JPH05186330A - 消炎鎮痛外用剤 - Google Patents

消炎鎮痛外用剤

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JPH05186330A
JPH05186330A JP10943292A JP10943292A JPH05186330A JP H05186330 A JPH05186330 A JP H05186330A JP 10943292 A JP10943292 A JP 10943292A JP 10943292 A JP10943292 A JP 10943292A JP H05186330 A JPH05186330 A JP H05186330A
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inflammatory analgesic
inflammatory
triglyceride
analgesic external
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優一 横溝
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 薬効成分の経皮吸収性に優れ、安全性、安定
性も良好な消炎鎮痛外用剤を提供する。 【構成】 薬効成分として非ステロイド系及び/又はス
テロイド系消炎鎮痛薬物と、基剤成分として1:(5以
上)の重量比のリン脂質とトリグリセライドとを外用剤
に配合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は消炎鎮痛外用剤に関し、
詳しくは薬効成分として非ステロイド及び/又はステロ
イド系消炎鎮痛薬物を含む消炎鎮痛外用剤に関する。
【0002】
【従来の技術】現在市販されている非ステロイド系消炎
鎮痛外用剤(インドメタシン、ケトプロフェンなどの非
ステロイド系消炎鎮痛薬物を含むもの)及びステロイド
系消炎鎮痛外用剤(酢酸ヒドロコルチゾンやプレドニゾ
ロンなどのステロイド系消炎鎮痛薬物を含むもの)の剤
型には、水性ゲル軟膏剤、溶液剤、クリーム剤、テープ
剤などがある。
【0003】溶液剤はその使用性、簡便性の良さから、
クリーム剤は、保湿性などの付随した感触の良さから、
また、テープ剤は薬物の徐放化という利点から使用され
ている。その中でもゲル軟膏剤は、特に経皮吸収性が優
れていることから非ステロイド系及びステロイド系消炎
鎮痛外用剤の剤型として広く使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前述のよ
うなゲル軟膏剤は、薬効成分である非ステロイド系消炎
鎮痛薬物やステロイド系消炎鎮痛薬物の溶解性、経皮吸
収性の向上を目的として多量の低級アルコール(エタノ
ール、イソプロパノールなど)及び多価アルコール(プ
ロピレングリコール、ポリエチレングリコール300、
ポリエチレングリコール400など)を必須成分として
含有しているため、皮膚に対する刺激性という安全性面
から問題がある。
【0005】また、このゲル軟膏剤を皮膚に塗布したと
き通常は塗布面を密封するという手段を採らないため、
基剤中の低級アルコールは直ちに揮散し、薬効成分の結
晶が析出するという問題もあるし、又その結果、薬効成
分の経皮吸収性が妨げられるという問題もある。一方、
経皮吸収促進剤の配合によって薬効成分の経皮吸収性向
上を目指した研究も行なわれている。経皮吸収促進剤と
しては、ジメチルスルフォキシド(DMSO)やジメチ
ルフォルムアミド(DMF)などが知られている。しか
し、経皮吸収性を向上するには、多量の経皮吸収促進剤
の添加が必要なので、前記アルコール類と同様、経皮吸
収促進剤の皮膚に対する刺激性などの安全性面から問題
があり、また経皮吸収促進効果において満足できるもの
とは言えず、未だ実用化に至っていないのが現状である
【0006】
【課題を解決するための手段】以上のような状況におい
て、本発明者らは上記問題点を解決するため種々検討し
た結果、消炎鎮痛薬物に特定の基剤成分を配合すれば、
経皮吸収性、安全性、安定性共に優れた消炎鎮痛外用剤
が得られることを見出し本発明を完成した。
【0007】すなわち本発明は、薬効成分として非ステ
ロイド系及び/又はステロイド系消炎鎮痛薬物、及び基
剤成分として1:(5以上)の重量比のリン脂質とトリ
グリセライドとを含有する消炎鎮痛外用剤を提供するも
のである。
【0008】以下、本発明を詳細に説明する。 <1>本発明の消炎鎮痛薬物 本発明の外用剤の薬効成分として使用される消炎鎮痛薬
物としては、非ステロイド系のものでは例えば、インド
メタシン、サリチル酸メチル、サリチル酸グリコール、
ジクロフェナクナトリウム、フルフェナム酸、ブフェキ
サマック、イブプロフェン、ザルトプロフェン、ナプロ
キセン、フルルビプロフェン、フルルビプロフェンアキ
セチル、フェンブフェン、メフェナム酸、ピロキシカ
ム、アンピロキシカム、リシプフェン、テノキシカム、
フェルビナク、オルセノンなどが挙げられる。
【0009】また、ステロイド系のものでは例えば、ヒ
ドロコルチゾン、プレドニゾロン、メチルプレドニゾロ
ン、ベタメタゾン、デキサメタゾン、トリアムシノロ
ン、トリアムシノロンアセトニド、フルメタゾン、フル
オシノニド、ベクロメタゾン、フルオシノロン、フルオ
メトロン、フルドキシコルチド、モメタゾン、クロベタ
ゾン、クロベタゾール及びこれらステロイドのエステル
(酪酸プロピオン酸ベタメタゾン等)、ケタール、アセ
タール及びヘミアセタール誘導体などが挙げられる。
【0010】<2>リン脂質 本発明の消炎鎮痛外用剤に使用されるリン脂質として
は、フォスファチジルコリン(レシチン)、フォスファ
チジルエタノールアミン、フォスファチジルセリン、フ
ォスファチジルイノシトール、フォスファチジルグリセ
ロール、フォスファチジン酸、スフィンゴミエリン等が
挙げられる。
【0011】これらはいずれも経皮吸収性向上効果を有
するが、中でもフォスファチジルエタノールアミン、フ
ォスファチジルグリセロールはこの効果が高いので好ま
しい。また、一般にリン脂質混合物として市販の大豆リ
ン脂質(大豆レシチン)、卵黄リン脂質(卵黄レシチ
ン)使用すると入手し易さの面で有利である。
【0012】<3>トリグリセライド 本発明の消炎鎮痛外用剤に使用されるトリグリセライド
としては、飽和脂肪酸(C8〜C19)トリグリセライ
ド、不飽和脂肪酸(C8〜C19)トリグリセライド、直
鎖脂肪酸(C8〜C19)トリググリセライド、分岐脂肪
酸(C8〜C19)トリグリセライド等が挙げられるが、
医薬用外用剤が化粧料に用いられるものであれば問題な
い。
【0013】<4>本発明の消炎鎮痛外用剤 本発明の消炎鎮痛外用剤を製造するには、基本的には非
ステロイド系及び/又はステロイド系消炎鎮痛薬物の1
種以上と、リン脂質の1種以上と、トリグリセライドの
1種以上とを均一に混合すればよい。
【0014】消炎鎮痛薬物の配合量は、その成分によっ
て異なるが、一般に外用剤全量に対し0.001〜5%
(重量%、以下同様)が好ましい。リン脂質の配合量
は、対象とする適応症、剤型及び含有する消炎鎮痛薬物
の種類及び量等によって異なるが、通常外用薬の全量に
対して0.1〜15%、好ましくは0.1〜10%であ
る。リン脂質の量がこの範囲より少ないと薬剤の経皮吸
収効果が十分でなく、必要以上に使用しても効果がそれ
に比例して増強されず皮膚がベたつく等の好ましくない
作用がでることがあるので前記範囲が好ましい。
【0015】また、トリグリセライドの配合量は、同様
に対象とする適応症、剤型及び含有する消炎鎮痛薬物の
種類及び量等によって異なるが、通常、外用剤の全量に
対し0.5〜85%、好ましくは20〜80%である。
【0016】いずれにしても、リン脂質とトリグリセラ
イドとの割合は、重量比で1:(5以上)、好ましくは
1:(6〜30)であることが好ましい。トリグリセラ
イドがこの割合より少ないと、経皮吸収性促進効果が低
下する。
【0017】消炎鎮痛薬物、リン脂質及びトリグリセラ
イドに加えて本発明の消炎鎮痛外用剤には、意図する用
途によって他の成分を配合することができ、常法により
各種のレオロジカルな性状を持つ製剤を製造することが
可能である。
【0018】このような剤型の種類としては、溶液、コ
ロイド溶液、乳化ローション、O/Wクリーム(親水ク
リーム)、水性ゲルのような、水相が連続性である水性
混合物や、溶液、W/Oクリーム(親油クリーム)、例
えばプラスチベースのようなゲル基剤、乳化剤を油脂に
添加した吸水軟膏、親水軟膏など、油相が連続相である
油性混合物を製造することができ、さらにポリエチレン
グリコール混合物等の非水性の水溶性基剤を製造するこ
とができる。また、固体分散剤を添加した振とうローシ
ョンのような懸濁基剤の製造も可能である。
【0019】これらの剤型を製造するために使用される
油脂成分、乳化剤、分散剤、ゲル化剤としては、通常化
粧品や医薬用外用剤に使用される公知の物質を使用する
ことができる。
【0020】油脂成分としては、固体パラフィン、流動
パラフィン、スクワレン、スクワラン、プリスタン、ワ
セリン、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレン
粉末等の炭化水素類が挙げられる。セチルアルコール、
ヘキサデシルアルコール、ステアリルアルコール、オレ
イルアルコール等の脂肪族高級アルコール類、パルミチ
ン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノレイン酸、リノ
ール酸等の高級脂肪酸類、ミツロウ、カルナウバロウ、
鯨ロウ、ラノリン、水添ラノリン、硬質ラノリン、カン
デリラロウ等の高級脂肪酸と高級アルコールとのエステ
ル類、イソプロピルミリステート、イソプロピルパルミ
テート等の高級脂肪酸と低級アルコールとのエステル類
が使用できる。
【0021】乳化剤及び分散剤としては、アニオン系、
カチオン系、非イオン系界面活性剤の何れも使用できる
が、皮膚に対する刺激性の少ない点から非イオン系界面
活性剤を使うと有利である。非イオン系界面活性剤とし
て、例えばグリセリルモノステアレート等の脂肪酸モノ
グリセライド類、ソルビタンモノラウレート等のソルビ
タン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレンステアレー
ト等のポリオキシエチレン脂肪酸エステル類、ポリオキ
シエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンオレイ
ルエーテル等のポリオキシエチレン高級アルコールエー
テル類が挙げられる。
【0022】ゲル化剤としては、例えば、カルボキシメ
チルセルロース、セルロースゲル、カーボポールゲル、
ポリビニルアルコール、ポリエチレングリコール、各種
ガム類を挙げることができる。これらの油脂成分、乳化
剤、分散剤及びゲル化剤は、単独であるいは組み合わせ
て使用することができる。
【0023】本発明の消炎鎮痛外用剤には皮膚に対する
湿潤作用を増加させて、薬物の経皮吸収性をさらに向上
させるために保湿剤を添加したり、また、皮膚に対して
静菌作用と共に冷却作用を与えるためにアルコールを添
加することは有利である。
【0024】保湿剤としては、プロピレングリコール、
グリセリン、1.3−ブチレングリコール、ジプロピレ
ングリコール、エチレングリコール、1.4−ブチレン
グリコール、ジグリセリン、トリグリセリン等のポリグ
リセリン、グリコース、マルトース、マルチトール、シ
ョ糖、フラクトース、スレイトール、エリスリトール、
ソルビット、澱粉分解糖等があげられる。尚、保湿剤及
びアルコールの添加量は、皮膚に対して刺激を与えない
程度とする。
【0025】本発明の消炎鎮痛外用剤には、さらに安定
性を増加するために、酸化防止剤、キレート剤、防腐剤
等等を必要に応じて添加することが好ましい。酸化防止
剤としては、ブチル化ヒドロキシトルエン、ブチル化ヒ
ドロキシアニソール、トコフェロールピロ亜硫酸ナトリ
ウム、アセトンソジウムビサルフェート等が挙げられ
る。
【0026】防腐剤としては、p−オキシ安息香酸のメ
チル、エチル、プロピル、ブチルエステル(以下それぞ
れメチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベ
ン、ブチルパラベンという)、o−フェニルフェノー
ル、デヒドロ酢酸及びその塩及びp−クレゾール、m−
クレゾール、p−クロル−m−キシレノール等を使用す
ることができる。
【0027】キレート剤としては、EDTA(エチレン
ジアミンテトラ酢酸)、チオグリコール酸、チオ乳酸、
チオグリセリンを使用することができる。また、本発明
の消炎鎮痛外用剤には、クエン酸、乳酸、酒石酸等を添
加してpHを調節することが好ましい。調節すべきpH
は、製剤の安定性に基づいて決定されるが、通常中性な
いし弱酸性とすることが好ましい。また、必要に応じて
香料を微量添加することができる。さらに、本発明の消
炎鎮痛外用剤には、抗生物質、抗ヒスタミン剤、殺菌
剤、ビタミン類を一つ以上組み合わせて配合することも
できる。
【0028】
【作用】本発明の消炎鎮痛外用剤は、基剤成分としてリ
ン脂質及びトリグリセライドの作用により、前述のよう
に各種の剤型に形成できる。しかもこれらの剤型におい
ては、含有する消炎鎮痛薬物である非ステロイド及びス
テロイドの経皮吸収性が著しく増加し(バイオアベイラ
ビリティ)、作用も増強するので湿疹、苔鮮、魚鱗症、
乾鮮、筋肉痛、関節炎等の炎症性疾患に適用することに
より、その症状を消失、又は軽快させることができる。
また、本発明の消炎鎮痛外用剤は、前記基剤成分の使用
により、有効成分である消炎鎮痛非ステロイド及びステ
ロイドの損失がなく、しかも皮膚に長時間にわたり分散
貯留せしめ、これらの非ステロイド及びステロイドの効
果を有効に発揮せしめることができる。さらに、本発明
の消炎鎮痛外用剤は、同様な理由から経時的に安定で、
着色等の変化も少ない。
【0029】
【実施例】以下に、本発明の実施例を説明する。
【0030】
【実施例1〜6】本発明の実施例として、消炎鎮痛薬物
としてインドメタシンを含む消炎鎮痛外用剤について説
明する。
【0031】<製法>表1に記載の各成分を混合し、オ
イルゲル状の消炎鎮痛外用剤を製造した。
【0032】
【表1】 一方、表2に示す成分を混合して比較例の消炎鎮痛外用
剤を製造した。
【0033】
【表2】
【0034】<消炎鎮痛薬物の経皮吸収試験>上記の各
実施例及び比較例の消炎鎮痛外用剤の消炎鎮痛薬物の経
皮吸収量を、拡散セル試験法により測定した。除毛した
モルモット背部皮膚を摘出し、この皮膚をシンク(Si
nk)タイプの拡散セルに装着し、ドナー側に各実施例
あるいは比較例の外用剤(検体)を塗布し、レセプター
側には、pH7.4のリン酸緩衝生理食塩水を用い、3
7℃の恒温状態でレセプター側より一定量サンプリング
し、高速液体クロマトグラフィーによりレセプター側に
経皮透過してきた薬剤量を定量し、経皮吸収量とした。
【0035】48時間後の経皮吸収率を表3に示した。
【0036】
【表3】 この結果から明かなように、本実施例の消炎鎮痛外用剤
は、比較品に比べて薬物の経皮吸収を促進する効果に優
れている。
【0037】
【実施例7〜12】次に、本発明の消炎鎮痛外用剤とし
て、O/Wクリームにおける実施例を説明する。
【0038】<製法>表4記載の各成分を混合し、O/
Wクリーム状の消炎鎮痛外用剤を製造した。
【0039】
【表4】 一方、表5に示す成分を混合して、O/Wクリームにお
ける比較品を製造した。
【0040】
【表5】
【0041】<消炎鎮痛薬物の経皮吸収試験>実施例7
〜12及び比較例9〜16の各消炎鎮痛外用剤につい
て、消炎鎮痛薬物の経皮吸収率を前記と同様に測定し
た。その結果を表6に示す。
【0042】
【表6】 この結果から明らかなように、本発明の消炎鎮痛外用剤
は、オイルゲル同様に、O/Wクリームにおいても、比
較品に比べて薬物の経皮吸収を促進する効果に優れてい
る。
【0043】
【発明の効果】本発明の消炎鎮痛外用剤は、基剤成分と
してリン脂質及びトリグリセライドを使用することによ
り、薬効成分としての非ステロイド及びステロイド系消
炎鎮痛薬物の経皮吸収性を促進させ、バイオアベイラビ
リティーを向上させ、且つ外用剤の安全性、安定性、使
用性に優れたものである。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/165 8413−4C 31/19 8413−4C 31/195 8413−4C 31/23 8413−4C 31/405 AAH 7252−4C 31/54 7252−4C 31/57 7252−4C 31/60 7252−4C 45/00 ABE 8415−4C 47/14 N 7433−4C 47/24 N 7433−4C

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬効成分として非ステロイド系及び/又
    はステロイド系消炎鎮痛薬物、及び基剤成分として1:
    (5以上)の重量比のリン脂質とトリグリセライドとを
    含有する消炎鎮痛外用剤。
  2. 【請求項2】 リン脂質が、フォスファチジルコリン
    (レシチン)、フォスファチジルエタノールアミン、フ
    ォスファチジルセリン、フォスファチジルイノシトー
    ル、フォスファチジルグリセロール、フォスファチジン
    酸及びスフィンゴミエリンから選ばれることを特徴とす
    る請求項1記載の消炎鎮痛外用剤。
  3. 【請求項3】 リン脂質が、フォスファチジルエタノー
    ルアミン及びフォスファチジルグリセロールから選ばれ
    ることを特徴とする請求項2記載の消炎鎮痛外用剤。
  4. 【請求項4】 非ステロイド系消炎鎮痛薬物が、インド
    メタシン、サリチル酸メチル、サリチル酸グリコール、
    ジクロフェナクナトリウム、フルフェナム酸、ブフェキ
    サマック、イブプロフェン、ザルトプロフェン、ナプロ
    キセン、フルルビプロフェン、フルルビプロフェンアキ
    セチル、フェンブフェン、メフェナム酸、ピロキシカ
    ム、アンピロキシカム、リシプフェン、テノキシカム、
    フェルビナク及びオルセノンから選ばれることを特徴と
    する請求項1記載の消炎鎮痛外用剤。
  5. 【請求項5】 ステロイド系消炎鎮痛薬物が、ヒドロコ
    ルチゾン、プレドニゾロン、メチルプレドニゾロン、ベ
    タメタゾン、デキサメタゾン、トリアムシノロン、トリ
    アムシノロンアセトニド、フルメタゾン、フルオシノニ
    ド、ベクロメタゾン、フルオシノロン、フルドキシコル
    チド、モメタゾン、クロベタゾン、クロベタゾール及び
    これらステロイドのエステル、ケタール、アセタール及
    びヘミアセタール誘導体から選ばれることを特徴とする
    請求項1記載の消炎鎮痛外用剤。
  6. 【請求項6】 トリグリセライドが、飽和脂肪酸(C8
    〜C19)トリグリセライド、不飽和脂肪酸(C8〜C1
    9)トリグリセライド、直鎖脂肪酸(C8〜C19)トリグ
    リセライド及び分岐脂肪酸(C8〜C19)トリグリセラ
    イドから選ばれることを特徴とする請求項1記載の消炎
    鎮痛外用剤。
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