JPH051850B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH051850B2 JPH051850B2 JP60189026A JP18902685A JPH051850B2 JP H051850 B2 JPH051850 B2 JP H051850B2 JP 60189026 A JP60189026 A JP 60189026A JP 18902685 A JP18902685 A JP 18902685A JP H051850 B2 JPH051850 B2 JP H051850B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- pile
- cast
- tip
- reinforced concrete
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 11
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Landscapes
- Piles And Underground Anchors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は現場打ち鉄筋補強コンクリート杭あ
るいは鋼管補強コンクリートと既製鉄筋コンクリ
ート杭との合成に係る大径の複合杭の造成工法に
関するものである。
るいは鋼管補強コンクリートと既製鉄筋コンクリ
ート杭との合成に係る大径の複合杭の造成工法に
関するものである。
低振動、低騒音の基礎杭埋設工法としてプレボ
ーリング孔の底部を拡大し、その孔内にセメント
ミルクを注入し、土砂と攪拌してえられるソイル
コンクリート中に既製杭を挿入し、硬化したソイ
ルコンクリートによつて既製杭を支持させる方法
が実用化されている。ところでこの工法も先端地
盤改良にとどまり従来の既製杭の打込工法よりも
所定の低減した支持力しか認められない現状にあ
る。その理由として拡底して球根としてあつても
鉄筋による補強構造でないこと球根と既製杭との
一体化が充分でないこと等が一因となつている。
ーリング孔の底部を拡大し、その孔内にセメント
ミルクを注入し、土砂と攪拌してえられるソイル
コンクリート中に既製杭を挿入し、硬化したソイ
ルコンクリートによつて既製杭を支持させる方法
が実用化されている。ところでこの工法も先端地
盤改良にとどまり従来の既製杭の打込工法よりも
所定の低減した支持力しか認められない現状にあ
る。その理由として拡底して球根としてあつても
鉄筋による補強構造でないこと球根と既製杭との
一体化が充分でないこと等が一因となつている。
出願人は前期問題点を解消しうる発明として特
願昭53−102435号（特開昭55−30040）に示す方
法を既に開発した。この発明はその発明をさらに
発展改良させて、杭としての支持力向上を図つた
ものである。
願昭53−102435号（特開昭55−30040）に示す方
法を既に開発した。この発明はその発明をさらに
発展改良させて、杭としての支持力向上を図つた
ものである。
発明の要旨とする構成は特許請求の範囲の欄に
記載の通りであり、特にその主要部とするところ
は拡底したプレボーリング孔内に現場打ちコンク
リートを打設し、次いで前記コンクリートの未硬
化の内に補強鉄筋を先端部外周に付設した既製鉄
筋コンクリート杭または先端鋼管外周に補強鉄筋
を付設した既製鉄筋コンクリート杭をコンクリー
ト中に挿入定着させて一体化することによつて複
合杭を造成するものであり、現場打ちコンクリー
ト部分に鉄筋篭、鋼管等の補強筋を埋設すること
により、既製杭より大径とされた現場打ちコンク
リート杭に耐力を期待し、延いては杭全体の支持
力を向上させたものである。
記載の通りであり、特にその主要部とするところ
は拡底したプレボーリング孔内に現場打ちコンク
リートを打設し、次いで前記コンクリートの未硬
化の内に補強鉄筋を先端部外周に付設した既製鉄
筋コンクリート杭または先端鋼管外周に補強鉄筋
を付設した既製鉄筋コンクリート杭をコンクリー
ト中に挿入定着させて一体化することによつて複
合杭を造成するものであり、現場打ちコンクリー
ト部分に鉄筋篭、鋼管等の補強筋を埋設すること
により、既製杭より大径とされた現場打ちコンク
リート杭に耐力を期待し、延いては杭全体の支持
力を向上させたものである。
先ず泥水工法を使用する掘削機によつてプレボ
ーリング孔１を掘削し、掘削機の拡翼ビツトによ
つて先端部を拡底孔２とする。その一例が第１図
に示す通りであり、プレボーリング孔の断面積Ａ
に対し、拡底孔断面積は２Ａであり、深さは４〜
５Ｄ以上とする。
ーリング孔１を掘削し、掘削機の拡翼ビツトによ
つて先端部を拡底孔２とする。その一例が第１図
に示す通りであり、プレボーリング孔の断面積Ａ
に対し、拡底孔断面積は２Ａであり、深さは４〜
５Ｄ以上とする。
次いで拡底孔２内に現場打ちコンクリート３を
充填する。第２図に示す既製鉄筋コンクリート杭
Ｐの先端部外周には４Ｄ以上の長さに相当する補
強鉄筋篭４を付設しておく、この補強鉄筋篭４と
しては短冊状の帯鉄板をもつて形成し、それらの
外周にはスパイラル鉄筋５を工場で溶接してお
く。
充填する。第２図に示す既製鉄筋コンクリート杭
Ｐの先端部外周には４Ｄ以上の長さに相当する補
強鉄筋篭４を付設しておく、この補強鉄筋篭４と
しては短冊状の帯鉄板をもつて形成し、それらの
外周にはスパイラル鉄筋５を工場で溶接してお
く。
他の発明として既製鉄筋コンクリート杭Ｐの先
端部に４Ｄ以上の長さの鋼管６を溶接して接続
し、その外周にはスパイラル鉄筋５を工場で溶接
して付設しておく。なお鋼管６には内外コンクリ
ートを連通させる透孔を形成しておくとか、鋼管
６を凹凸状に形成してコンクリートとの付着力を
増大させることができる。
端部に４Ｄ以上の長さの鋼管６を溶接して接続
し、その外周にはスパイラル鉄筋５を工場で溶接
して付設しておく。なお鋼管６には内外コンクリ
ートを連通させる透孔を形成しておくとか、鋼管
６を凹凸状に形成してコンクリートとの付着力を
増大させることができる。
以上の杭Ｐをプレボーリング孔１内に挿入し、
その先端部を未硬化の内の現場打ちコンクリート
３中に挿入する。
その先端部を未硬化の内の現場打ちコンクリート
３中に挿入する。
その際必要に応じて棒状バイブレーターを杭先
端部付近まで降下させて振動させ、杭Ｐと周辺コ
ンクリートとの付着の向上を図ることもある。
端部付近まで降下させて振動させ、杭Ｐと周辺コ
ンクリートとの付着の向上を図ることもある。
なお現場打ちコンクリート３の上部にセメント
ミルクを注入しておくとプレボーリング孔１と杭
Ｐの周辺に充填される。
ミルクを注入しておくとプレボーリング孔１と杭
Ｐの周辺に充填される。
この発明は以上の構成からなり、既製鉄筋コン
クリート杭の先端部外周に補強鉄筋篭を付設し、
あるいは既製鉄筋コンリクート杭の先端に補強鉄
筋を付設した鋼管を付設し、プレボーリング孔の
拡底部に打設した未硬化のコンクリート中に挿入
することにより、既製杭の下部に、所要の鉄筋
比、例えば0.4％以上鉄筋比を有する大径の現場
打ち補強コンクリート杭が造成されているので従
来のセメントミルク根固工法よりも大きい支持力
が期待できる。
クリート杭の先端部外周に補強鉄筋篭を付設し、
あるいは既製鉄筋コンリクート杭の先端に補強鉄
筋を付設した鋼管を付設し、プレボーリング孔の
拡底部に打設した未硬化のコンクリート中に挿入
することにより、既製杭の下部に、所要の鉄筋
比、例えば0.4％以上鉄筋比を有する大径の現場
打ち補強コンクリート杭が造成されているので従
来のセメントミルク根固工法よりも大きい支持力
が期待できる。
第１図はプレボーリング孔の断面図、第２図、
第３図は施工完了状態の断面図、第４図、第５図
は杭先端部の詳細図で、一部断面図である。 １……プレボーリング孔、２……拡底孔、３…
…現場打ちコンクリート、Ｐ……杭、４……補強
鉄筋篭、５……スパイラル鉄筋、６……鋼管。
第３図は施工完了状態の断面図、第４図、第５図
は杭先端部の詳細図で、一部断面図である。 １……プレボーリング孔、２……拡底孔、３…
…現場打ちコンクリート、Ｐ……杭、４……補強
鉄筋篭、５……スパイラル鉄筋、６……鋼管。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 先端部を拡底したプレボーリング孔を形成
し、次いで、前記プレボーリング孔の先端拡底部
に現場打ちコンクリートを打設し、次いで前記コ
ンクリートの未硬化の内に補強鉄筋篭を先端部外
周に付設した既製鉄筋コンクリート杭を前記コン
クリート中に挿入定着させて一体化することによ
り大径の現場打ち補強鉄筋コンクリート杭とする
ことを特徴とする複合杭の造成工法。 ２ 先端部を拡底したプレボーリング孔を形成
し、次いで、前記プレボーリング孔の先端拡大部
に現場打ちコンクリートを打設し、次いで前記コ
ンクリートの未硬化の内に補強筋を外周に付設し
た鋼管を先端部に設けた既製鉄筋コンクリート杭
を前記コンクリート中に挿入定着させて一体化す
ることにより大径の現場打ち鋼管補強コンクリー
ト杭とすることを特徴とする複合杭の造成工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18902685A JPS6250516A (ja) | 1985-08-28 | 1985-08-28 | 複合杭の造成工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18902685A JPS6250516A (ja) | 1985-08-28 | 1985-08-28 | 複合杭の造成工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6250516A JPS6250516A (ja) | 1987-03-05 |
| JPH051850B2 true JPH051850B2 (ja) | 1993-01-11 |
Family
ID=16234053
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18902685A Granted JPS6250516A (ja) | 1985-08-28 | 1985-08-28 | 複合杭の造成工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6250516A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0617579B2 (ja) * | 1987-09-18 | 1994-03-09 | 日本鋼管株式会社 | ソイルセメント合成杭 |
| JPH01312120A (ja) * | 1988-06-13 | 1989-12-15 | Mitani Sekisan Co Ltd | 埋込み杭工法および杭体 |
| JP5499335B2 (ja) * | 2001-03-29 | 2014-05-21 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 鋼管杭およびその鋼管杭を用いた支持構造と施工方法 |
| JP4853132B2 (ja) * | 2001-03-29 | 2012-01-11 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 基礎杭の施工方法 |
| KR20060042370A (ko) * | 2004-11-09 | 2006-05-12 | 송기용 | 충진재를 보강한 헤드확장형 파일 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5530040A (en) * | 1978-08-23 | 1980-03-03 | Kajima Corp | Working for foundation pile |
-
1985
- 1985-08-28 JP JP18902685A patent/JPS6250516A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5530040A (en) * | 1978-08-23 | 1980-03-03 | Kajima Corp | Working for foundation pile |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6250516A (ja) | 1987-03-05 |
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