JPH05186610A - 太陽電池モジュール用接着シート - Google Patents

太陽電池モジュール用接着シート

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JPH05186610A
JPH05186610A JP4005897A JP589792A JPH05186610A JP H05186610 A JPH05186610 A JP H05186610A JP 4005897 A JP4005897 A JP 4005897A JP 589792 A JP589792 A JP 589792A JP H05186610 A JPH05186610 A JP H05186610A
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solar cell
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Shunichi Onishi
西 俊 一 大
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、透明性、接着性、架橋性が優れた
太陽電池モジュール用接着シートの提供にある。 【構成】 本発明の太陽電池モジュール用接着シート
は、エチレン、不飽和カルボン酸エステル及びエチレン
性不飽和化合物からなる共重合体95〜99.9重量%
と有機過酸化物(例えば、ジクミルパーオキサイド)
0.1〜5重量%から成る配合物を成形することにより
製造される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】〔発明の背景〕
【産業上の利用分野】本発明は、アモルファスシリコン
などの半導体による太陽電池モジュールを外部からの衝
撃や透湿を保護するために使用される接着シート材料に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】無尽蔵な太陽光を利用する太陽電池は、
近年急速に普及しつつある。太陽電池は光のエネルギー
を電気のエネルギーに変換する素子からなるが、この素
子たとえばシリコン半導体は、直接外気にさらされると
その機能が低下するため、外気からの保護を目的として
ガラスで電池外面を覆い、さらに下面には透湿防止のた
めにポリフッ化ビニル(PVF)ないしポリフッ化ビニ
リデン(PVDF)フィルムを敷き、且つ素子を直接接
着保護するためにエチレン‐酢酸ビニル共重合体(EV
A)が密封充填剤として使用されている。太陽電池モジ
ュール用接着シートに最も必要とされる性能は、より効
率良くエネルギーをモジュール内に蓄積するために、太
陽光の受光性がよいこと、即ち透明性が優れているこ
と、である。
【0003】従来、接着シート材料として使用されてい
るものにポリビニルブチラール(PVB)があるが、そ
の表面に粘着防止剤(具体的には、たとえば、炭酸水素
ナトリウム)が塗布されているので、これを洗浄除去、
乾燥しなければならないこと、および材料価格が汎用熱
可塑性樹脂に比較して高価であること、と言う難点があ
る。汎用熱可塑性樹脂の中でもエチレン‐酢酸ビニル共
重合体は、比較的安価でかつ透明性に優れているので、
接着シート材料としての使用を期待しうるが、自然環境
下で長期に使用した場合にその性能、殊に耐熱性および
耐久性、が劣化し、さらに太陽電池モジュールを構成す
るガラス、素子、ポリフッ化ビニルないしビニリデンフ
ィルム等への接着性が十分でないという欠点がある。
【0004】その改良のために、エチレン‐酢酸ビニル
共重合体にカップリング剤および有機過酸化物を添加し
て、接着性、耐熱性及び耐久性を向上させる技術(特公
昭62−14111号公報)、エチレン‐酢酸ビニル共
重合体を有機シラン化合物でグラフト変性させたものに
有機過酸化物を添加することにより接着性、耐熱性及び
耐久性を向上させる技術(特公昭62−9232号公
報)がそれぞれ提案されているが、本発明者らの知る限
りでは、必ずしも満足すべきものではない。すなわち、
前者は接着シートの成形後、シート表面からカップリン
グ剤が揮発して、太陽電池モジュールを構成するガラ
ス、素子、ポリフッ化ビニルフィルム等への接着時に接
着性が安定していないという欠点がある。また、後者の
方法により成形した接着シートは、太陽電池モジュール
を構成するガラス、素子、ポリフッ化ビニルないしビニ
リデンフィルム等への接着時に接着性は安定しているも
のの、接着シートの成形時に架橋反応を起して成形がで
きなくなる、いわゆる成形安定性が好ましくない、とい
う欠点がある。
【0005】この後者の技術にみられる欠点の原因は、
おそらく、エチレン‐酢酸ビニル共重合体を有機シラン
化合物でグラフト変性させる場合に有機シラン化合物を
完全に反応させることが難しく、変性した共重合体中に
数%〜数十%は未反応の有機シラン化合物が残存し、接
着シートの成形時にこの未反応有機シラン化合物が架橋
シートを得る目的で添加される有機過酸化物と反応して
架橋を誘起するからであろうと考えられる。
【0006】〔発明の概要〕
【発明が解決しようとする課題】本発明は、透明性、接
着性、架橋性およびシート成形時の安定性に優れた太陽
電池モジュール用接着シートを提供することを目的と
し、特定の材料を使用することによりその課題を解決し
ようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
<要旨>本発明による太陽電池モジュール用接着シート
は、下記の成分(A)95〜99.9重量%および成分
(B)0.1〜5重量%を含んで成る配合物をシートに
成形したものであること、を特徴とするものである。
【0008】(A)エチレンを84.9〜55重量%、
一般式RSiR′3-n で表されるエチレン性不飽和
シラン化合物(上記一般式で、Rはエチレン性不飽和ハ
イドロカービルまたはハイドロカービルオキシ基または
(メタ)アクリロイルオキシアルキル基、R′は脂肪族
飽和または芳香族ハイドロカービルまたはハイドロカー
ビルオキシ基、Yは脂肪族飽和または芳香族ハイドロカ
ービルまたはハイドロカービルオキシ基、または脂肪族
アシルオキシ基、nは0または1または2を表わす。)
を0.1〜5重量%、およびエチレン性不飽和カルボン
酸エステルを15〜40重量%含んでなる共重合体。
【0009】(B)10時間半減期温度が90〜170
℃である有機過酸化物。
【0010】<効果>太陽電池モジュール用接着シート
製作の際の透明性、接着性、架橋性およびシート成形時
の安定性に改善が与えられて、上記の目的が達成され
る。
【0011】〔発明の具体的説明〕 <接着シート構成素材>本発明のシートを構成する材料
は、エチレン、エチレン性不飽和シラン化合物および不
飽和カルボン酸エステルを含んでなる共重合体および有
機過酸化物を含んでなる配合物である。
【0012】(1)共重合体 (i) 概要 本発明で使用される共重合体(A)は、エチレン、エチ
レン性不飽和シラン化合物およびエチレン性不飽和カル
ボン酸エステルを含んでなるものである。ここで、「含
んでなる」ということは、挙示の三種の単量体の外に、
本発明の目的を損なわない限り、少量(たとえば、必須
単量体に対して10重量%程度まで、好ましくは5重量
%まで)の共重合性単量体を包含することを意味するも
のである。そのような単量体には、たとえば、酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニルなどのビニルエステル、アクリ
ル酸、メタクリル酸などのエチレン性不飽和カルボン
酸、がある。
【0013】(ii)エチレン性不飽和シラン化合物 この共重合体にケイ素原子由来の特性を導入してたとえ
ばシリコン半導体素子および(または)被覆ガラスに対
する接着性ないし親和性を付与する成分として、エチレ
ン性不飽和シラン化合物はこの共重合体(A)での必須
成分の一つであるが、本発明による共重合体はエチレン
性不飽和シラン化合物を0.1〜5重量%、好ましくは
0.2〜3重量%、含有するものである。シラン化合物
含量が0.1重量%未満であると、接着性が劣り、5重
量%を越えるとシート成形時に架橋を起しやすくなり、
成形安定性が悪化する。
【0014】本発明の成分(A)の共重合体の構成成分
として使用されるエチレン性不飽和シラン化合物は、一
般式RSiR′3-n (但し、Rはエチレン性不飽和
ハイドロカービル基またはエチレン性不飽和ハイドロカ
ービルオキシ基または(メタ)アクリロイルオキシアル
キル基、R′は脂肪族飽和または芳香族ハイドロカービ
ル基、または脂肪族飽和または芳香族ハイドロカービル
オキシ基、Yは脂肪族飽和または芳香族ハイドロカービ
ル基、脂肪族飽和または芳香族ハイドロカービルオキシ
基、または脂肪族アシルオキシ基、nは0または1また
は2を表わす)で表わされる化合物である。
【0015】Rのエチレン性不飽和のハイドロカービル
基またはハイドロカービルオキシ基のハイドロカービル
基は脂肪族(環式脂肪族を包含するものとする)のも
の、すなわちアルケニル基またはシクロアルケニル基が
好ましく、特に炭素数が2〜8程度のもの、就中低級ア
ルケニル基、が適当である。Rが(メタ)アクリロイル
オキシアルキル基であるときの「(メタ)アクリロイ
ル」はアクリロイルおよびメタアクリロイル基のいずれ
かを意味するものであり、また酸素原子を介してこの不
飽和アシル基と結合するアルキル基(これだけを取出せ
ば、アルキレン基)は炭素数が1〜6程度のものが好ま
しい。
【0016】R′は、炭素数1〜5程度、好ましくは1
〜3程度、のアルキル基、または炭素数6〜10程度、
好ましくは6〜7程度、のアリール(アルカリール基を
包含するものとする)、就中脂肪族のもの、が適当であ
る。
【0017】Yは、脂肪族飽和または芳香族ハイドロカ
ービルオキシ基、特に炭素数1〜5程度、好ましくは1
〜3程度、のもの、就中脂肪族のもの、または脂肪族ア
シルオキシ基、好ましくは炭素数1〜5程度、就中2〜
3程度、のもの、が適当である。
【0018】このような不飽和シラン化合物は、具体的
には、例えば、Rがビニル、アリル、イソプロペニル、
ブテニル、シクロヘキセニル、γ‐(メタ)アクリロイ
ルオキシプロピル、R′がメチル、エチル、プロピル、
デシル、フェニル、Yがメトキシ、エトキシ、ホルミル
オキシ、アセトキシ、プロピオニルオキシ、であるもの
である。特に好ましいのは、CH=CHSi(OA)
(ここで、Aは炭素数1〜8の脂肪族飽和ハイドロカ
ービル基または脂肪族飽和アシル基である)で表わされ
る化合物、好ましくは、ハイドロカービルまたはアシル
基が炭素数1〜3程度のもの、具体的には、ビニルトリ
メトキシシラン、ビニルトリエトキシシランであり、ま
た、ビニルトリアセトキシシランである。
【0019】(iii) エチレン性不飽和カルボン酸エステ
ル 本発明の成分(A)の共重合体の構成他成分として使用
される不飽和カルボン酸エステルは、本発明の共重合体
中に15〜40重量%、好ましくは20〜35重量%、
含有される。エステル含量が15重量%未満であると、
シートの透明性が劣るので光線透過率が低下し、40重
量%を越えるとシートのベタツキが大きくなるのでブロ
ッキングが発生する。
【0020】この不飽和カルボン酸エステルとしてはエ
チレン性不飽和一価カルボン酸の脂肪族飽和一価アルコ
ールとのエステルが代表的であり、当該カルボン酸とし
てはアクリル酸またはメタクリル酸が、当該アルコール
としては炭素数1〜10程度、特に1〜4程度、のもの
が、適当である。
【0021】具体的なエチレン性不飽和カルボン酸エス
テルとしては、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、
アクリル酸ブチル、アクリル酸2エチルヘキシル、メタ
クリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブ
チル、メタクリル酸2エチルヘキシルなどのアクリル酸
エステルまたはメタアクリル酸エステルが好んで用いら
れる。
【0022】(iV)その他 本発明の共重合体のメルトフローレート(MFR)は、
0.1〜500g/10分がふつうであり、好ましくは
1〜100g/10分、である。
【0023】このような共重合体は、所定単量体(前記
の、第四の単量体を使用する場合はそれを包含する)を
個々にあるいは混合して、一時にあるいは段階的に、重
合条件に服させることによって製造することができる。
シラン化合物あるいは不飽和カルボン酸エステルのよう
な極性単量体が存在するところから、重合はチグラー型
触媒によるよりは高圧ラジカル重合が適当である。高圧
ラジカル重合によるエチレンの単独重合および共重合は
周知であって、本発明でも適当な方法を採用することが
できる。ラジカル重合は、酸素または過酸化物触媒を使
用して行なうことがふつうである。
【0024】(2)有機過酸化物 本発明で(B)成分として使用される有機過酸化物は、
本発明シートを太陽電池モジュールの外部保護材に積層
するときに分解して本発明の共重合体を架橋する機能を
有するものであれば、いかなるものでも使用することが
できるが、本発明ではそのための条件として10時間半
減期温度が90〜170℃、好ましくは100〜160
℃、の有機過酸化物を使用するものとしている。
【0025】そのような有機過酸化物として代表的なも
のは、下記の通りである。 (1) 1,1‐ビス(第3ブチルパーオキシ)3,3,5
‐トリメチルシクロヘキサン(10時間半減期温度(以
下、同様):90℃)、(2) 1,1‐ビス(第3ブチル
パーオキシ)シクロヘキサン(91℃)、(3) 第3ブチ
ルパーオキシマレイン酸(96℃)、(4) 第3ブチルパ
ーオキシラウレート(96℃)、(5) 第3ブチルパーオ
キシ‐3,5,5‐トリメチルヘキサノエート(97
℃)、
【0026】(6) シクロヘキサノンパーオキサイド(9
7℃)、(7) 第3ブチルパーオキシアリルカーボネート
(97℃)、(8) 第3ブチルパーオキシイソプロピルカ
ーボネート(98℃)、(9) 2,5‐ジメチル‐2,5
‐ジ(ベンゾイルパーオキシ)ヘキサン(100℃)、
(10)2,2‐ビス(第3ブチルパーオキシ)オクタン
(101℃)、
【0027】(11)第3ブチルパーオキシアセテート(1
02℃)、(12)2,2‐ビス(第3ブチルパーオキシ)
ブタン(103℃)、(13)第3ブチルパーオキシベンゾ
エート(104℃)、(14)n‐ブチル‐4,4‐ビス
(第3ブチルパーオキシ)バレレート(105℃)、(1
5)ジ‐第3ブチルパーオキシイソフタレート(107
℃)、
【0028】(16)メチルエチルケトンパーオキサイド
(109℃)、(17)ジクミルパーオキサイド(117
℃)、(18)2,5‐ジメチル‐2,5‐ジ(第3ブチル
パーオキシ)ヘキサン(118℃)、(19)α,α′‐ビ
ス(第3ブチルパーオキシ‐m‐イソプロピル)ベンゼ
ン(119℃)、(20)第3ブチルクミルパーオキサイド
(120℃)、
【0029】(21)ジイソプロピルベンゼンハイドロパー
オキサイド(122℃)、(22)ジ‐第3ブチルパーオキ
サイド(124℃)、(23)p‐メンタンハイドロパーオ
キサイド(133℃)、(24)2,5‐ジメチル‐2,5
‐ジ(第3ブチルパーオキシ)ヘキシン‐3(135
℃)、(25)1,1,3,3‐テトラメチルブチルハイド
ロパーオキサイド(153℃)、(26)2,5‐ジメチル
ヘキサン‐2,5‐ジハイドロパーオキサイド(154
℃)、(27)クメンハイドロパーオキサイド(158
℃)、(28)第3ブチルハイドロパーオキサイド(167
℃)などである。
【0030】これら有機過酸化物(B)の配合量は、共
重合体(A)との合計量100重量部に対して0.1〜
5重量部、好ましくは0.3〜3重量部、すなわち、成
分(A)+成分(B)基準で、成分(A)が95〜9
9.9重量%および成分(B)が0.1〜5重量%、で
ある。この配合量を満足させることにより、適度な架橋
度のシートが得られ、その透明性が低下せずに高い接着
性が保持されるのである。
【0031】(3)配合物 本発明で使用される配合物は、前述のエチレン/エチレ
ン性不飽和シラン化合物/エチレン性不飽和カルボン酸
エステル共重合体(成分(A))および有機化酸化物
(成分(B))とから基本的になるが、該共重合体の一
部を本発明の効果を阻害しない範囲内で、両立性ないし
混融性の熱可塑性重合体(C)とのブレンドとしてもさ
しつかえない。具体的には、成分(A)の共重合体の3
0重量%まで程度の量の重合体(C)を添加することが
できる。いいかえれば、成分(A)+成分(C)につい
て、不飽和シラン化合物およびエチレン性不飽和カルボ
ン酸エステルの含量が成分(A)について規定したそれ
ぞれの下限値を下まわるべきではない。
【0032】ブレンドに適する熱可塑性重合体は、成分
(A)との両立性ないし混融性から、エチレン系共重合
体、例えば、エチレンと酢酸ビニルとの共重合体、エチ
レンと(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸
エチル、(メタ)アクリル酸ブチルなどの不飽和カルボ
ン酸エステルとの共重合体、エチレンとプロピレン、ブ
テン‐1などのα‐オレフィンとの共重合体、エチレン
‐酢酸ビニル‐不飽和カルボン酸エステルとの三元共重
合体などが好ましく用いられる。
【0033】本発明の配合物は、各種安定剤、着色剤、
アンチブフロッキング剤、滑剤、耐紫外線劣化剤などを
必要に応じて配合することができる。
【0034】(4)太陽電池モジュール用接着シート 本発明の配合物をシートに成形するには、通常のポリエ
チレン、エチレン‐酢酸ビニル共重合体、ポリプロピレ
ン等のポリオレフィン材料の成形に採用される方法と同
様の方法を使用することができる。例えば、T‐ダイ押
出機を用いて、有機過酸化物の分解温度以下、例えば9
0〜170℃の温度、で成形して、0.1〜1.0mm程
度の厚さのシートを得ることができる。
【0035】このようにして得られたシートは、太陽電
池モジュールの外部保護材、例えばガラス、PVDFな
どに積層して使用される。
【0036】なお、太陽電池のモジュール化は、一般的
に次のようにおこなわれる。シリコン半導体、またはセ
レン半導体のウエハを太陽電池素子として使用し、これ
らの素子を2枚の接着シートで挾み込む。そしてその両
面に、例えばガラス等の上部透明保護材とPVFないし
PVDFシート等の裏面保護シートとを重ね合せ、この
状態で、真空中で脱気し、加熱接着して、ガラス/接着
シート/太陽電池素子/接着シート/PVFないしPV
DFの構成で張合わせする。この際、加熱は接着シート
中に含まれている有機過酸化物が完全分解するまで実施
することがシートの耐熱性の向上につながるので好まし
い。このようにして、太陽電池素子は2枚の接着シート
で完全に保護され、かつ、外部各保護材と接着シートと
の加熱接着により、強力に接着した太陽電池モジュール
が完成される。
【0037】
【実施例】以下の実施例は、本発明をより具体的に説明
するためものである。
【0038】実施例1 攪拌式オートクレーブ型連続反応器を用いて、エチレ
ン、ノルマルヘキサンに溶解させたビニルトリメトキシ
シラン、アクリル酸メチルおよび触媒としてノルマルヘ
キサンに溶解させたターシャルブチルパーオキシネオデ
カネートを連続的に供給し、重合圧力2000kg/c
m2 、重合温度190℃で共重合させて、エチレン/ビ
ニルトリメトキシシラン/アクリル酸メチル三元共重合
体(ビニルトリメトキシシラン含量2重量%、アクリル
酸メチル含量27重量%、メルトフローレート12g/
10分)を得た。この三元共重合体をメタノール抽出に
付し、ガスクロマトグラフィーを用いて未反応ビニルト
リメトキシシラン含量を測定したところ、0.01重量
%であった。
【0039】次に、この三元共重合体100重量部に有
機過酸化物としてジクミルパーオキサイド(10時間半
減期温度117℃)2重量部を配合した混合物を、スク
リュー口径65mm、L/D26、ダイ有効巾1000mm
のT‐ダイ押出機を用いて120℃の温度で厚さ0.6
mmのシートに成形した。シートの成形は5時間にわたっ
て行ったが、終始、成形安定性は良好であった。
【0040】このようにして得られたシートを用いて、
ガラス/接着シート/太陽電池素子/接着シート/ポリ
フッ化ビニルシート(米国デュポン社製「テドラー」フ
ィルム)の順でそれぞれを重ね合せ、真空ラミネーター
で加熱温度120℃で溶融張合わせをした後、150℃
で10分間加熱して有機過酸化物を分解させて、共重合
体シートの架橋と同時に外部保護材とを接着させてモジ
ュールを作成した。
【0041】太陽電池モジュールの性能は、450mμ
における光線透過率、外部保護材との剥離強度(試片巾
10mm、引張速度50mm/分)および架橋度(キシレン
10時間沸点抽出による未溶出量)を測定した。その結
果を表1に示す。
【0042】実施例2 実施例1と同じ三元共重合体100重量部に有機過酸化
物としてジターシャリーブチルパーオキサイド(10時
間半減期温度124℃)0.5重量部を配合した混合物
を用いた他は、実施例1と同様にして厚さ0.6mmのシ
ートを成形した。シートの成形は5時間にわたって行っ
たが、終始、成形安定性は良好であった。
【0043】また、実施例1と同様にしてモジュールを
作成し、その性能を測定した。その結果を表1に示す。
【0044】実施例3 実施例1と同様の製造法で、エチレン/ビニルトリメト
キシシラン/メタクリル酸メチル三元共重合体(ビニル
トリメトキシシラン含量0.5重量%、メタクリル酸メ
チル含量30重量%、メルトフローレート15g/10
分)を得た。この三元共重合体をメタノール抽出に付
し、ガスクロマトグラフィーを用いて未反応ビニルトリ
メトキシシラン含量を測定したところ、0.005重量
%であった。
【0045】この三元共重合体を用いた他は実施例1と
同様にして、厚さ0.6mmのシートを成形した。シート
の成形は5時間にわたって行ったが、終始、成形安定性
は良好であった。
【0046】また、実施例1と同様にしてモジュールを
作成し、その性能を測定した。その結果を表1に示す。
【0047】実施例4 実施例1と同様の製造法で、エチレン/ビニルトリメト
キシシラン/アクリル酸エチル三元共重合体(ビニルト
リメトキシシラン含量5重量%、アクリル酸エチル含量
30重量%、メルトフローレート25g/10分)を得
た。この三元共重合体をメタノール抽出に付し、ガスク
ロマトグラフィーを用いて未反応ビニルトリメトキシシ
ラン含量を測定したところ、0.03重量%であった。
【0048】この三元共重合体を用いた他は実施例1と
同様にして、厚さ0.6mmのシートを成形した。シート
の成形は5時間にわたって行ったが、終始、成形安定性
は良好であった。
【0049】また、実施例1と同様にしてモジュールを
作成し、その性能を測定した。その結果を表1に示す。
【0050】比較例1 実施例1と同様の製造法で、エチレン/ビニルトリメト
キシシラン/酢酸ビニル三元共重合体(ビニルトリメト
キシシラン含量2重量%、酢酸ビニル含量27重量%、
メルトフローレート12g/10分)を得ようとして重
合を行ったが、重合段階で架橋反応が起り、成形可能な
三元共重合体を得ることができなかった。
【0051】比較例2 実施例1と同様の製造法で、エチレン/ビニルトリメト
キシシラン/アクリル酸三元共重合体(ビニルトリメト
キシシラン含量2重量%、アクリル酸含量27重量%、
メルトフローレート12g/10分)を得ようとして重
合を行ったが、比較例1と同様に重合段階で架橋反応が
起り、成形可能な三元共重合体を得ることができなかっ
た。
【0052】比較例3 エチレン/アクリル酸メチル共重合体(アクリル酸メチ
ル含量27重量%、メルトフローレート20g/10
分)100重量部に対して、ビニルトリメトキシシラン
2.5重量部およびターシャリーブチルパーオキシ2‐
エチルヘキサノエート0.3重量部を加えてヘンシェル
ミキサーにて混合した後、この混合物を温度160℃に
設定したL/D24の押出機にて平均滞留時間2分で押
出して、シランをグラフトした共重合体のペレットを得
た。この共重合体をメタノール抽出に付し、ガスクロマ
トグラフィーを用いて未反応ビニルトリメトキシシラン
含量を測定したところ、0.5重量%であった。また、
未分解のターシャリーブチルパーオキシ‐2‐エチルヘ
キサノエートをメタノールで抽出し、ガスクロマトグラ
フィーを用いて含量分析した結果、0.05重量%以下
であった。
【0053】このペレット100重量部に有機過酸化物
としてジクミルパーオキサイド(10時間半減期温度1
17℃)2重量部を配合した混合物を、実施例1と同じ
ダイ有効巾1000mmのT‐ダイ押出機を用いて120
℃の温度で厚さ0.6mmのシートに成形した。シート成
形開始後30分でダイ耳部で樹脂が架橋反応を起し、シ
ート成形が困難となった。
【0054】参考として、成形が良好時のシートを用い
て、実施例1と同様にしてモジールを作成し、その性能
を測定した。その結果を表1に示す。
【0055】比較例4 エチレン/酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含量28重
量%、メルトフローレート22g/10分)100重量
部に対して、ビニルトリメトキシシラン2.5重量部お
よびジクミルパーオキサイド0.5重量部を加えてヘン
シェルミキサーにて混合した後、この混合物を温度16
0℃に設定したL/D24の押出機にて平均滞留時間2
分で押出して、シランをグラフトした共重合体のペレッ
トを得た。
【0056】この共重合体をメタノール抽出に付し、ガ
スクロマトグラフィーを用いて未反応ビニルトリメトキ
シシラン含量を測定したところ、0.6重量%であっ
た。また未分解のターシャリーブチルパーオキシ‐2‐
エチルヘキサノエートをメタノールで抽出し、ガスクロ
マトグラフィーを用いて含量分析した結果、0.05重
量%以下であった。
【0057】このペレット100重量部に有機過酸化物
としてジクミルパーオキサイド2重量部を配合した混合
物を、実施例1と同じダイ巾1000mmのT‐ダイ押出
機を用いて120℃の温度で厚さ0.6mmのシートに成
形した。シート成形開始後25分でダイ耳部で樹脂が架
橋反応を起し、シート成形が困難となった。
【0058】参考として、成形が良好時のシートを用い
て、実施例1と同様にしてモジュールを作成し、その性
能を測定した。その結果を表1に示す。
【0059】 表 1 成形安定性 光線透過率 剥離強度(kg/cm2 ) 架橋度 (%) ガラス PVF (%) 実施例1 良 87 5.4 5.0 85 実施例2 良 87 5.2 4.7 78 実施例3 良 90 3.8 3.5 83 実施例4 良 91 8.3 7.9 85 比較例1 − − − − − 比較例2 − − − − − 比較例3 不良 86 3.7 3.3 82 比較例4 不良 88 4.0 3.4 83 PVF: ポリフッ化ビニルフィルム
【0060】
【発明の効果】本発明の太陽電池モジュール用接着シー
トは、従来のものに比べて透明性、接着性、架橋性が優
れており、かつ、シート成形時の安定性にも優れ、実用
性能が一段と向上したものであることは、「発明の概
要」の項において前記したところである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 31/042 // C08L 23:04

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記の成分(A)95〜99.9重量%お
    よび成分(B)0.1〜5重量%を含んで成る配合物を
    シートに成形したものであることを特徴とする、太陽電
    池モジュール用接着シート。 (A)エチレンを84.9〜55重量%、一般式RSi
    R′3-n で表されるエチレン性不飽和シラン化合物
    (上記一般式で、Rはエチレン性不飽和ハイドロカービ
    ルまたはハイドロカービルオキシ基または(メタ)アク
    リロイルオキシアルキル基、R′は脂肪族飽和または芳
    香族ハイドロカービルまたはハイドロカービルオキシ
    基、Yは脂肪族飽和または芳香族ハイドロカービルまた
    はハイドロカービルオキシ基、または脂肪族アシルオキ
    シ基、nは0または1または2を表わす。)を0.1〜
    5重量%、およびエチレン性不飽和カルボン酸エステル
    を15〜40重量%含んでなる共重合体。 (B)10時間半減期温度が90〜170℃である有機
    過酸化物。
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