JPH05185277A - 半田ペースト - Google Patents

半田ペースト

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JPH05185277A
JPH05185277A JP4168045A JP16804592A JPH05185277A JP H05185277 A JPH05185277 A JP H05185277A JP 4168045 A JP4168045 A JP 4168045A JP 16804592 A JP16804592 A JP 16804592A JP H05185277 A JPH05185277 A JP H05185277A
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JP4168045A
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Yinon Degani
デガニ イノン
Jr John R Morris
ロバート モリス,ジュニア ジョン
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American Telephone and Telegraph Co Inc
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K35/00Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting
    • B23K35/22Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting characterised by the composition or nature of the material
    • B23K35/36Selection of non-metallic compositions, e.g. coatings, fluxes; Selection of soldering or welding materials, conjoint with selection of non-metallic compositions, both selections being of interest
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
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    • B23K35/22Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting characterised by the composition or nature of the material
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    • B23K35/3618Carboxylic acids or salts

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 半田ペーストを第一および第二の物体の少な
くとも一方の上に印刷すること、前記第一および第二の
物体を近接させること、および前記ペーストをリフロー
温度に加熱することからなる半田付け方法であって、前
記ペーストがa)半田、 b)金属酸化物用除去剤、 c)前記リフロー温度またはそれ以下で本質的に蒸発し
室温では本質的に蒸発しない低温成分、 d)前記半田の再酸化を防止し180oCで1トル未満の
蒸気圧を有する高温成分、および e)前記印刷を可能にする流動性変性剤からなることを
特徴とする方法。 【効果】 プリント回路基板上に部品を表面装着する様
な用途に効果的な半田フラックスであり、半田付け後、
フラックスからの残留物は、水洗により除去できる、ま
たは洗浄を全く必要としない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、電子部品の半田付けに関し、特
に半田フラックスおよび半田ペーストが関与する半田付
けに関する。
【0002】多くの用途において電子部品はプリント配
線基板(PWB)上に表面装着される。この表面装着
は、部品をPWBの金属性接触領域上に配置し、そのリ
ード線と対応する接触パッドとの間に半田ペーストを導
入することによって達成される。次いでこの組み立て品
を、半田付け材料が流動しかつリード線と半田接触パッ
ドとの間に導電性の接続が形成されるリフロー温度に加
熱する。
【0003】この半田付け工程における半田ペースト
は、比較的小さな寸法の半田ボール、すなわち直径が5
μm 〜100μm のボールおよび媒体すなわちフラック
スを含む。半田ボールは、部品のリード線とPWB接触
パッドとの間に低抵抗の接続を形成するのに十分な導電
体を確保するために使用する。フラックスは、半田付け
工程に必要な様々な特性を与えるために使用する。特
に、フラックスは、ステンシルを通して、PWBの他の
領域にペーストを本質的に堆積させずに、PWBの接触
パッド上にペーストを印刷できる様に選択する。また、
ペーストは、1)部品のリード線をペースト上に押し付
けた時に、そのリード線がその位置に保持されるだけの
十分な粘性を有する様に、および2)リフロー温度で、
接触パッドに正確に配置されていないペーストが表面相
互作用により、望ましいパッド領域に移動する様に選択
する。フラックスは、半田ボール、接触パッドおよび部
品のリード線から酸化物被覆をすべて除去する溶解剤を
も含む。さらに、フラックスは、再流動の際に、酸素が
フラックスを通って拡散することにより半田表面に到達
するのを防いで、再酸化を防止する。
【0004】半田フラックスに課せられる他のすべての
必要条件に加えて、再流動の後、残留物はすべて腐食性
が無く、見た目にもよいか、あるいは洗浄により除去で
きることが不可欠である。好ましくない残留物を残さな
いフラックスは、有るにしても、非常に少ない。大部分
のフラックスは、有機溶剤で洗浄される残留物を残す。
環境上の理由から、残留物を水性媒体で除去できるフラ
ックスの製造が強く求められている。しかし、現在、水
による洗浄に推奨されているフラックスは、酸化物溶解
剤として無機ハロゲン化物(例えば塩化物および臭化
物)を含む媒体を使用している。これらの塩化物はPW
Bの腐食傾向を高め、漏れ電流を引き起こす移動種を生
じるので、あまり望ましくない。
【0005】媒体に必要なすべての特性を満たし、有害
/腐食性残留物を生じない、または水性系媒体に可溶な
残留物を生じる半田フラックスの配合は極めて困難であ
る。その上、部品の腐食傾向を本質的に増加させない配
合が求められている。
【0006】残留物を生じない、または非腐食性媒体中
に水可溶性残留物が存在する、フラックス媒体の望まし
い特性は、成分を特別に選択することにより可能であ
る。特に、フラックス成分は、有機酸の様な酸化物除去
剤、再流動前に蒸発するが、他の成分中に溶媒化合物に
なる、または溶解する低蒸気圧成分、徐々に蒸発する高
温成分、および好適な印刷特性に必要な粘度を与える流
動性変性剤を含む必要がある。
【0007】1つの材料が、媒体の2つ以上の成分とし
て機能することは可能である。例えば、セバシン酸の様
な特定の酸は、高温成分としても作用する。代表的なフ
ラックスは、リンゴ酸の様な酸、グリセリンの様な低温
媒体、ソルビトールの様な高温媒体、ヒドロキシエチル
セルロースの様な流動性変性剤を含む。この材料の適切
な選択により、半田付け工程で残留物が生じないか、ま
たは水可溶性残留物を生じる。
【0008】前に述べた様に、本発明に係わる半田付け
フラックスは、第一の導体、例えば導電性のリード線を
有する電子部品を、PWB中のランナーの様な第二の導
電性領域に半田付けする半田付け工程に使用する。さら
に、一般的に130〜340oCの範囲にあるリフロー温
度は、熱伝導、対流、放射、または高温蒸気凝縮の様な
通常の技術により形成する。半田付けすべき部品および
間にある半田ペーストに再流動させるのに十分な熱を加
えることにより行なう一般的な半田付け方法は、電子部
品組み立てにおける半田ペースト、J.S.フワング
(Hwang) (1989)、ブァンノストランド、ライン
ホルド、N.Y.、出版社に記載されている。
【0009】半田付けフラックは半田粒子およびフラッ
クスを含む。半田粒子の用語は一般的に使用しているの
であり、特殊な形状を表わすものではない。一般的に、
粒子(形状に関係なく)の体積は直径5〜100μm の
ボールの体積に等しい。一般的に、より大きな粒子は印
刷特性が劣るので好ましくなく、より小さな粒子は表面
積が大きいので酸化を促進し、半田の玉を形成する傾向
がある。半田合金の組成は重要ではなく、スズ/鉛(6
3/37、5/95重量%)、スズ/銀(96.5/
3.5重量%)、スズ/アンチモン(95/5重量
%)、およびスズ/ビスマス(42/58重量%)の様
な一般的な半田合金を含む。
【0010】フラックスは4つの成分特性を満たすのに
十分な材料を含む。これらの特性を得るのに、4種類の
個別の材料を使用することもできるし、個々の材料が2
つ以上の特性を満たす場合、より少ない数の材料を使用
することもできる。4つの成分とは、酸化鉛の様な存在
する金属酸化物を溶解、分散、または化学的に還元する
ための酸の様な除去剤、再流動の前またはその間に蒸発
する低温成分、酸素がペーストの金属部分を再酸化する
のを防ぐための高温材料、および望ましい印刷特性、粘
着性および自己修正を与えるための流動性変性剤であ
る。
【0011】本発明に係わる半田フラックスの酸化物除
去剤としては、各種の酸が適している。酸は、その用途
が、水で洗浄できる残留物を必要とするか、あるいは無
害な残留物を少量残すフラックスを必要とするかによっ
て選択する。(水溶性の残留物とは、50oCの温度にお
ける溶解度が50gの水に対して少なくとも1gである
残留物である。)水溶性残留物を与えるための酸は、1
80oCにおける蒸気圧が50トル未満であり、25oCに
おける溶解度が水600gに対して少なくとも1gであ
るべきである。水溶性残留物用の代表的な酸としては、
リンゴ酸、クエン酸、酒石酸、サリチル酸、アジピン
酸、およびグルタル酸がある。残留物を残したくない場
合に好適な酸は、4−ヒドロキシ安息香酸およびアニス
酸、並びにオレイン酸、ステアリン酸、リノール酸、お
よび式Cn2n+1−CO2 HまたはCn2n-1−CO2
HまたはCn2n-3−CO2 H(30≧n≧8)の脂肪
酸および式HO2 C−(CH2n −CO2 H (20
≧n≧4)のジカルボン酸である。一般的に、酸は媒体
組成物の約1〜15重量%にすべきである。
【0012】媒体の低温成分は、再流動までの温度上昇
の際に、または再流動の際に、すなわち半田が液体状態
にある間に本質的に完全に蒸発すべきである。しかし、
この成分は基材に塗布する前に著しく蒸発すべきではな
い。すなわち、室温(23oC)で、印刷装置上で、低温
成分の20重量%を超える部分が2時間、好ましくは4
時間、最も好ましくは8時間以内に蒸発すべきではな
い。高温成分は180oC以下の温度で徐々に蒸発すべき
である、すなわち180oC未満の温度における蒸気圧が
1トル未満であり、リフロー温度における蒸気圧は10
トル未満である。さらに、この成分は溶媒化するかまた
は他の成分中に溶解する。
【0013】一般的に、高温成分は少なくとも8重量%
の量で存在する。より少ない量も可能であるが、酸素が
半田に到達するのを防止するためには、十分な高温成分
が存在すべきである。高温成分は、残留物が必要とされ
ない場合、フラックスの35重量%を超えるべきではな
い。一つの材料が高温成分並びに酸の様な他の成分の両
方として機能する場合、それらの組合わせた量は一般的
に8〜35重量%にすべきである。低温成分の特性を満
たす代表的な物質には、水で洗浄可能なペーストとして
グリセリン、分子量が200未満のポリエチレングリコ
ール、プロピレングリコールおよびポリプロピレングリ
コール、残留物の少ない非洗浄ペーストとしてミリスチ
ン酸イソプロピル、ポリブテン(分子量≦2500)が
含まれる。高温成分の代表的な物質には、水で洗浄可能
な残留物の場合には、ソルビトール、マニトール、α−
メチルグルコシド、およびポリエチレングリコール(2
000≧分子量≧400)があり、少量の非洗浄残留物
が必要な場合には、コレステロール、およびコーンまた
はピーナッツオイルの様なほとんどの食用オイルが高温
成分に好適である。
【0014】流動特性促進成分は、一般的に1〜10重
量%の量で存在する。この量がより多いと好ましくない
残留物を生じ、量が少ないと粘度が不十分になる。先に
述べた様に、流動特性促進剤は、半田フラックスに必要
な望ましい粘着性、粘度および印刷性を与える。これら
の特性は、一般的に材料の粘度により、および分子間相
互作用を起こさせる能力により異なる。一般的に、流動
特性促進剤は、半田ペーストの粘度範囲が200,00
0〜1,800,000 cpsになる様に選択する。一般
的に、分子量の大きな重合体、すなわち分子量が10
0,000を超える重合体が、望ましい粘度および粘着
性を得るのに好適である。残留物を水で洗浄する場合、
ポリビニルピロリドン、デンプン、ヒドロキシエチルセ
ルロースガム(例えばアラビアガム、トラガカントガム
およびキサンタンガム)、ポリアクリル酸、およびポリ
アシルアミドなどの印刷促進剤が好適である。無残留物
フラックスに好適な材料には、エチルセルロース、ポリ
(エチレン−アクリル酸)およびポリブテンがある。
【0015】水で洗浄可能な残留物を残すフラックス
は、3〜15重量%のリンゴ酸またはクエン酸、1.5
〜7重量%のヒドロキシエチルセルロース、10〜30
重量%のソルビトール、残りがグリセリンからなる媒体
を含むのが特に有利である。以下に実施例により、本発
明に係わるフラックス組成物およびそれらのフラックス
を使用するための本発明に係わる方法を説明する。
【0016】実施例1:フラックス1 ホットプレート上の、磁気攪拌子を備えたガラス製ビー
カー中で、約8gのリンゴ酸、2gのヒドロキシエチル
セルロース、および20gのソルビトールを70gのグ
リセリンと混合した。この混合物の温度を170oCに上
昇させ、すべての原料を完全に溶解させた。次いで、こ
のフラックスを室温に冷却した。
【0017】実施例2:フラックス2 リンゴ酸の代わりに8gのクエン酸を使用して実施例1
と同様にフラックスを調製した。
【0018】実施例3 実施例1と同様にして下記のフラックスを調製した。フ
ラックス#3は、リンゴ酸の代わりに8gの酒石酸を使
用し、フラックス#1と同様にして調製した。フラック
ス#4は、リンゴ酸の代わりに5gの4−ヒドロキシ安
息香酸を使用し、フラックス#1と同様にして調製し
た。フラックス#5は、ヒドロキシエチルセルロースの
代わりに4gのコーンスターチを使用し、フラックス#
1と同様にして調製した。フラックス#6は、ヒドロキ
シエチルセルロースの代わりに4gのコーンスターチ、
およびリンゴ酸の代わりに5gの4−ヒドロキシ安息香
酸を使用し、フラックス#1と同様にして調製した。フ
ラックス#7は、ヒドロキシエチルセルロースの代わり
に1.0gのトラガカントガムを使用し、フラックス#
1と同様にして調製した。フラックス#8は、ヒドロキ
シエチルセルロースの代わりに1.0gのトラガカント
ガム、およびリンゴ酸の代わりに5gの4−ヒドロキシ
安息香酸を使用し、フラックス#1と同様にして調製し
た。フラックス#9は、ヒドロキシエチルセルロースの
代わりに1.5gのポリ(ビニルピロリドン)、分子量
300000を使用し、フラックス#1と同様にして調
製した。フラックス#10は、ソルビトールの代わりに
15gのズルシトールを使用し、フラックス#1と同様
にして調製した。フラックス#11は、ソルビトールの
代わりに20gのポリ(エチレングリコール)、分子量
400を使用し、フラックス#1と同様にして調製し
た。
【0019】実施例4 5.5gのフラックス#1を44.5gのSn/Pb
(63/37)粉末(−325+500メッシュ)と混
合してペースト(1)を調製した。本質的に均質なペー
ストが形成されるまで攪拌を続けた。ペースト#2は、
5gのフラックス#1を44gのSn/Ag(96.5
/3.5)粉末(−325+500メッシュ)と混合す
ることにより製造した。
【0020】下記のペーストも調製した。ペースト#3
はフラックス#2を使用してペースト#1と同様にして
調製した。ペースト#4はフラックス#3を使用してペ
ースト#1と同様にして調製した。ペースト#5はフラ
ックス#4を使用してペースト#1と同様にして調製し
た。ペースト#6はフラックス#5を使用してペースト
#1と同様にして調製した。ペースト#7はフラックス
#6を使用してペースト#1と同様にして調製した。ペ
ースト#8はフラックス#7を使用してペースト#1と
同様にして調製した。ペースト#9はフラックス#8を
使用してペースト#1と同様にして調製した。ペースト
#10はフラックス#9を使用してペースト#1と同様
にして調製した。ペースト#11はフラックス#10を
使用してペースト#1と同様にして調製した。ペースト
#12はフラックス#11を使用してペースト#1と同
様にして調製した。
【0021】ペースト1〜12は、モーリス(Morri
s),J.R.ら、「1990年代の特徴的な半田ペー
スト」、IPCテクニカルペーパー、TP−901、電
子部品内部接続および組み立て協会、リンカーンウッ
ド、IL、1990年9月、に記載されている試験を使
用して信頼性およびプロセス相容性について評価した。
ベルコア(Bellcore)により、ベルコアTR−TSY−
000078、第2号、「電気通信製品および装置に対
する一般的な物理的設計条件」、ベルコア、レッドバン
ク、NJ、に記載されている様に、電気通信装置に使用
する、水で洗浄可能な半田付け材料は、半田マスク細片
上で3x109 オームを超える洗浄後の表面絶縁抵抗
(SIR)値を有するべきである。実施例1、2および
3に挙げた原料の種々の組合わせを含む、30種類を超
える組成物を評価した。SIR並びにペーストの他の特
性は組成の変化により影響を受け、試験した組成物のす
べてが電気通信製品の厳格な信頼性条件を満たしている
訳ではないが、すべての組成物が他の用途にとっては十
分に高いと考えられるSIRを示していた。ペースト7
とペースト10は電気通信製品に必要な高い表面絶縁抵
抗を示した。
【0022】銅に対する腐食は、IPC−SP−81
9、「電子工学用半田ペーストの一般的な必要条件」、
電子回路内部接続および組み立て協会、リンカーンウッ
ド、IL、1988年、に記載されている銅鏡試験を使
用して行なった。ペースト5およびペースト9は生(非
加熱)の状態でも合格した。
【0023】洗浄性は、温流水で洗浄した後、および市
販のイン−ライン洗浄装置で洗浄した後、目視で評価し
た。残留物はすべて容易に除去され、肉眼で見える残留
物は残らなかった。顕微鏡でさらに厳密に観察したとこ
ろ、幾つかの組成物について、縁部の回りに非常に少量
の白色物質が見られた。個々の部品を機械的に除去した
ところ、洗浄後の部品に残留物は見られなかった。これ
らの材料はフラックス成分の水溶性が高いので、現在の
市販の水溶性半田ペーストよりも洗浄性が著しく高い。
【0024】洗浄性に関する追加試験として、幾つかの
回路基板をイオン清浄度について試験した。ペースト7
を基板上に印刷し、部品を機械装着し、その基板をリフ
ロー炉を通過させ、それらの基板を市販の水洗装置で洗
浄した。洗剤またはけん化剤は使用しなかった。目視検
査により、洗浄後に目に見える残留物は認められず、水
抽出物導電率測定(オメガメーター600SMD75/
25IPA/H2 O)により、平均イオン汚染は0.2
〜0.8マイクログラム/平方インチNaCl2 当量で
あった。
【0025】ペースト1〜12はすべて50ミルピッチ
用途に十分印刷でき、ペースト1、2、3、4、5、1
1、12はより細かい用途(25ミルピッチ)にも使用
可能である。これらの組成物はすべて熱スランプが小さ
く、25ミルピッチ用途に使用できる。これらのペース
トは十分な粘着性(上記のIPC−SP−819により
約1.0g/mm2 )、および24時間以上の優れた粘着寿
命を有する。この粘着寿命は、現在市販されている、粘
着寿命数時間の製品より著しく長い。その上、これらの
材料の貯蔵寿命は、市販の材料に一般的な1箇月よりも
著しく長い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イノン デガニ アメリカ合衆国 08904 ニュージャーシ ィ,ハイランド パーク,クリーブランド アヴェニュー 10 (72)発明者 ジョン ロバート モリス,ジュニア アメリカ合衆国 08512 ニュージャーシ ィ,クランバリー,プライオリー ロード 11

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半田ペーストを第一および第二の物体の
    少なくとも一方の上に印刷すること、前記第一および第
    二の物体を近接させること、および前記ペーストをリフ
    ロー温度に加熱することからなる半田付け方法であっ
    て、前記ペーストがa)半田、 b)金属酸化物用除去剤、 c)前記リフロー温度またはそれ以下で本質的に蒸発し
    室温では本質的に蒸発しない低温成分、 d)前記半田の再酸化を防止し180oCで1トル未満の
    蒸気圧を有する高温成分、および e)前記印刷を可能にする流動性変性剤からなることを
    特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記除去剤が有機酸からなる請求項1記
    載の方法。
  3. 【請求項3】 前記低温成分が、グリセリン、分子量が
    200未満のポリエチレングリコール、プロピレングリ
    コール、ポリプロピレングリコール、分子量が1,00
    0未満のポリブテンおよびミリスチン酸イソプロピルか
    らなるグループから選択された材料からなる請求項2記
    載の方法。
  4. 【請求項4】 前記高温成分が、ソルビトール、マニト
    ール、α−メチルグルコシド、分子量が約400乃至
    2,000のポリエチレングリコール、コレステロー
    ル、コーンオイル、ピーナッツオイル、および分子量が
    1,000を超え、2,500未満のポリブテンからな
    るグループから選択された材料からなる請求項3記載の
    方法。
  5. 【請求項5】 前記低温成分が、グリセリン、分子量が
    200未満のポリエチレングリコール、プロピレングリ
    コール、ポリプロピレングリコール、分子量が1,00
    0未満のポリブテンおよびミリスチン酸イソプロピルか
    らなるグループから選択された材料からなる請求項1記
    載の方法。
  6. 【請求項6】 前記高温成分が、ソルビトール、マニト
    ール、α−メチルグルコシド、分子量が約400乃至
    2,000のポリエチレングリコール、コレステロー
    ル、コーンオイル、ピーナッツオイル、および分子量が
    1,000を超え、2,500未満のポリブテンからな
    るグループから選択された材料からなる請求項1記載の
    方法。
  7. 【請求項7】 前記半田が鉛/スズ合金を含む請求項1
    記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記半田がスズ/銀合金を含む請求項1
    記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記半田がスズ/アンチモン合金を含む
    請求項1記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記リフロー温度が130乃至340
    oCの範囲内にある請求項1記載の方法。
JP4168045A 1991-06-28 1992-06-26 半田ペースト Withdrawn JPH05185277A (ja)

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US07/724,561 US5150832A (en) 1991-06-28 1991-06-28 Solder paste
US724561 1991-06-28

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US (1) US5150832A (ja)
EP (1) EP0520686B1 (ja)
JP (1) JPH05185277A (ja)
KR (1) KR100258289B1 (ja)
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