュエータ2に駆動信号を出力する駆動制御部5
とを具備しており、上記駆動制御部5は、上記操作部材
3の押圧力が増加して上記押圧力検出部4の出力が第1
の所定値を越えたことを検出して第1の出力を供給する
第1の比較部6と、上記押圧力検出部4の出力が更に第
2の所定値を越えたことを検出して第2の出力を供給す
る第2の比較部7と、上記第1の比較部6から第1の出
力がなされるまでは駆動信号を供給せず第1の出力がな
されてから上記第2の出力がなされるまでは上記押圧力
検出部4の出力によらずに所定の速度で上記アクチュエ
ータ2を駆動する駆動信号を出力する駆動信号出力部8
とから成ることを特徴とする。
【0011】
【作用】この発明のレンズ駆動装置にあっては、操作者
が操作を開始し、押圧力を高めて微調節を行う範囲、す
なわち第1の所定値と第2の所定値の範囲内では駆動速
度を低速で一定に制御して撮影レンズを駆動させる。そ
して、操作者による押圧力が更に高くなって第2の所定
値を越えると、その押圧力に応じて撮影レンズの駆動速
度が変化するように、アクチュエータを制御して撮影レ
ンズを駆動させる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を説
明する。
【0013】初めに、この発明のレンズ駆動装置の操作
部と押圧力検出部について説明する。
【0014】この発明に用いる感圧素子としては、シリ
コン系絶縁樹脂に導電性粒子を配合して圧力を感知でき
る素子が知られている。すなわち、押圧力に応じて導伝
性(抵抗値)が変化するものである。図2は、その代表
的な圧力抵抗特性の例を示したものである。圧力の変化
に応じて抵抗値が対数変化するので、感圧素子をズーム
に応用した場合、その特性に合わせた制御を行う必要が
ある。
【0015】図3は操作部と押圧力検出部としてのズー
ムスイッチ感圧部を示したもので、(a)は上面図、
(b)は側断面図、(c)は後述するポリイミドフィル
ム、下電極、カバーレイシートから成るFPCパターン
図である。
【0016】図3(a)〜(c)に於いて、ポリイミド
フィルム9上に、図示形状の下電極101 、102 及び
補強パターン11が、更に下電極101 上には、カバー
レイシート12がそれぞれ形成されている。また、下電
極101 及び補強パターン11の上部には、粘着テープ
13を介して上電極シート14が設けられている。
【0017】この上電極シート14の下面には、下電極
102 と対応する位置に上電極15及びこの上電極15
を覆った感圧層16が設けられている。
【0018】図4及び図5は、このような構成のズーム
スイッチをカメラ本体に取り付けた例を示したものであ
る。カメラ本体17の前面部に、ゴム釦18T及び18
Wによるズームスイッチが設けられている。図5を参照
すると、カメラ本体17内部のメイン基板19に、回転
止め20及びビス21により、ズームスイッチ感圧部2
2T及び22Wが設けられている。これらズームスイッ
チ感圧部22T及び22Wが、各々図3に示されたズー
ムスイッチ感圧部に相当する。
【0019】また、図6は図4に於けるズームスイッチ
感圧部の断面図である。図6に於いて、メイン基板19
上に取付けられたズームスイッチ感圧部23上に、ゴム
釦18Tが位置するように構成されている。同図ではゴ
ム釦18Tについて示したが、図示されていないゴム釦
18Wについても同様の構成である。
【0020】図7は、押圧力検出部の感圧素子の出力を
検出する回路を示したものである。図4に於けるゴム釦
18T、18Wに対応する感圧素子24T、24Wの一
端は、基準抵抗R101、R102に接続され、他端は
IF(インターフェース)ICからの基準電源VREF
に接続される。感圧素子24T、24Wと基準抵抗R1
01、R102との接続点は、CPU25へ入力され
る。
【0021】ここでA点の電位は VA =VREF ×(R101/(R101+R(感圧素子24T ))) …(1) で表わされる。この電圧が、CPU25内部でA/D変
換される。
【0022】次に、駆動制御部について説明する。
【0023】上述したように、VA はCPU25に入力
されてA/D変換されるが、8ビットでA/D変換した
場合、データは00H 〜FFH までとなる。
【0024】ここで、ズームスピードをモータ電圧で制
御する例を説明する。ズームスイッチを押したとき、撮
影レンズのズームスピードがどのように変化したらよい
かは各個人の間で大きな差があるが、大まかに次の2点
が満たされるとフィーリングのよいズーム操作感が得ら
れる。
【0025】つまり、1つはなるべくゆっくり動かして
ズームを微調節できる。2つめは必要な所へすばやく動
かすことができる。更に、図2に示されるように、感圧
素子の特性が対数で変化するため、力量の小さい所、す
なわち抵抗変化の大きな所ではゆっくり動かし、力量の
大きな所ではすばやく動かすようにしてやると、より操
作感が向上する。
【0026】図8のモータ電圧、ゴム釦力量と感圧素子
抵抗の関係を示した特性図を参照して説明する。
【0027】いま、f1 の力量で押したとき、感圧素子
の出力をR1として、このときのA/D値をTH1とす
る。そして、f2 の力量で押したときの感圧素子の出力
をR2、このときのA/D値をTH2とする。同様に、
3 の力量で押したとき感圧素子の出力をR3、このと
きのA/D値をTH3とする。
【0028】ここで、f1 は不容易にズームスイッチと
してのゴム釦に触れてもズームが動作しないような力量
にしておく。そして、力量f1 を越えるとズームが動作
を始める。このときは微調整できるようゆっくり動作す
る(VMIN )。更に強くゴム釦を押して、力量f2 を越
えると、CPU25は徐々に電圧を上げて、力量f3
達した所で最高電圧VMAX になるようにする。
【0029】例えば、f1 〜f2 では、 VMIN =1.2V+ZMBUF×0.3 …(2) f2 〜f3 では V=VMIN +((A/D値)−TH2)2 ×ZMVK×0.019V …(3) とする。(但しV≦VMAX である。)ここで、ZMBU
F、ZMVKは、後述するEEPROMに記憶されてい
る調整値である。更に、ZMBUFはZMBUF=(Z
MVS+a)となっていて、カメラが低温等でズームス
イッチが押されても動作しないとき、自動的にaを加算
してズームの動き出す電圧まで上昇するようになってい
る。ZMVSはもちろん、EEPROMに記憶させてお
いてもよい。また、感圧素子の製造上のばらつきもある
のでf1 、f2 を検出するA/D変換の閾値H1、TH
2または(TH2−TH1)もちろんEEPROM値と
してよい。
【0030】このようにして、駆動制御部は動作する。
【0031】次に、レンズ駆動装置をズームレンズ内蔵
カメラのズーム駆動に応用した例を説明する。
【0032】図9は、ズームカメラのブロック系統図で
ある。
【0033】同図に於いて、CPU25はカメラ全体の
動作を制御するマイクロコンピュータで構成され、カメ
ラ動作のシーケンス制御、AF/AE演算、A/D変
換、LCD/LED制御及びスイッチ入力制御を司る。
LCDパネル26は、フィルムの駒数、バッテリチェッ
ク結果等をそれぞれ表示する液晶表示板である。
【0034】また、27はスイッチ操作部で、「1R
(ファーストレリーズ」)はレリーズ釦を半押ししたと
きにメイクするものでAF、AEロック用スイッチであ
り、「2R(セカンドレリーズ)」はレリーズ釦を全押
ししたときにメイクするものでシャッターレリーズ用の
スイッチである。更に、「POWER」はパワーオンス
イッチで、オンのときLCDに表示を行ってカメラ全体
を撮影可能にする。「RW」は強制巻戻し用のスイッチ
で撮影中の巻戻しを行う。そして、「BK」はカメラの
裏蓋の開閉スイッチで裏蓋を閉めたことを検知して空送
りを行う。尚、28はズームスイッチ(感圧素子)であ
る。
【0035】更に、上記CPU25には、測距用のAF
IC29を介して、発光ダイオード(IRED)30、
位置センサ(PSD)31が結合される。CPU25か
らの制御信号に基いて、AFIC29はIRED30か
ら被写体32に赤外光を投光し、その反射光をPSD3
1で検出し測距が行われる。これにより得られた測距デ
ータは、シリアルデータバスを通じてCPU25に転送
される。
【0036】EEPROM33は、電気的に消去可能な
ROMであり、フィルム駆数、電出補正値、ストロボ充
電電圧情報、バッテリチェック情報等の各種調整値を記
憶している。このEEPROM33と共に、CPU25
には、シリアルデータバスを介して自動調整機34が結
合されている。この自動調整機34は、AF、AE、バ
ッテリチェック、ストロボ調整等を工場で行う際のチェ
ッカとして使用される。各データは、シリアルデータバ
スを通じてCPU25に送られ、調整値がEEPROM
33に記憶される。フィルムのDXコードはCPU25
に直接読込まれ、露出値を決めるための演算値として使
用される。
【0037】IFIC35は、シリアルデータバスを介
してCPU25に結合されている。IFIC35は、フ
ァインダ内LED表示部36を駆動するLEDドライブ
回路、受光素子としてのSPD37からの光電流で測光
を行う回路、モータ駆動用IC38、39を駆動するモ
ータドライブ回路、基準電圧回路等が含まれたICであ
る。
【0038】モータ駆動用IC38、39には、CPU
25から送出されるモータ駆動信号が、上記IFIC3
5内で一度デコードされた後、供給されるようになって
いる。そして、CPU25の信号により、ズームモータ
40、AFモータ41、巻上げ、巻戻しモータ42の何
れかのモータが選択されて駆動されるようになってい
る。
【0039】上記ズームモータ40は、フォトインタラ
プタ(以下PIと略記する)43とフォトリフレクタ
(以下PRと略記する)44より成るズームエンコーダ
の信号で、CPU25により制御される。また、AFモ
ータ41にはPI45が、巻上げ、巻戻しモータ42に
はPR46が設けられる。CPU25は、これらPI4
5及びPR46の信号を監視しながら各モータを制御す
る。
【0040】更に、47はストロボユニット、48はセ
クタ開閉用のプランジャである。また、電圧検出部49
は、電池電圧の検出部で、電池投入時や、電圧復帰時に
CPU25にリセットをかける。
【0041】次に、図10乃至図13のフローチャート
を参照して、同実施例の動作を説明する。
【0042】初めに、図10は、このズームレンズカメ
ラに電源を投入したときの、パワーオンリセットのサブ
ルーチンのフローチャートである。
【0043】図10に於いて、電池を挿入し、またはパ
ワースイッチを切り換えると、CPU25にパワーオン
リセットがかかり、カメラの動作が開始される。パワー
オンリセットのサブルーチンが呼び出されると、先ずス
テップS1で各ポート及びRAMの初期セットが行わ
れ、ステップS2でチェックの判定が行われる。このチ
ェックの結果、自動調整機34がCPU25に接続され
ていれば、ステップS3に進んで、外部装置と通信を行
った後、ステップS4に進む。また、ステップS3で自
動調整機34がCPU25に接続されていなければ、直
ちにステップS4に進んでバッテリチェックが行われ
る。
【0044】ここで、バッテリ電圧が不十分の場合は、
LCDパネル26に「電池なし」を表示すると共に、全
てのカメラ動作を禁止する。次いで、ステップS5に進
むと、EEPROM33からデータが読込まれる。
【0045】ステップS6では、パワースイッチがチェ
ックされる。スイッチ操作部27内のパワースイッチが
オフなら、ステップS7に移行する。一方、ステップS
6でパワースイッチオンであれば、ステップS7に進ん
でLCDを表示させた後、ステップS8にてストロユニ
ット47をボチャージさせ、いつでも撮影可能な状態に
する。
【0046】次いで、ステップS9にて、90秒タイマ
がセットされ、LCDの表示時間90秒がセットされ
る。そして、ユーザが何等かのスイッチを操作すれば、
再度90秒タイマがセットされることになる。そして、
ステップS10に進んで、90秒経過したか否かが判断
され、90秒経過していなければステップS11へ、経
過していればステップS12に進む。
【0047】ステップS11では、裏蓋の開閉スイッチ
BK、巻戻しスイッチRW及び他の操作スイッチ(以下
KEYと略記する)の割込みの許可をした後、ホルト状
態にする。
【0048】また、ステップS10で90秒経過してい
れば、ステップS12にてKEYの割込みが許可された
後、ステップS13に進む。そして、LCD表示を消
し、裏蓋の開閉や強制巻戻しを行うスイッチBK、RW
の割込み許可をした後、ストップ状態にする。
【0049】尚、上記ストップモード、ホルトモードで
割込みの許可されたスイッチが押された場合は、図11
及び図12に示されるスタンバイ解除のサブルーチンが
実行される。
【0050】図11及び図12は、スタンバイ解除のサ
ブルーチンのフローチャートである。このスタンバイ解
除のサブルーチンに移ると、先ず、ステップS21で裏
蓋スイッチBKによる割込みがチェックされる。この裏
蓋スイッチによるBKによる割込みがあれば、次のステ
ップS22に進んで裏蓋閉か否かが判断される。そし
て、このステップS22で裏蓋閉であれば、ステップS
23で空送り処理がなされた後、図10のフローチャー
トのステップS6へ戻る。一方、ステップS22にて裏
蓋閉でなければ、ステップS24へ進んで裏蓋開の処理
が行われた後、図10のフローチャートのステップS6
へ戻る。
【0051】また、上記ステップS21に於いて、BK
による割込みがない場合、ステップS25に進んで、巻
戻しスイッチRWによる割込みがチェックされる。この
巻戻しスイッチRWによる割込みがあれば、ステップS
26に進んで、巻戻し動作が行われた後、上述したステ
ップS6に戻る。
【0052】上記ステップS25にて、RWによる割込
みがない場合、ステップS27に進んでタイマ割込みが
チェックされる。このステップS27で、タイマ割込み
があれば、ステップS28に移行して表示タイマカウン
ド処理が行われる。そして、ステップS29で測光が行
われ、更にステップS30にてズームSWが検出された
後、図10のフローチャートのステップS10へ戻る。
すなわち、表示中は測光が続けて行われている。
【0053】上記ステップS27で、タイマ割込みでな
い場合は、ステップS31に進んで巻戻し終了か空送り
失敗かがチェックされる。このステップS31で、巻戻
し終了か空送り失敗ならば、カメラが動作しないように
上述したステップS6へ戻る。一方、ステップS31で
巻戻し終了か空送り失敗でないならば、ステップS32
へ進む。
【0054】このステップS32では、パワースイッチ
の状態がチェックされる。ここで、パワースイッチオフ
ならば、上述したステップS6に戻り、パワースイッチ
オンであればステップS33に進み、そのままのメイン
フローが続行される。
【0055】ステップS33では、KEY割込みの判定
が行われる。すなわち、各モードスイッチが押されて割
込みが発生すれば、後述するステップS36〜S41の
フローを実行し、割込みがなければステップS34に進
む。このステップS34では、LCD表示中か否かがチ
ェックされる。ここで、表示中でなければステップS3
5に進んで、各操作スイッチ、BK、RW、KEYの割
込みを許可して、ストップ状態となる。また、上記ステ
ップS34にて、LCD表示中ならば上述したステップ
S10に戻る。
【0056】尚、上記ステップS10、S33、S35
に於けるKEYは、図1に於けるスイッチ操作部3中
の、1R、2R等のスイッチをまとめて示したものであ
る。
【0057】次に、上述したような操作スイッチKEY
による割込みがあったときのフローチャートを、図12
により説明する。
【0058】上述したステップS33にてKEY割込み
があった場合、ステップS36にてLCDがオンされ
る。次に、ステップS37に於いて、1段目のレリーズ
(ファーストレリーズ)スイッチが押されているか否か
がチェックされる。1段目のレリーズスイッチが押され
ていれば、ステップS38のレリーズ処理が行われた
後、図10のステップS6へ戻る。
【0059】また、ステップS37にて、1段目のレリ
ーズスイッチがオフならば、ステップS39へ進み、ズ
ームスイッチフラグが1か否かがチェックされる。この
ステップS39で、ZMSWFが1ならばS40へ進ん
でズーム動作が行われる(ズーム動作については後述す
る)。一方、ステップS39にて0であれば、ステップ
S41へ進み、LCDが表示中か否かがチェックされ、
図10のステップS10、若しくは図11のステップS
35へ戻る。
【0060】図13は、図12のステップS40のズー
ム処理のサブルーチンである。
【0061】先ず、ステップS51でズーミングPI用
のタイマをスタートさせる。このタイマは、PIのエッ
ジが入る毎に再スタートされるタイマである。次に、ス
テップS52にて、ズームスイッチ読込みZSWRDで
検出されたSWが、ズームアップスイッチか、ズームダ
ウンスイッチかが判別される。
【0062】このステップS52に於いて、ズームアッ
プスイッチがオンしている(ZUSWJF=0)場合に
は、ステップS53に進んで、A/D変換レジスタVA
DにADU値が入いる。そうでない場合は、ステップS
54に進んでVADにADZD値が入る。
【0063】次に、ステップS55〜ステップS58に
於いて、VADの値がVF2、VF3と比較される。こ
こで、VF2、VF3は、図8に示されるf2 −R2、
3 −R3に相当する電圧である。
【0064】ステップS56にて、VADがVF2とV
F3の間(図8に於けるf2 とf3 の間)である場合
は、ステップS57に進んで、VDRVに(α*VA
D)が設定される。ここでαは所定の定数でもよいし、
VADに応じた値でもよい。また、ステップS56に
て、VADがVF3を越える場合には、ステップS58
に進んでVDRVにVMAXが設定される。
【0065】一方、ステップS55に於いて、VADが
VF2以下である(図8に於けるf1 とf2 の間)と判
定された場合には、ステップS59に移行してPIタイ
マがオーバフローしているか否かが判断される。ここ
で、オーバフローしていない場合は、ステップS60に
進み、VDRVにVMINが設定される。これに対し、
オーバフローしている場合、すなわちズームモータ40
用のPI43が所定時間入ってこなかった場合は、ステ
ップS61に進んでモータ駆動電圧VDRVにβが加算
される。尚、βは所定値である。
【0066】この処理では、ズームモータ40に駆動信
号を与えているにもかかわらず、PI43が所定時間出
力されない場合には、駆動電圧を上げる。
【0067】次に、ステップS62にて、モータ駆動回
路の駆動電圧としてVDRVが設定される。そして、ス
テップS63にて、ズームスイッチの方向が判断され、
これによりステップS64またはステップS65に移行
して、モータ駆動回路に正転信号(ステップS64)ま
たは逆転信号(ステップS65)が出力される。
【0068】このモータ駆動回路は、例えば図14に示
されるように構成されている。
【0069】IFIC35内の電圧設定用オペアンプA
101の負入力側はオペアンプ用基準電圧が、前記入力
側には定電流源AIによる電流が入力される。そして、
出力側には、電圧制御用トランジスタQ101を介して
モータに大電流が流れないようにするためのモータ電流
制限用抵抗R100と、モータ電圧設定用抵抗R101
が接続されている。
【0070】上記トランジスタQ101と抵抗R101
間には、図示の如くモータブリッジ用PNPトランジス
タQ104、Q106、Q108、Q110、モータブ
リッジ用NPNトランジスタQ105、Q107、Q1
09、Q111、及びズーム、AF、巻上げ、巻戻しモ
ータM1、M2、M3が接続されている。これらのモー
タM1、M2、M3は、CPUからの制御信号I2によ
って、デコード回路A102を介して上記トランジスタ
Q104〜Q111に与えられる信号で、何れかが選択
されるようになっている。そして、トランジスタQ10
4〜Q111の何れかをオンさせることで、各モータの
正転、逆転を選択することができる。
【0071】また、A101は電流発生回路で、抵抗R
101で作られた電流を基に、CPUからの制御信号I
1により電流を発生させるものである。
【0072】このモータ駆動回路に於けるモータ電圧設
定は、例えば次のように行われる。
【0073】いま、モータ電圧V0 とする。図示されな
いCPUより制御信号(上述したステップと62のVD
RVでセットされる信号)IM1が与えられると、その
信号に応じて電流発生回路A101より電流が発生す
る。その電流は抵抗R101に流れ、電圧降下が生じ
る。また、オペアンプA100には、基準電圧VREF
1が与えられているので、 V0 =VREF1+(R101×I) となる電圧V0 が発生する。
【0074】尚、IN1はCPUにより可変できるの
で、V0 は任意の電圧を得ることができる。
【0075】図13のフローチャートに戻って、ステッ
プS66に於いて、ズームPIのエッジ検出のサブルー
チンが実行され、エッジ変化があった場合はステップS
67に移行して、PIタイマを再スタートさせる。ズー
ムPIのエッジ検出は公知であるので、ここでの説明は
省略する。
【0076】次に、ステップS68及びステップS69
に於いて、テレ端かワイド端かが判断される。この判断
は、図9のPI43のパルス数をカウントし、テレ端位
置、ワイド端位置を検出することで行われる。これらの
ステップS68及びステップS69にて、テレ端または
ワイド端の場合は、ステップS72、ステップS73に
移行して、モータ駆動回路にブレーキ、オフ信号が出力
されて、本ルーチンを抜ける。
【0077】ステップS68及びステップS69にて、
テレ端、ワイド端でない場合には、ステップS70に進
み、ZSWRDサブルーチンを呼出してズームスイッチ
の状態が検出される。次いで、ステップS71に於い
て、ズームスイッチが両方とも押されていない(ZSW
JF=1)場合には、ステップS72、ステップS73
に移行して、ブレーキ、オフ信号が出力されて本ルーチ
ンから抜ける。一方、何れかのズームスイッチが押され
ている場合には、ステップS52にジャンプして本ルー
チンが繰返される。
【0078】次に、ズームSWの読込みZSWRDにつ
いて、図15のフローチャートを参照して説明する。
尚、以下の説明に於いて、T側をズームアップ、W側を
ズームダウンに対応させるものとする。
【0079】ステップS81にて、INIT、すなわち
ズームSWの読込みが行われるのに必要な処理が行われ
る。例えば、CPU25のポートセット、IFIC35
をオンし、VREFを出力する等である。次いで、ステ
ップS82にてW側のズーム釦のA/D変換が行われる
(ADZD)。
【0080】そして、ステップS83に於いて、W側の
A/D値が閾値を越えたかが判定される。ここで、閾値
はEEPROM33の値である。閾値を越えたときにオ
ン、それ以外であればオフである。
【0081】ステップS83でオフであれば、ステップ
S84に進んで、W側のSWの状態がオフであるので、
状態フラグZDSWJFが1とされる。この状態フラグ
ZDSWJFは、オンのとき0である。
【0082】次いで、ステップS85にて、T側のズー
ム釦のA/D変換が行われる(ADZU)。その後、ス
テップS86に於いて、T側のSWのA/D値が、EE
PROM33の閾値を越えたか否かが判定される。ここ
で、上記閾値を越えていれば、ステップS87に進ん
で、ズームアップダウンフラグZUDFが1にされる。
このフラグは1のときズーム処理の中でズームアップが
行われる。
【0083】そして、ステップS88にて、前回のT側
のSWの状態がチェックされる。このステップS88に
於いて、ズームアップスイッチ状態フラグZUSWJF
が1の場合は、ステップS89及びステップS90に
て、それぞれZUSWJF←0、ZMSWF←1とし
て、前回のT側のSWがオフのときの処理、すなわちT
側SW状態フラグが0にされる。また、前回オフで且つ
今回オンなので、SWの立下りがあった(SWが押され
た)と判断され、ズームスイッチフラグZMSWFが1
にされる。SWが押されてない場合や、押され続けてい
る場合、このフラグは0になる。
【0084】これに対し、ステップS88に於いて、Z
USWJFが0であった場合は、ステップS91及びス
テップS92に進んで、前回のT側SWがオンのときの
処理がなされる。T側SW状態フラグを0にし、前回も
オン、今回オンなのでZMSWの立下りがあった(SW
が押された)と判断され、ズームスイッチフラグZMS
WFを0にしてクリアする。
【0085】その後、ステップS93に進んで、ズーム
アップ、ズームダウンの何れかがオンであるので、ZM
SWJFが0にされる。
【0086】上記ステップS86に於いて、T側のSW
のA/D値が閾値を越えていない場合は、ステップS9
4、ステップS95及びステップS96に進み、T側の
SWがオフの場合の処理がなされる。T側SW状態フラ
グがオフであるからZUSWJFは1がセットされ、ズ
ームアップSWも、ズームダウンSWもオフなのでZM
SWFが0にクリアされ、ズームスイッチ状態フラグが
1にセットされる。このフラグはダウンかアップの何れ
かが押されている場合に0、両方ともオフならば1にさ
れる。
【0087】上記ステップS83にて、W側のA/D値
が閾値を越えていない場合は、ステップS97に移行し
てズームアップダウンフラグZUDFが0にされる。そ
して、ステップS98にて、T側のズーム釦のA/D変
換が行われる(ADZU)。次いで、ステップS99に
於いて、T側のSWのA/D値が閾値を越えたか否かが
判定される。
【0088】このステップS99にて、閾値を越えた場
合オンと判断され、ステップS100に進んでズームア
ップSW状態フラグが0にされる。一方、閾値を越えて
いない場合はオフと判断され、ステップS101に進ん
でズームアップSW状態フラグが1にされる。
【0089】そして、ステップS102に於いて、前回
のズームダウンSWの状態がチェックされる。このステ
ップS102にて、ZUSWJFが1であった場合は、
ステップS103及びステップS104に進み、前回ズ
ームダウンSW状態がオフであるから、ZDSW状態が
0にされた後、SWの立上りがあったのでZMSWFが
1にされる。
【0090】一方、上記ステップS102に於いて、Z
USWJFが0であった場合は、ステップS105及び
ステップS106に進む。そして、ズームダウンSWの
状態が0にされ、前回もオンであるから立下りなしとさ
れて、ZMSWFが0にされる。
【0091】この後、上述したステップS93を経てリ
ターンされる。
【0092】ところで、上述した実施例では、ズームモ
ータのスピードは、設定電圧によって決まるようになっ
ている。しかしながら、ズームモータの駆動は、PI4
3により制御することができる。したがって、そのパル
ス幅が一定になるよう、すなわちズームスピードが一定
になるように電圧を設定してもよいものであり、ここで
簡単に説明する。
【0093】上述した実施例に於いては、図8に示され
るように、押圧力(力量)f2 以上では、押圧力に比例
してモータ電圧を設定しているが、図16に示されるよ
うに、段階的に設定してもよい。この場合、押圧力の低
いときには、駆動出力の変化を小さくし、押圧力が大き
くなると駆動出力の変化を大きくすることができる。し
たがって、操作感を良好なものとすることができる。こ
の場合、上述した図13のフローチャートに於いて、ス
テップS56のVADの判別を細かくすることで対応す
ることができる。
【0094】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、操作者
に異和感を与えることなく駆動速度を制御することがで
きるレンズ駆動装置を提供することができるので、ズー
ム釦を押す力量によってズームスピードが変わるカメラ
に於いても良好なるズーム操作感を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のレンズ駆動装置の基本構成を示すブ
ロック図である。
【図2】代表的な圧力抵抗特性の例を示した図である。
【図3】ズームスイッチ感圧部を示したもので、(a)
は上面図、(b)は側断面図、(c)はFPCパターン
図である。
【図4】図3の構成のズームスイッチを本体に取付けた
カメラの正面図である。
【図5】図3の構成のズームスイッチを本体に取付けた
カメラの一部を切欠いて示した正面図である。
【図6】図4に於けるズームスイッチ感圧部の断面図で
ある。
【図7】押圧力検出部の感圧素子の出力を検出する回路
を示した図である。
【図8】モータ電圧、ゴム釦力量と感圧素子抵抗の関係
を示した特性図である。
【図9】レンズ駆動装置をズームレンズ内蔵カメラのズ
ーム駆動に応用した実施例で、ズームカメラのブロック
系統図である。
【図10】図9のズームカメラの動作を説明するもの
で、パワーオンリセットのサブルーチンのフローチャー
トである。
【図11】図9のズームカメラの動作を説明するもの
で、スタンバイ解除のサブルーチンのフローチャートで
ある。
【図12】図9のズームカメラの動作を説明するもの
で、スタンバイ解除のサブルーチンのフローチャートで
ある。
【図13】図12のステップS40のズーム処理のサブ
ルーチンである。
【図14】モータ駆動回路の一例を示す回路構成図であ
る。
【図15】図9のズームカメラの動作を説明するもの
で、ズームSWの読込みのフローチャートである。
【図16】モータ電圧、ゴム釦力量と感圧素子抵抗の関
係の他の例を示した特性図である。
【符号の説明】
1…撮影レンズ、2…アクチュエータ、3…操作部材、
4…押圧力検出部、5…駆動制御部、6…第1の比較
部、7…第2の比較部、8…駆動信号出力部、101
102 …下電極、11…補強パターン、13…粘着テー
プ、14…上電極シート、15…上電極、16…感圧
層、17…カメラ本体、18T、18W…ゴム釦、19
…メイン基板、23…ズームスイッチ感圧部、24T、
24W…感圧素子、25…CPU、26…LCDパネ
ル、27…スイッチ操作部、28…ズームスイッチ、2
9…AFIC、33…EEPROM、35…IFIC、
38、39…モータ駆動用IC、40…ズームモータ、
41…AFモータ、42…巻上げ、巻戻しモータ、4
3、45…フォトインタラプタ(PI)、44、46…
フォトリフレクタ(PR)。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年3月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】図3(a)〜(c)に於いて、ポリイミド
フィルム9上に、図示形状の下電極10、10及び
補強パターン11が、更に下電極10上には、カバー
レイシート12がそれぞれ形成されている。また、下電
極10 、10 及び補強パターン11の上部には、粘
着テープ13を介して上電極シート14が設けられてい
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】EEPROM33は、電気的に消去可能な
ROMであり、フィルム数、出補正値、ストロボ充
電電圧情報、バッテリチェック情報等の各種調整値を記
憶している。このEEPROM33と共に、CPU25
には、シリアルデータバスを介して自動調整機34が結
合されている。この自動調整機34は、AF、AE、バ
ッテリチェック、ストロボ調整等を工場で行う際のチェ
ッカとして使用される。各データは、シリアルデータバ
スを通じてCPU25に送られ、調整値がEEPROM
33に記憶される。フィルムのDXコードはCPU25
に直接読込まれ、露出値を決めるための演算値として使
用される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0064
【補正方法】変更
【補正内容】
【0064】ステップS56にて、VADがVF2とV
F3の間(図8に於けるfとfの間)である場合
は、ステップS58に進んで、VDRVに(α*VA
D)が設定される。ここでαは所定の定数でもよいし、
VADに応じた値でもよい。また、ステップS56に
て、VADがVF3を越える場合には、ステップS57
に進んでVDRVにVMAXが設定される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0074
【補正方法】変更
【補正内容】
【0074】尚、IM1はCPUにより可変できるの
で、Vは任意の電圧を得ることができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年2月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】ここで、fは不用意にズームスイッチ
としてのゴム釦に触れてもズームが動作しないような力
量にしておく。そして、力量fを越えるとズームが
動作を始める。このときは微調整できるようゆっくり動
作する(VMIN )。更に強くゴム釦を押して、力量
を越えると、CPU25は徐々に電圧を上げて、
力量fに達した所で最高電圧VMAX になるよう
にする。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】例えば、f〜fでは、 VMIN =1.2V+ZMBUF×0.3 … (2) f〜fでは V=VMIN +((A/D値)−TH2) ×ZMVK×0.019V …(3) とする。(但しV≦VMAX である。)ここで、ZM
BUF、ZMVKは、後述するEEPROMに記憶され
ている調整値である。更に、ZMBUFはZMBUF=
(ZMVS+a)となっていて、カメラが低温等でズー
ムスイッチが押されても動作しないとき、自動的にaを
加算してズームの動き出す電圧まで上昇するようになっ
ている。ZMVSはもちろん、EEPROMに記憶させ
ておいてもよい。また、感圧素子の製造上のばらつきも
あるのでf、fを検出するA/D変換の閾値
H1、TH2または(TH2−TH1)もちろんEEP
ROM値としてよい。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】モータ駆動用IC38、39には、CPU
25から送出されるモータ駆動信号が、上記IFIC3
5内で一度デコードされた後、供給されるようになって
いる。そして、CPU25の信号により、ズームモータ
40、AFモータ41、巻上げ巻戻しモータ42の何
れかのモータが選択されて駆動されるようになってい
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】上記ズームモータ40は、フォトインタラ
プタ(以下PIと略記する)43とフォトリフレクタ
(以下PRと略記する)44より成るズームエンコーダ
の信号で、CPU25により制御される。また、AFモ
ータ41にはPI45が、巻上げ巻戻しモータ42に
はPR46が設けられる。CPU25は、これらPI4
5及びPR46の信号を監視しながら各モータを制御す
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】ステップS6では、パワースイッチがチェ
ックされる。スイッチ操作部27内のパワースイッチが
オフなら、ステップS13に移行する。一方、ステップ
S6でパワースイッチオンであれば、ステップS7に進
んでLCDを表示させた後、ステップS8にてストロ
ユニット47をチャージさせ、いつでも撮影可能な状態
にする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0052
【補正方法】変更
【補正内容】
【0052】上記ステップS25にて、RWによる割込
みがない場合、ステップS27に進んでタイマ割込みが
チェックされる。このステップS27で、タイマ割込み
があれば、ステップS28に移行して表示タイマカウン
処理が行われる。そして、ステップS29で測光が行
われ、更にステップS30にてズームSWが検出された
後、ステップS301にてZMSWFをチェックし、Z
MSWF=1ならばステップS36へ、そうでなけれ
ば、図10のフローチャートのステップS10へ戻る。
すなわち、表示中は測光が続けて行われている。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0062
【補正方法】変更
【補正内容】
【0062】このステップS52に於いて、ズームアッ
プスイッチがオンしている(ZUSWJF=0)場合に
は、ステップS53に進んで、A/D変換レジスタVA
DにADZU値が入いる。そうでない場合は、ステップ
S54に進んでVADにADZD値が入る。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0069
【補正方法】変更
【補正内容】
【0069】IFIC35内の電圧設定用オペアンプ
100の負入力側はオペアンプ用基準電圧が、前記入力
側には定電流源AIによる電流が入力される。そして、
出力側には、電圧制御用トランジスタQ101を介して
モータに大電流が流れないようにするためのモータ電流
制限用抵抗R100と、モータ電圧設定用抵抗R101
が接続されている。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0070
【補正方法】変更
【補正内容】
【0070】上記トランジスタQ101と抵抗R101
間には、図示の如くモータブリッジ用PNPトランジス
タQ104、Q106、Q108、Q110、モータブ
リッジ用NPNトランジスタQ105、Q107、Q1
09、Q111、及びズーム、AF、巻上げ巻戻しモ
ータM1、M2、M3が接続されている。これらのモー
タM1、M2、M3は、CPUからの制御信号IM2
よって、デコード回路A102を介して上記トランジス
タQ104〜Q111に与えられる信号で、何れかが選
択されるようになっている。そして、トランジスタQ1
04〜Q111の何れかをオンさせることで、各モータ
の正転、逆転を選択することができる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0071
【補正方法】変更
【補正内容】
【0071】また、A10は電流発生回路で、抵抗R1
01で作られた電流を基に、CPUからの制御信号IM
により電流を発生させるものである。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0073
【補正方法】変更
【補正内容】
【0073】いま、モータ電圧Vとする。図示され
ないCPUより制御信号(上述したステップと62のV
DRVでセットされる信号)IM1が与えられると、そ
の信号に応じて電流発生回路A10より電流が発生す
る。その電流は抵抗R101に流れ、電圧降下が生じ
る。また、オペアンプA100には、基準電圧VREF
1が与えられているので、 V=VREF1+(R101×IM1) となる電圧Vが発生する。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0084
【補正方法】変更
【補正内容】
【0084】これに対し、ステップS88に於いて、Z
USWJFが0であった場合は、ステップS91及びス
テップS92に進んで、前回のT側SWがオンのときの
処理がなされる。T側SW状態フラグを0にし、前回も
オン、今回オンなのでZMSWの立下りがないと判断さ
れ、ズームスイッチフラグZMSWFを0にしてクリア
する。
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正14】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
【手続補正15】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】
【手続補正16】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】変更
【補正内容】
【図15】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズと、 この撮影レンズを駆動するアクチュエータと、 上記撮影レンズの駆動方向を指示する操作部材と、 この操作部材の押圧に応じて出力を変化させる押圧力検
    出手段と、 この押圧力検出手段の出力に応じて上記アクチュエータ
    に駆動信号を出力する駆動制御手段とを具備するレンズ
    駆動装置に於いて、 上記駆動制御手段は、上記操作部材の押圧力が増加して
    上記押圧力検出手段の出力が第1の所定値を越えたこと
    を検出して第1の出力を供給する第1の比較手段と、上
    記押圧力検出手段の出力が更に第2の所定値を越えたこ
    とを検出して第2の出力を供給する第2の比較手段と、
    上記第1の比較手段から第1の出力がなされるまでは駆
    動信号を供給せず第1の出力がなされてから上記第2の
    出力がなされるまでは上記押圧力検出手段の出力によら
    ずに所定の速度で上記アクチュエータを駆動する駆動信
    号を出力する駆動信号出力手段とから成ることを特徴と
    するレンズ駆動装置。
  2. 【請求項2】 上記撮影レンズの移動を検出する移動検
    出手段を更に有し、上記駆動信号出力手段は所定速度の
    駆動信号を出力中に上記移動検出手段で撮影レンズの移
    動が検出されない場合は、上記所定速度よりも高い速度
    の駆動信号を出力する請求項1に記載のレンズ駆動装
    置。
JP4003360A 1992-01-10 1992-01-10 レンズ駆動装置 Pending JPH05188262A (ja)

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