JPH09239585A - はんだ付け用フラックスおよびそれを用いたクリームはんだ - Google Patents

はんだ付け用フラックスおよびそれを用いたクリームはんだ

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JPH09239585A
JPH09239585A JP5341896A JP5341896A JPH09239585A JP H09239585 A JPH09239585 A JP H09239585A JP 5341896 A JP5341896 A JP 5341896A JP 5341896 A JP5341896 A JP 5341896A JP H09239585 A JPH09239585 A JP H09239585A
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solder
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amine
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Hiroshi Hamamoto
弘 浜本
Motoyasu Sugiura
元保 杉浦
Eiichi Sudo
栄一 須藤
Kenichi Suzuki
憲一 鈴木
Hideki Ishida
英樹 石田
Yutaka Sawada
豊 澤田
Hiroshi Nagata
浩 永田
Mitsuo Nakamura
充男 中村
Yasuhisa Tanaka
靖久 田中
Yoshihiro Kaku
芳弘 賀来
Yuji Yokota
雄司 横田
Katsuhiko Narita
雄彦 成田
Hiromitsu Kojima
広光 小島
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Taiho Kogyo Co Ltd
Solder Coat Co Ltd
Toyota Motor Corp
Toyota Central R&D Labs Inc
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Taiho Kogyo Co Ltd
Solder Coat Co Ltd
Toyota Motor Corp
Toyota Central R&D Labs Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】接触するはんだ材料と化学反応を促進すること
がなく、大気開放下での経時劣化を長期的に防止でき、
無洗浄とした場合でも電気絶縁性に優れたはんだ付け用
フラックス。 【解決手段】樹脂、溶剤、活性剤を主成分とするはんだ
付け用フラックスであって、n−ブチルアミン、2−エ
チルヘキシルアミン、ジエチルアミン、ジプロピルアミ
ン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、トリブチ
ルアミン、N,N−ジイソブチルエチルアミン、ベンジ
ルアミンから選ばれる少なくとも一種のpH調整剤でp
Hが8〜11に調整されていることを特徴とするはんだ
付け用フラックス。該pH調整剤には、さらにn−ヘキ
シルアミンを添加することでフラックスのアミン臭を低
減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子回路基板など
をはんだ付けする際に使用することができる、はんだ付
け用フラックスおよびそれを用いたクリームはんだに関
する。
【0002】
【従来の技術】はんだ付け用フラックスとしては、基本
的には樹脂、溶剤および活性剤で構成される。このうち
樹脂は有機酸の誘導体であるロジンなどの天然樹脂が一
般に用いられている。また活性剤には各種酸類が用いら
れる。酸類としては、塩酸、臭化水素酸などの無機酸あ
るいは各種の有機酸類を使用することが知られている。
これらの酸類は、たとえば塩酸などのハロゲン化水素酸
の場合はアミンで中和して塩を形成させてこれを活性剤
とする方法がよくおこなわれている。しかしこの場合で
も、たとえば、特公昭63−17039号公報、特開平
4−228289号公報、特開平4−37497号公
報、あるいは特公平5−20197号公報に記載されて
いるように、フラックスのpHは3〜8に調整しており
弱酸性からほぼ中性の領域のフラックスを使用すること
が開示されている。
【0003】電子回路基板などのはんだ付けでは、フラ
ックスを予めはんだ粉末に混練したクリームはんだの使
用が増えている。しかし一般にフラックスは上記の酸性
の活性物質を含むため、大気開放下でははんだ表面の酸
化反応を促進して経時劣化を起こしやすい。クリームは
んだの経時劣化は、スクリーン印刷などでははんだの供
給作業の障害を招いたり、所望のはんだ付けができない
ことがある。
【0004】この解決策として、たとえば、特開昭63
−123592号公報では、塩酸系活性剤を含むフラッ
クスをゾル状とし、はんだ粉末に活性剤が接触するのを
抑制する提案がなされている。しかし、この方法では遊
離活性剤によるはんだ表面の化学反応を充分には防止で
きないという問題があった。また、特開平2−1750
94号公報では、クリームはんだに脂肪酸とアミンとの
化合物(塩)を添加することにより、印刷後に大気中に
放置されてもはんだ付け性が確保できる旨の開示がなさ
れている。しかし。このクリームはんだを印刷に使用す
るまでの間大気中に放置した場合には、短時間でクリー
ムが固化し、正常な印刷が出来ないという問題があっ
た。
【0005】さらに、特開平3−94994号公報で
は、クリームはんだフラックスに特定のアミンを添加し
てpHを6.1〜6.5とする提案がなされている。し
かし、この方法では、密封容器中での経時劣化は防止で
きても、大気開放下に経時劣化は容易に進行するという
問題があった。さらに、特開平7−51889号ではp
H調整剤によりpHを8〜11に調整することが開示さ
れており、これによりはんだ付け性や経時劣化が大幅に
改善された。このフラックスは無洗浄タイプとしても優
れた特性を有するが、無洗浄としたときの電気絶縁性や
はんだボール抑制効果のさらなる向上が望まれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の事情に
鑑みてなされたもので、その目的は接触するはんだ材料
と化学反応を促進することがなく、大気開放下での経時
劣化を長期的に防止できるはんだ付け用フラックスであ
って、特に無洗浄とした場合でも電気絶縁性に優れたは
んだ付け用フラックスを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のはんだ付
け用フラックスは、樹脂、溶剤、活性剤を主成分とする
はんだ付け用フラックスであって、n−ブチルアミン、
2−エチルヘキシルアミン、ジエチルアミン、ジプロピ
ルアミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、ト
リブチルアミン、N,N−ジイソブチルエチルアミン、
ベンジルアミンから選ばれる少なくとも一種のpH調整
剤でpHが8〜11に調整されていることを特徴とす
る。
【0008】本発明の第2のはんだ付け用フラックス
は、樹脂、溶剤、活性剤を主成分とするはんだ付け用フ
ラックスであって、n−ブチルアミン、ジエチルアミ
ン、ジプロピルアミン、トリエチルアミン、トリプロピ
ルアミン、ベンジルアミンから選ばれる少なくとも一種
のpH調整剤でpHが8〜11に調整されていることを
特徴とする。
【0009】該pH調整剤には、n−ヘキシルアミンが
添加されていることが好ましい。本発明のクリームはん
だは、上記の第1の発明または第2の発明のはんだ付け
用フラックスとはんだ粉末とからなることを特徴とす
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のはんだ付け用フラックス
は、通常のものと同様に樹脂、溶剤、活性剤を主成分と
して形成されている。ここで使用される活性剤は、活性
を保持するため酸性物質の使用が不可欠であり、中和さ
れた酸であってもその活性を保持するために通常pH8
以下の領域で使用されている。このためはんだ合金とフ
ラックスとの接触時間が長いクリームはんだでは、はん
だ合金の腐食が避けられず、経時変化が起きやすい。
【0011】そこで本発明では作製されたフラックスに
塩基性成分を用いてpHを8〜11以下の領域の弱アル
カリ性に調整することにより、活性剤の活性を低下させ
ることなくはんだ合金の腐食を抑制して、はんだ付けを
容易におこなうことができる。これによりクリームはん
だでは、経時変化が抑制できる。フラックスのpHを調
整して8以上とするとpHが8未満の場合に比べて大気
開放下での腐食反応を著しく抑制することができる。ま
たpHを11以下とすることによりフラックスの活性を
保持してはんだ付け性を確保することができる。
【0012】これらアミン類の添加によりフラックスの
pHを本発明の範囲内に調節するためには、pH調節剤
の添加量は10重量%を超える添加が好ましい。しか
し、添加アミンの量が増えると、相対的に活性剤の存在
比率が低下してはんだの広がり性に支障をきたすように
なるため、できるかぎり少ない量のアミン添加でpHを
上昇できることが望ましい。この観点から使用するアミ
ンの種類は塩基性度が高い脂肪族アミンが好ましい。
【0013】本発明のpH範囲は、8から11である
が、pHが8未満の領域でははんだ合金の腐食抑制作用
が多少低く大気下でわずかに腐食がおきる。pHが11
を超えるとフラックスの活性や広がり性が低下する。一
方pH10.6を超えるとはんだ合金の腐食抑制効果は
低下することはないが、塩基性物質の量が多くなるため
相対的に活性剤の存在比率が低下してはんだの広がり性
に支障が出る場合がある。したがって、より好ましいp
Hの範囲は8.1以上10.6以下である。この領域に
おいては腐食抑制作用とはんだの広がり性が両立した実
用的なフラックス組成となる。
【0014】フラックスに使用する活性剤の種類は特に
限定されないが、はんだ付け温度で活性剤が揮発して残
留しにくく、かつ多少残留しても電気絶縁性に悪影響を
及ぼさない有機酸またはその塩などが好ましい。たとえ
ば、芳香族カルボン酸、より具体的には安息香酸、サリ
チル酸、フタル酸、ジフェニル酢酸など、あるいは脂肪
族カルボン酸、より具体的にはセバシン酸などが利用で
きる。
【0015】樹脂成分はロジン類で構成され、分子内に
カルボキシル基を有するものであればよく、たとえば、
天然ロジン、水添ロジン、重合ロジンなどが利用でき
る。溶剤としては、公知のグリコール類のジエチレング
リコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールジ
エチルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、イソプ
ロピルアルコールなどのアルコールが使用できる。
【0016】さらに、クリームはんだの場合には、ひま
し油などの油脂、チクソ剤などを添加することができ
る。その配合割合は特に限定されるものでなく、フラッ
クスの使用形態によって、通常用いられる配合割合がそ
のまま適用できる。本発明のフラックスは、クリームは
んだ用フラックスとして好適であるが、一般の液状フラ
ックス、やにいりはんだ用フラックスとしても使用する
ことができる。また、使用できるはんだ合金は、Pb−
Sn系共晶合金をはじめ、それらにAg、Au、In、
Sb、Bi、Cu、P、Te、Zr、Geなどが添加さ
れた公知のはんだ合金に広く適用することができる。
【0017】特にAg、In、Sbが添加されたはんだ
合金粉末では、腐食に伴う粉末の固着が起こり易いた
め、これと組み合わせて使用するフラックスはより高い
腐食抑制作用が必要である。本発明のフラックスはこの
種のはんだ合金との組合せにおいてその効果が大きい。
本発明のはんだ付け用フラックスは、pHが8から11
以下の範囲に調整されているので、はんだ合金と接触し
て大気下に放置されてもはんだ合金の腐食反応の進行が
抑制できる。特にクリームはんだなどのようにはんだ合
金とフラックスが接触している場合のはんだの経時変化
が抑制できる。その結果、腐食生成物によるクリームの
固化が防止され印刷性が低下するまでの時間を大幅にの
ばすことができる。また、フラックスに腐食性が無いの
でフラックス残渣の洗浄除去工程を省略することが可能
となる。
【0018】電気絶縁性の効果からpH調整剤として
は、n−ブチルアミン、2−エチルヘキシルアミン、ジ
エチルアミン、ジプロピルアミン、トリエチルアミン、
トリプロピルアミン、トリブチルアミン、N、N−ジイ
ソブチルエチルアミン、ベンジルアミンから選ばれるす
くなくとも一種によってpH8〜11に調整されたはん
だ付け用フラックスが特に好適である。
【0019】これらのアミンはフラックスの貯蔵環境が
高温に達した場合でもpH調整剤として活性剤を十分に
マスキングすることができる。たとえば60℃に達した
場合でも問題が生じない。一方前記のアミンは、はんだ
付け昇温時には蒸発しやすいため活性剤本来の働きを妨
害することが少なく、そのため他のアミンを使用した場
合に比べて活性剤の添加量を減らすことができる。これ
によりフラックス残渣中に残留する活性剤の量も少なく
なり、残渣を無洗浄とした時の電気絶縁性が向上する。
【0020】また、基板に印刷したクリームはんだを加
熱した時、はんだが溶ける前にアミンが蒸発し、酸性の
活性剤が働けるようになるが、アミンの蒸発が急激に突
発的に起こると気泡によりクリームはんだ全体が崩れて
しまう。崩れて小さな島状に分断されたクリームはんだ
は、はんだが必要な場所とも異なる場所で溶融しはんだ
ボールとなる。
【0021】はんだボール抑制効果の点からpH調整剤
としては、n−ブチルアミン、ジエチルアミン、ジプロ
ピルアミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、
ベンジルアミンから選ばれるすくなくとも一種によって
pH8〜11に調整されたはんだ付け用フラックスが特
に好適である。本発明のアミンは昇温に伴う蒸発が穏や
かに進行するため沸騰気泡によるクリームはんだの分断
が少なくはんだボールの発生が抑制される。
【0022】pH調整剤としてn−ヘキシルアミンを使
用した場合、フラックス残渣を無洗浄とした時の電気絶
縁性は、請求項1のアミンを使用した場合よりやや小さ
くなるという欠点を有している。しかし、反面アミン臭
気が弱く、これを取り扱う作業環境の面では特に好まし
い。そこで請求項1記載のアミンの一部をn−ヘキシル
アミンによって置き換えることによってフラックス残渣
の高絶縁性とフラックスの低臭気性を両立させることが
可能となる。
【0023】本発明におけるn−ヘキシルアミンの添加
量は要求される絶縁抵抗により異なり一概には決まらな
いが、重量比で50%までの置換添加であればフラック
スの活性度および残渣の電気絶縁性を大きく損なうこと
はない。
【0024】
【実施例】以下実施例により具体的に説明する。ベ−ス
フラックスは以下の組成で作製した。樹脂として重合ロ
ジン26重量部、溶剤としてジブチルカルビトール(ジ
エチレングリコールジブチルエーテル)10重量部、活
性剤として有機酸(フタル酸、安息香酸、セバシン酸、
ジフェニル酢酸混合)24重量部、油脂としてひまし油
20重量部、および表1に示すアミン20重量部をそれ
ぞれ混合した後、150℃で加熱溶解した。
【0025】上記で作製した表1に示す組成比のフラッ
クス試料No.1〜21を各10重量%とはんだ粉末
(Sn63−Pb37の共晶はんだ合金)90重量%と
を充分に混練して、クリームはんだを得た。試料No.
1〜9および12〜20が本発明に係るフラックスであ
り、試料No.10、11、20、21が比較例のフラ
ックスである。
【0026】得られたクリームはんだの性状特性につい
て、pH、印刷性耐久性、はんだ付け性、絶縁性、はん
だボールについて調べた。その結果を表1に示す。フラ
ックスのpHの測定法は、JIS−K2501「石油製
品の中和値試験方法の中に規定されている方法」に準拠
した。(具体的にはトルエン50ml、イソプロピルア
ルコール49.5ml、水0.5mlかなる混合溶液
に、フラックス4gを溶解してpH測定器で測定し
た。) 印刷耐久性は、クリームはんだ製造後7日経過した後に
印刷性の試験を行って評価し、ローリング性とダレ性が
良好な場合を○とし、不良の場合を×とした。
【0027】はんだ付け性は、加熱中にはんだ粉末や基
板の金属表面を清浄にして、はんだ粉末同士が溶融合体
し、金属表面と良くぬれてはんだ付けされることであ
り、特に、銅(Cu)系金属層(被接合基板)に溶けた
はんだを載せたときのぬれ角度(接触角)で、90°よ
り小さい場合を○とした。×はぬれ角度が90°以上の
場合である。
【0028】絶縁性は、はんだ付け後のフラックス残渣
の絶縁であり、JIS−C3197で規定されるくし歯
電極上ではんだ付けをおこない、その後に電気抵抗を測
定し1×107 Ω以上を◎、1×106 Ω以上を○、1
×106 Ω未満を△とした。はんだボールは、プリント
基板にクリームはんだを印刷した後、チップ部品を搭載
してリフロー処理を行い、その後にチップ部品周辺部を
観察して、はんだボールが存在しない場合を○とした。
特にはんだボール抑制効果の大きかったものはNo.
1、3、4、5、6、9、10、11、12、13、1
4、15、16、18、19であった。
【0029】
【表1】
【0030】表1からわかるように、本発明に係るN
o.1〜9のフラックスは、アミンを添加してpHを8
以上としたことで、印刷耐久性、絶縁性がいずれも良好
であり、中でもn−ブチルアミン、ジエチルアミン、ジ
プロピルアミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミ
ン、およびベンジルアミンを使用したフラックスでは顕
著なはんだボール抑制効果が認められた。
【0031】比較例のアミンを添加しないNo.10は
pHが低くなり印刷耐久性、はんだ付け性に劣る。また
No.11のアミンを添加してもpHが7.1と8より
低いと印刷耐久性が不十分である。また、表2のNo.
12〜19に示すようにアミンの種類を併用し一部をn
−ヘキシルアミンで最高50%(No.15)まで置換
しても上記特性を満足すると共に、アミン臭気を低減で
きることを確認した。
【0032】
【表2】
【0033】また、本発明のアミン類に代えてn−ヘキ
シルアミンのみを使用した試料No.20では、はんだ
付け性が低下し、さらにその改善のために活性剤の添加
量を増加させた試料No.21では充分な絶縁性が得ら
れなかった。
【0034】
【効果】本発明によれば、樹脂、溶剤、活性剤を主成分
とするはんだ付け用フラックスに特定のアミンをpH調
整剤として添加しpHを8〜11に調整されることによ
り印刷耐久性、はんだ付け性、絶縁性、はんだボール抑
制などの特性向上する。また、アミンの一部をn−ヘキ
シルアミンで置換することでアミン臭を低減し、作業環
境を向上させることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 591283040 ソルダーコート株式会社 愛知県名古屋市緑区鳴海町字長田75番地の 1 (72)発明者 浜本 弘 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 杉浦 元保 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 須藤 栄一 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 鈴木 憲一 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 石田 英樹 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 澤田 豊 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 永田 浩 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 中村 充男 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 田中 靖久 愛知県豊田市緑ヶ丘3丁目65番地 大豊工 業株式会社内 (72)発明者 賀来 芳弘 愛知県豊田市緑ヶ丘3丁目65番地 大豊工 業株式会社内 (72)発明者 横田 雄司 愛知県豊田市緑ヶ丘3丁目65番地 大豊工 業株式会社内 (72)発明者 成田 雄彦 愛知県名古屋市緑区鳴海町字長田75番地の 1 ソルダーコート株式会社内 (72)発明者 小島 広光 愛知県名古屋市緑区鳴海町字長田75番地の 1 ソルダーコート株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】樹脂、溶剤、活性剤を主成分とするはんだ
    付け用フラックスであって、n−ブチルアミン、2−エ
    チルヘキシルアミン、ジエチルアミン、ジプロピルアミ
    ン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、トリブチ
    ルアミン、N,N−ジイソブチルエチルアミン、ベンジ
    ルアミンから選ばれる少なくとも一種のpH調整剤でp
    Hが8〜11に調整されていることを特徴とするはんだ
    付け用フラックス。
  2. 【請求項2】樹脂、溶剤、活性剤を主成分とするはんだ
    付け用フラックスであって、n−ブチルアミン、ジエチ
    ルアミン、ジプロピルアミン、トリエチルアミン、トリ
    プロピルアミン、ベンジルアミンから選ばれる少なくと
    も一種のpH調整剤でpHが8〜11に調整されている
    ことを特徴とするはんだ付け用フラックス。
  3. 【請求項3】該pH調整剤には、n−ヘキシルアミンが
    添加されpHを8〜11に調整されていることを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載のはんだ付け用フラ
    ックス。
  4. 【請求項4】請求項1〜請求項3のいずれかに記載のは
    んだ付け用フラックスとはんだ粉末とからなることを特
    徴とするクリームはんだ。
JP5341896A 1996-03-11 1996-03-11 はんだ付け用フラックスおよびそれを用いたクリームはんだ Pending JPH09239585A (ja)

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