JPH05185484A - 射出圧力モニタ方法 - Google Patents

射出圧力モニタ方法

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JPH05185484A
JPH05185484A JP3053766A JP5376691A JPH05185484A JP H05185484 A JPH05185484 A JP H05185484A JP 3053766 A JP3053766 A JP 3053766A JP 5376691 A JP5376691 A JP 5376691A JP H05185484 A JPH05185484 A JP H05185484A
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cavity
pressure
screw position
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賢男 上口
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哲明 根子
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スクリュー位置,射出圧力,キャビティ充填
量の関係をモニタし表示する。 【構成】 スクリュー位置に対する圧力をグラフ表示す
ると共にキャビティの図も表示装置の画面に表示す
る。。スクリュー位置をキー操作により画面上で移動さ
せるることによりスクリュー位置に対する圧力をモニタ
する。同時に、スクリュー位置に対応するキャビティ内
の樹脂充填状態をイメージとして表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プロセッサで制御さ
れる射出成形機に関し、特に、射出条件設定における射
出圧力のモニタ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】射出速度をスクリュー位置に応じて多段
に切換える射出速度制御が行われている。この射出速度
の設定は、キャビティ内はその領域に応じて流動抵抗が
異なるため、この流動抵抗に応じて決めなければならな
い。そのため、射出速度、射出速度の切換え位置の決定
にあたっては、スクリュー位置に対応する金型キャビテ
ィ内の樹脂の充填状態を把握しておく必要がある。
【0003】従来、このキャビティ内の樹脂の充填状態
を調べる方法として、ショートショット法などが用いら
れていた。このショートショット法は樹脂を少量射出し
た後、金型を開き、樹脂の充填量を調べ、そうして順次
射出量を増大して行き、流動抵抗が変化するスクリュー
位置を金型内に充填された樹脂位置より求め、この位置
より、射出速度切換え位置を求めるようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ショートショット法で
は上述したように、少量づつ樹脂量を増大させて射出を
行い、射出を行うごとに金型を開き金型に充填された樹
脂先端位置を調べる必要があり、多大な時間と労働を必
要とする。またコネクタ等の金型ではショートショット
法により条件出し中に過充填させてしまう場合があり、
問題がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、射出圧力をスク
リューの図やキャビティの図と一緒にディスプレイ上に
表示するようにして、射出圧力とスクリュー位置との関
係、および射出圧力とキャビティ内の樹脂充填状態をイ
メージの形で条件設定者に提示することによって、斯か
る条件設定を容易にすることを目指した、射出圧力モニ
タ方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】スクリュー位置に対する
キャビティ内樹脂圧を表す圧力波形を表示する表示装置
の画面上に、成形条件設定の対象の金型のキャビティの
絵を描画すると共に、入力されたスクリューの位置に基
づき該キャビティに充填される樹脂量を求めて、上記描
画されたキャビティに該充填樹脂量を表す表示をし、さ
らに、圧力波形を表示するところには入力されたスクリ
ュー位置を示すマークを表示させる。
【0007】また、スクリュー位置に対するキャビティ
内樹脂圧を表す圧力波形を表示する表示装置の画面上に
シリンダの絵を描画すると共に、このシリンダの絵には
入力されたスクリュー位置に対応するところにスクリュ
ーの絵を描画し、且つ、上記圧力波形を表示するところ
には入力されたスクリュー位置を示すマークを表示させ
る。
【0008】
【作用】スクリュー位置を入力すると、スクリューバッ
ク位置からこの入力位置までの行程による射出でキャビ
ティのどの箇所まで充填されたかのイメージを画面上に
表示する。その結果、スクリュー位置、圧力、及びキャ
ビティ充填状態の三者の関係を同一画面上に容易に視認
できる形で現す。
【0009】また、スクリュー位置の入力に伴って、そ
の入力値に応じた量だけシリンダ内を進んだ状態のスク
リューの絵が画面上に表示されることによりシリンダと
スクリュー位置、圧力との関係を明確にする。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例を採用した電動式射
出成形機及び該射出成形機の制御系要部を示す図で、符
号1はスクリュー、符号2はスクリュー1を軸方向に駆
動する射出用のサーボモータである。また、射出用のサ
ーボモータ2にはパルスコーダ3が装着されスクリュー
1の現在位置が検出されるようになっており、スクリュ
ー1にはスクリュー軸方向に作用する反力によって樹脂
圧力を検出する射出圧力センサ4が設けられている。
【0011】符号100は射出成形機を制御する数値制
御装置(以下、NC装置という)で、該NC装置100
はNC用のマイクロプロセッサ(以下、CPUという)
112とプログラマブルマシンコントローラ(以下、P
MCという)用のCPU114を有しており、PMC用
CPU114には射出成形機のシーケンス動作を制御す
るシーケンスプログラム等を記憶したROM117およ
びPMC用RAM110が接続されている。NC用CP
U112には射出成形機を全体的に制御する管理プログ
ラムを記憶したROM115及び射出用,クランプ用,
スクリュー回転用,エジェクタ用等の各軸のサーボモー
タを駆動制御するサーボ回路103がサーボインターフ
ェイス111を介して接続されている。なお、図1では
射出用のサーボモータ2のサーボ回路103のみ図示し
ている。
【0012】また、105はバブルメモリやCMOSメ
モリで構成される不揮発性の共有RAMで、射出成形機
の各動作を制御するNCプログラム等を記憶するメモリ
部と各種設定値,パラメータ,マクロ変数を記憶する設
定メモリ部を有する。113はバスアービタコントロー
ラ(以下、BACという)で、該BAC113にはNC
用CPU112及びPMC用CPU114,共有RAM
105,入力回路106,出力回路107の各バスが接
続され、該BAC113によって使用するバスを制御す
るようになっている。
【0013】また、119はオペレータパネルコントロ
ーラ116を介してBAC113に接続されたCRT表
示装置付手動データ入力装置(以下、CRT/MDIと
いう)であり、CRT表示画面上に各種設定画面や作業
メニューを表示したり、各種操作キー(ソフトキーやテ
ンキー等)を操作することにより様々な設定データの入
力や設定画面の選択ができるようになっている。なお、
104はNC用CPU112にバス接続されたRAM
で、データの一時記憶等に利用されるものである。
【0014】上記サーボ回路103は射出用サーボモー
タ2に接続され、パルスコーダ3の出力はサーボ回路1
03に入力されている。又、出力回路107からサーボ
回路103には、射出用サーボモータ2の出力トルクを
制御するためのトルクリミット値が出力されるようにな
っている。
【0015】さらに、出力回路107にはアドレス発生
器118が接続され、アドレス発生器118の出力はP
MC用CPU114にバス接続されたRAM108,1
09に入力され、RAM108,109の同一アドレス
を指定するようになっている。そして、RAM108に
は射出圧力センサ4の出力信号がA/D変換器101を
介して接続され、RAM109にはパルスコーダ3から
の信号を計数してスクリュー位置を検出するカウンタ1
02が接続されており、出力回路107から射出開始指
令が出力されると、アドレス発生器118が所定アドレ
スより順に所定サンプリング周期でアドレスを発生し、
RAM108,109の同一アドレスを指定し、A/D
変換器101の出力,カウンタ102の出力を指定アド
レスに格納するようになっている。
【0016】以上のような構成において、NC装置10
0は、共有RAM105に格納されたNCプログラム及
び上記した各種成形条件や、ROM117に格納されて
いるシーケンスプログラムにより、PMC用CPU11
4がシーケンス制御を行いながら、NC用CPU112
が射出成形機の各軸のサーボ回路103へサーボインタ
フェース111を介してパルス分配し、射出成形機を制
御する点は従来と同様である。
【0017】特に、本発明に関係して、共有RAM10
5にキャビティデータを格納する。金型は通常CADシ
ステム等で設計されており、この金型設計時にキャビテ
ィを表す図を、例えば図2に示すように作成すると共
に、図3に示すようにキャビティデータを記憶するテー
ブルTBを作成し格納する。すなわち、金型キャビティ
内に充填される実際の体積(V1 ,V2 ,・・・Vn)、
描画されたキャビティに上記充填体積を表示するために
必要な線の本数(L1,L2 ・・・Ln)、上記線の位置を
決定するところの描画されたキャビティ輪郭線上の点
(P11、P12、P21、P22・・・)を記憶したテーブル
TBを作成して、これらのキャビティデータをフロッピ
ーディスク等に記憶し、オペレータパネルコントローラ
116にディスクコントローラを接続して、該ディスク
コントローラを介してフロッピーディスクから共有RA
M105にこれらキャビティデータを格納する。また、
シリンダとスクリューの画も共有RAM105に入力し
ておく。さらに、スクリュー位置にカーソル及び該カー
ソル位置に縦線を表示するようにする。
【0018】ここで、図2についてさらに説明すると、
この図2は実際の金型キャビティを表示画面上にその断
面形状を以て表すときの画像を示したもので、その輪郭
線上には注入樹脂量を段階的に表示するための複数の点
が指定されている。そして、この点は図3の点に対応す
るものである。そこで、この点の設定について説明する
と、係る点の選定位置は、まず、キャビティの流動抵抗
が変化する箇所とする。この図2の例で言えば、点P31
(P41) 、点P32(P43) 、P42、P44、P51〜P54で
ある。さらに、これらの点同士、又は始点P01、P02と
上記点との間を適当数に分割する点(P11、P12、P2
1、P22、など)をも選定する。この分割する体積の数
が多いほど、キャビティへの樹脂の充填状態を細かく表
現できることになるので、分割する総数はそれを勘案し
た値となる。また、分割した体積はそれぞれほぼ同じ大
きさになることが望ましい。
【0019】さらに、図3の表は、充填された樹脂の量
を画面上に表すためには、図2のように画面上に描画さ
れたキャビティに対してそこのどの点とどの点とを結ぶ
線(且つ、その線は何本か)の内側を塗り潰すなどすれ
ばよいかを教えている。なお、この図の表の体積は積算
値であって(よって、全キャビティ体積V=Vn )、実
際の体積値を示している。
【0020】例えば、樹脂がキャビティ内に体積V5 だ
け実際に充填されたとすると、これを表示するのに、画
面上に描画されたキャビティに対して図2の点P51とP
52、P53とP54とを結ぶ線とキャビティ輪郭線で形成さ
れる閉領域(結線の内側)を塗り潰すなどして区別する
ようにしている。また、そのとき、結ぶ線の数はL2=
2であることも示している。
【0021】次に、成形条件を設定し、特に、射出速
度、射出圧力、保圧圧力は、金型を破壊させない程度の
仮の値を設定し、射出を1回行わせる。射出が開始され
ると、アドレス発生器118が順次RAM108、10
9のアドレスを0番地から指定し、RAM108、10
9には図4に示すようにスクリュー位置に対応して圧力
が各アドレスに記憶されることになる。
【0022】なお、図4においては、アドレスi番地に
記憶されるスクリュー位置及び圧力についてのデータS
Ci、PRiを示している。さらにτはアドレス発生器
118がアドレスを発生する周期である。
【0023】ここで、このモニタ時において上記表示画
面に描かれる絵の一例を示すと図5のようになる。すな
わち、画面の下にはスクリュー位置と圧力との関係を示
すグラフ(圧力波形)A1、スクリュー位置を表示する
欄A4、また画面の上にはシリンダとスクリューの絵A
2、金型キャビティの絵A3が表示される。さらに、圧
力波形のところには現在のスクリュー位置を表示するカ
ーソルCと縦線Lが表示される。なお、圧力波形におけ
るスクリューの位置と描画されたシリンダの位置とは同
じ座標を以て表すようにする。
【0024】さらに、後述するように、この縦線上に常
に描画されたスクリューの先端が位置するように、スク
リューの絵は入力されたスクリュー位置に基づいて描画
されたシリンダ内を移動するようになっている。
【0025】そこで、本発明の射出圧力モニタ方法にか
かる最初の例として、カーソルCを移動させ縦線Lを移
動させると、この画面上にそのカーソルCの座標位置P
に相当する実際のスクリュー位置を表示すると共に、こ
の位置Pにスクリューの絵を表示してスクリューがその
位置まで進んだことによりキャビティ内に充填された樹
脂の状態を表示する例(第一実施例)を説明する。
【0026】その処理を図6のフローチャートをもとに
説明すると、上述したように射出速度,保圧等を仮設定
し1回射出を行なった後、モニタ指令を入力すると、P
MC用CPU114は図6の処理を開始し、ステップS
101でPMC用CPUは共有RAM105に記憶され
ているデータからCRT画面上にシリンダの絵、このシ
リンダ内でスクリューバック位置(xmax )にあるスク
リューの絵、及び、金型キャビティの絵を描画すると共
に、RAM108,109に同期して記憶されているス
クリュー位置に対応する圧力をグラフ表示する。
【0027】次に、ステップS102で画面を見ながら
調べたいスクリュー位置にカーソルキーを操作してカー
ソルC及び縦線Lを移動させる。なお、このカーソルC
は、例えばカーソルキーを叩く回数に応じて移動する、
又は押し続けている時間に応じて移動するものであり、
カーソルキーの押圧が停止したとき、位置の入力があっ
たものとしている。或いはテンキーで位置を入力するよ
うにしてもよい。この移動した位置、すなわち、カーソ
ルCの座標位置Pを次のステップ103で実際のスクリ
ュー位置(x)に変換すると共に、スクリュー位置表示
欄A4にその位置(X)を表示する。なお、この実際の
スクリュー位置(x)はシリンダ先端位置を基準とした
値である。そして、この値xがステップS104でシリ
ンダ先端(0)とスクリューバック位置(xmax )との
間にあると判断すれば次のステップS105に移るが、
そうでないときはステップS102に戻り、正しい値の
入力を待つ。
【0028】ステップS105では以前の縦線を消去し
てこの座標位置Pに縦線を新たに描画する。そして次の
ステップS106で図7にサブルーチンで示した処理を
行ない画面上に既に描画されているスクリューの絵(当
初は、前述したように、スクリューバック位置
(xmax )に表示されている)を消去して、この位置P
に先端が位置するスクリューの絵を描画する(なお、画
面上のスクリューの位置はその先端位置を以て代表させ
る)。
【0029】同時に、このステップで金型キャビティの
絵には前に表示した充填量についての表示を消去して、
新たにこのスクリュー位置(x)に基づく樹脂充填量を
描画する。なお、このキャビティ充填量の描画に関する
具体的な処理については後述する。そしてステップS1
07で終了キーが押されるとこの処理は終了するが、こ
のキーが押されずに、他のスクリュー位置の入力がある
と再びステップS102以下の処理を繰り返すことにな
る。
【0030】次に、上記ステップS106でのキャビテ
ィ充填量書換えについての処理(サブルーティン)につ
いての一例を図7のフローチャートをもとに説明する
と、まず、ステップS201でカーソル位置Pにスクリ
ューの絵を位置させる。すなわち描かれたスクリューの
先端が位置Pにくるようにする。そしてステップS20
2で位置Pに対応するスクリュー位置(x)に基づいて
充填量を計算する。これはシリンダ内径(D)とスクリ
ューの行程(xmax −x)から、次式の演算を行なって
充填量Vxを求める。
【0031】Vx=(πD2 /4)×(xmax −x) そしてステップS203で指標iを1に設定して、次の
ステップS204で共有RAM105のテーブルTBに
記憶された指標iに対応する体積Vi(最初はV1 )が
上記算出された充填量Vxを超えてなければ、ステップ
S205で指標iの値に1加えて、さらにその値がn
(キャビティの容積を分割した数)を超えなければ(ス
テップS206)、再びステップS204に戻って、同
様の処理を繰り返す。この処理を繰り返し、ステップS
204でついに充填量Vxに等しいかこれより大きVi
を見出だすと、ここからステップS207に移る。
【0032】すなわち、ステップS204からステップ
S206までの処理は、充填量VxをテーブルTBに記
憶されたV1 、V2 、V3 と順に比較して、充填量Vx
にもっとも近い(但しこれよりも少なくはない)Vi
(図6参照)を見付ける作業である。例えば、入力した
値xに対応するVxがV6 とV7 との間の値であれば、
V7 (i=7 )が指定されてステップS207に移るこ
とになる。
【0033】次にステップS207で別の指標jを1に
初期設定し、次のステップS208でテーブルTBに記
憶された点Pi.2j-1とPi.2jとを線で結ぶ。当初はjは
1であるからPi 1 とPi 2 とを結ぶ。そしてステップ
S209で指標jの値に1加え、次のステップS210
でその値(現在は2である)が体積Viに対応するテー
ブルTBに記憶された直線の数Li(図7参照)以下で
あるかどうかを判断する。すなわち、Pi 1 とPi 2
を結ぶ線の外にまだ他の点と点とを結ぶべき線が残って
いるかどうかを判断する。もし、残っていれば、すなわ
ち、jの値がLiに達してなければ、ステップS210
からステップS208に戻り、同様に点Pi.2j-1とP
i.2jとを線で結ぶ。もし、図6におけるV5 、V6 など
のように線の数(L5 、L6 )が2であるときは、一回
だけステップS214からステップS212に戻り、点
i.2j-1とPi.2j、すなわち、Pi 3 とPi 4 とを線で
結ぶ処理をすることになる。
【0034】こうしてステップS210でjの値がLi
に等しくなったことが判断されると、ステップS211
に移り、ステップS208〜210の過程で結んだ線の
内側を塗り潰すなどの処理をして、樹脂がキャビティの
どのあたりまで充填されたかを画面上にイメージとして
表示する。
【0035】この第一実施例は、スクリューの絵をカー
ソルCの移動に基づいて画面上で動かしながら、実際の
スクリュー位置に対応する圧力値をモニタすると共に、
そのスクリュー位置でのキャビティの充填状態をイメー
ジとして表示するので、スクリューのどの位置で圧力が
大きく変化しているか、そのときキャビティのどのあた
りまで樹脂が充填されるか、キャビティ内の樹脂は流動
抵抗が異なる領域に移ろうとしているのかどうか、キャ
ビティ内の断面を樹脂が通過するとき圧力はどう変化す
るのか、また、スクリューの実際の位置(x)がシリン
ダに対してどのような位置の関係にあたるか等につい
て、条件設定時に視覚的に直ちにわからせるようにして
いる。
【0036】次に、キャビティの充填状態をスローモー
ションで表示すると共にその時点での射出圧力を画面上
に表現する例(第二実施例)について説明する。
【0037】その処理を図8のフローチャートをもとに
説明すると、上述したように1回射出した後モニタ指令
を入力すると、ステップS301で前述同様に画面上に
圧力波形、シリンダの絵、このシリンダ内でスクリュー
バック位置(xmax )にあるスクリューの絵、及び、金
型キャビティの絵を描画する。ここまでの処理は図6の
フローチャートのステップS101での処理と同じであ
る。
【0038】そして、ステップS302でテーブルTB
内のアドレスに対応する指標iを「1」に設定する。そ
してステップS303でアドレスiにおけるスクリュー
位置(SCi)を表示する。このSCiはシリンダ先端
を基準(0 )とする。
【0039】次のステップS304では別の指標jを1
に初期設定し、ステップS305で点Pi.2j-1とPi.2j
とを線で結ぶ。そしてステップS306で指標jの値に
1加え、次のステップS307でその値がViに対応す
る直線の数Li(図3参照)以下であるかどうかを判断
する。もしjの値がLiに達してなければ、ステップS
307からステップS305に戻り、同様に点Pi.2j-1
とPi.2jとを線で結ぶ。 こうしてステップS307で
jの値がLiに等しくなったことが判断されると、ステ
ップS308に移り、ステップS305〜307の過程
で結んだ線の内側を塗り潰すなどの処理をして、樹脂が
キャビティのどのあたりまで充填されたかを画面上にイ
メージとして表示する。なお、この内ステップS304
からステップS308までの処理は、前述の図7におけ
るステップS203からステップS211までの処理と
同一である。
【0040】そして上記の表示処理が終了するとステッ
プS309に移り、ここでタイマーTをスタートさせ
る。このタイマーTのスタートから一定時間経過すると
(ステップS310)ステップS311に移り、終了指
示が出されたかどうかを判断する。終了指示が出されて
いればこの処理は終了するが、出されてなければステッ
プS312で指標iの値をを1つインクリメントして、
その結果、そのiがn(キャビティ体積分割数)を超え
てなければステップS303に移って、これ以降は次の
アドレスについて前と同様な処理を実行する。iがnを
超えるとステップS302に戻る。
【0041】なお、このタイマーTはスクリューをアド
レス1だけ移動させる時間を設定するためのものである
から、このタイマーTの設定時間を変えることにより、
画面上にキャビティの充填状態の変動を表す速度を速め
たり、遅くしたり、これを任意に調節することができ
る。
【0042】以上のように、上に示した例は一定時間ご
とにスクリューのアドレスを自動的に1つづつ増加させ
たときのキャビティの充填状態を実動作の何倍かの速度
(スローモーション)で画面に表現するものであり、同
時にその時のスクリュー位置での圧力を表示している。
したがって、スクリューが徐々に前進したときの圧力の
変動をモニタしつつキャビティの充填状態の変動を所望
の速度で確認することができるので、射出速度の切換え
が適切に行われているかどうかが画面上での画像の動き
から容易に判断できる次に、スクリューを一定速度で動
かした場合のそのときの射出圧力、並びにキャビティ充
填状態の変動について画面に表示する例(第三実施例)
について説明する。
【0043】その処理について図9のフローチャートを
もとに説明すると、前述同様に1回射出を行なった後、
モニタ指令を入力すると、ステップS401で画面上に
圧力波形、シリンダの絵、このシリンダ内でスクリュー
バック位置(xmax )にあるスクリューの絵、及び、金
型キャビティの絵を描画する。この圧力波形は上記射出
により得たデータから作成したものである。ここまでの
処理は図6のフローチャートのステップS101での処
理と同じである。
【0044】そして、ステップS502で描画開始指令
が出されたことを判断すると、ステップS402でスク
リュー位置xの初期設定をスクリューバック位置(x
max )とする。
【0045】次のステップS403でスクリューの位置
(x)を今より所定量aだけ前進させる。なお、スクリ
ューの位置(x)はシリンダ先端を基準(0 )にしてい
る。さらに、この所定量a、すなわち一回に進む距離、
は予め設定された値であって、レジスタに格納されてい
る。そしてスクリューを前進させた結果、それが射出完
了位置(xmin )を超えてさらに前進させることになる
と、ステップS402に戻る。また、前進させても射出
完了位置(xmin )にまだ到達しなければ、ステップS
405に移る。
【0046】ステップS405ではスクリューの位置
(x)を画面上のスクリュー位置表示欄A4に表示し、
次のステップS406でこのスクリュー位置xを座標値
Pに変換する。
【0047】次のステップS407ではこの変換された
座標値Pにスクリューの絵を描くと共に、このスクリュ
ー位置xに対応して画面上のキャビティを塗りつぶす図
7に示すスクリュー,充填量描画のサブルーチン処理を
行う。
【0048】そして次のステップS408で終了指示が
出たかどうかを判断し、その指示が出てなければステッ
プS409に移って、タイマーTをスタートさせる。そ
して、このタイマーTによる設定時間が、途中、停止キ
ーを押されることなく(ステップS410)、経過する
と(ステップS411)、再びステップS403に移
り、さらにスクリューは所定量aだけ前進することにな
って、それ以後は前と同様な処理を行うことになる。す
なわち、スクリューはタイマーTの設定時間ごとに自動
的に距離所定量aづつ進むことになる。なお、このタイ
マーTの設定時間は適宜変更することができる。
【0049】このようにスクリューを次々と前進させて
いる途中でその動きを停止したいときは、停止キーを押
すことにより停止指令を与える。ステップS410でこ
の停止キーが押されたことを判断する。この停止キーが
押された後、再度スクリューをその位置から前進させよ
うとするには再開キーを押す。ステップS412ではこ
の再開キーが押されたことを判断し、ステップS411
に移る。ここで再開指令のあった時刻がタイマーTのタ
イムアップ内かどうか判断する。もし、タイムアップ内
であると判断されると、タイムアップまで待って、ステ
ップS403に移る。
【0050】なお、上記の処理において、再開指令が入
力されるとタイマーTのタイムアップを判断することな
く直ちにステップS412からステップS403に移る
ようにしてもよい。
【0051】以上のように、スクリューを等速で前進さ
せたときに圧力をモニタしつつキャビティの充填状態の
変動を画面上から知ることができるので、第二実施例の
場合と同様に、スクリュー速度切換え位置、切換え量な
どに射出条件設定ついての基礎的な資料を得ることがで
きる。
【0052】次に、スクリューをキー操作により一定量
(a)づつ前進或いは後退させたときの射出圧力、並び
にキャビティの充填状態の変動を画面上に表現する例
(第四実施例)を説明する。
【0053】その処理を図10のフローチャートをもと
に説明すると、前述同様に1回射出を行なった後モニタ
指令を入力すると、前述同様にステップS501で画面
上に圧力波形、シリンダの絵、このシリンダ内でスクリ
ューバック位置(xmax )にあるスクリューの絵、及
び、金型キャビティの絵を描画する。
【0054】そして、ステップS502でスクリュー位
置xをスクリューバック位置(xmax )とする。
【0055】次にステップS503、504でカーソル
キーの前進指令のキー(表示画面が図5の通りとすると
[→]キー)、或いは後退指令のキー(同様に、[←]
キー)が押されたかどうか判断する。
【0056】ここで前進指令のキーが押されたことを検
出すると、ステップS505に移ってここでスクリュー
位置xを(x−a)の位置に書換える。すなわち、スク
リューを所定量aだけ前進させた位置とする。そしてこ
の移動させた位置(新たなx)がステップS506でス
クリュー最先端位置(xmin )を超えてないと判断され
ると、ステップS511に移って、このスクリュー位置
xをスクリュー位置表示欄A4に表示する。
【0057】そして次のステップS512でこのスクリ
ュー位置xを座標値Pに変換する。そうして、ステップ
S513ではこの座標値Pにスクリューの絵を描くと共
に、このスクリュー位置xに対応して図7に示すスクリ
ュー,充填量描画処理を行なう。
【0058】上記の処理が終了すると次のステップS5
14で終了指令が出されたどうかを判断する。その結
果、この指令が出されたと判断すればこの処理は終了す
る。また、この指令が出されてないと判断すれば、ステ
ップS503に戻る。
【0059】ところでステップS506でスクリュー位
置xがスクリュー最先端位置xmin を超えたと判断され
るとステップS507に移り、ここで、スクリュー位置
xを所定量aだけ後退させ、その位置をスクリュー位置
xとしてステップS511に移り、以下同様の処理を行
う。
【0060】また、ステップS503で後退指令のキー
が押されたことを検出すると、ステップS508に移っ
てスクリュー位置xを(x+a)の位置にする。すなわ
ち、所定量aだけスクリューを後退させた位置とする。
そしてこの移動させた位置(新たなスクリュー位置x)
が、ステップS509でスクリューバック位置
(xmax )を超えてないと判断されると、ステップS5
11に移り、以下同様な処理を行う。
【0061】ステップS509でスクリュー位置xがx
max を超えていると判断されるとステップS510に移
り、ここで、スクリュー位置xはそれより所定量aだけ
前進させ、その位置をスクリュー位置xとしてステップ
S511に移り、以下同様のの処理を行う。
【0062】以上のように、この例は、カーソルキーを
一回押す毎にスクリュー位置を一定量だけ移動すること
ができるので、スクリューの任意位置における圧力をモ
ニタしつつキャビティ充填状態を容易に知ることがで
き、また、スクリューをある位置から他の位置に移動し
た時の圧力の変動やキャビティ充填状態の変動をも知る
ことができる。さらには、所定量aを変えることによ
り、一回のキー操作によるスクリューの移動量を調節す
ることができる。
【0063】次に、連続成形時に実際の圧力をモニタし
ながらキャビティの充填状態をリアルタイムに描画する
例(第五実施例)について説明する。まず、連続成形中
にモニタ指令を入力するとPMC用CPU114は表示
画面上にキャビティの絵及びシリンダ,スクリューを描
画し、図11に示す処理を所定周期毎実施する。
【0064】まず、ステップS601でフラグFが立っ
ているかどうかをみて、立っていなければ次のステップ
S602に移り、射出中であるかどうかを判断し、射出
が開始されたことを判断すると次のステップS603で
フラグFを立てる。
【0065】次のステップS604で現在カウンタ10
2から出力されているスクリュー位置SC,及びA/D
変換器から出力されている圧力PR、を読む。次に、ス
テップS605で読取った現在のスクリュー位置SC,
圧力PRを表示座標系の値に変換し、ステップS606
でスクリュー位置に対応する圧力をグラフ表示する。そ
して、ステップS607でスクリュー座標値に縦線の書
換えを行ない、ステップS608で図7に示すスクリュ
ー,充填量描画処理を行ないスクリューの描画位置と、
キャビティ内の充填量位置の書換えを行なう。当該周期
の処理を終了する。そして、次の周期では、フラグFが
立っているから(F=1)、ステップS601からステ
ップS609に移行し、保圧終了か否か判断し、保圧終
了でなければ、ステップS604に移行し前述した処理
を行ない順次、スクリュー位置に対する圧力のグラフを
表示すると共に、スクリュー描画位置を書換え、かつ、
キャビティ内の充填量位置の書換えを行なう。
【0066】かくして、保圧が終了すると、ステップS
609からステップS610に移行しフラグFを「0」
にして当該周期を終了し、以後の周期からは射出が開始
されるまで、ステップS601,S602の処理を行な
うのみとなる。。以上のように、上記第五実施例では、
連続成形時の実際の射出工程における射出(保圧)圧力
とスクリュー位置,キャビティ内の樹脂充填位置が表示
されるので、設定射出速度や設定圧力に対応し、実際の
速度,圧力,キャビティ充填常態が関連して把握できる
ことになる。
【0067】なお、以上の実施例は全て圧力波形に対応
させてスクリューのシリンダ内の位置,キャビティの充
填状態とを同時に表示するものであったが、圧力波形と
キャビティの充填状態及びスクリュー位置のみ表示し、
スクリューのシリンダ内の位置の描画は行なわないでも
よい。また、圧力波形とシリンダー内のスクリューの位
置のみ描画するようなものでもよい。
【0068】さらには、上記実施例では、成形条件を設
定し、射出速度,保圧等は仮の値に設定し1回射出を行
なって圧力波形のデータを取って圧力波形を描画するよ
うにしたが、圧力波形のデータを取らずに(例えば、ス
テップS101,S301,S401,S501で圧力
波形を描画しない)、スクリューの位置とキャビティ内
の充填状態のみを描画するようにしてもよい。この場合
には、仮の射出速度,保圧を決めるとき、もしくは、始
めから、射出速度や保圧を決めるときスクリューバック
位置等を決めるときなどに利用すればよい。
【0069】
【発明の効果】スクリューの位置の入力により、そのと
きの射出圧力、シリンダとスクリューの位置関係、キャ
ビティ内の樹脂充填状態などがイメージとして画面上に
表示されるので、当該スクリュー位置に対して、圧力が
どのように変化する位置にあるか、注入された樹脂がキ
ャビティ内のどのあたりまで来ているかをなどを画面か
ら把握することができる。そのため、スクリュー位置と
キャビティ内の樹脂充填位置,及び圧力波形より流動抵
抗が変化する位置等が検出でき、射出条件設定が容易に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を実施する射出成形機の要部ブロ
ック図である。
【図2】金型キャビティの描画図の説明図である。
【図3】キャビティデータを記憶するテーブルの説明図
である。
【図4】スクリュー位置に対する射出圧力をモニタした
とき記憶されるデータの説明図である。
【図5】本発明の方法の実施において用いられ且つ表示
される表示画面の説明図である。
【図6】本発明の第一実施例における処理のフローチャ
ートである。
【図7】スクリュー描画位置,キャビティ内の樹脂充填
量描画処理のフローチャートである。
【図8】本発明の第二実施例の処理のフローチャートで
ある。
【図9】本発明の第三実施例の処理のフローチャートで
ある。
【図10】本発明の第四実施例の処理のフローチャート
である。
【図11】本発明の第五実施例の処理のフローチャート
である。
【符号の説明】
1 スクリュー 2 射出用サーボモータ 3 パルスコーダ 4 圧力センサー 100 数値制御装置 105 共有RAM 108,109 RAM 119 CRT表示装置付き手動データ入力装置(CR
T/MDI)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクリュー位置検出手段、射出・保圧圧
    力検出手段を有し、スクリュー位置に対する圧力波形を
    表示装置の画面上に表示して射出圧力をモニタする射出
    圧力モニタ方法において、金型のキャビティデータを記
    憶しておき、射出を一回行った後、上記圧力波形と共に
    キャビティの絵を描画し、スクリューの位置を入力する
    ことにより上記キャビティに充填される樹脂量を求め
    て、上記描画されたキャビティ内に該充填樹脂量を表示
    し、さらに、スクリュー位置を表示させる、射出圧力モ
    ニタ方法。
  2. 【請求項2】 スクリュー位置検出手段、射出・保圧圧
    力検出手段を有し、スクリュー位置に対する圧力波形を
    表示装置の画面上に表示して射出圧力をモニタする射出
    圧力モニタ方法において、上記圧力波形と共にシリンダ
    の絵を描画し、射出を1回行った後、スクリュー位置の
    入力に応じて上記描画シリンダ内に入力スクリュー位置
    に対応する位置にスクリューの絵を描画する、射出圧力
    モニタ方法。
  3. 【請求項3】 上記圧力波形、キャビティの絵と共にシ
    リンダの絵も描画し、入力スクリュー位置に応じて上記
    描画シリンダ内に入力スクリュー位置に対応するスクリ
    ューの絵を描画する、請求項1記載の射出圧力モニタ方
    法。
  4. 【請求項4】 金型キャビティを複数の領域に分割し、
    金型設計データを用いてその分割した各領域までのキャ
    ビティ入口からの体積を求め記憶しておき、入力スクリ
    ュー位置より射出樹脂量を求め、該射出樹脂量と上記体
    積を比較して、該射出樹脂量を満たす領域まで上記キャ
    ビティの絵に充填樹脂量を表示する、請求項1又は3記
    載の射出圧力モニタ方法。
  5. 【請求項5】 スクリューの位置の入力は、設定した一
    定時間毎に自動的に、上記スクリュー位置と圧力を同期
    して記憶した記憶装置のアドレスを順に指定し、該アド
    レスに記憶された値を順次読取り、該読取ったスクリュ
    ー位置を入力位置とする請求項1、2又は3記載の射出
    圧力モニタ方法。
  6. 【請求項6】 スクリューの位置の入力を設定された一
    定時間毎自動的に設定された距離だけ進める、請求項
    1、2又は3記載の射出圧力モニタ方法。
  7. 【請求項7】 スクリューの位置の入力は移動指令キー
    が押される度に一定距離前進又は後退させる、請求項
    1、2又は3記載の射出圧力モニタ方法。
  8. 【請求項8】 スクリュー位置検出手段、射出・保圧圧
    力検出手段を有し、スクリュー位置に対する圧力波形を
    表示装置の画面上に表示して射出圧力をモニタする射出
    圧力モニタ方法において、金型のキャビティデータを記
    憶しておき、該データに基づいて上記表示画面にキャビ
    ティの絵を描画し、射出開始後、上記スクリュー位置検
    出手段、射出・保圧圧力検出手段で所定周期毎スクリュ
    ー位置、圧力を検出し、検出位置に対する検出圧力をグ
    ラフ表示すると共に、検出スクリュー位置に応じてキャ
    ビティに充填される樹脂量を求めて、上記描画キャビテ
    ィ内に充填樹脂量を表示する、射出圧力モニタ方法。
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